JPH05292049A - 多重変換装置におけるデータ・マルチプレックス方式 - Google Patents

多重変換装置におけるデータ・マルチプレックス方式

Info

Publication number
JPH05292049A
JPH05292049A JP9672792A JP9672792A JPH05292049A JP H05292049 A JPH05292049 A JP H05292049A JP 9672792 A JP9672792 A JP 9672792A JP 9672792 A JP9672792 A JP 9672792A JP H05292049 A JPH05292049 A JP H05292049A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bit shift
data
input
control pulse
shift register
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9672792A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Hashimoto
雄一 橋本
Takenao Takemura
健直 竹村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP9672792A priority Critical patent/JPH05292049A/ja
Publication of JPH05292049A publication Critical patent/JPH05292049A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明はデータ・マルチプレックス方式に関
し、信号を多重変換するときに遅延量の増大を防止しよ
り高速に多重化することにある。 【構成】各チャンネル毎に設けられ、入力データDATAを
クロックCLK によりシフトする複数のnビット・シフト
レジスタ1 〜n と、各nビット・シフトレジスタの動作
制御を行うためにクロックに同期して制御パルスCPを発
生する制御パルス発生部CPG と、各nビット・シフトレ
ジスタからの出力を多重化するマルチプレックス部MUX
とを備え、各nビット・シフトレジスタに制御パルスを
順次入力し、これががハイレベルのときに各nビット・
シフトレジスタから入力データを出力せしめ、ローレベ
ルのときは、各nビット・シフトレジスタからローレベ
ルの出力をせしめ、マルチプレックス部において各nビ
ット・シフトレジスタの出力の論理和を得て多重化する
ように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、端局装置や中継中局装
置等で信号を多重化する多重変換装置におけるデータ・
マルチプレックス方式に関する。近年の通信システムで
は大容量、小型化が進められ、そのためシステム自体の
チップ化が図られている。そこで、チップ化に際して現
在よりも高速動作に対応でき、しかも多重度を高くする
ことが可能な回路が要望されている。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の要部ブロック構成図であ
る。図示のように従来の多重変換装置はデータを取り込
むデータ・インターフェース部(DATA-INF) と、多重化
のビット位置を示すタイミングパルスを発生するタイミ
ングパルス発生部(TP-GEN) と、入力データ1〜nをn
多重するマルチプレックス部(MUX)で構成されてい
る。そして、マルチプレックス部は多重度nに対応した
複数のゲートからなる選択回路で構成されている。
【0003】データ・インターフェース部にはチャンネ
ル毎の入力データDATA1 〜DATAn が入力され、これらの
入力データはクロックCLKに従ってマルチプレックス
部に入力される。一方、このクロックCLKはタイミン
グパルス発生部にも入力され、タイミングパルス発生部
からは入力データDATA1 〜DATAn をn多重するためのタ
イミングパルスTPが発生される。そして、マルチプレ
ックス部からはn多重されたシリアル・データが出力さ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、マルチ
プレックス部は多重度nに対応した複数のゲートで構成
されているために、それらのゲートによる信号遅延を無
視することができず、従って、扱う信号の速度が制限さ
れてしまうことになる。さらに、多重度nを高くすれば
するほど選択回路が増大していくことになり、従って回
路による遅延量も増大し、高速に信号処理をすることが
できなくなる問題がある。
【0005】本発明の目的は、多重度の高い信号を多重
変換するときに、回路による遅延量の増大を防止し、よ
り高速に信号を多重化することができるデータ・マルチ
プレックス方式を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理構成
図である。本発明は、複数のチャンネル1〜nに入力さ
れる入力データを多重化するn多重変換装置におけるデ
ータ・マルチプレックス方式であって、各チャンネルに
対応して設けられ、各チャンネルからシリアルに入力さ
れる入力データDATAをクロックCLKによりシフトする
複数のnビット・シフトレジスタ1〜nと、各nビット
・シフトレジスタの動作制御を行うために該クロックに
同期して制御パルスを発生する制御パルス発生部CPG
と、各nビット・シフトレジスタからの出力を多重化す
るマルチプレックス部MUXとを備え、各nビット・シ
フトレジスタに該制御パルスを順次入力し、該制御パル
スがハイレベルHのときに各nビット・シフトレジスタ
から該入力データを出力せしめ、該制御パルスがローレ
ベルLのときは、各nビット・シフトレジスタからロー
レベルの出力をせしめ、該マルチプレックス部において
各nビット・シフトレジスタの出力の論理和をとること
により多重化することを特徴とする。
【0007】この場合、各nビット・シフトレジスタ
は、例えば、フリップ・フロップFFで構成され、各フ
リップ・フロップには該入力データとクロックと制御パ
ルスが入力され、各nビット・シフトレジスタのフリッ
プ・フロップの段数は、1番目のチャンネルに対しては
1段、2番目のチャンネルに対しては2段、以下順次、
n番目のチャンネルに対しはn段を設ける。
【0008】そして、該制御パルスは各フリップ・フロ
ップのリセット端子Rに並列に入力され、これにより該
フリップ・フロップは該制御パルスのハイレベルにて入
力データを出力し、ローレベルにて入力データを出力し
ないようにリセットを行い、該マルチプレックス部は多
入力のORゲートで構成され、該制御パルスの周期は多
重度nの1/n周期に設定される。
【0009】
【作用】図示のように、チャンネル毎の入力データDATA
1 〜DATAn に対応して、nビット・シフトレジスタ1〜
nを設けている。これらのnビット・シフトレジスタ1
〜nの各々は後述するように、1番目のチャンネルに対
しては1段、2番目のチャンネルに対しては2段、以下
順次、n番目のチャンネルに対してはn段のフリップ・
フロップFFをシリアル接続して構成される。即ち、入
力データを多重化するビット位置によりフリップ・フロ
ップの段数が相違し、各フリップ・フロップを個々にリ
セットできるようにしている。
【0010】制御パルス発生部CPGは、入力されるク
ロックCLKに基づき、nビット・シフトレジスタ1〜
nの各フリップ・フロップのリセットを行うための制御
パルスCPを発生する。マルチプレックス部は、例え
ば、多入力のORゲートで構成され、各入力には対応す
るnビット・シフトレジスタが接続され、各nビット・
シフトレジスタから出力されるデータの論理和をとるこ
とによりn多重を行う。
【0011】このように、各入力データを、各nビット
・シフトレジスタと制御パルス発生部に入力されるクロ
ックCLKと、制御パルス発生部から各nビット・シフ
トレジスタに入力される制御パルスCPにより制御する
ことにより、多重化するビット位置のビットのみを有効
とし、その他の位置は強制的にローレベルに制御する。
従って、出力段のORゲートには、制御パルスがハイレ
ベルのときのみ各nビット・シフトレジスタ1−nから
のデータが取り込まれ、制御パルスがローレベルのとき
はローレベル出力となるので、nの出力について単純に
論理和を取れば容易に多重化することができる。そし
て、このように構成すれば、多重度nを高くしてもフリ
ップ・フロップの段数が増大するだけで、ORゲートの
みで多重化できるので、その結果、遅延量を無視するこ
とができ、より高速に信号多重化を行うことができる。
【0012】
【実施例】図2は本発明の一実施例多重変換装置構成図
であり、図3は図2構成の信号タイミングチャートであ
る。図2の構成では、n=8の場合であり、入力データ
DATA1 〜 DATA8 の8本の入力データを多重化する8多
重回路を示している。各nビット・シフトレジスタはフ
リップ・フロップFFで構成されている。即ち、入力デ
ータDATA1 に対しては1段のフリップ・フロップFF
1、入力データDATA2に対しては2段のフリップ・フロ
ップFF1,FF2、同様に、入力データDATA8 に対し
ては8段のフリップ・フロップFF1〜FF8が設けら
れている。各々のフリップ・フロップは各入力データを
1ビット幅で多重化するビット位置までシフトし、それ
以外の部分はローレベルにする。この場合、各フリップ
・フロップにはクロックCLKが常に入力されており、
制御パルスCPがクロックの1/8の周期で順次入力さ
れる。各フリップ・フロップはクロックがハイレベルの
ときに入力データを取り込み、ローレベルのときにリセ
ットされる。
【0013】図3に示すように制御パルス発生部は入力
されるクロックCLKに同期して、各nビット・シフト
レジスタに制御パルス1〜8を順次に繰り返し発生す
る。この制御パルスのパルス幅はクロックCLKの1サ
イクルに一致しており、周期も一致している。例えば、
1段目のFF1では、データa1はクロックCLKが入
力されると制御パルス1のパルス幅(1ビット幅)だけ
ORゲートに出力される。このとき、2段目のFF1の
データa2はクロックによりFF2にシフトされてお
り、次のクロックCLKと制御パルス2により2段目の
FF2からデータa2がORゲートに出力される。以下
順次、7段目、8段目のFFでも同様に動作しており、
クロックCLKが入力されるごとに、データa7,a8
等がFF1,FF2,・・・FF7,FF8とシフトさ
れて行き、クロックに同期して順次入力される制御パル
ス7、8により、7段目のFF7からデータa7が、8
段目のFF8からデータa8が順次ORゲートに出力さ
れる。従って、ORゲートからは図3の下方に示すよう
に、データa1,a2,・・・a7,a8,b1,b
2,・・・がMUXデータとしてシリアルに出力され
る。なお、上述の説明は8多重の場合なので、制御パル
スの周期はクロックに対して1/8周期となるが、n多
重の場合には1/n周期に設定すればよい。
【0014】さらに、nビット・シフトレジスタの内部
でフリップ・フロップを8単位構成で制御すれば、バイ
ト・マルチプレックスにも簡単に対応することができ
る。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
nビット・シフトレジスタのデータをクロックでシフト
して行き、クロックに同期して周期的に順次入力される
制御パルスのビット幅でデータを出力していくだけなの
で、多重度が高くなってもクロックに依存した転送速度
だけであり、回路による遅延量が増大することがなく、
より高速化に対応することができ、高速なシステムのL
SIチップ化に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の一実施例多重変換装置構成図である。
【図3】図2構成の信号タイミングチャートである。
【図4】従来の要部ブロック構成図である。
【符号の説明】
FF…フリップ・フロップ CPG…制御パルス発生部 MUX…マルチプレックス部 TP-GEN…タイミングパルス発生部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のチャンネル1〜nに入力される入
    力データを多重化するn多重変換装置におけるデータ・
    マルチプレックス方式において、 各チャンネルに対応して設けられ、各チャンネルからシ
    リアルに入力される入力データ(DATA) をクロック(CL
    K) によりシフトする複数のnビット・シフトレジスタ
    (1〜n)と、 各nビット・シフトレジスタの動作制御を行うために該
    クロックに同期して制御パルス(CP)を発生する制御パル
    ス発生部(CPG)と、 各nビット・シフトレジスタからの出力を多重化するマ
    ルチプレックス部(MUX)とを備え、 各nビット・シフトレジスタに該制御パルスを順次入力
    し、該制御パルスがハイレベル(H)のときに各nビッ
    ト・シフトレジスタから該入力データを出力せしめ、該
    制御パルスがローレベル(L)のときは、各nビット・
    シフトレジスタからローレベルの出力をせしめ、該マル
    チプレックス部において各nビット・シフトレジスタの
    出力の論理和をとることにより多重化することを特徴と
    するデータ・マルチプレックス方式。
  2. 【請求項2】 各nビット・シフトレジスタはフリップ
    ・フロップ(FF)で構成され、各フリップ・フロップ
    には該入力データとクロックと制御パルスが入力され、
    各nビット・シフトレジスタのフリップ・フロップの段
    数は、1番目のチャンネルに対しては1段(FF1)、2番
    目のチャンネルに対しては2段(FF1,FF2) 、以下順次、
    n番目のチャンネルに対しはn段(FF1〜FFn)を設けるよ
    うにした請求項1に記載のデータ・マルチプレックス方
    式。
  3. 【請求項3】 該制御パルスは各フリップ・フロップの
    リセット端子(R)に並列に入力され、これにより該フ
    リップ・フロップは該制御パルスのハイレベルにて入力
    データを出力し、ローレベルにて入力データを出力しな
    いようにリセットを行う請求項1又は2に記載のデータ
    ・マルチプレックス方式。
  4. 【請求項4】 該マルチプレックス部は多入力のORゲ
    ートで構成される請求項1に記載のデータ・マルチプレ
    ックス方式。
  5. 【請求項5】 該制御パルスの周期は多重度nの1/n
    周期に設定される請求項1乃至3項に記載のデータ・マ
    ルチプレックス方式。
  6. 【請求項6】 各nビット・シフトレジスタのフリップ
    ・フロップをnビット単位で制御することによりバイト
    ・マルチプレックス多重を行うようにした請求項1に記
    載のデータ・マルチプレックス方式。
JP9672792A 1992-04-16 1992-04-16 多重変換装置におけるデータ・マルチプレックス方式 Withdrawn JPH05292049A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9672792A JPH05292049A (ja) 1992-04-16 1992-04-16 多重変換装置におけるデータ・マルチプレックス方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9672792A JPH05292049A (ja) 1992-04-16 1992-04-16 多重変換装置におけるデータ・マルチプレックス方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05292049A true JPH05292049A (ja) 1993-11-05

Family

ID=14172769

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9672792A Withdrawn JPH05292049A (ja) 1992-04-16 1992-04-16 多重変換装置におけるデータ・マルチプレックス方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05292049A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7290190B2 (en) Semiconductor integrated circuit with a test circuit
JP4322548B2 (ja) データ形式変換回路
US7199732B1 (en) Data converter with reduced component count for padded-protocol interface
CA2008228C (en) Phase adjustment circuit
JPH0775343B2 (ja) 同期検出回路及び方法
US6437725B1 (en) Parallel to serial converter
KR100272945B1 (ko) 직병렬데이터변환기
JPH05292049A (ja) 多重変換装置におけるデータ・マルチプレックス方式
US6359908B1 (en) Frame synchronous circuit contributing to SDH signal
JP4945800B2 (ja) デマルチプレクサ回路
JP3327732B2 (ja) 並列直列変換回路
JPH06103025A (ja) 高速論理lsi
JP3882300B2 (ja) シリアルデータ保持回路
KR100199187B1 (ko) 디지탈 전송시스템의 프레임 시프트 동기회로
CN117639793A (zh) 一种基于mipi协议的并串转换电路及方法
US6801055B1 (en) Data driven clocking
JPH01164141A (ja) 並列データ同期回路
JP2529902B2 (ja) ビット相関判定回路
JP2664755B2 (ja) 非同期カウンタ回路
JPH0611133B2 (ja) フレ−ム位相制御回路
JP3038948B2 (ja) フレーム同期回路
KR960042338A (ko) 래치 회로를 이용한 2의 보수 형태의 직렬 데이타 연산기
JP2000286695A (ja) 分周回路およびこれを用いた直並列変換回路並びにシリアルデータ送受信回路
JPS62151017A (ja) 遅延回路
JPH0427227A (ja) 多重化回路

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990706