JPH05293963A - インクジェットプリンタヘッド - Google Patents
インクジェットプリンタヘッドInfo
- Publication number
- JPH05293963A JPH05293963A JP12685492A JP12685492A JPH05293963A JP H05293963 A JPH05293963 A JP H05293963A JP 12685492 A JP12685492 A JP 12685492A JP 12685492 A JP12685492 A JP 12685492A JP H05293963 A JPH05293963 A JP H05293963A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- orifice
- nozzle plate
- liquid chamber
- printer head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高周波駆動時でも安定にオリフィス表面にイ
ンクを供給し、気泡の巻き込みを少なくし、高画質を得
る。 【構成】 加圧液室４によりインク吐出に必要なエネル
ギーを加えられたインクは、ノズルプレート９に設けら
れたオリフィス７より吐出される。ノズルプレート９の
下部に液ダレ防止用障壁５を設ける。また、前記障壁５
のかわりにノズルプレート９を親水処理し、下部のみを
撥水処理し、液ダレを防止することも可能である。
ンクを供給し、気泡の巻き込みを少なくし、高画質を得
る。 【構成】 加圧液室４によりインク吐出に必要なエネル
ギーを加えられたインクは、ノズルプレート９に設けら
れたオリフィス７より吐出される。ノズルプレート９の
下部に液ダレ防止用障壁５を設ける。また、前記障壁５
のかわりにノズルプレート９を親水処理し、下部のみを
撥水処理し、液ダレを防止することも可能である。
Description
【０００１】
【技術分野】本発明は、インクジェットプリンタヘッド
に関し、より詳細には、ドロップ・オン・デマンド型の
インクジェットプリンタに関する。
に関し、より詳細には、ドロップ・オン・デマンド型の
インクジェットプリンタに関する。
【０００２】
【従来技術】図８（ａ）,（ｂ）は、従来のインクジェ
ットヘッドの一例を説明するための構成図である。
（ａ）はノズル方向の流路断面図、（ｂ）はノズル配列
方向の流路断面図で、図中、２１は基板、２２は積層型
圧電セラミックス（圧電素子）、２３は流路板、２４は
流路（加圧液室）、２５は共通液室、２６は共通液室構
成部材、２７は各流路の圧電素子（ＰＺＴ）の電極をＰ
ＣＢ上の電極に接続するための接続導線、２８は保護
板、２９はノズルプレート、３０はノズル、３１はプリ
ント配線基板（ＰＣＢ）、３２は溝である。
ットヘッドの一例を説明するための構成図である。
（ａ）はノズル方向の流路断面図、（ｂ）はノズル配列
方向の流路断面図で、図中、２１は基板、２２は積層型
圧電セラミックス（圧電素子）、２３は流路板、２４は
流路（加圧液室）、２５は共通液室、２６は共通液室構
成部材、２７は各流路の圧電素子（ＰＺＴ）の電極をＰ
ＣＢ上の電極に接続するための接続導線、２８は保護
板、２９はノズルプレート、３０はノズル、３１はプリ
ント配線基板（ＰＣＢ）、３２は溝である。
【０００３】圧電素子２２は、図８（ｂ）に示すように
溝加工が施され、この溝３２内に充填剤が充填されてお
り、これらによって、圧電素子２２は各流路２４ごとに
独立駆動可能なようになっている。すなわち、溝３２に
よって分離された凸部が厚み変位することで、対応して
設けられた流路板２３内の流路２４が容積変化し、ノズ
ル３０からインク液滴を噴射する。なお、溝３２には隣
接する圧電素子２２の駆動に影響しないように充填剤が
充填されている。また、溝３２は各流路２４に対して各
々独立して対応して設けられており、したがって、圧電
素子２２は駆動用の圧電素子２２ａと、補強用の圧電素
子２２ｂとに分離されており、インク滴の噴射は駆動用
の圧電素子２２ａを駆動することによって行う。
溝加工が施され、この溝３２内に充填剤が充填されてお
り、これらによって、圧電素子２２は各流路２４ごとに
独立駆動可能なようになっている。すなわち、溝３２に
よって分離された凸部が厚み変位することで、対応して
設けられた流路板２３内の流路２４が容積変化し、ノズ
ル３０からインク液滴を噴射する。なお、溝３２には隣
接する圧電素子２２の駆動に影響しないように充填剤が
充填されている。また、溝３２は各流路２４に対して各
々独立して対応して設けられており、したがって、圧電
素子２２は駆動用の圧電素子２２ａと、補強用の圧電素
子２２ｂとに分離されており、インク滴の噴射は駆動用
の圧電素子２２ａを駆動することによって行う。
【０００４】流路２４が十分長い場合、流路（加圧液
室）２４で発生した圧力は液滴を形成するほかに、反
射、伝播を繰り返すことによって、流路内部に圧力の定
在波をおこすことが知られている。このため流路２４内
部の圧力は正負の振動を繰り返し、それに追従してメニ
スカスも振動をおこす。特に、液滴形成直後にはメニス
カスは大きくノズル３０内部に引き込まれ、その際に気
泡を巻き込みやすい。流路内部に気泡が存在すると、圧
力の吸収がおこり、印字不可能な状態に陥ることがあ
る。ノズル３０からの気泡巻き込み防止策は多数みられ
るが、ノズル１０表面の処理に関しては、大別すると次
の２つに分けられる。
室）２４で発生した圧力は液滴を形成するほかに、反
射、伝播を繰り返すことによって、流路内部に圧力の定
在波をおこすことが知られている。このため流路２４内
部の圧力は正負の振動を繰り返し、それに追従してメニ
スカスも振動をおこす。特に、液滴形成直後にはメニス
カスは大きくノズル３０内部に引き込まれ、その際に気
泡を巻き込みやすい。流路内部に気泡が存在すると、圧
力の吸収がおこり、印字不可能な状態に陥ることがあ
る。ノズル３０からの気泡巻き込み防止策は多数みられ
るが、ノズル１０表面の処理に関しては、大別すると次
の２つに分けられる。
【０００５】１つは特開昭５５−６７４７３号公報や特
開昭５５−１６１６６８号公報等に見られるように、ノ
ズルプレート表面を撥水処理してインクダレを防止し、
気泡の巻き込みを防止するものである。もう１つは、特
開昭５８−９０９６４号公報や特開昭６３−２２２８５
９号公報、特開平１−１２３７５２号公報等にみられる
ように、ノズルプレートの表面を親水性材料で構成し、
表面にインク膜を形成することで気泡のかわりにインク
を引き込み、気泡巻き込み防止と同時にインク供給を速
やかに行うものである。検討の結果、ノズルプレートの
表面を親水性にするほうが、インクジェットプリンタの
高速化や高画質化に有利であるといった結論に達した。
本発明は、表面の濡れ状態を制御することで、従来より
も気泡の巻み込みの少ないインクジェットプリンタを提
供するものである。
開昭５５−１６１６６８号公報等に見られるように、ノ
ズルプレート表面を撥水処理してインクダレを防止し、
気泡の巻き込みを防止するものである。もう１つは、特
開昭５８−９０９６４号公報や特開昭６３−２２２８５
９号公報、特開平１−１２３７５２号公報等にみられる
ように、ノズルプレートの表面を親水性材料で構成し、
表面にインク膜を形成することで気泡のかわりにインク
を引き込み、気泡巻き込み防止と同時にインク供給を速
やかに行うものである。検討の結果、ノズルプレートの
表面を親水性にするほうが、インクジェットプリンタの
高速化や高画質化に有利であるといった結論に達した。
本発明は、表面の濡れ状態を制御することで、従来より
も気泡の巻み込みの少ないインクジェットプリンタを提
供するものである。
【０００６】
【目的】本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされた
もので、高周波駆動時でも安定にノズル表面にインクを
供給し、気泡の巻き込みの少ない高画質なインクジェッ
トプリンタヘッドを提供することを目的としてなされた
ものである。
もので、高周波駆動時でも安定にノズル表面にインクを
供給し、気泡の巻き込みの少ない高画質なインクジェッ
トプリンタヘッドを提供することを目的としてなされた
ものである。
【０００７】
【構成】本発明は、上記目的を達成するために、（１）
インク吐出のためのオリフィスを有するノズルプレート
と、該オリフィスに連通し、インク吐出に必要なエネル
ギーを加える加圧液室と、該加圧液室にインクを供給す
るためのインク供給路とにより構成され、前記オリフィ
ス表面にインク液膜を有するインクジェットプリンタヘ
ッドにおいて、前記ノズルプレート上に、オリフィス周
囲の少なくとも一部に障壁を設けたこと、或いは、
（２）インク吐出のためのオリフィスを有するノズルプ
レートと、該オリフィスに連通し、インク吐出に必要な
エネルギーを加える加圧液室と、該加圧液室にインクを
供給するためのインク供給路とにより構成され、前記オ
リフィス表面にインク液膜を有するインクジェットプリ
ンタヘッドにおいて、前記ノズルプレートの表面が前記
インクに対して接液性の分布を有し、オリフィス近傍で
は親水性、オリフィスから離れた領域では撥水性を示す
こと、或いは、（３）インク吐出のためのオリフィスを
有するノズルプレートと、該オリフィスに連通し、イン
ク吐出に必要なエネルギーを加える加圧液室と、該加圧
液室にインクを供給するためのインク供給路とにより構
成され、前記オリフィス表面にインク液膜を有するイン
クジェットプリンタヘッドにおいて、前記ノズルプレー
ト上に、オリフィス配列方向にオリフィスを横切るよう
に、少なくとも１本の溝を設けたこと、或いは、（４）
インク吐出のためのオリフィスを有するノズルプレート
と、該オリフィスに連通し、インク吐出に必要なエネル
ギーを加える加圧液室と、該加圧液室にインクを供給す
るためのインク供給路とにより構成され、前記オリフィ
ス表面にインク液膜を有するインクジェットプリンタヘ
ッドにおいて、前記ノズルプレート上に、オリフィス配
列方向にオリフィス直径よりも大きな溝を有し、該溝内
部にオリフィスを配列したこと、更には、（５）前記
（４）において、前記溝内部が親水処理、溝外部が撥水
処理を施したことを特徴としたものである。以下、本発
明の実施例に基づいて説明する。
インク吐出のためのオリフィスを有するノズルプレート
と、該オリフィスに連通し、インク吐出に必要なエネル
ギーを加える加圧液室と、該加圧液室にインクを供給す
るためのインク供給路とにより構成され、前記オリフィ
ス表面にインク液膜を有するインクジェットプリンタヘ
ッドにおいて、前記ノズルプレート上に、オリフィス周
囲の少なくとも一部に障壁を設けたこと、或いは、
（２）インク吐出のためのオリフィスを有するノズルプ
レートと、該オリフィスに連通し、インク吐出に必要な
エネルギーを加える加圧液室と、該加圧液室にインクを
供給するためのインク供給路とにより構成され、前記オ
リフィス表面にインク液膜を有するインクジェットプリ
ンタヘッドにおいて、前記ノズルプレートの表面が前記
インクに対して接液性の分布を有し、オリフィス近傍で
は親水性、オリフィスから離れた領域では撥水性を示す
こと、或いは、（３）インク吐出のためのオリフィスを
有するノズルプレートと、該オリフィスに連通し、イン
ク吐出に必要なエネルギーを加える加圧液室と、該加圧
液室にインクを供給するためのインク供給路とにより構
成され、前記オリフィス表面にインク液膜を有するイン
クジェットプリンタヘッドにおいて、前記ノズルプレー
ト上に、オリフィス配列方向にオリフィスを横切るよう
に、少なくとも１本の溝を設けたこと、或いは、（４）
インク吐出のためのオリフィスを有するノズルプレート
と、該オリフィスに連通し、インク吐出に必要なエネル
ギーを加える加圧液室と、該加圧液室にインクを供給す
るためのインク供給路とにより構成され、前記オリフィ
ス表面にインク液膜を有するインクジェットプリンタヘ
ッドにおいて、前記ノズルプレート上に、オリフィス配
列方向にオリフィス直径よりも大きな溝を有し、該溝内
部にオリフィスを配列したこと、更には、（５）前記
（４）において、前記溝内部が親水処理、溝外部が撥水
処理を施したことを特徴としたものである。以下、本発
明の実施例に基づいて説明する。
【０００８】図１は、本発明によるインクジェットプリ
ンタヘッドの一実施例を説明するための構成図で、図
中、１は基板、２は圧電素子、３は流路板、４は流路
（加圧液室）、５は液ダレ防止用障壁、６はノズルプレ
ート、７はオリフィス、８は保護板である。インクジェ
ットヘッドをノズルプレートを横方向から見たものであ
り、液滴は重力作用方向に対して垂直方向に吐出するも
のとする。
ンタヘッドの一実施例を説明するための構成図で、図
中、１は基板、２は圧電素子、３は流路板、４は流路
（加圧液室）、５は液ダレ防止用障壁、６はノズルプレ
ート、７はオリフィス、８は保護板である。インクジェ
ットヘッドをノズルプレートを横方向から見たものであ
り、液滴は重力作用方向に対して垂直方向に吐出するも
のとする。
【０００９】この場合、ノズル表面の液膜が重力の作用
で下方向に引っ張られやすく、その結果ノズル面からダ
レやすい。表面で液ダレが生じると、タイミングが悪い
とノズルから気泡の混入がおこり、印字不能となる。ま
たプリンタケース下部にインクが落下することで、ケー
ス内部が汚れやすく、商品としても問題がある。これを
防止するためにノズルプレート６の下部の液ダレ防止用
障壁５を設けるとよい。障壁の高さは、インクの表面張
力や粘度等で決まるため一概には言及できないが、例え
ば、粘度１.２ｃｐ、表面張力４０.５ｄｙｎ／ｃｍ2の
インクで、１００μｍの障壁を設けたところ、インクダ
レは大幅に減少した。
で下方向に引っ張られやすく、その結果ノズル面からダ
レやすい。表面で液ダレが生じると、タイミングが悪い
とノズルから気泡の混入がおこり、印字不能となる。ま
たプリンタケース下部にインクが落下することで、ケー
ス内部が汚れやすく、商品としても問題がある。これを
防止するためにノズルプレート６の下部の液ダレ防止用
障壁５を設けるとよい。障壁の高さは、インクの表面張
力や粘度等で決まるため一概には言及できないが、例え
ば、粘度１.２ｃｐ、表面張力４０.５ｄｙｎ／ｃｍ2の
インクで、１００μｍの障壁を設けたところ、インクダ
レは大幅に減少した。
【００１０】図２は、本発明によるインクジェットプリ
ンタヘッドのノズルプレートの他の実施例を示す図で、
障壁を設けるかわりにノズルプレート６を親水処理し、
または親水性の材料で構成し、ノズルプレート６の下部
のみを撥水処理することで、液ダレを防止することも可
能である。図３は液滴吐出方向からノズルプレート６を
見たものであり、図中の斜線部が撥水処理部９を示す。
ンタヘッドのノズルプレートの他の実施例を示す図で、
障壁を設けるかわりにノズルプレート６を親水処理し、
または親水性の材料で構成し、ノズルプレート６の下部
のみを撥水処理することで、液ダレを防止することも可
能である。図３は液滴吐出方向からノズルプレート６を
見たものであり、図中の斜線部が撥水処理部９を示す。
【００１１】図３，図４，図５は、本発明によるインク
ジェットプリンタヘッドのノズルプレートの更に他の実
施例を示す図である。液滴吐出方向が重力と垂直方向で
ない場合にも本発明は有効である。例えば、ノズル配列
方向に並行に障壁５を設けることで、オリフィス周囲に
インクが集まりやすく、余分な領域にインクが流出する
のを防ぎ、オリフィス近傍にインクを集中させることが
できて効率がよい。障壁は図３のように連続している必
要はなく、図４のようにオリフィス周囲のみに存在して
も効果は期待できる。また、図５のように親水処理部１
０と撥水処理部９の組み合わせでも同様の効果が得られ
る。本発明における障壁５は、従来のインクジェット加
工技術で容易に作製可能であり、研削やフォトエッヂン
グでよい。また本発明における親水性を得るための部材
としては、水性インクの場合、例えばステンレス、ニッ
ケル、プラチナ、サファイア、ルビー、ガラス等であ
り、またエポキシ系樹脂、フェノール系樹脂、セルロー
スアセテート等で親水処理を施したものでもよい。撥水
処理剤としては、シリコン系撥水剤、フッソ系撥水剤等
があげられる。
ジェットプリンタヘッドのノズルプレートの更に他の実
施例を示す図である。液滴吐出方向が重力と垂直方向で
ない場合にも本発明は有効である。例えば、ノズル配列
方向に並行に障壁５を設けることで、オリフィス周囲に
インクが集まりやすく、余分な領域にインクが流出する
のを防ぎ、オリフィス近傍にインクを集中させることが
できて効率がよい。障壁は図３のように連続している必
要はなく、図４のようにオリフィス周囲のみに存在して
も効果は期待できる。また、図５のように親水処理部１
０と撥水処理部９の組み合わせでも同様の効果が得られ
る。本発明における障壁５は、従来のインクジェット加
工技術で容易に作製可能であり、研削やフォトエッヂン
グでよい。また本発明における親水性を得るための部材
としては、水性インクの場合、例えばステンレス、ニッ
ケル、プラチナ、サファイア、ルビー、ガラス等であ
り、またエポキシ系樹脂、フェノール系樹脂、セルロー
スアセテート等で親水処理を施したものでもよい。撥水
処理剤としては、シリコン系撥水剤、フッソ系撥水剤等
があげられる。
【００１２】図６，図７は、気泡巻き込みを防止する構
成を示す図である。気泡巻き込みを防止する方法とし
て、図６のようにオリフィス面に溝加工１１を施しても
よい。この場合、オリフィス７を横切るように溝１１を
形成することで、メニスカス引き込み時に連接オリフィ
ス７からインク供給が速やかに行われ、気泡巻き込みが
低減する。また、溝幅をオリフィス直径よりも大きく
し、図７のように、溝１１内部にオリフィスが完全に入
り込んだ形状のほうが、気泡巻き込みが少ない。このと
き、溝１１内部が親水性、溝外部が撥水性を示すように
してやると、インクは溝１１内部にたまりやすく、気泡
巻き込みが一段と低減する。
成を示す図である。気泡巻き込みを防止する方法とし
て、図６のようにオリフィス面に溝加工１１を施しても
よい。この場合、オリフィス７を横切るように溝１１を
形成することで、メニスカス引き込み時に連接オリフィ
ス７からインク供給が速やかに行われ、気泡巻き込みが
低減する。また、溝幅をオリフィス直径よりも大きく
し、図７のように、溝１１内部にオリフィスが完全に入
り込んだ形状のほうが、気泡巻き込みが少ない。このと
き、溝１１内部が親水性、溝外部が撥水性を示すように
してやると、インクは溝１１内部にたまりやすく、気泡
巻き込みが一段と低減する。
【００１３】
【効果】以上の説明から明らかなように、本発明による
と、高周波、高電圧、多チャンネル駆動時でも、気泡の
引き込みの少ない、安定で駆動マージンの広い、信頼性
の高いインクジェットプリンタヘッドが実現できる。
と、高周波、高電圧、多チャンネル駆動時でも、気泡の
引き込みの少ない、安定で駆動マージンの広い、信頼性
の高いインクジェットプリンタヘッドが実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明によるインクジェットプリンタヘッド
の一実施例を説明するための構成図である。
の一実施例を説明するための構成図である。
【図２】 本発明によるノズルプレートの他の実施例を
示す図である。
示す図である。
【図３】 本発明によるノズルプレートの更に他の実施
例を示す図である。
例を示す図である。
【図４】 本発明によるノズルプレートの更に他の実施
例を示す図である。
例を示す図である。
【図５】 本発明によるノズルプレートの更に他の実施
例を示す図である。
例を示す図である。
【図６】 本発明によるノズルプレートの更に他の実施
例を示す図である。
例を示す図である。
【図７】 本発明によるノズルプレートの更に他の実施
例を示す図である。
例を示す図である。
【図８】 従来のインクジェットプリンタヘッドを示す
図である。
図である。
１…基板、２…圧電素子、３…流路板、４…流路（加圧
液室）、５…液ダレ防止用障壁、６…ノズルプレート、
７…オリフィス、８…保護板。
液室）、５…液ダレ防止用障壁、６…ノズルプレート、
７…オリフィス、８…保護板。
Claims (4)
- 【請求項１】 インク吐出のためのオリフィスを有する
ノズルプレートと、該オリフィスに連通し、インク吐出
に必要なエネルギーを加える加圧液室と、該加圧液室に
インクを供給するためのインク供給路とにより構成さ
れ、前記オリフィス表面にインク液膜を有するインクジ
ェットプリンタヘッドにおいて、前記ノズルプレート上
に、オリフィス周囲の少なくとも一部に障壁を設けたこ
とを特徴とするインクジェットプリンタヘッド。 - 【請求項２】 インク吐出のためのオリフィスを有する
ノズルプレートと、該オリフィスに連通し、インク吐出
に必要なエネルギーを加える加圧液室と、該加圧液室に
インクを供給するためのインク供給路とにより構成さ
れ、前記オリフィス表面にインク液膜を有するインクジ
ェットプリンタヘッドにおいて、前記ノズルプレートの
表面が前記インクに対して接液性の分布を有し、オリフ
ィス近傍では親水性、オリフィスから離れた領域では撥
水性を示すことを特徴とするインクジェットプリンタヘ
ッド。 - 【請求項３】 インク吐出のためのオリフィスを有する
ノズルプレートと、該オリフィスに連通し、インク吐出
に必要なエネルギーを加える加圧液室と、該加圧液室に
インクを供給するためのインク供給路とにより構成さ
れ、前記オリフィス表面にインク液膜を有するインクジ
ェットプリンタヘッドにおいて、前記ノズルプレート上
に、オリフィス配列方向にオリフィスを横切るように、
少なくとも１本の溝を設けたことを特徴とするインクジ
ェットプリンタヘッド。 - 【請求項４】 インク吐出のためのオリフィスを有する
ノズルプレートと、該オリフィスに連通し、インク吐出
に必要なエネルギーを加える加圧液室と、該加圧液室に
インクを供給するためのインク供給路とにより構成さ
れ、前記オリフィス表面にインク液膜を有するインクジ
ェットプリンタヘッドにおいて、前記ノズルプレート上
に、オリフィス配列方向にオリフィス直径よりも大きな
溝を有し、該溝内部にオリフィスを配列したことを特徴
とするインクジェットプリンタヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12685492A JPH05293963A (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | インクジェットプリンタヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12685492A JPH05293963A (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | インクジェットプリンタヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05293963A true JPH05293963A (ja) | 1993-11-09 |
Family
ID=14945495
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12685492A Pending JPH05293963A (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | インクジェットプリンタヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05293963A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09216352A (ja) * | 1996-02-13 | 1997-08-19 | Canon Inc | 液体吐出装置および液体吐出方法 |
| US6435648B1 (en) | 1996-02-13 | 2002-08-20 | Canon Kabushiki Kaisha | Liquid ejection apparatus using air flow to remove mist |
| US6817696B2 (en) * | 2001-03-21 | 2004-11-16 | Olympus Optical Co., Ltd. | Ink jet printer |
| JP2008012704A (ja) * | 2006-07-03 | 2008-01-24 | Fuji Xerox Co Ltd | 液滴吐出ヘッド、液滴吐出装置及び液滴吐出ヘッドの製造方法 |
| US7377620B2 (en) | 2005-05-26 | 2008-05-27 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Hydrophobic nozzle exit with improved micro fluid ejection dynamics |
| US20140292932A1 (en) * | 2013-03-28 | 2014-10-02 | Seiko Epson Corporation | Liquid ejecting head and liquid ejecting apparatus |
-
1992
- 1992-04-20 JP JP12685492A patent/JPH05293963A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09216352A (ja) * | 1996-02-13 | 1997-08-19 | Canon Inc | 液体吐出装置および液体吐出方法 |
| US6435648B1 (en) | 1996-02-13 | 2002-08-20 | Canon Kabushiki Kaisha | Liquid ejection apparatus using air flow to remove mist |
| US6883895B2 (en) | 1996-02-13 | 2005-04-26 | Canon Kabushiki Kaisha | Liquid ejection apparatus, head unit and ink-jet cartridge |
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