JPH0528241U - レール取付装置 - Google Patents

レール取付装置

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JPH0528241U
JPH0528241U JP8702091U JP8702091U JPH0528241U JP H0528241 U JPH0528241 U JP H0528241U JP 8702091 U JP8702091 U JP 8702091U JP 8702091 U JP8702091 U JP 8702091U JP H0528241 U JPH0528241 U JP H0528241U
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JP
Japan
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rail
case
engaging
hole
drawer
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JP8702091U
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JPH0741381Y2 (ja
Inventor
田 英 政 浮
Original Assignee
株式会社くろがね工作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造が簡単で、レールの取り外し作業が容易
に行なえるレール取付装置を得る。 【構成】 ケース内側面5に形成された複数個の取付孔
51に係合する係止爪3・・・が、前後方向に向けて基
板11と一体に形成されると共に、係止爪3が位置する
基板11に、係止爪3が臨む抜き穴6が形成される一
方、係止爪3の少なくとも一つの先端部内面に係合突起
30が形成されると共に、係合突起30に対応してケー
ス内面側5に係合孔50が形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は多段式引出式ケースにおけるレールの取付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、合成樹脂材にて一体に形成されたレールを伝票、カタログ等の整理用ケ ースの内側面に取りつける装置としては、ケース本体内側面に前後方向に対をな すレール取付孔を穿孔し、レールは断面L形の合成樹脂を以て形成し、レール垂 直片の背面の前後には上記取付孔に嵌合し、前後方向の移行により孔縁を挟持す る係片を設けると共に、一方の係片に対向して上記取付孔に嵌合し、レールの前 後方向の移行を規制するストッパー片を設けたもであった。(例えば実公昭62 −12336号公報)
【0003】 この場合、ストッパー片が係片に対向して係片の突出方向、すなわち外側(ケ ース本体側)方向に突出しているので、レールを一旦ケース内側面に取付けると 、ストッパー片、及び係片がすべて隠蔽された状態となる。 この為、ケース内に取りつけるトレーの段数、大きさを変える為、レールの取 付位置を変える必要が生じた時、レールを取り外す事が出来ず、必要に応じて、 トレーの取付位置を変更する事は全くできなかった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記問題を解決する事を課題とする。 すなわち、構造が簡単で、レールの取り外し作業が容易なレール取付装置を提供 する事を課題とする。
【0005】
【課題を解決する為の手段】
ケース内側面に形成された複数個の取付孔に係合する係止爪が前後方向に向け て、基板と一体に形成されると共に、係止爪が位置する基板に係止爪が臨む抜き 孔が形成される一方、係止爪の少なくとも一つの先端部内面に係合突起が形成さ れると共に、係合突起に対応して、ケース内面側に係合孔が形成されたものであ る。
【0006】
【実施例】
図6は引出しとレールの分離した状態の斜視図を示している。 符号1はレールを示し、符号2は引出しを示している。
【0007】 レール1は図1〜図5に示す如く、取付状態でケースの内側面5に当接する基 板11と、基板11の前後方向所定位置にケース内側面5側に、横向きL字形に 突出する複数個の係止爪3・・・と、引出し2を支持する支持突条4と、支持突 条4の前端部下方位置に所定間隔を有して形成されたストッパー突部41が合成 樹脂材にて一体に形成されている。 符号6は係止爪3が位置する個所にもうけられたレール成形時の抜き穴を示し ている。又、符号12・・・は補強用リブを示している。
【0008】 係止爪3・・・は、先端部分をやや外方に突出せしめた案内突部31と、取付 状態で後記する取付孔51の端縁が当接する基部32を有し、中央の係止爪3は 基部32の側に切り欠き凹部33をもうけて、一層の弾性を付与し、案内突部3 1の基部32側内面に抜き穴6側に突出する係合突起30が形成されている。
【0009】 支持突条4は、上下に所定間隔を有した2つの突条より構成されており、下側 の突条の前側に、前方に行くに従って上方に傾斜せしめた抜き出し傾斜部40が 形成されている。
【0010】 ケース内側面5には、前記係止爪3が係止する複数個の取付孔51・・・と、 中央部の取付孔51の前方に、前記係合突起30が係合する係合孔50が形成さ れている。取付孔51の前後上下巾は係止爪3の前後上下巾とほぼ等しく形成さ れている。
【0011】 引出し2は、正面板21と胴部22よりなり、胴部22の左右側面部23、2 3の前後方向に形成された、前記レール1の支持突条4が嵌合する引出し用凹部 24と、引出し用凹部24の後端下部に形成された外方に突出するストッパー2 5を有している。
【0012】 そして、引出し2は、ケース内側面5にとりつけられたレール1に支持されて 、前後に出入自在となり、前方に引き出された時、ストッパー25がストッパー 突部41に衝突して引出し2は停止する。 この状態から引出し2をケースから抜き出す時は、正面板21を上方に持ち上 げる様にして、ストッパー25をストッパー突部41の上方に位置せしめた状態 を維持して前方に引き出す。
【0013】 又、引出し2を装着する時は、引出し用凹部24の後端を支持突条4の前端に 嵌合した状態で、引出しをストッパー25がストッパー突部41の前面に衝突す る手前で、正面板21を上方に持ち上げてストッパー突部41を通過せしめて、 引出し2を押し込む。 そして、正面板21の左右端部裏面がケース前面に衝突した状態で引出し2は 停止する。
【0014】 一方、ケース内側面5にレール1を取りつける時は、レール1の係止爪3・・ ・を内側より取付孔51・・・内に位置せしめた後、レール1を前方に移動せし めて、係止爪3を取付孔51の前端縁に係止せしめる。 この時、中央の係止爪3の係合突起30は係合孔50に係合し、レール1が後 方に移動するのを阻止する。
【0015】 又、引出し2の取付位置を上下方向で変更する為、ケース内側面5よりレール 1を取り外す場合は、引出し2を抜き出した後、ドライバー等の先で抜き穴6に 臨む係合突起30を係合孔50より逸脱せしめた状態を維持してレール1を後方 に押しやり、取付孔51より係止爪3を逸脱せしめて取り外す。
【0016】 尚、実施例では、係止爪3を前方向で、前後方向に3本形成しているが、後方 向であってもよく、又、係止爪3の数も複数本であればよい。 更に、係合突起30の形成位置も特定の係止爪3に限定されるものではない。
【0017】
【考案の効果】
以上の如く本考案は、ケース内側面に形成された複数個の取付孔に係合する係 止爪が前後方向に向けて基板と一体に形成されると共に、係止爪が位置する基板 に、係止爪が臨む抜き穴が形成される一方、係止爪の少なくとも一つの先端部分 内面に係合突起が形成されると共に、係合突起に対応してケース内側面に係合孔 が形成されているので、レールのケース内側面への取付状態で、引出しを抜き出 すとレールの抜き穴から係合孔に係合する係合突起が目視出来る。 又、係合突起はケース内側面の内側から外側方向(レールの基板側)に係合し た姿勢となっているので、ドライドー等で簡単に係合姿勢を解除出来る。 この様に本考案は簡単な構造で、レールの取り外し作業が非常に容易である。
【0018】
【図面の簡単な説明】
【図1】レールの正面図
【図2】図1のA−A断面図
【図3】図1のB−B断面図
【図4】係合突起と係合孔の係合状態を示す要部拡大断
面図
【図5】係止爪と取付孔の係止状態を示す要部拡大断面
【図6】引出しとレールの分離した状態の斜視図を示し
ている。
【符号の説明】
1 レール 11 基板 2 引出し 3 係止爪 30 係合突起 5 ケース内側面 50 係合孔 51 取付孔 6 抜き穴

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケース内側面に前後方向に複数個の取付孔が形成され、
    合成樹脂材にて一体に形成されたレールの基板に、取付
    孔に対応して複数個の係止爪が前後方向のいずれか一方
    向に向いて形成されると共に、係止爪が位置する基板に
    係止爪が臨む抜き穴が形成される一方、少なくとも一つ
    の係止爪の先端部内面に係合突起が形成されると共に、
    係合突起に対応して、ケース内面側に係合孔が形成され
    ている事を特徴とするレール取付装置。
JP8702091U 1991-09-27 1991-09-27 レール取付装置 Expired - Lifetime JPH0741381Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8702091U JPH0741381Y2 (ja) 1991-09-27 1991-09-27 レール取付装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8702091U JPH0741381Y2 (ja) 1991-09-27 1991-09-27 レール取付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0528241U true JPH0528241U (ja) 1993-04-16
JPH0741381Y2 JPH0741381Y2 (ja) 1995-09-27

Family

ID=13903280

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8702091U Expired - Lifetime JPH0741381Y2 (ja) 1991-09-27 1991-09-27 レール取付装置

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JP (1) JPH0741381Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012157392A (ja) * 2011-01-28 2012-08-23 Cleanup Corp 収納庫

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012157392A (ja) * 2011-01-28 2012-08-23 Cleanup Corp 収納庫

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0741381Y2 (ja) 1995-09-27

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