JPH03132873A - ページ検索用表示システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、電子ファイルシステムによって光ディスク
等の記憶媒体に記憶させた多数ページに亘るドキュメン
トの所要ページを検索するのに適したページ検索用表示
システムに関する。

〔従来の技術〕

従来、電子ファイルシステム等において、記憶媒体に格
納されているドキュメント検索用表示システムにより、
ドキュメント（文書２文献）中の所望の内容が記載され
ているページを探し出したい場合には、高速ページめく
り機能によって１ページ目から順に自動的に検索して表
示させたり、検索したいページ全体を縮小して数ページ
分をまとめて同時に表示させるようにしていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、前者のように高速でページをめくるよう
に表示するのでは１ページ内の内容の確認を行なうこと
が難しく、他のページと比較することもできなかった。

また後者でも、ページ全体を縮小することによって文字
がつぶれてしまって読みにくくなるうえに縮小処理に時
間がかかつてしまうので、所望の内容が記載されたペー
ジを容易に探し出すことはできないという問題があった
。

この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、複数
ページに亘るドキュメント中の所望の内容の記載されて
いるページを効率良く検索できるようにすることを目的
とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明は上記の目的を達成するため、第１図に機能ブ
ロック図で示すように、ドキュメントファイルメモリＡ
に格納された複数ページに亘るドキュメントの各ページ
の一部を抜き出して表示させるエリアを指定する抜出表
示エリア指定手段Ｂと、その手段Ｂによって指定された
抜出表示エリアの座標を上記ドキュメントの各ページの
データをビットマツプに展開した時のビットマツプ幅に
変換する座標・ビットマップ幅変換手段Ｃと、その手段
Ｃによって変換された各ビットマツプ幅で各ページ毎の
ドキュメントデータの表示開始位置を算出する表示開始
位置算出手段りと、上記ビットマツプ幅と表示開始位置
に従って複数のページのそれぞれ上記抜出表示エリア指
定手段Ｂによって指定されたエリアのドキュメントデー
タを一画面に表示するためのビットマツプデータを作成
する表示データ作成手段Ｅと、その手段Ｅによって作成
された表示データを一画面に表示する表示手段Ｆを備え
たページ検索用表示システムを提供するものである。

〔作　用〕

この発明によるページ検索用表示システムは。

抜出表示エリア指定手段Ｂによってドキュメントの各ペ
ージの抜出表示エリアを指定すると、その座標を座標・
ビットマップ幅変換手段Ｃがビットマツプ幅に変換し、
表示開始位置算出手段りが各ビットマツプ幅によって各
ドキュメントデータの表示開始位置を算出して、これら
のビットマツプ幅と表示開始位置に従って表示データ作
成手段ＥがドキュメントファイルメモリＡに格納されて
いるドキュメントの各ページから抜き出したドキュメン
トデータによって表示データを作成し１表示手段Ｆの一
画面に表示する。

したがって、ドキュメントの複数ページの内容を縮小せ
ずに同時に見ることができる。

〔実施例〕

以下、この発明の実施例を第２図以降に基づいて具体的
に説明する。

第２図は、この発明によるページ検索用表示システムの
構成を示すブロック図である。

このシステムは、キーエリア座標指定部１．ドキュメン
トファイルメモリ２２表示部３．及び制御装置４からな
り、制御装置４は座標・ビットマップ幅変換マツプ５．
座標・ビットマップ幅変換部６．データ・スタートポイ
ント算出部７．バッファ８．グラフィックプロセッサ９
．及びビデオメモリ１０によって構成されている。

なお、この制御装置４はマイクロコンピュータによって
実現される。

キーエリア座標指定部１は、キーボードやマウス等の入
力装置であり、ドキュメントファイルメモリ２の抜き出
し表示を行なうドキュメントのナンバの指定入力とその
抜き出しを開始するページの入力、及び各ページから抜
き出す表示エリア（「キーエリア」とも称する）の位置
を指示する入力等を行なう。

すなわち、このキーエリア座標指定部１は第１図の抜出
表示エリア指定手段Ｂに相当する。

座標・ビットマップ幅変換マツプ５は、ＨＤＤ等の記憶
装置であり、ドキュメントをビットマツプに展開した時
のビットマツプ幅と、ビットマツプ上に取った座標軸に
よって示される座標を対応させた変換マツプが格納され
ている。

座標・ビットマップ幅変換部６は、キーエリア座標指定
部１から入力された抜き出し表示エリアの位置の座標を
ビットマツプ幅に変換する演算処理を行なう。

すなわち、座標・ビットマップ幅変換マツプ５と座標・
ビットマップ幅変換部６は第１図の座標・ビットマップ
幅変換手段Ｃの役割を果たす。

データ・スタートポイント算出部７は、座標・ビットマ
ップ幅変換部６によって変換されたビットマツプ幅によ
ってドキュメントの各ページから抜き出した表示エリア
の表示開始位置を算出する。

つまり、このデータ・スタートポイント算出部７が第１
図の表示開始位置算出手段りに相当する。

ドキュメントファイルメモリ２は、光ディスク等を記憶
媒体とする記憶装置であり、複数のページからなるドキ
ュメントのデータを格納しており、指示されたドキュメ
ントのデータをバッファ８に送る。

バッファ８は、ドキュメントファイルメモリ２から送ら
れたドキュメントデータを一時的に格納するメモリであ
る。

グラフィックプロセッサ９は、座標・ビットマップ幅変
換部６で変換したビットマツプ幅に対するバッファ８に
格納されたドキュメントデータを抜き出し表示エリアの
ドキュメントデータとして、データ・スタートポイント
算出部７によって算出した表示開始位置に従ってビット
マツプデータを作成し、そのビットマツプデータをビデ
オメモリ１０へ送出する。

すなわち、グラフィックプロセッサ９とビデオメモリ１
０は第１図の表示データ作成手段Ｅの役割を果たす。

表示部３は、ＣＲＴ、ＬＣＤ等のデイスプレィ装置であ
って、ビデオメモリ１０に格納されているビットマツプ
データによってドキュメントの各ページ毎の抜き出し表
示エリアを数ページ分まとめて同一画面に表示する。

次に、第３図のフローチャートによってドキュメントの
各ページからの抜き出し表示の処理について説明する。

まず、ステップ１で抜き出し表示するドキュメントの指
定と抜き出しを開始するページ数が入力されて、ステッ
プ２で抜き出し表示エリア（キーエリア）の位置が指定
されるとステップ３へ進む。

ステップ３では、ドキュメントの各ページのデータをビ
ットマツプに展開した時のビットマツプ幅で指定された
抜き出し表示エリアの開始位置（「キーエリア・スター
トポイント」とも称する）と、その開始位置を起点とし
たエリアの縦・横の幅をそれぞれ算出する。

次にステップ４へ進んで、最初の抜き出し表示エリアを
表示する開始位置（「キーエリア・出カスタードポイン
ト」とも称する）を決定し、ステップ５でその表示開始
位置に表示する。

そして、ステップ６でまだ表示していないページが有れ
ばステップ７へ進み、ステップ３で算出したエリアの縦
・横の幅によって画面上に次の抜き出し表示エリアを表
示できるスペースが有るか否かを確認し、有ればステッ
プ４へ戻って次の表示開始位置を算出してステップ５で
表示する。

このようにして、つぎつぎと同一画面に表示していって
１画面に表示できなくなり、ステップ８で終了でなく継
続の場合にはステップ９へ進んで表示画面をクリアして
ステップ４へ戻り同様の処理を繰り返す。

そして、ステップ６で全てのページの抜き出し表示が終
了するか、ステップ８で表示終了の指示が人力されたら
抜き出し表示の処理を終了する。

次に、第４図によって座標・ビットマップ幅変換部６に
おける演算処理について説明する。

１１は、下キュメントの１ペ一ジ分の表示領域であり、
左上を原点○として横方向にＸ軸、縦方向にＶ軸が取っ
てあって指示された位置は座標に換算される。

そして、ドキュメントの各ページの抜き出し表示エリア
の位置を対角点で指定すると、その２点Ａ　（ｚａ、ｙ
ａ）ｌ　Ｂ　（ｚｂ、ｙｂ）で示されるエリアのビット
マツプ幅を算出する。

ここで、表示領域の横幅は２４００ビツトとする。

すなわち、抜き出し表示エリアの開始位置である点Ａを
示すビットマツプ幅と、点Ａを起点としたエリアの縦・
横幅を座標１メモリあたりのビットマツプ幅のΔＸとΔ
ソを用いてそれぞれ、２４００　Ｘ　ｙ　ａ　＋　ｘ　
ａ ΔｒＸ　（ｘｂ−ｘａ） ΔｙＸ　（ｙａ−Ｖｂ） の計算式によって算出する。なお、対角点とは四角形の
対角線上の両端の２点をいう。

第５図は、抜き出し表示エリアを同一画面に表示する一
例を示す図である。

ドキュメントの各ページから第５図（ａ）に斜線を施し
て示すように指定された表示エリアを抜き出し、同図（
ｂ）に示すように画面１２の上から下へ順に並べて表示
する。

この際、各表示エリア中にドキュメント中でのページ数
を表示するとよい。

〔発明の効果〕

以上説明したように、この発明によるページ検索用表示
システムは、ドキュメントのページ中の指定したエリア
を各ページから抜き出して同一画面上に表示するので、
所望の内容を記載したページを効率良く探し出せるよう
になり、ドキュメントのページ検索を素早く行なうこと
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明によるページ検索用表示システムの構
成を示す機能ブロック図、 第２図はこの発明の一実施例の構成を示すブロック図。 第３図は第２図に示したページ検索用表示システムに・
よる抜き出し表示の処理を説明するためのフロー図、 第４図はドキュメントの１ペ一ジ分の表示領域を示す説
明図、 第５図は抜き出し表示エリアを同一画面に表示する一例
を示す説明図である。 １・・・キーエリア座標指定部 ２・・・ドキュメントファイルメモリ ３・・・表示部　　　　４・・・制御装置５・・・座標
・ビットマップ幅変換マツプ６・・・座標・ビットマッ
プ幅変換部 ７・・・データ・スタートポイント算出部８・・・バッ
ファ　　　９・・・グラフィックプロセッサ１０・・・
ビデオメモリ 第１図 ｊ１！２図 篇３図 第４図 １ （α）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　ドキュメントファイルメモリに格納された複数ペー
   ジに亘るドキュメントの各ページの一部を抜き出して表
   示させるエリアを指定する抜出表示エリア指定手段と、 該手段によって指定された抜出表示エリアの座標を前記
   ドキュメントの各ページのデータをビットマップに展開
   した時のビットマップ幅に変換する座標・ビットマップ
   幅変換手段と、 該手段によつて変換された各ビットマップ幅で各ページ
   毎のドキュメントデータの表示開始位置を算出する表示
   開始位置算出手段と、 前記ビットマップ幅と表示開始位置に従つて複数のペー
   ジのそれぞれ前記抜出表示エリア指定手段によつて指定
   されたエリアのドキュメントデータを一画面に表示する
   ためのビットマップデータを作成する表示データ作成手
   段と、 該表示データ作成手段によつて作成された表示データを
   一画面に表示する表示手段とを備えたことを特徴とする
   ページ検索用表示システム。