JPH05298812A - 磁気ディスク制御装置 - Google Patents

磁気ディスク制御装置

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Publication number
JPH05298812A
JPH05298812A JP4102897A JP10289792A JPH05298812A JP H05298812 A JPH05298812 A JP H05298812A JP 4102897 A JP4102897 A JP 4102897A JP 10289792 A JP10289792 A JP 10289792A JP H05298812 A JPH05298812 A JP H05298812A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
track
write
gate signal
write gate
writing
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4102897A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Murai
啓晃 村井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP4102897A priority Critical patent/JPH05298812A/ja
Publication of JPH05298812A publication Critical patent/JPH05298812A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 再書き込み時間を短縮する。 【構成】 オフトラック検出手段3はオフトラック状態
を検出し、ライトゲート発生手段4はオフトラックが検
知されればライトゲート信号を下し、オフトラック状態
が、正常状態に復帰すればライトゲート信号を上げる。
書込制御手段5は、書込手段1にライトゲート信号が上
がっている間はセクタへの書き込みを指示し、再書き込
み時には1回目の書き込み時書き込むことのできなかっ
たセクタの書き込みのみを行うように指示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、書き込み中にオフトラ
ックが生じた場合の再書き込みを制御する磁気ディスク
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の磁気装置ディスクでは、トラック
のセクタに書き込み中にオフトラックが発生するとライ
トフォールト信号(Write Fault )が上がり、書き込み
を許可するライトゲート信号(Write Gate)は次のセク
タからは出なくなる。そしてそのトラックでは正常な状
態に戻っても、ライトゲート信号は落ちたままである。
このため1つのトラックでは一旦ライトフォールト信号
が出力されると、正常な状態に復帰しても、ライトフォ
ールト信号発生以降のセクタには書き込みはなされな
い。再書き込み(リトライ)をする場合は、トラックを
1周して、トラックの最初の位置を示すインデックス
(Index )まで来ると始めて先程オフトラックを始めた
セクタからライトゲート信号が出される。つまり1つの
トラックではオフトラックより正常な状態に回復しても
トラックを1周しないかぎり、オフトラックの回復した
セクタに書き込みすることはできなかった。
【0003】図8は従来のライトフォールト信号とライ
トゲート信号の関係を説明する図である。上段において
インデックス信号Index 2はトラックの最初の位置を示
し、セクタ信号Secter2はこのトラックの各セクタを表
す信号である。インデックス信号が発生した位置のセク
タ信号はインデックス信号が代わりとなるので発生され
ない。ライトゲート信号が上がっているとき、オフトラ
ックが発生し、ライトフォールト信号が立ち上がると、
ライトゲート信号は下りるが、オフトラックが正常に復
帰し、ライトフォールト信号が下りてもライトゲート信
号は復帰しない。
【0004】このように書き込み損じが発生したトラッ
クについては、再書き込み(リトライ)を行い、ライト
フォールトが発生し、書き込みできなくなったセクタ以
降のセクタについては、次の周(インデックスを通過
後)にライトゲート信号が上がり書き込みを行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来の方
法では、1つのトラックでライトフォールトが発生する
とこれ以降のセクタではライトゲート信号が下りてしま
い、そのトラックの終わりのセクタまで書き込みがなさ
れず、次の周でこの書き損じたセクタへのデータを書き
込んでいた。このため、ライトフォールト信号がなくな
り正常な状態に復旧した場合も書き込みの再開は行われ
なかった。
【0006】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
もので、オフトラック状態が正常状態に復帰した場合に
書き込みできるようにした磁気ディスク制御装置を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図で
ある。本発明の磁気ディスク制御装置は、トラックのセ
クタへデータを書き込む書込手段1と、この書込手段1
が書き込み中にサーボヘッド2よりのオフトラックの発
生と復帰を検出するオフトラック検出手段3と、前記サ
ーボヘッド2よりのトラック情報と前記オフトラックの
発生と復帰情報に基づき前記書込手段1の書き込みの可
否を指定するライトゲート信号を出力するライトゲート
発生手段4と、前記書込手段1に対して各トラックのセ
クタに前記ライトゲート信号が出力されている場合、デ
ータを順次書き込ませるが前記ライトゲート信号が消滅
した場合、このライトゲート信号が消滅しないとした場
合に書き込むデータを保持し、このトラックの再書き込
み時にこの保持したデータのみ該当するセクタへ書き込
むよう制御する書込制御手段5とを備えたものである。
【0008】
【作用】オフトラック検出手段3はオフトラックの発生
と正常に復旧した状態を検知し、ライトゲート発生手段
4はオフトラックが検知されればライトゲート信号を降
し、オフトラック状態が正常な状態(オントラック状
態)に復帰すればライトゲート信号を上げる。書込制御
手段5は書込手段1を制御して1つのトラックに対して
ライトゲート信号が出力されている場合、その構成セク
タにデータを順次書き込ませる。ライトゲート信号がト
ラックの初めから上がらない場合、また、既に上がって
いてもライトフォールト信号によって降りている場合に
はライトゲート信号が上がっていると仮定した場合に書
き込むデータを保持し、再書き込み時にこの保持したデ
ータを該当するセクタに書き込むようにする。
【0009】図2は本発明の作用を摸式的に表した図
で、(a)は本発明の書き込み方法を示し、(b)は従
来の書き込み方法を示す。本発明は(a)に示すように
ライトゲート信号が上がっているとき、まずA,Bを書
き込むが、この後ライトフォールト信号が発生するとラ
イトゲート信号は下りるので、C,D,E,F,Gは書
き込めないため保持する。ライトフォールト信号が下り
て、再びライトゲート信号が上がるとH,I,Jを書き
込む。次に、次の周での再書き込み時、保持していた
C,D,E,F,Gを、前回ライトゲート信号が下りて
書き込めなかったセクタに順に書き込む。
【0010】これに対し従来の方法は(b)に示すよう
にライトゲート信号が上がっている状態でA,Bを書き
込んだ後、オフトラック状態が一旦発生するとそれ以降
はライトゲート信号は発生しないので、そのトラックが
終わるまで書き込みは出来ない。次の周での再書き込み
時に書き込み損ねたデータC,D,E,F,G,H,
I,J,を書き込む。
【0011】このように、本発明は、ライトゲート信号
が復帰すれば、書き込みを再開するので次の周での再書
き込み時は、オフトラック状態のため、書き込みできな
かったセクタにだけ書き込めばよいので、再書き込み時
間が短縮される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図3は磁気ディスク装置のサーボ系の概略を示し
たもので、3枚の磁気ディスク媒体1が装着され、一定
速度で回転している。磁気ディスク媒体1の内、下の2
枚の両面および上の1枚の下面にはデータ面が形成さ
れ、上の1枚の上面にはサーボ面が形成される。
【0013】磁気ディスク媒体1のサーボ面にはサーボ
ヘッド3が設けられ、データ面にはデータヘッド2がそ
れぞれ設けられている。サーボヘッド3とデータヘッド
2はアーム4を介してボイスコイルモータ(VCM)5
によって駆動され、磁気ディスク媒体1のトラックを横
切る方向に移動する。
【0014】サーボヘッド3が位置するサーボ面は、全
シリンダ位置にサーボ情報が記録されており、サーボヘ
ッド3の読取信号に基づいてデータヘッド2のトラック
上の位置を示すサーボ信号が出力される。
【0015】このサーボ信号は位置信号復調回路6で復
調され、上位装置から送られてくる位置信号と共にサー
ボ制御回路7に入力し、サーボヘッド3およびデータヘ
ッド2に新たな位置を指令するパワーアンプドライブ信
号として出力され、パワーアンプ8で増幅されてVCM
5を駆動し、目的位置にヘッドを移動する。
【0016】図4はライトゲート発生部を示し、図3の
サーボ制御回路7の一部を示す。ドライブ部にはVCM
5、アーム4、サーボヘッド3、データヘッド2、磁気
ディスク媒体1が含まれる。ライトオフトラックリトラ
イ部11はドライブ部よりライトフォールト信号、セクタ
信号SCTP2 、インデックス信号INXP2 を入力し、SCTP1,
INXP1 信号を出力する。HDC(ハードディスクコント
ローラ)12はこれらの信号SCTP1,INXP1 を入力し、ライ
トゲート信号の上げ下げを行う。MPU13はROM14に
格納されたプログラムに従いHDC12を制御する。
【0017】図5はライトゲート信号とセクタの関係を
表す図である。ライトゲート信号は詳細に表せば、各セ
クタ毎に上げられたり降ろされるものであり、ライトゲ
ート信号が上がるのはデータ部書き込み時のライトゲー
トスイッチング領域であるW/Sで上がり、データ部の
エラー検出/訂正コードECC が終わると下がる。
【0018】図6は本実施例の動作を説明する図でライ
トフォールト信号とライトゲート信号の関係を示す。本
図は先に説明した図8に対応する図である。上段は1つ
のトラックについての1回目の書き込みの状態を表す。
インデックス信号Index2は1トラックで1回最初に検出
され、セクタ信号Secter2 は各セクタ毎に検出される
が、インデックス信号とは共通するのでこのときはイン
デックス信号となる。ライトゲート信号が出力されてい
るとき、オフトラックが生じるとライトフォールト信号
が上がり、次のセクタからはライトゲート信号が下がっ
てしまう。オフトラック状態が正常に復帰すると再びラ
イトゲート信号が上がり、セクタへの書き込みが再開さ
れる。
【0019】ライトゲート信号が下りていたため、書き
込みが出来なかったセクタに対する書き込みデータは保
持される。図6の下段はこのトラックに対する再書き込
みの状態を示す。1回目の書き込み時にライトゲート信
号が下りていた範囲にライトゲート信号を上げ、保持し
ていたデータを書き込む。これによりこのトラックのセ
クタには全て書き込みがなされ、最初からライトゲート
信号が1トラック分全て上がっていた場合と同じように
書き込まれたことになる。本実施例は図8の従来例と比
較して明らかなように、トラックへの第1回目の書き込
み時に、ライトゲート信号が再び上げられた範囲のセク
タへの書き込みを行っているので、再書き込み時には、
第1回目にオフトラックが生じて書き込めなかった範囲
のセクタのみとなるので、再書き込み量が少なくなり、
再書き込み時間が短縮される。
【0020】図7は本実施例の動作フロー図を示す。ま
ず、書き込み中に(ステップ21)、オフトラックが発生
したか調べ(ステップ22)発生していればライトフォー
ルト信号を出力し(ステップ23)、ライトゲート信号を
下げる(ステップ24)。次に、オフトラック状態から正
常状態に復帰したか調べ(ステップ25)、復帰したなら
ばライトフォールト信号を降し(ステップ26)、ライト
ゲート信号を再び上げ(ステップ27)、書き込みを再開
する(ステップ28)。
【0021】オフトラックが発生したか再び調べ(ステ
ップ29)、発生したならステップ23に戻り、発生しなけ
ればインデックスを通過するまでそのトラックへの書き
込みを続け(ステップ30)、インデックスを通過したら
オフトラックが発生したため書き損じたセクタに書き直
しをする。(ステップ31)
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、オフトラック状態が正常の状態に復帰した場合、セ
クタへの書き込みを即時再開するので再書き込み時の書
き込み時間を短縮することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の作用を従来の方法と比較した図であ
る。
【図3】本実施例のサーボ系の概略図を示す図である。
【図4】ライトゲート信号発生部の構成を説明する図で
ある。
【図5】セクタとライトゲート信号との関係を説明する
図である。
【図6】本実施例の動作パルスを説明する図である。
【図7】本実施例の動作フロー図である。
【図8】従来例の動作パルスを説明する図である。
【符号の説明】
1 磁気ディスク媒体 2 データヘッド 3 サーボヘッド 5 ボイスコイルモータ(VCM) 6 位置信号復調回路 7 サーボモータ制御回路 8 パワーアンプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラックのセクタへデータを書き込む書
    込手段(1)と、この書込手段(1)が書き込み中にサ
    ーボヘッド(2)よりのオフトラックの発生と復帰を検
    出するオフトラック検出手段(3)と、前記サーボヘッ
    ド(2)よりのトラック情報と前記オフトラックの発生
    と復帰情報に基づき前記書込手段(1)の書き込みの可
    否を指定するライトゲート信号を出力するライトゲート
    発生手段(4)と、前記書込手段(1)に対して各トラ
    ックのセクタに前記ライトゲート信号が出力されている
    場合、データを順次書き込ませるが前記ライトゲート信
    号が消滅した場合、このライトゲート信号が消滅しない
    とした場合に書き込むデータを保持し、このトラックの
    再書き込み時にこの保持したデータのみ該当するセクタ
    へ書き込むよう制御する書込制御手段(5)とを備えた
    ことを特徴とする磁気ディスク制御装置。
JP4102897A 1992-04-22 1992-04-22 磁気ディスク制御装置 Withdrawn JPH05298812A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4102897A JPH05298812A (ja) 1992-04-22 1992-04-22 磁気ディスク制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4102897A JPH05298812A (ja) 1992-04-22 1992-04-22 磁気ディスク制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05298812A true JPH05298812A (ja) 1993-11-12

Family

ID=14339655

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4102897A Withdrawn JPH05298812A (ja) 1992-04-22 1992-04-22 磁気ディスク制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05298812A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7362535B2 (en) 2005-04-26 2008-04-22 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Magnetic disk drive and recording method
JP2009283060A (ja) * 2008-05-21 2009-12-03 Fujitsu Ltd 情報記憶装置、その制御回路、および記録方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7362535B2 (en) 2005-04-26 2008-04-22 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Magnetic disk drive and recording method
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990706