JPH0530691A - ステータコア - Google Patents
ステータコアInfo
- Publication number
- JPH0530691A JPH0530691A JP20124191A JP20124191A JPH0530691A JP H0530691 A JPH0530691 A JP H0530691A JP 20124191 A JP20124191 A JP 20124191A JP 20124191 A JP20124191 A JP 20124191A JP H0530691 A JPH0530691 A JP H0530691A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- laminated
- cores
- laminated core
- projected
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 外周に複数のティース２を設け、ティース２
の外周に磁極部３を軸方向に突出するように折り曲げた
薄板鋼板からなるリング状の２枚の積層コア１を磁極部
３が互いに反対方向の軸方向に突出するように積層し、
積層コア１に中心に対して対称の位置で、かつ同一円周
上で等間隔に同一方向に突出する複数の突起部４と、そ
れぞれの突起部４に係合し得る係合穴５とを円周上で交
互に並ぶように設け、一方の積層コア１Ａの突起部４と
係合穴５とを他方の積層コア１Ｂの係合穴５と突起部４
とに互いに係合させたものである。 【効果】 ２枚の積層コアの固定部分を形成する加工型
は１種類でよく、設備費や作業工数を低減することがで
きる効果がある。
の外周に磁極部３を軸方向に突出するように折り曲げた
薄板鋼板からなるリング状の２枚の積層コア１を磁極部
３が互いに反対方向の軸方向に突出するように積層し、
積層コア１に中心に対して対称の位置で、かつ同一円周
上で等間隔に同一方向に突出する複数の突起部４と、そ
れぞれの突起部４に係合し得る係合穴５とを円周上で交
互に並ぶように設け、一方の積層コア１Ａの突起部４と
係合穴５とを他方の積層コア１Ｂの係合穴５と突起部４
とに互いに係合させたものである。 【効果】 ２枚の積層コアの固定部分を形成する加工型
は１種類でよく、設備費や作業工数を低減することがで
きる効果がある。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、フロッピーディスクド
ライブなどに使用される扁平形モータのステータコアに
関する。
ライブなどに使用される扁平形モータのステータコアに
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、扁平形モータのステータコアは、
図２に示すように、リング状の薄板鋼板からなる積層コ
ア１を２枚積層し、２枚の積層コア１の外周に設けたテ
ィース２の先端を軸方向に反対方向に折り曲げて突出さ
せた磁極部３を形成して、ロータと対向する磁極面積を
広げている。この場合、積層した積層コア１を互いに固
定するために、一方の積層コア１Ａには磁極部３の突出
した方向に軸方向の半抜きまたはＶ字状の突起部４を設
け、他方の積層コア１Ｂには磁極部３の突出しない方向
に突起部４を設け、一方の積層コア１Ａの突起部４と他
方の積層コア１Ｂの突起部４の背後に形成された凹部４
１とを係合させて２枚の積層コア１Ａ，１Ｂを固定して
いる。また、一方の積層コアに突起部を設け、他方の積
層コアに係合穴を設けて、突起部と係合穴とを係合させ
て２枚の積層コアを固定するものも開示されている（例
えば、実開昭６４−５４７４４号公報）。
図２に示すように、リング状の薄板鋼板からなる積層コ
ア１を２枚積層し、２枚の積層コア１の外周に設けたテ
ィース２の先端を軸方向に反対方向に折り曲げて突出さ
せた磁極部３を形成して、ロータと対向する磁極面積を
広げている。この場合、積層した積層コア１を互いに固
定するために、一方の積層コア１Ａには磁極部３の突出
した方向に軸方向の半抜きまたはＶ字状の突起部４を設
け、他方の積層コア１Ｂには磁極部３の突出しない方向
に突起部４を設け、一方の積層コア１Ａの突起部４と他
方の積層コア１Ｂの突起部４の背後に形成された凹部４
１とを係合させて２枚の積層コア１Ａ，１Ｂを固定して
いる。また、一方の積層コアに突起部を設け、他方の積
層コアに係合穴を設けて、突起部と係合穴とを係合させ
て２枚の積層コアを固定するものも開示されている（例
えば、実開昭６４−５４７４４号公報）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記構成で
はいずれも２種類の突起部を設けたもの、または突起部
と係合穴を設けたものの２種類の積層コアを加工する必
要があり、それぞれのプレス型を用意し、別工程で加工
するため、設備費が高くなると共に、加工作業の段取り
工数が増え、コストアップとなる欠点があった。本発明
は、１種類の積層コアを使用することにより、ステータ
コアのコストダウンを図ることを目的とするものであ
る。
はいずれも２種類の突起部を設けたもの、または突起部
と係合穴を設けたものの２種類の積層コアを加工する必
要があり、それぞれのプレス型を用意し、別工程で加工
するため、設備費が高くなると共に、加工作業の段取り
工数が増え、コストアップとなる欠点があった。本発明
は、１種類の積層コアを使用することにより、ステータ
コアのコストダウンを図ることを目的とするものであ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、外周に複数の
ティースを設け、前記ティースの外周には磁極部を軸方
向に突出するように折り曲げた薄板鋼板からなるリング
状の２枚の積層コアを前記磁極部が互いに反対方向の軸
方向に突出するように積層して固定したステータコアに
おいて、前記積層コアに中心に対して対称の位置で、か
つ同一円周上で等間隔に同一方向に突出する複数の突起
部と、それぞれの前記突起部に係合し得る係合穴とを円
周上で交互に並ぶように設け、一方の前記積層コアの前
記突起部と前記係合穴とを他方の積層コアの前記係合穴
と前記突起部とに互いに係合させたものである。
ティースを設け、前記ティースの外周には磁極部を軸方
向に突出するように折り曲げた薄板鋼板からなるリング
状の２枚の積層コアを前記磁極部が互いに反対方向の軸
方向に突出するように積層して固定したステータコアに
おいて、前記積層コアに中心に対して対称の位置で、か
つ同一円周上で等間隔に同一方向に突出する複数の突起
部と、それぞれの前記突起部に係合し得る係合穴とを円
周上で交互に並ぶように設け、一方の前記積層コアの前
記突起部と前記係合穴とを他方の積層コアの前記係合穴
と前記突起部とに互いに係合させたものである。
【０００５】
【作用】一方の積層コアの突起部と他方の積層コアの係
合穴とを係合させ、一方の積層コアの係合穴と他方の積
層コアの突起部とを互いに係合させて２枚の積層コアを
固定してあるので、同一形状の２枚の積層コアの磁極部
が反対側に突出するように背中合わせに固定することが
でき、固定部分を加工するためのプレス型は１種類でよ
く、プレス加工の段取り作業を減らすことができる。
合穴とを係合させ、一方の積層コアの係合穴と他方の積
層コアの突起部とを互いに係合させて２枚の積層コアを
固定してあるので、同一形状の２枚の積層コアの磁極部
が反対側に突出するように背中合わせに固定することが
でき、固定部分を加工するためのプレス型は１種類でよ
く、プレス加工の段取り作業を減らすことができる。
【０００６】
【実施例】本発明を図に示す実施例について説明する。
図１（ａ）は本発明の実施例を示す平面図、（ｂ）はそ
のＳ−Ｓ断面に沿う側断面図で、薄板鋼板からなるリン
グ状の積層コア１の外周には複数のティース２が設けら
れ、ティース２の外周には磁極部３を軸方向に突出する
ように折り曲げてある。積層コア１には中心に対して対
称の位置で、同一円周上で等間隔に同一方向に突出する
複数の突起部４と、それぞれの突起部４に係合し得る係
合穴５とを円周上で交互に並ぶように設けてある。２枚
の積層コア１Ａ，１Ｂをそれぞれの磁極部が反対側に突
出するように背中合わせに固定する場合、積層コア１Ａ
の突起部２と積層コア１Ｂの係合穴３とを係合させ、積
層コア１Ａの係合穴３と積層コア１Ｂの突起部２とを互
いに係合させて積層コア１Ａ，１Ｂを固定してある。こ
のように、同一形状の積層コア１Ａ，１Ｂを使って互い
に固定してあるので、固定部分を加工するためのプレス
型は１種類でよく、プレス加工の段取り作業を減らすこ
とができる。
図１（ａ）は本発明の実施例を示す平面図、（ｂ）はそ
のＳ−Ｓ断面に沿う側断面図で、薄板鋼板からなるリン
グ状の積層コア１の外周には複数のティース２が設けら
れ、ティース２の外周には磁極部３を軸方向に突出する
ように折り曲げてある。積層コア１には中心に対して対
称の位置で、同一円周上で等間隔に同一方向に突出する
複数の突起部４と、それぞれの突起部４に係合し得る係
合穴５とを円周上で交互に並ぶように設けてある。２枚
の積層コア１Ａ，１Ｂをそれぞれの磁極部が反対側に突
出するように背中合わせに固定する場合、積層コア１Ａ
の突起部２と積層コア１Ｂの係合穴３とを係合させ、積
層コア１Ａの係合穴３と積層コア１Ｂの突起部２とを互
いに係合させて積層コア１Ａ，１Ｂを固定してある。こ
のように、同一形状の積層コア１Ａ，１Ｂを使って互い
に固定してあるので、固定部分を加工するためのプレス
型は１種類でよく、プレス加工の段取り作業を減らすこ
とができる。
【０００７】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、２
枚の積層コアの固定部分を形成する加工型は１種類でよ
く、設備費や作業工数を低減することができる効果があ
る。
枚の積層コアの固定部分を形成する加工型は１種類でよ
く、設備費や作業工数を低減することができる効果があ
る。
【図１】（ａ）本発明の実施例を示す平面図である。
【図１】（ｂ）図１に示すＳ−Ｓ断面に沿う側断面図で
ある。
ある。
【図２】従来例を示す側断面図である。
１、１Ａ、１Ｂ 積層コア ２ ティース ３ 磁極部 ４、４Ａ、４
Ｂ 突起部 ５、５Ａ、５Ｂ 係合穴
Ｂ 突起部 ５、５Ａ、５Ｂ 係合穴
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 外周に複数のティースを設け、前記ティ
ースの外周には磁極部を軸方向に突出するように折り曲
げた薄板鋼板からなるリング状の２枚の積層コアを前記
磁極部が互いに反対方向の軸方向に突出するように積層
して固定したステータコアにおいて、前記積層コアに中
心に対して対称の位置で、かつ同一円周上で等間隔に同
一方向に突出する複数の突起部と、それぞれの前記突起
部に係合し得る係合穴とを円周上で交互に並ぶように設
け、一方の前記積層コアの前記突起部と前記係合穴とを
他方の積層コアの前記係合穴と前記突起部とに互いに係
合させたことを特徴とするステータコア。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20124191A JPH0530691A (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | ステータコア |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20124191A JPH0530691A (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | ステータコア |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0530691A true JPH0530691A (ja) | 1993-02-05 |
Family
ID=16437682
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20124191A Pending JPH0530691A (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | ステータコア |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0530691A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0740950A (ja) * | 1993-07-23 | 1995-02-10 | Koyo Autom Mach Co Ltd | ロータリー式搬送装置を備えたラべリングマシン |
| JP2009278778A (ja) * | 2008-05-14 | 2009-11-26 | Seiko Instruments Inc | ステータコア、ステータおよびモータ |
| US7859165B2 (en) | 2006-05-30 | 2010-12-28 | Denso Corporation | Fuel pump and motor device for the same |
-
1991
- 1991-07-15 JP JP20124191A patent/JPH0530691A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0740950A (ja) * | 1993-07-23 | 1995-02-10 | Koyo Autom Mach Co Ltd | ロータリー式搬送装置を備えたラべリングマシン |
| US7859165B2 (en) | 2006-05-30 | 2010-12-28 | Denso Corporation | Fuel pump and motor device for the same |
| US8333007B2 (en) | 2006-05-30 | 2012-12-18 | Denso Corporation | Method for manufacturing motor device for a fuel pump |
| JP2009278778A (ja) * | 2008-05-14 | 2009-11-26 | Seiko Instruments Inc | ステータコア、ステータおよびモータ |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5889346A (en) | Rotor for synchronous motor | |
| US5829120A (en) | Method for manufacturing a rotor for synchronous motor | |
| JPH05284677A (ja) | 回転電機のステータコア | |
| JPH1198724A (ja) | 回転機器のステータ | |
| JP3112194B2 (ja) | 永久磁石回転子 | |
| JPH027839A (ja) | 電動機の固定子鉄心 | |
| JPH0530691A (ja) | ステータコア | |
| US4536952A (en) | Preparation of laminated iron core of electric device | |
| JPH0336945A (ja) | 永久磁石形回転子の製造方法 | |
| JPH1080078A (ja) | 積層鉄心及びその製造方法 | |
| JP2002354722A (ja) | 永久磁石式同期機 | |
| JP2505820B2 (ja) | リニアパルスモ―タの１次側鉄心の製作方法 | |
| JPH01138953A (ja) | 回転電機用固定子の製造方法 | |
| JPH08168222A (ja) | 同期電動機のロータ | |
| KR100475973B1 (ko) | 코어 장치 | |
| JPH0799745A (ja) | 回転子 | |
| JPH03284145A (ja) | 回転電機用積層鉄心 | |
| JP2531548Y2 (ja) | パルスモータのステータヨーク結合構造 | |
| JPS6130938A (ja) | ステ−タコアの製造方法 | |
| JP2000209794A (ja) | 分割ステ―タ構造 | |
| JPH06269149A (ja) | モータ用鉄心片の製造方法 | |
| JPH04295256A (ja) | 電動機の固定子及び電動機の固定子の製造方法 | |
| JP2002272024A (ja) | モータのコア構造 | |
| JPS6258233B2 (ja) | ||
| JPS5847832Y2 (ja) | リニアインダクションモ−タの磁性体カバ− |