JPH05277528A - 圧延機 - Google Patents
圧延機Info
- Publication number
- JPH05277528A JPH05277528A JP6857692A JP6857692A JPH05277528A JP H05277528 A JPH05277528 A JP H05277528A JP 6857692 A JP6857692 A JP 6857692A JP 6857692 A JP6857692 A JP 6857692A JP H05277528 A JPH05277528 A JP H05277528A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide member
- roll
- rolls
- rolling mill
- guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B13/00—Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories
- B21B13/02—Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories with axes of rolls arranged horizontally
- B21B13/023—Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories with axes of rolls arranged horizontally the axis of the rolls being other than perpendicular to the direction of movement of the product, e.g. cross-rolling
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metal Rolling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 ハウジングポスト１２に対してガイド部材１
３をプランジャー等の駆動装置１４によりスライド可能
に連結するとともに、そのガイド部材に形成した円弧状
のガイド片１３ａをハウジングポストに対して摺動可能
に装着することによって、ガイド部材を円弧状にスライ
ドさせるようになす。そして、そのガイド部材に対して
ロール１０を支持する軸箱１１をキー等の連結機構１５
により着脱自在に装着する。 【効果】 駆動装置によりガイド部材のスライド量を設
定することで対のロールどうしをクロスさせることがで
き、それらの交差中心点がずれてしまうことも防止でき
る。また、連結機構の操作のみでロールを軸箱とともに
ガイド部材に対して着脱することが可能となり、ロール
交換作業を容易に行うことができる。
３をプランジャー等の駆動装置１４によりスライド可能
に連結するとともに、そのガイド部材に形成した円弧状
のガイド片１３ａをハウジングポストに対して摺動可能
に装着することによって、ガイド部材を円弧状にスライ
ドさせるようになす。そして、そのガイド部材に対して
ロール１０を支持する軸箱１１をキー等の連結機構１５
により着脱自在に装着する。 【効果】 駆動装置によりガイド部材のスライド量を設
定することで対のロールどうしをクロスさせることがで
き、それらの交差中心点がずれてしまうことも防止でき
る。また、連結機構の操作のみでロールを軸箱とともに
ガイド部材に対して着脱することが可能となり、ロール
交換作業を容易に行うことができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、対の圧延ロールを圧延
材の幅方向に対して逆方向に傾斜させることによってそ
れら圧延ロールどうしをクロスさせる型式の圧延機、い
わゆるクロスミルに関する。
材の幅方向に対して逆方向に傾斜させることによってそ
れら圧延ロールどうしをクロスさせる型式の圧延機、い
わゆるクロスミルに関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の圧延機としては、たとえば特公
昭５０ー２４９０３号公報や特公昭５２ー１７０１号公
報に示されているものが知られている。図４はそれら公
報に示されている圧延機を概略的に示すもので、これ
は、ロール１の両端を回転自在に支持する軸箱（チョッ
ク）２，２を円弧状をなす案内溝３，３により支持する
とともに、それら軸箱２，２を傾斜駆動装置４・・・によ
って案内溝３，３に沿って円弧状にスライドさせること
によってロール１を傾斜させるように構成されている。
この場合、軸箱２を支持するとともにそのスライドを案
内するための案内溝３は、内側案内板３ａと外側案内板
３ｂとをそれぞれハウジングポスト５に取り付けること
によって設けられている。また、図５に示すものは、ロ
ール１の一端側の軸箱２のみを上記と同様に円弧状をな
す案内溝３により案内してスライドさせるようにし、他
端側の軸箱６はチョック受け７に対して回転自在に支持
する構成としたものである。
昭５０ー２４９０３号公報や特公昭５２ー１７０１号公
報に示されているものが知られている。図４はそれら公
報に示されている圧延機を概略的に示すもので、これ
は、ロール１の両端を回転自在に支持する軸箱（チョッ
ク）２，２を円弧状をなす案内溝３，３により支持する
とともに、それら軸箱２，２を傾斜駆動装置４・・・によ
って案内溝３，３に沿って円弧状にスライドさせること
によってロール１を傾斜させるように構成されている。
この場合、軸箱２を支持するとともにそのスライドを案
内するための案内溝３は、内側案内板３ａと外側案内板
３ｂとをそれぞれハウジングポスト５に取り付けること
によって設けられている。また、図５に示すものは、ロ
ール１の一端側の軸箱２のみを上記と同様に円弧状をな
す案内溝３により案内してスライドさせるようにし、他
端側の軸箱６はチョック受け７に対して回転自在に支持
する構成としたものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
圧延機においては、軸箱２を円弧状の案内溝３により直
接的に支持してそのスライドを案内する構造であること
から、ロール１の交換作業のたびに案内溝３を解体する
必要がある。つまり、ロール１を交換するたびに内側案
内板３ａや外側案内板３ｂをハウジングポスト５から取
り外しては再び組み付けるという作業が必要となり、し
たがってロール交換作業の手間が従来の圧延機の場合に
比して著しく増大してしまうという不具合が生じてい
た。
圧延機においては、軸箱２を円弧状の案内溝３により直
接的に支持してそのスライドを案内する構造であること
から、ロール１の交換作業のたびに案内溝３を解体する
必要がある。つまり、ロール１を交換するたびに内側案
内板３ａや外側案内板３ｂをハウジングポスト５から取
り外しては再び組み付けるという作業が必要となり、し
たがってロール交換作業の手間が従来の圧延機の場合に
比して著しく増大してしまうという不具合が生じてい
た。
【０００４】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、ロール交換作業を容易に
行い得るロールクロス型の圧延機を提供することにあ
る。
で、その目的とするところは、ロール交換作業を容易に
行い得るロールクロス型の圧延機を提供することにあ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、対のロールを
それぞれ圧延材の板幅方向に対して互いに逆方向に傾斜
させることによってそれらロールどうしを交差させる型
式の圧延機において、ロールの端部を回転自在に支持す
る軸箱を、ロールどうしの交差中心点を中心とする仮想
の円弧に沿って回動して圧延ライン方向にスライドする
ガイド部材を介してハウジングポストに取り付けるよう
になし、そのガイド部材は、駆動装置によりハウジング
ポストに対してスライド自在に連結されているととも
に、このガイド部材に形成されている円弧状のガイド片
が前記ハウジングポストに摺動可能に装着されてなるこ
とを特徴とするものである。この場合、前記ガイド部材
に対して前記軸箱を連結機構により着脱可能な状態に装
着するようになし、かつ、その連結機構は、ガイド部材
と軸箱の双方に形成されていて互いに噛合することによ
り前記ロールに加わるスラスト力を伝達し得る複数の凹
凸部により構成することが好ましい。
それぞれ圧延材の板幅方向に対して互いに逆方向に傾斜
させることによってそれらロールどうしを交差させる型
式の圧延機において、ロールの端部を回転自在に支持す
る軸箱を、ロールどうしの交差中心点を中心とする仮想
の円弧に沿って回動して圧延ライン方向にスライドする
ガイド部材を介してハウジングポストに取り付けるよう
になし、そのガイド部材は、駆動装置によりハウジング
ポストに対してスライド自在に連結されているととも
に、このガイド部材に形成されている円弧状のガイド片
が前記ハウジングポストに摺動可能に装着されてなるこ
とを特徴とするものである。この場合、前記ガイド部材
に対して前記軸箱を連結機構により着脱可能な状態に装
着するようになし、かつ、その連結機構は、ガイド部材
と軸箱の双方に形成されていて互いに噛合することによ
り前記ロールに加わるスラスト力を伝達し得る複数の凹
凸部により構成することが好ましい。
【０００６】
【作用】本発明の圧延機では、ガイド部材をハウジング
ポストに対して連結している駆動装置を作動させること
により、ガイド部材を円弧状にスライドさせ、そのガイ
ド部材に対して装着されている軸箱を介してロール端部
を円弧状にスライドさせる。そして、軸箱をガイド部材
に対して連結機構により着脱自在に装着しておくことに
より、ロール交換に際しては連結機構の操作により軸箱
とともにロールをガイド部材から取外し、かつ、取り付
ける。さらに、ガイド部材と軸箱の双方に形成されてい
て複数の凹凸部を互いに噛合させる型式の連結機構を採
用することにより、ロールに加わるスラスト力が多数の
凹凸部により分散されて伝達される。
ポストに対して連結している駆動装置を作動させること
により、ガイド部材を円弧状にスライドさせ、そのガイ
ド部材に対して装着されている軸箱を介してロール端部
を円弧状にスライドさせる。そして、軸箱をガイド部材
に対して連結機構により着脱自在に装着しておくことに
より、ロール交換に際しては連結機構の操作により軸箱
とともにロールをガイド部材から取外し、かつ、取り付
ける。さらに、ガイド部材と軸箱の双方に形成されてい
て複数の凹凸部を互いに噛合させる型式の連結機構を採
用することにより、ロールに加わるスラスト力が多数の
凹凸部により分散されて伝達される。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１を参照して説
明する。図１は、図４および図５に示したものと同様の
クロスミル、すなわち対のロールをそれぞれ圧延材の板
幅方向（圧延ラインに直交する水平方向）に対して互い
に逆方向に傾斜させることによってそれらロールどうし
を交差させる型式の圧延機におけるロールの軸受部の構
造を一端側のみ示した平面図である。
明する。図１は、図４および図５に示したものと同様の
クロスミル、すなわち対のロールをそれぞれ圧延材の板
幅方向（圧延ラインに直交する水平方向）に対して互い
に逆方向に傾斜させることによってそれらロールどうし
を交差させる型式の圧延機におけるロールの軸受部の構
造を一端側のみ示した平面図である。
【０００８】図１において符号１０はロール（上ロー
ル）、１１はそのロール１０の端部を回転自在に支持す
る軸箱、１２は軸箱１１を支持するための対のハウジン
グポスト、１３は軸箱１１をハウジングポスト１２，１
２に対してスライドさせるべく軸箱１１とハウジングポ
スト１２，１２との間にそれぞれ設けられた一対のガイ
ド部材、１４は各ガイド部材１３，１３をハウジングポ
スト１２，１２に対して連結するとともにスライドさせ
るためのプランジャー（駆動装置）、１５は軸箱１１を
ガイド部材１３，１３に対して着脱自在に連結するため
のキー（連結機構）である。
ル）、１１はそのロール１０の端部を回転自在に支持す
る軸箱、１２は軸箱１１を支持するための対のハウジン
グポスト、１３は軸箱１１をハウジングポスト１２，１
２に対してスライドさせるべく軸箱１１とハウジングポ
スト１２，１２との間にそれぞれ設けられた一対のガイ
ド部材、１４は各ガイド部材１３，１３をハウジングポ
スト１２，１２に対して連結するとともにスライドさせ
るためのプランジャー（駆動装置）、１５は軸箱１１を
ガイド部材１３，１３に対して着脱自在に連結するため
のキー（連結機構）である。
【０００９】上記ガイド部材１３には円弧状に湾曲して
いるガイド片１３ａ，１３ａが設けられている一方、上
記ハウジングポスト１２には、それらのガイド片１３
ａ，１３ａが摺動可能に装着され得るようにガイド片１
３ａと同一形状に湾曲している円弧状のガイド溝１２
ａ，１２ａが、ハウジングポスト１２の外側にガイドキ
ーパー１６，１６が取り付けられることによって設けら
れている。それらガイド片１３ａの外表面形状およびガ
イド溝１２ａの内面形状は、いずれもロールどうしの交
差中心点０を中心とする仮想の同心円弧に沿う形状に形
成されていて、プランジャー１４を作動させることによ
り、ガイド部材１３はそれら円弧に沿って、つまり上記
の交差中心点Ｏを中心として水平面内において回転し
て、圧延ライン方向にスライドするようになっている。
いるガイド片１３ａ，１３ａが設けられている一方、上
記ハウジングポスト１２には、それらのガイド片１３
ａ，１３ａが摺動可能に装着され得るようにガイド片１
３ａと同一形状に湾曲している円弧状のガイド溝１２
ａ，１２ａが、ハウジングポスト１２の外側にガイドキ
ーパー１６，１６が取り付けられることによって設けら
れている。それらガイド片１３ａの外表面形状およびガ
イド溝１２ａの内面形状は、いずれもロールどうしの交
差中心点０を中心とする仮想の同心円弧に沿う形状に形
成されていて、プランジャー１４を作動させることによ
り、ガイド部材１３はそれら円弧に沿って、つまり上記
の交差中心点Ｏを中心として水平面内において回転し
て、圧延ライン方向にスライドするようになっている。
【００１０】したがって、ロール１０の両端側にそれぞ
れ設けられているガイド部材１２をそれぞれ互いに逆方
向に同量だけスライドさせることによってロール１０は
上記中心点Ｏを中心として水平面内において回転して圧
延ラインに対して傾斜することになり、かつ、そのよう
にして上下のロールを互いに逆方向に傾斜させることに
より双方のロールを常に交差中心点Ｏにおいてクロスさ
せることができることになり、交差中心点Ｏがずれてし
まうこともない。
れ設けられているガイド部材１２をそれぞれ互いに逆方
向に同量だけスライドさせることによってロール１０は
上記中心点Ｏを中心として水平面内において回転して圧
延ラインに対して傾斜することになり、かつ、そのよう
にして上下のロールを互いに逆方向に傾斜させることに
より双方のロールを常に交差中心点Ｏにおいてクロスさ
せることができることになり、交差中心点Ｏがずれてし
まうこともない。
【００１１】上記の構造によれば、従来のクロスミルと
同様に上下のロールを所望の角度でクロスさせることが
でき、かつ、ロールどうしの交差中心点がずれてしまう
ことがないことは勿論のこと、キー１５，１５を抜き取
ることのみでガイド部材１３，１３と軸箱１１との連結
を解除でき、それらの連結を解除すればロール１０を軸
箱１１とともに長さ方向に引抜くことが可能である。し
たがって、ロール１０をハウジングから容易に取外すこ
とができるとともに容易に取り付けることができ、ロー
ル交換のたびに案内溝３を解体しなければならない従来
の圧延機に比してロール交換作業を極めて容易に行うこ
とが可能である。
同様に上下のロールを所望の角度でクロスさせることが
でき、かつ、ロールどうしの交差中心点がずれてしまう
ことがないことは勿論のこと、キー１５，１５を抜き取
ることのみでガイド部材１３，１３と軸箱１１との連結
を解除でき、それらの連結を解除すればロール１０を軸
箱１１とともに長さ方向に引抜くことが可能である。し
たがって、ロール１０をハウジングから容易に取外すこ
とができるとともに容易に取り付けることができ、ロー
ル交換のたびに案内溝３を解体しなければならない従来
の圧延機に比してロール交換作業を極めて容易に行うこ
とが可能である。
【００１２】なお、上記実施例では、ガイド部材１３と
軸箱１１とを連結するための連結機構としてキー１５を
採用したが、それらを容易に着脱し得るものであればキ
ー１５に限定されるものではなく、たとえば図２に示す
ような連結機構も採用し得る。図２に示すものは、軸箱
１１とガイド部材１３の双方に互いに噛合し得る複数の
凹凸部１１ｂ、１３ｂを形成し、それら凹凸部１１ｂ、
１３ｂとを噛合させることによって軸箱１１とガイド部
材１３とを連結するようにしたものである。このような
構造の連結機構によれば、ロール１０に加わるスラスト
力がガイド部材１３の多数の凹凸部１３ｂにより分散さ
れて伝達されるから、軸受部の強度確保の点で有利であ
る。
軸箱１１とを連結するための連結機構としてキー１５を
採用したが、それらを容易に着脱し得るものであればキ
ー１５に限定されるものではなく、たとえば図２に示す
ような連結機構も採用し得る。図２に示すものは、軸箱
１１とガイド部材１３の双方に互いに噛合し得る複数の
凹凸部１１ｂ、１３ｂを形成し、それら凹凸部１１ｂ、
１３ｂとを噛合させることによって軸箱１１とガイド部
材１３とを連結するようにしたものである。このような
構造の連結機構によれば、ロール１０に加わるスラスト
力がガイド部材１３の多数の凹凸部１３ｂにより分散さ
れて伝達されるから、軸受部の強度確保の点で有利であ
る。
【００１３】また、上記実施例では、ハウジングポスト
１２にガイドキーパー１６を取り付けることによってガ
イド溝１２ａを形成するように構成したが、図３に示す
ように、ガイドキーパー１６を取り付けることに代えて
ハウジングポスト１２にキー２０を取り付け、ガイド部
材１３をそれらのキー２０により案内してスライドさせ
るようにしても良い。
１２にガイドキーパー１６を取り付けることによってガ
イド溝１２ａを形成するように構成したが、図３に示す
ように、ガイドキーパー１６を取り付けることに代えて
ハウジングポスト１２にキー２０を取り付け、ガイド部
材１３をそれらのキー２０により案内してスライドさせ
るようにしても良い。
【００１４】さらに、上記実施例では、ガイド部材１３
をスライドさせるための駆動装置としてプランジャー１
４を採用したが、ガイド部材１３を円弧状にスライドさ
せ得るものであれば他の型式の駆動装置も適宜採用可能
であるし、その他、各部の形状や寸法の変更も任意であ
る。
をスライドさせるための駆動装置としてプランジャー１
４を採用したが、ガイド部材１３を円弧状にスライドさ
せ得るものであれば他の型式の駆動装置も適宜採用可能
であるし、その他、各部の形状や寸法の変更も任意であ
る。
【００１５】
【発明の効果】以上で説明したように、本発明は、ハウ
ジングポストに対して円弧状にスライドするガイド部材
を取り付け、そのガイド部材を介して軸箱をハウジング
ポストに対して取り付ける構成であるので、ガイド部材
をスライドさせるための駆動装置によりガイド部材のス
ライド量を設定することで対のロールどうしをクロスさ
せることができるとともに交差中心点がずれてしまうこ
とを防止できることは勿論のこと、ガイド部材と軸箱と
を連結機構により着脱可能な状態に装着することによ
り、その連結機構の操作のみでロールを軸箱とともにガ
イド部材に対して容易に着脱することが可能であるから
ロール交換作業を極めて容易に行うことができるという
効果を奏し、さらに、軸箱とガイド部材の双方に形成し
た複数の凹凸部を互いに噛合させる型式の連結機構を採
用すれば、ロールのスラスト力が分散されて伝達される
ので軸受部の強度確保の点で有利である、という利点が
ある。
ジングポストに対して円弧状にスライドするガイド部材
を取り付け、そのガイド部材を介して軸箱をハウジング
ポストに対して取り付ける構成であるので、ガイド部材
をスライドさせるための駆動装置によりガイド部材のス
ライド量を設定することで対のロールどうしをクロスさ
せることができるとともに交差中心点がずれてしまうこ
とを防止できることは勿論のこと、ガイド部材と軸箱と
を連結機構により着脱可能な状態に装着することによ
り、その連結機構の操作のみでロールを軸箱とともにガ
イド部材に対して容易に着脱することが可能であるから
ロール交換作業を極めて容易に行うことができるという
効果を奏し、さらに、軸箱とガイド部材の双方に形成し
た複数の凹凸部を互いに噛合させる型式の連結機構を採
用すれば、ロールのスラスト力が分散されて伝達される
ので軸受部の強度確保の点で有利である、という利点が
ある。
【図１】本発明の一実施例である圧延機におけるロール
軸受部の構造を示す平面図である。
軸受部の構造を示す平面図である。
【図２】本発明の他の実施例である圧延機におけるロー
ル軸受部の構造を示す平面図である。
ル軸受部の構造を示す平面図である。
【図３】本発明のさらに他の実施例である圧延機におけ
るロール軸受部の構造を示す平面図である。
るロール軸受部の構造を示す平面図である。
【図４】従来のクロスミルの例を示す平面図である。
【図５】従来のクロスミルの他の例を示す平面図であ
る。
る。
１０ ロール １１ 軸箱 １１ｂ 凹凸部（連結機構） １２ ハウジングポスト １３ ガイド部材 １３ａ ガイド片 １３ｂ 凹凸部（連結機構） １４ プランジャー（駆動装置） １５ キー（連結機構） Ｏ 交差中心点。
Claims (3)
- 【請求項１】 対のロールをそれぞれ圧延材の板幅方向
に対して互いに逆方向に傾斜させることによってそれら
ロールどうしを交差させる型式の圧延機において、ロー
ルの端部を回転自在に支持する軸箱を、ロールどうしの
交差中心点を中心とする仮想の円弧に沿って回動して圧
延ライン方向にスライドするガイド部材を介してハウジ
ングポストに取り付けるようになし、そのガイド部材
は、駆動装置によりハウジングポストに対してスライド
自在に連結されているとともに、このガイド部材に形成
されている円弧状のガイド片が前記ハウジングポストに
摺動可能に装着されてなることを特徴とする圧延機。 - 【請求項２】 前記ガイド部材に対して前記軸箱を連結
機構により着脱可能な状態に装着したことを特徴とする
請求項１に記載の圧延機。 - 【請求項３】 前記連結機構は、ガイド部材と軸箱の双
方に形成されていて互いに噛合することにより前記ロー
ルに加わるスラスト力を伝達し得る複数の凹凸部からな
ることを特徴とする請求項２に記載の圧延機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6857692A JPH05277528A (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | 圧延機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6857692A JPH05277528A (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | 圧延機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05277528A true JPH05277528A (ja) | 1993-10-26 |
Family
ID=13377743
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6857692A Withdrawn JPH05277528A (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | 圧延機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05277528A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0916417A2 (en) * | 1997-11-11 | 1999-05-19 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Housingless rolling mill |
| EP0970761A2 (en) * | 1998-07-07 | 2000-01-12 | Danieli United, A division of Danieli Corporation | Roll crossing, offsetting, bending and shifting system for rolling mills |
| KR100256491B1 (ko) * | 1997-10-31 | 2000-05-15 | 성기준 | 미세 기공 스텐레스 산기관 |
| US6976379B2 (en) * | 2000-09-25 | 2005-12-20 | Danieli & C. Officine Meccaniche Spa | Device to vary the positioning of the rolling rolls for plane products |
| CN114226467A (zh) * | 2021-12-21 | 2022-03-25 | 杭州电子科技大学 | 基于液压油缸压力控制的轧辊对称交叉角微调装置及方法 |
-
1992
- 1992-03-26 JP JP6857692A patent/JPH05277528A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100256491B1 (ko) * | 1997-10-31 | 2000-05-15 | 성기준 | 미세 기공 스텐레스 산기관 |
| EP0916417A2 (en) * | 1997-11-11 | 1999-05-19 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Housingless rolling mill |
| EP0916417A3 (en) * | 1997-11-11 | 2001-05-02 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Housingless rolling mill |
| EP0970761A2 (en) * | 1998-07-07 | 2000-01-12 | Danieli United, A division of Danieli Corporation | Roll crossing, offsetting, bending and shifting system for rolling mills |
| EP0970761A3 (en) * | 1998-07-07 | 2001-07-18 | Danieli United, A division of Danieli Corporation | Roll crossing, offsetting, bending and shifting system for rolling mills |
| US6976379B2 (en) * | 2000-09-25 | 2005-12-20 | Danieli & C. Officine Meccaniche Spa | Device to vary the positioning of the rolling rolls for plane products |
| CN114226467A (zh) * | 2021-12-21 | 2022-03-25 | 杭州电子科技大学 | 基于液压油缸压力控制的轧辊对称交叉角微调装置及方法 |
| CN114226467B (zh) * | 2021-12-21 | 2024-03-29 | 杭州电子科技大学 | 基于液压油缸压力控制的轧辊对称交叉角微调装置及方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH05277528A (ja) | 圧延機 | |
| JPH1177170A (ja) | ロールベンダー | |
| JPH10175006A (ja) | 圧延機のロールクロス機構 | |
| JPH06190411A (ja) | ロールスタンド | |
| JPS59209408A (ja) | 横方向支え装置 | |
| JPH0261323B2 (ja) | ||
| JPH0626722B2 (ja) | 多段圧延機 | |
| JPS6251682B2 (ja) | ||
| JPH02284710A (ja) | 幅可変圧延ロールとそのロールの分解組立装置 | |
| JPH03153923A (ja) | 近接回転軸の自在接手 | |
| JPS6217154Y2 (ja) | ||
| JP2876121B1 (ja) | 圧延機 | |
| JPH01181908A (ja) | 圧延機のロールオシレーション装置 | |
| JP2598351Y2 (ja) | ベンディング装置 | |
| JP2706185B2 (ja) | シャフト支持機構及び三方ロール装置 | |
| JP2895308B2 (ja) | クロスロール圧延機のスラスト受け装置 | |
| JP3070275B2 (ja) | 圧延機 | |
| JPH0344324Y2 (ja) | ||
| JPS5838601A (ja) | クロスロ−ル式圧延機 | |
| JPS62158509A (ja) | 圧延機 | |
| JP4292874B2 (ja) | バックアップロール駆動式圧延機 | |
| JP2580498Y2 (ja) | 圧延機 | |
| JP2589101Y2 (ja) | 多段クロス圧延機 | |
| JPH0263611A (ja) | ベンディングロール装置 | |
| JPH0771683B2 (ja) | 圧延機のロールクロス・ロールシフト装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990608 |