JPH0530288Y2 - - Google Patents

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JPH0530288Y2
JPH0530288Y2 JP12651287U JP12651287U JPH0530288Y2 JP H0530288 Y2 JPH0530288 Y2 JP H0530288Y2 JP 12651287 U JP12651287 U JP 12651287U JP 12651287 U JP12651287 U JP 12651287U JP H0530288 Y2 JPH0530288 Y2 JP H0530288Y2
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battery
batteries
protrusion
rechargeable
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、携帯用ラジオ付カセツトテープレ
コーダ、ハンドヘルドコンピユータ、液晶TV
等、電池を電源とする電気機器における電池収納
装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、電池を電源とする電気機器では、電池収
納部に乾電池と同一形状の充電式電池を適用する
ことが行なわれている。
第7図は、この種の電池収納装置を示してお
り、電気機器1の電池収納部2に、円柱状乾電池
と同一形状のNi−Cd電池等の充電式電池3をた
とえば4個並設収納できるようにしている。
この場合、収納部2の一側の各電池3に対応す
る位置に陽極接点4が並設されるとともに、他側
の各電池3に対応する位置に陰極接点が並設さ
れ、電池収納状態において、第8図に示すよう
に、各電池4を機器1内のリード線5により直列
接続する構成になつている。
しかし、前述の装置では、充電式電池3の放電
後これを再充電する場合、電池3を個々に分離さ
せて既存の充電器により充電する必要があり、取
り扱い性が悪く、しかも、電池3の挿入時に逆挿
入してしまう可能性がある。
一方、特公昭56−9788号公報(H01M 6/44)
には、複数個の電池を専用パツケージに収納して
これを機器に収容するようにしたものが示されて
いる。
このような電池収納装置では、パツケージ自身
の形状を工夫することによつて機器に対する逆挿
入を防止できるうえ、充電式電池をパツケージに
収納した場合、各電池をパツケージ収納状態で充
電することも可能であるが、専用パツケージを特
に必要とし、しかも、機器側の収納部のスペース
が大きくかつ特殊な形状となり、コスト高になる
難点を有している。
そこで、たとえば特開昭52−25238号公報
(H01M 6/42)に見られるように、複数個の電
池を並設して電池相互間の接触部を接着剤にて固
着し、これにより得られた複数個の電池からなる
組電池を電気機器の電池収納部に収納することが
考えられる。
この場合、各電池を乾電池と同一形状の充電式
電池とすれば、電池収納部を乾電池と充電式電池
とのどちらの電池でも収納できる構成とすること
ができ、互換性が高まり、しかも、収納部の構成
も簡単なものになる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、前述のように、複数個の充電式電池を
並設状態で一体化して組電池を構成するものの場
合、組電池の各充電式電池を再充電したのち、こ
れを電池収納部に収納する際、逆挿入の危険があ
り、不都合である。
この考案は、前記の点に留意してなされたもの
であり、複数個の充電式電池により構成された組
電池の電池収納部への逆挿入を確実に防止し得る
と同時に、この逆挿入防止手段を利用して充電式
電池の充電をも兼用することができる電池収納装
置を提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
つぎに、この考案の構成を、実施例に対応する
第1図を用いて説明する。
この考案による電池収納装置は、円柱状の乾電
池と同一形状の複数個の充電式電池7a〜7dを
並設し前記各充電式電池7a〜7d相互間を接着
してなる組電池6と、隣合う2個の前記充電式電
池7c,7d間の谷部に固定され前記各充電式電
池7a〜7dの並設方向に直交する方向に突出し
た逆挿入防止用突出部11と、電気機器13に凹
設され複数個の前記乾電池または前記組電池6が
収納される電池収納部14と、前記電池収納部1
4の周縁の1個所に形成され該収納部14に収納
された前記組電池6の前記突出部11が挿入する
凹部16とを備えてなるものである。
また、この突出部11は金属棒10から構成さ
れており、突出部11の基部が1個の充電式電池
の端子に電気的に接続され、電池収納部14の凹
部16に前記突出部11に接触する充電用接点が
配設されている。
〔作用〕
したがつて、複数個の充電式電池7a〜7dを
並設し接着してなる組電池6は、電気機器13の
電池収納部14に正しく収納された場合に限り、
その突出部11が凹部16に挿入されるので、組
電池6の逆挿入が確実に防止される。
また、充電式電池7a〜7dはこれを組電池6
を単位として取り扱うことができるので、電池収
納部14に対する電池収納,取り出しの操作が簡
便になり、しかも、組電池6を構成する各充電式
電池7a〜7dが乾電池と互換性を有することか
ら、電気機器13の電源として乾電池、組電池6
のいずれでも適用できることになる。
また、突出部11が凹部16に挿入されること
によつて、充電用電池7dの端子と充電用接点と
が電気接続され、充電することが可能となる。
〔実施例〕
つぎに、この考案を、その実施例を示した第1
図ないし第6図とともに詳細に説明する。
まず、第1の実施例を示した第1図ないし第5
図について説明する。
これらの図面において、6は組電池であり、第
2図に示すように4個の第1〜第4充電式電池7
a〜7dからなつている。
この各充電式電池7a〜7dは、円柱状乾電池
と同一形状に形成され、電池素体の外側周面に絶
縁性熱収縮チューブを被覆させて構成されてお
り、このうち第1〜第3の電池7a〜7cは両端
の陽極端子8および陰極端子8′のみがチユーブ
より露出し、他の第4の電池7dは両端子8,
8′のみならず、陰極端子8′側の外周面もチユー
ブより露出し、充電用補助陰極端子8″を形成し
ている。
そして、これら電池7a〜7dが左右方向に並
設され各電池相互間の接触部がそれぞれ接着剤9
にて固着され、一体形電池列の組電池6が構成さ
れており、第4の電池7dが最右側に位置してい
る。
10は金属棒であり、前記組電池6における第
3、第4の電池7c,7d間の谷部上面に前記接
着剤9により固定されており、金属棒10の先端
に、各電池7a〜7dの並設方向に直交する方
向、すなわち後方に突出した逆挿入防止兼充電端
子用の突出部11が形成されている。
この金属棒10の基部は、第3図に示すよう
に、第4の電池7dの補助陰極端子8″に対向し、
両者間にスポツト溶接されたリード板12を介し
て電気的に接続されている。
13は電池を電源とする電気機器、14は該機
器13の適所に凹設され4個の乾電池または前記
組電池6を収納する電池収納部であり、収納部1
4の後側および前側に、各乾電池または各電池7
a〜7dの陽極端子8および陰極端子8′にそれ
ぞれ対応する4個ずつの陽極接点15および陰極
接点(図示せず)が並設されている。
16は収納部14の後側縁上面に形成された凹
部であり、第3、第4の電池7c,7dに対応す
る陽極接点15の中間に位置しており、組電池6
が収納部14に正しく収納された場合に、前記突
出部11が凹部16に挿入される。
この凹部16の底面には、突出部11の挿入時
に該突出部11が接触する充電用接点17が設け
られ、電気機器13内に設けられた充電回路に接
続されている。
そして、組電池6を、第1図に示すように、電
池収納部14に正しく挿入し収納すると、各電池
7a〜7dの陽極端子8および陰極端子8′はそ
れぞれ収納部14の陽極接点15および陰極接点
に接触し、また、突出部11が凹部16に挿入さ
れて充電用接点17に接触する。
このとき、組電池6の各充電式電池7a〜7d
は、第5図に示すように、電気機器13内のリー
ド線18により直列接続されて正側電源端子19
と負側電源端子20との間に接続される。
したがつて、組電池6を電池収納部14に収納
する際、これを逆挿入しようとすると、組電池6
の突出部11が収納部14の周縁に当つてその挿
入を阻止することになり、逆挿入が確実に防止さ
れる。
また、組電池6を収納部14に収納して使用
し、各充電式電池7a〜7dの放電により再充電
の必要が生じた際、電気機器13内に設けられた
充電回路により、組電池6の収納状態で各充電式
電池7a〜7dの充電が可能となる。
もちろん、前記電池収納部14に通常の乾電池
を並設、収納して電気機器13を使用することも
できる。
つぎに、第2の実施例を示した第6図について
説明する。
この実施例に示すものは、組電池6の第3、第
4充電式電池7c,7d間の谷部に固定された金
属棒10を、第4の電池7dの補助陰極端子8″
に電気的に接続するとともに、金属棒10に組電
池6より前方へ突出する突出部11を形成し、電
気機器13の電池収納部14の前側上面に、組電
池6が正しく挿入された場合に突出部11が挿入
する凹部16を形成し、これに充電用接点を設け
るようにしたものである。
この場合、第1の実施例に対し、充電式電池7
a〜7dが逆配列になつているが、電気機器13
内において、各電池7a〜7dを直列接続する配
線がなされるとともに、第1の電池7aの陽極端
子8に対向する陽極接点15が正側電源端子19
に、第4の電池7dの陰極端子8′に対向する陰
極接点が負側電源端子20にそれぞれ接続されて
いる。
したがつて、この実施例の場合、前述と同様の
作用、効果を有するうえ、金属棒10を短かくす
ることができる。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案の電池収納装置による
と、複数個の充電式電池を並設、一体化して組電
池を構成し、これを電気機器の電池収納部に収納
する構成であるため、充電式電池を組電池単位で
扱うことができ、収納部に対する収納、取り出し
の操作が容易になり、しかも、従来のようなパツ
ケージを使用する必要がなく、安価になり、電池
収納部も特殊な構造にならず、通常の乾電池でも
使用でき、適用範囲が拡大する効果が得られる。
さらに、組電池に設けられた突出部は、組電池
が電池収納部に正しく挿入された場合に凹部に挿
入されるため、組電池の逆挿入を簡単な構成で確
実に防止できることになり、誤使用がなく、取り
扱いが簡便になる効果が得られる。
また同時に、突出部が凹部に挿入されることに
よつて、充電用電池の端子と充電用接点とが電気
接続され、充電することが可能となる。
このため、逆挿入防止用突出部は、逆挿入防止
と充電との2つの機能を持たせることができ、充
電式電池や電池収納部の構成をより一層簡単にす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図はこの考案の電池収納装置
の実施例を示し、第1図ないし第5図は第1の実
施例を示し、第1図は全体斜視図、第2図は組電
池の斜視図、第3図は組電池の一部の拡大斜視
図、第4図は電池収納部の一部の拡大斜視図、第
5図は配線図、第6図は第2の実施例の全体斜視
図、第7図および第8図は従来の電池収納装置の
斜視図および配線図である。 6……組電池、7a〜7d……充電式電池、1
1……突出部、13……電気機器、14……電池
収納部、16……凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円柱状の乾電池と同一形状の複数個の充電式電
    池を並設し前記各充電式電池相互間を接着してな
    る組電池と、隣合う2個の前記充電式電池間の谷
    部に固定され前記各充電式電池の並設方向に直交
    する方向に突出した逆挿入防止用突出部と、電気
    機器に凹設され複数個の前記乾電池または前記組
    電池が収納される電池収納部と、前記電池収納部
    の周縁の1個所に形成され該収納部に収納された
    前記組電池の前記突出部が挿入する凹部とを備
    え、前記逆挿入防止用突出部が金属により構成さ
    れるとともに、該突出部の基部が1個の充電式電
    池の端子に電気的に接続され、電池収納部の凹部
    に前記突出部に接触する充電用接点が配設された
    電池収納装置。
JP12651287U 1987-08-20 1987-08-20 Expired - Lifetime JPH0530288Y2 (ja)

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JP12651287U JPH0530288Y2 (ja) 1987-08-20 1987-08-20

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JP12651287U JPH0530288Y2 (ja) 1987-08-20 1987-08-20

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JPS6431656U JPS6431656U (ja) 1989-02-27
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JP12651287U Expired - Lifetime JPH0530288Y2 (ja) 1987-08-20 1987-08-20

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WO1997013288A1 (fr) * 1995-10-06 1997-04-10 Hitachi, Ltd. Systeme faisant appel a des batteries auxiliaires

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JPS6431656U (ja) 1989-02-27

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