JPH05266074A - 対訳画像形成装置 - Google Patents

対訳画像形成装置

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JPH05266074A
JPH05266074A JP4096962A JP9696292A JPH05266074A JP H05266074 A JPH05266074 A JP H05266074A JP 4096962 A JP4096962 A JP 4096962A JP 9696292 A JP9696292 A JP 9696292A JP H05266074 A JPH05266074 A JP H05266074A
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JP
Japan
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translated
words
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Application number
JP4096962A
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English (en)
Inventor
Toshiro Ozawa
敏朗 小澤
Kyoji Komi
恭治 小見
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Priority to US08/035,583 priority patent/US5517409A/en
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複写画像の読み易さを維持し,且つ,低いコ
ストで必要な訳語が迅速に得られ,更に対訳品質と出力
速度を向上させる。 【構成】 画像情報を読み取るスキャナモジュール20
0と,読み取った画像情報より文字列から成る単語を抽
出する単語切出手段242m1p4と,見出し単語群と
該単語群に対応する訳語とを記憶する辞書手段242m
2d1と,第1種単語群について辞書手段242m2d
1内の訳語を引き出し,第2種の単語群について対訳不
要確定を行なう対訳手段242m1p5と,原画像中の
第1種単語に関連づけた位置に訳語の画像情報を埋め込
む訳語挿入手段242m1p7と,原画像と埋め込まれ
た訳語画像とを永久可視像として記録し,出力するプリ
ンタモジュール280とを具備したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,対訳機能を備えた複写
機等の画像形成装置に関し,特に,第1の言語で記述さ
れた原稿の複写画像を得るに際して,該複写画像上に第
2の言語の訳語画像を付加して画像形成する対訳画像形
成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】他国語で記された文章を読む人にとり,
該文章の多くの部分については読解に支障はないが,単
に特定の単語についてのみ適切な訳語を知らないため読
み進めることができないといった状況が多々ある。この
ような状況において,辞書を用いて該特定単語の意味を
知り,読み進めることはよく経験するところである。
【0003】そこで,他国語で記述された文章を自動的
に翻訳して出力する対訳複写機として,例えば,特開昭
62−154845号公報に開示されている「翻訳複写
装置」がある。同公報に開示された技術によれば,第1
に,画像読取手段が原画像を読み取り,第2に,識別手
段が読み取った原画像を絵柄情報と文字情報に識別し,
第3に,翻訳手段が文字情報について文字毎に認識し,
更にその内容を他言語に翻訳して原画像と共に翻訳画像
を出力するように構成されている。従って,上記公報に
開示された技術によれば,原画像の複写画像と共に文字
情報に関する翻訳画像が得られるので辞書を用いる手間
を省くことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記の
従来技術における「翻訳複写装置」にあっては,確かに
原画像の複写画像と共に文字情報に関する翻訳画像が得
られるので辞書を用いる手間を省くことができるが,一
定の言語知識を有した多くの利用者にとって,必ずしも
エラーが皆無とはいえない現在の翻訳技術や実現コスト
等を勘案すれば,冗長性が高く,必ずしも望ましい機能
であるとは言えないという問題点があった。
【0005】また,全ての翻訳文を出力するので必然的
に複写画像が縮小されて読みづらくなったり,出力画像
の総ページ数が増えたり,或いは出力完了までに時間が
かかり,翻訳の必要性と比較しても効率が悪いという問
題点があった。
【0006】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て,原画像に特定単語のみの訳語を付加した画像を形成
して出力するようにし,複写画像の読み易さを維持し,
且つ,低いコストで必要な訳語が迅速に得られるように
することを第1の目的とする。
【0007】また,原画像に特定単語のみの訳語を付加
した画像を形成して出力するようにし,対訳品質と出力
速度を向上させることを第2の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに,本発明は,画像情報を読み取る画像読取手段と,
前記画像読取手段が読み取った画像情報より文字列から
成る単語を抽出する単語切出手段と,見出し単語群と該
単語群に対応する訳語とを記憶する辞書手段と,第1種
単語群について前記辞書手段内の訳語を引き出し,第2
種の単語群について対訳不要確定を行なう対訳手段と,
原画像中の第1種単語に関連づけた位置に訳語の画像情
報を埋め込む訳語挿入手段と,原画像と埋め込まれた訳
語画像とを永久可視像として記録し,出力する画像形成
手段とを具備した対訳画像形成装置を提供するものであ
る。
【0009】また,前記辞書手段は,第1種見出し単語
群と該単語群に対応する訳語,及び第2種見出し単語群
の少なくとも一部分の単語を記憶することが望ましい。
【0010】
【作用】本発明は,上記の構成において,画像読取手段
が原画像を画素に分解して読み取り,画像読取手段が読
み取った画像情報から単語切出手段が対訳対称言語の文
字列から成る単語を順次抽出し,対訳手段が辞書手段を
参照して,辞書にある単語については訳語を引き出し,
辞書にない単語は対訳不要と確定して,訳語挿入手段が
原画像中の特定単語画像近傍に特定訳語の画像情報を埋
め込み,画像出力手段が原画像と訳語画像を永久可視像
として記録出力する。このようにすれば原画像と必要性
の高い特定訳語のみを永久可視像として記録出力するこ
とができる。
【0011】また,対訳手段が,最初に辞書手段内の第
2種単語群について存在の有無を調べ,有のときには対
訳不要単語として後続の処理を打ち切り,無のときには
第1種単語群を検索して訳語を付すようにする。このよ
うにすれば対訳不要単語の抽出処理時間が全単語を調べ
て対訳不要単語と確定する場合に比べて短時間ですむ。
【0012】
【実施例】以下,本発明による対訳画像形成装置の一実
施例を添付図面に基づいて, (1) モジュールの構成 (2) 機能ブロックの構成 (3) 機能ブロック毎の概略機能と信号の流れ (4) スキャナモジュール(SC)の詳細な構成 (5) スキャナモジュール(SC)の画像読取動作 (6) 基本画像処理動作 (7) 知的画像処理に係わるハードウェア構成 (8) 知的画像処理動作 (9) プリンタモジュール(PR)の構成 (10) 画像形成部の詳細な構成 (11) プリンタモジュール(PR)の画像形成動作 (12) 対訳画像形成機能 (13) 対訳処理に関連する各手段の構成 (14) 対訳制御手段の動作 (15) 文字切出手段の動作 (16) 切出情報記憶手段の動作 (17) 文字認識手段の動作 (18) 文字情報記憶手段の動作 (19) 単語切出手段の動作 (20) 英単語記憶手段の動作 (21) 位置情報記憶手段の動作 (22) 辞書手段の動作 (23) 管理データ記憶手段の動作 (24) 訳語コード記憶手段の動作 (25) 対訳手段の動作 (26) 再配置手段の動作 (27) 文字発生データ記憶手段の動作 (28) 訳語挿入手段の動作 (29) 対訳条件記憶手段の動作 (30) 制御データ記憶手段の動作 (31) 処理の流れ の順に説明する。
【0013】(1) モジュールの構成 図1は,本発明を適用するのに好適なデジタルカラー複
写機の機構部を示す説明図であり,この複写機は機構上
大きく2つの部分(以下,モジュールという)に分割さ
れる。1つは画像読取処理を実行するスキャナモジュー
ル200であり,他の1つは画像形成処理を実行するプ
リンタモジュール280である。スキャナモジュール2
00後端はプリンタモジュール280の上部後端におい
てヒンジ200hにより回動自在に結合されている。
【0014】(2) 機能ブロックの構成 図3を参照し,機能の観点から分割した機能ブロックを
挙げれば,上記スキャナモジュール(SC)200とプ
リンタモジュール(PR)280以外に,基本画像処理
手段241,知的画像処理手段242,外部機器接続系
286N,286,287,288,コンソール25
0,システムコントローラ(SCON)285に大別さ
れる。機構的に上記2つの基本/知的画像処理手段24
1/242はスキャナモジュール(SC)200の内部
に,コンソールはスキャナモジュール(SC)200の
上部に配置され,外部機器接続系286N,286,2
87,288及びシステムコントローラ(SCON)2
85はプリンタモジュール(PR)280内部に配置さ
れている。
【0015】(3) 機能ブロック毎の概略機能と信号
の流れ 図3において,機能ブロック間の矢印は画像信号若しく
は制御信号の流れを表わす。システムコントローラ(S
CON)285は,本複写機システム全体を統合的に制
御する機能を有し,本システムを構成する他のサブシス
テム,例えば,スキャナモジュール(SC)200やプ
リンタモジュール(PR)280若しくは知的画像処理
手段242等に対して,太い矢印で表わす通信手段SC
ONin,SCONoutを介してコマンドとレスポン
スを送受しながらシステム制御するものである。また,
自動原稿搬送装置(ADF)やソータ等のオプションモ
ジュールを付加したときにはこれも含めて制御する機能
を有している。
【0016】コンソール250は,本複写機のオペレー
タに対するメッセージを出力し,複写機に対する各種指
令を入力する機能を備える。また,スキャナモジュール
(SC)200はカラー原画読取機能を有し,原画読取
回路207aを介してR(レッド),G(グリーン),
B(ブルー)の画像信号を基本画像処理手段241及び
画像メモリ手段243に出力する。
【0017】基本画像処理手段241は,原画RGB信
号に各種画像処理を実行してC(シアン),M(マゼン
タ),Y(イエロー),K(黒)画像形成信号に変換す
る機能を持ち,CMYK信号をプリンタモジュール(P
R)280或いは画像メモリ手段243に出力する。プ
リンタモジュール(PR)280は,記録インタフェー
ス回路212aに入力されるCMYK画像信号に基づい
て記録紙上に永久可視像を形成する。
【0018】外部機器接続系286N,286,28
7,288は,本複写機外からの画像信号若しくは文字
コード信号を受け入れ,この信号をCMYK記録信号に
変換してプリンタモジュール(PR)280に送り込む
機能を備える。なお,このようにして像を再生するモー
ドをプリンタモードといい,スキャナモジュール(S
C)200で読み取った原稿の像を再生するモードをコ
ピーモードという。
【0019】画像メモリ手段243は,原画1枚分のR
GBデータ或いはコピー1枚分のCMYKデータを記憶
する機能を持つ。また,知的画像処理手段242は,画
像メモリ手段243内の画像データに対して高度な画像
処理を実行する機能を有する。なお,ここで,知的画像
処理手段242及び画像メモリ手段243は論理的な信
号授受関係の理解を容易にするために若干模式化してし
て表現してある。磁気ディスク装置240は,画像デー
タ及び知的画像処理プログラムの記憶をする機能を持
つ。
【0020】(4) スキャナモジュール(SC)の詳
細な構成 図1に示したスキャナモジュール(SC)200におい
て,200cはスキャナ制御回路,202はコンタクト
ガラス,208は第1キャリッジ,209は第2キャリ
ッジ,203a,bは原稿照明ランプ,204a,b,
cはそれぞれ第1,第2,第3ミラー,205は結像レ
ンズ,207はCCDカラー撮像デバイス,207aは
原画読取回路,240は磁気ディスク装置,241は基
本画像処理手段,242は知的画像処理手段,243は
画像メモリ手段,243a,bは画像メモリ手段243
の画像入出力部,210は原画走査モータ,250はコ
ンソール,251は透明タッチスイッチと液晶表示手段
より成る操作パネルである。
【0021】(5) スキャナモジュール(SC)の画
像読取動作 スキャナモジュール(SC)200は原画像を主走査,
副走査ともに1/16mmの標本化密度で標本化し,R
GB3色各々256階調に量子化して読み取る機能を備
えている。まず,原画像はプラテン202に複写面が下
となるように載置される。結像レンズ205は原画像を
CCD207の受光面に縮小投影結像する。CCD20
7はカラー撮像デバイスであって,赤フィルタで覆われ
た4752画素1次元配列されたR撮像部,緑フィルタ
で覆われた4752画素1次元配列されたG撮像部,青
フィルタで覆われた4752画素1次元配列されたB撮
像部が3列平行に並べられた構造となっている。
【0022】図1において,202ar,202ag,
202abはプラテン202上におけるR,G,B各々
の画像読取走査線の位置を若干誇張して表わしたもの
で,実際には3本の走査線は殆ど近接,具体的には3/
16mm間隔であるのと等価である。CCD207はレ
ンズ205が投影する各色の主走査1ラインを原画換算
で16画素/mmに分解し,標本化して読み取る。
【0023】照明ランプ203a,bと第1ミラー20
4aは第1キャリジ208にマウントされ,第2ミラー
204bと第3ミラー204cは第2キャリジ209に
固着されている。原画像を読み取るときは,第1キャリ
ジ208は副走査速度Vsubで,第2キャリジ209は
sub /2の速度で原画走査モータ210によって光学
的共役関係を維持したまま走査駆動される。CCD20
7は,原画像からの画素単位のRGB反射光に応じたア
ナログ電圧を出力し,原画読取回路207aにて8ビッ
トのデジタル信号,即ち256階調に量子化する。
【0024】また,原画読取回路207aは,システム
コントローラ(SCON)285からのモノクロ2値化
処理コマンドを受けたときには,原画信号のモノクロ濃
度を単純に2値化して出力するモノクロ2値化モードも
備えている。このようにしてRGB別に量子化された画
像データは,基本画像処理手段241及び画像メモリ手
段243に送り込まれる。
【0025】(6) 基本画像処理動作 上述の如く読み取られた原画RGB画像情報は,基本画
像処理手段241に入力される。基本画像処理手段24
1の機能は以下の2つのカテゴリに分けることができ
る。 (6)− 第1カテゴリ 第1カテゴリは,画像信号を直接操作するのではなく画
像操作を支援するための機能である。例えば,文字領域
と階調画像領域に識別分離する像域分離処理,原稿サイ
ズ検知処理,カラー原稿/白黒原稿識別処理がある。こ
のカテゴリの処理には,例えば,原稿サイズ検知の如く
プラテン202上のすべての原画情報を調べなくてはな
らないものがあり,複写画像形成に先立っていわゆるプ
レスキャンを必要とするものもある。 (6)− 第2カテゴリ 第2カテゴリは,画像信号を操作する処理で,例えば,
変倍,像移動,色補正,階調変換といった画像処理であ
る。この中の処理はさらに像域によって共通の処理内容
のもの,例えば,変倍処理,反対に像域で異なるもの,
例えば,階調処理に分類される。
【0026】第1カテゴリの処理結果の多くは,システ
ムコントローラ(SCON)285に伝達される。これ
を受けたシステムコントローラ(SCON)285は,
これに基づいて他の手段に制御指令を出力することによ
り画像形成工程を進める。例えば,基本画像処理手段2
41が,“原稿は白黒単色”と判定したときは,これを
システムコントローラ(SCON)285に伝え,シス
テムコントローラ(SCON)285は,プリンタモジ
ュール(PR)280のプリンタ制御回路280cにK
現像付勢,CMY現像停止というコマンドを出力する。
その結果,プリンタ制御回路280cはK現像装置22
0Kのみ付勢して他色の現像処理を停止した状態で画像
形成を実行する。
【0027】第2カテゴリの画像処理内容は,第1カテ
ゴリの処理結果によって自動的に付勢される場合と,オ
ペレータによってコンソール250から指定入力される
ものと,更にこれらの組合せによるものとがある。いづ
れにしても基本画像処理回路241に入力されたRGB
画像信号は,最終的に記録用の信号C(シアン),M
(マゼンタ),Y(イエロー),K(黒)に変換され,
プリンタモジュール(PR)280の入力部である記録
インタフェース回路212aに入力される。なお,原稿
が白黒原稿であると識別された場合にはK信号以外は0
が出力される。
【0028】(7) 知的画像処理に係わるハードウェ
ア構成 図4は,知的画像処理手段242及び画像メモリ手段2
43のハードウェア構成の詳細を示すブロック図であ
り,242で始まる符号は,知的画像処理手段242を
構成する要素である。
【0029】ここで,242CPUは32ビットマイク
ロプロセッサユニット,242busは32ビットバ
ス,242DMAはダイレクトメモリアクセスコントロ
ーラ,242SCONIFはシステムコントローラ(S
CON)の通信手段SCONout,SCONinと接
続するためのインタフェース手段,242SCIFは図
3に示した画像入出力部243aに相当し,スキャナモ
ジュール(SC)200の画像信号出力部と接続するた
めの画像信号インタフェース手段,242PRIFは図
3に示した画像入出力部243bに相当し,プリンタモ
ジュール(PR)の画像信号入力部或いはこれと等価で
ある基本画像処理手段241と接続するための画像信号
インタフェース手段,242dcは磁気ディスク装置2
40を制御するディスクコントローラ,242mはプロ
グラム等を記憶するためのメモリ手段である。
【0030】また,メモリ手段242mは,更に242
m1,2,3,4,5と用途別に分割されている。画像
メモリ手段243は,マイクロプロセッサユニット24
2CPUのバス242busが線形アドレシング可能な
空間の一部にマッピングされたものであり,マイクロプ
ロセッサユニット242CPUからみると他のメモリ手
段242mと対等な立場に置かれている。
【0031】また,図3に示した画像メモリ手段243
の画像入出力部243a,bは直接メモリ手段243に
接続されているのではなく,前述のごとく,インタフェ
ース手段242SCIF,242PRIFがバス242
busにつながれ,画像メモリ手段243もまたバス2
42busにつながれている。この二者の間はマイクロ
プロセッサユニット242CPUのデータ転送命令によ
って画像データの転送が可能であるし,更に,ダイレク
トメモリアクセスコントローラ242DMAがバス24
2busを占有し,画像読取速度や記録速度に追随可能
な高速転送することも可能である。このような背景の下
に両者が連なっているものと見なし,便宜のため図3に
おいては簡潔に表現したものである。
【0032】(8) 知的画像処理動作 本実施例において知的画像処理とは,従来から複写機に
備えられた機能以外の高度な機能を発揮するための画像
処理を意味する。知的画像処理を行なう場合は近傍処理
のみで機能を果たすのは容易でないとか,或いは合理的
ではないという理由で,読み取られた原画画像情報の原
画読取回路207aからのデータを一旦画像メモリ手段
243に蓄え,この情報に基づいて知的画像処理手段2
42が画像処理を実行し,記録情報に変換して記録デー
タを画像形成の入力部分である記録インタフェース回路
212aへ出力し,記録媒体上に可視像を形成するよう
にする。従って,知的画像処理を実行するときは,原画
読み取りから複写画像の出力の間に若干の時間の遅れが
存在する。
【0033】なお,知的画像処理を行なう場合におい
て,上記の基本画像処理を組み合わせることも可能であ
り,このとき画像メモリ手段243の入力データを,原
画読取回路207aの出力からではなく,基本画像処理
手段241の出力から得るようにする。
【0034】(9) プリンタモジュール(PR)の構
成 プリンタモジュール(PR)280において,201は
パワースイッチ,285はシステムコントローラ(SC
ON),286は外部インタフェース回路,286Nは
外部機器接続コネクタ,287はインタフェースメモ
リ,288はビットマップ展開回路,280cはプリン
タ制御回路,222aは給紙カセット,222bは給紙
トレイ,223a,bは給紙ロール,224はレジスト
ロール対,218は感光体ドラム,219C,M,Y,
Kは帯電スコロトロン,212C,M,Y,Kは発光ダ
イオードアレイ,212aは記録インタフェース回路,
212bは遅延メモリ回路,212dC,dM,dY,
dKは記録制御回路,214C,M,Y,Kは集束性光
伝送体アレイである。
【0035】また,220C,M,Y,Kはそれぞれシ
アン,イエロー,マゼンタ,黒の現像装置,229は転
写コロトロン,221はクリーニング装置,221tは
廃トナータンク,221cは除電コロトロン,230は
分離搬送ベルト,230cはベルトクリーナ,236は
定着ロール,237は定着バックアップロール,238
bは排出ロール,238は排出切り替えロール,272
は両面トレイ,273は両面給送ロール,277a,
b,cは搬送ロールペア群,273aはスタッキングロ
ールである。
【0036】(10) 画像形成部の詳細な構成 図2を参照し,感光体ドラム218と,その内部構成に
ついて詳述する。感光体ドラム218の内側218g
は,発光ダイオードアレイ212C,M,Y,Kの発光
波長,例えば,720nmについて良好な透過性を有し
たガラス管である。このガラス管の外面には透明導電性
層,有機感光層(OPC)が設けられている。また,透
明導電層は複写機の0電位に接地されている。
【0037】回転するドラム内部には,固定された露光
モジュールが配置される。本モジュールは熱伝導体21
2s,ヒータ218h,ヒートパイプ218p,記録イ
ンタフェース回路212a,遅延メモリ回路212b,
記録制御回路212dC,dM,dY,dK,発光ダイ
オードアレイ212C,M,Y,K,集束性光伝送体ア
レイ214C,M,Y,Kとから成る。発光ダイオード
アレイ212C,M,Y,Kの各々は14256個の発
光ダイオードが図の紙面と垂直方向に1次元配列された
構造で,発光点密度は48ドット/mmであり,発光形
状は配列方向が長く,これと直交する方向が短い偏平な
楕円である。本発光体は,分割された複数個の半導体チ
ップがセラミック基体にマウントされた構成となってい
る。
【0038】発光ダイオードアレイの発光点P1と感光
体ドラム218の露光点P2とは光学的共役関係を維持
するように集束性光伝送体アレイ214の位置が調整さ
れて組み立てられている。遅延メモリ回路212bは電
気的には記録インタフェース回路212aと記録制御回
路212dC,dM,dY,dKとの間に配した回路
で,記録インタフェース回路212aに入力されたCM
YK4色画像信号のうちMYK信号をC信号に対して所
定量遅延させる回路である。遅延量はCの露光位置P2
からM,Y,Kの露光点P2m,P2y,P3k(図示
せず)までの各々の周距離を移動するに要する時間であ
る。
【0039】(11) プリンタモジュール(PR)の
画像形成動作 プリンタモジュール(PR)280は,記録インタフェ
ース回路212aに入力されるCMYK各色について主
走査,副走査ともに画素密度1/16mmの256階調
の記録データに基づいて,記録紙上に主走査,副走査と
もにCMYK各色ともに記録ドット密度1/48mmの
ドットパタンから成るフルカラー可視画像を形成し,出
力する。画像形成サイクルが開始されると,先ず感光体
ドラム218は駆動モータ211によって反時計廻りに
回転する。回転に伴ってC潜像形成,Cトナー像形成,
M潜像形成,Mトナー像形成,Y潜像形成,Yトナー像
形成,K潜像形成,Kトナー像形成が行なわれ,最終的
にCMYKの順に感光体上に重ねてトナー像が形成され
る。
【0040】まず,C像形成は以下のようにして行なわ
れる。帯電コロトロン219Cはコロナ放電により感光
体ドラム218を負電荷で−700Vに一様に帯電す
る。続いて,発光ダイオードアレイ212CはC信号に
基づいてラスタ露光を行なう。像形成のための記録信号
は,一般のコピーモードでは基本画像処理手段241か
ら,知的画像処理を含む特殊なコピーモードにおいては
画像メモリ手段243から供給される。
【0041】入力記録信号は記録インタフェース回路1
12aに入力され,記録制御回路212dCが該記録信
号に基づいて発光ダイオードアレイ212Cを入力画素
単位に発光制御する。より具体的な例で言えば,最高C
濃度画素のときには主走査3×副走査3個相当の発光ダ
イオードがフル発光し,白画素のときには全く発光せ
ず,中間的な濃度の場合には濃度に比例した発光ダイオ
ードの個数若しくは時間だけ発光させるようにしてあ
る。このようにしてラスタ像が露光されたとき,当初一
様に荷電された感光体ドラム218の露光された部分
は,露光光量に比例する電荷が消失し,静電潜像が形成
される。
【0042】現像装置220C内のトナーはドクタブレ
ード212Cdによって負極性に帯電され,また,本現
像装置の現像ロール212Cmは感光体ドラム218の
金属基体層に対して電源手段(図示せず)によって負の
直流電位と交流とが重畳された電位にバイアスされてい
る。このようにすれば感光体ドラム218の電荷が残っ
ている部分にはトナーが付着せず,電荷の無い部分,即
ち,露光された部分にはCトナーが吸着され,潜像と同
様なC可視像が形成されることとなる。なお,このよう
な現像方式を一般的に反転現像方式という。
【0043】次に,M像形成は以下のようにして行なわ
れる。帯電コロトロン219Mはコロナ放電によってC
トナー像が載っている感光体ドラム218を負電荷で−
700Vに一様に帯電する。発光ダイオードアレイ21
2MはM信号に基づいてラスタ露光を行なう。像形成の
ためのM記録信号は,記録インタフェース回路212a
に入力される時点ではC信号と同時であったが,遅延回
路212bでC露光位置とM露光位置の距離相当遅れて
記録制御回路212dCに到達している。従って,この
遅延した信号に基づいて発光ダイオードアレイ212C
を発光制御すれば,原画のある単一標本点データによっ
て形成されたCトナー画像とM像露光位置は正確に重な
ることになる。このようにしてMラスタ像が露光された
とき,当初一様荷電された感光体ドラム218の露光さ
れた部分は,露光光量に比例する電荷が消失し,静電潜
像が形成される。
【0044】現像装置220M内におけるMトナーはす
べて負極性に帯電され,また,本現像装置の現像ロール
212Mmは感光体ドラム218とは非接触であるが,
C現像と同様の電位にバイアスされている。従って,感
光体ドラム218の電荷が残っている部分にはトナーが
付着せず,M露光された部分にはMトナーが飛翔し吸着
され,静電潜像と同様なM可視像が形成されることとな
る。同様にしてY画像はCMトナー画像上に,K画像は
CMY画像上に各々重畳して形成される。なお,基本画
像処理回路241がUCR(下色除去)処理を行なって
いるので,1つの画素が4色全てのトナーで現像される
機会は少ない。
【0045】このようにして感光体ドラム218上に形
成されたフルカラー画像はやがて転写部に回転移送され
る。一方,画像形成が開始される時期に,記録紙は3つ
の給送部,即ち,給紙カセット222a,給紙トレイ2
22b或いは両面トレイ272のいずれかから給送ロー
ル223a,b或いは両面給送ロール273の繰り出し
作用によって給送され,レジストロール対224のニッ
プで待機している。そして,転写分離コロトロン229
に感光体ドラム218上のトナー像先端がさしかかると
きに,ちょうど記録紙先端がこの画像先端に一致するよ
うにレジストロール対224が駆動され記録紙と画像と
のレジスト合わせが行なわれる。
【0046】このようにして記録紙が感光体ドラム21
8上のトナー像と重ねられて正電位電源につながれた転
写分離コロトロン129の下を通過する。このとき,コ
ロナ放電電流で記録紙が正電荷で荷電され,トナー画像
の殆どが記録紙上に転写される。続いて,分離電源につ
ながれた分離ベルト230を通過するときに,該分離ベ
ルト230と記録紙間に,感光体ドラム218と記録紙
との吸着力より強い引力が作用して,記録紙は感光体ド
ラム218から剥離して転写ベルト230に移る。
【0047】トナー像を載せた記録紙は転写ベルト23
0により定着ロール236に送られる。この際,加熱さ
れた定着ロール236とバックアップロール237のニ
ップ部において熱と圧力が加えられ,トナーが溶融し記
録紙の繊維にくい込んで画像が定着される。即ち,複写
画像が完成する。その後,完成された複写画像は排出ロ
ール238bと切り替えロール238で本体外に送り出
される。排出された記録紙は図示しないトレイにページ
順に裏向きにスタックされる。
【0048】また,両面複写処理のときには,切り替え
ロール238を破線で示す238aの位置に移動して記
録紙を両面トレイ272に導くことも可能で,このとき
複写された記録紙は搬送ロール対群277a,b,cを
通過し,両面トレイ272に複写面を上にしてスタック
される。なお,この両面トレイ272の上部には開口部
があり,スタックされた記録紙を普通の操作姿勢で容易
に取り出すことができるようになっており,操作パネル
251からのモード設定で非両面複写処理時の排紙トレ
イとして用いることができる。
【0049】感光体ドラム218上の若干の未転写残留
トナーは,感光体ドラム218の再使用に備えてクリー
ニング装置221により清掃される。ここで,回収され
たトナーは回収パイプ221pを経由して廃トナータン
ク221tに蓄えられる。
【0050】(12) 対訳画像形成機能 本発明による複写機では知的画像処理機能の1つとして
“対訳画像形成機能”を持っている。先ず図5,図6
を参照して機能の概略を説明する。
【0051】図5において,102aはプラテン202
に載置された複写対象とする原稿で,102awwは原
稿102aに印刷された英語の文章,102aw1,1
02aw2_1,102aw2_2,102aw3_
1,102aw3_2は,各々この文章中に現われる
“The”,“performances”,“per
formance”,“operational”,同
じく“operational”という英単語である。
【0052】図6において,122pは給紙カセット2
22a,給紙トレイ222b,両面トレイ272のいず
れかから給送され,画像形成プロセスを経て画像形成さ
れた対訳記録紙である。ここで,122pwwはトナー
で形成された対訳複写画像であり,同複写画像は原画文
章102awwの複写画像と部分的に付加した日本語の
訳語122pw2_j,122pw3_jより成る。こ
こで,122pw1は原画中の単語“The”102p
w1のコピー,122pw2_1は単語“perfor
mances”102aw2_1のコピーであり,12
2pw2_jは102aw2_1若しくは122pw2
_1の英単語“performances”の日本語訳
である“性能”をプリントしたものである。同様に,1
22pw3_jは原画中の単語“operationa
l”102aw3_1に対する日本語訳“操作上の”を
付加プリントしたものである。
【0053】これら日本語の訳語122pw2_j,1
22pw3_jを付加するためのスペースを確保するた
めに,原稿文章102awwの1行目と2行目の間,及
び9行目と10行目の間には,複写画像形成時にあって
は行間を長くしてある。即ち,画像の一部分を移動して
像形成している。
【0054】ここで,原稿102aの単語“perfo
rmances”102aw2_1と単語“opera
tional”102aw3_1にのみ日本語の訳語を
付し,他の単語,例えば,“The”102aw1その
他多くの単語には対訳記録紙122pに何ら訳語を付し
ていない。これは,多くの人が日本語訳を知っているよ
うな英単語まですべてプリントするのは冗長で,また,
読みづらくなり,しかも記録紙や対訳処理時間を無駄に
消費することを回避するための措置である。
【0055】更に,原稿102aの単語“operat
ional”102aw3_1にのみ日本語訳語122
pw3_jを付し,これと全く同一の単語である102
aw3_2には訳語の付加がなく,同様に“perfo
rmances”102aw2_1には訳語122pw
2_jを付し,この単語の単数形である“perfor
mance”102aw2_2には訳語を付していない
qこの理由もまた上記と同様のものである。即ち,一度
訳語が現われたものは暫く忘れないので,この近傍に同
じ訳語を続けてプリントアウトするのは殆ど無駄で煩雑
となるからである。同一訳語を出力するのは実験結果に
よれば1ページ中の最初に出現したとき1回きりか,せ
いぜい段落が変わる度における最初に出現したときの訳
語出力で必要にして十分である。なお,訳語の付加を行
なわないことを対訳不要といっている。
【0056】(13) 対訳処理に関連する各手段の構
成 図7は,対訳処理に関連する各手段とデータの流れを矢
印で示した説明図である。図7において,スキャナモジ
ュール(SC)200で読み取られる原稿102aの画
像データは原画読取回路207aの2値化モードで白/
黒の2値情報に変換され,画像メモリ手段243に記憶
される。また,画像メモリ手段243は対訳処理が施さ
れた後におけるプリンタモジュール(PR)280で出
力する画像も記憶する。
【0057】また,スキャナモジュール(SC)200
で読み取られる原稿102aの画像データの2値化情報
を直接画像メモリ手段243に記憶するのではなく,読
取データを基本画像処理手段241で文字領域と階調画
像領域に分離し,文字領域のデータのみを画像メモリ手
段243に蓄えるようにしてもよい。
【0058】知的画像処理手段242には,下記の手段
が備えられている。242m1は,読出専用メモリ(R
OM)であり,複数のロードモジュールプログラムが納
められ,242m1p1は対訳制御手段,242m1p
2は文字切出手段,242m1p3は文字認識手段,2
42m1p4は単語切出手段,242m1p5は対訳手
段,242m1p6は再配置手段,242m1p7は訳
語挿入手段である。
【0059】242m2は,第2の読出専用メモリ(R
OM)であり,主に固定データが納められ,242m2
d1は辞書手段,242m2d2は文字発生データ記憶
手段である。242m5は書換え可能なメモリ(RA
M)であり,可変データが記憶され,242m5d1は
切出情報記憶手段,242m5d2は文字情報記憶手
段,242m5d3は英単語記憶手段,242m5d4
は対訳条件記憶手段,242m5d5は訳語コード記憶
手段,242m5d6は位置情報記憶手段,242m5
d7は制御データ記憶手段,242m5d8は回数記憶
手段を含む管理データ記憶手段である。
【0060】(14) 対訳制御手段の動作 対訳制御手段242m1p1は,対訳処理全般の制御を
行う。対訳制御手段242m1p1はシステムコントロ
ーラ(SCON)285から対訳処理条件,例えば,訳
語の付与頻度,訳語の位置,訳語サイズ,訳語色,訳語
濃度,強制出力などの諸条件をコマンドとして受信し,
対訳処理結果の成否やエラー情報をレスポンスとしてシ
ステムコントローラ(SCON)285に送信する。ま
た,対訳制御手段242m1p1は,他の手段のディス
パッチングなどのタスク管理や,メモリ割当等のリソー
ス管理を行なう。
【0061】(15) 文字切出手段の動作 文字切出手段242m1p2は,画像メモリ手段243
内のA3サイズ,画素密度16/mm,白黒2値情報か
らスペース文字を含む文字全てについて1文字毎に切り
出し,その座標データ,文字サイズ及び文字画像データ
を切出情報記憶手段242m5d1に書き込む。
【0062】(16) 切出情報記憶手段の動作 切出情報記憶手段242m5d1は,切り出された文字
の座標データ,文字サイズ及び文字画像データを一時的
に蓄える機能を有し,最低限1文字分の容量を備えた記
憶手段で実現される。
【0063】(17) 文字認識手段の動作 文字認識手段242m1p3は,切出情報記憶手段24
2m5d1内の文字画像データから特定文字として認識
する機能を有する。また,原座標データ,原文字サイズ
から文字サイズの規格化も行なう。認識された文字は当
該文字のJIS文字コードとして文字サイズ,文字位置
情報と共に文字情報記憶手段242m5d2に記憶す
る。
【0064】(18) 文字情報記憶手段の動作 文字情報記憶手段242m5d2は,複数文字,およそ
128文字分のコード情報を蓄える容量があり,文字認
識手段242m1p3が次々に認識した文字のコード情
報について先入れ先出し(FIFO)方式でバファリン
グする。因みに文字認識アルゴリズムはテンプレートマ
ッチング,トポロジカルマッチングなど従来技術の組合
せを用いる。
【0065】(19) 単語切出手段の動作 単語切出手段242m1p4は,文字情報記憶手段24
2m5d2内の文字列データから,空白文字,句読点,
大文字の配置等を勘案して1つの単語毎に区分する。本
実施例では英文原稿を対象としており,区分された文字
コード列より成る英単語は英単語記憶手段242m5d
3に記憶される。更に,単語切出手段242m1p4は
単語の存在位置と縦横サイズを位置情報として位置情報
記憶手段242m5d6に書き込む。
【0066】(20) 英単語記憶手段の動作 英単語記憶手段242m5d3は,単語切出手段242
m1p4が切り出した英単語を文字列コードとして記憶
する。最低限1単語分の容量を備える。
【0067】(21) 位置情報記憶手段の動作 位置情報記憶手段242m5d6は,原稿の英単語位置
とサイズ,並びに後述の日本語対訳コードを記憶するメ
モリのアドレスを記憶する。必ずしも原画上の全て単語
の存在位置と縦横サイズを記録できる容量を備えなくて
もよく,少なくとも対訳する単語の個数分の記憶容量が
あればよい。
【0068】(22) 辞書手段の動作 辞書手段242m2d1には,第1種単語群の辞書デー
タと,第2種単語群の辞書データとが収納されている。
第1種単語は一般語(記号G),第2種単語は基礎語
(記号B)とも称する。 (22)− 第1種単語 第1種単語は,見出し英単語に対応して日本語訳,品詞
及びその単語が変化形である場合は,その単語の基本形
が記憶されている。以下にその例を示す。
【0069】
【表1】
【0070】ここで,基本形の欄が空白のもの,例え
ば,“operation”を基本形と呼んでいる。ま
た,基本形でないもの,例えば,“operation
al”は辞書のメモリサイズを縮小するための措置であ
って,これを基本形形式,即ち,[基本形]欄を空白に
し,[日本語訳]欄に“操作上の,運転の”を記憶する
ように改めてもよい。
【0071】(22)− 第2種単語 次に,第2種単語は,見出し英単語と区切りマーク
[B]のみが,次のように記憶されている。
【0072】
【表2】
【0073】なお,対訳不要単語で,且つ,原稿に現わ
れる頻度が少ない単語はどちらにも載せていない。
【0074】(23) 管理データ記憶手段の動作 管理データ記憶手段242m5d8は,各種対訳処理の
管理データを維持する手段であり,回数記憶手段を含
む。回数記憶手段は,辞書手段242m2d1に載って
いる第1種単語の基本語とその派生語について,何回検
索されたかをカウントする手段である。従って,該カウ
ント手段は第1種単語中の基本語と同数ある。
【0075】例えば,“operation”,“pe
rformance”には各々のカウント手段が備えら
れ,“operational”は“operatio
n”の派生語なので独立のカウント手段がない。但し,
“operational”が検索されたときには“o
peration”のカウント手段のカウントを1増加
させる。
【0076】また,1ページの対訳処理が開始される前
に回数記憶手段内の全基本語のカウント値は0にクリア
される。更に,対訳制御手段242m1p1が,例え
ば,段落の始まり毎に対訳条件記憶手段242m5d4
に“初期化フラグ”を立てたときには上記カウント値は
全てクリアされる。このフラグ操作を行なうのは対訳制
御手段242m1p1である。該対訳制御手段242m
1p1はシステムコントローラ(SCON)285より
受信した対訳条件中の訳語付与頻度項目からフラグ操作
を決定する。
【0077】以下いくつかの具体例を示す。 訳語付与頻度=ページ単位のときは,1ページの対
訳処理が開始される前に1回だけ初期化フラグを立てて
カウント値をクリアする。このとき,同一単語の訳語は
1ページの最初に現われた単語にのみ付与されることに
なる。 訳語付与頻度=段落単位のときは,段落が変わる度
にフラグを立ててカウント値をクリアする。段落の変化
は,単語切出手段242m1p4が切り出した英単語記
憶手段242m5d3に格納した単語コード及び位置情
報記憶手段242m5d6に格納された位置情報とから
対訳制御手段242m1p1が検出する。このとき同一
単語の訳語は段落の最初に現われた単語にのみ付与され
ることになる。 訳語付与頻度=N回単位のときは,対訳制御手段2
42m1p1が対訳手段242m1p51にNという数
値を渡す。対訳手段242m1p5はページの対訳処理
が開始される前及びカウント値がNに達する度にカウン
タをクリアする。このとき同一単語の訳語はN回出現毎
に付与されることになる。 この他にN行単位指定等種々コンソール250より指定
可能となっている。
【0078】(24) 訳語コード記憶手段の動作 訳語コード記憶手段242m5d5は,対訳手段242
m1p5が訳した日本語の文字列コードを記憶する。
【0079】(25) 対訳手段の動作 対訳手段242m1p5は,前段の単語切出手段242
m1p4が抽出した英単語記憶手段242m5d3内の
英単語に関して以下の処理を実行する。 当該英単語が辞書手段242m2d1の第2種見出
し英単語,第1種見出し英単語の双方にない場合は,対
訳不要と判断して対訳不要確定情報を対訳制御手段24
2m1p1に返す。 当該英単語が辞書手段242m2d1の第2種見出
し英単語にあった場合は,対訳不要と判断して対訳不要
確定情報を対訳制御手段242m1p1に返す。 当該英単語が辞書手段242m2d1の第1種見出
し英単語にあった場合で,且つ,管理データ記憶手段2
42m5d8内の当該単語若しくは当該単語の基本語の
カウント手段の計数値が0でない場合は,対訳不要と判
断して対訳不要確定情報を対訳制御手段242m1p1
に返し,且つ,管理データ記憶手段242m5d8内の
当該単語若しくは当該単語の基本語のカウント手段にお
ける計数値を1だけ増加させる。 当該英単語が辞書手段242m2d1の第1種見出
し英単語にあった場合で,且つ,管理データ記憶手段2
42m5d8内の当該単語若しくは当該単語の基本語の
カウント手段の計数値が0の場合は,対訳必要と判断し
て日本語訳情報を訳語コード記憶手段242m5d5の
所定アドレスに記憶し,位置情報記憶手段242m5d
6に辞書手段242m2d1の日本語訳語コードを記憶
してあるアドレスを記憶し,且つ,管理データ記憶手段
242m5d8内の当該単語若しくは当該単語の基本語
のカウント手段における計数値を1だけ増加させる。ま
た,訳語の数が複数あるときは対訳条件記憶手段242
m5d7に記憶される訳語の数と合致するようにする。
【0080】(26) 再配置手段の動作 再配置手段242m1p6は,位置情報記憶手段242
m5d6内に日本語訳アドレスが記憶されている行の間
隔を広げるべく,画像メモリ手段243内の画像データ
を移動して,再配置する。この広げる間隔の寸法は対訳
条件記憶手段242m5d7に記憶される訳語文字縦サ
イズと同等とする。
【0081】(27) 文字発生データ記憶手段の動作 文字発生データ記憶手段242m2d2は,日本語に用
いられる漢字,仮名,英数字の48×48ドットのビッ
トマップ画像データを文字コードに対応して記憶する。
【0082】(28) 訳語挿入手段の動作 訳語挿入手段242m1p7は位置情報記憶手段242
m5d6内に日本語訳アドレスから挿入すべき日本語訳
コードを引出す。続いて:該日本語訳コードに対応する
ビットマップ画像データを文字発生データ記憶手段24
2m2d2から引き出して,画像メモリ手段243内の
画像データに書き加える。挿入する文字サイズは対訳条
件記憶手段242m5d7に記憶される訳語文字縦サイ
ズに合致させるようにし,文字発生データ記憶手段24
2m2d2内における48×48ドットのビットマップ
画像データのサイズ3mmと合致しないときにはこれを
変倍して書き加える。
【0083】同様に訳語文字の色,濃度も対訳条件記憶
手段242m5d7に記憶される訳語文字色,濃度情報
に従ってデータを記録する。なお,画像読み取り段階で
はモノクロ2値化モードで読み取ったが画像メモリ手段
243自体は色別で各色8ビットの多値データの記憶機
能を備えるので,黒以外の色,薄い色の訳語付与にも何
等差し支えない。
【0084】(29) 対訳条件記憶手段の動作 対訳条件記憶手段242m5d4は,訳語の付与頻度,
訳語のサイズ,色,濃度,付加する訳語の数などを設定
する。
【0085】(30) 制御データ記憶手段の動作 制御データ記憶手段242m5d7は,対訳制御のため
の諸変数を記憶する。
【0086】(31) 処理の流れ 次に,この装置の処理の流れを図5,図6,図8を参照
し述べる。オペレータがコンソール250より対訳複写
モードを設定し,コピースタートボタンを押下したと
き,対訳制御手段242m1p1はシステムコントロー
ラ(SCON)285より対訳コピー条件を受信して対
訳条件記憶手段242m5d4に記憶する(S1)。
【0087】ここで,対訳条件記憶手段242m5d4
に記憶された諸条件は, 訳語の付与頻度→ページ単位 訳語の位置 →原単語の下部中央 訳語サイズ →3mm 訳語色 →黒 訳語濃度 →薄く 強制出力 →OFF とする。続いて,システムコントローラ(SC)200
が原稿102aを走査し,原稿画像読み取りを行い,2
値画像データを画像メモリ手段243に入力する(S
2)。
【0088】次に,文字切出手段242m1p2は,文
字毎に先ずT,h,e,(空白)という順に切り出す
(S3)。なお,切り出しは空白1つ若しくは2つが現
われるまでとしている。文字認識手段242m1p3
は,これらの文字毎に認識し,JIS文字コードを付す
(S4)。単語切出手段242m1p4が,これらの文
字列を102aw1で示す単語“The”に区切り,こ
れを英単語記憶手段242m5d3に文字列コード形式
で記憶する(S5)。
【0089】次に,対訳手段242m1p5の基礎語検
索機能(S6)は,上記区分された単語“The”が辞
書手段242m2d1の第2種単語群の見出し単語にあ
るか否かを検索する(S7)。この場合は“the”が
第2種単語の1つとして記憶されている。従って,対訳
不要と確定して1ページ完了判定処理(S15)にジャ
ンプする。その後,この判定処理では,まだ1ページ全
部の処理が済んでいないので上記ステップ3の文字切出
処理に戻る。
【0090】文字切出処理は再文字切り出しを行い,
p,e,r,f,o,r,m,a,n,c,e,s,
(空白)という順に切り出す。上記ステップ4の文字認
識処理はこれらの文字毎に認識し,JIS文字コードを
付す。上記ステップ5の単語切出処理がこれらの文字列
を102aw2_1で示す単語“performanc
es”に区切り,これを英単語記憶手段242m5d3
に文字列コード形式で記憶する。
【0091】次に,上記ステップ7において,対訳手段
242m1p5におけるステップ6の基礎語検索機能
が,上記区分された最初の単語“performanc
es”が辞書手段242m2d1の第2種単語群の見出
し単語にあるか否かを検索する。この場合は第2種単語
の1つとして記憶されてはいない。そこで,対訳手段2
42m1p5の一般語検索機能(S8)が,上記区分さ
れた単語が辞書手段242m2d1の第1種単語群の見
出し単語にあるか否かを検索する(S9)。もし無かっ
た場合には,対訳不要と確定してステップ15の1ペー
ジ完了判定処理にジャンプする。
【0092】この場合は全く同じ綴りのものは辞書手段
242m2d1の第1種単語に載せていない。しかし,
この単語の単数形“performance”が載って
いるので“performances”はこの複数形と
判定する。このように第1種単語中にあった場合には,
対訳手段242m1pの出力要件適合検査処理機能(S
10)が管理データ記憶手段242m5d8中における
回数記憶手段の当該単語のカウント値を調べ,訳語出力
要件に適合するか否かを調べる(S11)。
【0093】適合しないときは,対訳不要と確定してス
テップ15の1ページ完了判定処理にジャンプする。こ
の場合,カウント値が0なので訳語出力要件に適合す
る。また,対訳条件記憶手段242m5d4に設定され
た訳語数=1である。従って,対訳手段242m1pの
訳語付加処理機能(S12)が辞書手段242m2d1
内の“performance”に対する訳語群の最初
の訳語“性能”の文字列コードを訳語コード記憶手段2
42m5d5に書き込み,位置情報記憶手段242m5
d6に該訳語を納めたメモリアドレスを書き込む。
【0094】続いて,再配置手段242m1p6の再配
置処理(S13)が画像メモリ手段243上の英語画像
を部分的に移動して訳語挿入スペースを作る。この場
合,訳語サイズ=3mmなので2行以下の画像を3mm
下方に移動する。
【0095】次に,訳語挿入手段242m1p7の訳語
挿入処理(S14)が,対訳条件記憶手段242m5d
4に設定された訳語サイズ,色,濃度を参照し,予め移
動処理で確保された訳語挿入スペースに日本語訳語“性
能”122pw2_jの画像データを埋め込む。このよ
うにして,of,static,random・・・と
全単語を順々に処理する。
【0096】“performance”102aw2
_2に遭遇したときは以下のように処理される。この単
語は,第1種単語として辞書手段242m2d1に登録
された対訳対象単語であるが回数記憶手段の当該単語の
カウント値が1である。従って,対訳不要と確定して1
ページ完了判定処理にジャンプする(S15)。
【0097】また,“operational”102
aw3_1に遭遇したときは以下のように処理される。
この単語は,第1種単語として辞書手段242m2d1
に登録されている対訳対象単語である。また,回数記憶
手段の当該単語のカウント値が0であるので訳語付与の
対象となるものである。しかし,この単語の辞書の[日
本語訳]欄が空欄で,[基本形]欄に“operati
on”が記されている。また[品詞]欄は形容詞と記憶
されている。このようなとき,対訳手段242m1p5
は,基本語の日本語訳“操作”から所定のアルゴリズム
でこの形容詞形“操作上の”を導出している。
【0098】なお,対訳条件記憶手段242m5d4に
設定された訳語数=1であったため,ステップ12にお
ける対訳手段242m1pの訳語付加処理機能は辞書手
段242m2d1内の“operation”に対する
訳語群の最初の訳語“操作”に対する形容詞形のみを文
字列コードを訳語コード記憶手段242m5d5に書き
込み,位置情報記憶手段242m5d6に該訳語を納め
たメモリアドレスを書き込む。
【0099】これが,仮に対訳条件記憶手段242m5
d4に,訳語数=2以上の値が設定されていれば,対訳
手段242m1p5は辞書手段242m2d1に記され
た日本語訳語数の範囲内で上記訳語設定数までの対訳処
理を実行する。その結果,訳語は“操作上の,運転の”
と2つが併記されて最終画像に出力されることになる。
対訳手段242m1p5と辞書手段242m2d1の容
量は相反する関係にあるが,どちらかと言えば対訳手段
242m1p5の機能を充実させて辞書手段242m2
d1を単純化した方が総メモリ容量は少なくて済む。一
方,辞書手段242m2d1をこと細かく充実させれば
総メモリサイズが増大するものの対訳手段242m1p
5が単純で,且つ,処理の高速化が図れる。
【0100】以上のようにして原画1ページ分の単語処
理を終えたとき,画像出力処理を実行し(S16),そ
の後,全ページ完了したか否かを判断し(S17),完
了したと判断したとき終了処理に移行する(S18)。
該ステップ18における対訳制御手段242m1p1の
終了処理ではシステムコントローラ(SCON)285
に画像形成要求を出力する。これを受けたシステムコン
トローラ(SCON)285は,プリンタモジュール
(PR)280を画像出力付勢し,プリンタモジュール
(PR)280は画像メモリ手段243に形成された原
画画像と挿入訳語画像との合成画像データに基づいて対
訳複写画像を完成して一連の処理を終了する。
【0101】
【発明の効果】以上説明した通り,本発明による対訳画
像形成装置は,画像情報を読み取る画像読取手段と,前
記画像読取手段が読み取った画像情報より文字列から成
る単語を抽出する単語切出手段と,見出し単語群と該単
語群に対応する訳語とを記憶する辞書手段と,第1種単
語群について前記辞書手段内の訳語を引き出し,第2種
の単語群について対訳不要確定を行なう対訳手段と,原
画像中の第1種単語に関連づけた位置に訳語の画像情報
を埋め込む訳語挿入手段と,原画像と埋め込まれた訳語
画像とを永久可視像として記録し,出力する画像形成手
段とを具備したため,原画像の複写画像に特定の単語の
み訳語が付加された読み易い対訳複写を得ることがで
き,併せて高速性と経済性を向上させることができる。
【0102】また,辞書手段は,第1種見出し単語群と
該単語群に対応する訳語,及び第2種見出し単語群の少
なくとも一部分の単語を記憶するため,対訳不要単語の
確定処理が簡単で,高速性をさらに向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデジタルカラー複写機の主要構成
部を示す説明図である。
【図2】図1に示したデジタルカラー複写機の画像形成
部を示す説明図である。
【図3】図1に示したデジタルカラー複写機の信号の流
れと処理を示す信号処理ブロック図である。
【図4】図1に示したデジタルカラー複写機における知
的画像処理手段のハードウェア構成を示すブロック図で
ある。
【図5】対訳対象の英文原稿を示す説明図である。
【図6】図5に示した原稿の対訳コピーを示す説明図で
ある。
【図7】対訳処理のデータ関連を示す説明図である。
【図8】対訳処理の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
102a 原稿 122p 対
訳記録紙 200 スキャナモジュール 207 CC
D 207a 原画読取回路 212 発光
ダイオードアレイ 212a 記録インタフェース回路 212b 遅
延メモリ回路 212d 記録制御回路 214 集束
性光伝送体アレイ 218 感光体ドラム 219 帯電
スコロトロン 220 現像装置 229 転写
コロトロン 230 分離搬送ベルト 241 基本
画像処理手段 242 知的画像処理手段 242m1p1 対訳制御手段 242m1p
2 文字切出手段 242m1p3 文字認識手段 242m1p
4 単語切出手段 242m1p5 対訳手段 242m1p
6 再配置手段 242m1p7 訳語挿入手段 242m2d
1 辞書手段 242m2d2 文字発生データ記憶手段 242m5d1 切出情報記憶手段 242m5d2 文字情報記憶手段 242m5d
3 英単語記憶手段 242m5d4 対訳条件記憶手段242m5d5 訳
語コード記憶手段 242m5d6 位置情報記憶手段 242m5d7 制御データ記憶手段 242m5d8 管理データ記憶手段 243 画像メモリ手段 250 コン
ソール 280 プリンタモジュール 285 シス
テムコントローラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報を読み取る画像読取手段と,前
    記画像読取手段が読み取った画像情報より文字列から成
    る単語を抽出する単語切出手段と,見出し単語群と該単
    語群に対応する訳語とを記憶する辞書手段と,第1種単
    語群について前記辞書手段内の訳語を引き出し,第2種
    の単語群について対訳不要確定を行なう対訳手段と,原
    画像中の第1種単語に関連づけた位置に訳語の画像情報
    を埋め込む訳語挿入手段と,原画像と埋め込まれた訳語
    画像とを永久可視像として記録し,出力する画像形成手
    段とを具備したことを特徴とする対訳画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記辞書手段は,第1種見出し単語群と
    該単語群に対応する訳語,及び第2種見出し単語群の少
    なくとも一部分の単語を記憶することを特徴とする請求
    項1記載の対訳画像形成装置。
JP4096962A 1992-03-24 1992-03-24 対訳画像形成装置 Pending JPH05266074A (ja)

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