JPH05297873A - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JPH05297873A
JPH05297873A JP4126863A JP12686392A JPH05297873A JP H05297873 A JPH05297873 A JP H05297873A JP 4126863 A JP4126863 A JP 4126863A JP 12686392 A JP12686392 A JP 12686392A JP H05297873 A JPH05297873 A JP H05297873A
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動伴奏機能付きの電子楽器において、簡単
な操作により音楽性が高く不自然さの無い多様な演奏を
実現することのできるようにすることを目的とする。 【構成】 伴奏パターンごとに複数のレジストレーショ
ンデータを用意し、選択指定した伴奏パターンに対応す
る複数のレジストレーションデータからレジストレーシ
ョンが選択できるようにする。また、各スタイルごとに
複数の伴奏パターンを備え、伴奏パターンを変更したと
き、連動してレジストレーションも変更する。さらに、
パターングループの間での変更ではレジストレーション
を変更し、パターングループ内の変更ではレジストレー
ションを変更しないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動伴奏機能を有す
る電子楽器に関し、詳しくは簡単な操作により音楽性が
高く不自然さの無い多様な演奏を実現することのできる
電子楽器に関する。
【0002】
【従来技術】従来、自動伴奏機能付きの電子楽器とし
て、複数の伴奏パターン(例えば、ロック、ポップスな
ど)の演奏データ(伴奏パターンデータ)を予め記憶し
ておき、演奏する曲ごとに伴奏パターンを使い分けるも
のがあった(例えば、特開昭62−187398号)。
【0003】また、レジストレーションメモリと呼ばれ
るメモリやレジストレーションスイッチと呼ばれるスイ
ッチを備え、楽音の音色、音量、効果(エフェクト)そ
の他の複数の設定状態をまとめて設定できるようにした
電子楽器がある(例えば、特開昭62−187397
号)。通常、電子楽器では楽音の音色、音量、効果など
をそれぞれ個別にオン/オフ選択または段階的に設定す
るためのパネルスイッチが多数設けられており、ユーザ
はこれらを設定することにより所望の演奏環境を実現す
る。レジストレーションメモリは、このような楽音の音
色、音量、効果その他の複数の設定情報を1組のレジス
トレーションとし、複数組のレジストレーションを記憶
しているメモリである。各レジストレーションは、例え
ば1つのレジストレーションスイッチのオンにより読出
すことができる。
【0004】これによれば、複数のパネルスイッチを操
作しなくても、1つのレジストレーションスイッチの操
作によって、一度に多数のスイッチの設定が切換えられ
演奏環境が設定される。したがって、演奏中における演
奏環境の切換えの操作性が向上する。なお、このレジス
トレーションデータは、演奏する曲ごとに最適な楽器の
組合せ、演奏パート間のバランスなど編曲に関する内容
にもおよぶことから、音楽に関する専門的な知識を有す
るものが設定することが望ましく、そのためファクトリ
プリセットされていることが多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の自動伴奏機能付
きの電子楽器に上記のレジストレーション技術を単純に
組合せれば、自動伴奏機能付きの電子楽器における演奏
環境の切換えがレジストレーションスイッチの操作によ
り簡単に行なえるようになる。しかし、自動伴奏のパタ
ーンとレジストレーションとの間には何の関連性も無い
ため、自動伴奏パターンに対して不適当なレジストレー
ションが選択されることもあり、選んだパターンと選ん
だレジストレーションとが調和しないと、音楽的に不自
然になるという問題点があった。
【0006】この発明は、上述の従来例における問題点
に鑑み、簡単な操作により音楽性が高く不自然さの無い
多様な演奏を実現することのできる自動伴奏機能付きの
電子楽器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、この発明の第1の局面に係る電子楽器は、複数の伴
奏パターンデータを記憶したパターン記憶手段と、前記
各伴奏パターンデータごとに複数のレジストレーション
データを記憶したレジストレーション記憶手段と、前記
複数の伴奏パターンデータの中から任意の伴奏パターン
データを選択指定するためのパターン指定手段と、前記
パターン指定手段により選択指定された伴奏パターンデ
ータに対応する複数のレジストレーションデータの中か
ら任意のレジストレーションデータを選択指定するため
のレジストレーション指定手段と、前記パターン指定手
段により選択指定された伴奏パターンデータに基づいて
自動伴奏を行う自動伴奏手段と、前記レジストレーショ
ン指定手段により選択指定されたレジストレーションデ
ータに基づいて演奏環境を設定する演奏環境設定手段と
を備えたことを特徴とする。
【0008】また、この発明の第2の局面に係る電子楽
器は、複数の伴奏スタイルごとに複数の伴奏パターンを
記憶したパターン記憶手段と、前記各伴奏スタイルごと
に複数のレジストレーションデータを記憶したレジスト
レーション記憶手段と、前記複数の伴奏スタイルの中か
ら任意の伴奏スタイルを選択指定するためのスタイル指
定手段と、前記スタイル指定手段により選択指定された
伴奏スタイルに対応する複数の伴奏パターンデータの中
から任意の伴奏パターンデータを選択指定するためのパ
ターン指定手段と、前記スタイル指定手段により選択指
定された伴奏スタイルに対応する複数のレジストレーシ
ョンデータの中から任意のレジストレーションデータを
選択指定するためのレジストレーション指定手段と、前
記パターン指定手段により選択指定された伴奏パターン
データに基づいて自動伴奏を行う自動伴奏手段と、前記
レジストレーション指定手段により選択指定されたレジ
ストレーションデータに基づいて演奏環境を設定する演
奏環境設定手段と、前記パターン指定手段により同一伴
奏スタイル内で伴奏パターンデータが変更されたとき、
それに連動してその伴奏スタイルに応じたレジストレー
ション内でレジストレーションデータを変更するレジス
トレーション変更制御手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0009】さらに、この発明の第3の局面に係る電子
楽器は、複数の伴奏スタイルごとに、複数の基本伴奏パ
ターンからなる第1のパターングループおよび複数のバ
リエーションパターンからなる第2のパターングループ
にグループ化された複数の伴奏パターンを記憶したパタ
ーン記憶手段と、前記各伴奏スタイルごとに複数のレジ
ストレーションデータを記憶したレジストレーション記
憶手段と、前記複数の伴奏スタイルの中から任意の伴奏
スタイルを選択指定するためのスタイル指定手段と、前
記スタイル指定手段により選択指定された伴奏スタイル
に対応する複数の伴奏パターンデータの中から任意の伴
奏パターンデータを選択指定するためのパターン指定手
段と、前記スタイル指定手段により選択指定された伴奏
スタイルに対応する複数のレジストレーションデータの
中から任意のレジストレーションデータを選択指定する
ためのレジストレーション指定手段と、前記パターン指
定手段により選択指定された伴奏パターンデータに基づ
いて自動伴奏を行う自動伴奏手段と、前記レジストレー
ション指定手段により選択指定されたレジストレーショ
ンデータに基づいて演奏環境を設定する演奏環境設定手
段と、前記パターン指定手段により伴奏パターンデータ
が変更されたとき、その伴奏パターンデータの変更がパ
ターングループ間の変更であればそれに連動してレジス
トレーションデータも変更するとともに、その伴奏パタ
ーンデータの変更がパターングループ内の変更であれば
レジストレーションデータの変更を行わないように制御
するレジストレーション変更制御手段とを備えたことを
特徴とする。
【0010】
【作用】上述のこの発明の第1の局面に係る電子楽器に
よれば、伴奏パターンごとに複数のレジストレーション
データが用意されており、伴奏パターンを選択指定する
とその伴奏パターンに対応する複数のレジストレーショ
ンデータからレジストレーションを選択できる。したが
って、各伴奏パターンごとに、その伴奏パターンにふさ
わしい複数のレジストレーションを用意しておけば、ユ
ーザがその中からどのレジストレーションを選択したと
しても、伴奏パターンとレジストレーションは必ず調和
したものとなる。
【0011】この発明の第2の局面に係る電子楽器によ
れば、あらかじめ用意されている複数の伴奏パターンは
伴奏スタイルによってグルーピングされている。伴奏ス
タイルとは、例えば音楽のジャンルなどの概念である。
同様に、レジストレーションデータも、伴奏スタイルご
とに複数用意されている。伴奏スタイルを選択指定する
と、その伴奏スタイルに対応する複数の伴奏パターンか
ら所望の伴奏パターンを選択でき、同様にその伴奏スタ
イルに対応する複数のレジストレーションデータから所
望のレジストレーションデータを選択できる。また、伴
奏パターンが変更されたとき、特に同一伴奏スタイル内
で伴奏パターンが変更されたときは、それに連動してそ
の伴奏スタイルに応じたレジストレーション内でレジス
トレーションが切り換えられる。
【0012】この発明の第3の局面に係る電子楽器によ
れば、あらかじめ用意されている複数の伴奏パターンは
伴奏スタイルによってグルーピングされており、さらに
各伴奏スタイルに対応する複数の伴奏パターンは複数の
基本伴奏パターンからなる第1のパターングループと複
数のバリエーションパターンからなる第2のパターング
ループとに分けられている。レジストレーションデータ
は、伴奏スタイルごとに複数用意されている。伴奏パタ
ーンの変更がパターングループ間の変更であればそれに
連動してレジストレーションデータも変更される。ま
た、その伴奏パターンデータの変更がパターングループ
内の変更であればレジストレーションデータの変更は行
われない。
【0013】
【実施例】以下、図面を用いてこの発明の実施例を説明
する。
【0014】図1は、この発明の一実施例に係る電子楽
器のブロック構成を示す。この電子楽器は、鍵盤1、押
鍵検出回路2、パネルスイッチ(SW)3、スイッチ検
出回路4、中央処理装置(CPU)5、リードオンリメ
モリ(ROM)6、ランダムアクセスメモリ(RAM)
7、タイマ8、表示回路9、音源回路10、サウンドシ
ステム11、およびバスライン12を備えている。
【0015】鍵盤1は、演奏者が演奏するための複数の
鍵を有する。演奏者が鍵盤1を操作すると、押鍵検出回
路2はその操作を検出し、演奏情報(例えば、キーオン
信号、キーオフ信号、およびタッチ情報など)をバスラ
イン12を介してCPU5に送出する。パネルスイッチ
3は、楽音の音色、音量、効果などの各種の設定を行な
うためにパネル上に設けられている複数のスイッチを示
す。スイッチ検出回路4は、パネルスイッチ3の操作を
検出し、その操作情報をバスライン12を介してCPU
5に送出する。
【0016】表示回路9は、CPU5からの指示に基づ
いて各種の情報をパネル上の表示装置に表示する。CP
U5は、後述する伴奏パターンの選択およびレジストレ
ーションの選択を含み、この電子楽器全体の動作を制御
する。ROM6には、CPU5が実行するプログラムお
よび各種のテーブルデータなどが格納されている。RA
M7には、各種のワークエリアなどが設定されている。
タイマ8は、所定の時間間隔で割込信号を発生するタイ
マである。
【0017】音源回路10は、CPU5からの指示に基
づいて楽音信号を発生し、サウンドシステム11に送出
する。サウンドシステムは、入力した楽音信号に応じて
実際に楽音を放音する。
【0018】図2は、この実施例の電子楽器のパネルス
イッチの外観を示す。パネルスイッチ3は、スタイルス
イッチ31、伴奏パターン選択スイッチ32、LED3
3、レジストレーション選択スイッチ34、LED3
5、スタート/ストップスイッチ36、およびフィルイ
ンスイッチ37を備えている。また、これらのスイッチ
の他に、音色選択スイッチ、各種の効果スイッチなどの
演奏環境を設定する不図示のスイッチを備えている。
【0019】スタイルスイッチ31は、ロック、ポップ
スなどの自動伴奏のスタイル(ここでは音楽のジャンル
により分けている)を選択するための10個のスイッチ
である。伴奏パターン選択スイッチ32は、選択された
スタイルにおける伴奏パターンを選択するための4個の
スイッチである。伴奏パターン選択スイッチ32は、第
1バース(verse)パターン選択スイッチ32−
1、第2バースパターン選択スイッチ32−2、第1コ
ーラス(chorus)パターン選択スイッチ32−
3、および第2コーラスパターン選択スイッチ32−4
からなる。
【0020】バースパターンとはどちらかというと基本
的な伴奏パターンを示し、第1バースパターンと第2バ
ースパターンとで1つのパターングループを構成してい
る。コーラスパターンはバリエーションとして用いられ
るような伴奏パターンを示し、第1コーラスパターンと
第2コーラスパターンとで1つのパターングループを構
成している。ユーザは、各スタイルに応じた4つの伴奏
パターン(2つのバースパターンと2つのコーラスパタ
ーン)から、所望のパターンを選択できる。すなわち、
伴奏パターンを選択するときは、まず、スタイルスイッ
チ31でいずれか1つスタイルを選択する。スタイルを
選択すると、その選択したスタイルに応じた4つの伴奏
パターンが各伴奏パターン選択スイッチ32−1〜32
−4に割当られる。ユーザは、伴奏パターン選択スイッ
チ32−1〜32−4のいずれか1つをオンして伴奏パ
ターンを選択する。
【0021】各伴奏パターン選択スイッチ32−1〜3
2−4の上側に設けられている4個のLED33は、現
在選択されている伴奏パターンを示すためのものであ
る。伴奏パターン選択スイッチ32−1〜32−4のい
ずれかをオンするとそのスイッチに割り当てられている
伴奏パターンが選択されることとなるが、そのときその
スイッチの上側のLED33が点灯し他の3つのLED
33は消灯する。
【0022】レジストレーション選択スイッチ34は、
レジストレーションを選択するための4個のスイッチで
ある。レジストレーション選択スイッチ34は、バース
A選択スイッチ34−1、バースB選択スイッチ34−
2、コーラスA選択スイッチ34−3、およびコーラス
B選択スイッチ34−4からなる。ユーザは、これらの
選択スイッチ34−1〜34−4のいずれか1つをオン
してレジストレーションを選択する。バースA、バース
B、コーラスA、およびコーラスBは、各スイッチ34
−1〜34−4に割当られているレジストレーションの
呼称である。
【0023】4つの選択スイッチ34−1〜34−4に
割当られる4つのレジストレーションは、その時点で選
択されているスタイルに応じたもの、言い換えれば選択
されているスタイルに対して好適な4つのレジストレー
ションである。したがって、ユーザはスタイルに適した
4つのレジストレーションの中から所望のレジストレー
ションを選択できそれにより演奏環境が定められるの
で、スタイルに合わない不適当なレジストレーションを
選択して音楽的に不自然な楽音となることが防止され
る。
【0024】なお、いずれのスタイルのもとであって
も、バースA選択スイッチ34−1およびバースB選択
スイッチ34−2に割当られるレジストレーションは、
その時点で第1バースパターン選択スイッチ32−1お
よび第2バースパターン選択スイッチ32−2に割当ら
れている伴奏パターンに対して好適なレジストレーショ
ンとする。同様に、コーラスA選択スイッチ34−3お
よびコーラスB選択スイッチ34−4に割当られるレジ
ストレーションは、その時点で第1コーラスパターン選
択スイッチ32−3および第2コーラスパターン選択ス
イッチ32−4に割当られている伴奏パターンに対して
好適なレジストレーションとする。
【0025】各レジストレーション選択スイッチ34−
1〜34−4の上側に設けられている4個のLED35
は、現在選択されているレジストレーションを示すため
のものである。また、LED35は、現在のモードが通
常モード(レジストレーションモードでないモード)か
レジストレーションモードかをも示す。4個のLED3
5がいずれも消灯しているときは通常モードである。通
常モードのときは、不図示の音色選択スイッチや効果ス
イッチなどの設定に応じた演奏環境で演奏することがで
きる。ユーザは、各種のスイッチを操作して所望の演奏
環境を細かく設定することができる。
【0026】通常モードの状態から、レジストレーショ
ン選択スイッチ34−1〜34−4のいずれか1つをオ
ンすると、通常モードからレジストレーションモードに
移行する。このとき、選択した1つのレジストレーショ
ン選択スイッチ34の上側のLED35が点灯し、その
スイッチに割当られたレジストレーションが選択された
ことを示すようになっている。レジストレーションが選
択されると、選択されたレジストレーションで規定され
た演奏環境となる。
【0027】レジストレーションモードの状態から、現
在選択されているレジストレーションに対応するレジス
トレーション選択スイッチ以外のスイッチ34(すなわ
ち上側のLED35が消灯している3つのスイッチ)の
うちの1つをオンすると、そのスイッチに割当られたレ
ジストレーションが新たに選択される。レジストレーシ
ョンモードであることは、変わりがない。演奏環境は、
新たに選択されたレジストレーションで規定される。L
ED35は、新たにオンされたレジストレーション選択
スイッチの上側のものだけが点灯し残りは消灯する。
【0028】レジストレーションモードの状態から、現
在選択されているレジストレーションに対応するレジス
トレーション選択スイッチ34(すなわち上側のLED
35が点灯しているスイッチ)をオンすると、レジスト
レーションモードから通常モードへと切替わる。LED
35は4つとも消灯する。
【0029】スタート/ストップスイッチ36は、自動
伴奏のスタート/ストップを指示するスイッチである。
自動伴奏が実行されていない状態でスタート/ストップ
スイッチ36をオンするとその時点で選択されている伴
奏パターンで自動伴奏が開始する。自動伴奏が実行され
ている状態でスタート/ストップスイッチ36をオンす
ると自動伴奏が停止する。
【0030】フィルインスイッチ37は、自動伴奏にお
けるフィルインパターンの挿入などを指示するスイッチ
である。自動伴奏が実行されている状態でフィルインス
イッチ37がオンされると、まずフィルインパターンで
自動伴奏が行なわれるようになる。そして、フィルイン
パターンが終了したら、別の伴奏パターンで自動伴奏が
継続される。具体的には、以下のように伴奏パターンが
移行する。
【0031】第1バースパターン→(フィルインスイ
ッチ37オン)→第1フィルインパターン→第1コーラ
スパターン 第2バースパターン→(フィルインスイッチ37オ
ン)→第2フィルインパターン→第2コーラスパターン 第1コーラスパターン→(フィルインスイッチ37オ
ン)→第3フィルインパターン→第1バースパターン 第2コーラスパターン→(フィルインスイッチ37オ
ン)→第4フィルインパターン→第2バースパターン
【0032】次に、この実施例の電子楽器で用いている
フラグ、レジスタ、およびテーブルなどにつき説明す
る。 (a)REGFLAG:レジストレーションフラグであ
る。「1」で現在のモードがレジストレーションモード
であることを示し、「0」で通常モードであることを示
す。 (b)RUN:ランフラグである。「1」で自動伴奏が
実行中であることを示し、「0」で自動伴奏が停止中で
あることを示す。 (c)CLK:1小節内におけるタイミングを表す値を
格納するクロックレジスタである。タイマ8によるタイ
マ割込の度に「1」カウントアップされるレジスタであ
り、1小節の切れ目で「0」に初期化される。
【0033】(d)PTNPOI:伴奏パターンデータ
をアドレッシングするためのポインタである。 (e)STYLE:現在選択されているスタイルを示す
値を設定するスタイルレジスタである。 (f)ROOT:伴奏鍵域における演奏から検出したコ
ード(和音)の根音を示す値を設定するルートレジスタ
である。
【0034】(g)TYPE:伴奏鍵域における演奏か
ら検出したコードのタイプ(メジャー、マイナーなどの
種別)を示す値を設定するタイプレジスタである。 (h)REG:現在の演奏環境を規定する各種の設定情
報を格納するレジストレーションレジスタである。 (i)TEMP:レジストレーションレジスタREGの
内容を一時的に退避するための一時記憶レジスタであ
る。
【0035】以上の(a)〜(i)のフラグおよびレジ
スタはRAM7に設けられている。なお、これらの記号
はレジスタそのものを表すとともに、そのレジスタに記
憶されたデータをも表すものとする。例えば、ROOT
というときはレジスタを表すとともに、そのレジスタに
記憶された根音のデータをも表すものとする。
【0036】その他、ROM6にあらかじめ用意された
データとして以下の(j)および(k)に示すデータが
ある。 (j)伴奏パターンデータ:各スタイルごとの伴奏パタ
ーンである。図3(a)にその構成の概略を示す。この
図のように、1つのスタイル(例えばスタイルSAのロ
ック)の伴奏パターンは、第1バースパターン、第2バ
ースパターン、第1コーラスパターン、第2コーラスパ
ターン、および第1〜第4フィルインパターンの8つの
パターンデータからなる。第1バースパターン、第2バ
ースパターン、第1コーラスパターン、および第2コー
ラスパターンは、上述したように4つのパターン選択ス
イッチ32−1〜32−4のそれぞれに割当てられるパ
ターンである。第1〜第4フィルインパターンは、上述
のフィルインスイッチ37のオンの際に挿入されるパタ
ーンである。これらの8つのパターンデータは、スタイ
ルごとにそのスタイルに適したものが用意されている。
【0037】(k)レジストレーションデータ:各スタ
イルごとのレジストレーションを表すデータである。図
3(b)にその構成の概略を示す。この図のように、1
つのスタイル(例えばスタイルSAのロック)に対し
て、バースA、バースB、コーラスA、およびコーラス
Bの4つのレジストレーションデータが用意されてい
る。各レジストレーションデータは、上述したように4
つのレジストレーション選択スイッチ34−1〜34−
4のそれぞれに割当てられるレジストレーションであ
る。これらのレジストレーションデータは、スタイルご
とにそのスタイルに適したものが用意されている。な
お、レジストレーションデータというときは、バース
A、バースBなどの1つ1つ、すなわち1つの演奏環境
を決定する1組のデータを表す場合もあるし、それらを
複数組寄せ集めたデータを表す場合もあるものとする。
【0038】1つのレジストレーションデータ、例えば
スタイルSAのバースAは、以下の〜のような内容
を有する。 第1の音色:第1の音色として設定されている音色を
特定する情報である。 第2の音色:第2の音色として設定されている音色を
特定する情報である。 音色モード:以下の(i) 〜(iii) のいずれかのモード
を表す情報である。
【0039】(i) 鍵盤1における演奏で発生する楽音の
音色を上記の第1の音色に設定された音色とするモード (ii)鍵盤1における演奏で発生する楽音の音色を上記の
第1の音色および第2の音色に設定された音色とするモ
ード(2種の音色で楽音が発生する) (iii) 鍵盤1を2つの鍵域に分けて、第1の鍵域におけ
る演奏で発生する楽音の音色は上記の第1の音色に設定
された音色とし、第2の鍵域における演奏で発生する楽
音の音色は上記の第2の音色に設定された音色とするモ
ード
【0040】リバーブ情報:鍵盤1における演奏で発
生する楽音に付与するリバーブに関する情報である。リ
バーブを付与する(オン)か付与しない(オフ)か、リ
バーブの種類、およびリバーブの深さなどを含む。 エフェクト情報:鍵盤1における演奏で発生する楽音
に付与するフランジャーやディストーションなどのエフ
ェクトに関する情報である。エフェクトを付与する(オ
ン)か付与しない(オフ)か、エフェクトの種類、およ
びエフェクトの深さなどを含む。 伴奏音情報:自動伴奏の伴奏音の音色、音量、および
効果などに関する情報である。
【0041】次に、図4〜図8のフローチャートを参照
して、この実施例の電子楽器の動作を説明する。
【0042】図4(a)は、この電子楽器のメインルー
チンを示す。この電子楽器の動作がスタートすると、ま
ず、ステップS1でフラグおよびレジスタなどのイニシ
ャライズを行なう。レジストレーションフラグREGF
LAGおよびランフラグRUNは「0」とする。また、
レジストレーションレジスタREGには、音色選択スイ
ッチや各種の効果スイッチなど(図2では不図示)で設
定されている現在の演奏環境を規定する各種の設定情報
を設定する。
【0043】次に、ステップS2で鍵盤処理を行ない、
ステップS3でスイッチ処理を行ない、ステップS4で
レジストレーション設定処理を行ない、ステップS5で
その他の処理を行なった後、ステップS2に戻る。そし
て、ステップS2以降の処理を繰返す。
【0044】図4(b)を参照して、図4(a)のステ
ップS2の鍵盤処理においては、まずステップS11で
鍵盤1のいずれかの鍵のキーオンがあるか否か判別す
る。キーオンがないときは、ステップS15に分岐す
る。キーオンがあるときは、ステップS12で伴奏鍵の
鍵域におけるキーオンか否か判別する。伴奏鍵の鍵域で
ない鍵域におけるキーオンであるときは、ステップS1
3でそのキーオンに対応する発音処理を行ないステップ
S15に進む。ステップS12で伴奏鍵の鍵域における
キーオンであるときは、ステップS14でキーオンの状
態からコードを検出する。具体的には、コードのルート
とタイプを検出して、レジスタROOT,TYPEに設
定する。その後、ステップS15に進む。
【0045】ステップS15では鍵盤1のいずれかの鍵
のキーオフがあるか否か判別する。キーオフがあるとき
は、ステップS16でキーオフされた鍵に関する消音処
理を行ない、リターンする。キーオフがないときは、そ
のままリターンする。
【0046】図4(a)のステップS3のスイッチ処理
では、パネル上のスイッチの操作を検出し、その操作に
応じた処理を行なう。図5、図6(a)、図6(b)、
図6(c)、図7(a)および図7(b)は、それぞれ
所定のスイッチが操作されたときにスイッチ処理(ステ
ップS3)の内部で実行される処理を表すフローチャー
トである。
【0047】図5は、図2のレジストレーション選択ス
イッチ34がオンされたときに実行されるレジストレー
ション処理ルーチンを示す。レジストレーション処理ル
ーチンでは、まずステップS21でフラグREGFLA
Gを参照して、現在レジストレーションモードであるか
否か判別する。レジストレーションモードでないとき
は、ステップS25で図3(c)の付番41に示すよう
に現在レジストレーションレジスタREGに設定されて
いるデータ(パネルの各種スイッチの設定による演奏環
境を表すデータ)を一時記憶レジスタTEMPに退避
し、ステップS26でフラグREGFLAGに「1」を
セットしてレジストレーションモードとする。
【0048】次に、ステップS27ではオンされたレジ
ストレーション選択スイッチ34に対応するレジストレ
ーションをセットし対応するLED35を点灯する。具
体的には、現在選択されているスタイルSTYLEとオ
ンされたレジストレーション選択スイッチ34(バース
A、バースB、コーラスA、またはコーラスBのいずれ
か1つ)に応じて、図3(b)のレジストレーションデ
ータから1つのレジストレーションを読出し、図3
(c)の付番44に示すようにレジストレーションレジ
スタREGに設定する処理である。ステップS27の
後、リターンする。
【0049】ステップS21でレジストレーションモー
ドであるときは、ステップS22でオンされたレジスト
レーション選択スイッチ34(スイッチ34−1〜34
−4のいずれか1つ)は、現在選択されているレジスト
レーションに対応するものであるか否か判別する。言い
換えれば、LED35が点灯しているレジストレーショ
ン選択スイッチ34がオンされたのか、それとも他のレ
ジストレーション選択スイッチ34がオンされたのかを
判別する。
【0050】オンされたレジストレーション選択スイッ
チ34が、現在選択されているレジストレーションに対
応するものであるときは、レジストレーションモードか
ら通常モードに戻すために、ステップS23で図3
(c)の付番42に示すように一時記憶レジスタTEM
Pに退避してあるデータ(レジストレーションモードに
入る前の演奏環境を表すデータ)をレジストレーション
レジスタREGにセットし、LED35を消灯する。そ
して、ステップS24でフラグREGFLAGを「0」
にリセットして通常モードとし、リターンする。
【0051】なお、上記のレジストレーション処理ある
いは他の処理によってレジストレーションレジスタRE
Gの内容が変更されたとき、または図4(a)のステッ
プS1で初期設定されたときは、図4(a)ステップS
4のレジストレーション設定処理においてその初期設定
または変更を検出する。そして、図3(c)の付番43
に示すように初期設定あるいは変更後のデータが音源1
0に送出される。これにより、レジストレーションレジ
スタREGに設定されたデータに基づく演奏環境が実際
に設定されたこととなる。
【0052】図6(a)は、音色選択スイッチや効果ス
イッチなどの各種の演奏環境を設定するためのスイッチ
(図2では不図示)が操作されたときに実行される処理
ルーチンを示す。まず、ステップS31で操作されたス
イッチに応じてその操作内容をレジストレーションレジ
スタREGにセットする(図3(c)付番45)。次
に、ステップS32でレジストレーションフラグREG
FLAGを参照し、現在レジストレーションモードであ
るか否か判別する。
【0053】レジストレーションモードであるときは、
読出したレジストレーションをユーザが意識的に変更し
たということであるから、それを示すためにステップS
33で現在点灯中のLED35(現在選択されているレ
ジストレーションを表している)を点滅させて、リター
ンする。ステップS32で現在レジストレーションモー
ドでないときは、そのままリターンする。
【0054】図6(b)は、図2のスタイルスイッチ3
1がオンされたときに実行されるスタイル設定処理ルー
チンを示す。スタイル設定処理ルーチンでは、ステップ
S41で選択されたスタイルを表す値をレジスタSTY
LEにセットし、リターンする。
【0055】図6(c)は、図2のパターン選択スイッ
チ32がオンされたときに実行されるパターン設定処理
ルーチンを示す。パターン設定処理ルーチンでは、まず
ステップS51でオンされたパターン選択スイッチ32
に対応する伴奏パターンを直ちにセットし、対応するL
ED33を点灯する。
【0056】この伴奏パターンのセットとは、具体的に
は、現在選択されているスタイルSTYLEとオンされ
たパターン選択スイッチ32(第1バース、第2バー
ス、第1コーラス、または第2コーラスのいずれか1
つ)に応じて、図3(a)の伴奏パターンデータから1
つの伴奏パターンを特定し、ポインタPTNPOIにそ
の伴奏パターンのアドレスを設定する処理である。自動
伴奏が実行中でないときは、その伴奏パターンの先頭ア
ドレスがポインタPTNPOIに設定される。自動伴奏
が実行中であるときは、現タイミングが小節の切れ目と
は限らないため、その伴奏パターンの先頭アドレスから
パターンデータを参照していき現タイミングCLK以後
最初に処理すべきパターンデータを探して、そのパター
ンデータのアドレスをポインタPTNPOIに設定す
る。
【0057】次に、ステップS52で現在レジストレー
ションモードであるか否か判別する。レジストレーショ
ンモードでないときは、そのままリターンする。レジス
トレーションモードであるときは、ステップS53で伴
奏パターンがバースパターンとコーラスパターンとの間
で変更されたのか否かを判別する。バースパターンとコ
ーラスパターンとの間の変更でないなら、そのままリタ
ーンする。バースパターンとコーラスパターンとの間の
変更であるときは、ステップS54で伴奏パターンの変
更に応じてレジストレーションデータをレジスタREG
に読出し(図3(c)付番44)、対応するLED35
を点灯して、リターンする。
【0058】ステップS53,S54の処理は、伴奏パ
ターンの切換えに連動してレジストレーションを切換え
る処理である。すなわち、伴奏パターンが第1バースパ
ターンまたは第2バースパターンから第1コーラスパタ
ーンまたは第2コーラスパターンへ変更された場合に、
元のレジストレーションがバースAまたはバースBであ
るときはそれぞれコーラスAまたはコーラスBに変更す
る。また、伴奏パターンが第1コーラスパターンまたは
第2コーラスパターンから第1バースパターンまたは第
2バースパターンへ変更された場合に、元のレジストレ
ーションがコーラスAまたはコーラスBであるときはそ
れぞれバースAまたはバースBに変更する。
【0059】このように伴奏パターンの切換えに連動し
てレジストレーションも切換えるようにしているので、
伴奏パターンを切換えたときには鍵盤の演奏音(ユーザ
の手動演奏によるもの)に関する各種設定も変化し、簡
単な操作により変化に富むダイナミックな演奏が実現さ
れる。また、バースパターン同士、あるいはコーラスパ
ターン同士の切換えでは伴奏パターンの変奏度合い(伴
奏パターンの変更による曲の雰囲気などの変化の度合
い)が比較的小さいが、この場合はレジストレーション
は変更せず微妙な変化のみに止めている。一方、バース
パターンとコーラスパターンとの間の切換えでは伴奏パ
ターンの変奏度合いが大きいので、レジストレーション
も変更してダイナミックな変化を実現している。
【0060】図7(a)は、図2のスタート/ストップ
スイッチ36がオンされたときに実行されるスタート/
ストップスイッチ処理ルーチンを示す。スタート/スト
ップスイッチ処理ルーチンでは、まずステップS61で
ランフラグRUNが「0」であるか否か判別する。ラン
フラグRUNが「0」なら、自動伴奏が停止中の状態で
スタート/ストップスイッチ36がオンされたというこ
とであるから、ステップS62で自動伴奏のスタート準
備を行ない、ステップS63でクロックCLKに初期値
「0」を、ランフラグRUNに「1」を、それぞれセッ
トし、リターンする。これにより、自動伴奏の実行がス
タートする。
【0061】ステップS62のスタート準備とは、図3
(a)の伴奏パターンデータから現在選択されているス
タイルSTYLEの現在選択されている伴奏パターンを
探し、その先頭アドレスをポインタPTNPOIにセッ
トする処理などである。
【0062】ステップS61でランフラグRUNが
「0」でないなら、自動伴奏が実行中の状態でスタート
/ストップスイッチ36がオンされたということである
から、ステップS64で現在発音されている自動伴奏音
をすべて消音するためにオールノートオフを音源10に
出力し、ステップS65でランフラグRUNを「0」に
リセットして、リターンする。これにより、自動伴奏の
実行が停止する。
【0063】図7(b)は、図2のフィルインスイッチ
37がオンされたときに実行されるフィルインスイッチ
処理ルーチンである。フィルインスイッチ処理ルーチン
では、まずステップS71でランフラグRUNが「1」
であるか否か判別する。ランフラグRUNが「1」でな
いなら、自動伴奏が停止中の状態であるからそのままリ
ターンする。ランフラグRUNが「1」のときは、ステ
ップS72でそれまでの伴奏パターンに応じてフィルイ
ンパターンをセットする。すなわち、それまでの伴奏パ
ターンが第1バースなら第1フィルインへ、第2バース
なら第2フィルインへ、第1コーラスなら第3フィルイ
ンへ、第2コーラスなら第4フィルインへ、それぞれポ
インタPTNPOIを移動する。
【0064】これらのフィルインパターンは図3(a)
に示すように伴奏パターンデータ内にスタイルごとに設
定されている。特に、自動伴奏が実行中のときは現タイ
ミングが小節の切れ目とは限らないため、ステップS7
2ではフィルインパターンの先頭アドレスからパターン
データを参照していき現タイミングCLK以後最初に処
理すべきパターンデータを探して、そのパターンデータ
のアドレスをポインタPTNPOIに設定する。
【0065】次に、ステップS73でレジストレーショ
ンフラグREGFLAGを参照し、現在レジストレーシ
ョンモードであるか否か判別する。レジストレーション
モードでないときは、そのままリターンする。レジスト
レーションモードであるときは、ステップS74で伴奏
パターンの変更に応じてレジストレーションデータをレ
ジスタREGに読出し(図3(c)付番44)、対応す
るLED35を点灯して、リターンする。フィルインパ
ターンが挿入されたときは、図2を参照して説明したよ
うにバースパターンとコーラスパターンとの間で伴奏パ
ターンが変更されるから、ステップS74では上記ステ
ップS54と同様にしてレジストレーションを切換える
ようにしている。
【0066】次に、図8を参照してタイマ割込処理につ
いて説明する。タイマ割込処理は、タイマ8が所定時間
間隔ごとに出力する割込信号が発生したとき実行され
る。例えば、タイマ8を調整して1拍(4分音符)当り
24回の割込があるように設定する。
【0067】タイマ割込処理ルーチンでは、まずステッ
プS81でランフラグRUNが「1」であるか否か判別
する。ランフラグRUNが「1」でないなら、自動伴奏
が停止中の状態であるからそのままリターンする。ラン
フラグRUNが「1」のときは、ステップS82で現タ
イミングを表すクロック値CLKに基づいてポインタP
TNPOIが指しているパターンデータのうちリズムパ
ターンデータを読出し、発音すべきタイミングであるな
ら、そのパターンデータを音源10へ出力する。これに
より自動伴奏のリズム音が発音する。
【0068】次に、ステップS83でクロック値CLK
に基づいてポインタPTNPOIが指しているパターン
データのうちベースおよびコードバッキングパターンデ
ータを読出し、発音すべきタイミングであるなら、ルー
トROOTおよびタイプTYPEに応じて音高を変換し
て音源10へ出力する。これにより、自動伴奏のベース
音およびコードバッキング音が発音する。
【0069】次に、ステップS84でクロック値CLK
は1拍の切れ目のタイミング(4分音符の切れ目)であ
るか否か判別する。1拍の切れ目のタイミングであると
きは、ステップS85でスタイル切換え処理を行ない、
ステップS86に進む。スタイル切換え処理は、自動伴
奏実行中にスタイルスイッチ31が操作され新たなスタ
イルに切換えられていたときに、伴奏パターンおよびレ
ジストレーションを切換える処理である。スタイルスイ
ッチ31の操作がないときは、何もしない。ステップS
84で現タイミングが1拍の切れ目のタイミングでない
ときは、ステップS86に進む。
【0070】ステップS86ではクロックCLKが最大
値MAXに等しいか否か判別する。最大値MAXは、ス
タイルごとに定められているクロックCLKの取り得る
最大値である。例えば、4分音符1拍当り24回の割込
があるとすれば、4/4拍子なら1小節では0≦CLK
≦24×4−1となり、MAX=95である。また、3
/4拍子なら1小節では0≦CLK≦24×3−1とな
り、MAX=71である。
【0071】ステップS86でクロックCLKが最大値
MAXに等しくないときは、ステップS87でクロック
CLKを「1」カウントアップしてリターンする。クロ
ックCLKが最大値MAXに等しいときは、ステップS
88でポインタPTNPOIをチェックして伴奏パター
ンの終りか否か判別する。伴奏パターンの終りであると
きは、ステップS89でポインタPTNPOIを伴奏パ
ターンの先頭を指すように設定する。このときそれまで
のパターンがフィルインパターンであるときは、バース
パターンとコーラスパターンとの間でパターンを移行し
てポインタPTNPOIを設定する。そうでないとき
は、同じパターンの先頭に戻せばよい。パターンを移行
したときは、LED33もそれに応じて移行先に対応す
るもののみ点灯させる。
【0072】ステップS89の後、またはステップS8
8で伴奏パターンの終りでないときは、ステップS90
でクロックCLKをゼロクリアし、リターンする。
【0073】なお、上記実施例では、リズム音、ベース
音、およびコードバッキング音を含む伴奏パターンを用
いたが、伴奏パターンとしてはリズムだけのもの、ベー
スだけのもの、コードバッキングだけのものなどを用い
てもよい。また、レジストレーションデータは音色、音
量、その他どのようなデータの組み合わせであってもよ
い。例えば、上記実施例ではレジストレーションデータ
に自動伴奏の音色などを規定する情報も含めているが、
これを除き、ユーザによる手動の演奏音の演奏環境を規
定する情報のみをレジストレーションデータとしてもよ
い。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、伴奏パターンごとに複数のレジストレーションを用
意し、伴奏パターンを選択指定するとその伴奏パターン
に対応する複数のレジストレーションからレジストレー
ションが選択できるようになっているので、各伴奏パタ
ーンごとにその伴奏パターンにふさわしい複数のレジス
トレーションを用意しておけば、ユーザがその中からど
のレジストレーションを選択したとしても、伴奏パター
ンとレジストレーションは必ず調和したものとなる。
【0075】また、各スタイルごとに複数の伴奏パター
ン(例えば、基本パターンとそのバリエーションパター
ンなど)を備え、伴奏パターンを変更したときそれに連
動してレジストレーションも変更しているので、伴奏パ
ターンの変更に伴って例えば手動演奏音の音色などが変
化し、簡単な操作により演奏環境を大きく変更すること
もできる。したがって、変化に富んだダイナミックな演
奏ができる。しかも、伴奏パターンとレジストレーショ
ンとは必ず調和する。
【0076】さらに、伴奏パターンの変奏度合いが大き
いパターングループの間での変更(例えば、実施例にお
けるバースパターンとコーラスパターンとの間の変更)
のときは、レジストレーションも同時に変更しているの
で、ダイナミックな演奏環境の変化が実現できる。一
方、変奏度合いが比較的小さいパターングループ内での
変更のときはレジストレーションは変更されないので、
演奏環境も微妙な変化に止まる。したがって、繊細な変
化からダイナミックな変化までの緻密な制御を簡単な操
作により行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例に係る電子楽器のブロッ
ク構成図
【図2】 この実施例の電子楽器のパネルスイッチの外
観図
【図3】 伴奏パターンデータ、レジストレーションデ
ータ、およびレジストレーションデータの移動を示す図
【図4】 メインルーチンおよび鍵盤処理ルーチンを示
す図
【図5】 レジストレーション処理ルーチンを示す図
【図6】 各種演奏環境設定スイッチ処理ルーチン、ス
タイル設定処理ルーチン、およびパターン設定処理ルー
チンを示す図
【図7】 スタート/ストップスイッチ処理ルーチンお
よびフィルインスイッチ処理ルーチンを示す図
【図8】 タイマ割込処理ルーチンを示す図
【符号の説明】
1…鍵盤、2…押鍵検出回路、3…パネルスイッチ、4
…スイッチ検出回路、5…中央処理装置(CPU)、6
…リードオンリメモリ、7…ランダムアクセスメモリ、
8…タイマ、9…表示回路、10…音源回路、11…サ
ウンドシステム、12…バスライン、31…スタイルス
イッチ、32…伴奏パターン選択スイッチ、33…LE
D、34…レジストレーション選択スイッチ、35…L
ED、36…スタート/ストップスイッチ、37…フィ
ルインスイッチ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の伴奏パターンデータを記憶したパタ
    ーン記憶手段と、 前記各伴奏パターンデータごとに複数のレジストレーシ
    ョンデータを記憶したレジストレーション記憶手段と、 前記複数の伴奏パターンデータの中から任意の伴奏パタ
    ーンデータを選択指定するためのパターン指定手段と、 前記パターン指定手段により選択指定された伴奏パター
    ンデータに対応する複数のレジストレーションデータの
    中から任意のレジストレーションデータを選択指定する
    ためのレジストレーション指定手段と、 前記パターン指定手段により選択指定された伴奏パター
    ンデータに基づいて自動伴奏を行う自動伴奏手段と、 前記レジストレーション指定手段により選択指定された
    レジストレーションデータに基づいて演奏環境を設定す
    る演奏環境設定手段とを備えたことを特徴とする電子楽
    器。
  2. 【請求項2】複数の伴奏スタイルごとに複数の伴奏パタ
    ーンを記憶したパターン記憶手段と、 前記各伴奏スタイルごとに複数のレジストレーションデ
    ータを記憶したレジストレーション記憶手段と、 前記複数の伴奏スタイルの中から任意の伴奏スタイルを
    選択指定するためのスタイル指定手段と、 前記スタイル指定手段により選択指定された伴奏スタイ
    ルに対応する複数の伴奏パターンデータの中から任意の
    伴奏パターンデータを選択指定するためのパターン指定
    手段と、 前記スタイル指定手段により選択指定された伴奏スタイ
    ルに対応する複数のレジストレーションデータの中から
    任意のレジストレーションデータを選択指定するための
    レジストレーション指定手段と、 前記パターン指定手段により選択指定された伴奏パター
    ンデータに基づいて自動伴奏を行う自動伴奏手段と、 前記レジストレーション指定手段により選択指定された
    レジストレーションデータに基づいて演奏環境を設定す
    る演奏環境設定手段と、 前記パターン指定手段により同一伴奏スタイル内で伴奏
    パターンデータが変更されたとき、それに連動してその
    伴奏スタイルに応じたレジストレーション内でレジスト
    レーションデータを変更するレジストレーション変更制
    御手段とを備えたことを特徴とする電子楽器。
  3. 【請求項3】複数の伴奏スタイルごとに、複数の基本伴
    奏パターンからなる第1のパターングループおよび複数
    のバリエーションパターンからなる第2のパターングル
    ープにグループ化された複数の伴奏パターンを記憶した
    パターン記憶手段と、 前記各伴奏スタイルごとに複数のレジストレーションデ
    ータを記憶したレジストレーション記憶手段と、 前記複数の伴奏スタイルの中から任意の伴奏スタイルを
    選択指定するためのスタイル指定手段と、 前記スタイル指定手段により選択指定された伴奏スタイ
    ルに対応する複数の伴奏パターンデータの中から任意の
    伴奏パターンデータを選択指定するためのパターン指定
    手段と、 前記スタイル指定手段により選択指定された伴奏スタイ
    ルに対応する複数のレジストレーションデータの中から
    任意のレジストレーションデータを選択指定するための
    レジストレーション指定手段と、 前記パターン指定手段により選択指定された伴奏パター
    ンデータに基づいて自動伴奏を行う自動伴奏手段と、 前記レジストレーション指定手段により選択指定された
    レジストレーションデータに基づいて演奏環境を設定す
    る演奏環境設定手段と、 前記パターン指定手段により伴奏パターンデータが変更
    されたとき、その伴奏パターンデータの変更がパターン
    グループ間の変更であればそれに連動してレジストレー
    ションデータも変更するとともに、その伴奏パターンデ
    ータの変更がパターングループ内の変更であればレジス
    トレーションデータの変更を行わないように制御するレ
    ジストレーション変更制御手段とを備えたことを特徴と
    する電子楽器。
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