JPH0530963U - 駐車場の集中監視システム - Google Patents

駐車場の集中監視システム

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JPH0530963U
JPH0530963U JP6710391U JP6710391U JPH0530963U JP H0530963 U JPH0530963 U JP H0530963U JP 6710391 U JP6710391 U JP 6710391U JP 6710391 U JP6710391 U JP 6710391U JP H0530963 U JPH0530963 U JP H0530963U
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JP
Japan
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parking lot
pallet
centralized monitoring
parking
storey
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Pending
Application number
JP6710391U
Other languages
English (en)
Inventor
清 赤松
Original Assignee
ヒユーマン・プランニング株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 駐車場の利用状況と人の侵入と故障等を確認
・検知すると共にこれに対応する各制御を、集中監視盤
によって行うこと目的とする。 【構成】 立体駐車場A等の利用に必要な警報とパレッ
トP等の駆動制御等とが、駐車場から離れた管理事務所
などの集中監視室内Bに設置された集中監視盤1によっ
て行われ、該集中監視盤1の表示部と操作部とが各駐車
場毎に別けられてパレットPと同配列に配設されてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、単体若しくは複数の立体駐車場内の集中監視と遠隔操作とを行う駐 車場の集中監視システムに関する。
【0002】
【従来技術】
近年の自動車数の急激な増加に伴う駐車場不足は、大都市のみならず地方にま で押し寄せてきており、大きな社会問題となっている。これに対応して数多くの 駐車場、特に立体駐車場が設置されるに至っている。
【0003】 立体駐車場は、自動車を搭載して自動昇降と水平移動を行うパレットが多段に 配設されており、駐車場の入出庫口近傍に設置された操作盤を操作することによ って各パレットが自動制御される構成となっており、これら各操作は駐車場に常 駐している管理人によって行われていた。そして、現在では、立体駐車場設備の 自動化はさらに進み、上記各操作を利用者自身で行う立体駐車場も出現するに至 っている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前述のようにパレットを制御する各操作を利用者自身で行うも のであると、駐車場の収容状況を確認することができず、また駐車場内で発生し た異常事態などに対して迅速に対応できない。また一か所で複数の駐車場を管理 することは困難である。
【0005】 本考案は斯かる事情に鑑みて提案されたものであり、駐車場に入出庫する車両 の通過と個々のパレット毎の駐車利用状況と人の侵入と故障等とを確認・検知す ると共にこれに対応する警報とパレット等の駆動制御との制御を、駐車場から離 れた管理事務所などの集中監視室内に設置された集中監視盤によって行うことの できる駐車場の集中監視システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために提案される本考案に係る駐車場の集中監視システ ムは、立体駐車場等の駐車場に入出庫する車両の通過と個々のパレット毎の駐車 利用状況と人の侵入と故障等とを確認・検知すると共にこれに対応する警報とパ レット等の駆動制御等とが、駐車場から離れた管理事務所などの集中監視室内に 設置された集中監視盤によって行われ、該集中監視盤の表示部と操作部とが各駐 車場毎に別けられてパレットと同配列に配設されてなることを特徴とする。
【0007】
【作用】
駐車場に入出庫する車両と、パレットの運転時等における人の侵入と、立体駐 車場内の機器の故障等の異常が検知されると、集中監視盤のランプが点灯したり ブザーが鳴動する。なお表示部と操作部は、駐車場の利用状況を明確にするため に駐車場毎またパレットと同配列に配設されており、異常時には集中監視盤の操 作ボタンなどを操作して、立体駐車場側に知らせることが可能となる。
【0008】
【実施例】
以下、添付図面を参照して本考案に係る駐車場の集中監視システムの一実施例 を詳述する。図1は、本考案に係る駐車場の集中監視システムの一実施例を示し たブロック図であり、図に示すように、本考案に係る駐車場の集中監視システム は、主に、パレットが多段に配設された立体駐車場に利用され、また単体の立体 駐車場のみならず複数の立体駐車場を一か所で監視して制御する場合にも利用さ れる。なお以下の実施例においては立体駐車場を中心に説明する。
【0009】 立体駐車場Aは、車両を搭載して自動昇降と自動水平移動とを行うパレットP が多段に配設されており、車両の入出庫を行う入出庫口近傍には立体駐車場Aの 利用操作に必要な操作盤2が備えられている。
【0010】 操作盤2の前面には、パレット番号あるいは個別のコード番号を入力するテン キー3が備えられており、該テンキー3を押して予め登録されたパレット番号を 指定すると、指定されたパレット番号が表示器5にデジタル表示される。続いて 運転ボタン4を押すと、パレットPが自動的に運転されて立体駐車場Aの入出庫 口に着地して入出庫口の扉が開放し車両のパレット搭載が可能となる。これら各 部は操作盤2に接続され、立体駐車場Aに備えられている制御装置25内のシー ケンサ(不図示)に接続されており、操作盤2からの各操作による電気信号がシ ーケンス制御されて各パレットPの自動運転と入出庫口の扉の開閉等が行われる 。なお6は機器の異常時に鳴動するブザーなどの警報手段、8は警報ランプであ り、これらは制御装置25を介して後述する集中監視盤1に接続されている。
【0011】 また立体駐車場Aの入出庫口には、光電スイッチあるいは赤外線センサーなど からなり、車両の出入りを検知する2方向性の第一検知手段S1、S2が平行に 備えられており、また各々のパレットP上部にも、パレットP上を斜めに横切る 指向性の光電スイッチあるいは赤外線センサーなどからなり、パレットP上に搭 載された車両を検知する第二検知手段S3が備えられており、これら各検知手段 による検知信号は前述のシーケンサに送られ、操作盤2内の各操作部と表示部を 制御すると共に、立体駐車場AのパレットPの運転を制御させることが可能とな る。
【0012】 このように構成された単体あるいは複数の立体駐車場Aの制御装置25には、 電気回線あるいは通信回線などの回線Lによって集中監視室B内に備えられた集 中監視盤1に接続され、前述の操作盤2の各操作と共に、後述する集中監視盤1 の各操作によって立体駐車場A内の監視と各操作を行なうことができる。なお集 中監視盤1から送られる電気信号は付設あるいは内装されたシーケンサ26によ って制御されて立体駐車場Aの制御装置2に送られる。
【0013】 図2は集中監視盤1のパネル面を示した一実施例であり、図1を参照して図2 の集中監視盤1の構成を詳述する。なお以下の説明において図1と同一箇所には 同一符号を付してある。集中監視盤1の操作パネル面1aには、点灯と点滅とを する多数の点灯押しボタンスイッチ16が立体駐車場Aに配列されたパレットP と同配列に、また各々の立体駐車場A毎に分けられて備えられており、これら各 々の点灯押しボタンスイッチ16は前記第二検知手段S3の検知信号、すなわち パレットPに車両が搭載されると点灯し、該点灯押しボタンスイッチ16の上面 には各々のパレット番号と同一のパレット番号を付してある。
【0014】 また同操作パネル面1aには、デジタル表示の表示部17が配設されており、 点灯押しボタンスイッチ16を押すことによって該表示部17にパレット番号が 表示される他、駐車台数が表示される。
【0015】 また同操作パネル面1aには、各パレットPなどで発生した故障等の異常を検 知する異常検知ランプ9と異常時などにブザー音を出力させるブザー20などの 警報手段が備えられており、パレットPの運転中に人が入るのを第一検知手段S 1、S2が検知したり、また後述する立体駐車場A内の各部の検知センサS4、 S5が設定時間内に作動しなかったり、異常検知センサS6が検知したときにこ れらが作動してパレットの運転を自動停止させ、また点灯押しボタンスイッチ1 6が点滅する。なお点滅している点灯押しボタンスイッチ16を押すと、その電 気信号によって故障箇所とその内容は上記表示部17に特定のコード化された数 値で表示される。
【0016】 なおこの他にも同操作パネル面1aには、異常が解消された時に点灯する操作 可ランプ10、パレットPが運転中であることを表示する運転ランプ11、入出 庫が可能であることを表示する入出庫可ランプ12等の表示部の他、パレットP の運転を開始させる運転ボタン13、入出庫口に着床したパレットPを指定され た元の位置に復帰させる復帰ボタン14、リセットキー15、非常停止ボタン1 9等の操作部とが備えられている
【0017】 図3は入出庫口に備えられた第一検知手段S1、S2による検知信号の一例を 示した図であり、図3の説明において図1と共通する箇所の説明には同一符号を 付してある。
【0018】 図3に示すように車両が入出庫口から立体駐車場A内に入る時には、車両自体 に前後長さがあるために、まず外側の第一検知手段S1が車両を検知し、この検 知信号が途切れないまま内側の第一検知手段S2が続いて車両を検知する。
【0019】 また車両が立体駐車場Aの入出庫口から出る時には、まず内側の第二検知手段 S2が車両を検知し、この検知信号が途切れないまま続いて外側の第一検知手段 S1が車両を検知する。
【0020】 これに対して例えばパレット1の運転中に人が侵入すると、第一検知手段と第 二検知手段とによる検知信号が一旦途切れるために、人が侵入したのが確認でき る。これら異なった各種の検知信号に基づいて車両の入出庫を確認することがで き、入出庫可ランプ12を点灯させたり、またパレットPの運転入に人が侵入し たときには異常検知ランプ9を点灯させてブザー20を鳴動させ、また非常停止 ボタン19を押してパレットPの運転を停止させたりすることが可能となる。
【0021】 図4はパレット付近の故障検知の一例を示した立体駐車場の部分正面図、図5 はコード化された故障内容の一例を表した図である。
【0022】 図4を参照して故障検知の一例を示すと、昇降及び横移動する各々のパレット Pは、指定された位置で停止することができるように、各停止位置毎に検知セン サS4、S5が備えられている。しかしこれら検知センサS4、S5は使用頻度 が多いために外れることが多く、また他の原因でパレットPが途中で停止したり 、パレットPを駆動させるモータ(不図示)が異常をきたしてパレットPが停止 する場合がある。このためにこれら各検知センサS4、S5に外れを検知するセ ンサS6等を設け、また各検知センサS4、S5やモータの故障などにより一定 時間パレットPが停止しない場合や運転されない場合には、この時間を読み取り 、自動的に各機器の駆動を停止させて前述の集中監視盤1の異常検知ランプ9を 点灯させてブザー20を鳴動させ、図5に示すようなコード化された故障内容を 集中監視盤1の表示器17に表示する。またこれと同時にパレットPの運転は自 動停止し、操作盤3の警報ランプ8も点滅させ、かつ操作盤2側のブザー6も鳴 動させ、警報ランプも点灯させる。
【0023】
【考案の効果】
以上において説明した本考案に係る駐車場の集中監視システムによれば、各立 体駐車場の収容状況の確認と立体駐車場内で発生する異常事態の検知及びその警 報と各部の制御とが、管理事務所内の集中監視盤で集中して行うことができるの で、人手の少ない安全な立体駐車場とすることができる。
【0024】 また集中監視盤に備えられている押しボタンスイッチが、各立体駐車場のパレ ットと同配列に並べられており、各パレットごとの利用状況と不適正な駐車とが この押しボタンスイッチの点灯ランプによって知ることができるので、明瞭に駐 車状況とその確認ができ、駐車場の管理上有益かつ便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る集中操作盤による駐車場の集中監
視システムの一実施例を示したブロック図である。
【図2】集中監視盤の正面図である。
【図3】入出庫口に備えられた第一検知手段による検知
信号の一例を示した図である。
【図4】パレット付近の故障検知の一例を示した立体駐
車場の部分正面図である。
【図5】コード化された故障内容の一例を表した図であ
る。
【符号の説明】
A 立体駐車場 B 集中制御室 P パレット 1 集中監視盤 2 操作盤 16 点灯押しボタンスイッチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 立体駐車場等の駐車場に入出庫する車両
    の通過と個々のパレット毎の駐車利用状況と人の侵入と
    故障等とを確認・検知すると共にこれらに対応する警報
    とパレット等の駆動制御等とが、駐車場から離れた管理
    事務所などの集中監視室内に設置された集中監視盤によ
    って行われ、該集中監視盤の表示部と操作部とが各駐車
    場毎に別けられてパレットと同配列に配設されてなる駐
    車場の集中監視システム。
JP6710391U 1991-08-23 1991-08-23 駐車場の集中監視システム Pending JPH0530963U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012244504A (ja) * 2011-05-23 2012-12-10 Hitachi Consumer Electronics Co Ltd 映像表示装置及び人感センサ部の故障判定方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6437661A (en) * 1987-08-04 1989-02-08 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Parking zone control system
JPH01140400A (ja) * 1987-11-27 1989-06-01 Hitachi Ltd 立体駐車場の出車方法およびその装置

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