JPH05270618A - 自動倉庫 - Google Patents

自動倉庫

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JPH05270618A
JPH05270618A JP6891792A JP6891792A JPH05270618A JP H05270618 A JPH05270618 A JP H05270618A JP 6891792 A JP6891792 A JP 6891792A JP 6891792 A JP6891792 A JP 6891792A JP H05270618 A JPH05270618 A JP H05270618A
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JP
Japan
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drawer
loading
unloading
tray
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JP6891792A
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English (en)
Inventor
Yukihiro Goto
行宏 後藤
Yoshihiko Yamada
芳彦 山田
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Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 荷の収納,取出し作業中、荷が囲壁体の内部
に落下する恐れの無い自動倉庫を提供する。 【構成】 棚1との間で荷5を受け渡し自在な出入れ装
置11を有する走行装置8を設け、棚1と走行装置8とを
外部から遮断する囲壁体16を設け、囲壁体16に搬入出口
24を形成し、搬入出口24に、外部に引き出されかつ荷5
を載置する引き出し26を設け、閉動させた引き出し26に
対して出入れ装置11により荷5を受渡し自在に構成し
た。作業者が引き出し26を開けて荷5を載置した後、引
き出し26を閉めると、出入れ装置11が荷5を棚1に収納
する。また、出入れ装置11が荷5を棚1から取出して引
き出し26に受渡した後、作業者が引き出し26を開けて荷
5を取出す。作業者が開状態の引き出し26から誤って荷
5を落下しても、荷5は囲壁体16の外部に落下する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば屋内に設置さ
れて荷の格納保管を行い、必要に応じて荷の入出庫を行
う自動倉庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動倉庫としては、特公
昭60−30831号公報に見られるものがある。すな
わち、被搬送物収納容器支持区画を有する棚が、搬送機
走行通路を挟んで左右一対設けられ、搬送機走行通路に
は上記棚に沿って走行自在な搬送機が設けられる。この
搬送機には一方に突出する昇降台が形成され、この昇降
台には、任意の支持区画との間で被搬送物収納容器を出
し入れし得る容器出し入れ装置が設けられる。
【0003】上記搬送機走行通路端の壁板の下端部に
は、上記昇降台が突出し得る開口が形成される。この開
口の外側を覆うように、作業デスクプレートを備えたカ
バーが設けられ、このカバーの上部には被搬送物出し入
れ口が設けられる。
【0004】被搬送物収納容器を搬出する場合は、目的
の支持区画に容器出し入れ装置を対向させ、容器出し入
れ装置により被搬送物収納容器を昇降台上に引き出す。
そして、搬送機を移動させるとともに昇降台を下降さ
せ、昇降台上の被搬送物収納容器を開口から被搬送物出
し入れ口の下側位置へ進入させる。これにより、被搬送
物出し入れ口を通じて被搬送物のピッキングが行えると
ともに、被搬送物収納容器を取り出すこともできる。
【0005】また、取り出した被搬送物収納容器を再び
支持区画に搬入する場合は、空の昇降台を被搬送物出し
入れ口の下側位置へ進入させる。そして、被搬送物出し
入れ口から被搬送物収納容器を昇降台に載置した後、目
的の支持区画に容器出し入れ装置を対向させ、この容器
出し入れ装置を作動させて昇降台上の被搬送物収納容器
を支持区画内に収納すればよい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来形式によると、カバーは壁板から一側方に突出して
設置されているため、他の作業の邪魔になるといった問
題が生じた。また、ピッキングなどの際に誤って被搬送
物をカバー内に落下させる恐れがあり、落下した被搬送
物をカバー内から拾い出すのには手間がかかった。さら
に、作業者は作業内容を容易に確認できなかった。
【0007】本発明は上記問題を解決するもので、搬送
機や昇降台などから隔離された状態でピッキング作業な
どができ、他の作業の邪魔にならず、ピッキング作業な
どの際に被搬送物が内部に落下する恐れがなく、さらに
作業者が作業内容を容易に確認できる自動倉庫を提供す
ることを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本第1発明の自動倉庫は、複数の荷収納区画を有する
棚と、この棚に沿って走行しかつ上記荷収納区画との間
で荷を受け渡し自在な出入れ装置を有する走行装置とを
設け、これら棚と走行装置とを外部と遮断する隔壁を設
け、この隔壁に搬入出口を形成し、この搬入出口に、隔
壁の外部に引き出されかつ荷を載置する引き出しを設
け、閉動させた引き出しに対して上記出入れ装置により
荷を受け渡し自在に構成したものである。
【0009】本第2発明の自動倉庫は、搬入出口の近傍
の隔壁外面に、作業内容を示す表示器を設けたものであ
る。
【0010】
【作用】上記本第1発明の構成により、荷を棚に搬入す
る場合は、走行装置を走行させて出入れ装置を引き出し
に対向させた後、引き出しを隔壁の外部に引き出し、こ
の引き出しに荷を載置し、引き出しを閉じる。そして、
出入れ装置に荷を受け取らせた後、走行装置を目的の棚
まで走行させ、出入れ装置を目的の荷収納区画に対向さ
せる。そして、出入れ装置を作動させて、受け取った荷
を目的の荷収納区画内に渡せばよい。
【0011】また、荷を棚から搬出する場合は、搬入時
とは逆に、出入れ装置により荷収納区画内から荷を受け
取らせた後、閉じられている引き出しに荷を渡す。そし
て、引き出しを隔壁の外部に引き出すことにより、荷は
引き出しに載置された状態で外部に搬出され、この荷に
対してピッキング作業などが行える。
【0012】上記本第2発明の構成により、表示器が作
業内容を示すことにより、引き出しに載置された荷に対
して指示された搬入出あるいはピッキングなどの作業内
容を一目で確認することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1,図2に示すように、1は通路2を挟んで
並設した棚で、上下方向および水平方向に多数の荷収納
区画3を有し、トレー4を介して荷5を収納し得る。上
記通路2内には床レール6が敷設される。この床レール
6には、棚1の前面に沿った一定経路7上を走行自在な
走行装置8が車輪を介して支持案内される。この走行装
置8には出入れ装置11が設けられる。すなわち、出入れ
装置11は、走行装置8の本体に立設されたポスト12と、
このポスト12に案内される昇降台13と、この昇降台13に
配設されて横方向に出退自在な多段フォーク形式の出し
入れ具14と、走行装置8に取り付けられて走行や出し入
れ具14の動作を制御する走行制御装置15などから構成さ
れる。これにより、出し入れ具14は各荷収納区画3との
間で荷5を受け渡し自在である。
【0014】上記棚1および走行装置8は隔壁の一例で
ある囲壁体16の内部に収納されて外部から遮断されてい
る。この囲壁体16は、防音材で製作された、前壁17,後
壁18,両側壁19,および天板20とから箱状に形成されて
いる。上記前壁17は一方の棚1の後面側を覆っており、
上記後壁18は他方の棚1の後面側を覆っている。上記前
壁17にはロック装置付きの出入口用扉23と搬入出口24と
が形成されている。この搬入出口24には四角枠状のフレ
ーム25が取り付けられる。
【0015】図3〜図5に示すように、上記搬入出口24
には、囲壁体16の前方に引き出され、かつ荷5を載置す
る引き出し26が設けられる。すなわち、引き出し26は、
底板27と、底板27の前端に連設された前立板28と、底板
27の両側に連設された側板31とで構成される。側板31に
は、荷支持部32がそれぞれ形成され、荷5(部品など)
を収納したトレー4が両荷支持部32間に載置される。上
記荷支持部32から底板27までの上下間隔および両側板31
の左右間隔は出し入れ具14が出退可能な寸法に形成され
ている。上記各荷支持部32の側端には、上記トレー4の
左右方向のずれを防止するガイド部33が連設される。
【0016】上記引き出し26の後端部には、引き出し26
に載置されたトレー4が前後方向にずれないように固定
するためのトレー用ストッパ34が設けられる。このトレ
ー用ストッパ34は、上下方向に出退自在で、上方に突出
するように付勢されている。トレー用ストッパ34の先端
には前後方向に回動自在なローラ35が取り付けられる。
そして、引き出し26の前立板28と上記トレー用ストッパ
34との間にトレー4をセットさせることにより、上記ト
レー4の前後方向のずれを防止する。
【0017】また、上記一方の棚1の、搬入出口24に対
向する位置には、上記引き出し26を前後方向に出退自在
に支持する支持レール36が左右一対設けられる。すなわ
ち、これら支持レール36は、チャンネル状をしており、
レールブラケット37を介して、一方の棚1を形成する前
後一対の縦支柱38a,38b間にそれぞれ取り付けられ
る。上記支持レール36内には、第1ローラ41を介して、
前後方向に出退自在なガイドレール42が設けられる。こ
れらガイドレール42には、引き出し26の両側板31に形成
された被支持部43を前後方向に出退自在に支持する第2
ローラ44が取付けられる。
【0018】図6,図7に示すように、上記両レールブ
ラケット37の下部には固定ブラケット45がそれぞれ取付
られ、各固定ブラケット45にはショックダンパー46がダ
ンパー取付ブラケット47を介してそれぞれ前向きに取り
付けられる。これらショックダンパー46の受止部48には
防音ゴムが取り付けられる。これらショックダンパー46
は引き出し26を閉めた際の衝撃を吸収して緩和するもの
であり、引き出し26の底板27の下面には、引き出し閉位
置で上記受止部48に前方から当接自在なストッパ片49が
左右一対取り付けられる。
【0019】図8,図9に示すように、上記各レールブ
ラケット37の前端下面には、ロック取付ブラケット52を
介してロック装置53が設けられる。このロック装置53は
ソレノイドラッチ型であり、上下方向に出退自在な係止
棒54の上端には前下がりの傾斜面55が形成される。ロッ
ク装置53がオフの際、上記係止棒54は上方突出方向に付
勢されており、ロック装置53がオンの際、上記係止棒54
は付勢力に抗して下方に退入する。そして、引き出し26
を閉めた場合、上記係止棒54の上端部は、引き出し26の
前立板28の下端と底板27の下面に取り付けた被係止片56
との間に突出して差し込まれる。なお、このロック装置
53は専用キー(図示せず)を用いて手動解除可能であ
る。
【0020】図3,図4に示すように、59は閉状態の引
き出し26を検出する反射式光電スイッチであり、この光
電スイッチ59は一方のレールブラケット37側に取付けら
れる。また、60aは荷5の有無を検出する光電スイッチ
の投光器であり、この投光器60aは一方のレールブラケ
ット37側に取付けられ、この投光器60aに対向する受光
器60bが他方のレールブラケット37側に取付けられる。
【0021】また、上記両レールブラケット37の前端に
は、各種光電スイッチを有する検出器取付ブラケット61
が相対向して取り付けられる。このうち、一方の検出器
取付ブラケット61には、荷高上限を検出する投光器62が
上端部に取付けられ、荷高サイズを検出する受光器63が
中間部に取付けられ、開状態の引き出し26を検出する投
光器64が下端部に取付けられる。また、他方の検出器取
付ブラケット61には、上記投光器62,64に対向する受光
器65,67、および上記受光器63に対向する投光器66がそ
れぞれ取り付けられる。
【0022】図10に示すように、上記搬入出口24に取付
られたフレーム25の上部外面には、作業内容を示す表示
器70が設けられている。この表示器70には、収納,取出
し,トレー,ピースといった4種類の作業モード71が表
示され、これら作業モード71は各別に点灯,点滅,消灯
可能である。すなわち図11,図12に示すように、作業モ
ード71は、設定器72の設定により点滅し(イ)、出し入
れ具14が引き出し26の位置まで移動して停止すると点灯
し(ロ)、引き出し26を閉めると消灯する(ハ)。ま
た、上記各光電スイッチ59,60a,60b,62〜67により
作業の異常が検出された場合は、作業モード71を点灯さ
せ、ブザー(図示せず)を鳴らす。尚、図1に示すよう
に、上記設定器72は作業モード71を設定するものであ
り、設定された作業モード71に応じて走行制御装置15に
制御信号を送信し、走行制御装置15との間で制御信号の
授受を行うものである。この設定器72は、上記作業モー
ドなどを表示する液晶表示装置(図示せず)やスイッチ
(図示せず)を表面側に有し、内部にマイクロコンピュ
ータからなるコントローラ(図示せず)を有している。
【0023】以下、上記構成における作用を説明する。
トレー4を棚1に収納する場合は、設定器72によりトレ
ー収納を設定する。これにより、走行制御装置15が走行
装置8を一定経路7に沿って走行させて引き出し26に対
向させる。そして、昇降台13を昇降させて出し入れ具14
を引き出し26に対向させた後、出し入れ具14を突出させ
て引き出し26の両側板31間でかつ荷支持部32の下方に待
機させる。ここで図8の仮想線に示すように、ロック装
置53がオンになり、係止棒54が下方に退入して、引き出
し26はロック解除される。そして、作業者は、引き出し
26を手前に引き出し、両側板31の荷支持部32上にトレー
4を載置する。この際、トレー4を両ガイド部33間、お
よびトレー用ストッパ34と前立板28との間にセットする
ことにより、トレー4が前後左右にずれることを防止で
きる。
【0024】そして、作業者は引き出し26を閉める。こ
れにより、トレー4は待機していた出し入れ具14の上方
に位置する。この際、図6に示すように、引き出し26の
閉動にともない、ストッパ片49がショックダンパー46の
受止部48に衝突して受け止められるため、衝撃が吸収さ
れる。さらに、図8に示すように、被係止片56がロック
装置53の傾斜面55に前方から当接してこの傾斜面55を下
方に押すため、係止棒54が付勢力に抗して下方に退入
し、被係止片56が係止棒54の上方を通過した際、係止棒
54が付勢力により上方に突出し前立板28と被係止片56と
の間に差し込まれる。これにより、引き出し26は閉位置
でロックされる。
【0025】そして、昇降台13を上昇させてトレー4を
出し入れ具14により荷支持部32から持ち上げた状態で、
出し入れ具14を退入させる。これにより、トレー4は出
入れ装置11側に受け取られる。その後、走行装置8を走
行させて目的の荷収納区画3に対向させ、昇降台13と出
し入れ具14とにより目的の荷収納区画3内にトレー4を
収納する。
【0026】また、トレー4を棚1から取り出す場合
は、設定器72によりトレー取出しを設定する。これによ
り、走行制御装置15が走行装置8を目的の荷収納区画3
に対向させ、昇降台13および出し入れ具14により目的の
荷収納区画3内からトレー4を出し入れ具14に載置した
状態で取り出す。その後、走行装置8を走行させて引き
出し26に対向させ、昇降台13を昇降させて出し入れ具14
を引き出し26に対向させ、出し入れ具14を突出させてト
レー4を引き出し26の荷支持部32上に位置させる。そし
て、昇降台13を下降させてトレー4を荷支持部32上に載
置させる。この際、トレー4は、両ガイド部33間、およ
びトレー用ストッパ34と前立板28との間にセットされる
ことにより、前後左右にずれることを防止される。
【0027】ここで、ロック装置53がオンになり、係止
棒54が下方に退入して、引き出し26はロック解除され
る。そして、作業者が引き出し26を手前に引き出すこと
により、トレー4は囲壁体16の外部に引き出される。そ
して、作業者はトレー4を引き出し26から取り出せばよ
い。また、この際、上記のようにして引き出されたトレ
ー4に対して、荷5(部品など)の収納(補充)や取出
し(ピックアップ)などが行える。その後、作業者が引
き出し26を閉めることにより、ショックダンパー46が閉
動時の衝撃を吸収し、さらに、ロック装置53が引き出し
26を閉位置でロックする。
【0028】また、引き出されたトレー4に対して荷5
(部品など)の収納(補充)や取出し(ピックアップ)
などを行った場合は、引き出し26を閉動させた後、昇降
台13を上昇させてトレー4を出し入れ具14により荷支持
部32から持ち上げた状態で、出し入れ具14を退入させ
る。これにより、トレー4は、出入れ装置11側に受け取
られ、その後、走行装置8を走行させて元の荷収納区画
3内に返却される。
【0029】上記のような各種作業において、図10〜図
12に示すように、設定器72にて、トレー取出し,トレー
収納,取出し,収納作業を設定した場合は、これらに対
応した作業モード71が点滅する。これにより、引き出し
26を開閉する作業者はこれから行う作業内容を確認でき
る。そして、出し入れ具14が引き出し26に対向して突出
した際、各作業モード71が点灯するとともにロック装置
53が解除される。これにより、作業者は、引き出し26を
開けて、点灯している作業モード71が指示する作業を開
始する。作業終了後、作業者が引き出し26を閉めること
により、点灯していた作業モード71が消灯し、作業が終
了したことを確認できる。したがって、作業者は作業前
後の状態を把握し易くなり、作業効率の向上が図れる。
【0030】さらに、上記のような各種作業において、
トレー4内に収納された荷5が光電スイッチ62,63,6
5,66により荷姿異常や荷高異常と検出された場合、あ
るいは、光電スイッチ60a,60bによりトレー4の取り
忘れや誤取り出しと検出された場合は、図13〜図16に示
すように、ブザーが鳴るとともに作業モード71が点灯す
る。これにより、作業の異常を作業者に確実に知らせる
ことができる。また、人が不用意に囲壁体16の出入口用
扉23を開ければ異常とみなして警告音を発生させるとと
もに走行装置8および出入れ装置11を自動停止させても
よい。これにより、荷5は安全に保護され、作業者に対
する安全性も向上する。
【0031】上記実施例では、隔壁の一例として囲壁体
16を設けたことにより、囲壁体16内に収納された走行装
置8と棚1とが外部に露出しないため、設置場所周辺の
雰囲気に調和させることができる。また、囲壁体16を防
音材で製作することにより外部に漏れる騒音を低下でき
るため、オフィス内などに設置する際の騒音対策に優れ
る。
【0032】
【発明の効果】以上のように本第1発明によれば、棚と
走行装置とを外部と遮断する隔壁に、搬入出口を形成
し、この搬入出口に、隔壁の外部に引き出されかつ荷を
載置する引き出しを設け、閉動させた引き出しに対して
出入れ装置により荷を受け渡し自在に構成したことによ
り、作業者は走行装置や出入れ装置などから隔離された
状態でピッキング作業などを行うことができる。
【0033】また、作業中に、作業者が誤って荷を落と
した場合、荷は、隔壁の内部に落下することは無く、隔
壁の外部または引き出された引き出しに落下するため、
作業者は落下した荷をその場で容易に拾い上げることが
できる。作業を行わない場合は、引き出しを閉じて隔壁
の内部に退入させておくことにより、引き出しが他の作
業の邪魔にならず、隔壁の外部スペースを十分に確保で
きる。
【0034】また、本第2発明によれば、搬入出口の近
傍の隔壁外面に、作業内容を示す表示器を設けたことに
より、作業者は作業内容を一目で確認することができる
ため、作業効率の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における自動倉庫の一部切り
欠き平面図である。
【図2】自動倉庫の一部切り欠き側面図である。
【図3】引き出しの側面図である。
【図4】引き出しの平面図である。
【図5】引き出しの縦断正面図である。
【図6】閉位置にある引き出しと、ショックダンパーと
を示す側面図である。
【図7】図6におけるA−A矢視図である。
【図8】閉位置にある引き出しと、ロック装置とを示す
側面図である。
【図9】図8におけるB−B矢視図である。
【図10】表示器の斜視図である。
【図11】各種作業における表示器の表示内容を示す説明
図である。
【図12】各種作業における表示器の表示内容を示す説明
図である。
【図13】各種作業中に発生する異常の内容を示す説明図
である。
【図14】各種作業中に発生する異常の内容を示す説明図
である。
【図15】各種作業中に発生する異常の内容を示す説明図
である。
【図16】各種作業中に発生する異常の内容を示す説明図
である。
【符号の説明】
1 棚 3 荷収納区画 5 荷 8 走行装置 11 出入れ装置 16 囲壁体(隔壁) 24 搬入出口 26 引き出し

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の荷収納区画を有する棚と、この棚
    に沿って走行しかつ上記荷収納区画との間で荷を受け渡
    し自在な出入れ装置を有する走行装置とを設け、これら
    棚と走行装置とを外部と遮断する隔壁を設け、この隔壁
    に搬入出口を形成し、この搬入出口に、隔壁の外部に引
    き出されかつ荷を載置する引き出しを設け、閉動させた
    引き出しに対して上記出入れ装置により荷を受け渡し自
    在に構成したことを特徴とする自動倉庫。
  2. 【請求項2】 搬入出口の近傍の隔壁外面に、作業内容
    を示す表示器を設けたことを特徴とする請求項1記載の
    自動倉庫。
JP6891792A 1992-03-27 1992-03-27 自動倉庫 Pending JPH05270618A (ja)

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JP6891792A JPH05270618A (ja) 1992-03-27 1992-03-27 自動倉庫

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08175622A (ja) * 1994-12-22 1996-07-09 Daifuku Co Ltd 保管装置
JP2016124663A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 村田機械株式会社 自動倉庫および物体の検出方法
US11544483B2 (en) 2021-01-26 2023-01-03 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Detection system, transport system, detection method, and detection program

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