JP2536596B2 - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JP2536596B2 JP63153373A JP15337388A JP2536596B2 JP 2536596 B2 JP2536596 B2 JP 2536596B2 JP 63153373 A JP63153373 A JP 63153373A JP 15337388 A JP15337388 A JP 15337388A JP 2536596 B2 JP2536596 B2 JP 2536596B2
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Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序でこの発明を説明する。
産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 作用および効果 実施例 第1図の電子楽器の構成説明 第1図の電子楽器の動作説明 1.メイン処理(第6図) 2.ABCオン処理(第7図) 3.最減衰チャンネル検索処理(第8図) 4.リズムオン処理(第9図) 5.UKオン処理(第10図) 6.カウントアップ処理(第11図) 7.UKオフ処理(第12図) 8.LKオン/オフ処理(第13図) 9.テンポ割込処理(第14図) 10.リズム音発音処理(第15図) 11.ABC音発音処理(第16図) 実施例の変形例 [産業上の利用分野] この発明は、オートリズム演奏機能を有する電子楽器
に関する。
[従来の技術] 従来のオートリズム演奏機能を有する電子楽器は、押
鍵用(マニュアル演奏用)の音源とリズム用の音源を別
個に持っていた。
[発明が解決しようとする課題] このため、オートリズム用の音源は、リズムが停止し
ているとき全く無駄になっていた。
この発明は、リズム停止時にも音源が無駄にならない
電子楽器を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 最近、電子楽器等に用いられる音源は、チャンネルご
とに音色を自由に変えられるものが多い。この発明で
は、チャンネルごとに音色を押鍵音とリズム音のいずれ
にも設定可能な音源(楽音形成手段)を用いることによ
り、リズム音とマニュアル(押下鍵)音の発音チャンネ
ルを共用し、かつオートリズムスタート時にオートリズ
ム用の占有チャンネルを浮動決定するようにしている。
すなわち、オートリズムスタート指示時にそれまでマニ
ュアル音用として設定されていた発音チャンネルの中か
らマニュアル音への影響の少ない所定数の発音チャンネ
ルを選択してオートリズム用に設定する。さらに、マニ
ュアル音用発音チャンネルとオートリズム音用発音チャ
ンネルに対し、独立に音色設定とチャンネル割当を行な
うようにしている。さらに、この割当ては、オートリズ
ムパターン発生手段から出力されるリズムパターンに応
じた発音要求に対し、オートリズム用に選択設定さた発
音チャンネルのうち、既に発音しているオートリズム音
への影響の少ないチャンネルを選択し、それに対して行
なうようにしている。なお、オートリズム停止指示時に
は、オートリズム音用に設定されていた発音チャンネル
もマニュアル音用として用いる。
[作用および効果] この発明は、オートリズム演奏モード時にのみ、マニ
ュアル演奏モード時にはマニュアル音形成用とし用いて
いた発音チャンネルの中から一部の発音チャンネルをオ
ートリズム音形成用として借用するようにしたため、発
音チャンネルの共用による音源有効利用として長所を有
する。また、借用するチャンネルは、固定ではなく、オ
ートリズムスタート指示の際、発音中の押下鍵音に対
し、空きチャンネルや楽音のレベルがより減衰している
チャンネルのように、影響の少ないチャンネルから選択
するようにしているため、マニュアル演奏の途中でオー
トリズム演奏を開始する場合にも一部のマニュアル演奏
音が途切れたり、クリック様の雑音が混入するという可
能性を避けることができる。
さらに、オートリズム用発音チャンネルの中でもリズ
ム音のキーオンデータが発生する都度、そのリズム音の
発音チャンネル割当を、既に発音しているオートリズム
音への影響の少ないチャンネルに対して行なうようにし
ているため、すなわち、後着優先でまたは発音レベルが
最低レベルのチャンネルに対して行なうようにしている
ため、オートリズム用の発音チャンネル数をそのリズム
種類の自動演奏を行なうために必要なリズム楽器数より
少なくし、かつ不自然な発音の発生を防止することがで
きる。例えば、後述する実施例においては、4つの発音
チャンネルを用いて8パートからなるリズム音を発生し
ている。
[実施例] 以下、図面を用いるこの発明の実施例を説明する。
第1図は、この発明の一実施例に係る電子楽器のハー
ドウェア構成を示す。この電子楽器は、押鍵操作通りの
楽音を発生するマニュアル演奏機能の他、パターンメモ
リに格納してある伴奏パターンに基づいてベースおよひ
コード(和音)等の伴奏を自動演奏するABC(オートベ
ースコード)機能や、前記パターンメモリ内のリズムパ
ターンに基づいてリズムを自動演奏するオートリズム機
能を有するものである。
(第1図の電子楽器の構成説明) 第1図において、鍵盤回路10は、図示しない鍵盤にお
ける押鍵を検出し、押下鍵を表わす鍵情報(キーコー
ド)を発生する。このキーコードは、MIDI(Musical In
strument Disital Interface)規格に準拠したもので、
第2図に示すように、押下鍵(キー)の位置C1,C#1,D
1,……,B1,C2,……,C6に対応して各C音に12(10
進表示)の倍数36,48,……,96を、そして他のキーには
半音上るごとに1ずつ増加する値を割り当てたものであ
る。また、休符すなわちいずれのキーも押下されていな
い状態を表わす(キー)コードは0である。なお、以下
においては特に断わらない限り、キーコード等の数値デ
ータは10進数で表わすものとする。
この電子楽器の鍵盤は、C1〜C6の61鍵であり、マニュ
アル演奏モードにおいては全部の鍵がメロディ演奏用の
上鍵盤(UK)となっているが、自動伴奏(ABC)モード
においては、鍵或分割することにより、C1〜F#2まで
の19鍵を和音指定用の下鍵盤(LK)として、G2〜C6の42
鍵をメロディ用の上鍵盤として用いるようにしている。
なお、第2図において、この鍵盤の鍵域外であるC0〜B0
の1オクターブの音域は、自動伴奏のベース音にて使用
する音域である。
第1図の電子楽器は、その全体動作を中央処理装置
(CPU)20を用いて制御するように構成されており、こ
のCPU20には双方向バスライン22を介して、上記鍵盤回
路10の他、プログラムメモリ24、レジスタ群26、各種テ
ーブル&パターンメモリ30、テンポクロック発生器40、
スイッチ群50およびトーンジェネレータ60を接続してあ
る。トーンジェネレータ60には、図示しない増幅器およ
びスピーカ等からなるサウンドシステムが接続してあ
る。また、テンポクロック発生器40のクロックパルス出
力端子を、信号ライン70を介してCPU20の割込信号入力
端子に接続してある。
プログラムメモリ24は、リードオンリメモリ(ROM)
で構成され、第6〜16図に示すフローチャートに対応し
たメイン処理およびテンポ割込処理等の各制御プログラ
ムが格納されている。
レジスタ群26は、CPU20が上記制御プログラムを実行
する際に発生する各種のデータを一時記憶するためのも
ので、それぞれ例えばランダムアクセスメモリ(RAM)
内の所定の領域に設けられている。
この電子楽器に用意されているレジスタ群26を構成す
るフラグおよびレジスタ類をアルファベット順に示すと
下記の通りである。なお、以下の説明においては各レジ
スタ群およびその内容(データ等)は、特に断らない限
り同一のラベルで表わすものとする。
1.ABC:1/0 自動伴奏のオン/オフを示すフラグ 2.ABCCH(0〜4):0〜15 自動伴奏の5パートのそれぞれがどのチャンネルに対応
するかを示すレジスタ 3.ASS:0〜15 キーオンすべきチャンネル 4.ASSMD(0〜15):1,2,4,8 対応するビットを1にセットすることにより、0〜15の
各チャンネルがコード、ベース、リズムおよびマニュア
ル(押鍵)音のいずれに割り当てられたかを示す 5.CHG:1〜15 ASSMD(割り当てた音色)を変更する際、変更するチャ
ンネルを示す。
6.CLK:0〜31 テンポクロック 32分音符分解能 7.DCYCNT(0〜15):0〜255 各チャンネルの最新のキーイベントの種類および発生順
序を表わすカウンタ、チャンネルごとに設けられてお
り、対応するチャンネルがキーオンすると0に、キーオ
フすると128に設定され、その後、他のチャンネルでキ
ーイベントが発生する度に下位7ビットが“オール1"に
なるまでインクリメントされる、すなわちMSBが0なら
キーオン中、1ならキーオフ中であることを示し、値が
大きいほどイベント発生から時間が経っていることを示
す 8.DCYMAX:0〜255 DCYCNT(0〜15)の中の最大値 9.EVKC イベントのあったキーのキーコード 10.i,j 制御変数 11.KCBUF(0〜15) 上鍵盤(UK)に割り当てられた各チャンネルのキーコー
ド 12.KEY(0〜4) 下鍵盤(LK)の和音指定に基づきLKで発音すべきキーコ
ード 0〜3;コード音(4音) 4;ベース音(1音) 13.LKBUF(0〜3) LKで押されたキーの低音側から4音のキーコード 14.MAX UKのDCYCNTにて最大値を与える(UKの最も減衰した)チ
ャンネル 15.MIN リズム音に割り当てられているチャンネルのうち最も小
さな音であるパート 16.OFF キーオフすべきチャンネル 17.RHY:1/0 リズムのオン/オフ 18.RHYCH(0〜3) リズムの4パートが割り当てられているチャンネル 19.RHYCNT(0〜3) リズムの4パートでのレベル 20.RMIN RHYCH(0〜3)の中の最小値 21.RON:1/0 リズムのオン 22.ROOT:0〜11 和音の根音 23.RSEL 選択されたリズム種類 24.TN リズム音色 25.TYPE 和音タイプ 各種テーブル&パターンメモリ30は、ROMで構成され
ており、下記の各パターンおよびテーブルが格納されて
いる。
1.ABC用パターン PATA(和音タイプ,クロック,パート) 第3図に示すように、32分音符1個に相当するタイミ
ングごとの発音状態を表わす8ビット(1バイト)デー
タの1小節分、つまり32バイトを1パート分として、コ
ード用の4パート(パート0〜3)およびベース用の1
パート(パート4)の計5パート分からなる。前記発音
状態を表わす1バイトデータとしては、その音がキーオ
ンタイミングまたは発音中であることを示すキーコード
(24〜54)、キーオフタイミングであることを示す00H
(以下、数値の後に「H」を付して16進数であることを
示す)、およびこれらのいずれでもない、いまり何もし
ないことを示すFFHが記憶させてある。メモリ30は、こ
のABCパターンとして、リズムナンバRHYに対応するリズ
ム種類ごと、ならびにM(メジャ)、m(マイナ)およ
び7th(セブンス)等の和音タイプごとに1個、全部で
(リズム種類数)×(和音タイプ数)個のパターンを記
憶している。
2.リズム用パターン PATR(リズム種類,クロック) 第4図に示すように、リズム種類ごとに1個ずつが設
けられている。この実施例の電子楽器は各リズム種類ご
とに最大8種類のリズム楽器を用いることができるよう
に構成されており、1個のリズム用パターンは、32分音
符1個に相当するタイミングのそれぞれに1バイトずつ
割り当てられた1小節分32バイトのデータからなる。1
バイトの各ビットは8つのリズム楽器のそれぞれに対応
しており、各ビットの1/0が対応する楽器のオン/オフ
を示している。このリズム用パターンとしてはリズム種
類ごとに1個のパターン、つまりリズム種類と同数のパ
ターンをメモリ30に記憶させてある。
3.リズム音色テーブル RTONE(リズム種類,パート) 前記リズム用パターンの各パート(すわちビット)が
リズム種類ごとにどのリズム楽器に対応するかを表わす
もので、例えばリズム種類がロックであれば第0ビット
はバスドラム、……、第7ビットはハイハット、リズム
種類がラテンであれば第0ビットはアゴーゴ、第2ビッ
トは……というように、リズム種類ごとの各ビットの音
色を示している。
4.リズム音減衰時間テーブル RHYVL(音色No.) 各音色(リズム楽器音)の減衰時間を示すもので、例
えばシンバルのように減衰時間の長いものには大きな値
が、バスドラムのように減衰時間の短いものには小さな
値が割り当てられている。
5.和音構成音テーブル TBL(和音タイプ,パート) リズム停止時のABC(オートベースコード)の各パー
トのキーコードを示すもので、第5図に示すように、和
音タイプTYPEごとに各パートのキーコードが根音ROOTか
らの度数で表わしてある。
テンポクロック発生器40は、可変周波数発振器、また
は周波数固定の発振器と分周率可変の分周器とを組合せ
たもので、予め設定されたテンポに応じ、4拍子の1小
節当り32個のクロックパルスを発生する。このクロック
パルスは、信号ライン70を介してCPU20に割込信号とし
て入力される。
スイッチ群50は、図示しない操作パネルに配置された
各種の操作スイッチ例えば自動伴奏の開始および停止を
指定するためのABCスイッチ、自動リズムの開始および
停止を指定するためのリズムスイッチ、テンポ設定用の
テンポスイッチ、上鍵盤および下鍵盤用の各音色選択ス
イッチ、リズム選択スイッチ、ならびに音量ボリューム
等により構成されている。
トーンジェネレータ60は、それぞれメロディ音、コー
ド音、ベース音および各リズム楽器音の形成が可能な第
0〜15の16個の発音(楽音形成)チャンネルを備え、CP
U20から与えられる押鍵(キーオン)、離鍵(キーオ
フ)、音色(または楽器種類)および音高(キーコー
ド)等のデータに基づく楽音信号を形成して増幅器等を
備えたサウンドシステム(図示せず)に送出する。サウ
ンドシステムは、この楽音信号に基づき楽音を発音す
る。
(第1図の電子楽器の動作説明) 次に第6〜16図のフローチャートを参照しながら第1
図の電子楽器の動作を説明する。
この電子楽器に電源が投入されると、CPU20はプログ
ラムメモリ24に格納された制御プログラムに従って動作
を開始する。先ず、第6図ステップ100以下のメインル
ーチンで示される処理を実行しそれとともに第15図のテ
ンポ割込処理を実行する。
1.メイン処理 第6図を参照して、ステップ101では、イニシャライ
ズを行なう。このイニシャライズは、自動伴奏オン/オ
フフラグABCおよびリズムオン/オフフラグRHYをクリア
し、音色割当レジスタASSMD(0〜15)を1Hに、ディケ
イカウンタDCYCNT(0〜15)をFFHに、リズム音レベル
カウンタRHYCNT(0〜4)を00Hにセットする等の初期
化処理である。次いで、ステップ110,120,130,150およ
び154等からなる無限ループ(循環)処理を実行する。
この循環処理では、ステップ110,120および150におい
てスイッチ群50の出力を検査する。ステップ110でABCス
イッチのオンイベントが検出されると、ステップ200に
分岐して、自動伴奏オン/オフフラグABCをトグル切換
し、その結果フラグABCがセットされたときは、押下鍵
音のうち現在最も減衰している方から5つの発音チャン
ネルを検索しABC用として選択設定する等のABCオン処理
を実行した後、ステップ120へ進む。一方、オンイベン
トが検出されないときはステップ110から直接ステップ1
20へ進む。ステップ120でリズムスイッチのオンイベン
ト有と判断すると、ステップ400に分岐して、リズムオ
ン/オフフラグRHYをトグル切換し、その結果フラグRHY
がセットされたときは、押下鍵音のうち現在最も減衰し
ている方から4つの発音チャンネルを検索してオートリ
ズム用として選択設定する等のリズムオン処理を実行し
た後、ステップ130へ進む。
ステップ130では鍵盤回路10の出力を検査し、キーイ
ベントの有無を判定する。キーイベント無しならばステ
ップ130から直接ステップ150に進み、キーイベント有り
ならばステップ132に進む。ステップ132ではイベントの
あったキーのキーコードをレジスタEVKCに格納し、続く
ステップ134でフラグABCを検査する。フラグABCが1で
あれば自動伴奏モードであり、鍵盤は上鍵盤域(UK)と
下鍵盤域(LK)とに鍵域分割されているから、次のステ
ップ136でイベントのあったキーがLKであるか否かを判
定する。キーコードが54以下であればLKである。イベン
トのあったキーがLKであればステップ138に進んで、オ
ンイベントであるか否かを判定し、オンイベントであれ
ばステップ600のLKオン処理を実行した後、オフイベン
トであればステップ650のLKオフ処理を実行した後、ス
テップ150に進む。
一方、フラグABCが0、すなわちステップ134の判定が
「NO」の場合、鍵盤は全域がUKであり、イベントキーは
必ずUKである。また、ステップ136における判定が「N
O」、すなわちイベントのあったキーのキーコードが55
以上である場合のイベントキーもUKである。このように
イベントキーがUKであればステップ140に進み、そのイ
ベントがオンイベントであるか否かを判定する。そし
て、オンイベントであればステップ500のUKオン処理を
実行した後、オフイベントであればステップ550のUKオ
フ処理を実行した後、ステップ150に進む。
ステップ150では前述のように、スイッチ群50のリズ
ム選択スイッチにおいてリズム選択が行なわれたか否か
を判定する。そして、リズム選択が行なわれたときはス
テップ152に分岐して選択されたリズムナンバをレジス
タRSELに格納した後、ステップ154に進む。一方、リズ
ム選択が行なわれていなければステップ152の処理はス
キップしてステップ150から直接ステップ154に進む。
ステップ154では音色スイッチ、テンポスイッチ、音
量ボリューム等の操作子を走査し、これらの操作子にイ
ベントが発生したときは、そのイベントに応じて鍵盤音
色設定、テンポ変更、音量変更等の処理を行なう。この
ステップ154におけるその他の処理を実行すると、次に
ステップ110に戻って上記ステップ110〜154の循環処理
を繰り返す。
2.ABCオン処理 前記メイン処理のステップ110において、ABCスイッチ
のオンイベントが検出されると、ステップ200のABCオン
処理が実行される。
第7図を参照して、ステップ202ではフラグABCを反転
し、ステップ204でフラグABCを検査する。フラグABC=
1であればマニュアル演奏モードにおいてABCスイッチ
がオンされ、その結果、ABCモードに切り換わったので
あるから、ステップ206以下の処理を実行する。一方、
フラグABC=0であればABCモード時にABCスイッチがオ
ンされ、その結果、マニュアル演奏モードに切り換わっ
たのであるから、ステップ250以下の処理を実行する。
先ず、ABCモードに切り換わった場合には、ステップ2
06にて制御変数jを0にセットした後、ステップ300の
最減衰チャンネル検索処理を実行し、UKキーの発音用と
して設定されている発音チャンネルのうちディケイカウ
ンタDCYCNT(0〜15)の値が最大値を取る発音チャンネ
ル(最減衰チャンネル)MAXを検索する。このカウンタD
CYCNT(0〜15)の値は、対応する発音チャンネルが空
きチャンネルであればFFHで最も大きく、キーオフチャ
ンネルであれば80H〜FFH、キーオンチャンネルであれば
00H〜7FHであって、キーオフまたはキーオン後の経過時
間が大きいほど大きい値となっている。
ステップ210ではこの最減衰チャンネルのナンバMAXを
変更チャンネルナンバレジスタCHGに格納し、続くステ
ップ212にて最減衰チャンネルCHGのカウンタDCYCNT(CH
G)をクリアし、ステップ214にてキーコードバッファKC
BUF(CHG)をクリアする。さらに、ステップ216にて第
jパートのレジスタABCCH(j)にこの第jパートにど
の発音チャンネルが割り当てられたかそのチャンネルナ
ンバCHGを記録し、ステップ218にてトーンジェネレータ
60のチャンネルCHGで発音中の押下鍵音を急速減衰処理
させた後、ステップ220にて現在第何パート目の処理を
実行しているかを判定する。この実施例において、ABC
用としては、第0〜3パートがコード音用、第4パート
がベース音用となっており、第0パートから順に発音チ
ャンネル割当を行なっている。したがって、第4パート
目(j=4)であればベース音用パートであるから、ス
テップ222にてレジスタASSMD(CHG)にチャンネルCHGを
ベース音に割り当てたことを示す4Hを格納し、ステップ
224にてトーンジェネレータ60の第CHGチャンネルにベー
ス音色のパラメータを送出した後、ステップ230に進
む。
一方、ステップ220の判定が「NO」、すなわち未だ第
0〜3パート目のチャンネル割当処理中(j=0〜3)
であれば、これはコード音用のチャンネルであるから、
ステップ226にてレジスタASSMD(CHG)にチャンネルCHG
をコード音に割り当てたことを示す8Hを格納し、ステッ
プ228にてトーンジェネレータ60の第CHGチャンネルにコ
ード音色のパラメータを送出した後、ステップ230に進
む。
ステップ230では制御変数jを歩進し、続くステップ2
32ではABC用として必要な第0〜4の5パート分の発音
チャンネルが選択されたか否かを判定する。5パート分
の処理が済んでいなければステップ206の次に戻り、前
記したステップ300〜232の処理を繰り返す。また、5パ
ート分の処理が済んでいればメイン処理(第6図)のス
テップ120に戻る。以上の処理により、今まで押下鍵用
として割当られていた発音チャンネルのうち減衰量、す
なわち計数値DCYCNT(0〜15)の大きい方から5つのチ
ャンネルがABC音用に切り換えられることになる。
前記ステップ204における判定が「NO」、すなわちABC
スイッチがABCモード時にオンされ、その結果、自動伴
奏(ABC)がオフになったときは、ステップ250以下の処
理により、今までABC発音用に割り当てられていた発音
チャンネルを押下鍵用に切り換える。
すなわち、ステップ250にて制御変数jを0にセット
し、ステップ252にて第jパートの発音を受け持ってい
たチャンネルのナンバABCCH(j)をレジスタCHGに格納
し、ステップ254にてこのチャンネルCHGの減衰値DCYCNT
(CHG)を最大減衰量FFHにセットし、ステップ256にて
チャンネルCHGで発音すべきキーコードKCBUF(CHG)を
クリアし、ステップ258にてトージェネレータ60のチャ
ンネルCHGで発音中のベースまたはコード音を急速減衰
処理させ、ステップ260にてトーンジェネレータ60のチ
ャンネルCHGに上鍵盤音色のパラメータを送出し、ステ
ップ262にてレジスタASSMD(CHG)にチャンネルCHGが上
鍵盤押下鍵音に割り当てられたことを示すデータ1Hをセ
ットし、ステップ264にてjを歩進した後、ステップ266
に進む。
ステップ266ではABC用に割り当てられていた5パート
分全部のチャンネルが押下鍵音用に変更されたか否かを
判定する。5パート分の変更が済んでいなければステッ
プ252に戻り、前記したステップ252〜266の処理を次の
パートjについて繰り返す。また、5パート分の変更処
理が済んでいればメイン処理(第6図)のステップ120
に戻る。
3.最減衰チャンネル検索処理 この処理は、ABCオンの場合、およびオートリズムオ
ンの場合に、16個の発音チャンネルのうち、押下鍵音用
として割り当てられているものの中からこれらのABC用
およびオートリズム用として借用する発音チャンネルを
選択するため、押下鍵音用のうち減衰量DCYCNTが最大の
ものを検索する処理である。
すなわち、第8図を参照して、ステップ302にて最大
減衰値カウンタDCYMAXを最小値の0に、最減衰チャンネ
ルレジスタMAXを最初のチャンネル0にセットし、ステ
ップ304にて制御変数iを0にセットした後、ステップ3
06にてチャンネルiが押下鍵音用に設定されている(AS
SMD(i)=1)か否か、およびチャンネルiの減衰値D
CYCNT(i)が今まで検索したチャンネルの減衰値のう
ち最大のものDCYMAXより大きいか否かを判定する。
この最減衰チャンネル検索処理は、押下鍵発音用チャ
ンネルの中から減衰値最大のものを検索してABCまたは
オートリズム発音用に借用する発音チャンネルを選択す
るためのものである。したがって、前記ステップ306の
判定において、チャンネルiが押下鍵用でない場合、お
よび減衰値が他のチャンネルより小さい場合には、その
チャンネルiは選択の対象外であり、ステップ306の次
はステップ308および310をスキップして直接ステップ31
2に進む。
一方、このチャンネルiが押下鍵音用であり、かつ今
までのものより減衰値が大きければ、ステップ308に進
み、ステップ308にてカウンタDCYMAXの内容をDCYCNT
(i)に更新し、ステップ310にてレジスタMAXにこの最
減衰チャンネルのナンバiを登録し、ステップ312にて
変数iを歩進した後、ステップ314にて全16個の発音チ
ャンネルについて検索を終了したか否かを判定する。終
了していればもとの処理に戻る。また、終了していなけ
れば、ステップ306に戻って、次のチャンネルiについ
て前記したステップ306〜314の処理を繰り返す。
4.リズムオン処理 前記メイン処理のステップ120において、リズムスイ
ッチのオンイベントが検出されると、ステップ400のリ
ズムオン処理が実行される。
第9図を参照して、ステップ402にてリズムオン/オ
フフラグRHYを反転し、ステップ404にてフラグRHYを検
査する。フラグRHY=1であればマニュアル演奏モード
においてリズムスイッチがオンされ、その結果、オート
リズムモードに切り換わったのであるから、ステップ40
6以下の処理を実行する。一方、フラグRHY=0であれば
オートリズムモード時にリズムスイッチがオンされ、そ
の結果、マニュアル演奏モードに切り換わったのである
から、ステップ430以下の処理を実行する。
先ず、オートリズムモードに切り換わった場合には、
ステップ406にて制御変数jを0にセットした後、前記
したステップ300の最減衰チャンネル検索処理を実行
し、UKキーの発音用として設定されている発音チャンネ
ルのうち減衰値DCYCNT(0〜15)が最大の発音チャンネ
ルである最減衰チャンネルMAXを検索する。
ステップ410ではこの最減衰チャンネルのナンバMAXを
変更チャンネルナンバレジスタCHGに格納し、続くステ
ップ412にて最減衰チャンネルCHGのカウンタDCYCNT(CH
G)をクリアし、ステップ414にてキーコードバッファKC
BUF(CHG)をクリアする。さらに、ステップ416にて第
jパートのレジスタRHYCH(j)にこの第jパートにど
の発音チャンネルが割り当てられたか、そのチャンネル
ナンバCHGを記録し、ステップ418にてトージェネレータ
60のチャンネルCHGで発音中の押下鍵音を急速減衰処理
させ、ステップ420にてレジスタASSMD(CHG)にチャン
ネルCHGをリズム音に割り当てたことを示す2Hを格納
し、ステップ424にて制御変数jを歩進した後、ステッ
プ424にてリズム用として必要な第0〜3の4パート分
の発音チャンネルが選択されたか否かを判定する。4パ
ート分の発音チャンネルが選択されていなければステッ
プ406の次に戻り、前記したステップ300〜424の処理を
繰り返す。また、4パート分の発音チャンネルが選択さ
れていればステップ426にてクロックCLKをクリアした
後、メイン処理(第6図)のステップ130に戻る。以上
の処理により、今まで押下鍵用として割当られていた発
音チャンネルのうち、減衰値DCYCNT(0〜15)の大き
い、すなわち押下鍵音への影響の少ない4つの発音チャ
ンネルが選択されリズム音用に切り換えられることにな
る。
前記ステップ404における判定が「NO」、すなわちリ
ズムスイッチがオートリズムモード時にオンされた結
果、オートリズムがオフになったときは、ステップ430
以下の処理により、今までリズム発音用に割り当てられ
ていた発音チャンネルを押下鍵用に切り換える。
すなわち、ステップ430にて制御変数jを0にセット
し、ステップ432にて第jパートの発音を受け持ってい
たチャンネルのナンバRHYCH(j)をレジスタCHGに格納
し、ステップ434にてこのチャンネルCHGの減衰値DCYCNT
(CHG)を最大減衰量FFHにセットし、ステップ436にて
チャンネルCHGで発音すべきキーコードKCBUF(CHG)を
クリアし、ステップ438にてトーンジェネレータ60のチ
ャンネルCHGで発音中のリズム音を急速減衰処理させ、
ステップ440にてトーンジェネレータ60のチャンネルCHG
に上鍵盤音色のパラメータを送出し、ステップ442にて
レジスタASSMD(CHG)をチャンネルCHGが上鍵盤押下鍵
音に割り当てられたことを示すデータ1Hをセットし、ス
テップ444にてjを歩進した後、ステップ446に進む。
ステップ446ではリズム用に割り当てられていた4パ
ート分全部のチャンネルが押下鍵音用に変更されたか否
かを判定する。4パート分の変更が済んでいなければス
テップ432に戻り、前記したステップ432〜446の処理を
次のパートjについて繰り返す。また、4パート分の変
更処理が済んでいればメイン処理(第6図)のステップ
130に戻る。
5.UKオン処理 前記メイン処理(第6図)のステップ140において、
上鍵盤UKにおけるキーオンイベントが検出されると、ス
テップ500のUKオン処理が実行される。
第10図を参照して、ステップ502にてイベントのあっ
たキーのキーコードをイベントキーレジスタEVKCに格納
した後、前記ステップ300の最減衰チャンネル検索処理
により最も減衰値の大きなチャンネルのナンバMAXを検
索する。続いて、ステップ510にて発音チャンネルレジ
スタASSにこのチャンネルのナンバMAXを格納し、ステッ
プ512にてチャンネルASSの減衰値をキーオン直後を示す
0にセットし、ステップ514にて該当チャンネルASSのキ
ーコードバッファKCBUF(ASS)に押下鍵音のキーコード
EVKCを格納した後、ステップ516にてトーンジェネレー
タ60のチャンネルASSのキーコードEVKCのキーオン処理
を行なう。さらに、後述するステップ700のカウントア
ップ処理により各押下鍵音用チャンネルのディケイカウ
ンタDCYCNTのカウントアップを行なった後、メイン処理
(第6図)のステップ150に戻る。
6.カウントアップ処理 第11図を参照して、ステップ700のカウントアップ処
理においては、ステップ702にて制御変数iを0にセッ
トした後、ステップ704にてチャンネルiが押下鍵音用
に設定されている(ASSMD(i)=1)か否か、および
チャンネルiの減衰値DCYCNT(i)の下位7ビットが
“オール1"であるか否かを判定する。そして、チャンネ
ルiが押下鍵用であり、かつ減衰値DCYCNT(i)の下位
7ビットが“オール1"以外であれば、ステップ706にてD
CYCNT(i)のカウント値を1だけカウントアップす
る。これにより、押下鍵音の下位7ビットには当該チャ
ンネルiでキーイベントが発生した後の他のチャンネル
におけるキーイベント数が減衰値として記憶されること
になる。
一方、ステップ704における判定が「NO」すなわちチ
ャンネルiがオートリズム発音用またはABC発音用に設
定されている場合(ASSMD(i)=2,4または8)、ある
いはDCYCNT(i)の下位7ビットが“オール1"である場
合にはステップ706をスキップしてステップ704から直接
ステップ708に進む。オートリズム音およびABC音につい
ては、後述するように、テンポクロックを計数して経過
時間を計測するようにしたため、ステップ706のカウン
トアップ処理をスキップさせている。また、減衰値DCYC
NT(i)の下位7ビットが“オール1"になった後はやは
りステップ706のカウントアップ処理をスキップさせて
いる。これにより、カウンタの桁数を増加することな
く、カウンタのオーバーフローおよびそれによる誤計数
を防止している。また、このようにしても127イベント
の計数は可能であり、127イベント分の経過時間は、一
般に、楽音が減衰するのに充分な時間であるため、キー
アサイン等への影響は少ない。
ステップ706の処理後、またはステップ704の判定に従
ってステップ706をスキップした後、ステップ708では変
数iが歩進され、ステップ710にて16個の発音チャンネ
ルの全部についての処理が終了したか否かが判定され
る。終了していれば、もとの処理に戻る。一方、終了し
ていなければステップ704に戻り、次の発音チャンネル
iについて前記ステップ704〜710の処理が繰り返され
る。
7.UKオフ処理 前記メイン処理(第6図)のステップ140において、
上鍵盤UKにおけるキーオフイベントが検出されると、ス
テップ550のUKオフ処理が実行される。
第12図を参照して、ステップ552にてイベントのあっ
たキーのキーコードをイベントキーレジスタEVKCに格納
した後、先ず、キーオフキーコードEVKCに等しい押下鍵
音を発音中の発音チャンネルを検索する。すなわち、ス
テップ554にて制御変数iを0にセットし、次のステッ
プ556にてチャンネルiは押下鍵音に割り当てられたも
のであるか否かを判定する。押下鍵音用の発音チャンネ
ルであればステップ558に進み、ステップ558にてこのチ
ャンネルiが発音中(カウンタDCYCNTの最上位ビット=
0)であり、かつキーオフしたキーコードEVKCがこのチ
ャンネルで発音中のキーコードKCBUF(i)と同じであ
るか否かを判定する。これらステップ556および558の判
定がいずれも「YES」であれば、前記キーオフイベント
はこのチャンネルのものであり、この場合には、ステッ
プ570に進む。チャンネルiが押下鍵音以外のリズムやA
BCに割り当てられている場合にはステップ556の判定が
「NO」となり、処理はステップ560に進む。また、キー
コードEVKCとキーコードKCBUF(i)とが異なる場合、
あるいはカウンタDCYCNTの最上位ビットが1である場合
にも処理はステップ560に進む。
ステップ560では変数iを歩進し、次のステップ562で
は変数iが16より小さいか否か判定する。変数iが16以
上であるということは、キーオフイベントに対応するキ
ーオンチャンネルがなかったということであり、この場
合にはメイン処理(第6図)のステップ150に戻る。す
なわち、キーオフイベントは無視する。一方、ステップ
562における判定で変数iが16より小さいときは未検索
のチャンネルが残っているから、ステップ556に戻っ
て、次のチャンネルiについてこのステップ556以下の
処理を実行する。
キーオフイベントに対応するチャンネルが見付かっ
て、処理がステップ570に進むと、ステップ570にてチャ
ンネルナンバiをキーオフチャンネルレジスタOFFに格
納し、ステップ572にてチャンネルOFFの減衰値をキーオ
フ直後を示す80Hにセットし、トーンジェネレータ60の
チャンネルOFFにてキーオフ処理を行なう。さらに、前
記ステップ700のカウントアップ処理により各押下鍵音
用チャンネルのカウントアップを行なった後、メイン処
理(第6図)のステップ150に戻る。
これらのUKオン処理(第10図)およびUKオフ処理(第
12図)により、上鍵盤UKにおける押鍵操作通りの楽音が
発生する。
8.LKオフ/オフ処理 前記メイン処理(第6図)のステップ138において、
下鍵盤LKにおけるキーオンイベントが検出されると、ス
テップ600のLKオン処理が実行される。
第13図を参照して、ステップ602では現在LKにてキー
オンされているキーを低音から4つサーチしてLKキーコ
ードバッファLKBUF(0〜4)に格納する。但し、キー
オンされているキーが4キー未満であるときは、余った
LKBUFには0をセットする。次いで、ステップ604にてバ
ッファLKBUF(0〜4)の内容に基づき和音を検出し、
根音を根音レジスタROOTに、和音タイプを和音タイプレ
ジスタTYPEにそれぞれ格納のした後、ステップ606にて
オートリズムオン/オフフラグRHYを検査する。RHY=1
であれば、オートリズムが走っているから、そのままメ
イン処理(第6図)のステップ150に戻る。この場合に
は、後述するテンポ割込処理においてリズム用パターン
とともにリズム種類および和音タイプに応じたABC用パ
ターンが読み出され、このABC用パターンに基づいてオ
ートベースコードが演奏される。
ステップ606の判定が「NO」、すなわちリズムが停止
している場合には、テステップ608以下の押鍵和音発音
処理を実行する。
すなわち、ステップ608にて制御変数jを0にセット
し、ステップ610にて和音構成音テーブルTBLを参照して
和音タイプTYPEに対応するパートjの度数情報を読み出
してバッファKEY(j)に格納し、ステップ612にてこの
度数情報KEY(j)に根音データROOTを加算することに
よりキーコードに変換し、ステップ614にて自動伴奏用
チャンネルナンバレジスタABCCH(j)からパートjの
発音チャンネルナンバを読み出してキーオンチャンネル
ナンバレジスタASSに格納した後、ステップ616にてトー
ジェネレータ60のチャンネルASSにてキーコードKEY
(j)のキーオン処理を行なう。このようなキーオン処
理をj=0〜4の5つのパートについて繰り返すことに
よって下鍵盤の押鍵で指定された通りのコード(和音)
およびベース音が発生する。
すなわち、ステップ618にて変数jを歩進し、ステッ
プ620にてjが5未満であればステップ610に戻って前記
ステップ610〜620の処理を繰り返すことにより次のパー
トjについての発音処理を行ない。5パート全部の処理
が終了してjが5以上になると、ステップ620からメイ
ン処理(第6図)のステップ150に戻る。
前記メイン処理(第6図)のステップ138において、
下鍵盤LKにおけるキーオフイベントが検出されると、処
理はステップ138からステップ650のLKオフ処理に進む。
ステップ652ではオートリズムオン/オフフラグRHYを検
査する。RHY=1であれば、オートリズムが走ってお
り、この場合は前述のようにABC用パターンが読み出さ
れてここにキーオフ情報も含まれているから、LKのキー
イベントによるキーオフ情報は必要ではない。したがっ
て、ステップ652からそのまま、メイン処理(第6図)
のステップ150に戻る。一方、ステップ652でRHY=0で
あれば、前記LKオン処理のステップ602に進み、以下、L
Kキーオン時と同様にしてキーオフ処理を行なう。
9.テンポ割込処理 この電子楽器においては、テンポクロック発生器40か
ら4拍子の1小節の1/32周期ごとに出力されるテンポク
ロックを割込信号として、ステップ800のクロック割込
処理を実行する。
第14図を参照して、ステップ802ではオートリズムオ
ン/オフフラグRHYを検査する。フラグRHYが“0"ならば
オートリズムやABCの演奏は停止中であり、リズム音や
コード音等の発音処理およびテンポクロックの計数処理
等は不要であるから直ちに割込みを解除してもとの処理
に復帰する。
一方、フラグRHYが“1"ならばリズムおよびコード音
等の自動演奏は走行中であるから、リズム種類RSELおよ
びテンポクロックCLKに基づき後述するステップ900のリ
ズム音発音処理(第15図)を行なう。次に、ステップ80
4で自動伴奏オン/オフフラグABCを検査する。フラグAB
Cが“1"ならばリズム種類RSEL、和音タイプTYPE、テン
ポクロックCLKおよびパートj(j=0〜4)に基づき
後述するステップ950のABC音発音処理(第16図)を行な
った後、ステップ806に進む。一方、フラグABCが“0"な
らば、前記ABC音発音処理をスキップしてステップ804か
ら直接ステップ806に進む。
ステップ806では、テンポクロックCLKを歩進し、続く
ステップ808にてテンポクロックCLKが32より小さいか否
かを判定する。テンポクロックCLKは小節内タイミング
を表わす0〜31の循環数であるから、32より小さければ
そのまま、32以上であればステップ810にてテンポクロ
ックCLKを0クリアした後、割込みを解除してもとの処
理に復帰する。
10.リズム音発音処理 前記テンポ割込処理(第14図)のステップ802におい
て、オートリズムオン/オフフラグRHYが“1"であれ
ば、ステップ900のリズム音発音処理が実行される。
第15図を参照して、ステップ902にてリズム種類RSEL
およびテンポクロックCLKに基づきリズム用パターンPAT
Rから現タイミングCLKのリズム音発音情報を読み出して
発音情報レジスタEVTに格納し、ステップ904にて制御変
数iを0にセットし、ステップ906および908にて前記発
音情報EVTの第iビットを検査する。この第iビットが
“1"であれば、ステップ910に進み、ステップ910にて最
低発音レベルレジスタRMINに最大値であるFFHを、最低
レベルパートレジスタMINに初期値である0をセット
し、ステップ912にて制御変数jを0にセットした後、
ステップ914にて最低発音レベルRMINとパートjの現発
音レベルRHYCNT(j)とを比較する。そして、最低発音
レベルRMINよりパートjの現発音レベルRHYCNT(j)の
方が小さければ、ステップ916にて現発音レベルRHYCNT
(j)を新たな最低発音レベルとしてレジスタRMINに格
納し、ステップ918にて発音レベルがより低いパートの
ナンバjをレジスタMINに格納した後、ステップ920に進
む。また、前記ステップ914における判定が「NO」であ
れば、レジスタRMINの内容の方が最低発音レベルである
からステップ916および918の処理はスキップしてステッ
プ914からステップ920に直接進む。
ステップ920では変数jを歩進し、ステップ922ではこ
のjが4より小さいことを条件としてステップ914に戻
る。つまり、ステップ914〜922の循環処理においては、
現在リズム音が発音割当されているパート0〜3の4つ
のパートのうちレベルが最も低いものを検索する。
レベルが最低のパートMINを見付けたら、ステップ924
にてこのパートが割り当てられている発音チャンネルナ
ンバRHYCH(MIN)を読み出してキーオンチャンネルレジ
スタASSに格納する。これにより、現タイミングにおい
て、発音すべきリズム音を割り当てるべき発音チャンネ
ルASSが決定される。なお、この実施例において、リズ
ム用パターンは8ビットの各ビットに対応する8つのリ
ズム楽器音の設定が可能であるが、通常4つ以上のリズ
ム楽器が同時に発音することは稀であるので、リズム用
発音チャンネルとしては4パート分の4チャンネルしか
設定していない。同時に5つ以上のパートの発音が指令
された場合には後着優先で発音割り当てするようにして
ある。
ステップ926ではリズム種類RSELおよびビットナンバ
iに基づいてリズム音色テーブルRTNONE(RSEL,i)を参
照し、その音色データを音色レジスタTNに格納する。続
いて、ステップ928にてトーンジェネレータ60のチャン
ネルASSに音色TNのパラメータを送出し、ステップ930に
てトーンジェネレータ60のチャンネルASSのキーオン処
理を行ない、ステップ932にてリズム音減衰長さテーブ
ルRHYLVL(TN)を参照してキーオンしたリズム音色の減
衰長さを読み出して現発音レベルカウンタRHYCNT(j)
に格納した後、ステップ940に進む。
ステップ940では現発音レベルカウンタRHYCNT(i)
の計数値を検査し、計数値が0でなけれはステップ942
にてディクリメントした後、ステップ944に進む。計数
値が0の場合は既に最低レベルになっているから、ステ
ップ942をスキップしてディクリメントすることなくス
テップ944に進む。
ステップ944では次のビットを検査するため、変数i
を歩進し、ステップ946で変数iが8より小さければ未
だ未検査のビットが残っているからステップ906に戻っ
て、前記ステップ906〜946の処理を繰り返し、ステップ
946の判定で変数iが8以上であれば第0〜7の全8ビ
ットの検査を終了しているから、もとの処理(第14図ス
テップ804)に戻る。
11.ABC音発音処理 前記テンポ割込処理(第14図)のステップ804におい
て、自動伴奏オン/オフフラグABCが“1"であれば、ス
テップ950のABC音発音処理が実行される。
第16図を参照して、ステップ952にて制御変数jを0
にセットし、ステップ954にてリズム種類RSEL、和音タ
イプ、テンポクロックCLKおよびパートjに基づきABC用
パターンPATAから現タイミングCLKにおけるパートjのA
BC音発音情報を読み出して発音情報レジスタEVTに格納
した後、ステップ956にて発音情報EVTがFFHであるか否
かを判定する。発音情報EVTのFFHは「何もしない」を意
味するから、このパートjについては何もすることな
く、直接ステップ980に進む。発音情報EVTがFFH以外で
あればステップ958にて00H(キーオフ)であるか否かを
判定する。
FFHでも00Hでもない発音情報EVTはキーオンを示すキ
ーコード(根音ROOTからの半音数データ)である。この
場合には、ステップ960にて、発音情報EVTに根音データ
ROOTを加算して絶対音高情報に変換し、ステップ962に
てパートjに割り当てたチャンネルのナンバABCCH
(j)を読み出して発音割当チャンネルASSとして格納
し、ステップ964にてトーンジェネレータ60のチャンネ
ルASSでキーコードEVTのキーオン処理を行なった後、ス
テップ980に進む。
前記ステップ958の判定において「YES」すなわち、パ
ートjの発音情報EVTがキーオフ(00H)であれば、ステ
ップ970にてパートjに割り当てたチャンネルのナンバA
BCCH(j)を読み出してキーオフチャンネルレジスタOF
Fに格納し、ステップ972にてトーンジェネレータ60のチ
ャンネルOFFのキーオフ処理を行なった後、ステップ980
に進む。
ステップ980では次のパートの発音情報を読み出すた
め、変数jを歩進する。ステップ982で変数jが5より
小さければ未だ読み出していないパートが残っているか
らステップ954に戻って、前記ステップ954〜982の処理
を繰り返す。ステップ982の判定で変数jが5以上であ
れば全5パートの検査を終了しているから、もとの処理
(第14図ステップ806)に戻る。
[実施例の変形例] なお、この発明は、上記実施例に限定されることなく
適宜変形して実施することができる。
例えば、前記実施例において、リズム用およびABC用
パターンとしては、32分音符の各タイミングごとの発音
状態をデータとして記憶したものを用いているが、これ
の代わりイベント発生タイミングデータとキーオフおよ
びキーオフ等のイベント内容データとからなるイベント
タイプのフォーマットのパターンを用いることも可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に係る電子楽器のハードウ
エア構成を示すブロック図、 第2図は、第1図の鍵盤回路におけるキー対キーコード
対応図、 第3図は、第1図の電子楽器におけるABC用パターンの
フォーマット図、 第4図は、第1図の電子楽器におけるリズム用パターン
のフォーマット図、 第5図は、第1図の電子楽器における和音構成音テーブ
ルを示す図、 第6図は、第1図の電子楽器のメイン処理のフローチャ
ート、 第7図は、第1図の電子楽器のABCオン処理のフローチ
ャート、 第8図は、第1図の電子楽器の最減衰チャンネル検索処
理のフローチャート、 第9図は、第1図の電子楽器のリズムオン処理のフロー
チャート、 第10図は、第1図の電子楽器のUKオン処理のフローチャ
ート、 第11図は、第1図の電子楽器のカウントアップ処理のフ
ローチャート、 第12図は、第1図の電子楽器のUKオフ処理のフローチャ
ート、 第13図は、第1図の電子楽器のLKオン/オフ処理のフロ
ーチャート、 第14図は、第1図の電子楽器のテンポ割込処理のフロー
チャート、 第15図は、第1図の電子楽器のリズム音発音処理のフロ
ーチャート、そして 第16図は、第1図の電子楽器のABC音発音処理のフロー
チャートである。 10:鍵盤回路、20:中央処理装置(CPU)、24:プログラム
メモリ、26:レジスタ群、30:各種テーブル&パターンメ
モリ、40:テンポクロック発生器、50:スイッチ群、60:
トーンジェネレータ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鍵盤における押鍵を検出し、押下鍵に対応
    する情報を発生する押鍵検出手段と、 押下鍵音色決定手段と、 オートリズムスタート指示手段と、 オートリズムパターン発生手段と、 それぞれ押下鍵音とリズム音の発音が可能な複数個の発
    音チャンネルを有する楽音形成手段と、 オートリズムスタート指示手段によってオートリズムの
    スタートが指示されることにより、押下鍵音用に設定さ
    れていた発音チャンネルの中からオートリズム用の発音
    チャンネルを選択設定し、かつ押下鍵用とオートリズム
    用の発音チャンネルに対し独立に音色設定とチャンネル
    割当を行う割当手段とを具備し、この割当手段は、オー
    トリズムパターン発生手段から出力されるリズムパター
    ンに応じた発音要求に応じ、オートリズム用に選択設定
    された発音チャンネルに対する割当を、後着優先でまた
    は最低レベルのチャンネルを選択して行なうものである
    ことを特徴とする電子楽器。
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