JPH053129A - 極細線の孔通し方法 - Google Patents

極細線の孔通し方法

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JPH053129A
JPH053129A JP15295291A JP15295291A JPH053129A JP H053129 A JPH053129 A JP H053129A JP 15295291 A JP15295291 A JP 15295291A JP 15295291 A JP15295291 A JP 15295291A JP H053129 A JPH053129 A JP H053129A
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JP
Japan
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terminal wire
jig
wire
leader wire
terminal
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JP15295291A
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English (en)
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Kazue Hashimoto
和重 橋本
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】端末処理の施されていない極細線において、端
末先端部を把持し正確に微小孔に孔通しする方法を提供
する。 【構成】トラッキングミラー駆動部(コイル側)固定用
治具8と端末線位置決め治具9と端末線把持治具11
と、端末線ホルダ12と端末線ホルダ把持用ハンド13
とからなり、トラッキングミラー駆動部(コイル側)2
をトラッキングミラー駆動部(コイル側)固定用治具8
に設置した状態で、端末線位置決め治具9、端末線把持
治具11、端末線ホルダ把持用ハンド13を用い、端末
線ホルダを受け渡しながら端末線のトラッキングミラー
駆動部(ハウジング側)2内に設けられた孔20に端末
線10を孔通しする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク装置光ヘッ
ド部トラッキングミラー駆動用コイルに係り、特に、端
末処理の施されていない極細線であるコイル端末線の微
小孔への自動孔通し方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のエレメカ製品では、その小形軽量
化に伴って使用する部品も小形化の傾向にある。VT
R、磁気ディスク装置あるいは光ディスク装置等も同様
の傾向にあり、そのヘッド部では検出部あるいはヘッド
部駆動用に小形化したコイルが使用されている。そし
て、これらのコイルのほとんどは約φ0.1mmもの極細
線が使用されている。
【0003】これらコイルの巻線作業は入手作業が難し
いこともあって、早期に自動化を推進されていった。し
かし、巻線後のコイルの端末線処理は、線材自体が極細
線であることもあって柔軟であるため、再度端部位置を
検出するのが難しいので一度端末線を開放した後の作業
の自動化は非常に難しく従来も自動化例はほとんどな
い。このため、量産化が図られて完全自動化が推進され
ているVTR等では巻線した直後把持している線の端末
部を、直接所定端子に半田付け固定して自動化を図る方
式をとっていた。光ディスク装置でも同様の方式を採用
すれば自動化が容易になるのであるが、需要が少量であ
ることもあって端末処理のされないコイル自体を外部メ
ーカより購入して使用している。光ディスク装置光ヘッ
ド部トラッキングミラー駆動用コイルでは端部の開放さ
れたコイル端末線を微小孔へ通す作業が必要であり、こ
の理由より入手作業に依存していた。ただし、わずかに
ある端末処理の施されていないコイル端末線における微
小孔への自動孔通し方法の従来例として、特開昭59−
67857号公報がある。
【0004】本実施例は、線材がφ1mm程度と、柔軟性
がありφ0.05mmのものに比較して剛性は高いため端
末線先端部を挟持可能なことを前提として、その先端部
をチューブの微小孔に誘導し、端末線の先端部から根元
部までを、チューブと同期しながら動かして挿入する。
【0005】しかし、φ0.05mmの線材にいたっては
その柔軟性が更に大きくなるため、先端部位置をある許
容範囲内におさめておくことができず端末線の先端部を
把持することができないため、微小孔に挿入することが
難しい問題があった。
【0006】また、挿入する段階で端末線の腰が弱いた
め微小孔に押し入れることはできても微小孔の側面にた
またまあった微小のきずなどに引掛っかると途中で折れ
曲って、正確に孔通しをすることが難しいという問題も
あった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来技術によれば、端
末線先端部を把持できることを前提としているため把持
できない場合、挿入ができない問題があった。
【0008】又、線材の剛性が非常に低いことにより完
全に孔通しすることが難しい問題もあった。
【0009】本発明の目的は端末処理の施されていない
極細線において、端末線先端部を把持し正確に微小孔に
孔通しする方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、トラッキングミラー駆動部(コイル側)固定用治具
と端末線位置決め治具と端末線把持治具と端末線ホルダ
と端末線ホルダ把持用ハンドとから成り、トラッキング
ミラー駆動部(コイル側)をトラッキングミラー駆動部
(コイル側)固定用治具に設置した状態で、端末線位置
決め治具、端末線把持治具、端末線ゴルダ把持用ハンド
を用いることで、端末線ホルダを受け渡しながら端末線
のトラッキングミラー駆動部(ハウジング側)内に設け
られた孔に端末線を孔通しする孔通し方法。
【0011】
【作用】対象部品であるトラッキングミラー駆動部(コ
イル側)は、パレットであるトラッキングミラー駆動部
(コイル側)固定用治具上に設置された状態で作業され
る。
【0012】トラッキングミラー駆動部(コイル側)内
コイルの端末線は、トラッキングミラー駆動部(コイル
側)固定治具に設けられたアームの端末線引掛け溝にあ
らかじめ引掛けられている。
【0013】コイル端末線の位置決め、把持を行うため
端末線位置決め治具を用い、端末線位置決めを行う。端
末線の位置決めを行った後端末線の根元付近にて端末線
把持治具により端末線の把持を行う。
【0014】端末線の把持を行った状態で端末線ホルダ
に端末線を収納し、端末線が孔への挿入の際折れ曲がる
ことのない様にカバーしてやる。
【0015】端末線を端末線ホルダ内に収納した状態
で、孔への挿入を行い、挿入した後、端末線ホルダを通
した孔の挿入側と反対の方向から端末線ホルダを引き抜
く方式とする。
【0016】この際端末線ホルダは、孔径より若干小さ
な外径の円筒(ただし端末線を側面より挿入できる様に
側面に割りが入っている)のため、反対側より引き抜き
が可能となっている。
【0017】以上の方式を用いることで、端末処理の施
されていない極細線であるコイル端末線を微小孔である
トラッキングミラー駆動部(ハウジング側)に設けられ
た孔へ正確に孔通しすることが可能となる。
【0018】
【実施例】端末処理の施されていない極細線の微小孔へ
の孔通し方法を、図1から図4を用いて説明する。
【0019】本発明の一実施例である光ディスク装置ト
ラッキングコイル駆動部のコイル端末線10の、微小孔
であるトラッキングコイル駆動部(ハウジング部)2に
設けられた孔20への孔通し方法を図1、図2に示す。
【0020】まず、光ディスク装置トラッキングコイル
駆動部について説明する。光ディスク装置は光ディスク
上に描かれた情報信号パターンを光ディスク装置内光ヘ
ッド部で読み、あるいは光ディスク上に情報信号パター
ンを書き込む記憶媒体である。
【0021】光学手段により読み書きを行う方式のた
め、正確に読み書きが可能なように焦点合わせ、あるい
は、若干のトラッキング位置補正を行う必要があり、こ
れを部内で行っている。
【0022】中でも、トラッキング位置補正を行うため
に光学系の光路調整を行う部分がトラッキングミラー駆
動部である。電流を加えると磁界内に支えられたトラッ
キングコイルに振れ力が発生し、これによりコイル内に
接着されたミラーが揺動し、光路調整が可能となる。
【0023】図2はトラッキングミラー駆動部の斜視図
を示す。
【0024】トラッキングミラー駆動部は、図2のよう
にコイル側1とハイジング側2とから構成されている。
【0025】ミラー7とコイルホルダ5より成るコイル
側1と、ハウジング5と十字ばね4とから成るハウジン
グ側2との連結は、ハウジング5と十字ばね先端部4′
とを十字ばね固定用ねじ6を介し行っている。
【0026】今、コイル5′に外部より電流を印加する
と外部磁界の影響を受け、十字ばねのたわみ方向(図中
矢印方向)に揺動が可能となり、ミラーの光路調整が可
能となる。現状のトラッキングミラー駆動部の組立は、
図3に基づいて行っている。
【0027】図3は、現状の極細線であるコイル端末線
のハウジング3内孔20への孔通し方法を説明したもの
である。
【0028】端末処理が施されないで開放された状態の
コイル端末線10は図4の様にところどころの湾曲を含
みながら放置された状態となっている。
【0029】現状は熟練作業者がピンセット8により、
目を通して端末線10端部の位置を認識し把持して、孔
20に挿入し孔通しを行う。
【0030】孔20は、加工面がさほど良くないため、
途中傷があると、極細線である端末線は剛性がなく柔軟
なため腰が折れ曲がってしまい孔通しができない場合も
ある。このため孔通し作業は非常に手間のかかる作業と
なっていた。
【0031】本発明の実施例は上記問題を解決するため
極細線である端末線の把持及び孔通しを容易に行える様
な方法を提供するものである。
【0032】本発明の実施例は、上記目的を果たすた
め、トラッキングミラー駆動部(コイル側)固定用治具
8と端末線位置決め治具9と端末線ホルダ12と端末線
ホルダ把持用ハンド13とからなる。
【0033】本発明の実施例を図1、図2に示す。
【0034】あらかじめトラッキングミラー駆動部は図
5に示すように、トラッキングミラー駆動部(コイル
側)1をトラッキングミラー駆動部(コイル側)固定用
治具8に設置された状態にしておく、更に、コイル端末
線10はトラッキングミラー駆動部(コイル側)固定用
治具内アーム8内端末線引掛っけ溝に引掛っけられた状
態になっている。この状態で、端末線位置決め治具9
が、図5内の破線に示すように、矢印A方向に動くこと
で端末線の位置決めが可能となる。
【0035】図1(a)は位置決めが可能となった状態を
示す。コイル端末線10はコイル5との根元の垂直線上
に起立された状態になる。
【0036】次に、端末線把持治具11a,bが矢印B
及びB′の動作により同時に位置決めされたコイル端末
線10の根元の部分を把持する。これを図1(b)に示
す。
【0037】この後、端末線位置決め治具9はその役割
をおえて退避する。
【0038】次に、図1(c)のように、端末線把持治具
11aを、矢印Dの方向に動かし11bを固定した状態
で引き上げ、端末線ホルダ12が挿入しやすい箇所を作
るってやる。
【0039】端末線ホルダ12はあらかじめ端末線ホル
ダ把持用ハンド13内に割り溝がそろった状態でセット
されていて、端末線10を収納可能なようになってい
る。
【0040】この状態で端末線ホルダ把持用ハンド13
を端末線10に近づけて収納した図が図1(d)である。
収納後、矢印Gの方向に、ハンド13を閉じB矢視の様
に端末線ホルダを閉じ端末線10がはみ出ることのない
ようにしている。
【0041】この状態から、十字ばね押え治具14を動
かし矢印I方向へ閉じることで十字ばね4を挿入可能な
様につぼめ、トラッキングミラー動部(ハウジング側)
2を矢印Jの方向に動かして挿入する。
【0042】この時、端末線10端末線ホルダ12によ
り保護された状態であるため孔通しが可能となる。
【0043】この状態を示したのが図1(e)である。
【0044】さらに、端末線ホルダ抜取り治具15を引
き抜いてやることで以上により端末線10をハウジング
2に設けられた孔20に挿入することができる。
【0045】これを図2(a)に示す。
【0046】次に、各治具を矢印M及びM′の方向に退
避させてやることで端末線10の孔20への孔通しが完
了する。
【0047】以上の方式を用いることで、端末処理の施
されていない極細線であるコイル端末線を微小孔である
トラッキングミラー駆動部(ハウジング側)に設けられ
た孔への正確な孔通しが可能となる。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、端末処理の施されてい
ない極細線の微小孔への孔通しの自動化が可能となり、
従来熟練作業者により行われてきた入手作業の効率の向
上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の位置実施例である極細線の孔通し方法
説明図、
【図2】本発明の位置実施例である極細線の孔通し方法
説明図、
【図3】トラッキングミラー駆動部の斜視図、
【図4】現状の極細線の孔通し方法の説明図、
【図5】トラッキングミラー駆動部固定用治具の斜視
図。
【符号の説明】
1……トラッキングミラー駆動部(コイル側)、 2…… 〃 (ハウジング側)、 3……ハウジング、4……十字ばね材、4´……十字ば
ね先端、 5……コイルホルダ、6……十字ばね固定用、7……ミ
ラー、 8……トラッキングミラー駆動部固定用治具、9……端
末線位置決め治具、 10……端末線、11a……端末線把持治具(端部
側)、 11b……端末線把持治具(固定側)、12……端末線
ホルダ、 13……端末線ホルダ把持用バンド、14……十字ばね
押え治具。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】極細線である端末線の根元部固定用治具
    と、端末線位置決め治具と、端末線把持治具と、端末線
    ホルダと、端末線ホルダ抜取り用治具と、端末線ホルダ
    把持用ハンドとを含み、端末線根元部を前記端末線の前
    記根元部固定用治具に設置した状態で、前記端末線位置
    決め治具、前記端末線把持治具、前記端末線ホルダ抜取
    り用治具と、前記端末線ホルダ把持用ハンドを用い、端
    末線ホルダを受け渡しながらブロックに設けられた孔に
    端末線を孔通しすることを特徴とする極細線の孔通し方
    法。
JP15295291A 1991-06-25 1991-06-25 極細線の孔通し方法 Pending JPH053129A (ja)

Priority Applications (1)

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JP15295291A JPH053129A (ja) 1991-06-25 1991-06-25 極細線の孔通し方法

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JPH053129A true JPH053129A (ja) 1993-01-08

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ID=15551751

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JP15295291A Pending JPH053129A (ja) 1991-06-25 1991-06-25 極細線の孔通し方法

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JP (1) JPH053129A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7748540B2 (en) 2002-12-26 2010-07-06 Ricoh Company, Ltd. Pallet packing tool

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7748540B2 (en) 2002-12-26 2010-07-06 Ricoh Company, Ltd. Pallet packing tool

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