JPH05297433A - カメラの制御方法 - Google Patents

カメラの制御方法

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Publication number
JPH05297433A
JPH05297433A JP4096686A JP9668692A JPH05297433A JP H05297433 A JPH05297433 A JP H05297433A JP 4096686 A JP4096686 A JP 4096686A JP 9668692 A JP9668692 A JP 9668692A JP H05297433 A JPH05297433 A JP H05297433A
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JP
Japan
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depth
field
aperture value
arithmetic processing
processing circuit
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Application number
JP4096686A
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English (en)
Inventor
Minoru Kato
実 加藤
Yasuyuki Sugi
靖幸 杉
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Exposure Control For Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 被写界深度を直接設定可能とすること。 【構成】 焦点距離検出手段10,被写体距離検出手段
11で得られるレンズ1の焦点距離,被写体距離と、被
写界深度設定手段15によって操作者が設定した被写界
深度から、設定すべき絞り値を演算処理回路5で算出
し、モータ7により絞り2の絞り値を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオカメラ、電子ス
チルカメラ、一眼レフカメラ等のカメラの制御方法に係
り、特に、被写界深度の設定を容易に可能とするための
カメラの制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオカメラは、撮像素子で光信号を電
気信号に変換した後、信号処理回路で信号処理を行って
カラーテレビジョン方式(例えばNTSC方式等)に準
拠した映像信号を出力するものである。このビデオカメ
ラでは、撮像素子に対し適当な光量の光信号が入力する
ように、露出を適正レベルに調整する必要がある。公知
のようにスチルカメラでは、古くから露出を絞り値とシ
ャッタスピードで調整しているが、旧タイプのビデオカ
メラにおいては絞り値のみで露出調整を行っていた。し
かしながら、近年ビデオカメラにおいても、例えば「テ
レビ技術」電子技術出版(株);1989年1月号,8
8〜91頁に記載されているように、シャッタスピード
を変える手段が開発された。
【0003】ここで、公知のように絞り値は露出を決め
る要素であると同時に、被写界深度を決定する要素でも
ある。例えば、絞りを浅くすることで被写界深度を浅く
し、背景をボカして人物だけに焦点を合わせ、人物をき
わだたせる所謂ポートレート撮影等の撮影手法は、一眼
レフカメラで良く用いられ、従来はスチルカメラ特有の
技術であった。しかし、ビデオカメラでも上記したよう
にシャッタスピードを変える手段が実現されたことによ
り、露出を絞り値とシャッタスピードで調整可能となっ
たので、一眼レフカメラと同様に絞り優先自動露出制御
(絞り優先AE)モードでの撮影を行うこと、すなわ
ち、操作者のマニュアル選択した絞り値(絞り開度)を
優先し、適正露出が得られる光量制御をシャッタスピー
ドで行うことが可能となった。なお、このような絞り優
先AEモード等が選択可能なビデオカメラは、例えば
「テレビ技術」電子技術出版(株);1990年3月
号,25〜28頁に記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来のカメラ
においては、被写界深度の変更(設定)は絞り値を直接
指定して行うものであって、実際の被写界深度の決定に
あたっては、実際に撮影しているビューファインダーの
映像から確認するか、もしくは絞り値→被写界深度の換
算表で確認する必要があり、瞬時に被写界深度を確認す
ることが初心の操作者等にとっては難しいという問題が
あった。また、一度被写界深度を設定しても、被写体ま
での距離が変わったり、レンズの焦点距離を変えた場合
には、再度設定し直さなければならず、操作が煩雑であ
るという問題もあった。
【0005】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
その目的とするところは、被写界深度の設定が、被写界
深度そのものの直接指定で簡易に行い得、また、被写体
までの距離が変わったり、レンズの焦点距離を変えた場
合でも、被写界深度を設定値に維持できる操作性の良い
カメラの制御方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、絞りの絞り値検出手段と、レンズの焦点
距離検出手段と、被写体距離検出手段と、この各検出手
段から得られるデータによって所定の演算処理を行う演
算処理回路とを具備し、この演算処理回路の出力に基づ
き絞りの絞り値および/またはシャッタスピードを制御
することにより露出調整が可能なカメラの制御方法にお
いて、操作者によって選択可能な撮影モードとして被写
界深度優先自動露出制御モードを設け、この被写界深度
優先自動露出制御モードが選択された際には、被写界深
度設定手段から得られる設定データと各検出手段から得
られるデータとに基づき演算処理回路が、設定された被
写界深度が得られる絞り値を算出し、絞りをこの算出し
た絞り値に設定した状態で、露出をシャッタスピードに
よって調整するようにされる。
【0007】
【作用】上記した各検出手段から得られる計測情報と操
作者が設定した被写界深度データから、実際に設定すべ
き絞り値を演算処理回路で算出し、絞り値(絞り開度)
を算出値に設定すると同時にシャッタスピードを制御
し、露出を調整する。この結果、絞り値の可変設定制御
により、被写界深度の設定が自由に行え、かつ、シャッ
タスピードの制御により適正な露出が得られることとな
る。
【0008】絞り値と被写界深度の関係の詳細につい
て、以下図13を用い説明する。同図において、101
はレンズ、102は絞り、103は被写体であり、
0,a1 は被写体103からレンズ101までの距
離、b0 ,b1 はレンズ101から結像点までの距離を
表わしている。このa0 とb0 ,a1 とb1 の関係は、
レンズ101の焦点距離fを用いて次の,式で表現
できる。 1/a0+1/b0=1/f ………式 1/a1+1/b1=1/f ………式 いま、レンズ101から距離b0 の位置に撮像素子を配
置した場合を考えると、被写体103が距離a0 のと
き、撮像素子が結像点であるからピントは正確に合う。
一方、被写体がΔaだけ移動して距離a1 の位置にきた
ときは、結像点がレンズ101からの距離b0 からb1
へp(以後、これを結像点誤差と呼ぶ)だけ移動するた
めピントがぼける。このとき、撮像素子上では光は収束
せずある直径の円を描くが、この円の直径δのことを錯
乱円径と呼んでいる。この錯乱円径δはピントのぼけ具
合を表わす指標となり、錯乱円径δは、結像点誤差pと
絞り102の絞り値Fとによって、次の式で示され
る。 δ=p/F ………式 この式から明らかなように、絞り102を絞れば(F
値を大きくすれば)、錯乱円径δは小さくなるし、絞り
を開ければ(F値を小さくすれば)錯乱円径δは大きく
できる。これは、ピントが正確に合う距離a0 からΔa
離れたところの被写体103のぼけ具合を変えることを
意味する。すなわち、絞り102の絞り値(開度)を調
整することによって、被写界深度の制御ができる訳であ
る。
【0009】前記結像点誤差pは、(b1−b0)で表わさ
れるが、,式を用いると、 p=f2(1/a1−1/a0)/{1−f(1/a1+1/a0)+f2/a10} ………式 となる。ここで被写体103までの距離a0 ,a1 は、
レンズ101の焦点距離fに比べ遥かに大きいことを考
慮すると、分母はほぼ1とみなせ、上記式は次の式
で表現できる。 p=f2(1/a1−1/a0) =Δaf2/(a0−Δa)a0 ………式 さらに前記式を用いることで、 F=Δaf2/(a0−Δa)a0δ ………式 が得られる。
【0010】錯乱円径δが、δ0 (許容錯乱円径)以下
の場合を合焦と判断することは可能であるから、式に
よって、被写界深度Δa、被写体までの距離a0 、焦点
距離f、許容錯乱円径δ0 から、所望の絞り値Fを求め
られることがわかる。なお上記した説明では、被写体1
03がレンズ102に対し、近距離側に位置した場合に
ついて述べたが、遠距離側に位置した場合でもまったく
同じである。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図示した実施例によって説明
する。図1は本発明の第1実施例に係るビデオカメラの
要部ブロック図であり、同図において、1はレンズ、2
は絞り、3は撮像手段、4は信号処理回路、5は演算処
理回路、6は撮像手段3の駆動回路、7は絞り2調整用
のモータ、8はモータドライバ、9は絞り値検出手段、
10は焦点距離検出手段、11は被写体距離検出手段、
12〜14はA/D変換器、15は被写界深度設定手
段、16は撮影モード選択手段である。なお、演算処理
回路5には、露出状態判定部51、絞り・シャッタ制御
値演算部(AE制御部)52、許容錯乱円径レベルデー
タ格納部53、被写界深度優先絞り値演算部54等々が
具備されており、駆動回路6には、CCDドライバ6
1、シャッタ制御部62が具備されている。
【0012】上記構成において、レンズ1を通過した光
信号は、絞り2により光量調整が行われた後、撮像手段
3で電気信号に変換され、信号処理回路4に入力され
る。信号処理回路4では、カラーテレビジョン方式に準
拠した映像信号を生成し、これを出力すると共に、演算
処理回路5に対し、現在の輝度信号レベルを示す輝度レ
ベル信号を出力する。そして、自動露出制御(AE)モ
ードにおいては、演算処理回路5は、撮像手段3に対し
適正な光量の光信号が入力するように、モータ7を介し
絞り2の絞り値Fを制御するか、あるいは、駆動回路6
を介し撮像手段3のシャッタスピードを制御し、露出調
整を行う。
【0013】図2は前記撮像手段3の概略構成を示す図
で、同図は可変スピード電子シャッタ機能をもつ公知の
縦型オーバフロードレイン(VOD)構造を採るCCD
(Charge Coupled Device ;電荷結合素子)の構成を模
式的に示している。同図において、21は垂直転送CC
Dで、縦に多数並んだ例えば埋め込み構造型のフォトダ
イオード(感光素子)22と接続されていて、この垂直
転送CCD21の一端は、水平転送CCD23と接続さ
れている。いま、前記レンズ1、絞り2を通して光学像
が撮像手段3のイメージエリアに結ばれると、各フォト
ダイオード22には光強度に応じた光電荷が生じること
になるが、電子シャッタ動作時には、基板電圧V0 に所
定電圧ΔVを加えることでフォトダイオード22に溜っ
た不要電荷をn型基板に掃き出し、必要期間のみ基板電
圧V0 に保って電荷を蓄積させ、蓄積された光電荷を、
1フィールド期間(1/60秒)ごとに垂直転送CCD
21から水平転送CCD23を経由して、図示せぬ出力
部から映像信号とするために出力される。すなわち、1
フィールド期間(1/60秒)中での電荷蓄積時間を、
1フィールド期間中の一部に可変することで(例えば、
1/250秒や1/8000秒等々とすることで)、換
言するなら、1フィールド期間の始めから1フィールド
期間の途中の所定時点までは不要電荷を掃き出し、該所
定時点以降から1フィールド期間の終りまでに蓄えられ
た電荷を、前記信号処理回路4へ出力させることによっ
て、シャッタスピードを、例えば、1/60秒〜1/1
5750秒(1H期間)の範囲で可変制御することがで
きるようになっている。
【0014】図3は前記信号処理回路4の概略構成を示
すブロック図である。同図において、31はノイズ除去
回路、32はAGC(自動利得制御)回路、33はA/
D変換器、34は輝度信号生成回路、35は輪郭強調回
路、36は輝度レベル抽出回路、37は画像合成処理
部、38は原色信号生成回路、39は色差演算回路、4
0はエンコーダである。前記撮像手段3から出力された
信号(公知の黄,シアン,マゼンタ,緑の補色信号)
は、ノイズ除去回路31でノイズ成分が除去され、AG
C回路32でゲインコントロール処理を施された後、本
実施例ではA/D変換器33でデジタル信号に変換さ
れ、輝度信号生成回路34及び原色信号生成回路38へ
出力される。輝度信号生成回路34では入力信号から輝
度成分信号を生成して、これを輪郭強調回路35で公知
の輪郭強調処理を施した後、エンコーダ40へ出力す
る。また、輝度信号生成回路34の出力は輝度レベル抽
出回路36へも送出され、該輝度レベル抽出回路36で
は現在の輝度信号レベルを抽出して、これに基づき輝度
レベル信号を生成して前述したように前記演算処理回路
5へ出力する。さらにまた、輝度信号生成回路34の出
力は画像合成処理部37へも送出され、該画像合成処理
部37において、前記演算処理回路5から出力される文
字画像データと必要に応じ合成処理されて、ビデオカメ
ラの公知の電子ビューファインダーに出力される。他
方、原色信号生成回路38では入力信号からR(赤),
G(青),B(緑)の原色信号を生成して、これを色差
演算回路39へ出力し、色差演算回路39で公知の色差
演算処理を行って出力をエンコーダ40へ送出する。エ
ンコーダ40では、輪郭強調回路35及び色差演算回路
39の出力に基づき、NTSC方式に準拠した映像信号
を生成して、これをビデオレコーダ部やテレビ受像機に
出力する。なお、カラー電子ビューファインダーの場合
には、原色信号生成回路38からの原色信号と演算処理
回路4から出力される文字画像データとを合成処理する
ようにされる。
【0015】前記演算処理回路5の露出状態判定部51
は、信号処理回路4からの前記した輝度レベル信号を取
り込んで、現在の露出状態が適正レベル(許容範囲内)
にあるか否かを判定しており、露出が適正でない場合に
は、図示せぬ文字画像データ生成部に指令を送ってアラ
ームメッセージ情報を生成させて、これを前記画像合成
処理部37へ送出させて、電子ビューファインダーにア
ラームメッセージを表示させるようになっている。演算
処理回路5の前記絞り・シャッタ制御値演算部52は、
操作者が選択した撮影モードが自動露出制御(AE)モ
ードである場合には、適正露出レベルとなるように、前
記信号処理回路4からの前記した輝度レベル信号を取り
込む露出状態判定部51からの出力や、前記した各検出
手段9〜11からの計測情報を必要に応じ参照しつつ、
絞り値Fまたはシャッタスピードの少なくとも一方を可
変制御するための制御値データを算出する。そして、こ
の絞り・シャッタ制御値演算部52は算出結果に応じた
出力を前記モータドライバ8に送出して前記モータ7を
介して絞り2の絞り値(F値)を制御したり、あるいは
算出結果に応じた出力を前記駆動回路6内の前記シャッ
タ制御部62へ送出して、シャッタ制御部62により前
記CCDドライバ61を介して前記図2で説明した手法
を用いて撮像手段3のシャッタスピードを制御するよう
にされる。
【0016】演算処理回路5の前記許容錯乱円径データ
格納部53には、本実施例のビデオカメラでぼけが通常
検出できない錯乱円径たる前記した許容錯乱円径δ0
データとして予め格納されている。演算処理回路5の前
記被写界深度優先絞り値演算部54は、後述する被写界
深度優先自動露出制御(AE)モードが選択された際
に、前記被写界深度設定手段15から得られる操作者に
よる設定データと前記各検出手段9〜11から得られる
データとに基づき、上記許容錯乱円径データδ0を参照
しつつ、設定された被写界深度が得られる絞り値を算出
し、算出結果に応じた出力を前記モータドライバ8に送
出して前記モータ7を介して絞り2の絞り値(F値)を
算出した絞り値に設定する。なお、前記演算処理回路5
及び前記駆動回路6内のシャッタ制御部62は、実際に
は予め作成された各種プログラムと各種計測値に基づく
処理を実行するマイクロコンピュータ(マイコン)で構
成され、上記した機能ブロックはマイコンによる処理に
より具現される。
【0017】前記絞り値検出手段9は絞り値Fを検出す
るものであり、絞り2の開度を検出する例えばホール素
子等によって構成される。前記焦点距離検出手段10は
レンズ1の焦点距離fを検出するものであり、例えばズ
ーム環の回転量を検出するポテンシオメータ等で構成さ
れる。前記被写体距離検出手段11は被写体までの距離
0 を検出するものであり、例えば距離環の回転量を検
出するポテンシオメータで構成される。この3つの検出
手段9〜11による計測情報は、前記A/D変換器12
〜14によってデジタルデータに変換され、それぞれ絞
り値F,焦点距離f,被写体距離a0 のデータとして前
記演算処理回路5に入力される。
【0018】ここで本実施例においては、操作者が選択
可能な撮影モードとして、図4に示すような5つの撮影
モードが用意されている。すなわち、絞り値及びシャッ
タスピードを操作者がマニュアル設定で行うマニュアル
モード、シャッタスピードを操作者がマニュアル設定し
シャッタスピードを優先し絞り制御で露出の調整を行う
シャッタ優先AEモード、絞り値を操作者がマニュアル
設定し絞りを優先しシャッタスピードで露出の調整を行
う絞り優先AEモード、絞り値制御とシャッタスピード
制御とで露出の調整を行うプログラムAEモード、操作
者がマニュアル設定した被写界深度に応じて絞り値を算
出し、算出した絞り値に絞りを設定してシャッタスピー
ドで露出の調整を行う被写界深度優先AEモードが、択
一的に選択可能とされている。この撮影モードの選択
は、前記した撮影モード選択手段16によって行われ、
この撮影モード選択手段16は例えば図5に示したロー
タリスイッチ等によって構成される。なお、上記したマ
ニュアルモード、シャッタ優先AEモード、絞り優先A
Eモード、プログラムAEモードは公知であり、前記し
た「テレビ技術」電子技術出版(株);1990年3月
号,25〜28頁にも記載されているので、ここではそ
の説明は割愛し、被写界深度優先AEモードについて以
下説明する。なおまた、図1においては絞り値及びシャ
ッタスピードを操作者がマニュアル設定するための手段
は割愛してあるが、これは公知の適宜手段を用いること
ができる。
【0019】前記撮影モード選択手段16によって被写
界深度優先AEモードが選択されると、前記演算処理回
路5は当該モードをとって前記被写界深度設定手段15
による所望被写界深度設定データΔaの入力を待つ状態
となる。この被写界深度設定手段15による被写界深度
の設定手法は任意であるが、本実施例においては、例え
ば図6に示したように、設定A(被写界深度約±1
m),設定B(被写界深度約±3m),設定C(被写界
深度約±10m)の3種の被写界深度設定が行えるよう
になっている。また、前ピント、後ピントに意識的に設
定するために、前ピン側への漸次設定(微調)並びに後
ピン側への漸次設定(微調)とが行えるようにもなって
いる。これは例えば図7に示すように複数のプッシュス
イッチで構成される被写界深度設定手段15と、前ピ
ン、後ピン調整用プッシュスイッチ18によって選択可
能とされている。そして、被写界深度設定手段15によ
り操作者が所望する被写界深度Δaを設定すると、前記
演算処理回路5の被写界深度優先絞り値演算部54は、
被写界深度設定手段15からの設定データ及び前記各検
出手段9〜11からの計測データとに基づき、前記許容
錯乱円径データδ0 を参照しつつ、設定された被写界深
度が得られ且つぼけの出ない絞り値を算出する。被写界
深度優先絞り値演算部54は算出した絞り値となるよう
に前記したように絞り2を制御して開度を設定し、ま
た、前記演算処理回路5の絞り・シャッタ制御値演算部
52は、設定された絞り値で適正露出が行えるようにシ
ャッタスピードで露出の調整を行う処理を実行する。
【0020】図8は、被写界深度優先AEモード撮影時
の電子ビューファインダーの画像の1例を示しており、
本実施例においては同図に示すように、電子ビューファ
インダー60に、被写界深度優先AEモードが選択され
ていることを示すメッセージ61と、現在選択設定され
ている被写界深度を示すメッセージ62とを表示させる
ようになっている。
【0021】図9は、被写界深度優先AEモード撮影時
の電子ビューファインダーの画像の他の1例を示してい
る。同図は、前記演算処理回路5の露出状態判定部51
が現在の露出状態が不適(設定された絞り値に固定し、
シャッタスピードのみの露出調整では適正露出が得られ
ない)と判断した状態の表示状態が示されており、被写
界深度の再設定を促すアラームメッセージ62が点滅部
62aと共に表示されている様子を示している。
【0022】次に、被写界深度優先AEモード撮影時の
処理手法を図10のフローチャートを用いて説明する。
図10のステップST1では、操作者から被写界深度を
Δaとするように指示を受け、次のステップST2へ進
んで、ここで被写体までの距離a0 、焦点距離fを取り
込む。次のステップST3では、これらの情報をもとに
下記式に従い設定すべき絞り値F0 を算出する(被写
界深度優先絞り値演算部54が、Δa,a0 ,f,δ0
に基づき演算処理を行う)。 F0=Δaf2/(a0−Δa)a0δ0 ………式 次のステップST4では、絞り値検出手段9の出力を演
算処理回路5が取り込むことで現在の絞り2の絞り値F
を確認しながら、算出した絞り値F0 になるようモータ
7を制御すると同時に、露出が適切なレベルを保持する
ようシャッタスピードを変えるべく演算処理回路5(絞
り・シャッタ制御値演算部52)が駆動回路6に制御信
号を出力する。次のステップST5では適正露出が得ら
れたか否かが問われ(露出状態判定部51の判定結果が
OKであるか否かが問われ)、適正露出が得られた場合
(設定すべき絞り値F0 と、その絞り値F0 に対応する
シャッタスピードとにより適正露出が実現できた場合)
は、このフローは終了となる。しかしステップST5に
おいて、適正露出でないと判断された場合(絞り値F0
に無理があるとき)は、ステップST6へ進んで図8の
如くアラームメッセージを表示し、ステップST7で適
正な露出を維持するようシャッタスピード、絞り値を適
切なレベルに設定した後、ステップST1へ戻り被写界
深度の再設定を待つようにされる。なお、本実施例では
上記ステップST7において、操作者の指定した被写界
深度(指定された被写界深度に基づく絞り値F0 )を無
視してとりあえず適正な露出が得られるようにしている
が、被写界深度優先AEモードの撮影は特殊であり、操
作者が、設定被写界深度Δaや被写体までの距離a0
焦点距離fの如何では適正露出が得られない場合もあり
得ると承知しているという前提のシステムでは、上記ス
テップST7での処理は割愛することも可能である。
【0023】以上のように本実施例によれば、ビデオカ
メラにおいて被写界深度の設定が容易に行え、また、被
写体までの距離や焦点距離が変わっても所望する被写界
深度を維持でき、使い勝手が大いに向上する。
【0024】なお、上記した実施例では、露出を絞りと
シャッタスピードで調整するカメラについて述べたが、
露出を絞りと利得制御(例えば前記図3のAGC回路3
2の利得制御)で行うカメラにおいても適用可能であ
る。なおまた、上述した説明では、合焦点の前後に一定
の距離焦点を合わす例で説明してきたが、狙った被写体
を、焦点が合う距離の範囲内であればどこに位置させて
も良い訳で、前ピン、後ピンに意識的に設定すること
も、本実施例で容易に実現できることは明白である。
【0025】次に、本発明の第2実施例を図11及び図
12を用いて説明する。図11は本発明の第2実施例に
係るビデオカメラの要部ブロック図であり、同図におい
て前記図1と均等なものには同一符号を付し、その説明
は重複を避けるため割愛する。図11において、17は
操作者が絞り値を設定するための絞り設定手段であり、
該絞り設定手段17による指示によって、前記演算処理
回路5が前記モータ7により前記絞り2の開度を設定さ
れた絞り値によって設定するようになっている。また、
55は演算処理回路5内に設けられた被写界深度演算部
である。
【0026】本実施例においては、被写界深度優先AE
モードは設けられておらず、所望の被写界深度を得るた
めの絞り2の絞り調整は、前記絞り優先AEモードを選
択して操作者が絞り設定手段17によってマニュアル操
作で行い、このマニュアル設定された絞り値と現在の撮
影条件とによって演算処理回路5が現在の被写界深度を
算出し、これを電子ビューファインダーに表示させるよ
うになっている。すなわち、演算処理回路5の被写界深
度演算部55は、前記絞り値検出手段9から得られる絞
り値F(マニュアル設定された絞り値)、前記焦点距離
検出手段10から得られる焦点距離f、前記被写体距離
検出手段11から得られる被写体までの距離a0 、及び
前記許容錯乱円径データ格納部53に予め設定されてい
る前記した許容錯乱円径δ0 をもとに被写界深度Δaを
算出し、得られたデータを文字画像データに変換処理し
て前記信号処理回路4に送出し、これを電子ビューファ
インダーに表示させる。またこの絞り優先AEモードに
おいては、演算処理回路5は、撮像手段1において適正
な光量の光信号が電気信号に変換されるように、駆動回
路6を介し撮像手段1のシャッタスピードを制御し、露
出調整を行う。
【0027】次に、本実施例の被写界深度算出手法を図
12のフローチャートによって説明する。図12のステ
ップST21では、操作者により絞り2の絞り値Fが設
定され、次のステップST22では、設定された絞り値
F、被写体までの距離a0 、焦点距離fが取り込まれ、
ステップST23へ進む。ステップST23では、これ
らの情報をもとに、演算処理回路5が下記式に従い被
写界深度Δaを算出する。本式は、先の式の変形で
ある。 Δa=a0 2δ0F/(f2+a0δ0F) ………式 次のステップST24では、この被写界深度Δa情報を
信号処理回路4に出力し、映像信号に重畳して電子ビュ
ーファインダーに表示させると同時に、演算処理回路5
は露出が適正レベルを保つようシャッタスピードを変え
るべく駆動回路6に制御信号を出力する。次のステップ
ST25では、適正露出が得られたか否かが問われ、適
正露出が得られた場合はこのフローは終了となる。しか
しステップST25において、適正露出でないと判断さ
れた場合(絞り値に無理があるとき)は、ステップST
26へ進んでアラーム表示を行った後、ステップST2
1へ戻り被写界深度の再設定を待つようにされる。
【0028】以上のように本実施例によれば、操作者は
絞り2を操作するだけで、現在得られている被写界深度
を数字として逐一知ることが可能となり、使い勝手が向
上する。なお、本実施例においても、露出を絞りとシャ
ッタスピードで調整するカメラについて述べたが、露出
を絞りと利得制御で行うカメラにも適用可能である。
【0029】ここで、上述した実施例ではビデオカメラ
を例にとったが、本発明は、絞り値Fと、焦点距離f
と、被写体までの距離a0 が得られるスチルカメラにも
適用できることは当業者には自明である。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、被写界深
度の設定を直接行うことや、被写界深度の数値を瞬時に
視認することが可能となり、被写界深度を重視した撮影
を容易・確実に行い得、操作性が大いに向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るビデオカメラの要部
構成を示すブロック図である。
【図2】図1の撮像手段を模式的に示す説明図である。
【図3】図1の演算処理回路の1例を示すブロック図で
ある。
【図4】本発明の第1実施例において選択可能な撮影モ
ードを表にして示す説明図である。
【図5】図1の撮影モード選択手段の1例を示す説明図
である。
【図6】本発明の第1実施例において選択可能な被写界
深度等を表にして示す説明図である。
【図7】図1の被写界深度設定手段等の1例を示す説明
図である。
【図8】本発明の第1実施例において電子ビューファイ
ンダーで表示されるメッセージ情報の1例を示す説明図
である。
【図9】本発明の第1実施例において電子ビューファイ
ンダーで表示されるメッセージ情報の他の1例を示す説
明図である。
【図10】本発明の第1実施例における被写界深度優先
AEモード撮影時での処理手法を示すフローチャート図
である。
【図11】本発明の第2実施例に係るビデオカメラの要
部構成を示すブロック図である。
【図12】本発明の第2実施例における被写界深度算出
処理手法等を示すフローチャート図である。
【図13】絞り値と被写界深度との関係の理解を助ける
ための説明図である。
【符号の説明】
1 レンズ 2 絞り 3 撮像手段 4 信号処理回路 5 演算処理回路 6 駆動回路 7 モータ 8 モータドライバ 9 絞り値検出手段 10 焦点距離検出手段 11 被写体距離検出手段 12,13,14 A/D変換器 15 被写界深度設定手段 16 撮影モード選択手段 17 絞り設定手段 51 露出状態判定部 52 絞り・シャッタ制御値演算部 53 許容錯乱円径データ格納部 54 被写界深度優先絞り値演算部 55 被写界深度演算部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絞りの絞り値検出手段と、レンズの焦点
    距離検出手段と、被写体距離検出手段と、この各検出手
    段から得られるデータによって所定の演算処理を行う演
    算処理回路とを具備し、この演算処理回路の出力に基づ
    き絞りの絞り値および/またはシャッタスピードを制御
    することにより露出調整が可能なカメラにおいて、 操作者によって選択可能な撮影モードとして被写界深度
    優先自動露出制御モードを設け、この被写界深度優先自
    動露出制御モードが選択された際には、被写界深度設定
    手段から得られる設定データと前記各検出手段から得ら
    れるデータとに基づき前記演算処理回路が、設定された
    被写界深度が得られる絞り値を算出し、前記絞りをこの
    算出した絞り値に設定した状態で、露出をシャッタスピ
    ードによって調整するようにしたことを特徴とするカメ
    ラの制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、 操作者が設定した被写界深度が得られる絞り値では適正
    レベルの露出が得られないときには、前記演算処理回路
    はその旨を表示手段に警告表示させることを特徴とする
    カメラの制御方法。
  3. 【請求項3】 絞りの絞り値検出手段と、レンズの焦点
    距離検出手段と、被写体距離検出手段と、この各検出手
    段から得られるデータによって所定の演算処理を行う演
    算処理回路とを具備し、この演算処理回路の出力に基づ
    き絞りの絞り値および/またはシャッタスピードを制御
    することにより露出調整が可能なカメラにおいて、 操作者がマニュアルで前記絞りの絞り値を設定した際に
    は、前記各検出手段から得られるデータに基づき前記演
    算処理回路が、現在の被写界深度を算出して、この算出
    した被写界深度を表示手段に表示させるようにしたこと
    を特徴とするカメラの制御方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載において、 操作者がマニュアル設定した絞り値では適正レベルの露
    出が得られないときには、前記演算処理回路はその旨を
    前記表示手段に警告表示させることを特徴とするカメラ
    の制御方法。
  5. 【請求項5】 絞りの絞り値検出手段と、レンズの焦点
    距離検出手段と、被写体距離検出手段と、この各検出手
    段から得られるデータによって所定の演算処理を行う演
    算処理回路とを具備し、この演算処理回路の出力に基づ
    き絞りの絞り値制御および/または利得制御により露出
    調整が可能なカメラにおいて、 操作者によって選択可能な撮影モードとして被写界深度
    優先自動露出制御モードを設け、この被写界深度優先自
    動露出制御モードが選択された際には、被写界深度設定
    手段から得られる設定データと前記各検出手段から得ら
    れるデータとに基づき前記演算処理回路が、設定された
    被写界深度が得られる絞り値を算出し、前記絞りをこの
    算出した絞り値に設定した状態で、露出を利得制御によ
    って調整するようにしたことを特徴とするカメラの制御
    方法。
  6. 【請求項6】 絞りの絞り値検出手段と、レンズの焦点
    距離検出手段と、被写体距離検出手段と、この各検出手
    段から得られるデータによって所定の演算処理を行う演
    算処理回路とを具備し、この演算処理回路の出力に基づ
    き絞りの絞り値制御および/または利得制御により露出
    調整が可能なカメラにおいて、 操作者がマニュアルで前記絞りの絞り値を設定した際に
    は、前記各検出手段から得られるデータに基づき前記演
    算処理回路が、現在の被写界深度を算出して、この算出
    した被写界深度を表示手段に表示させるようにしたこと
    を特徴とするカメラの制御方法。
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