JPH05276309A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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Publication number
JPH05276309A
JPH05276309A JP6634792A JP6634792A JPH05276309A JP H05276309 A JPH05276309 A JP H05276309A JP 6634792 A JP6634792 A JP 6634792A JP 6634792 A JP6634792 A JP 6634792A JP H05276309 A JPH05276309 A JP H05276309A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
guide plate
eccentric
holding plate
axis
Prior art date
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Pending
Application number
JP6634792A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Watanabe
賢 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP6634792A priority Critical patent/JPH05276309A/ja
Publication of JPH05276309A publication Critical patent/JPH05276309A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】画像読取装置において、対象体を正確にセンサ
に結像させてセンサの性能を発揮させるため、該センサ
をX軸、Y軸、回転の各方向に簡易かつ安価に移動調整
可能にする。 【構成】レンズ(1)を支持するレンズブロック(2)
と、センサ保持板(5)と、レンズブロックとセンサ保
持板との間に配置されたガイド板(3)と、このガイド
板に設けられ前記センサ保持板をX方向およびY方向に
移動調整するための2つの偏心ノブ(6a、6b)と、
前記センサ保持板に設けられそのX方向の移動調整を許
容する前記偏心ノブ用の調整長孔(5a、5b)と、レ
ンズブロックに対し前記ガイド板をY軸を中心とする回
転方向に調整する1つの偏心ブッシュ(11)とを設け
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、スキャナ等に用いる縮小光学系を備える画像読取装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】前記画像読取装置において、対象体を正
確にセンサに結像させるため、該センサをX軸、Y軸、
回転の各方向に移動調整可能にすることは、既に公知で
ある(特公昭55−36228号公報)。
【0003】しかしながら、従来の光度調整はX方向お
よびY方向の2次元調整であり、センサの光軸に対する
直角度は部品精度により決まることになる。また、さら
にY軸を中心とする回転方向の調整手段を備えた装置も
提案されているが、これは機構が複雑になり、組み付け
にくい欠点を免れない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、従来
の技術における前述の欠点を解消し、簡易かつ安価な光
度調整を可能とする画像読取装置を提案することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題は、本発明に
より、レンズを支持するレンズブロックと、センサを支
持するセンサ保持板と、前記レンズブロックと前記セン
サ保持板との間に配置されたガイド板と、このガイド板
に設けられ前記センサ保持板をY方向に移動調整するた
めの2つの偏心ノブと、前記センサ保持板に設けられそ
のX方向の移動調整を許容する前記偏心ノブ用の調整長
孔と、レンズブロックに対し前記ガイド板をY軸を中心
とする回転方向に調整する1つの偏心ブッシュとを設け
ることにより解決される。
【0006】さらに、本発明は、前記の課題を解決する
ために、前記ガイド板がX方向の軸を中心とする回転方
向に調整可能であることを提案する。
【0007】
【作用】ガイド板に取付けた偏心ノブをセンサ保持板に
設けた調整長孔内で回動させることにより、センサ保持
板従ってこれに担持されるセンサは、ガイド板に対しY
方向に、すなわち上下方向に移動調整することができ
る。センサ保持板は、ガイド板に設けた前記偏心ノブ用
の調整長孔を有しているので、横方向に動かすことが可
能であり、それによってセンサはX方向に移動調整する
ことができる。また、ガイド板は、偏心ブッシュにより
Y方向の軸を中心として回動するので、これによりセン
サのθy方向の移動調整を行うことができる。
【0008】さらに、センサ保持板は、X方向の軸を中
心として回転するようになし、それによってセンサのθ
x方向の調整を可能とすることができる。
【0009】
【実施例】以下に、本発明を図面に示す実施例により説
明する。
【0010】図1において、レンズ1がレンズブロック
2により支持されている。3はガイド板、4は固体撮像
素子センサ(以下CCDセンサと称する)、そして5は
CCDセンサ4を担持するセンサ保持板である。ガイド
板3は、レンズブロック2とセンサ保持板5との間に配
置される。
【0011】センサ保持板5は、偏心ノブ6a、6b用
の2つの調整長孔5a、5b、ならびに固定ねじ9a、
9b用にしてこれら固定ねじよりは大きな内径を有する
2つの孔5c、5dを備えている。7a、7bは偏心ノ
ブ6a、6bの取付ねじ、そして8a、8bは固定ねじ
9a、9bに付設のワッシャであり、前記孔5c、5d
よりも大きな径を有する。
【0012】ガイド板3は、そのほぼ中央にセンサ保持
板5に担持されたCCDセンサ4が入るのに充分な大き
さの開口部3aを備えている。また、ガイド板3には、
取付ねじ7a、7b用のねじ穴31、32と、固定ねじ
9a、9b用のねじ穴を具備する突部33、34が設け
られている。さらに、ガイド板3の直角に折曲した上部
3bには、同心ブッシュ10用の孔35および偏心ブッ
シュ11用の調整溝36が設けられている。12a、1
2bは、それぞれ同心ブッシュ10と偏心ブッシュ11
をレンズブロック2に固定するための取付ねじである。
【0013】図2に示すように、偏心ノブ6a、6bを
調整長孔5a、5b内で回動させることにより、センサ
保持板5従ってこれに担持されるCCDセンサ4は、ガ
イド板3に対しY方向に、すなわち上下方向に移動調整
することができる。この移動調整の終了後、取付ねじ7
a、7bにより偏心ノブ6a、6bをその移動調整位置
に固定する。また、センサ保持板5は横方向に移動可能
であり、これを手により横方向に移動させることによ
り、センサ保持板5のX方向の移動調整が行われる。こ
のX方向の移動調整時、偏心ノブ6a、6bは調整長孔
5a、5b内を横に移動し、またX方向およびY方向の
移動調整時、固定ねじ9a、9bは比較的大きな孔5
c、5d内で移動する。
【0014】センサ4を前述したようにX方向およびY
方向に移動調整した後、モアレ波形をみると、図4に示
すように、左右均一ではなく、片寄っていることが多
い。これを補正するため、図3に示す調整を行う。すな
わち、偏心ブッシュ11を調整溝36内で回動すること
により、ガイド板3は取付ねじ12aによりレンズブロ
ック2に固定したY方向にある同心ブッシュ10を中心
とする回転をなし、CCDセンサ4のθy方向の移動調
整を行うことができる。この移動調整により、モアレ波
形を図5に示す均一な波形とすることができる。このθ
y方向の移動調整後、偏心ブッシュ11を取付ねじ12
bによりレンズブロック2に締め付け固定する。
【0015】図6に示す実施例において、ガイド板13
は、その上方にX方向の支点14を有し、その下方に折
曲したアーム板13aを備えており、このアーム板13
aに前記支点14を中心とする弧状の案内溝37が設け
られている。案内溝37には、レンズブロック2にねじ
込んだ固定ねじ15が遊嵌されている。これにより、ガ
イド板13はX方向の軸である支点14の周りに回転
し、従ってCCDセンサ4のθx方向の調整が可能とな
っており、その場合弧状の案内溝37は固定ねじ15に
沿って移動する。
【0016】図1ないし図3により説明したCCDセン
サ4のX方向、Y方向およびθy方向の移動調整のみで
は、図7に示すように、入射光がセンサ4のガラス面1
6にて屈折してセンサ4に斜めに入射することがあり、
このときはセンサ4の性能が十分に発揮できない。従っ
て、このときは図1に示すガイド板3を図6に示す支点
14を具備するガイド板13に交換し、そしてレンズブ
ロック2の側面に固定ねじ15用のねじ穴を設ける。ガ
イド板13を支点14の周りに適宜の位置に回転し、図
8に示すように、入射光がセンサ4のガラス面16に直
交して入射するようになし、しかる後固定ねじ15を締
める。それによって、CCDセンサ4のθx方向の調整
が行われる。
【0017】
【発明の効果】請求項1の発明では、光学調整機構が非
常に少ない部品で構成されているので、センサのX方
向、Y方向およびθy方向の移動調整を簡単かつ安価に
行うことができる。
【0018】請求項2の発明では、センサが、さらにθ
x方向の調整を加えて4方向の調整をすることが可能と
なるので、光量の低下を防いでセンサの性能を部品制度
に依存せず発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明による画像読取装置の分解斜視図
である。
【図2】図2は図1の画像読取装置におけるセンサのY
方向の移動調整の説明図である。
【図3】図3は図1の画像読取装置におけるセンサのθ
y方向の移動調整の説明図である。
【図4】図4はセンサのθy方向の移動調整前の不均一
なモアレ波形を示す図である。
【図5】図5はセンサのθy方向の移動調整後の均一な
モアレ波形を示す図である。
【図6】図6は本発明の別の実施例を示す説明図であ
る。
【図7】図7はセンサのθx方向の移動調整前の入射光
の説明図である。
【図8】図8はセンサのθx方向の移動調整後の入射光
の説明図である。
【符号の説明】
1 レンズ 2 レンズブロック 3、13 ガイド板 4 CCDセンサ 5 センサ保持板 6a、6b 偏心ノブ 10 同心ブッシュ 11 偏心ブッシュ 14 支点

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縮小光学系を備える画像読取装置におい
    て、レンズを支持するレンズブロックと、センサを支持
    するセンサ保持板と、前記レンズブロックと前記センサ
    保持板との間に配置されたガイド板と、このガイド板に
    設けられ前記センサ保持板をY方向に移動調整するため
    の2つの偏心ノブと、前記センサ保持板に設けられその
    X方向の移動調整を許容する前記偏心ノブ用の調整長孔
    と、前記ガイド板をY方向の軸を中心とする回転方向に
    調整する1つの偏心ブッシュとを設けたことを特徴とす
    る画像読取装置。
  2. 【請求項2】 前記ガイド板がX方向の軸を中心とする
    回転方向に調整可能であることを特徴とする、請求項1
    に記載の画像読取装置。
JP6634792A 1992-03-24 1992-03-24 画像読取装置 Pending JPH05276309A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6634792A JPH05276309A (ja) 1992-03-24 1992-03-24 画像読取装置

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JP6634792A JPH05276309A (ja) 1992-03-24 1992-03-24 画像読取装置

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JPH05276309A true JPH05276309A (ja) 1993-10-22

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ID=13313239

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JP6634792A Pending JPH05276309A (ja) 1992-03-24 1992-03-24 画像読取装置

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JP (1) JPH05276309A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006047395A (ja) * 2004-07-30 2006-02-16 Kyocera Mita Corp 画像スキャン装置用レンズユニット
JP2007225403A (ja) * 2006-02-22 2007-09-06 Purex:Kk 距離計測装置の調整機構およびそれを備えた立体形状認識システム
EP2466355A1 (en) * 2010-12-20 2012-06-20 Samsung Electronics Co., Ltd. Adjustment device, lens barrel, and optical apparatus

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US9354419B2 (en) 2010-12-20 2016-05-31 Samsung Electronics Co., Ltd. Adjustment device, lens barrel, and optical apparatus

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