JPH0531253Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0531253Y2 JPH0531253Y2 JP5861487U JP5861487U JPH0531253Y2 JP H0531253 Y2 JPH0531253 Y2 JP H0531253Y2 JP 5861487 U JP5861487 U JP 5861487U JP 5861487 U JP5861487 U JP 5861487U JP H0531253 Y2 JPH0531253 Y2 JP H0531253Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- injection timing
- load
- detector
- engine
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 31
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 31
- 230000002000 scavenging effect Effects 0.000 claims description 18
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 13
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 8
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 8
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012806 monitoring device Methods 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
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Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、内燃機関の筒内最高圧力検出装置に
関する。
関する。
可変ノズル面積の過給機及び可変噴射タイミン
グ噴射ポンプを有する機関においては、筒内最高
圧力を把握することが重要である。その一つとし
て、例えば特願昭59−206181に筒内最高圧力検出
器が提案されている。該出願においては筒内最高
圧力、軸トルク及び掃気圧力検出値をコンピユー
タ処理して、過給機のノズル面積を適正値に制御
して燃料消費率を最低にする方法が示されてい
る。
グ噴射ポンプを有する機関においては、筒内最高
圧力を把握することが重要である。その一つとし
て、例えば特願昭59−206181に筒内最高圧力検出
器が提案されている。該出願においては筒内最高
圧力、軸トルク及び掃気圧力検出値をコンピユー
タ処理して、過給機のノズル面積を適正値に制御
して燃料消費率を最低にする方法が示されてい
る。
かかる従来装置においては、筒内のガス圧力及
びガス温度が高いので、最高圧力検出器の検出部
が必然的に高温でかつ高圧を受けるため、その耐
久性が十分でなく、かつ寿命が短かいうえ、検出
部の温度が変化するため十分な計測精度が得られ
ないという問題点があつた。
びガス温度が高いので、最高圧力検出器の検出部
が必然的に高温でかつ高圧を受けるため、その耐
久性が十分でなく、かつ寿命が短かいうえ、検出
部の温度が変化するため十分な計測精度が得られ
ないという問題点があつた。
本考案の目的は、前記従来装置の問題点を解消
し、計測機器の耐久性を確保して十分な寿命を維
持すると共に、精度的にも満足できる筒内最高圧
力検出装置を提供するにある。
し、計測機器の耐久性を確保して十分な寿命を維
持すると共に、精度的にも満足できる筒内最高圧
力検出装置を提供するにある。
本考案に係る筒内最高圧力検出装置は、掃気圧
検出器と、機関負荷検出器と、噴射タイミング検
出器と、負荷及び噴射タイミングと付加圧力との
関係が設定された記憶器と、前記検出器よりの検
出信号と記憶器の付加圧力とを入力して演算を行
なう演算器とは有してなり、掃気圧検出器よりの
出力信号に基づいて演算した圧縮圧力の算出値
と、実験によりあらかじめ求められた記憶器に設
定された付加圧力を機関負荷及び噴射タイミング
の検出値に対応させて選出し、前記算出圧縮圧力
に該付加圧力を加算して筒内最高圧力を求めるよ
うにしたことを特徴としている。
検出器と、機関負荷検出器と、噴射タイミング検
出器と、負荷及び噴射タイミングと付加圧力との
関係が設定された記憶器と、前記検出器よりの検
出信号と記憶器の付加圧力とを入力して演算を行
なう演算器とは有してなり、掃気圧検出器よりの
出力信号に基づいて演算した圧縮圧力の算出値
と、実験によりあらかじめ求められた記憶器に設
定された付加圧力を機関負荷及び噴射タイミング
の検出値に対応させて選出し、前記算出圧縮圧力
に該付加圧力を加算して筒内最高圧力を求めるよ
うにしたことを特徴としている。
本考案の筒内最高圧力検出装置は、充分な耐久
性を有し、かつ精度の高い掃気圧力と、機関負荷
及び噴射タイミングの検出器を利用して筒内最高
圧力を求めることができるので、従来装置のよう
な短寿命の筒内最高圧力検出器に代えて、種々の
監視装置や制御装置に利用できる。
性を有し、かつ精度の高い掃気圧力と、機関負荷
及び噴射タイミングの検出器を利用して筒内最高
圧力を求めることができるので、従来装置のよう
な短寿命の筒内最高圧力検出器に代えて、種々の
監視装置や制御装置に利用できる。
以下第１〜３図を参照して、本考案の一実施例
について説明する。第１図は同装置のブロツク図
である。図において１は可変ノズル面積過給機及
び可変噴射タイミング噴射ポンプを有するエンジ
ン、２は負荷検出器、３は掃気圧検出器、４は噴
射タイミング検出器、１００はコンピユータであ
る。該コンピユータ１００はアナログ→デジタル
変換器１０２〜１０４、デジタル→アナログ変換
器１０１、筒内圧力の演算器１０５、記憶器１０
６から構成されている。
について説明する。第１図は同装置のブロツク図
である。図において１は可変ノズル面積過給機及
び可変噴射タイミング噴射ポンプを有するエンジ
ン、２は負荷検出器、３は掃気圧検出器、４は噴
射タイミング検出器、１００はコンピユータであ
る。該コンピユータ１００はアナログ→デジタル
変換器１０２〜１０４、デジタル→アナログ変換
器１０１、筒内圧力の演算器１０５、記憶器１０
６から構成されている。
次に前記実施例の作用について説明する。
負荷検出器２は機関運転状態量のうちポンプラ
ツク、回転数及び機関出力等で代用される負荷
を、掃気圧検出器３は同じく掃気圧力を、また噴
射タイミング検出器４は同じく可変噴射タイミン
グ噴射ポンプの燃料噴射タイミングを検出する。
各種検出値はコンピユータ１００内でアナログ値
に変換される。演算器１０５は掃気圧力Psから
次の(1)式により筒内圧縮圧力Pcを理論的に算出
すると共に、検出した機関負荷Ｌ及び噴射タイミ
ングθに対応した付加圧力ΔPを記憶器１０６か
ら選出し、次の(2)式により筒内最高圧力Pmaxを
求める。
ツク、回転数及び機関出力等で代用される負荷
を、掃気圧検出器３は同じく掃気圧力を、また噴
射タイミング検出器４は同じく可変噴射タイミン
グ噴射ポンプの燃料噴射タイミングを検出する。
各種検出値はコンピユータ１００内でアナログ値
に変換される。演算器１０５は掃気圧力Psから
次の(1)式により筒内圧縮圧力Pcを理論的に算出
すると共に、検出した機関負荷Ｌ及び噴射タイミ
ングθに対応した付加圧力ΔPを記憶器１０６か
ら選出し、次の(2)式により筒内最高圧力Pmaxを
求める。
即ち Pc＝PsεK …(1)
Pmax＝Pc＋ΔP …(2)
なおここで、ε，Ｋは機関の状態によつて決つ
ている圧縮比、圧縮指数であり記憶器１０６は実
機運転データ等の実験結果から第３図に示す関係
を内蔵している。
ている圧縮比、圧縮指数であり記憶器１０６は実
機運転データ等の実験結果から第３図に示す関係
を内蔵している。
前記コンピユータ１００における筒内最高圧力
Pmaxの算出方法をさらに詳しく説明すると、 掃気圧検出器３にて検出された掃気圧力Ps
に基づき、演算器１０５にて前記(1)式により圧
縮圧力Pcを算出する。
Pmaxの算出方法をさらに詳しく説明すると、 掃気圧検出器３にて検出された掃気圧力Ps
に基づき、演算器１０５にて前記(1)式により圧
縮圧力Pcを算出する。
記憶器１０６においては、機関の運転データ
等の実験データに基づいた前記付加圧力ΔPと
負荷Ｌ及び噴射タイミングθの関係 ΔP＝ｆ（Ｌ，θ） が第３図に示すように設定され、記憶されてい
る。
等の実験データに基づいた前記付加圧力ΔPと
負荷Ｌ及び噴射タイミングθの関係 ΔP＝ｆ（Ｌ，θ） が第３図に示すように設定され、記憶されてい
る。
負荷検出器２からの機関の負荷Ｌの検出値及
び噴射タイミング検出器４からの噴射タイミン
グθの検出値がアナログ→デジタル変換器１０
２，１０４を経て演算器１０５に入力される。
び噴射タイミング検出器４からの噴射タイミン
グθの検出値がアナログ→デジタル変換器１０
２，１０４を経て演算器１０５に入力される。
(4) 該演算器１０５においては、前記負荷Ｌ及び
噴射タイミングθの検出値に相当する付加圧力
ΔPを第３図の設定データより選択し、前記(2)
式により筒内最高圧力Pmaxを算出する。
噴射タイミングθの検出値に相当する付加圧力
ΔPを第３図の設定データより選択し、前記(2)
式により筒内最高圧力Pmaxを算出する。
本装置は可変ノズル面積過給機及び可変タイミ
ング噴射ポンプを有しない機関にも適用できる。
又アナログコンピユータを利用する場合にも適用
できる。このときは変換器１０１〜１０４は不要
である。
ング噴射ポンプを有しない機関にも適用できる。
又アナログコンピユータを利用する場合にも適用
できる。このときは変換器１０１〜１０４は不要
である。
本考案は以上のように構成されているので、従
来のもののように、高温・高圧下での検出手段の
使用を必要とせず、機関の負荷、掃気圧力、噴射
タイミングの検出という高温・高圧下での使用を
要しない検出手段による検出値を使用するのみ
で、かつ、運転データを蓄積した付加圧力を導入
することにより筒内最高圧力を高い精度で以つて
算出することができる。
来のもののように、高温・高圧下での検出手段の
使用を必要とせず、機関の負荷、掃気圧力、噴射
タイミングの検出という高温・高圧下での使用を
要しない検出手段による検出値を使用するのみ
で、かつ、運転データを蓄積した付加圧力を導入
することにより筒内最高圧力を高い精度で以つて
算出することができる。
第１図は本考案による筒内最高圧力検出装置を
示すブロツク図、第２図は可変ノズル面積過給機
を有する機関の負荷Ｌ、ノズル面積Ａと掃気圧力
Psの関係を示す線図、第３図は可変噴射タイミ
ング燃料噴射ポンプを有する機関の負荷Ｌ、噴射
タイミングθと付加圧力ΔPの間の実験結果を示
す線図である。 １……エンジン、２……負荷検出器、３……掃
気圧検出器、４……噴射タイミング検出器、１０
０……コンピユータ、１０５……演算器、１０６
……記憶器、Ps……掃気圧力、Ｌ……機関負荷、
θ……噴射タイミング、ΔP……付加圧力。
示すブロツク図、第２図は可変ノズル面積過給機
を有する機関の負荷Ｌ、ノズル面積Ａと掃気圧力
Psの関係を示す線図、第３図は可変噴射タイミ
ング燃料噴射ポンプを有する機関の負荷Ｌ、噴射
タイミングθと付加圧力ΔPの間の実験結果を示
す線図である。 １……エンジン、２……負荷検出器、３……掃
気圧検出器、４……噴射タイミング検出器、１０
０……コンピユータ、１０５……演算器、１０６
……記憶器、Ps……掃気圧力、Ｌ……機関負荷、
θ……噴射タイミング、ΔP……付加圧力。
Claims (1)
- 機関の負荷を検出する負荷検出器と、機関の掃
気圧力を検出する掃気圧検出器と、燃料噴射ポン
プの噴射タイミングを検出する噴射タイミング検
出器と、前記負荷及び噴射タイミングに適応する
付加圧力が機関の実験データ等に基づいて設定さ
れた記憶器と、前記負荷、掃気圧力及び噴射タイ
ミングの検出信号が入力され、前記掃気圧力の検
出値より圧縮圧力を演算し、前記負荷及び噴射タ
イミングの検出値に対応する付加圧力を前記記憶
器内の設定データから選出して前記圧縮圧力の算
出値に加算して筒内最高圧力を算出する演算器と
を備えたことを特徴とする筒内最高圧力検出装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5861487U JPH0531253Y2 (ja) | 1987-04-20 | 1987-04-20 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5861487U JPH0531253Y2 (ja) | 1987-04-20 | 1987-04-20 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63166648U JPS63166648U (ja) | 1988-10-31 |
| JPH0531253Y2 true JPH0531253Y2 (ja) | 1993-08-11 |
Family
ID=30889346
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5861487U Expired - Lifetime JPH0531253Y2 (ja) | 1987-04-20 | 1987-04-20 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0531253Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-04-20 JP JP5861487U patent/JPH0531253Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63166648U (ja) | 1988-10-31 |
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