JPH0529657U - マシニングセンタ用切粉カバー - Google Patents

マシニングセンタ用切粉カバー

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Publication number
JPH0529657U
JPH0529657U JP8585491U JP8585491U JPH0529657U JP H0529657 U JPH0529657 U JP H0529657U JP 8585491 U JP8585491 U JP 8585491U JP 8585491 U JP8585491 U JP 8585491U JP H0529657 U JPH0529657 U JP H0529657U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
saddle
machining center
tilted
column
Prior art date
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Pending
Application number
JP8585491U
Other languages
English (en)
Inventor
浩茂 浅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okuma Corp
Original Assignee
Okuma Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Okuma Corp filed Critical Okuma Corp
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Publication of JPH0529657U publication Critical patent/JPH0529657U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 サドル移動形たて形マシニングセンタのコラ
ムとサドル間に設けられた傾斜テレスコカバー両側の開
放部をなくして、切粉が中に入らない切粉カバーとす
る。 【構成】 コラム3の前端面とサドル2の後端面の間に
側板の高さ寸法の大きい傾斜テレスコカバー11を取付
け、この傾斜テレスコカバーの側板の内側に僅かな隙間
を有して側板が隣接するように高さが高いY軸案内用テ
レスコカバー13を設けて、切粉がカバー内に切粉が侵
入しない構造とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、サドル移動形マシニングセンタのコラムとサドル間の切粉カバーに 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば図4のたて形マシニングセンタにおいて、従来コラム101とサドル1 02との間に設けられている傾斜テレスコカバー103は、両端が切粉落下防止 用堤を形成するため上向きに折り曲げられ、切粉を樋104に流し込むための屋 根形式のもので、両側のa部に側板がなく開放されたままになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の技術で述べた両側が開放されたままの傾斜テレスコカバーは、開放部よ り切粉が入り易く、しかも一旦入った切粉の掃除が大変厄介であるという問題点 を有している。 本考案は従来の技術の有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、そ の目的とするところは傾斜テレスコカバー両側の開放部をなくして切粉が入らな いようにした切粉カバーを提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案におけるマシニングセンタ用切粉カバーは、 サドル移動形マシニングセンタにおいて、コラムと前記サドル間に設けられてベ ッド上方を覆う傾斜テレスコカバーが前記ベッド上のサドル用案内を覆うテレス コカバー又は隙間防止板の外側両端面に僅少隙間を有して重なるように配設した ものである。
【0005】
【作用】
切削中傾斜テレスコカバーはサドルのY軸移動に追従して傾斜角を変えながら 伸縮し、同時にY軸案内用テレスコカバーもサドルのY軸移動に追従して伸縮す るが、常時Y軸案内用テレスコカバー側面に傾斜テレスコカバー側面が僅少隙間 を有して重なっているので傾斜テレスコカバー上に落下する切粉及び又は切削液 はカバー内に侵入することがない。
【0006】
【実施例】
実施例について図1〜図3を参照して説明する。 図1のたて形マシニングセンタにおいて、床上に設けられたベッド1上にY軸 方向の案内1aが設けられており、この案内1a上にサドル2が移動位置決め可 能に載置され、サドル2上に設けられたX軸案内上にテーブル8が移動位置決め 可能に載置されている。ベッド1後側上にはコラム3が立設されており、コラム 3の前側に設けられたZ軸方向の案内上に主軸頭4が移動位置決め可能に載架さ れ、主軸頭4に図示しない主軸が回転可能に支持されている。更にコラム3の左 側面にマガジン装置5が取付けられており、マガジン装置5と主軸頭4の間に旋 回及び抜き差し移動可能な交換アーム6を有する工具交換アームユニット7が取 付けられている。
【0007】 サドル2の後側面2aには切粉受け用の樋9が取付けられており、この樋9と コラム3の前側面との間に傾斜テレスコカバー11が流れ勾配を有して設けられ ている。そして傾斜テレスコカバー11の前側カバー11aが樋9に旋回可能に 枢支され、後側カバー11bがコラムの両側に固着されついたて形カバー12に 回転可能に枢支されており、図2に仮想線で示すようにサドル2のY軸移動に追 従して伸縮すると同時に傾斜角が変わるようになっている。更に傾斜テレスコカ バー11の下にはベッド上のY軸案内1aを覆うテレスコカバー13が設けられ ており、テレスコカバー13の前側カバー13aは樋9の後端面に固着され、後 側カバー13bはベッドに固着されている。そしてテレスコカバー13の両側板 13cと、傾斜テレスコカバー11の両側板11cとは僅かな隙間を有して重な るようにそれぞれの高さが設定されている。
【0008】 続いて本実施例の作用について説明する。 傾斜テレスコカバー11はサドル2のY軸移動に追従して傾斜角を変えながら 伸縮し、Y軸案内用テレスコカバー13もサドルのY軸移動に追従して伸縮する 。そして傾斜カバー11上に落下する切粉及び切削液の殆どが傾斜角を利用して Y軸方向前側に流れ樋9内に流れ込むが、一部側板11c側へ落ちる切粉及び切 削液は側板11cと13cの重なり合わせが深いうえ、僅かな隙間しかないため テレスコカバー11内に侵入することはない。 尚、Y軸案内1aを覆うテレスコカバー13は必ずしも必要なく、傾斜テレス コカバー11の両側板11cと僅かな隙間を有して重なる垂直な隙間防止板をY 軸案内1aの両そくがわに設けて省略することができる。
【0009】
【考案の効果】
本考案は上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。 Y軸案内用テレスコカバーと、傾斜カバーのそれぞれの側板の高さを大きくし て、僅かな隙間を有して重なるようにしたので、側面の開放部が無くなってコラ ムとサドル間のベッド上に切粉が入らなくなり、取出しに面倒な部分の切粉清掃 の必要がなく保守が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の切粉カバー付たて形マシニングセン
タの側面図である。
【図2】図1の傾斜テレスコカバーとY軸案内用テレス
コカバーの側面の拡大断面図である。
【図3】図2の正面の断面図である。
【図4】従来の技術の切粉カバー付たて形マシニングセ
ンタの側面図である。
【符号の説明】
1 ベッド 2 サドル 3 コラム 11 傾斜テ
レスコカバー 13 Y軸案内用テレスコカバー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サドル移動形マシニングセンタにおい
    て、コラムと前記サドル間に設けられベッド上方を覆う
    傾斜テレスコカバーが前記ベッド上のサドル用案内を覆
    うテレスコカバー又は隙間防止板の外側両端面に僅少隙
    間を有して重なるように配設したことを特徴とするマシ
    ニングセンタ用切粉カバー。
JP8585491U 1991-09-25 1991-09-25 マシニングセンタ用切粉カバー Pending JPH0529657U (ja)

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JPH0529657U true JPH0529657U (ja) 1993-04-20

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JP8585491U Pending JPH0529657U (ja) 1991-09-25 1991-09-25 マシニングセンタ用切粉カバー

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108000228A (zh) * 2017-12-29 2018-05-08 科德数控股份有限公司 一种卧式复合五轴加工中心的中央排屑内防护结构
JP2020075297A (ja) * 2018-11-05 2020-05-21 セイコーインスツル株式会社 カバー構造

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CN108000228A (zh) * 2017-12-29 2018-05-08 科德数控股份有限公司 一种卧式复合五轴加工中心的中央排屑内防护结构
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