JPH0530533A - 磁気記録再生装置におけるfmダビング方法 - Google Patents

磁気記録再生装置におけるfmダビング方法

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JPH0530533A
JPH0530533A JP2404657A JP40465790A JPH0530533A JP H0530533 A JPH0530533 A JP H0530533A JP 2404657 A JP2404657 A JP 2404657A JP 40465790 A JP40465790 A JP 40465790A JP H0530533 A JPH0530533 A JP H0530533A
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JP
Japan
Prior art keywords
signal
chroma
pass filter
video
magnetic recording
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2404657A
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English (en)
Inventor
Akio Sato
秋男 佐藤
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 〔目的〕 FM輝度信号及びFMクロマ信号を含む映像
信号をFMダビングする際に、色反転やノイズの発生を
防ぎつつFMダビングする。 〔構成〕 ビデオフロッピー1から変調映像信号を再生
し、変調映像信号をハイパスフィルタ18及びローパス
フィルタ25でフィルタリングすることによりFM輝度
信号とFMクロマ信号を得る。そしてFM輝度信号とF
Mクロマ信号をそれぞれリミッタ19,27に通してか
ら合成器23で合成し別のビデオフロッピー2に記録す
る。しかも前記信号合成の前に、前記FM輝度信号を別
のハイパスフィルタ20を通してからFMクロマ信号と
合成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気記録再生装置におけ
るFMダビング方法に関し、色反転やノイズの発生を防
ぐよう企図したものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオフロッピーと称される可撓
性を有する円盤状の磁気シートに、カラー映像信号をス
チル記録する技術が知られている。このビデオフロッピ
ーは直径約50mmであり、トラックピッチ100μ
m、トラック幅60μmで同心円状に50本の円弧状ト
ラックが記録される。回転速度は例えば3600rpm で
ある。信号源としては、固体撮像素子や撮像管等を用い
た撮像装置、あるいはテレビジョンシステム等が用いら
れ、フィード記録またはフレーム記録によりスチル画像
を記録する。カラー映像信号を記録する場合、輝度信号
は同期信号を含めてキャリアをFM変調し、2.5MHz 以
上の高い周波数帯域で記録する。但し、FM変調として
は、図4に示すノーマルバンドモードの場合はシンクチ
ップレベルが6MHz 、デビエーションが1.5MHz であ
り、図5に示すハイバンドモードの場合はシンクチップ
レベルが7.7MHz 、デビエーションが2MHz である。ま
た、クロマ信号は色差線順次方式でキャリアをFM変調
し、2.5MHz 以下の低い周波数帯域で記録する。但し、
R−Y信号はキャリアの中心周波数を1.2MHz 、B−Y
信号はキャリアの中心周波数を1.3MHz として、FM変
調を行っている。
【0003】なお、図4,図5には示していないが、1
3fH (fH は水平走査周波数)のキャリアを撮影年月
日などのデータでDPSK変調した信号(DPSK信
号)も、FM輝度信号及びFMクロマ信号と周波数多重
化して、ビデオフロッピーに記録される。
【0004】このようにカラー映像信号が磁気記録され
たビデオフロッピーをダビング(複製)する場合、ビデ
オフロッピーから再生したFM輝度信号とFMクロマ信
号とを復調することなく、適当な増幅を行って別のビデ
オフロッピーに記録する、いわゆるFMダビング方式が
知られている。
【0005】FMダビング方式では、ビデオフロッピー
から変調映像信号を再生し、変調映像信号をフィルタリ
ングすることによりFM輝度信号とFMクロマ信号を得
る。そしてFM輝度信号とFMクロマ信号をそれぞれリ
ミッタに通してから合成し別のビデオフロッピーに記録
する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが上述したFM
ダビング方式では、フィルタリングしてリミッタをかけ
たFM輝度信号の中にクロマ成分が若干残っており、こ
の残存しているクロマ成分の位相は、本来のFMクロマ
信号の位相とずれている。したがって残存クロマ成分を
含んだFM輝度信号と、FMクロマ信号とを合成してダ
ビング記録をした後に、ダビングした映像信号を再生す
ると、前述したクロマの位相ずれを原因として、色反転
やノイズが発生してしまう。
【0007】本発明は、上記従来技術に鑑み、色反転や
ノイズを生ずることのないFMダビング方法を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明は、FM輝度信号とFMクロマ信号を含む変調映像信
号が記録されている円盤状磁気記録媒体から前記変調映
像信号を再生し、再生された変調映像信号をハイパスフ
ィルタに通し更にリミった通して得たFM輝度信号と、
再生された変調映像信号をローパスフィルタに通し更に
リミッタを通して得たFMクロマ信号とを合成して別の
磁気記録媒体に記録する、磁気記録再生装置におけるF
Mダビング方法において、前記信号合成の前に、前記F
M輝度信号を別のハイパスフィルタを通してからFMク
ロマ信号と合成することを特徴とする。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図3を参照し
て説明する。図1は本発明のFMダビング方法を適用し
た磁気記録再生装置の構成例を示す。同図において、1
00は再生側部分、200は記録側部分である。
【0010】再生側部分100において、ビデオフロッ
ピー1はパック3に収納された状態で、スピンドルモー
タ5の軸に装着されて回転する。このモータ5はサーボ
制御装置7により制御され、例えば3600rpm の定速
回転で、且つ所定の回転位相で回転する。磁気ヘッド9
はヘッド移送装置11によりビデオフロッピー1の任意
のトラック上に位置決めされる。13はシステムの制御
装置であり、CPU及びメモリを有しており、サーボ制
御装置7,8やヘッド移送装置11,12を制御する。
ここで、ビデオフロッピー1のトラックには図4または
図5で示したフォーマットのFM輝度信号とFMクロマ
信号に加え、データ用のDPSK信号がFMクロマ信号
よりも低い周波数帯域で、周波数多重により記録されて
いるものとする。
【0011】再生アンプ15は磁気ヘッド9の再生出力
を増幅し、イコライザ17、ローパスフィルタ(LP
F)25、バンドパスフィルタ(BPF)31に与え
る。イコライザ17は再生出力の高周波域を強調してか
ら再生出力をハイパスフィルタ18へ送る。ハイパスフ
ィルタ18は再生出力からFM輝度信号を抽出する。
【0012】ハイパスフィルタ18を通過してきたFM
輝度信号は、図2(a) に示すように、振幅が変化してお
り(AM成分を含んでいる)、このAM成分はクロマ成
分の残存により生起するものである。図3のA特性は、
輝度信号を約8MHz (FY )の単一周波数としクロマ信
号を約2MHz (FC )の単一周波数としたときに、ハイ
パスフィルタ18を通過してきたFM輝度信号の周波数
スペクトルを示す。図3のA特性に注目すると、2FY
−FC 及び2FY +FC の高周波域で多くのクロマ成分
が含まれていることがわかるが、高周波域の信号は磁気
記録できないので問題は生じない。また周波数がFC
領域でのクロマ成分は小さい。
【0013】リミッタ19は、ハイパスフィルタ18を
通過してきた輝度信号の振幅を一定にしてAM成分を除
去する。図2(b) はリミッタ19を通過してきた輝度信
号を示す。図3のB特性は、輝度信号を約8MHz
(FY )の単一周波数としクロマ信号を約2MHz
(FC )の単一周波数としたときに、リミッタ19を通
過してきたFM輝度信号の周波数スペクトルを示す。図
3のB特性に注目すると、周波数がFC のD領域で大き
なクロマ成分が生じていることがわかる。リミッタ19
は一種の掛算器であるので、小振幅のクロマ成分が入っ
てくると、ちょうどAM復調器として作用してD領域に
振幅の大きなクロマ成分を復調再現してしまうのであ
る。この部分のクロマ成分は、本来のFMクロマ信号と
位相がずれているので、位相ずれしたクロマ成分を含ん
だ輝度信号と、本来のFMクロマ信号とを合成してダビ
ング記録をすると、前述したように色反転やノイズが生
じてしまう。
【0014】そこで本発明ではリミッタ19の後段に新
たにハイパスフィルタ20を備えている。このハイパス
フィルタ20はリミッタ19から送られてきたFM輝度
信号のうち高周波成分のみを通過させ低周波なD領域の
クロマ成分をカットする。したがって高周波域には色信
号成分を有するが(もっともこの周波域は磁気記録でき
ないので問題はない)、他の周波数域にはクロマ成分が
ほとんど無いFM輝度信号が合成器23に送られる。こ
のようにハイパスフィルタ20を新たに備えて低周波域
のクロマ成分を除去することが本発明のポイントであ
る。
【0015】一方、LPF25は再生出力からFMクロ
マ信号を抽出し、イコライザ26に与える。イコライザ
26の出力はリミッタ(LIM)27及びローパスフィ
ルタ28を通り、合成器23に入力する。また、BPF
31は再生出力から13fH (fH は水平走査周波数)
のDPSK信号を抽出し、DPSK復調器33に与え
る。DPSK復調器33はその復調出力を制御装置13
に与える。制御装置13はDPSKによるデータを表示
装置35に表示する他、必要に応じてキーボード37か
ら入力したデータを追加したり、又はこのデータで一部
又は全部を置き換えて、DPSK変調器39に与える。
DPSK変調器39はその変調出力を合成器23に与え
る。
【0016】かくして合成器23は、ハイパスフィルタ
20により低周波域のクロマ成分が除去されたFM輝度
信号に、FMクロマ信号とDPSK信号を加え、カラー
映像信号となって記録アンプ16を通り、磁気ヘッド1
0に印加されてビデオフロッピー2に記録される。
【0017】記録側部分200においても、ビデオフロ
ッピー2はパック4に収納された状態で、スピンドルモ
ータ6の軸に装着されて回転する。また、このモータ6
はサーボ制御回路8により制御され、定速回転で且つ所
定の回転位相で回転する。但し、再生側部分100のビ
デオフロッピー1と記録側部分200のビデオフロッピ
ー2とを同期回転させるようにしてある。そして磁気ヘ
ッド10はヘッド移送装置12により記録側のビデオフ
ロッピー2の任意のトラック上に位置決めされるが、再
生側のビデオフロッピー1のトラック位置と一致する必
要はない。
【0018】
【発明の効果】以上実施例とともに具体的に説明したよ
うに本発明によれば、映像信号をフィルタリングして得
たFM輝度信号を更にハイパスフィルタに通すことによ
りクロマ成分を除くようにしたので、FM輝度信号に含
まれていたクロマ成分が本来のFMクロマ信号を損うこ
とが無くなり、色反転やノイズの発生を防止して画質の
向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した磁気記録再生装置を示す構成
図である。
【図2】FM輝度信号を示す波形図である。
【図3】FM輝度信号の周波数スペクトルを示す特性図
である。
【図4】ノーマルバンドモードの周波数アロケーション
を示す特性図である。
【図5】ハイバンドモードの周波数アロケーションを示
す特性図である。
【符号の説明】
1,2 ビデオフロッピー 5,6 モータ 9,10 磁気ヘッド 15 再生アンプ 16 記録アンプ 17,26 イコライザ 18,20 ハイパスフィルタ 19,27 リミッタ 23 合成器

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 FM輝度信号とFMクロマ信号を含む変
    調映像信号が記録されている円盤状磁気記録媒体から前
    記変調映像信号を再生し、 再生された変調映像信号をハイパスフィルタに通し更に
    リミッタを通して得たFM輝度信号と、再生された変調
    映像信号をローパスフィルタに通し更にリミッタを通し
    て得たFMクロマ信号とを合成して別の磁気記録媒体に
    記録する、磁気記録再生装置におけるFMダビング方法
    において、 前記信号合成の前に、前記FM輝度信号を別のハイパス
    フィルタを通してからFMクロマ信号と合成することを
    特徴とする磁気記録再生装置におけるFMダビング方
    法。
JP2404657A 1990-12-05 1990-12-05 磁気記録再生装置におけるfmダビング方法 Withdrawn JPH0530533A (ja)

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JPH0530533A true JPH0530533A (ja) 1993-02-05

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Effective date: 19980312