JPH0527283Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0527283Y2 JPH0527283Y2 JP1986196354U JP19635486U JPH0527283Y2 JP H0527283 Y2 JPH0527283 Y2 JP H0527283Y2 JP 1986196354 U JP1986196354 U JP 1986196354U JP 19635486 U JP19635486 U JP 19635486U JP H0527283 Y2 JPH0527283 Y2 JP H0527283Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- strut
- shock absorber
- supported
- vehicle body
- knuckle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 claims description 16
- 230000035939 shock Effects 0.000 claims description 16
- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 210000000988 bone and bone Anatomy 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は自動車のリヤサスペンシヨンに関す
る。
る。
自動車の独立懸架装置としては第４図に示すダ
ブルウツシユボーンタイプ、第５図に示すストラ
ツトタイプ及び図示しないスイングアクスルタイ
プ、トーシヨンパータイプ等が使用されている。
ブルウツシユボーンタイプ、第５図に示すストラ
ツトタイプ及び図示しないスイングアクスルタイ
プ、トーシヨンパータイプ等が使用されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところがストラツトタイプでは第６図のように
タイヤ６に上向きの力が働くと、ストラツトAC
の中間点Ｄにナツクル４を介して曲げモーメント
Moが働き、ストラツトの上下端にはMo／ｌの
横荷重が働くことになる。この横荷重によりスト
ラツトフリクシヨンが増大していた。又ダブルウ
イツシユホーンタイプはアライメントが変化しに
くい長所はあるが、構造が複雑となる欠点があつ
た。
タイヤ６に上向きの力が働くと、ストラツトAC
の中間点Ｄにナツクル４を介して曲げモーメント
Moが働き、ストラツトの上下端にはMo／ｌの
横荷重が働くことになる。この横荷重によりスト
ラツトフリクシヨンが増大していた。又ダブルウ
イツシユホーンタイプはアライメントが変化しに
くい長所はあるが、構造が複雑となる欠点があつ
た。
本考案の目的は前記問題点を解消し、ストラツ
トタイプの合理性とダブルウイツシユボーンタイ
プのアライメント上の利点を両立させたリヤサス
ペンシヨンを提供するにある。
トタイプの合理性とダブルウイツシユボーンタイ
プのアライメント上の利点を両立させたリヤサス
ペンシヨンを提供するにある。
本考案は、アクスルホーシングを支持するナツ
クル４の上端部をストラツト３の下端部に固定
し、前記ナツクルの下端部を、車体に上下方向に
揺動自在に支持されたロアアーム１の先端部Ａに
ピンを介して連結し、前記ストラツト３の上部
を、車体に上下方向揺動自在に支持されたアツパ
アーム２の先端部Ｂにピンを介して連結し、車体
の前後方向規定された軸線廻りに車幅方向（左右
方向）に揺動自在に車体に支持されたシヨツクア
ブソーバ反力支持ブラケツト５に、前記ストラツ
ト３のシヨツクアブソーバ上端部Ｃを連結し、該
シヨツクアブソーバ上端部の前記ブラケツト５と
の連結部を車幅方向に移動自在に構成したことを
特徴としている。
クル４の上端部をストラツト３の下端部に固定
し、前記ナツクルの下端部を、車体に上下方向に
揺動自在に支持されたロアアーム１の先端部Ａに
ピンを介して連結し、前記ストラツト３の上部
を、車体に上下方向揺動自在に支持されたアツパ
アーム２の先端部Ｂにピンを介して連結し、車体
の前後方向規定された軸線廻りに車幅方向（左右
方向）に揺動自在に車体に支持されたシヨツクア
ブソーバ反力支持ブラケツト５に、前記ストラツ
ト３のシヨツクアブソーバ上端部Ｃを連結し、該
シヨツクアブソーバ上端部の前記ブラケツト５と
の連結部を車幅方向に移動自在に構成したことを
特徴としている。
ストラツトの合理性（上下方向の荷重、車両横
荷重に対するモーメント、ブレーキ時等の前後方
向荷重はシヨツクアブソーバの外筒で支持）と、
ダブルウイツシユボーンタイプのアライメント上
の利点を両立させることができる。
荷重に対するモーメント、ブレーキ時等の前後方
向荷重はシヨツクアブソーバの外筒で支持）と、
ダブルウイツシユボーンタイプのアライメント上
の利点を両立させることができる。
以下第１〜４図を参照し本考案の一実施例につ
いて説明する。
いて説明する。
第１図は本考案のリヤサスペンシヨンの正面
図、第２図は側面図、第３図は該リヤサスペンシ
ヨンに上向荷重が働いた時の変形線図である。同
図に示すように、本考案に係るリヤサスペンシヨ
ンにおいては、ストラツト３の下端部はナツクル
４の上端部に固定され、ナツクル４の下端部は車
体に上下方向に揺動自在に支持されたロアアーム
１の先端部Ａにピンを介して連結されている。ま
た前記ストラツト３の上部に設けられたブラケツ
トの先端部は、車体に上下方向に揺動自在に支持
されたアツパアーム２の先端部Ｂにピンを介して
連結されている。さらに、ストラツト３のシヨツ
クアブソーバ上端部Ｃをシヨツクアブソーバ反力
支持ブラケツト５で揺動自在に支持している。従
つて、前記ブラケツト５とシヨツクアブソーバ上
端部Ｃとの連結部は、車幅方向に移動可能に構成
されることとなる。
図、第２図は側面図、第３図は該リヤサスペンシ
ヨンに上向荷重が働いた時の変形線図である。同
図に示すように、本考案に係るリヤサスペンシヨ
ンにおいては、ストラツト３の下端部はナツクル
４の上端部に固定され、ナツクル４の下端部は車
体に上下方向に揺動自在に支持されたロアアーム
１の先端部Ａにピンを介して連結されている。ま
た前記ストラツト３の上部に設けられたブラケツ
トの先端部は、車体に上下方向に揺動自在に支持
されたアツパアーム２の先端部Ｂにピンを介して
連結されている。さらに、ストラツト３のシヨツ
クアブソーバ上端部Ｃをシヨツクアブソーバ反力
支持ブラケツト５で揺動自在に支持している。従
つて、前記ブラケツト５とシヨツクアブソーバ上
端部Ｃとの連結部は、車幅方向に移動可能に構成
されることとなる。
次に前記実施例の作用について説明する。
ナツクル４に支持されたタイヤ６を介して上向
荷重Ｗが働くと、第３図に示すようにストラツト
上のＡ，Ｂ点はA′，B′点に変位し、従来車体に
固定されていたシヨツクアブソーバの上端部Ｃは
シヨツクアブソーバ反力支持ブラケツト５を介し
てC′に移動するため、シヨツクアブソーバに横荷
重が働くことはない。
荷重Ｗが働くと、第３図に示すようにストラツト
上のＡ，Ｂ点はA′，B′点に変位し、従来車体に
固定されていたシヨツクアブソーバの上端部Ｃは
シヨツクアブソーバ反力支持ブラケツト５を介し
てC′に移動するため、シヨツクアブソーバに横荷
重が働くことはない。
なおブレーキ時又は駆動時等の前後方向荷重の
大部分はストラツトの外筒を介して図示しないス
トラツトバー等で支持される。
大部分はストラツトの外筒を介して図示しないス
トラツトバー等で支持される。
さらにロアアームの先端部に下向きのコイルば
ね力を働かせるか、又はシヨツクアブソーバの機
能を前記構成と併用する必要がある。
ね力を働かせるか、又はシヨツクアブソーバの機
能を前記構成と併用する必要がある。
本考案は上記の様に構成したので、ストラツト
タイプの上下方向荷重、横荷重及びブレーキ時等
の前後方向荷重を支えることのできる合理性と、
ダブルウツシユボーンタイプのアライメントの変
化の良さを両立させることができる。
タイプの上下方向荷重、横荷重及びブレーキ時等
の前後方向荷重を支えることのできる合理性と、
ダブルウツシユボーンタイプのアライメントの変
化の良さを両立させることができる。
又シヨツクアブソーバ先端部Ｃに横荷重が入ら
ないようにしたのでストラツトフリクシヨンを低
減でき、又ナツクル部は小型ナツクルとストラツ
トで構成され、一般のダブルウイツシユボーンの
ように大型鋳造品は不要となりその構造が簡素化
される。
ないようにしたのでストラツトフリクシヨンを低
減でき、又ナツクル部は小型ナツクルとストラツ
トで構成され、一般のダブルウイツシユボーンの
ように大型鋳造品は不要となりその構造が簡素化
される。
第１図は本考案のリヤサスペンシヨンの正面
図、第２図は同側面図、第３図はタイヤに上向荷
重が働いた時の実施例の変形線図、第４図はダブ
ルウイツシユボーンサスペンシヨンの骨組図、第
５図はストラツトサスペンシヨンの骨組図、第６
図はタイヤに上向荷重が働いた時の従来形ストラ
ツトに働く曲げモーメント線図である。 １……ロアアーム、２……アツパアーム、３…
…ストラツト、４……ナツクル、５……シヨツク
アプソーバ反力支持ブラケツト。
図、第２図は同側面図、第３図はタイヤに上向荷
重が働いた時の実施例の変形線図、第４図はダブ
ルウイツシユボーンサスペンシヨンの骨組図、第
５図はストラツトサスペンシヨンの骨組図、第６
図はタイヤに上向荷重が働いた時の従来形ストラ
ツトに働く曲げモーメント線図である。 １……ロアアーム、２……アツパアーム、３…
…ストラツト、４……ナツクル、５……シヨツク
アプソーバ反力支持ブラケツト。
Claims (1)
- アクスルホーシングを支持するナツクル４の上
端部をストラツト３の下端部に固定し、前記ナツ
クルの下端部を、車体に上下方向に揺動自在に支
持されたロアアーム１の先端部Ａにピンを介して
連結し、前記ストラツト３の上部を、車体に上下
方向に揺動自在に支持されたアツパアーム２の先
端部Ｂにピンを介して連結し、車体の前後方向に
規定された軸線廻りに車幅方向（左右方向）に揺
動自在に車体に支持されたシヨツクアブソーバ反
力支持ブラケツト５に、前記ストラツト３のシヨ
ツクアブソーバ上端部Ｃを連結し、該シヨツクア
ブソーバ上端部Ｃの前記ブラケツト５との連結部
を車幅方向に移動自在に構成したことを特徴とす
るリヤサスペンシヨン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986196354U JPH0527283Y2 (ja) | 1986-12-21 | 1986-12-21 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986196354U JPH0527283Y2 (ja) | 1986-12-21 | 1986-12-21 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63100304U JPS63100304U (ja) | 1988-06-29 |
| JPH0527283Y2 true JPH0527283Y2 (ja) | 1993-07-12 |
Family
ID=31155100
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986196354U Expired - Lifetime JPH0527283Y2 (ja) | 1986-12-21 | 1986-12-21 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0527283Y2 (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5699806A (en) * | 1979-09-13 | 1981-08-11 | Dangel Automobiles | Front wheel set for automobile |
| JPS59220408A (ja) * | 1983-05-30 | 1984-12-11 | Mazda Motor Corp | 自動車のサスペンシヨン |
| JPS6022509A (ja) * | 1983-07-13 | 1985-02-05 | Mazda Motor Corp | 自動車のサスペンシヨン |
-
1986
- 1986-12-21 JP JP1986196354U patent/JPH0527283Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5699806A (en) * | 1979-09-13 | 1981-08-11 | Dangel Automobiles | Front wheel set for automobile |
| JPS59220408A (ja) * | 1983-05-30 | 1984-12-11 | Mazda Motor Corp | 自動車のサスペンシヨン |
| JPS6022509A (ja) * | 1983-07-13 | 1985-02-05 | Mazda Motor Corp | 自動車のサスペンシヨン |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63100304U (ja) | 1988-06-29 |
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