JPH05276999A - カンピロバクター属細菌検出用オリゴヌクレオチド、カンピロバクター属細菌の検出法及び検出用試薬キット - Google Patents

カンピロバクター属細菌検出用オリゴヌクレオチド、カンピロバクター属細菌の検出法及び検出用試薬キット

Info

Publication number
JPH05276999A
JPH05276999A JP8076992A JP8076992A JPH05276999A JP H05276999 A JPH05276999 A JP H05276999A JP 8076992 A JP8076992 A JP 8076992A JP 8076992 A JP8076992 A JP 8076992A JP H05276999 A JPH05276999 A JP H05276999A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
campylobacter
oligonucleotide
nucleic acid
sequence
detecting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8076992A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Matsuoka
瑛 松岡
Shohei Kagawa
昌平 香川
Norimitsu Otsuka
則光 大塚
Keiko Yamashita
啓子 山下
Shiyouko Kumagai
昇子 熊谷
Miyuki Satou
美雪 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyobo Co Ltd filed Critical Toyobo Co Ltd
Priority to JP8076992A priority Critical patent/JPH05276999A/ja
Publication of JPH05276999A publication Critical patent/JPH05276999A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 直接的で簡便、迅速、特異的且つ高感度なカ
ンピロバクター属細菌および/または病原性カンピロバ
クター属細菌の検出に用いるオリゴヌクレオチドを提供
する。 【構成】 配列表の配列番号1〜14に示す核酸配列を
有するか、またはそれらの相補的配列を有するカンピロ
バクター属細菌検出用オリゴヌクレオチド、害オリゴヌ
クレオチドを標識化した標識オリゴヌクレオチド、およ
びこれらのオリゴヌクレオチドを使用する試料中のカン
ピロバクター属細菌の検出法およびその検出用試薬キッ
ト。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカンピロバクター(Camp
ylobacter )属細菌を簡便かつ迅速に検出することに関
する。更に詳しくは、カンピロバクター属に属する細菌
の中で腸管感染症の起炎菌となる細菌を検出することに
関する。
【0002】
【従来の技術】カンピロバクター属細菌は、イヌ、ヤ
ギ、ニワトリ、ウシなどの家畜の病原菌であって、流
産、下痢症などを起こすことで知られている。ヒトの下
痢症の起炎菌としては主にカンピロバクター・ジェジュ
ニ(C.jejuni)、カンピロバクター・コリ(C.coli)などが
知られている。これらの細菌は食中毒原因菌として認め
られている。これらの細菌はもともとイヌ、七面鳥、ヤ
ギ、ブタ、ニワトリなどの腸管に生存しており、食肉を
汚染する場合もあり、食品検査の項目としても注目を集
めている。食品を摂取してから発病までの潜伏期間は平
均して、2〜5日、症状は下痢、腹痛、発熱、嘔吐など
の胃腸炎症状である。また場合によっては菌血症を起こ
すことがあり、臨床上重要な菌である。カンピロバクタ
ー属細菌の培養には一般にスキロー培地などの特殊な培
地を用い、酸素濃度が3〜10%の絶対微好気性条件を
必要とするなど、その培養は容易ではない。またこの細
菌は死滅しやすく、材料を採取した後、2〜3時間以内
に検査する必要がある。一般に下痢などの患者から便検
体を採取しても直ちに検査することは困難である。特に
外来患者、食中毒などの場合は検体採取後1〜2日経過
した検体を検査することになる。これらの場合カンピロ
バクター属菌はほとんど死滅しており、検査結果に大き
く影響することになる。最近、カンピロバクター・ピロ
リ(C.pylori)がヒトの胃・十二指腸粘膜から分離され、
潰瘍との関係が論じられているが、この細菌が下痢症と
関連があるとの報告はない。最近の研究ではカンピロバ
クター・ピロリはカンピロバクター属としては扱わない
でヘリコバクター(Helicobacter)属として分類されてい
る。カンピロバクター属細菌の病原性の原因は充分解明
されておらず、毒素などの因子は判っていない。近年、
DNAプローブをはじめとする遺伝子診断による細菌の
同定や毒素遺伝子の検出が多くなされている。カンピロ
バクター属細菌の場合一般にリボゾーマルRNAをコー
ドする遺伝子がプローブとして使用されている。このリ
ボゾーマルRNAの遺伝子配列は既に発表されている
(例えばジャーナル・オブ・バクテリオロジー Journal
of Bacteriology;169巻2173頁1987年)。またカンピロ
バクター属細菌検出用の核酸フラグメントも公知である
(特開平 2-84200号公報、特開平2-154700号公報、特開
平3-112498号公報)。これらの配列はカンピロバクター
・ジェジュニ(Campylobacter jejuni)、カンピロバク
ター・コリ(C. coli )の検出用であり、その他のカン
ピロバクター属細菌の検出には適当でない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは既に公知
となっているロマニューク(Romaniuk,P.J.) らの文献
(ジャーナル・オブ・バクテリオロジー Journal of Bac
teriology; 169 巻2173頁1987年) をもとにオリゴヌク
レオチドを合成し、カンピロバクター属細菌の検出を種
々検討した結果、少なくとも本邦で見られるカンピロバ
クター属細菌のリボゾーマルRNAをコードする遺伝子
はロマニュークらの報告と一部異なっていることを見出
した。本発明の目的は、直接的で簡便、迅速、特異的且
つ高感度なカンピロバクター属細菌及び/または病原性
カンピロバクター属細菌の検出に用いる新規なオリゴヌ
クレオチドを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らはカンピロバ
クター属細菌のリボゾーマルRNA遺伝子に関して種々
の検討を重ねた結果、カンピロバクター属細菌の検出に
適当なオリゴレオチドを得、それを用いた検出方法を確
立し、本発明を完成させるに至った。更に本発明者らは
カンピロバクター・ジェジュニ(Camplobacter jejuni)
、カンピロバクター・コリ(C. coli) などのヒトに対
して病原性を示すと考えられているカンピロバクター属
細菌のみに反応し、その他のカンピロバクター属細菌に
は反応しないオリゴヌクレオチドも得ることができ、そ
れを用いた検出方法を確立し、本発明を完成させるに至
った。また本発明者らはカンピロバクター・フィータス
(Campylobacter fetus) のみに反応し、その他のカンピ
ロバクター属細菌には反応しないオリゴヌクレオチドも
得ることができ、それを用いた検出方法を確立し、本発
明を完成させるに至った。
【0005】すなわち本発明はカンピロバクター属細菌
に特異的なオリゴヌクレオチド、すなわち、配列表・配
列番号1〜14(但し、Aはアデニン、Cはシトシン、
Gはグアニン、Tはチミンを表す。また、任意の位置の
Tはウラシル(U)と置換されてもよい)に示す核酸配
列を有するか、またはそれらに相補的な配列を有するカ
ンピロバクター属細菌検出用オリゴヌクレオチドおよび
上記カンピロバクター属細菌検出用オリゴヌクレオチド
を標識化した標識オリゴヌクレオチドである。
【0006】また本発明は病原性カンピロバクター属細
菌、特にカンピロバクター・ジェジュニ(C.jejuni)、
カンピロバクター・コリ(C.coli)に特異的なオリゴヌ
クレオチド、すなわち、配列表・配列番号1〜12(但
し、Aはアデニン、Cはシトシン、Gはグアニン、Tは
チミンを表す。また、任意の位置のTはウラシル(U)
と置換されてもよい)に示す核酸配列を有するか、また
はそれらに相補的な配列を有する病原性カンピロバクタ
ー属細菌検出用オリゴヌクレオチドおよび該病原性カン
ピロバクター属細菌検出用オリゴヌクレオチドを標識化
した標識オリゴヌクレオチドである。このようなオリゴ
ヌクレオチドとしては、配列表・配列番号7〜10,1
2のものが好ましい。
【0007】本発明は該カンピロバクター属細菌の特異
的なオリゴヌクレオチド、すなわち配列表・配列番号1
〜14(但し、Aはアデニン、Cはシトシン、Gはグア
ニン、Tはチミンを表す。また、任意の位置のTはウラ
シル(U)と置換されてもよい)に示す核酸配列を有す
るか、またはそれらに相補的な配列を有するカンピロバ
クター属細菌検出用オリゴヌクレオチドを標識化し、得
られた標識核酸プローブを試料中のDNAまたはRNA
と交雑させ、交雑した結合体の標識を測定することを特
徴とする試料中のカンピロバクター属細菌の検出法、ま
たは該カンピロバクター属細菌検出用オリゴヌクレオチ
ドをそのまま核酸プライマーとするか、または標識化し
て得られた標識プライマーを試料中のDNAまたはRN
Aと交雑させ、プライマーを伸長させ、得られたプライ
マー伸長物を測定することを特徴とする試料中のカンピ
ロバクター属細菌の増幅、検出法である。
【0008】さらに本発明は該カンピロバクター属細菌
に特異的なオリゴヌクレオチド、すなわち、配列表・配
列番号1〜14(但し、Aはアデニン、Cはシトシン、
Gはグアニン、Tはチミンを表す。また、任意の位置の
Tはウラシル(U)と置換されてもよい)に示す核酸配
列を有するか、またはそれらに相補的な配列を有するを
含有するオリゴヌクレオチドあるいは該オリゴヌクレオ
チドを標識化した標識核酸オリゴヌクレオチドをプロー
ブとして含むカンピロバクター属細菌検出用試薬キット
および上記オリゴヌクレオチドをそのまま核酸プライマ
ーとするか、または標識化して得られた標識核酸オリゴ
ヌクレオチドを標識核酸プライマーとして含有するカン
ピロバクター属細菌の増幅、検出用試薬キットである。
【0009】本発明のオリゴヌクレオチドは化学合成に
より調製できるので、クローン化したオリゴヌクレオチ
ドまたはポリヌクレオチドに比べ、容易、大量且つ安価
に一定品質のオリゴヌクレオチドを得ることが可能であ
る。本発明のオリゴヌクレオチドはデオキシリボ核酸
(DNA)でもリボ核酸(RNA)でもよい。リボ核酸
の場合はチミジン残基(T)をウリジン残基(U)と読
み替えることは言うまでもない。また合成に際して任意
の位置のTをUに変えて合成を行ない、ウリジン残基を
含むDNAであってもよい。同様に任意の位置のUをT
に変えたチミジン残基を含むRNAであってもよい。ま
たオリゴヌクレオチド中に欠失、挿入あるいは置換とい
った点突然変異や、修飾ヌクレオチドがあってもよい。
【0010】上記オリゴヌクレオチドに酵素 (特公平3-
64119 号公報など) 、発光性物質 (特開昭62-39598号公
報など) 、蛍光物質 (特開昭63-122956 号公報など) 、
抗原(特表昭63-500007 号公報など) 、ハプテン (特開
昭62-2164 号公報、特開昭62-167793 号公報など) 、32
P, 3H, 125Iなどの放射性物質、不溶性担体 (特表
昭63-502875 号公報) などの標識を導入することにより
標識オリゴヌクレオチドを得る。標識結合方法は通常の
方法に従う。例えばリンカーアームを有するヌクレトチ
ドを配列表・配列番号1〜14の配列のオリゴヌクレオ
チドの一員として置換することにより酵素を標識化する
ことができる (Nucleic Acids Research,14,6115,1986
参照)。その一例として 5位にリンカーアームを有する
ウリジンを特表昭60-500717 号公報に開示された合成法
によりデオキシウリジンから化学合成し、上記オリゴヌ
クレオチドに導入することもできる。標識の仕方は末端
標識でも、配列の途中に標識してもよい。また標識は
糖、リン酸基、塩基部分への結合であってもよい。
【0011】本発明のオリゴヌクレオチドを用いてカン
ピロバクター属細菌を検出する場合、(1)オリゴヌク
レオチドをプローブとして試料中のDNAまたはRNA
と交雑させ、交雑物を検出する方法、または(2)オリ
ゴヌクレオチドをプライマーとして試料中のDNAまた
はRNAと交雑させ、DNAポリメラーゼ等により伸長
反応を行い、得られた伸長物からを目的核酸を検出する
方法がある。これらの場合、上述のようにオリゴヌクレ
オチドに抗原、ハプテン、酵素、蛍光物質、発光物質、
酵素基質、放射性物質、不溶性担体などの標識を導入す
ることにより容易に目的物の検出が可能となる。標識オ
リゴヌクレオチドをプローブとして用いる場合、試料と
のハイブリダイゼーション後に、標識を適当な測定法で
測定することにより目的核酸を検出することができる。
オリゴヌクレオチドをプライマーとして用いる場合、D
NAポリメラーゼ等による遺伝子増幅(PCR;特開昭
62-281号公報参照)を行なうことによりカンピロバクタ
ー属細菌のみの遺伝子を特異的に増幅することができ
る。PCRに際しては反応時に放射性標識ヌクレオチド
を取り込ませる方法や、増幅産物を電気泳動により分画
して特異なバンドを検出することで容易にカンピロバク
ター属細菌を検出することができる。また前述の標識オ
リゴヌクレオチドをプライマーとして用いれば増幅産物
を直接検出することも可能である (特開平3-43099 号公
報など) 。
【0012】本発明のオリゴヌクレオチドは固相担体に
結合して、捕捉プローブとして用いることもできる。こ
の場合、捕捉プローブと標識プローブの組合せでサンド
イッチアッセイを行ってもよいし (特開昭58-501703 号
公報、特開昭60-93355号公報、特開昭61-195699 号公報
など) 、標的核酸を標識して捕捉する方法もある (特開
昭63-313598 号公報など) 。またオリゴヌクレオチドを
ビオチンで標識し、ハイブリダイゼーション後、アビジ
ン結合担体で捕捉する方法もある (特開昭61-274699 号
公報など) 。サンドイッチアッセイにおいてはどちらか
一方に本発明のオリゴヌクレオチドを用いれば、該オリ
ゴヌクレオチドにより特異的な測定が可能となり、他方
のオリゴヌクレオチドの特異性は若干低くてもなんら問
題はない。本発明のオリゴヌクレオチドまたは標識オリ
ゴヌクレオチドを試料中のDNAまたはRNAと交雑反
応させるハイブリダーゼーションバッファーとしては、
例えば 5xSSC、0.5%ウシ血清アルブミン、0.5%ポリビニ
ルピロリドン、1%ドデシル硫酸ナトリウムを含む緩衝液
または 6×SSC 、 0.5×デンハート液、0.5% SDS、100
μg/ml牛胸腺DNA を含む緩衝液、50%(W/V)ホルムアミ
ド、5 ×SSC 、50mM Na-PIPES 緩衝液(pH6.8) 、 1×デ
ンハート液 (O.O2% フィコール、 0.02% BSA、0.02% ポ
リビニルピロリドン) を含む緩衝液などがある。交雑条
件は、通常の条件に従う。
【0013】
【実施例】以下に、本発明を実施例により具体的に説明
する。 実施例1 各種オリゴヌクレオチドの合成 ABI社DNAシンセサイザー391型を用いて、ホス
ホアミダイト法にて配列表・配列番号1〜14(本発
明)および15〜17(比較例)に示される配列を有す
るオリゴヌクレオチドを各種合成した。以下、配列表・
配列番号1〜17に示される各種オリゴヌクレオチド
を、それぞれオリゴヌクレオチド(1) 〜(17)と呼ぶ。な
お、(15)、(16)、(17)は本発明と比較するためロマニュ
ークらの報告した配列をもとに合成したオリゴヌクレオ
チドである。手法はABI社マニュアルに従い、 0.2μ
M スケールで実施した。各種オリゴヌクレオチドの脱保
護はアンモニア水で55℃一夜実施した。精製はファルマ
シア社製FPLCで逆相カラムにて実施した。なお合成
したオリゴヌクレオチド(7)〜(17)は必要により以下の
方法で5'末端に32P-リン酸基を結合させた。 反応液組成 オリゴヌクレオチド 5 〜20pmoles 10×T4ポリヌクレオチドキナーゼ緩衝液 10 μl 1mM [γ-32PATP(10mCi/ml)] 1 μl T4ポリヌクレオチドキナーゼ(東洋紡製) 10 単位 水 全量が100 μl となる量 上記のように調製した反応混合液を37℃で 1時間反応さ
せた。ここで10×T4ポリヌクレオチドキナーゼ緩衝
液とは、0.5M Tris-HCl(pH8.0)、0.1M MgCl2、0.1M 2-
メルカプトエタノールを示す。
【0014】実施例2 (1) カンピロバクター属細菌由来核酸を増幅するための
試薬キット 以下のオリゴヌクレオチドを組み合わせて、プライマー
A,B,Cとした。プライマーAは、オリゴヌクレオチ
ド(1) と(2) 、プライマーBはオリゴヌクレオチド(3)
と(4) 、プライマーCはオリゴヌクレオチド(5) と(6)
からなる。 (a) 実施例1のオリゴヌクレオチド(1) (b) 実施例1のオリゴヌクレオチド(2) (c) 実施例1のオリゴヌクレオチド(3) (d) 実施例1のオリゴヌクレオチド(4) (e) 実施例1のオリゴヌクレオチド(5) (f) 実施例1のオリゴヌクレオチド(6) (g) TthDNAポリメラーゼ(東洋紡製),dAT
P、dCTP,dGTP,dTTP (1) 検体の調製 カンピロバクター属細菌による腸管感染症が疑われる患
者から糞便試料を採取し、核酸を抽出した。核酸抽出は
培養菌または糞便試料をPBS に縣濁し、15,000rpm 、10
分間遠心処理後、200 μl の水を加え、煮沸することに
より核酸を抽出した。なお、カンピロバクター属細菌の
標準株としてCampylobacter jejuni NCTC 11351 を培養
し検体として用いた。 (3) PCR 反応液90μl に前記核酸抽出液10μl 、実施例1のオリ
ゴヌクレオチド各 5μl ずつをプライマーとして加え、
カンピロバクター属細菌由来核酸の増幅を行った。反応
液組成は1mM ジチオスレイトール, 50mM KCl, 10mM Tri
s-HCl(pH8.3),1.5mM MgCl2, 0.01%(wt/vol)ゼラチン,
それぞれ0.2mM のdATP, dCTP, dGTP, dTTPおよびTth DN
A ポリメラーゼ40単位/ml である。反応条件は次の通り
である。 熱変性: 94℃、0.5 分、 アニーリング:プライマーA((1)(2))は、50℃、 2分 プライマーB((3)(4))は、65℃、 2分 プライマーC((5)(6))は、54℃、 2分 重合反応: 75℃、 2分 上記熱変性、アニーリング、重合反応を30回繰り返し
た。これらの操作はパーキン−エルマー/シータス(Per
kin-Elmer/Cetus)社のDNAサーマルサイクラーを用い
て行った。
【0015】(4) 検出 10μl の反応液を2%アガロースゲル電気泳動し、エチジ
ウムブロマイド染色した後、紫外線での蛍光を検出し
た。泳動の電気的条件は、定電圧100V、時間は30分行っ
た。操作方法並びに他の条件はManiatisらのMolecular
Cloning(1982) に記載の方法に従った。反応液の他に分
子量マーカーも同時に泳動し、相対泳動度の比較によ
り、検出されたヌクレオチド断片の長さを算出した。 (5) 結果 患者より得られた検体のPCR産物はプライマーA
((1)(2))では 275塩基、プライマーB((3)(4))では
240塩基、プライマーC((5)(6))では 279塩基を示
し、カンピロバクター標準株と同じヌクレオチド長を有
していた。これはロマニューク(Rimaniuk,P.J.ら、Jour
nal of Bacteriology; 169巻、2137頁、1987年)の報告
した核酸配列から計算されるヌクレオチドの長さとほぼ
一致した。
【0016】
【表1】
【0017】参考例1 試薬キットの特異性の確認 実施例2の結果がカンピロバクター属細菌に特異的であ
ることを確認するために他の細菌についても実施例2と
同様の操作を行なった。他の細菌には下記表2の菌を用
いた。結果は下表のごとく陰性であった。
【0018】
【表2】
【0019】実施例3 (1) カンピロバクター核酸検出用プローブを含む試薬キ
ット 実施例1のオリゴヌクレオチド(7) 〜(14)で、5'末端
に、32P-リン酸基を有している核酸を含むカンピロバク
ター由来核酸を検出するための試薬キットを作成した。
組成は 1) 5'末端に32P- リン酸基を有している標識プ
ローブ、2)ハイブリダイゼーション用緩衝液 ( 5×SSC
、0.5% BSA、0.5% PVP、 1% SDS)からなる。 (2) カンピロバクター属細菌の検出 上記試薬キットを用いてカンピロバクター属細菌の検出
を行なった。結果を下記表 3に示す。なお比較のために
ロマニュークらの報告した配列から合成した(15)、(1
6)、(17)も用いて同時に実施した。結果は下記表3に示
すごとく本発明の(7) 〜(14)ではそれぞれカンピロバク
ター属細菌を特異的に検出できたが、(15)、(16)、(17)
ではどのカンピロバクター属細菌も検出できなかった。
本発明の(7) 〜(10)および(12)ではカンピロバクター・
ジェジュニ、カンピロバクター・コリを選択的に検出で
きる。本発明の(13)、(14)ではカンピロバクター・フィ
ータスを選択的に検出できる。
【0020】
【表3】
【0021】
【発明の効果】本発明によりカンピロバクター属細菌の
検出及び/またはカンピロバクター属細菌種の同定を迅
速、簡便に特異的且つ高感度で実施することが可能とな
った。本発明のオリゴヌクレオチドは増幅反応のプライ
マーとしても、直接検出用のプローブとしても用いるこ
とが可能である。特に増幅反応では高い検出感度のため
少量の検体からのカンピロバクター属細菌を検出するこ
とが可能で、その臨床的意義は大きい。
【0022】
【配列表】配列番号:1 配列の長さ:20 配列の型:核酸 鎖の数:両形態 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列の特徴 存在位置:1..20 特徴を決定した方法:S 他の特徴:カンピロバクター属細菌の配列と相補的な配
列を有する。 配列 CGCAACCCAC GTATTTAGTT 20
【0023】配列番号:2 配列の長さ:20 配列の型:核酸 鎖の数:両形態 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列の特徴 存在位置:1..20 特徴を決定した方法:S 他の特徴:カンピロバクター属細菌の配列と相補的な配
列を有する。 配列 GAACGTATTC ACCGTAGCAT 20
【0024】配列番号:3 配列の長さ:20 配列の型:核酸 鎖の数:両形態 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列の特徴 存在位置:1..20 特徴を決定した方法:S 他の特徴:カンピロバクター属細菌の配列と相補的な配
列を有する。 配列 GGAGAGGCAG ATGGAATTGG 20
【0025】配列番号:4 配列の長さ:20 配列の型:核酸 鎖の数:両形態 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列の特徴 存在位置:1..20 特徴を決定した方法:S 他の特徴:カンピロバクター属細菌の配列と相補的な配
列を有する。 配列 GCGACCGTAC TCCCCAGGCG 20
【0026】配列番号:5 配列の長さ:20 配列の型:核酸 鎖の数:両形態 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列の特徴 存在位置:1..20 特徴を決定した方法:S 他の特徴:カンピロバクター属細菌の配列と相補的な配
列を有する。 配列 AGGACAACAG TTGGAAACGA 20
【0027】配列番号:6 配列の長さ:20 配列の型:核酸 鎖の数:両形態 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列の特徴 存在位置:1..20 特徴を決定した方法:S 他の特徴:カンピロバクター属細菌の配列と相補的な配
列を有する。 配列 CCGAAAAGTG TCATCCTCCA 20
【0028】配列番号:7 配列の長さ:20 配列の型:核酸 鎖の数:両形態 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列の特徴 存在位置:1..20 特徴を決定した方法:S 他の特徴:カンピロバクター属細菌の配列と相補的な配
列を有する。 配列 GTACGCTAGT TGTTGGGATG 20
【0029】配列番号:8 配列の長さ:20 配列の型:核酸 鎖の数:両形態 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列の特徴 存在位置:1..20 特徴を決定した方法:S 他の特徴:カンピロバクター属細菌の配列と相補的な配
列を有する。 配列 AGTCATCTCA GTAATGCACG 20
【0030】配列番号:9 配列の長さ:20 配列の型:核酸 鎖の数:両形態 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列の特徴 存在位置:1..20 特徴を決定した方法:S 他の特徴:カンピロバクター属細菌の配列と相補的な配
列を有する。 配列 TTGGGATGCT AGTCATCTCA 20
【0031】配列番号:10 配列の長さ:20 配列の型:核酸 鎖の数:両形態 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列の特徴 存在位置:1..20 特徴を決定した方法:S 他の特徴:カンピロバクター属細菌の配列と相補的な配
列を有する。 配列 GTACACTAGT TGTTGGGGTG 20
【0032】配列番号:11 配列の長さ:20 配列の型:核酸 鎖の数:両形態 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列の特徴 存在位置:1..20 特徴を決定した方法:S 他の特徴:カンピロバクター属細菌の配列と相補的な配
列を有する。 配列 ACTGGAACTG AGACACGGTC 20
【0033】配列番号:12 配列の長さ:20 配列の型:核酸 鎖の数:両形態 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列の特徴 存在位置:1..20 特徴を決定した方法:S 他の特徴:カンピロバクター属細菌の配列と相補的な配
列を有する。 配列 GTATGCTAGT TGTTGGGGTG 20
【0034】配列番号:13 配列の長さ:20 配列の型:核酸 鎖の数:両形態 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列の特徴 存在位置:1..20 特徴を決定した方法:S 他の特徴:カンピロバクター属細菌の配列と相補的な配
列を有する。 配列 CTATACTAGT TGTTGCTGTG 20
【0035】配列番号:14 配列の長さ:19 配列の型:核酸 鎖の数:両形態 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列の特徴 存在位置:1..19 特徴を決定した方法:S 他の特徴:カンピロバクター属細菌の配列と相補的な配
列を有する。 配列 AGTCACGGCA GTAATGCAC 19
【0036】配列番号:15 配列の長さ:18 配列の型:核酸 鎖の数:両形態 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列の特徴 存在位置:1..18 特徴を決定した方法:S 他の特徴:カンピロバクター属細菌の配列と相補的な配
列を有する。 配列 GTATACTAGT TGTTGCTC 18
【0037】配列番号:16 配列の長さ:20 配列の型:核酸 鎖の数:両形態 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列の特徴 存在位置:1..20 特徴を決定した方法:S 他の特徴:カンピロバクター属細菌の配列と相補的な配
列を有する。 配列 AGTCAGGGCA GTAATGCTCG 20
【0038】配列番号:17 配列の長さ:20 配列の型:核酸 鎖の数:両形態 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列の特徴 存在位置:1..20 特徴を決定した方法:S 他の特徴:カンピロバクター属細菌の配列と相補的な配
列を有する。 配列 TTGGGATGCT AGTCATCTCA 20
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 //(C12Q 1/04 C12R 1:01) (72)発明者 熊谷 昇子 北海道札幌市東区北16条6−2−9 ラ・ ポール美香保A705 (72)発明者 佐藤 美雪 兵庫県神戸市垂水区神陵台4−1−55− 307

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配列表・配列番号1〜14(但し、Aは
    アデニン、Cはシトシン、Gはグアニン、Tはチミンを
    表す。また、任意の位置のTはウラシル(U)と置換さ
    れていてもよい。)に示す核酸配列を有するか、または
    それらの相補的配列を有するカンピロバクター属細菌検
    出用オリゴヌクレオチド。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のカンピロバクター属細
    菌検出用オリゴヌクレオチドを標識化したカンピロバク
    ター属細菌検出用標識オリゴヌクレオチド。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のカンピロバクター属細
    菌検出用オリゴヌクレオチドを標識化し、得られた標識
    核酸プローブを試料中のDNAまたはRNAと交雑さ
    せ、交雑した結合体の標識を測定することを特徴とする
    試料中のカンピロバクター属細菌の検出法。
  4. 【請求項4】 請求項1のカンピロバクター属細菌検出
    用オリゴヌクレオチドをそのまま核酸プライマーとする
    かまたは標識化して得られた標識核酸プライマーを、試
    料中のDNAまたはRNAと交雑させ、プライマー伸長
    させ、得られたプライマー伸長物を測定することを特徴
    とする試料中のカンピロバクター属細菌の検出法。
  5. 【請求項5】 請求項1のカンピロバクター属細菌検出
    用オリゴヌクレオチドを標識して得られた標識核酸プロ
    ーブを含むことを特徴とする試料中のカンピロバクター
    属細菌の検出用試薬キット。
  6. 【請求項6】 請求項1のカンピロバクター属細菌検出
    用オリゴヌクレオチドをそのまま核酸プライマーとして
    含むかまたは標識化して得られた標識核酸プライマーを
    含むことを特徴とするカンピロバクター属細菌の増幅、
    検出用試薬キット。
JP8076992A 1992-04-02 1992-04-02 カンピロバクター属細菌検出用オリゴヌクレオチド、カンピロバクター属細菌の検出法及び検出用試薬キット Pending JPH05276999A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8076992A JPH05276999A (ja) 1992-04-02 1992-04-02 カンピロバクター属細菌検出用オリゴヌクレオチド、カンピロバクター属細菌の検出法及び検出用試薬キット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8076992A JPH05276999A (ja) 1992-04-02 1992-04-02 カンピロバクター属細菌検出用オリゴヌクレオチド、カンピロバクター属細菌の検出法及び検出用試薬キット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05276999A true JPH05276999A (ja) 1993-10-26

Family

ID=13727631

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8076992A Pending JPH05276999A (ja) 1992-04-02 1992-04-02 カンピロバクター属細菌検出用オリゴヌクレオチド、カンピロバクター属細菌の検出法及び検出用試薬キット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05276999A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0692540A3 (en) * 1994-06-17 1996-03-06 Becton Dickinson Co Oligonucleotide primers and probes for the detection of bacteria
US7563594B2 (en) 2003-12-05 2009-07-21 Fuso Pharmaceutical Industries, Ltd. Cytolethal distending toxins and detection of Campylobacter bacteria using the same as a target
EP2358908A4 (en) * 2008-11-14 2012-10-31 Gen Probe Inc COMPOSITIONS, KITS AND METHODS FOR DETECTING CAMPYLOBACTER NUCLEIC ACID
US8586327B2 (en) 2007-08-31 2013-11-19 Osaka Prefecture University Detection of bacteria belonging to the genus Campylobacter by targeting cytolethal distending toxin
US9200330B2 (en) 2007-08-24 2015-12-01 Osaka Prefecture University Detection of bacteria belonging to the genus Campylobacter by targeting cytolethal distending toxin
US9725771B2 (en) 2002-12-06 2017-08-08 Ibis Biosciences, Inc. Methods for rapid identification of pathogens in humans and animals
US9752184B2 (en) 2001-03-02 2017-09-05 Ibis Biosciences, Inc. Methods for rapid forensic analysis of mitochondrial DNA and characterization of mitochondrial DNA heteroplasmy
US9873906B2 (en) 2004-07-14 2018-01-23 Ibis Biosciences, Inc. Methods for repairing degraded DNA
US9890408B2 (en) 2009-10-15 2018-02-13 Ibis Biosciences, Inc. Multiple displacement amplification

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0692540A3 (en) * 1994-06-17 1996-03-06 Becton Dickinson Co Oligonucleotide primers and probes for the detection of bacteria
US9752184B2 (en) 2001-03-02 2017-09-05 Ibis Biosciences, Inc. Methods for rapid forensic analysis of mitochondrial DNA and characterization of mitochondrial DNA heteroplasmy
US9725771B2 (en) 2002-12-06 2017-08-08 Ibis Biosciences, Inc. Methods for rapid identification of pathogens in humans and animals
US8343723B2 (en) 2003-12-05 2013-01-01 Fuso Pharmaceutical Industries, Ltd. Cytolethal distending toxins and detection of Campylobacter bacteria using the same as a target
US8354500B2 (en) 2003-12-05 2013-01-15 Fuso Pharmaceutical Industries, Ltd. Cytolethal distending toxins and detection of campylobacter bacteria using the same as a target
US8168408B2 (en) 2003-12-05 2012-05-01 Fuso Pharmaceutical Industries, Ltd. Cytolethal distending toxins and detection of Campylobacter bacteria using the same as a target
US7563594B2 (en) 2003-12-05 2009-07-21 Fuso Pharmaceutical Industries, Ltd. Cytolethal distending toxins and detection of Campylobacter bacteria using the same as a target
US9873906B2 (en) 2004-07-14 2018-01-23 Ibis Biosciences, Inc. Methods for repairing degraded DNA
US9200330B2 (en) 2007-08-24 2015-12-01 Osaka Prefecture University Detection of bacteria belonging to the genus Campylobacter by targeting cytolethal distending toxin
US8586327B2 (en) 2007-08-31 2013-11-19 Osaka Prefecture University Detection of bacteria belonging to the genus Campylobacter by targeting cytolethal distending toxin
US9663828B2 (en) 2007-08-31 2017-05-30 Osaka Prefecture University Public Corporation Detection of bacteria belonging to the genus Campylobacter by targeting cytolethal distending toxin
EP2358908A4 (en) * 2008-11-14 2012-10-31 Gen Probe Inc COMPOSITIONS, KITS AND METHODS FOR DETECTING CAMPYLOBACTER NUCLEIC ACID
US8637249B2 (en) 2008-11-14 2014-01-28 Gen-Probe Incorporated Compositions, kits and methods for detection of Campylobacter nucleic acid
US9175353B2 (en) 2008-11-14 2015-11-03 Gen-Probe Incorporated Compositions, kits and methods for detection of campylobacter nucleic acid
US10829824B2 (en) 2008-11-14 2020-11-10 Gen-Probe Incorporated Compositions, kits and methods for detection of campylobacter nucleic acid
US9890408B2 (en) 2009-10-15 2018-02-13 Ibis Biosciences, Inc. Multiple displacement amplification

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3109599B2 (ja) 16S及び23SrRNA遺伝子間のスペーサー領域から誘導される非ウイルス微生物検出用ハイブリダイゼーションプローブ
EP0581171B1 (en) Species-specific oligonucleotides for bifidobacteria and a method of detection using the same
JP2607496B2 (ja) カンピロバクター検出用プローブ
US7270982B2 (en) Helicobacter pylori antigens in blood
US6004747A (en) Salmonella identification by the polymerase chain reaction
US5536638A (en) Hybridization probes derived from the spacer region between the 16S and 23S rRNA genes for the detection of Neisseria gonorrhoeae
JPH05276999A (ja) カンピロバクター属細菌検出用オリゴヌクレオチド、カンピロバクター属細菌の検出法及び検出用試薬キット
JP2792462B2 (ja) サルモネラ属菌検出のためのオリゴヌクレオチドおよびそれを用いた検出法
US6172215B1 (en) Probes for detecting and identifying Helicobacter pylori
KR100436741B1 (ko) 세균 검출용 유전자 및 이를 이용한 세균의 검출방법
JPH05276996A (ja) コレラ毒素産生菌検出用オリゴヌクレオチド、コレラ毒素産生菌の検出法及び検出用試薬キット
JPH06165681A (ja) メチシリン耐性ブドウ球菌検出用オリゴヌクレオチド、メチシリン耐性ブドウ球菌の検出法および検出用試薬キット
JPH0690798A (ja) 黄色ブドウ球菌検出用プローブ及び検出方法
JPH05276997A (ja) カンピロバクター属細菌検出用オリゴヌクレオチド、カンピロバクター属細菌の検出法及び検出用試薬キット
JPH0690795A (ja) カンピロバクター ジェジュニ検出用プローブ及び検出方法
WO2000077247A1 (en) A marker specific for escherichia coli serotypes o157:h7; o157:nm and o55:h7
US5202425A (en) Oligodeoxynucleotide probes for Campylobacter fetus and Campylobacter hyointestinalis
WO1998045473A2 (en) Dna probes for campylobacter, arcobacter and helicobacter
JPH0690796A (ja) カンピロバクター ジェジュニ及びコリ検出用プローブ及び検出方法
JPH0779779A (ja) 毒素原性大腸菌検出用オリゴヌクレオチドおよびその用途
JPH07114719B2 (ja) 細菌検出のためのオリゴヌクレオチドおよびそれを用いた検出法
JP2003509065A (ja) スピロヘータを検出するための一本鎖オリゴヌクレオチド、プローブ、プライマーおよび方法
JPH05219997A (ja) リステリア検出用プローブ及び検出方法
JPH06197763A (ja) ビフィドバクテリウム・インファンティスに特異的なオリゴヌクレオチド及びこれを用いる検出方法
JPH07203997A (ja) ヒト型結核菌検出用オリゴヌクレオチドおよびその用途