JPH05261530A - 異形材料への溶断部品配列方法 - Google Patents

異形材料への溶断部品配列方法

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JPH05261530A
JPH05261530A JP4089885A JP8988592A JPH05261530A JP H05261530 A JPH05261530 A JP H05261530A JP 4089885 A JP4089885 A JP 4089885A JP 8988592 A JP8988592 A JP 8988592A JP H05261530 A JPH05261530 A JP H05261530A
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Hitohiro Okiyama
仁宏 沖山
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SEIMITSU YOUDANKI KK
Iwatani International Corp
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SEIMITSU YOUDANKI KK
Iwatani International Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 NC溶断装置で異形材から部品を切り出すこ
とのできるNCデータの作成を簡単に行える溶断部品の
配列方法を提供する。 【構成】 コンピュータ援用設計システムの中央処理装
置に異形材における周縁部での複数個所の座標を入力し
て異形材の形状を仮想多角形として認識決定する。認識
形状における直交2方向での最大長と認識形状の面積と
を演算する。この認識した異形材の形状をコンピュータ
援用設計システムの表示装置に表示する。コンピュータ
援用設計システムの記憶装置に予め記憶させた図形群か
ら異形材の形状にマッチした図形を検索抽出する。抽出
した図形を表示装置上で移動・回転処理して認識形状に
重ね合わせ、抽出図形が認識形状内に納まることを確認
したのち、NCデータを作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、NC溶断装置を使用し
て切断残材等の異形材から部品を切り出す際の溶断部品
の配列方法に関する。
【0002】
【従来技術】近年、NC方式の溶断装置に使用するNC
データを作成するに当たり、コンピュータ援用設計シス
テムを利用して切り出す部品を自動配列して作成するよ
うにしたものがある。ところが、従来のコンピュータ援
用設計システムを利用しての自動配列方法では、各部品
を2次元方向での最大長さで形成した矩形と仮定して配
列するようにしていたことから、配列後には実図形同士
間に大きな空間が残ることになる。
【0003】このため、従来の自動配列方法によりNC
データを形成した場合には、切断母材に切り抜き後の残
材や形のいびつな端材が形成されることになり、切断母
材の使用効率が低く、不経済であるという問題があっ
た。そこで、従来、切断母材の使用効率を高めるため
に、この残材部分に入る部材を選択して切り出すように
しているのであるが、NC方式の溶断装置はX−Y軸に
沿って制御するものであることから、残っている残材形
状を確認しにくく、NCデータの作成が困難であるとい
という問題がある。このため、従来では、このような場
合、トレーサ方式の溶断機を使用して切断するようにし
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、ユーザは高
価なNC溶断装置を導入しながら、トレーサ方式の溶断
機も用意しなければならず経済的負担が大きいという問
題があるうえ、切断残材等の異形材料からトレーサ方式
の切断機で部品を切り出す場合に、切断定盤上にセット
されている異形材料の形状に合致するように母形となる
図形を移動させる作業を行わなければならず、異形材料
から部品を切り出す作業が面倒であるという問題もあ
る。本発明は、このような点に着目してなされたもの
で、NC溶断装置で異形材から部品を切り出すことので
きるNCデータの作成を簡単に行える溶断部品の配列方
法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明は、コンピュータ援用設計システムの中央
処理装置に異形材の周縁部での複数個所の座標を入力し
て異形材の形状を仮想多角形として認識決定するととも
に、認識形状における直交2方向での最大長とと認識形
状の面積を演算し、この認識した異形材の形状をコンピ
ュータ援用設計システムの表示装置に表示し、コンピュ
ータ援用設計システムの記憶装置に予め記憶させた図形
群から異形材の形状にマッチした図形を検索抽出し、抽
出した図形を表示装置上で移動・回転処理して認識形状
に重ね合わせ、抽出図形が認識形状内に納まることを確
認したのち、NCデータを作成するように構成したこと
を特徴とする。
【0006】
【作用】本発明では、コンピュータ援用設計システムの
中央処理装置に異形材の周縁部での複数座標点を入力し
て異形材の形状を仮想多角形として認識決定するととも
に、認識形状での最大長とこの最大長に直交する方向で
の最小長及び認識形状の面積を演算し、この認識した異
形材の形状をコンピュータ援用設計システムの表示装置
に表示し、コンピュータ援用設計システムの記憶装置に
予め記憶させた図形群から異形材の形状にマッチした図
形を検索抽出し、抽出した図形を表示装置上で移動・回
転処理して認識形状に重ね合わせ、抽出図形が認識形状
内に納まることを確認したのち、NCデータを作成する
ように構成しているので、形がいびつな切断母材でもそ
の形状を仮想多角形として認識し、その仮想多角形に収
容できる最適図形を、予め記憶装置に記憶されている図
形群から選択・抽出してその図形切断に必要なNCデー
タを自動作成することができることになる。
【0007】
【実施例】図1は本発明の実施手順を示す流れ図、図2
は本発明方法を実施するNC溶断機の概略構成図であ
る。このNC溶断機は、切断鋼板(切断母材)(1)を支持
する切断定盤(2)と、この切断定盤(2)の上方を前後方
向(X軸方向)に移動可能なビーム部材(3)と、このビー
ム部材(3)にそって左右方向(Y軸方向)に移動可能な走
行台車(4)と、走行台車(4)に昇降移動可能に支持させ
た切断トーチ(5)と、このビーム部材(3)、走行台車
(4)及び切断トーチ(5)の移動を制御する制御装置(6)
とで構成してある。
【0008】この制御装置(6)は数値制御方式に形成し
てあり、この制御装置(6)にコンピュータ援用設計シス
テム(CAD)(7)を通信回線(8)で接続し、制御装置
(6)とコンピュータ援用設計システム(7)との間でデー
タのやり取りが行えるように構成してある。このコンピ
ュータ援用設計システム(7)は部品データを格納する記
憶装置を有しており、この記憶装置に予め記憶させた部
品データをもとに、切断鋼板(1)の寸法を入力すること
により、部品を自動配列できるように構成してある。
【0009】このような構成からなるNC溶断機におい
て、本発明は、切断定盤(2)上に載置されている切断残
材の座標情報をコンピュータ援用設計システム(7)に入
力することにより、この切断残材から切り取れる部品の
NCデータを作成して切断残材を有効に利用することの
できるようにしたことを特徴としている。
【0010】すなわち、切断定盤(2)上に載置された切
断残材配置部にNC溶断機の切断トーチ(5)を移動さ
せ、切断残材の周縁部における複数個所で制御装置(6)
の操作パネル部分の入力スイッチを操作することによ
り、切断残材の周縁部における複数個所の座標値を通信
回線(8)を介してコンピュータ援用設計システム(7)に
入力する(ステップS1)。
【0011】コンピュータ援用設計システム(7)では、
入力された複数の座標値をもとに切断残材の形状を仮想
多角形として認識し(ステップS2)、その認識した仮想
多角形の面積及び直交2方向での最大長さを演算し(ス
テップS3)、その認識した仮想多角形をコンピュータ
援用設計システム(7)のディスプレー上に表示する(ス
テップS4)。
【0012】次にコンピュータ援用設計システム(7)の
記憶装置に予め記憶されている図形群から、認識形状に
マッチする部品図形を検索抽出し(ステップS5)、抽出
した図形をコンピュータ援用設計システム(7)のディス
プレー上に認識した仮想多角形に重ね合わせた状態で表
示し、抽出図形をディスプレー上で平行移動並びに回転
させて認識形状内に抽出図形が納まることを確認する
(ステップS6)。
【0013】抽出図形が認識形状内に収まることが確認
できると、コンピュータ援用設計システム(7)のキーを
操作して、コンピュータ援用設計システム(7)でNCデ
ータを自動作成し(ステップS7)、この作成したNCデ
ータを通信回線(8)を介してNC溶断機の制御装置(6)
に伝達し、この制御装置(6)からの出力信号に基づいて
NC溶断機の切断トーチ(5)を移動制御して残材から抽
出図形を切り取る。
【0014】上記実施例では、一旦切断後の残材を切断
定盤(2)上に載置してNCデータを作成する場合につい
て説明したが、コンピュータ援用設計システム(7)で自
動配列した後に、切断鋼板(1)に生じる異形端材部分の
形状をその周縁部における複数個所の座標値を入力し
て、その異形端材部分に切断可能な部品を自動配列する
ようにしてもよい。
【0015】
【発明の効果】本発明では、コンピュータ援用設計シス
テムの中央処理装置に異形材の周縁部での複数座標点を
入力して異形材の形状を仮想多角形として認識決定する
とともに、認識形状での最大長とこの最大長に直交する
方向での最小長及び認識形状の面積を演算し、この認識
した異形材の形状をコンピュータ援用設計システムの表
示装置に表示し、コンピュータ援用設計システムの記憶
装置に予め記憶させた図形群から異形材の形状にマッチ
した図形を検索抽出し、抽出した図形を表示装置上で移
動・回転処理して認識形状に重ね合わせ、抽出図形が認
識形状内に納まることを確認したのち、NCデータを作
成するように構成しているので、形がいびつな切断母材
でもその形状を仮想多角形として認識し、その仮想多角
形に収容できる最適図形を、予め記憶装置に記憶されて
いる図形群から選択・抽出してその図形切断に必要なN
Cデータを自動作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施手順を示す流れ図である。
【図2】本発明方法を実施するNC溶断機の概略構成図
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータ援用設計システムの中央処
    理装置に異形材における周縁部での複数個所の座標を入
    力して異形材の形状を仮想多角形として認識決定すると
    ともに、認識形状における直交2方向での最大長と認識
    形状の面積とを演算し、この認識した異形材の形状をコ
    ンピュータ援用設計システムの表示装置に表示し、コン
    ピュータ援用設計システムの記憶装置に予め記憶させた
    図形群から異形材の形状にマッチした図形を検索抽出
    し、抽出した図形を表示装置上で移動・回転処理して認
    識形状に重ね合わせ、抽出図形が認識形状内に納まるこ
    とを確認したのち、NCデータを作成するように構成し
    た異形材料への溶断部品配列方法。
JP4089885A 1992-03-13 1992-03-13 異形材料への溶断部品配列方法 Expired - Lifetime JPH0698485B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11242707A (ja) * 1998-02-25 1999-09-07 Amada Co Ltd 板材加工後の残材再利用方法およびその装置
CN113351958A (zh) * 2021-06-11 2021-09-07 中铁建工集团山东有限公司 一种基于大数据的提高接精度的桁架杆焊接***

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05123863A (ja) * 1991-10-29 1993-05-21 Koike Sanso Kogyo Co Ltd 切断方法及び切断装置

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