JPH0526068Y2 - - Google Patents

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JPH0526068Y2
JPH0526068Y2 JP1986055343U JP5534386U JPH0526068Y2 JP H0526068 Y2 JPH0526068 Y2 JP H0526068Y2 JP 1986055343 U JP1986055343 U JP 1986055343U JP 5534386 U JP5534386 U JP 5534386U JP H0526068 Y2 JPH0526068 Y2 JP H0526068Y2
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JP
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storage box
folding
electronic component
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taped electronic
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、電子部品本体より同一方向にリード
線端子を導出した電子部品を長さ方向に、一定間
隔に配列保持するテーピング電子部品帯を折り返
して積み重ね収納する自動挿入用テーピング電子
部品の収納箱に関するものである。
[従来技術] テーピング部品を折り返して積み重ねて収納す
る収納箱は、テーピング部品が収容できる厚さを
持ち、1対の側面板を対向配置した有底の直方体
の箱が使用され従来よりテーピング部品が整然と
した状態で、積み重ね収容され、また輸送中にお
ける揺れやシヨツクなどで電子部品帯の重なりが
不揃いになつたり、また電子部品のロード線の曲
りや、脱落などが起きないような種々の処置がと
られている。
以下、従来用いられている収納箱について数例
を示す。
第8図Aは、積み重ねて収納箱3に収納される
テーピング部品帯2を示した一部切欠斜視図で1
は部品本体である。
第8図Bは同じく収納状態と収納箱3を示す1
例である。2はテーピング部品帯、18は蓋であ
る。
第9図は、収納されるテーピング部品群の上部
をスポンジなどの弾力性を有する素材8′で、押
えるもの、第10図は、収納箱内面に弾力性を有
する素材の突出部8を設けて、部品群の収容くず
れを押え防止するものである。
第11図は、送り孔5が重なるように積み重
ね、この送り孔5に棒状の治具6、例えば竹ひご
などを串さし状に通すことにより、揺れにより重
ねた部品群がくずれることのないようにしたもの
であり、7,7′は保持板である。
また、第12図は、収納箱の側面4より例えば
コ字状の支持体治具9を貫通させ、テーピング台
紙間に挿入すると共にその外端は収納箱側面で保
持することにより積み重ねテーピング部品の動揺
をおさえ収納を確実にするものである。これらの
支持の仕方は、単独または併用され、収納箱とし
ての機能を果している。
しかし、従来用いられている上記のものは、棒
状の串さし、スポンジなど特別な治具や、副資材
が必要であり、これらは、部品供給時には無用と
なるものであるので、できるだけ包装費を安価に
した、且つ取扱い易く輸送等によるシヨツクに対
しても何等トラブルを生ずることのない、安全確
実な機能をもつ収納箱が求められていたのであ
る。この為、昨今では収納箱自体の一部を使つて
テーピング部品の固定手段とするものも考えてき
ている。
[考案が解決しようとしている問題点] しかしながら、従来の固定手段は固定のみには
効果があるが自動挿入時にテーピング帯が引つ掛
つてスムーズな繰り出しができない場合が生じて
いた。
[本考案の目的] 本考案は、リード線端子同一形のテーピング電
子部品帯を折り返して積み重ね収納するテーピン
グ電子部品収納箱に何等の治具または副資材等を
用いないで、ただ箱の両側面の1部分を活用する
だけで完全な収納箱としての機能とスムーズな自
動挿入を同時に果たすことのできる自動挿入用テ
ーピング電子部品収納箱を提供することを目的と
するものである。
[本考案の構成] 本考案では、リード線端子同一方向形の電子部
品を長さ方向に、一定間隔に配列保持するテーピ
ング部品帯を折り返して積み重ねる所謂ジグザグ
状に積み重ねた直方体の自動挿入用テーピング部
品収納箱の前後2側面の少くとも片面に、所定の
大きさの1個または複数個の凸形状の折り込み得
る折子を設ける。そしてその折子の底部は、ほぼ
収納箱の底面に略平行で、基線として折り込み易
いように折り目例えばミシン目などを入れてお
き、また他の部分は、仮切り込みまたは部分的切
り込みを設けてあり、軽く押すと、底部を基線と
して内方に略直方に折り込まれ、同時に、積み重
ねられた電子部品の上段部を押し支えると共に、
前記折り曲げ部分の先端部が対側面の対向の位置
に設けた開口したスロツト穴に嵌入嵌合して電子
部品帯を収納するものである。一般に収納箱はダ
ンボール紙が用いられているので、上記折子は弾
力的に電子部品帯を押えることができる。また、
収納する電子部品の種類または数量により、収納
箱内のテーピング電子部品の上段部の位置が異な
るので折子は1個または複数個設けてあり、スロ
ツト仮穴も夫々に応じて対向位置に設けてあるの
で、使用時、収納する部品の上段部の位置に合う
適当な位置の折子を選んで収納することができ
る。すなわち折子の数は幅の広いもの1個ですま
すこともできるし、また必要な巾のものを2個以
上用いて押えてもよい。そして同じ数の折子を用
いる設計の収納箱でも、収納量により、上記の如
く、任意の位置の折子を選ぶことが出来るので、
本考案の技術的範囲内で収納箱の大きさに対し部
品の大きさ、数量、折子の数の設け方などを、よ
り経済的に収納ができるような見地より種々設計
することができる。
また、この収納箱を自動挿入機にかけ使用する
とき、テーピング部品帯を引き出すには、収納箱
の蓋をあけると共に嵌入嵌合された折子を取外さ
ねばならないので、この場合、スペースの関係よ
り予め折子に、指や棒などの治具の通る穴をあけ
ておくと、その孔を通して容易に折子を引き出す
ことができる。また折子は、あらかじめ折り込み
易いように折り目を入れてあるので外へ引き出し
たときに、容易に破棄することができ、従つて折
子が電子部品の引き出し操作中に支障となること
はない。
尚、上記のように、折子に予め必要な大きさの
穴をあけておくと、穴より電子部品連の収納状況
が部分的にのぞけるので、一石二鳥の役目を果す
ことができる。
[実施例] 第1図A,Bは、本考案における、収納箱の1
側面4aに設けた凸形状の折り込み得る格子10
と、他側面に設けたスロツト状仮穴部13を図示
したものである。折子10の底部12には対向側
面の方へ折り込み易いように、折り目(ミシン目
など)を入れてあり、他の部分は、仮切り込みま
たは部分切り込みをしてあるので軽く押せば底部
12を基線として内方に折り込めるようになつて
いる。対向側面上のスロツト状仮穴部13は、折
子10を略側面に直角に折り込んだとき折子の先
端部11が嵌入嵌合するよう、仮切り込みまたは
部分切り込みをしてあり、軽く押せばスロツト状
穴があくようになつている。
尚17は上記した折子引き出し穴である。
第2図は、実際に収納した状態を示したもので
Aは折り込んだ側面部、Bは収納テーピング部品
上段部を押えると共に、対側面の孔14に折子1
0の先端を嵌入させた収納状態の断面を示したも
ので、折子10の先端11は僅か突き出ている。
17は折子に設けた穴、19は蓋を示す。
第2図は、1ケの折子10による場合である
が、第3図は2個の折子10を1側面に設けた場
合を示したものである。
第4図は、1個使いの格子10を2組、2組使
いの格子10を2組同時に1側面に設け、実際に
は収納される電子部品の大きさ、収納数量によ
り、収納上段部の位置が変わるので、それに合つ
た折子が使用される例であり、図では最上部の2
個使用の折子が用いられている状況をしたもので
ある。折子の数の設計は上記のように、テーピン
グ部品の大きさ数量により決まる種々の位置に対
応する如く、なるべく多く設けることが望ましい
が、それも限りがあるので、数量で調節すること
もできる。
上記までの説明は、テーピング部品を先に収納
箱に入れてから折子による収納をする一般の例を
示してあるが、逆に先に折子を折り込み嵌入して
おいて、その上からテーピング部品を入れ、のち
図示していない蓋19をしめることもでき、この
場合は、折子の位置を第5図の如く、その底部1
0を収納箱の端近くに位置させ得るので、多量の
テーピング部品を収納することができる。上記第
5図はこのように折子を設けた場合の収納状態を
示したものである。
第6図は、折子を両側面に設け、夫々のスロツ
ト状仮穴を対向側面に設けたもので、他の実施例
である。
このように、テーピング部品の種類により、大
きさ、数量が異なるので、夫々に合うように本考
案は種々の折子の設け方が考えられ、本案の技術
的範囲で任意に応用し得る特徴をもつものであ
る。
また、必要に応じて第1図、第3図で示した穴
17を折子に設けて、収納箱より製品を取出すと
きに役立てることができること、またのぞき穴と
して活用し、テーピング電子部品の収納状態を見
ることに役立てられることは上記に説明した通り
である。
次に、凸形状の折子の先端部分11は、スロツ
ト穴14に嵌入嵌合し僅か突出させて収納時外れ
ないようにしてある。第7図Aは通常のもの、B
は、先端を15の如き形状にして、一度嵌入すれ
ば抜けにくいようにしたもの、Cは先端に僅か折
目18をつけて嵌入後折り曲げて、これも抜けに
くくするもので、これらは公知のことであるが任
意に利用することができる。
[本考案の効果] 以上のように、本考案によると、同一方向リー
ド線導出のテーピング部品等を積み重ねるテーピ
ング収納箱の側面に、ただ折り込み得る折子を設
けて、折り込んで、テーピング帯上段面を弾力的
に押さえることによつて、簡単に安全確実な収納
ができ、輸送中は荷崩れを来すことがなく、また
自動挿入機に装着した時にはスムーズな部品供給
が可能となるといつた相反する効果が同時に得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図A,Bは、収納箱の両側面に夫々設けた
折子およびスロツト状仮穴を示す説明図。第2図
A,B,Cは、第1図の折子を用いて収納するこ
とを示した実施例。第3図A,B,Cは折子およ
びスロツト状仮穴部を夫々2個設けた実施例、第
4図A,B,Cは複数個の設けた実施例、第5図
は、折子、スロツト状仮穴部の位置を収納箱底面
近くにも設けた実施例。第6図は、折子、スロツ
ト状穴を両側面に夫々設けた、その他の実施例。
第7図A,B,Cは、凸形状の先端部分の各種形
状を示したもの。第8〜第12図は、従来のテー
ピング電子部品の収納箱並びに収納状態を示した
説明図である。 1……電子部品本体、2……テーピング部品
帯、3……収納箱、4……側面板、4a……1側
面、4b……対側面、5……送り孔、6……棒状
の治具、7,7′……保持板、8……弾性突出部、
8′……弾性支持物、9……支持体治具、10…
…折子、11……折子の先端部、12……折子の
底部(折り目)、13……スロツト状仮穴部、1
4……開口したスロツト穴、15……折子の先端
部の他の例、16……折子の先端部の他の例、1
7……折子に設けた穴、18……折り目、19…
…収納箱の蓋。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) リード線端子同一方向形の電子部品を長さ方
    向に一定間隔に配列保持するテーピング電子部
    品帯を折り返して積み重ね収納する1対の側面
    板を対向配置してなる有底の自動挿入用テーピ
    ング電子部品収納箱において、前記2側面の少
    なくとも1側面に、引き出し穴を有する1個ま
    たは複数個の折子を設け、他側面の対向位置に
    スロツト状仮穴部を設け、収納時前記折子は底
    部を基線として内方に略側面に直角に折り込ま
    れ、前記テーピング部品の最上段部を保持する
    と共に、前記折子の先端部が前記スロツト状仮
    穴部に嵌入嵌合してなる自動挿入用テーピング
    電子部品収納箱。 (2) 折子は凸形状であり、底部が収納箱の底面に
    略平行であることを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の自動挿入用テーピング電
    子部品収納箱。 (3) 凸形状の折子の底部に、折り目をつけたこと
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の自動挿入用テーピング電子部品収納箱。 (4) 凸形状の折子の底部を除く部分は、仮切り込
    み、または部分的切り込みを設けていることを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の自動挿入用テーピング電子部品収納箱。 (5) スロツト形状仮穴部は仮切り込み、または部
    分的切り込みを設けていることを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の自動挿入用
    テーピング電子部品収納箱。
JP1986055343U 1986-04-15 1986-04-15 Expired - Lifetime JPH0526068Y2 (ja)

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JPS62168386U JPS62168386U (ja) 1987-10-26
JPH0526068Y2 true JPH0526068Y2 (ja) 1993-06-30

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5881999U (ja) * 1981-11-28 1983-06-03 株式会社村田製作所 電子部品連収納体
JPS58177945U (ja) * 1982-05-21 1983-11-28 三菱樹脂株式会社 電子部品用筒ケ−ス

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62168386U (ja) 1987-10-26

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