JPH052585A - 文書タイトルの作成方法 - Google Patents

文書タイトルの作成方法

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JPH052585A
JPH052585A JP3177701A JP17770191A JPH052585A JP H052585 A JPH052585 A JP H052585A JP 3177701 A JP3177701 A JP 3177701A JP 17770191 A JP17770191 A JP 17770191A JP H052585 A JPH052585 A JP H052585A
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JP
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Application number
JP3177701A
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English (en)
Inventor
Koichi Matsumoto
浩一 松本
Kenichi Hattori
憲一 服部
Takashi Ando
隆司 安藤
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価で操作が簡単で、かつ見やすい文書タイ
トルの作成方法を得る。 【構成】 手書きペン3によりイメージ情報として入力
された文書を表示しているタブレット2上の任意の部分
を指定してその部分を切り取り、あらかじめ定められた
文書タイトル用枠の大きさと制御回路7で比較され、そ
の結果に基づいて演算回路6で伸長あるいは縮小し、そ
の結果を蓄積手段4に蓄積しておく。そして、検索時に
検索キー8を押下することで、蓄積手段4に蓄積された
文書タイトル一覧表が表示器1に表示されることを特徴
としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文書を蓄積・検索・表
示する文書ファイリング装置において、入力された文書
を検索するときの文書タイトルの作成方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、大量の文書をスキャナ等によりイ
メージ情報として読み込み・蓄積し、必要に応じて検索
して取り出し、表示器あるいは印刷により可視化して利
用する文書ファイリング装置が利用されている。
【0003】この種の文書ファイリング装置では、検索
を行いやすくするために文書毎にタイトル名を付与し、
検索時に文書タイトル一覧表を表示し、その中から目的
の文書タイトルを選択するという方法が一般的に行われ
ている。実際に使用されている、または使用できそうな
文書タイトルの作成方法としては次のようなものがあ
る。 ワープロと同様に、キーボードを利用して文字
等を入力し、カナ文字あるいはかなー漢字変換により、
所望の文書のタイトル名をキャラクタ文字として付与
し、これを一覧表にして表示する方法(例えば、(株)
日立製作所製のヒットファイル650、(株)東芝製の
トスファイル550,4550等) 定型化された枠
内にインデックス名を記入した紙面をスキャナから読み
込み、それを文書分類用インデックスとする方法(例え
ば、キヤノン(株)製のキャノファイル250) 手
書きタブレットを用いて、手書き文字としてタイトルを
付与する方法、あるいは手書き文字を認識してきれいな
キャラクタ文字に変換し、これをタイトルとする方法
(例えば、ソニー(株)製のパームトップ)等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
のタイトル付与方法は次のような欠点がある。すなわ
ち、上記の方法では、キーボードおよびかなー漢字変
換手段が必要となるため、装置は大きく、高価となる。
また、文書そのものは、スキャナ等によりコピー感覚で
入力でき、ワープロを扱えないものでも手軽に入力でき
るのに、タイトル付与のときにキーボードを操作しなけ
ればならず、慣れを必要とする。また、上記の方法で
は、インデックスやタイトル付与のために、わざわざ特
別の画面を入力する手間が必要であり、さらに,共
通の欠点として、文書を表すタイトル名は、その名付け
者の主観に依存し、他人が検索する場合では、タイトル
名から文書の内容が直ちに連想できないケースが生ず
る。さらに、上記の方法では、手書き文字そのままで
はキャラクタ化された文字に比べ見にくく、特にタブレ
ット上で書く手書き文字は、表示面と筆記面がガラスの
厚み分だけ異なるので視差が生じ、紙に書くよりもきた
なく、大きな文字とならざるを得ないのが普通である。
また、後段の手書き文字を認識する方法では、認識に要
するハード・ソフトに必要なコスト増,認識率の不完全
さ、入力スピードの遅さ等の問題点がある。
【0005】さらに、,,いずれの方法も、タイ
トルを付与するために何らかの操作を必要とするので、
文書の入力が人手を介さずに自動的に行われるような場
合、例えば、ファクシミリ通信の自動着信により文書が
イメージ情報として入力されたようなときは、タイトル
を付与することができず、検索をするときに苦労すると
いう問題点がある。
【0006】ところで、表示器に表示中のキャラクタあ
るいはイメージ情報を切り取って、他の部分へ移動し合
成すること、また、指定した部分を拡大し縮小すること
はワープロ等の機能の一部として利用されている。しか
し、本発明が目的とする文書タイトルを作成するには、
これらの技術の流用だけでは実現できず、新たに次のよ
うな技術的課題の解決が必要である。
【0007】すなわち、多数の文書が蓄積されていると
き、その検索は一般に“検索ボタン押下”→“文書タイ
トル一覧の表示”→“文書タイトルの選択・決定”→
“文書のページオープン”というプロセスで行われるの
で、文書タイトルが複数個並んだ文書タイトル一覧表の
作成が必要となる。この文書タイトル一覧表は、本発明
では複数の文書タイトルの集合で作られ、かつタイトル
の順序は一般にある規則性(例えば、イ)入力順,ロ)
あいうえお順等)で並んでいるので、ここに新たに文書
が追加されたり削除されると、その都度、その規則性に
のっとって文書タイトル一覧表を更新することが必要と
なる。また、文書タイトル一覧表の画面が作成・表示さ
れるまでに時間がかかるようでは、操作性が悪く好まし
くない。特に、本発明のように、イメージ情報の画面を
複数個並べて文書タイトル一覧表とする場合は、キャラ
クタ文字に比べイメージ情報はデータ量が多いので、通
常データの転送に時間がかかり、文書タイトル一覧表全
部の画面ができ上がるのに、 [文書タイトル1つのデータの読み出しおよび転送時
間]×[枚数] 分時間がかかることになる。文書タイトル一覧表は、一
般的には見やすさが劣悪にならない範囲で一画面にたく
さん並んでいたほうが、ページめくりの手間が少なくな
るので好ましいが、枚数が増えるほど、文書タイトル一
覧表作成までの時間がかかることになり、キャラクタ文
字で構成された従来の文書タイトル一覧表と比べ、操作
性劣化の大きな要因となる。
【0008】さらに、文書タイトル一覧表を作成するた
めに、多くのメモリ容量を必要とするようでは、文書本
体の蓄積容量を圧迫することになり好ましくない。すな
わち、文書タイトル一覧表を作成するための条件として
は、 文書の追加・削除等の変更に対して、配列の規
則性を保ちながら更新できること、 文書タイトル一
覧表作成までの応答時間が短いこと、が必要であり、こ
の,の条件は、別の表現をすると、イメージ情報と
いうデータ量の多い情報で構成された複数個の文書タイ
トルを、操作者が文書タイトル一覧表を見たいという意
志表示をしてから、いかに短時間で読み出し転送できる
かに帰着する。また、 メモリの必要な容量が小さい
こと、も必要であり、これらの技術的課題の解決が必要
である。
【0009】本発明は、これらの問題点を除去し、安価
で操作が簡単で、かつ見やすい文書タイトルの作成方法
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる請求項1
記載の発明は、スキャナあるいはファクシミリ等により
イメージ情報として入力された文書から、文書のタイト
ルとしたい部分をタブレット用の手書きペンで指定する
ことにより任意の部分を任意の大きさで切り取り、あら
かじめタイトル用に指定された文書タイトル用枠の大き
さと、切り取り部分の大きさとを比較し、タイトル用枠
のほうが小さい場合は、切り取り部分を文書タイトル用
枠の大きさまで圧縮して縮小し、大きい場合は伸長して
拡大することにより、切り取り部分を欠落させることな
く、文書タイトル用枠の大きさを有効に利用するように
して、イメージ情報のまま、その文書のタイトルとする
方法であって、タイトル部を切り取るときに拡大・縮小
処理まで行った結果を蓄積するようにし、検索するとき
にその蓄積結果の読み出しおよび表示器への転送を文書
タイトルの数分繰り返して行い、その集合体として文書
タイトル一覧表を表示するようにした文書タイトルの作
成方法である。
【0011】さらに、請求項2の発明は、請求項1記載
において、切り取り部の指定を手書きペンで行うのでな
く、あらかじめ指定した枠の大きさと位置情報に基づい
て自動的に切り取るようにした文書タイトルの作成方法
を提案するものである。
【0012】また、請求項3記載の発明は、タイトル部
を切り取るときに、文書タイトルの集合体である文書タ
イトル一覧表の作成まで行い、その結果を蓄積し、検索
時にその蓄積結果の読み出しおよび表示器への転送を行
い表示するようにした文書タイトルの作成方法である。
【0013】
【作用】本発明にかかる請求項1記載の発明は、手書き
ペンによりタブレット上の任意の部分を指定すること、
その部分の文書が切り取られ、これと文書タイトル用枠
の大きさが比較され、その結果に基づいて切り取った部
分を圧縮または伸長し、その結果を蓄積しておき、検索
時には前記の蓄積された結果を文書タイトル一覧表とし
て表示器に表示される。
【0014】さらに請求項2記載の発明は、切り取り部
の指定が予め指定した枠の大きさ及び位置情報に基づ
き、自動的に切り取られる。
【0015】また、請求項3記載の発明は、切り取り時
に文書タイトルの集合体である文書タイトル一覧表の作
成までが行われて、その結果が蓄積される。
【0016】
【実施例】図1は本発明の一実施例で、1は入力された
文書を表示するための表示器で、文書を表現できる解像
度と後出のタブレット2と一体化できるものであればよ
く、例えば液晶表示器が利用できる。2は手書き入力用
の透明なタブレットで、表示器1と一体化され、このタ
ブレット2を通して表示器1上の表示画面を見ることが
でき、かつタブレット2上の任意の点は、それに対応す
る表示器1上の点と重なって見えるようにドット合わせ
がされている。3は前記タブレット2上の位置をポイン
ティングにより位置指定するための手書きペンで、透明
なタブレット2と手書きペン3とは組み合わせて使用さ
れる。これには、例えば電磁型や静電型のタブレットを
使用することができる。4は、入力された文書や本発明
を実施した結果である文書の一部を切り取ってタイトル
とされたイメージ情報を蓄積しておくための蓄積手段
で、文書蓄積用のエリア4aとタイトル蓄積用のエリア
4bとを有している。
【0017】通常、文書をイメージ情報として蓄積する
には、大きな容量が必要であり(例えば、A4サイズの
ファクシミリ文書では、圧縮処理をしない場合で約50
0Kバイト以上が必要)、これには、例えば大容量のメ
モリカードや光磁気ディスク等が使用でき、目的に応じ
て選択すればよい。5は文書タイトル用枠や切り取り部
の大きさ・形状・位置、さらに切り取り部が固定されて
いる場合は、切り取り部の位置と大きさ・形状を記憶し
ておくメモリで、大量の文書が蓄積されている場合、文
書用タイトルが多数並ぶことになるので、その枠の大き
さは、均一にする場合は、表示面の大きさと、タイ
トルの見やすさと、タイトルを探すためのページめく
りの手間との兼ね合いで定めればよい。すなわち、枠が
大きいとタイトルは見やすいが、1ページで表現できる
タイトル数は少なくなるので、タイトル用のページめく
りの回数が増える。枠が小さい場合は、この逆の傾向と
なる。6は切り取った画面(イメージ情報)を、n倍に
拡大または縮小するための演算回路、7は前記手書きペ
ン3によりタブレット2上で位置指定された切り取り部
と表示器1上での対応,切り取り部と文書タイトル用枠
との大きさの比較の他、図2に示す制御動作を行う制御
回路で、マイクロコンピュータにより構成される。8は
蓄積された文書を読み出すときに押下する検索キーで、
この検索キー8が押下されると文書タイトル一覧表が表
示される。9はキーインタフェース回路、10はイメー
ジ情報である文書や文書タイトルを蓄積手段4に蓄積す
るとき、メモリ量を節約するため圧縮処理をし、読み出
すとき伸長処理をする圧縮・伸長処理回路、11は文書
タイトル一覧表として並べる規則性および一覧表のフォ
ーマットを管理・蓄積する管理テーブルを記憶しておく
メモリである。
【0018】図2は、図1に示した制御回路7の制御動
作フロー例のうち、切り取り部と文書タイトル用枠の大
きさとを比較し、拡大または縮小の倍率を決定するため
の動作フロー例で、図2中の範囲Aは、切り取り部分を
指定するための動作フロー図、範囲Bは切り取り部と文
書タイトル用枠の大きさとを比較し、拡大または縮小の
倍率を決定するための動作フロー例である。
【0019】図3は、図2の範囲Bに示した倍率決定の
詳細を説明するための図で、x軸,y軸いずれの方向で
も、切り取り部の寸法と、文書タイトル用枠の寸法とを
比較すると、比率nが得られる(図3(a))。一方、
演算回路6での倍率の精度は、通常ハード上の理由によ
り有限であり、例えば、1/16の整数倍での拡大また
は縮小のみが可能となる。したがって、演算回路6での
倍率と前記比率n(nx ,ny )と一致しないのが普通
となる。
【0020】このため、nに一番近い1/16の整数倍
の値を選ぶことになるが、切り取り部に縮小が必要な場
合に、より大きな縮小率を選ぶとタイトル用枠の一部に
空白ができ(図3(b))、逆に小さな縮小率を選ぶ
と、切り取り部分の一部が欠落することになる(図3
(c))ので、これを考慮して倍率を定めることにな
る。
【0021】なお、図2の範囲Bに示す動作フロー例で
は、切り取った部分が文書タイトルになったときの変形
の違和感を小さくするために、x軸,y軸方向の倍率
は、一方のみまたは両方向同一の倍率にし、かつ切り取
り部分が欠けない場合を示したが、変形が大きくても文
書タイトル部の空白が少ないほがよい,あるいは切り取
り部分が少々欠けても、タイトル用枠部に空白ができな
いほうがよいという場合は、同様の手法により、x軸と
y軸とで異なる倍率を設定すれば容易に実施できること
はもち論である。
【0022】また、図3では、y軸方向について例示し
たが、x軸方向についても同様である。また、倍率は1
/16の整数倍の場合を示したが、これに限定されるも
のでないことは云うまでもなく、よりきめ細かく近似で
きるなら、空白あるいは欠落部が少なくなるので望まし
い。
【0023】図4,図5は、図2,図3の動作例に基づ
き、本発明を実施した場合の操作者からみたプロセスを
例示したもので、図4(a)は切り取ってタイトルとし
たい文書を表示している図、図4(b)は切り取り部分
を矩形とした場合に、手書きペン3により最初に左上,
次いで右下を指示することにより、切り取り部分の位置
と大きさを指定した図、図5(a)は切り取り部分が太
線で確定され、かつこれでよいか否かの確認をする図、
この後、図2に示した制御動作フローに基づき決定され
た倍率で、エリア4bにタイトル画面として蓄積され
る。図5(b)はエリア4aに文書として蓄積されてい
る情報を検索するために、本発明の文書タイトルの作成
方法を実施して、既に作成された文書タイトルが並んで
いる図である。図5(b)に示した文書タイトル一覧表
を作成する方法について、以下に説明する。
【0024】図6は文書タイトル一覧表を作成する第1
の方法を説明したもので、はじめに図6の見方を説明す
ると、 (1)は文書から文書用タイトルを切り取る場合の
動作を、 (2)は文書を検索するために検索キー8が押下
され、文書タイトル一覧表が表示されるまでの動作を示
したものである。 (1)の切り取り時の動作では、文書
C,B,Aおよび時期,は、文書入力された時期の
違いを表わしており、すなわち文書Cまでが入力され、
かつ処理された後に時期で文書Bが入力され、文書B
に関する処理が終了した後に、別の時期で文書Aが入
力されたことを表している。
【0025】第1の方法の動作を説明すると、まず、
(1)の切り取り時は、時期で文書Aが表示されている
ときに、前記した方法で任意の切り取り部分が指定され
ると、制御回路7は管理テーブルを更新するとともにメ
モリ5に切り取り部の枠の大きさと位置情報を記録す
る。メモリ5には、各々の文書タイトル用枠の大きさ
と、位置情報が蓄積されている。次に、 (2)の 文書タ
イトル一覧表表示時は、検索キー8が押下されると、制
御回路7は管理テーブル(メモリ11)から文書タイト
ル配列の規則と各文書タイトルの一覧表における位置情
報を読み出す。入力順に並べるのであれば、はじめに、
図6の(2) に動作として最新の文書Aを読み出し、こ
れをメモリ5に記録されている切り取り部の枠の大きさ
と位置情報とを照合して、文書Aの中の切り取り部を決
定する。次に、これを文書タイトル用枠の大きさと比較
し、拡大または縮小の演算処理をし、その結果、文書A
の文書タイトルATが管理テーブルの位置情報に従い、
表示器1に転送され、文書タイトル一覧表の所定の位置
に表示される。次に、文書B,文書Cについても同様に
この処理を繰り返し、このようにして文書タイトル一覧
表の画面が完成される。
【0026】図7は文書タイトル一覧表を作成する第2
の方法を説明したもので、図の見方は図6と同様であ
る。
【0027】第2の方法の動作を説明すると、まず、
(1)の切り取り時は、時期で文書Aが入力され、文書
Aが表示されているときに、前記した方法で任意の切り
取り部分が指定(枠a)されると、制御回路7は、文書
タイトル用枠の大きさと枠aとを比較し、拡大または縮
小の演算処理を行い、文書Aの文書タイトルATを得
る。制御回路7は、文書タイトルATの文書一覧表にお
ける位置を示す管理テーブルを更新するとともに、文書
タイトルATを蓄積するために圧縮処理を行った後、メ
モリ4bに蓄積する。メモリ4bには、各文書の文書タ
イトルが集合体として蓄積されている。
【0028】次に (2)に文書タイトル一覧表表示時は、
検索キー8が押下されると、制御回路7は管理テーブル
(メモリ11)を参照した後、入力順に並べるのであれ
ば、はじめに、図7 (2)の動作として、文書タイトル
ATを読み出し、伸長処理したのち、管理テーブルの位
置情報に従い、表示器1に転送し文書タイトル一覧表の
所定の位置に表示する。次に、文書B,文書Cについて
も同様にこの処理を繰り返し、このようにして、文書タ
イトル一覧表の画面が完成される。
【0029】図8は文書タイトル一覧表を作成する第3
の方法を説明したもので、図の見方は図6と同様であ
る。
【0030】第3の動作を説明すると、まず、 (1)の切
り取り時は、時期で文書Aが入力され、文書Aが表示
されているときに、前記した方法で、任意の切り取り部
分が指定(枠a)されると、制御回路7は、文書タイト
ル用枠の大きさと枠aとを比較し、拡大または縮小の演
算処理を行い、文書Aの文書タイトルATを得る。制御
回路7は、文書タイトルATを一覧表として並べる規則
および文書タイトルATの文書タイトル一覧表における
位置を示す管理テーブルを更新し、かつ更新された新し
いデータに基づき文書タイトル一覧表を1つのページと
して作成する(文書タイトルが多いときは複数ページと
なる)。次に、この文書タイトル一覧表を蓄積するため
に圧縮処理を行った後、メモリ4bに蓄積する。メモリ
4bには、文書タイトル一覧表というページとして蓄積
される。
【0031】次に、 (2)の文書タイトル一覧表表示時
は、検索キー8が押下されると、制御回路7は直ちにメ
モリ4bにページとして蓄積されている文書タイトル一
覧表を読み出し伸長処理した後、表示器1に転送し文書
タイトル一覧表として表示する。
【0032】次に、上記3つの方法を、前記した文書タ
イトル一覧表作成の条件からみて評価をする。
【0033】はじめに、最も重要な要素である検索キー
8の押下から文書タイトル一覧表完成までの表示時間に
着目すると、表示時間に大きな影響を与えるのは、イ
メージ情報を蓄積手段4から読み出し、かつ表示器1へ
転送する時間と、その処理回数である。
【0034】第1の方法では、検索キー8が押下された
後、メモリ4aから原画を読み出して、その後に拡大・
縮小の演算処理をしている。これは、切り取り部の枠の
大きさと位置情報だけでは、切り取るために原画全部を
読み出さなければ処理できないためであるが、原画とい
うイメージ情報のデータ量は、例えばA4番ファクシミ
リ文書であれば、前述したように、約500Kバイトあ
り、これをMR(モディファイド リード)やM2 R方
式等により、圧縮処理したとしても、20〜40Kバイ
ト程度ある。このデータ量の処理時間は、制御回路7の
処理速度と一度に処理できる容量(バッファリング容
量)に依存するが、比較的高級な端末で用いられる16
ビット処理制御回路でも無視できない時間が必要であ
る。
【0035】拡大・縮小演算後、すなわち文書タイトル
サイズの画面のイメージ情報は、通常原画の数分の1以
下なので、これを表示器1へ転送する時間もその分小さ
くてすむ。図6では、読み出しや転送時の線の太さでイ
メージデータ情報量の違いを表している。図7,図8で
も同様である。図6の第1の方法で文書タイトル一覧表
を作るには、以上説明した読み出し・転送処理が文書タ
イトル一覧表で表示されるタイトル数の数だけ複数回繰
り返されて一覧表が完成される。この時間は、例えば8
枚のタイトルが並ぶ文書タイトル一覧表で、前記した1
6ビット制御回路,データはM2 R処理で圧縮された場
合でも、7〜8秒程度かかり操作性上無視できない。
【0036】次に、第2の方法は、切り取り時に拡大・
縮小の演算処理が済まされ、個々の文書タイトル画とし
て蓄積手段4に蓄積されているので、検索キー8の押下
後、蓄積手段4から読み出されるのは原画の数分の1以
下のイメージ情報なので、これを複数回繰り返しても、
第1の方法に比べると、文書タイトル一覧表完成までの
時間は短くてすむ。
【0037】第3の方法では、検索キー8の押下後、蓄
積手段4から読み出されるのは、文書タイトル一覧表と
してのページである。このページは、第1の方法で説明
した原画と同程度のイメージデータがあり、データ量と
しては大きいが、読み出しと転送の回数は1回ですむ。
したがって、第1の方法より処理時間が短くてすむこと
は明らかである。しかし、第2の方法と第3の方法との
比較は、小さいデータ量を複数回処理するのと、大きい
データ量を1回処理するのと、どちらが速いかに帰着す
るが、これは蓄積手段4の種類に依存し、すなわち、例
えば光磁気ディスクでは容量は大きいが、データアクセ
スするのにディスクの回転を待つのでやや遅く、メモリ
ーカードのような半導体メモリでは、アクセス時間は短
いので速く、一概にはいえない。
【0038】以上のように、表示されるまでの時間でみ
ると、第1の方法より第2,第3の方法が有利である。
【0039】一方、必要とする、メモリ量は、これも文
書タイトル一覧表を作成するために、イメージデータの
蓄積がどのようになされているかがポイントとなり、第
1の方法は、原画は元々必要なものであり、文書タイト
ル一覧表作成のために必要とするメモリ量はごく少量で
すむ。これに対し、第2の方法は、全ての文書タイトル
をイメージ情報の集合体として蓄積しておくので、第1
の方法より多くのメモリ量を必要とする。さらに、第3
の方法は、文書タイトル一覧表をページとして蓄積して
おくので、ページの面積は、文書タイトルの集合部の面
積より大きいので、第2の方法よりもさらに多くのメモ
リ量を必要とする。第3の方法は、文書タイトルを並べ
る規則性が複数あるとき、例えば所望の文書タイトルを
入力順からも、あいうえお順からも、あるいは見出し毎
に分類した見出し単位でも探しあてられるようにする場
合は、それぞれの検索方法に見合った文書タイトル一覧
表のページが必要となるので、メモリ量はさらに必要と
なる。また、文書の追加や削除等の変更が生じた場合
は、全ての検索方法用の文書タイトル一覧表の更新が必
要となる。
【0040】以上をまとめると、第1の方法は、文書タ
イトル一覧表表示の時間は少々遅くても、メモリ量を節
約したい場合に適し、第2,第3の方法は、逆にメモリ
量は多少犠牲にしても、表示待ち時間を短縮したい場合
に適する。ただし、第3の方法は、多様な検索をサポー
トする程、文書タイトル用のメモリが増え、また、更新
の手間もかかることになる。
【0041】第2,第3の方法は、第1の方法に比べ、
文書タイトル一覧表表示までの時間が短いのは、文書タ
イトル切り取り時に、文書タイトル作成まで、あるいは
文書タイトル一覧表作成まですませてしまうからであ
る。この処理のために、第2,第3の方法では、第1の
方法に比べ、切り取り処理終了までの時間は長くなって
いるが、この部分の時間の長さは、操作上は気にならな
いことを利用したものである。以上をもとに利用目的に
応じて方法を使いわけることができる。
【0042】なお、図5(b)では、文書タイトルは1
ページに8個表示される場合を示したが、文書タイトル
用枠の大きさや形状を変えることによって自由に設定で
きることはもち論である。また、文書タイトル用枠や切
り取り部の形状は、上記の実施例では矩形の場合につい
て示したが、これに限定されるものではなく、文書タイ
トルの枠の場合は、任意の形状をメモリ5に記憶させて
おけばよく、切り取り部の場合は、たとえば円形なら中
心点と半径を指定することにより、自由に切り取れるこ
とはもち論である。
【0043】また、上記の実施例では切り取り部分を手
書きペン3により指定する場合を示したが、指定の手間
を省くため、または文書が自動的に入力される場合でも
対応できるようにするために、切り取り部を文書の上半
分あるいは上から3〜15行目等あらかじめ固定してお
き、さらに、文書タイトル用枠との関係で倍率も固定し
ておき、操作者の指定なしにタイトルを切り取るように
しておくことも、本発明から容易に実施することができ
る。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
記載の発明は、手書きペンにより、タブレット上の任意
の部分を指定することにより、これに対応する文書を切
り取って、あらかじめ定められた文書タイトル用枠の大
きさと、切り取り部分の大きさとを比較し、前者が小さ
い場合は切り取り部分を圧縮して縮小し、大きい場合は
伸長して拡大することによりイメージ情報のままその文
書のタイトルとする方法であって、切り取り時に、拡大
または縮小処理まで行いその結果を蓄積し、検索時に蓄
積結果の読み出しおよび表示器への転送を、文書タイト
ル一覧表として表示されるタイトル数分繰り返して行
い、その集合体として表示するようにしたので、イ ) タイトルを付与するためのキーボードやかな−漢字
変換手段が不要となり、装置を小形、かつ安価にするこ
とができ、かつ操作の手間も簡単となり、ロ ) 文書上きれいに印字あるいは清書されている文字や
図形をそのままタイトルにできるので、手書きによる方
法よりもきれいで見やすく、さらに、手書きを認識しキ
ャラクタ化する方法よりも、操作がスピーディで、かつ
安価にすることができ、ハ ) 文書の一部をそのままタイトルとするので、通常の
タイトル名の付与法に比べ、名付け者以外の者が検索す
る場合でも、タイトルから文書の内容を連想しやすく、ニ ) 文書タイトル用枠の大きさ(固定)に合せて、タイ
トル用切り取り部の大きさ(不定)を、縮小または拡大
するので、操作上の違和感がなく、見やすいタイトル画
面を作成することができるという、 以上の利点のあるイメージ情報で作成された文書タイト
ルを検索キーが押下されたとき短時間で文書タイトル一
覧表として表示でき、かつこれに必要とするメモリー量
も少量ですみ、また、文書の追加,削除等の変更にも対
応できる文書タイトルの作成方法を提供することができ
る。
【0045】さらに、請求項2記載の発明は、切り取り
部の指定をあらかじめ指定した枠の大きさおよび位置情
報に基づき自動的に切り取るようにしたので、切り取り
部を操作者が指定することなく、タイトルを作成するこ
とができるので、手間がはぶける他に、例えば、ファク
シミリの自動着信のように人手を介さずに文書が入力さ
れたような場合でも、自動的に切り取って文書のタイト
ルを作成することができるので、操作者の介在なしに上
記利点を享受することができる。等の効果がある。
【0046】また、請求項3記載の発明は、切り取り時
に文書タイトルの集合体である文書タイトル一覧表の作
成まで行い、その結果を蓄積し、検索時に蓄積結果の読
み出しおよび表示器への転送を行い、表示するようにし
たので、検索キーが押下されたとき、さらに短時間で文
書タイトル一覧表として表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である
【図2】制御回路の制御動作例を示す動作フロー図であ
る。
【図3】制御回路の倍率決定の動作を説明する説明図で
ある。
【図4】本発明を実施する場合の操作の一例を示す説明
図である。
【図5】図4に引続く操作の一例を示す説明図である。
【図6】文書タイトル一覧表を作成する第1の方法を説
明する図である。
【図7】文書タイトル一覧表を作成する第2の方法を説
明する図である。
【図8】文書タイトル一覧表を作成する第3の方法を説
明する図である。
【符号の説明】
1 表示器 2 タブレット 3 手書きペン 4 蓄積手段 4a エリア 4b エリア 5 メモリ 6 演算回路 7 制御回路 8 検索キー 9 キーインタフェース回路 10 圧縮・伸長処理回路 11 メモリ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示器と、この表示器と一体化された透明
    なタブレットと、このタブレット上の任意の点を指示す
    る手書きペンと、イメージ情報を蓄積する蓄積手段と、
    制御回路とを備え、イメージ情報として入力された文書
    を表示している状態において、前記手書きペンにより、
    前記タブレット上の任意の部分を指定することにより、
    これに対応する文書を切り取って、あらかじめ定められ
    た文書タイトル用枠の大きさと、前記切り取り部分の大
    きさとを比較し、前者が小さい場合は切り取り部分を圧
    縮して縮小し、大きい場合は伸長して拡大することによ
    りイメージ情報のままその文書のタイトルとする方法で
    あって、前記切り取り時に、前記拡大または縮小処理ま
    で行いその結果を蓄積し、検索時に前記蓄積結果の読み
    出しおよび前記表示器への転送を、文書タイトル一覧表
    として表示されるタイトル数分繰り返して行い、その集
    合体として表示することを特徴とする文書タイトルの作
    成方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の文書タイトルの作成方法に
    おいて、切り取り部の指定を手書きペンによる指定に代
    えてあらかじめ指定した枠の大きさおよび位置情報に基
    づき自動的に切り取ることを特徴とする文書タイトルの
    作成方法。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の文書タイトルの
    作成方法において、切り取り時に文書タイトルの集合体
    である文書タイトル一覧表の作成まで行い、その結果を
    蓄積し、検索時に前記蓄積結果の読み出しおよび表示器
    への転送を行い、表示することを特徴とする文書タイト
    ルの作成方法。
JP3177701A 1991-06-24 1991-06-24 文書タイトルの作成方法 Pending JPH052585A (ja)

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Cited By (1)

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US9731309B2 (en) 2013-01-31 2017-08-15 Nippon Closures Co., Ltd. Foam dispensing cap

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