JPH05273427A - 実質的に平坦な基板を備えた光導波体とその製作のための処理法 - Google Patents

実質的に平坦な基板を備えた光導波体とその製作のための処理法

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JPH05273427A
JPH05273427A JP4273410A JP27341092A JPH05273427A JP H05273427 A JPH05273427 A JP H05273427A JP 4273410 A JP4273410 A JP 4273410A JP 27341092 A JP27341092 A JP 27341092A JP H05273427 A JPH05273427 A JP H05273427A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 実質的に平坦な基板(1)と基板に付着した
導波体層(3)とを備えた光導波体が開示されている。 【構成】 発明は基板が合成樹脂または有機物割合の高
い材料から成ることにある。このことは非有機導波体層
の高い屈折率が合成樹脂基板の材料の性質と、例えば高
張力、プラスチックそして熱可塑性プラスチックの成形
性、光化学的構造化能力、そしてその他諸々と結合する
という利点を持っている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は実質的に平坦な基板を
備えた光導波体とその基板に付着された非有機的な導波
体層とに関している。また、この発明は有機的な層が実
質的に平坦な基板に付着された光導波体の製作のための
処理法と、そのような導波体の利用とに関連している。
【0002】
【従来の技術】種々の基板へ被覆を付着すること自体は
知られており、被覆された基板の意図的な利用とその利
用の仕方とに依存して被覆の光学的性質に対して非常に
異なった要請が課せられている。
【0003】複雑な表面構成の基板へ多層の光学的干渉
被覆を付着するための処理法はDOS3,833,50
1において知られている。したがって、プラズマ強化の
化学蒸着によって合成樹脂基板に数百層が付着され、そ
こでは有機金属結合が被覆のために利用されている。被
覆方法は有機的割合が比較的に高い物質の干渉層を作り
出し、それによって被覆段階での材料の選択において高
い柔軟性が確保される。被覆の性質は、特に微細構造に
関する性質は、いくつかの干渉層を備えたこのような基
板は、例えばヘリコプターパイロットのヘルメットの前
ひさしに採用されるという目的に対しては決定的に重要
である。被覆は普通に現れる微細柱構造を呈するのでは
なく、この微細柱構造はガラス基板の被覆に対してのみ
現れるという事実について記述されていることは真実で
ある。にもかかわらず、微細柱構造の欠如は恐らく有機
物割合が比較的に高い被覆に由来する。実質的に平坦な
基板を備えた光導波体の製作を含んでいるDOS3,8
33,501には何も示唆されていない。
【0004】DOS4,008,405.1は実質的に
平坦な基板を備えた光導波体に関する如何なるヒントも
欠いている。参照では反射層を形成するための干渉層を
備えた被覆合成樹脂基板について記述しているが、合成
樹脂はその低い熱的耐応力容量のために非有機的基板、
例えば、ガラス基板、よりも適していないことを強く指
摘している。
【0005】干渉層を普通に備えた反射層または基板と
は対照的に、例えば、表面センサー、即ちバイオセンサ
ー、の光変換器として用いられる光導波体に要請される
条件ははるかに高い。特に、減衰率の低いそして屈折率
の高い光導波体が望ましい。そのような導波体自体は知
られているが、その場合には非有機的または有機的被覆
を与えられたガラス基板が利用されている。非有機的な
基板は、例えばガラスは、非常に高い温度まで加熱でき
るため微細柱構造の形成が広範囲に阻止されるという事
実によってこれらの普通の導波体の低減衰率が可能にな
る。
【0006】光学的に平坦な導波体は“Eurosen
sors”IV,1990,KarlsruheのKu
nz et alで知られているが、その導波体はTa
2 5 から反応イオンプレーティングで製作されそして
TEOモードに対して1.1dB/cmの損失でそして
TMOモードに対しては1.3dB/cmの損失で2.
2の屈折率を呈する。波長633nmでの基板材料の損
失の効果が開示されており、そこでは水晶(クオーツ)
ガラスの層が最も損失が低い。この基板を使用すると、
低いアーク電流では損失は低い(<4dB/cm)が、
明らかな柱構造で、環境条件に左右され易くなってい
る。緻密な層を得るために、アーク電流は高いレベルに
されねばならないが、損失が増大される欠点がある。
【0007】Lam,D.K.W.,Opt.23/1
984/2744は水晶ガラスまたはシリコン上の基板
温度220℃でのSiOX Y 導波体の製作を開示して
いる。SiOX Y の低損失は、約1.75の屈折率に
対してのみ、即ち非有機的基板に対してのみ可能な付加
的な処理をした後で、得られる。この付加的な処理は5
dB/cmの損失が1.5dB/cmに減少されるとこ
ろの付加的なCO2 レーザー処理を含んでいる。
【0008】ゾル−ゲル技術によって製造され、約17
0nmの厚さであり、屈折率1.74−1.80のガラ
ス上のSiO2 −TiO2 の混合層から作られる導波体
に対する応用の可能性がLuKosz,W,et a
l.,“Sensors and Actuator
s”,B1(1990):585−588そして592
−596に記述されている。ゲル層は浮きだしているの
で格子を付着することができる。しかしながら、浮きだ
した後でゲル層は固められねばならないのでゲル層が縮
みそのためその光学的性質が変化するという欠点があ
る。硬化処理に非常に高い温度が必要であるために層が
結晶化しそのため高い屈折率の純粋なTiO2は製造す
ることができない。
【0009】Heuberger et al.,Ap
pl.Opt.25/1986/1499では、ゾル−
ゲル技術によって同様に製作されるところの導波体が記
述されている。“Pyrex”ガラス上に設けられたS
iO2 −TiO2 混合層は<1dB/cmの損失である
が、高温(500℃)で加工されねばならない。
【0010】光導波体に関するあらゆる刊行物におい
て、SiOX ,Ta2 5 またはSiO2 −TiO2
の製作が、非有機的基板上に各場合毎に記述され、そこ
では高い基板温度が採用されるか、または付加的な処理
が行われねばならない。
【0011】普通の導波体の異なる欠点は、導波体層に
関しては、例えば、光の結合切断の光学的格子の費用の
掛からない付着のために必要であるところのそれらの基
板が正しく浮き出しできないことにある。そればかりで
なく、公知の光導波体は脆弱でそのたため切断または穴
開けの処理をすることができない。
【0012】U.S.patent4,749,245
は有機導波体層と合成樹脂の基板からなる平坦な基板上
の光学的導波体を開示している。少なくとも有機高分子
材料の一つの中間層が基板と導波体層との間にあること
が必要である;この中間層の溶解性は導波体有機材料の
それとは異なっておりそしてその屈折率は低い。この導
波体の欠点は屈折率の制限範囲だけでしか導波体層(最
大1.7まで)として役立たないことであり、そして合
成樹脂は普通湿気を吸収しないから変化する環境条件
(湿気、温度)では導波体層は屈折率が不安定であるこ
とである。それ故に、開示された型の導波体は表面セン
サー技術に対しては不適当である[例えば、R.Reu
ter et al.,APL52,p.778(19
88)を参照]。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】高い切断応力を呈する
実質的に平坦な基板を備えた高屈折率光導波体を与える
ことが発明の目的でありそしてその導波体の基板は光学
的な微細構造の経済的な製作に適しており、導波体の最
終製品への簡単なそして経済的な処理法が可能である。
【0014】この目的は請求項1にしたがった光導波体
で達成される。製作処理法は請求項42の従属項をなし
ている。好ましい使用法は請求項59−61に記述され
ている。望ましい実施例は独立請求の範囲に開示されて
いる。
【0015】請求項1に一致した高い有機物割合は0.
1以上の酸素の金属原子に対する炭素水素のグループの
数の割合を意味するものと理解される。
【0016】合成樹脂基板上の非有機導波体層を備えた
この発明による光導波体は高い屈折率の非有機層が合成
樹脂基板の材料特性、例えば、経済的に好ましい構造と
同様の破断応力そして低重量、と結合している長所を申
し出ている。いくつかのモードを導通するために必要な
層の厚さがより薄くなればなるほど、導波体の屈折率は
高くなってゆく。高屈折率の非有機導波体層を備えた単
一モード導波体は、TEOモードとTMOモードのみで
導通するが、センサーの感度が屈折率とともに上昇する
のでセンサー技術(特に表面センサー技術)の導波体を
利用するときには特に意義がある。
【0017】プラスチック基板上の非有機導波体層の付
加的な利点はプラスチック基板がフィルムとして形成で
きることである。厚さ>20μmのフィルムは厚さの下
限に制限のない導波体層で問題なく被覆され得る。合成
樹脂フィルムの材料は導波体が大きな断片数で製作でき
るため大量生産物として広い用途に用いられると云う利
点を申し出る。プラスチックフィルムの材料の特性は導
波体の最終製品への一連の処理をかなりの程度に簡単化
している。
【0018】好ましくは、熱可塑化方法によって処理さ
れ得る合成樹脂は、特に熱可塑的に機能性のポリカーボ
ネート、PMMA、ポリイミドまたはポリエステルは、
基板材料として利用され得る。
【0019】熱可塑性プラスチックは、ホットスタンピ
ングによって、その表面上に、大きな製造費用をかけな
いで、導波の結合と切断のための光回折格子を製作する
ことができるという利点がある。
【0020】ポリカーボネートは良好な表面特性、即ち
比較的に低い表面粗さ、のフィルムになるので好まし
い。のみならず、ポリカーボネートへの光格子のホット
スタンヒングは実験によって既によく証明されている。
また、ポリカーボネートは有機導波体層の基板としても
知られている。しかしながら、ポリカーボネート基板は
引っかきに非常に敏感であるという欠点がある。ポリカ
ーボネートは良好な温度安定性である;最大長期使用温
度はほぼ135℃である。
【0021】PMMAは引っかきに対して非常に抵抗力
があり、低い水吸収容量だが、ポリカーボネートのよう
な温度安定性がない。PMMAの最大長期使用温度は6
0−90℃にすぎず、そこでは導波体の被覆温度は非常
に制限される。一般に、高い屈折率は非有機導波体層の
製作中の高い基板温度で得られる。これに反してPMM
Aは、ちょうどポリカーボネートのように、容易にスタ
ンプされるばかりでなく光構造化することができる。
【0022】ポリイミド基板は、比較的に低い熱膨脹の
ために、基板と非有機被覆の間の応力が他のプラスチッ
クよりも低いという利点がある。更に、ホットスタンピ
ングによるまたは光構造による光回折格子を備えたポリ
イミド基板を与えることができる。ポリイミドの長期使
用温度は200℃以上で、ポリカーボネートのそれより
もかなり高い。それ故に、ポリイミド基板は高い被覆温
度が可能であり高い屈折率の導波体を与えることができ
る。
【0023】非有機層はポリエステルに非常に良好な接
着性を示す。更に、ポリエステル基板は同様に高い温度
安定性(100−120℃の長期使用温度で、短期では
200℃にもなる)であるため容易にスタンプされ得
る。
【0024】更に適切な合成樹脂は、別名、PVC(長
期使用温度65−85℃)とポリスチレン(長期使用温
度50−70℃)であり、CR39、ポリウレタンまた
はジエチレングリコールビスアリールカーボネートと同
じようにホットスタンピング技術に適している。
【0025】合成樹脂フィルムは基板材料として用いら
れることが好ましい。プラスチックフィルムは、エンド
レステープとして採用されるが、連続ローリングスタン
ピング処理で光格子を与えることができる。基板表面上
への格子製作の代替え法は平坦な型枠を備えたプラスチ
ックパネルの浮き出しである。各センサーチップはプラ
スチックフィルムからまたは導波体を被覆したパネルか
ら容易にパンチすることによって作られる(即ちセンサ
ー技術での光変換器としての使用のために)。
【0026】純粋な有機基板の代わりに、高い有機物割
合の基板を使用することが可能である。いわゆるORM
OCER材料は、ORganically MOdif
ied CERamics−例えば、Greuer
K.,そしてSchoter,G.,ORMOCER
s:”A Novel Class of Mater
ials,First Product”(“新しいク
ラスの材料,第一製品展開”)、FhG−Berich
te2(1990)は、この目的に適している。これら
のORMOCER材料は液相、即ち非熱可塑性プラスチ
ック層のポリイミドの液相、から製造されたプラスチッ
ク層と同様に非加工状態で浮き出されるので結合切断格
子が大きな製造費用なしで形成できる。
【0027】好ましくは、これらのORMOCER層
は、または液相から製造されたプラスチック層は、バッ
キングプレートまたは非有機または有機材料のフィルム
に付着される。このことは、一方では、被覆液体の表面
張力によって光学的に高い特性の低い粗さ表面が簡単に
製作できるが、他方では、非有機バッキング材料を使用
すると、ORMOCERまたは合成樹脂を被覆したバッ
キングプレートまたはバッキングフィルムの層の熱膨脹
係数が導波体層の熱膨脹係数と最も適合している(参
照、この点では、例えば、G.Elsner et a
l.,Thin Solid Films,1985
(1990).189−197,T.Oguchi e
t al.,Electronics Letter
s,27(1991):706−707)。
【0028】合成樹脂は非有機材料、例えば、ガラス、
SiO2 、TiO2 、そしてその他、よりも実質的に高
い熱膨脹係数である。非有機層で有機基板を被覆する
と、異なる熱膨脹係数は、温度変化の場合に、導波体層
の亀裂(クラック)形成につながる。しかしながら、薄
い有機基板層(数μm)をガラスバッキングプレートに
付着すると、例えば、異方性熱膨脹係数が現れる。平面
では、合成樹脂はバッキング材料のそれに近い値をとる
が直交した膨脹係数は合成樹脂材料のそれに近い値が観
測される。全体では、横方向で、導波体層の熱膨脹係数
よりも実質的に高い程度に適合されるバッキング材料に
類似した膨脹係数を呈する。亀裂(クラック)形成傾向
はしたがって減少する。
【0029】しかしながら、熱硬化性プラスチックまた
は光構造化基板を使用するときに上述のタイプのバッキ
ングプレートまたはフィルムに、例えば、引き延ばし法
(drawing−down)または遠心法(cent
rifugal)によって被覆液体を与えることによ
り、これらを付着することが有利である。適当な被覆液
体は液状の熱可塑性のポリイミドまたはポリイミドのフ
ォトレジストである。この特徴は、低い粗さと、バッキ
ングプレート、特にバッキングフィルム、そして導波体
層の適合熱膨脹率と、を備えた光学的に高特性の表面の
簡単化された製造の前述の利点を申し出る。バッキング
プレートまたはバッキングフィルム上の基板層の光学的
回折格子または光学的微細構造(帯状導波体を製造する
ための)は浮き出しまたは光学的構造によって製作され
る。
【0030】非有機材料のプレートは好ましくはガラ
ス、例えば、石灰(1ime)−ソーダガラスまたは水
晶(クオーツ)ガラスから成っている。しかしながら、
金属プレートも利用できる。
【0031】基板の層の厚さは20μmと2mmとの間
項、好ましくは500μm以下であるべきだ。よって、
基板はすぐに取り扱うことができそしてセンサーチップ
の製作と同様に簡単な仕方で打ち抜くことができる。基
板がバッキングフィルムまたはプレートに付着されると
きは、層の厚さは0.1と50μmとの間の、好ましく
は0.5と20μmとの間にあるべきである。
【0032】このような層は光学的格子をスタンプする
ために充分な厚さがあるが、他方で、層の厚さの上限
は、被覆技術の理由で確立されるのだが、まだ達成され
ていない。この発明による導波体は実質的に平坦な基板
を呈する。この発明の線に沿った“実質的に平坦な”は
基板が明確にわずかに平坦ではない、即ち、例えば、わ
ずかに曲がっている、ということを意味している。
【0033】好ましくは、非有機導波体層はTiO2
TiO2 −SiO2 混合物、ZnO、Nb2 5 、Si
3 4 、Ta2 5 、HfO2 またはZrO2 から成っ
ている。高い屈折率の導波体の製作のためのこれらの材
料の使用は普通である。特に、知られた被覆方法が、例
えば、PCVD、PICVDまたはイオン強化PVD処
理が、利用される。これらの被覆はPCVD、PICV
D方法によって簡単な仕方で準備できそしてこれらの組
成物の最初の材料は非常に安上がりであるからSi
2 、TiO2 またはSi3 4 の導波体層は特に好ま
しい。
【0034】この発明による光導波体の減衰は典型的に
は10dB/cm以下である。好ましくは、減衰は<5
dB/cmで、特に3dB/cmよりも小さい。これら
の値は導波体の導波の電版通路が表面センサー技術の光
学的変換器とし導波体の付着に対して相対的に短い長さ
であるという要請から生じている;典型的には、この通
路は1cmよりも短い。
【0035】積層された導波体へのそしてからの一様な
光を結合するために、一つまたはいくつかのいわゆる光
回折格子を使用することが知られている。光回折格子は
全基板表面上にと同様にバッキング基板の制限された領
域上に拡張できる。回折格子の固体表面設計は光を結合
切断するときの浪費的調節が除かれるという利点があ
る。
【0036】この使用の格子構造は1から約50nmの
構造深さの1000から50001/mmの範囲であ
り、更に好ましくは2から20nmである。光回折格子
は屈折格子と同様に微細浮き彫り(relief)格子
として、即ち周期的に屈折率が変化する連続層として、
設計できる。
【0037】表面センサー、特にバイオセンサーの光変
換器としてこの発明による導波体を使用するときは特
に、多回析として、特別に2回折(bidiffrac
tive)格子として、光回折格子を設計することは有
利である。光導波体の結合切断の手段として2回折格子
は知られておりそしてEP−A455,067に記述さ
れている。格子構造はその周波数スペクトルが2つの
(多回析格子:いくつかの)基本成分を呈するならば
“2回折(bidiffractive)”と呼ばれ
る。2回折格子は切断光そして反射、伝送、特に直接に
回折された成分ビームの間の方向分離に作用する。導通
された光波の結合切断が発生する導波体層の領域が部分
的に重なっているけれども、このことはバックグラウン
ドのない切断の後に導波体層に導通された光を検出する
ことを可能にしている。
【0038】2回折格子構造は異なる周期と方向性の2
つの格子の重ね合わせとして実現される。製作に関する
詳細と“2回折格子結合器”の付加的な利点はEP−A
455,067に開示されている。発明の別の好ましい
実施例では、基板と導波体層との間に少なくとも1つの
中間層が配置されている。
【0039】中間層は基板表面の粗さを改善するのに役
立つ。商業的に可能な熱可塑性合成樹脂プレートまたは
フィルムは、それらの製造処理法のために、高すぎるた
めに使用できない表面粗さ(典型的には3−10nm、
RMS値)を呈する。この粗さは伝導モードの大きな散
乱損失をもたらす。基板の表面粗さは自乗で減衰に効い
てくる。しかしながら、<3nmの、好ましくは<1.
5nmの、粗さは表面センサー、特にバイオセンサー、
の光変換器としての使用に好ましいので、高い屈折率
の、単一(モノ)モードでの粗さ揺動の散乱損失を最小
にすることが必要である。中間層は好ましくは<3nm
の、より好ましくは<1.5nmの、表面粗さを呈す
る。
【0040】有利なことに、基板表面に浮き出た光回折
格子を備えた中間層は1:1の割合でその表面上に格子
構造を描かないでむしろ格子構造の回折効率と結合切断
効率を限定して弱めることが得られる変調深さを減少さ
せる。このことは光格子の製造時のホットスタンピング
において特に技術的な利点がある。
【0041】合成樹脂パネルまたはフィルムのホットス
タンピングにおいて、金属型枠はエレクトロプレーティ
ングによってマスターから作られている。合成樹脂プレ
ートまたはフィルムは合成樹脂のガラス転移温度まで加
熱されそして金属枠型でゆっくりと加圧しながらプレス
される。その方法はローラー浮き出し過程において全く
連続的に遂行され、そこではエレクトロプレーティング
によって、加熱ロールに締め付けられる金属シム(sh
im)が製作される。フィルムはTg温度以上に加熱さ
れ、そして2つのロールでプレスされて引き出され、こ
れらの1つは締め付けられて構造化された金属シムを備
える。300nm以上の幅で浮き出すロールは技術の状
態に関係している。普通の応用に対して、例えば、ホロ
グラフィック安全素子の製造またはギフトラッピングの
ためのいわゆるプリズムフィルムの製造に対して、利用
された構造(structuring)深さは約100
nm以上の範囲である。しかしながら、光の結合切断の
ためには、特別に、著しく小さい構造的(textur
ining)深さ(<50nm)の格子が必要であり、
そこではマスターの製作においてより高い要請が満たさ
れねばならない。構造深さの余裕度はここでは最大+−
20°、好ましくはわずかに+−5%である。格子の深
さを望ましい量だけ減少させる中間層の付着は普通の構
造深さ(ほぼ100nm)のそしてより大きい構造深さ
の余裕度とを有する金属シムは微細な光回折格子の製造
に利用することができる。
【0042】格子の望ましい回折と結合切断効率が達成
される程度まで簡単な仕方で中間層によって、浮き出し
処理法に続いて、格子のしわが埋められる。ほぼ100
nmの構造深さの金属シムを使用するとき、浮き出し格
子構造の深さの少なくとも0.1倍そして大きくても5
0倍の中間層の厚さがこの目的のためには充分である。
【0043】時間の経過とともに特に摩耗によって浮き
出しシムの特性が低下することが知られている。このこ
とは浮き出し基板表面のより大きな粗さとそして結果的
に導波層での減衰の増大とにつながる。摩滅したスタン
ピングシムによって作られた表面粗さを再びスムースに
するばかりでなく、中間層の厚さを経て、スタンプされ
た格子の構造深さによって格子の回折効率と結合切断効
率とを簡単な仕方で再調整するという付加的な利点を中
間層の付着は持っている。浮き出しシムの特性のこれら
の減じられた要請はこの発明による導波体のより低額の
製造費として現れる。
【00044】中間層の厚さが増大するにつれて、基板
表面は波の直交して弱められた場の領域からますます遠
ざかる。適当な厚さの中間層で、導波は境界領域で今や
単に基板表面と相互作用するという事実により、散乱損
失と吸収損失とが最小にされる。
【0045】中間層は一つのパックの単一層として設計
されるが、一つのパックの層から成ることができるが、
その場合には設計“中間層の厚さ”はこの発明の線に沿
って全層パックの厚さを意味すると理解されるべきであ
る。簡単な製造のためにそして低額の製造費を維持する
ために、単一層の中間層の形成が好ましい。
【0046】適当な中間層は低い屈折率でありそして低
い吸収率であり、そしてガラス状の、即ち非結晶性の構
造を備えている。このことは非有機材料の層と同様に有
機材料の層である。また、非有機的そして有機的成分の
構成材料が採用できる。層区分は非有機のそして有機の
個々の層で形成されている。好ましくは、真空過程、特
にPCVDによって適用された導波体層のバッキングと
して適しているところの中間層の材料が使用される。
【0047】中間層の適した材料の例はSiO2 、Fま
たはBの注入(ドウプ)されたSiO2 、炭化水素の割
合が基板の表面から連続的に減少しているSiOX Y
Z傾斜層である。好ましい実施例では、有機材料は非
有機材料の場合よりも低い温度で強くなるので中間層は
有機材料から成る。
【0048】別の好ましい実施例では、中間層はSiO
2 から成る。このことは中間層と導波体層とが真空処理
法で結合して付着できるという利点がある。
【0049】有利なことに、導波体の感度は導波体層と
バッキングとの間の屈折率の差によって決められるので
中間層の材料の屈折率は基板材料の屈折率よりも小さい
かまたは等しい。しかしながら、バッキングは光学的に
活性である、即ち約50μmの最小の厚さを呈するとい
うことがあらかじめ必要である。導波体層にTiO2
使用するとき、中間層は1.3と1.6との間の屈折率
の材料から成っている。
【0050】化学的に両立しない二つの層の、例えば有
機基板または有機中間層と非有機導波体層の、間に接着
層を配することが有利である。この接着層はその熱膨脹
係数が接合されるべき材料の中間にあり、そこでは既に
層の改善された接着を与える熱膨脹特性の層の付着が得
られる。好ましくは、SiOX Y Z 傾斜層が接着促
進層として利用される;ここで再び、中間層の場合のよ
うに、炭化水素の割合が有機層から非有機層に連続的に
減少している。
【0051】のみならず、有機基板に、または一般的に
有機材料の層に、導波体層の一連の付着の間の有害な影
響から有機層を保護するための保護層を、PCVD処理
によって付着するために使用するとき、特に有利である
ことがわかっている。バッキング層の有機材料に依存し
て、エネルギー粒子、即ちイオン、ラヂカル、に対して
導波体層の出発物質のプラズマ、即ちC1原子、から保
護するところの材料から保護層を選択することが有利で
ある。保護層に適しているのはSiO2 またはSiOX
Y Z 化合物である。好ましくは、保護層はSiO2
から成っている。数nm、好ましくは1nmと200n
mとの間の層の厚さが適切である。この保護層は高い張
力と低い吸収性でありそして導波体層が設計されている
波長で光散乱しないように設計されている。SiOX
Y Z 化合物使用するとき、保護層は接着促進層として
同時に作用する。
【0052】好ましくは、後者を接着層と同様に保護層
として作用するように適合させるところの材料から中間
層は成っている。導波体層のセンサー技術と解析への種
々の応用に対して、導波体層の限定された表面領域また
は全表面に非有機のまたは有機の材料のカバー層を付着
することが有利であることが証明されている。カバー層
は、例えば、特殊な化学的なまたは物理的な性質のセン
サー表面を与えるために役立つ。
【0053】材料SiO2 とポリスチレンの表面は解析
的に意義のある役割を果たしている。SiO2 とポリス
チレンのカバー層は発明の導波体層の表面センサー技術
への使用に適合している。
【0054】表面解析(特に類似のクロマトグラフィ)
の性質の異なった利用に対して、大きな内部表面積の多
孔性材料、即ち多孔性SiO2 、の使用は決定的に重要
である。この発明の導波体層は、多孔性SiO2 のカバ
ー層を備えると、解析分野の光センサーとして使用(特
に類似のクロマトグラフィ)に対して理想的な材料特性
を呈する。
【0055】基板表面の光導波体層の構造は平坦な光導
波体としてまたはいわゆる帯状導波体として設計され
る。帯状導波体はまたチャンネル導波体またはビームリ
ード導波体と呼ばれる。光センサーにおける平坦な導波
体と帯状導波体の種々の応用はKunz,Proc,S
PIEvol.1587(1992)に記述されてい
る。
【0056】平坦な光導波体において、基板表面に沿っ
た導波の伝搬方向は自由に選択できる。導波の伝搬方向
は、例えば、侵入する光ビームの方向の適当な選択によ
る場合と同じように、結合格子の格子定数と方向付けと
の適当な選択によって、制御することができる。
【0057】帯状導波体の場合には、波は基板表面上の
あらかじめ決められたトラックに沿って導かれる。基板
表面の平面は導波体の帯状形状構造によって限定され
る。帯状導波体への光の結合は、例えば、結合格子とと
もに生ずる。この接続では、結合格子の格子定数と方向
付けそして侵入光の方向は帯状導波体における導波光の
あらかじめ限定された伝搬方向を結合光波が呈するよう
に選択されるべきである。
【0058】帯状導波体の製作には、帯状形状微細構造
を備えた光導波体層化パックが与えられるべきである。
微細構造は基板表面かまたは基板と導波体層との間の中
間層にかまたは導波体層の上のカバー層かにある。微細
構造は適当に盛り上がった輪郭または基板表面に平行な
屈折率変調を構成する。
【0059】発明の好ましい実施例では、帯状形状の微
細構造の製作は結合切断機能のための光格子構造の製作
に対して述べられた技術に類似した技術によって遂行さ
れるべきである。
【0060】発明の別の実施例では、帯状導波体は導波
体層の上のカバー層を構築することによって製作され
る。帯状導波体の定義のための構築されたカバー層の製
作と有効性のモードとは文献;参照、例えば、S.Va
letteet al.,“Si−Based Int
egrated Optics Technologi
es”Solid State Technolog
y,Feb.1989に記述されている。
【0061】帯状導波体と同様に平坦な光導波体は光セ
ンサー技術の変換器として利用される{参照 Kun
z,Proc.SPIEvol.1587(199
2)}。センサー技術と信号処理の分野における平坦な
光導波体と帯状導波体の別の重要な応用は集積光素子グ
ループ、特に集積光ネットワークの受動素子として使用
することである。
【0062】この発明による導波体を製作するための処
理法は、基板、合成樹脂基板または有機物割合の高い基
板が使用されるということ;合成樹脂の場合には基板は
T<Tgに加熱されることで、そして有機物割合の高い
基板の場合には基板はT<300℃に加熱されることで
特徴づけられる。Tgは合成樹脂のガラス転移温度であ
る;しかも非有機導波体層はPCVD処理法によって、
好ましくはPICVD処理法によって基板に付着され
る。好ましくは、この被覆方法のプラズマはマイクロ波
によって励起される。
【0063】この処理法において、微細柱を避けた構造
の層を設けるためには約60°の基板温度で既に充分で
あることがわかっている。この処理法ではほぼ1の高い
パッキング密度を得ることが可能であるが、そこでは層
は固体層材料と環境の作用に同じ抵抗を示しそして実際
には固体層材料の屈折率を呈する。低い基板温度は低損
失非有機導波体層の形成のために必要なので、非有機材
料の光導波体層のための基板として合成樹脂または有機
物割合の高い材料を、まず、利用することがこの処理法
によって可能になった。
【0064】例えば、マイクロ波プラズマの被覆のパラ
メータ領域では、たった数eVでしかない電子温度とそ
してプラズマと基板との間の自己バイアスポテンシャル
は低レベルである。このことは基板表面と非有機層とが
プラズマによる輻射ダメージを受けいなという有利さを
与えている。この処理法では導波体層は柱構造ないしで
そして高いパッキング密度で一様に成長する。
【0065】基板材料に依存して、技術の状態に関係し
ているところの、そして例えば、WO89/01957
に記述されているところの接着力を増大するための処理
法を使用することによって導波体の接着をまだ更に強化
することが有利である。この場合もまた、導波体特性は
低損失に保持してある。
【0066】好ましくは、光回折格子は、形成処理法に
よって、即ちホットスタンピングによって、有機基板の
表面へ直接に浮き出される。特に、この発明による導波
体の経済的な製作は、合成樹脂フィルムが基板として利
用されるときに期待され、そして基板表面の構造化が一
つのフィルムの通過において遂行されることができる。
この点で、合成樹脂フィルムのローラ型浮き出しは基板
表面のスムース化に付加的に導くので特に良好であるこ
とが証明されている。
【0067】プラスチックフィルムは、その製造処理の
ために、しばしば条線状であり、そしてほとんどの場合
にに3nmRMS以上の非常に大きな表面粗さを有して
いる。想像するに、このことは導波体層の基板としてプ
ラスチックフィルムの使用が知られていない理由の一つ
である。特にスムースなロールを使用することで、要請
された粗さのフィルムをフィルム製造者が作ることは、
原理的には、可能ではあるが。しかしながら、そのよう
な極端にスムースなフィルムの必要性が少なくそしてこ
れらのフィルムの特別な生産が非常に高額である限りに
おいて、異なる処理過程が推薦される。
【0068】プラスチックフィルムの格子の製造のため
の普通のロール浮き出し処理の使用は高品質の基板表面
の製造に好ましい影響をもたらすことがわかっている。
この発明の導波体に対して、対応した高品質の金属シム
が利用されるならば、結合切断動作に必要な格子ばかり
でなく、導波の目的のために意図された中間の範囲の<
1.5(RMS)の粗さのよりスムースな表面をロール
浮き出しによって得ることが可能であることが驚くべき
ことに発見された。
【0069】光回折格子の製作のための別の処理法は光
構造化(texturing)である。この目的のため
に、光構造化に適合したポリマー、即ちポリイミドを基
本とした光レジスト、またはその屈折率が光化学的に可
変であるプラスチック、が利用される。このような合成
樹脂は、例えば、Driemele et al.,A
ppl.Opt.25:2960 et seq.,H
ornak et al.,J.Appl.Phys.
67(1990),and Beeson et a
l.,Appl.Phys.Lett.58(199
1):1955 et seqに記載されている。
【0070】光回折格子は基板表面の限られた領域を晒
すことによってこの処理法で製作されるが、そこでは基
板材料の部分的な、光化学的な変化が誘導される。光レ
ジストを使用すると、晒し段階は、基板表面の微細な浮
き彫り格子を生み出す発展段階になる。光化学的に可変
な屈折率のプラスチックを使用すると、部分的な晒しは
基板表面に平行な平面の屈折率変調を作り出す。
【0071】光回折格子は製作する別の処理法は光(特
にUV光)への晒しと結合したポリマーフィルムの浮き
出しでありそしてこのように加工される。しかしなが
ら、基板表面に直接に格子を付着するよりもむしろ光回
折格子がそれ自身の“格子層”を持つように配列するこ
とが有利である。この過程は便宜的である、例えば、時
には回折格子は基板表面上の浮き彫り格子として与えら
れるべきではなくむしろ屈折率を周期的に変化する層と
して形成されるべきである。回折格子は、その屈折率が
光に晒すことで、フォトリソグラフィック処理法によっ
て上述のように簡単な仕方で、可変される光屈折材料、
例えばポリマー、から成るところの層の中に製作され
る。
【0072】光回折格子を製作するための更なる方法は
注入モールドであり、例えば、A.Neyer et
al.,Proceedings of Integr
ated Photonics Research,1
992に記述されている。ORMOCER層の場合と同
じように液相から製作されたプラスチックの場合には、
光回折格子または光微細構造(帯状導波体)はプラスチ
ック成形によって形成される。この過程では、液相で付
着されたフィルムはまず乾燥される。この条件で、型枠
の押圧によって成形される。成形条件には、フィルム
は、例えばUV光または熱の作用によって加工されねば
ならない。UVの作用は、透明な型枠を使用すること
に、後者に適用できる。
【0073】有機材料の中間層は浸す方法または遠心法
によって付着される。中間層が液相で形成されたとき、
液体の表面張力は格子構造と同様に基板表面の粗さのよ
り顕著なレベルに導く。一般に、柱状構造を避けた緻密
な層を生み出すあらゆる方法、例えば、プラズマ強化C
VD処理法、特にマイクロ波プラズマパルスCVD処理
法、中でもイオンスパッタ処理法、は中間層を作るのに
適している。PCVD方法は、この場合に中間層と導波
体層が一つの真空処理法で付着されるので、SiO2
中間層を作るのに好ましい。
【0074】導波体層とちょうど同じように、保護層と
接着促進層がPCVD、特にPICVD処理法、によっ
て同様に好ましく形成される。ガス交換システムを備え
たPCVD装置のバッチ処理と同様に連続フィルム作成
処理法によってこの発明による導波体が製造される。そ
こでは、一連に、中間層、接着促進層そして保護層そし
て導波体層が格子構造を与えられた基板に付着される。
処理法の有利な変形では、格子の深さは中間層の層の厚
さで決められる。格子構造の回折効率または結合切断効
率を測定することによって行われる。回折効率の測定は
格子構造を備えた基板上への被覆段階に先だってここで
は遂行される;結合切断効率の測定は導波体層が付着さ
れる被覆過程の間かまたは後で生ずる。このことはまた
被覆段階での処理の経過を監視することをそして被覆処
理の間に変化する条件に付着を成し遂げることを簡単な
仕方で可能にしている。例えば、ロール浮き出し段階の
浮き出しシムの使い減らしは、格子の変更された構造深
さにつながるが、早期に認識されそして処理を妨害する
ことなく、中間層の厚さを変更することによってある程
度まで補償することができる。
【0075】基板材料によって、導波体層に対しての出
発の基板のプラズマからのラヂカル、即ちC1原子の衝
突に対して保護層によって後者を保護することは有利で
ある。数mmの層の厚さはこの目的には充分である。
【0076】発明は実施例を参照して下記により詳細に
記述されている。Otto J.et al.,Pro
cceedings SPIE vol.1323(1
990):39に開示されているマイクロ波PICVD
装置で成し遂げられる。装置はガス噴霧器を備えた平行
プレート反応器である。反応ガスはガス噴霧器を経て反
応室へ導かれる。基板はマイクロ波(2.45GHz)
に対して透過性の誘電体ベースプレート上に晒される。
処理法の消費ガスはポンプによって放射状に排出され
る。
【0077】
【実施例1】 1.ポリカーボネート上にTiO2 からの単一モード導
波体の製作、その表面は部分的領域で浮き出しによって
構造化されまたはスムースにされている。このように浮
き出された構造は364nmの線間隔と10nmの変調
深さとを備えた格子である。 処理パラメータ (a)プラズマ前処理 ガス :O2 またはN2 またはAr 時間 :5−300s 圧力 :0.8mbar 流量 :100m1/分 パルス幅 :1ms パルス間隔 :90ms (b)被覆 圧力 :0.8mbar 流量TiCl4 :100ml/min パルス幅 :1ms パルス間隔 :90ms 被覆速度 :40nm/min 層厚さ :140nm 基板 :ポリカーボネート 厚さ1.5mm 直径100mm 基板温度 :60℃ 被覆操作は一度は保護層を付着してそして一度は保護層
の付着なしでそしてまたは技術の状態によっては接着促
進法を使用して遂行される。両方の場合に、TEO波の
損失は2.5dB/cmである。
【0078】
【実施例2】 2.ガラスプレート(AF45,d=0.55mm,D
ESAG,Gruenenplan,FRG)上のTi
2 からの単一モード導波体の製造はほぼ1μmの厚さ
の熱可塑性プラスチックのポリイミドフィルムで被覆さ
れる。(“Matrimid”5218,Ciba−G
eigy,Basel Switzerland)。被
覆段階での基板温度は90℃であった。 処理パラメータ (a)プラズマ前処理 ガス :O2 またはN2 またはAr 間隔 :5−300s 圧力 :0.8mbar 流量 :100ml/min パルス幅 :1ms パルス間隔 :90ms (b)被覆 1:SiO2 の保護層 (層厚さ:13nm) 圧力 :0.8mbar 流量HMDS :10ml/min 流量O2 :90ml/min パルス幅 :0.8min パルス間隔 :90ms 被覆速度 :150nm/min (C)被覆 2:TiO2 の導波体 (層厚さ:140nm) 圧力 :0.8mbar 流量TiCl4 :5ml/min 流量O2 :95ml/min パルス幅 :0.8ms パルス間隔 :90ms 被覆速度 :47nm/min TEO波に対する損失:2.5dB/cm
【0079】
【実施例3】 3.UV−補修し得るORMOCERで被覆されたガラ
スプレート(AF45、d=0.55mm、DESA
G、Gruenenplan、FRG)上のTiO2
らの単一モード導波体の製作。 処理パラメータ (a)プラズマ前処理 ガス :O2 またはN2 またはAr 間隔 :5−300s 圧力 :0.8mbar 流量 :100ml/min パルス幅 :1ms パルス間隔 :90ms (b)被覆 圧力 :0.8mbar 流量TiCl4 :4ml/min 流量O2 :100ml/min パルス幅 :1ms パルス間隔 :90ms 被覆速度 :150nm/min 層厚さ :140nm 基板 :ORMOCER層、厚さ2μm、ガ
ラス上 基板温度 :120℃ TEO波に対する損失:5dB/cm
【0080】
【実施例4】 4.50nmの厚さのSiO2 の中間層を備えた実施例
Iにおけるようにポリカーボネート基板上のTiO2
らの単一モード導波体の製作 処理パラメータ、中間層: 圧力 :0.8mbar 流量HMDS :10ml/min 流量O2 :90ml/min パルス幅 :0.8ms パルス間隔 :90ms 被覆速度 :150nm/min (プラズマ前処理、導波体層の付着、実施例Iに類似し
た格子構造) 中間層の付加的な付着のため、0.5mmの構造領域
(中間層なし)の伝導TMDモードの伝搬通路は5mm
にまで増大した。
【0081】上記の実施例から生ずるすべての被覆は亀
裂(クラック)がなく、(MIL−M−13508−C
による)接着力を示し、そして25℃の水の中と同様
に、45℃と100%相対的湿度での数日の貯蔵に耐え
る。被覆されたポリカーボネートフィルムは同様に室温
と96℃との間のダメージ無しで30回の温度サイクル
に耐える。その間、被覆された側は蒸溜水に連続的に接
触している。
【図面の簡単な説明】
【図1】平坦な光導波体の断面を示している。
【図2】バッキングプレート上にポリイミドまたはOR
MOCER層を備えた平坦な光導波体の断面を示してい
る。
【図3】中間層を備えた平坦な光導波体の断面を示して
いる。
【図4】カバー層を備えた平坦な導波体の断面を示して
いる。
【図5】発明の別の実施例による平坦な光導波体の断面
を示している。図1において、合成樹脂基板1を示す平
坦な光導波体の断面が図示されている。導波体層の付着
に先行して、格子2が二つに分かれた部分の基板表面に
スタンプされている。図2は平坦な光導波体の別の実施
例を示している。付加的なバッキングプレート4上に、
ORMOCER層1が基板として付着され、そして二つ
の格子2は同様にそこで浮き出されている。導波体層3
はORMOCER層1に付着している。中間層6を備え
た実施例が図3に示されている。中間層は光回折格子の
スムース化にそしてしかも構造深さの減少につながって
いる。図4において、平坦な光導波体5は付加的にカバ
ー層を備えた導波体層3上に被覆される。図5は保護と
接着の層7が有機材料からなる中間層と非有機導波体層
3との間に配置されているということを示している。
【符号の説明】
1…基板、2…光回折格子、3…導波体層、4…バッキ
ングフィルム、5…平坦な光導波体、6…中間層、7…
保護層、8…カバー層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マルティン ヘミング ドイツ連邦共和国、6501 ソウルハイム フセルヴェーグ2 (72)発明者 ローランド ホッフハオス ドイツ連邦共和国、6500 マインツ 21、 キルヒガッセ 37 (72)発明者 ラルフ ケルステン ドイツ連邦共和国、6239 ブレムタル、ア ム ケーニヒスバーグ 42 (72)発明者 ディーター クラウス ドイツ連邦共和国、6500 マインツ 21、 オーシデーンヴェーク 4 (72)発明者 ユルゲン オットー ドイツ連邦共和国、6500 マインツ ドレ ーザ シュトラーセ 110 (72)発明者 フォルカー パケット ドイツ連邦共和国、6500 マインツ 21、 セルトリウスリング 187 (72)発明者 ヨハネス ゼグナー ドイツ連邦共和国、6534 シュトロムバー グ、アルテ シュタイゲ 7 (72)発明者 クリストフ ファティンガー スイス国、シーエッチー4249 ブラオエ ン、エムメンガッセ 7

Claims (61)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板(1)が合成樹脂または有機物割合
    の高い材料からなることで特徴づけられる、実質的に平
    坦な基板と基板に付着された非有機導波体層とを備えた
    光導波体。
  2. 【請求項2】 合成樹脂がプラスチックまたは熱可塑性
    プラスチック成形によって構成されるということで特徴
    づけられる、請求項1による導波体。
  3. 【請求項3】 合成樹脂が光化学的手段によって構成さ
    れることで特徴づけられる、請求項1による導波体。
  4. 【請求項4】 合成樹脂の光屈折率が光化学的に変えら
    れることで特徴づけられる、請求項1による導波体。
  5. 【請求項5】 合成樹脂がポリカーボネート、PMM
    A、ポリイミド、またはポリエステルであるということ
    で特徴づけられる、請求項1−4の少なくとも一つによ
    る導波体。
  6. 【請求項6】 基板(1)が合成樹脂フィルムであるこ
    とで特徴づけられる、請求項1−5の少なくとも一つに
    よる導波体。
  7. 【請求項7】 有機物割合の高い材料がORMOCER
    からなることで特徴づけられる、請求項1による導波
    体。
  8. 【請求項8】 基板(1)が非有機または有機材料のバ
    ッキングプレートまたはバッキングフィルムに付着され
    ることで特徴づけられる、請求項1−7の少なくとも一
    つによる導波体。
  9. 【請求項9】 バッキングプレートまたはフィルムのな
    い基板(1)の厚さは20μmと2mmの間であり、好
    ましくは500μm以下であり、そしてバッキングプレ
    ートまたはフィルムを付着した基板(1)の厚さは0.
    1と50μmの間であり、好ましくは0.5と20μm
    の間であることで特徴づけられる、請求項1−8の少な
    くとも一つによる導波体。
  10. 【請求項10】 非有機導波体層(3)がTiO2 、T
    iO2 とSiO2 との混合物、ZnO、Nb2 5 、S
    3 4 、Ta2 5 、HfO2 またはZrO2 からな
    ることで特徴づけられる、請求項1−9の少なくとも一
    つによる導波体。
  11. 【請求項11】 <10dB/cmの減衰を呈すること
    で特徴づけられる、請求項1−10の少なくとも一つに
    よる導波体。
  12. 【請求項12】 <5dB/cm、特に<3dB/cm
    の減衰を呈することで特徴づけられる、請求項11によ
    る導波体。
  13. 【請求項13】 少なくとも一つの光回折格子(2)が
    基板表面上にまたは基板(1)と導波体(3)との間に
    与えられていることで特徴づけられる、請求項1−12
    の少なくとも一つによる導波体。
  14. 【請求項14】 光回折格子(2)は微細浮き彫り格子
    であることで特徴づけられる、請求項13による導波
    体。
  15. 【請求項15】 光回折格子(2)は基板表面に浮き出
    されていることで特徴づけられている、請求項14によ
    る導波体。
  16. 【請求項16】 光回折格子(2)は屈折率格子である
    ということで特徴づけられる、請求項13による導波
    体。
  17. 【請求項17】 光回折格子(2)は光化学的処理によ
    って製作されることで特徴づけられる、請求項14また
    は16による導波体。
  18. 【請求項18】 光回折格子(2)は多回析、特に2回
    折格子であることで特徴づけられる、請求項13−17
    の少なくとも一つによる導波体。
  19. 【請求項19】 光回折格子(2)が固体表面に形成さ
    れることで特徴づけられる、請求項13−18の少なく
    とも一つによる導波体。
  20. 【請求項20】 光回折格子(2)が500から500
    0 1/mmの綿密度とそして1から50nmの、好ま
    しくは2から10nmの構造深さとを呈することで特徴
    づけられる、請求項13−19の少なくとも一つによる
    導波体。
  21. 【請求項21】 少なくとも一つの中間層(6)が基板
    (1)と導波体層(3)との間に与えられることで特徴
    づけられる、請求項1−20の少なくとも一つによる導
    波体。
  22. 【請求項22】 中間層の材料の屈折率が基板材料の屈
    折率よりも小さいかまたは等しいことで特徴づけられ
    る、請求項21による導波体。
  23. 【請求項23】 中間層(6)は<3nm、好ましくは
    <1.5nmの表面粗さを呈することで特徴づけられ
    る、請求項21または22による導波体。
  24. 【請求項24】 格子構造(2)の変調深さが中間層
    (6)によって減じられることで特徴づけられる、請求
    項21−23の少なくとも一つによる導波体。
  25. 【請求項25】 光回折格子(2)の望ましい程度の回
    折効率が整えられるように中間層(6)の厚さが決めら
    れることで特徴づけられる、請求項24による導波体。
  26. 【請求項26】 中間層(6)の厚さが浮き出しによっ
    て得られた格子構造(2)の深さの少なくとも0.1倍
    そして大きくても50倍であることで特徴づけられる、
    請求項25による導波体。
  27. 【請求項27】 中間層(6)がSiO2 から成ること
    で特徴づけられる、請求項21−26の少なくとも一つ
    による導波体。
  28. 【請求項28】 中間層が有機材料または有機物割合の
    高い材料から成ることで特徴づけられる、請求項21−
    26の少なくとも一つによる導波体。
  29. 【請求項29】 接着促進層が有機層と非有機層との間
    に与えられることで特徴づけられる、請求項1−28の
    少なくとも一つによる導波体。
  30. 【請求項30】 接着促進層がSiOX Y Z から成
    ることで特徴づけられる、請求項29による導波体。
  31. 【請求項31】 導波体(3)に対し出発材料のプラズ
    マからのエネルギー粒子の衝突に対して有機バッキング
    を保護する保護層(7)が導波体層(3)と有機バッキ
    ングとの間に与えられることで特徴づけられる、請求項
    1−30の少なくとも一つによる導波体。
  32. 【請求項32】 保護層(7)がSiO2 から成ること
    で特徴づけられる、請求項31による導波体。
  33. 【請求項33】 中間層(6)が同時に接着促進と保護
    の層(7)であることで特徴づけられる、請求項21−
    32の少なくとも一つによる導波体。
  34. 【請求項34】 導波体の表面が非有機材料または有機
    材料のカバー層(8)によってカバーされることで特徴
    づけられる、請求項1−33の少なくとも一つによる導
    波体。
  35. 【請求項35】 カバー層(8)SiO2 から成ること
    で特徴づけられる、請求項34による導波体。
  36. 【請求項36】 SiO2 が多孔性であることで特徴づ
    けられる、請求項35による導波体。
  37. 【請求項37】 カバー層(8)が合成樹脂、特にポリ
    エステルから成ることで特徴づけられる、請求項34に
    よる導波体。
  38. 【請求項38】 基板表面の光導波体構造が平坦な光導
    波体として製作されることで特徴づけられる、請求項1
    −37の少なくとも一つによる導波体。
  39. 【請求項39】 基板表面の光導波体構造が光帯状導波
    体として製作されることで特徴づけられる、請求項1−
    37の少なくとも一つによる導波体。
  40. 【請求項40】 基板表面の、または基板(1)と導波
    体層(3)との間の少なくとも一つの層の、または導波
    体層(3)の、またはカバー層(8)の、屈折率の変調
    または微細な浮き彫り構造によるトラックに沿って導波
    が限定されることで特徴づけられる、請求項39による
    導波体。
  41. 【請求項41】 単一モード導波体であることで特徴づ
    けられる、請求項1−40の少なくとも一つによる導波
    体。
  42. 【請求項42】 合成樹脂基板または有機物割合の高い
    物質が基板として使用され;そして合成樹脂基板はT<
    Tgの温度に加熱されそして有機物割合の高い基板はT
    <300℃の温度に加熱され;そして非有機導波体層が
    PCVD処理法によって基板に付着されることで特徴づ
    けられる、非有機導波体層が実質的に平坦な基板に付着
    される光導波体の製作のための処理法。
  43. 【請求項43】 導波体の付着に先行して少なくとも一
    つの光回折格子を備えた基板を与えることで特徴づけら
    れる、請求項42による処理法。
  44. 【請求項44】 光回折格子が基板表面への形成処理法
    によって浮き出されることで特徴づけられる、請求項4
    3による処理法。
  45. 【請求項45】 熱可塑性プラスチック材料が基板とし
    て使用されそして光回折格子がホットスタンピングによ
    って供給されることで特徴づけられる、請求項44によ
    る処理法。
  46. 【請求項46】 合成樹脂フィルムが基板として使用さ
    れそして光回折格子が連続ロール浮き出し処理法によっ
    て合成樹脂フィルムの表面に製作されることで特徴づけ
    られる、請求項45による処理法。
  47. 【請求項47】 光化学的処理法によって光回折格子を
    製作することで特徴づけられる、請求項43による処理
    法。
  48. 【請求項48】 基板表面をスムースにするためにまた
    は光回折格子の回折効率の程度を調節するために導波体
    層の付着に先行して少なくとも一つの中間層が基板表面
    に付着されることで特徴づけられる、請求項42−47
    の少なくとも一つによる処理法。
  49. 【請求項49】 中間層がディッピングまたは遠心処理
    法によって付着されることで特徴づけられる、請求項4
    8による処理法。
  50. 【請求項50】 中間層がPCVD処理法、特にPIC
    VD処理法によって付着されることで特徴づけられる、
    請求項48による処理法。
  51. 【請求項51】 被覆段階の前または後で、中間層の厚
    さの調節のために、格子構造の回折効率または結合切断
    効率を測定することで特徴づけられる、請求項48−5
    0の少なくとも一つによる処理法。
  52. 【請求項52】 化学的に両立し難い層間に接着促進層
    を配置することで特徴づけられる、請求項42−51の
    少なくとも一つによる処理法。
  53. 【請求項53】 非有機導波体層の付着に先行して、保
    護層が有機的バッキングに付着され、この保護層は有機
    バッキングを導波体層の出発材料のプラズマからのエネ
    ルギー粒子の衝突に対し保護することで特徴づけられ
    る、請求項42−52の少なくとも一つによる処理法。
  54. 【請求項54】 プラズマがマイクロ波によって励起さ
    れることで特徴づけられる、請求項42−53の少なく
    とも一つによる処理法。
  55. 【請求項55】 PICVD処理法によって非有機導波
    体層を製作することで特徴づけられる、請求項42−5
    4の少なくとも一つによる処理法。
  56. 【請求項56】 基板は導波体層の付着に先行して>6
    0℃の温度に加熱されることで特徴づけられる、請求項
    42−55の少なくとも一つによる処理法。
  57. 【請求項57】 帯状導波体の帯状形状微細構造を製作
    するための微細浮き彫り格子はプラスチックまたは熱可
    塑性プラスチック成形によってまたは光化学的処理法に
    よって形成されることで特徴づけられる、請求項42−
    56の少なくとも一つによる処理法。
  58. 【請求項58】 帯状導波体の帯状形微細構造を製作す
    るための屈折率変調が光化学的処理法によって得られる
    ことで特徴づけられる、請求項42−56の少なくとも
    一つによる処理法。
  59. 【請求項59】 表面センサー、特にバイオセンサーの
    ための光変換器として請求項1−58の少なくとも一つ
    による導波体の使用。
  60. 【請求項60】 光学的測定デバイスの成分として請求
    項1−58の少なくとも一つによる導波体の使用。
  61. 【請求項61】 光ネットワークの成分として請求項1
    −58の一つによる導波体の使用。
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