JPH05290203A - バーコードラベルの配列方向検出方法 - Google Patents

バーコードラベルの配列方向検出方法

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Publication number
JPH05290203A
JPH05290203A JP4110880A JP11088092A JPH05290203A JP H05290203 A JPH05290203 A JP H05290203A JP 4110880 A JP4110880 A JP 4110880A JP 11088092 A JP11088092 A JP 11088092A JP H05290203 A JPH05290203 A JP H05290203A
Authority
JP
Japan
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bar code
read
image
straight line
scanning
Prior art date
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Pending
Application number
JP4110880A
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English (en)
Inventor
Hideki Mizuochi
秀樹 水落
Kuniharu Hara
邦治 原
Shinichi Kato
真一 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Nippon Electric Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Electric Industry Co Ltd filed Critical Nippon Electric Industry Co Ltd
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Publication of JPH05290203A publication Critical patent/JPH05290203A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、バーコードラベルの貼付位置が
ずれたり、傾いていたりしても、確実にバーコードシン
ボルを読取ることができる。 【構成】 この発明では、バーコードシンボル8が含ま
れる画像Iの境界を示す四辺のうち、少なくとも二辺
(AB・BC)上での各任意点Sを通り、かつ任意の傾
きをなす一次直線を連続的に設定し、この直線に合せて
走査を行って読取ったバーコードシンボルから、1列の
バーコードシンボルが端から端まで読取られているか否
かを判別し、そのバーコードラベルの貼付位置に合致し
た適正な走査方向を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、多段バーコードシン
ボルの読取方法に係り、特に配列方向が一定でないバー
コードシンボルに対しその配列方向を自動的に検出する
バーコードラベルの配列方向検出方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に使用されるバーコードラベルは、
全体の大きさが一定の長さ及び幅に規格化されており、
そのラベル上に黒色等のバーが各種幅及び間隔を保持し
て一列に配列した状態で記録されている。また、この一
段のものからなるバーコードシンボルでは、記録する情
報量がそれ程多くないので、そのバーコードシンボルを
何段か積み重ねた多段のものも開発されており、これに
よって多数の情報を記録することができるようになって
いる。一方これらのバーコードシンボルを読取るバーコ
ードリーダには、片手で把持して使用できるハンディタ
イプのものの他に、所定の位置に固定した据置タイプの
ものも開発されている。ところで、この据置タイプのバ
ーコードリーダにあっては、一般にそのリーダ本体から
射出される読取光が一定範囲・一定方向に制限して投光
・走査されているので、梱包箱等のバーコードシンボル
の被貼付物においてバーコードシンボルの貼付位置が所
定位置に予め定められている場合が多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
バーコードリーダでは、そのバーコードラベルの貼付位
置が一定であっても、その取付状態が傾いていたり、ま
た梱包箱等が変形していたりすると、バーコードラベル
を正確に読取ることができなかったり、読取不能となっ
てしまうことがある。そこで、この発明は、上記した従
来の欠点に鑑み、バーコードラベルの貼付位置がずれて
いたり、ばらばらであっても、確実にバーコードシンボ
ルを読取ることができるバーコードラベルの配列方向検
出方法を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち、この発明は、バー
コードシンボルを含む矩形状又は方形状のエリアを撮像
し、この撮像した画像に2次元座標を設定し、この画像
の周縁部をなす四辺のうちの少なくとも縦横各1辺上の
各点において傾きaを連続的に変化させた一次関数y=
ax+b(ただし−∞<a<∞)を順次設定し、この設
定した傾きをもつ一次関数の示す直線上にある各画素の
座標を指定し、この指定された各画素に沿って走査しな
がらそこの画像情報からその直線上にあるバーコードシ
ンボルを読取り、この読取った情報から少なくとも1列
のバーコードシンボルの始端から終端まで走査されたか
否かを判別し、多段バーコードラベルの配列方向を検出
するものである。
【0005】
【作用】この発明では、画像の周縁部をなす四辺のうち
少なくとも縦横2方向の各周縁部上の各点において、傾
きを連続的に変化させた一次関数を順次設定し、つまり
各設定点においてこの点を通る直線を連続的に回転させ
ていき、そのとき各傾きの直線に沿って読取走査を行な
っていき、1列のバーコードシンボルについてその始端
から終端まで全てのバーを走査できたか否かを判別する
ことによって多段バーコードシンボルの配列方向を検出
する。
【0006】
【実施例】以下この発明の一実施例について添付図面を
参照しながら説明する。図1はこの発明に係るバーコー
ドラベルの配列方向検出方法を示すものであり、この配
列方向検出方法は、第1ステップ1〜第7ステップ7か
ら構成されている。第1ステップ1では、バーコードシ
ンボル8(図2参照)を含む矩形状又は方形状のエリア
を、適宜の撮像手段、例えばCCD(電荷結合素子)撮
像カメラ等により撮像すると共に、所定の記憶手段にそ
の画像I(図2参照)を記憶させる。 第2ステップ2
では、図2に示す如く撮像した画像Iに2次元座標O−
X,Yを設定する。第3ステップ3では、第1ステップ
1にて撮像した画像Iのうち、周囲と境界を接する周縁
部となる四辺のうちの少なくとも縦・横2辺(この実施
例では、図2において線分AB,線分BCを指す)上の
各点Sにおいて、傾きa(ただし−∞<a<∞)を連続
的に変化させた一次関数Y=aX+bを順次設定する。
即ち、例えば、図2における点A(0,n)では、一次
関数 Y=aX+n (n:Y切片) において、傾きaが0つまりY=nから徐々に傾きaを
小さくしていき、これらに対応する直線を画像I上に設
定する。換言すれば、点Aを通る直線について、図2に
示す如く、その直線上を時計回りに連続的に回転させて
いく。
【0007】第4ステップ4では、この設定した一定の
傾きをもつ各一次関数の示す直線上にある各画素の座標
(X,Y)を指定していく。第5ステップ5では、第4
ステップ4にて指定された座標に対応する各画素を、画
像I上で連続的に斜めに走査していきながら、その走査
線上にある各画素に対応する白黒等の画像情報を読取
る。第6ステップ6では、第5ステップ5で読取った画
像情報から、その走査線が1列のバーコードシンボルの
配列方向に一致するか否かを判別する。即ち、1列のバ
ーコードシンボルの始端から終端まで全コードが読取れ
たか否かは、読取った数字等の最初と最後のコードが、
予め設定されたものと一致しているか否かによって判別
される。これにより、1列のバーコードシンボルの全コ
ードが全て読取れなかったと判断した場合には、第3ス
テップ3に戻り、再度その第3ステップ3からやり直
す。第7ステップ7では、第6ステップ6にて1列のバ
ーコードシンボルの全バーが読取れていたと判断したな
らば、そのときの一次関数が示す直線と一致する走査位
置から、つまり第1列目のバーコードシンボル8Aから
最終段のバーコードシンボル8Zまで読取っていく。
【0008】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明に係
るバーコードラベルの配列方向検出方法によれば、撮像
した画像の境界周縁部をなす四辺のうち、少なくとも縦
横各1辺上の各点において傾きを連続的に変化させた一
次関数を設定し、この関数が示す直線を先の各点におい
て回転させていきながら、そのときの各直線に合せて走
査させていくことにより、つまり何れかの点において、
かつ何れかの傾きのときの直線に沿った走査を行うこと
により、1列のバーコードシンボルの始端から終端まで
全て読取れたと判断することができる走査位置を検出す
ることができる。従って、この検出方法によれば、その
直線を走査線とみなし、平行移動させ上下にずらしてい
きながら走査することで、ランダムに貼付された多段の
バーコードシンボル等の自動読取りが可能になり、実用
上極めて大きな効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るバーコードラベルの配列方向検
出方法を示すフローチャート。
【図2】図1の方法を説明するための説明図。
【符号の説明】
8 バーコードシンボル I 画像

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーコードシンボルを含む矩形状又は方
    形状のエリアを撮像し、 この撮像した画像に2次元座標を設定し、 この画像の周縁部をなす四辺のうちの少なくとも縦横各
    1辺上の各点において傾きaを連続的に変化させた一次
    関数y=ax+b(ただし−∞<a<∞)を順次設定
    し、 この設定した傾きをもつ一次関数の示す直線上にある各
    画素の座標を指定し、 この指定された各画素に沿って走査しながらそこの画像
    情報からその直線上にあるバーコードシンボルを読取
    り、 この読取った情報から少なくとも1列のバーコードシン
    ボルの始端から終端までが走査されたか否かを判別し、 多段バーコードシンボルの配列方向を検出することを特
    徴とするバーコードラベルの配列方向検出方法。
JP4110880A 1992-04-03 1992-04-03 バーコードラベルの配列方向検出方法 Pending JPH05290203A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010277446A (ja) * 2009-05-29 2010-12-09 Toshiba Corp バーコード処理装置及びバーコード処理方法
WO2014104852A1 (ko) * 2012-12-31 2014-07-03 아주대학교산학협력단 큐알 코드 인식 장치 및 방법

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