JPH05258172A - 自動販売機の抽出濾過方法とその装置 - Google Patents

自動販売機の抽出濾過方法とその装置

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JPH05258172A
JPH05258172A JP5400992A JP5400992A JPH05258172A JP H05258172 A JPH05258172 A JP H05258172A JP 5400992 A JP5400992 A JP 5400992A JP 5400992 A JP5400992 A JP 5400992A JP H05258172 A JPH05258172 A JP H05258172A
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JP
Japan
Prior art keywords
hot water
extraction chamber
extraction
valve element
upper opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP5400992A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshimitsu Yamanishi
敏光 山西
Toshikazu Kita
敏和 北
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
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  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 確実な強制濾過を実施できる抽出濾過方法を
提供することを目的とする。 【構成】 #3aで抽出室の上部開口から原料と熱湯を
抽出室に投入する際に弁体に付着した原料は、#3bで
弁体が回転することによって遠心力で振り切って除去さ
れる。この弁体の回転の際には#3cで上部開口から熱
湯が注がれるため、付着した原料の弁体への付着力が注
がれた熱湯によって弱められて、弁体から確実に振り切
って除去できる。したがって、強制濾過工程では抽出室
の充分な密閉状態が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動販売機での抽出濾過
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の抽出濾過装置は、実開昭64-314
80号公報などに開示されている。それは図5〜図9に示
されるように構成されている。
【0003】抽出濾過装置は図5に示すように下面が開
放されたブルワーユニット1と、ブルワーユニット1の
下面開口2を閉塞する位置と図5のように開放する位置
とに昇降駆動されるフィルター受け3と、ブルワーユニ
ット1の抽出室4の上部開口5を開閉する弁体6と前記
フィルター受け3を駆動する開閉装置7などで構成され
ている。
【0004】抽出濾過動作は図4に示す工程で実施され
る。最初は、#1で図6に示すようにフィルター受け3
でブルワーユニット1の下面開口2を閉塞し、#2で圧
縮ばね8の付勢に抗して弁体6を押し下げて抽出室4の
上部開口5を開放する。この状態で#3では図6に矢印
Aで示すように、上部開口5から原料と熱湯を抽出室4
に投入する。この状態で図7に示すように供給口9から
エアー10を吹き込んで原料と熱湯の混合液11を攪拌し、
#4では図8に示すように弁体6の前記押し下げを解除
して弁体6で上部開口5を閉塞して抽出室4を密閉す
る。#5では供給口9からエアー10をさらに吹き込んで
抽出室4の内圧を上げて、混合液11を、ブルワーユニッ
ト1とフィルター受け3とで挟持されているペーパーフ
ィルタ12で強制濾過する。抽出エキスの溶け込んだ熱湯
は、ペーパーフィルタ12を通過して管路13を介してカッ
プへ払い出され、原料滓14はペーパーフィルタ12の上に
残る。次に図9に示すようにフィルター受け3が降下し
て、原料滓14の付着したペーパーフィルタ12が次の販売
に使用されるものに入れ替えられる。
【0005】弁体6は開閉装置7の出力軸15に取り付け
られたバルブ開閉カム16によって駆動され、フィルター
受け3は開閉装置7の出力軸15に取り付けられたメイン
カム17によってスライドシャフト18を介して駆動されて
おり、出力軸15が一回転する間に弁体6とフィルター受
け3が図6〜図9に示したように移動する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
の抽出濾過装置はコーヒーの販売に使用されているが、
攪拌工程が終わると#4では、図8に示すように弁体6
で上部開口5を閉塞して抽出室4を密閉し、抽出室4の
内圧を上げて#5での強制濾過の動作に備えるが、弁体
6に原料が付着していた場合には、弁体6と上部開口5
の周囲との間に付着していた原料Hが挟まれる事態が発
生して、図10に示すように抽出室4の密閉状態が不完全
になって、#5においては隙間Gから加圧用のエアーの
漏れが発生し、抽出室4の内部圧力が十分に上昇しない
ため、強制濾過の途中で図9に示したようにフィルター
受け3が降下する状態に移行し、カップに払い出される
商品が不足するとともに、フィルター受け3が降下する
と残りの混合液11がその周囲に零れて、自動販売機の庫
内を汚損する問題がある。
【0007】本発明は#3の工程で弁体に原料の付着が
発生しても、確実な強制濾過を実施することができる抽
出濾過方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の抽出濾過方法
は、ブルワーユニットの抽出室の上部開口から原料と熱
湯を抽出室に投入し、投入後に抽出室の内側から弁体を
弁座に押し当てて前記上部開口を閉塞し、抽出室を加圧
して湯と原料との混合液をフィルタで強制濾過し、抽出
濾過液を払い出す調理工程において、抽出室の上部開口
から原料と熱湯を抽出室に投入する工程に次いで、前記
弁体を回転させるとともに前記上部開口から熱湯を注
ぎ、この工程の後に弁体を弁座に押し当てて強制濾過す
ることを特徴とする。
【0009】
【作用】この構成によると、抽出室の上部開口から原料
と熱湯を抽出室に投入する際に弁体に付着した原料は、
弁体が回転することによって遠心力で振り切って除去さ
れる。この弁体の回転の際には上部開口から熱湯が注が
れるため、付着した原料の弁体への付着力が注がれた熱
湯によって弱められて、弁体から確実に振り切って除去
できる。したがって、強制濾過工程では抽出室の充分な
密閉状態が得られる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の抽出濾過方法を具体的な実施
例を示す図1〜図3に基づいて説明する。
【0011】なお、図5〜図9と同様の作用をなすもの
には、同一の符号を付けて説明する。この実施例の抽出
濾過装置は、図2に示すように弁体6を駆動するシャフ
ト19はブルワーユニット1に穿設された孔20に挿通され
て軸心方向にスライド自在である。シャフト19は圧縮ば
ね21の付勢力で前記弁体6を上部開口5の周囲に押し付
ける方向に付勢されており、圧縮ばね21の下端と前記孔
20の上端の周囲との間にはワッシャー22とこのワッシャ
ー22がシャフト19の軸心回りに滑らかに回動するように
軸受23が介装されている。シャフト19の上端にはボール
24が埋め込まれていて、シャフト19はボール24を介して
バルブ開閉カム16の周面に当接している。シャフト19の
上端近傍には歯車25が取り付けられており、固定側には
この歯車25に噛合する歯車26が取り付けられたモータ27
が配置されている。
【0012】シャフト19の下端は抽出室4に向かって下
方に延設されており、攪拌体28が取り付けられている。
抽出濾過動作は図1に示す工程で実施され、図4に示し
た従来の抽出濾過方法とは#2と#4の間で#3a〜#
3dが実施される点が異なっている。
【0013】具体的には、#1でフィルター受け3でブ
ルワーユニット1の下面開口2を閉塞し、#2で圧縮ば
ね21の付勢に抗して弁体6を押し下げて抽出室4の上部
開口5を開放する。#3aでは上部開口5から原料と熱
湯を抽出室4に投入する。この状態で供給口9からエア
ー10を吹き込んで原料と熱湯の混合液11を攪拌する。図
2に示した#3bでは、モータ27を運転してシャフト19
を回転させて弁体6と攪拌体28を回転させる。この弁体
6の回転中に#3cでは図2に矢印Bで示すように上部
開口5から僅かの熱湯を注ぐ。
【0014】この弁体6の回転によって、前記#3aの
実施で弁体6に付着していた原料は、遠心力で振り切ら
れて抽出室4に飛び散って除去される。なお、熱湯が注
がれることによって、原料の弁体6への付着力が弱めら
れて、確実に振り切って除去できる。
【0015】#3dでモータ27の運転を終了し、#4で
は弁体6の前記押し下げを解除して弁体6で上部開口5
を閉塞して抽出室4を密閉する。このように、#3bと
#3cを実施して付着した原料を確実に除去した後に#
4以降の強制濾過工程を実施しているため、強制濾過工
程では抽出室の充分な密閉状態が得られ、規定時間以内
に濾過を完了することができる。
【0016】この後の工程は従来と同様であって、強制
濾過された抽出エキスの溶け込んだ熱湯はカップへ払い
出され、原料滓14の付着したペーパーフィルタ12が次の
販売に使用されるものに入れ替えられて一動作が完了す
る。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明の抽出濾過方法によ
ると、ブルワーユニットの抽出室の上部開口から原料と
熱湯を抽出室に投入し、投入後に抽出室の内側から弁体
を弁座に押し当てて前記上部開口を閉塞し、抽出室を加
圧して湯と原料との混合液をフィルタで強制濾過し、抽
出濾過液を払い出す調理工程において、抽出室の上部開
口から原料と熱湯を抽出室に投入する工程に次いで、前
記弁体を回転させるとともに前記上部開口から熱湯を注
ぎ、この工程の後に弁体を弁座に押し当てて強制濾過す
るため、抽出室の上部開口から原料と熱湯を抽出室に投
入する際に弁体に付着した原料は、弁体が回転すること
によって遠心力で振り切って除去される。この弁体の回
転の際には上部開口から熱湯が注がれるため、付着した
原料の弁体への付着力が注がれた熱湯によって弱められ
て、弁体から確実に振り切って除去でき、強制濾過工程
では抽出室の充分な密閉状態が得られて確実な抽出動作
を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の調理方法の具体的な実施例の工程図で
ある。
【図2】同実施例の原料と熱湯を投入した直後の断面図
である。
【図3】同実施例の加圧抽出工程の断面図である。
【図4】従来の抽出濾過装置における調理工程図であ
る。
【図5】従来の抽出濾過装置の正面図である。
【図6】従来の抽出濾過装置の原料と熱湯の投入工程の
断面図である。
【図7】従来の抽出濾過装置の攪拌工程の断面図であ
る。
【図8】従来の抽出濾過装置の強制濾過工程の断面図で
ある。
【図9】従来の抽出濾過装置の原料滓の除去工程の断面
図である。
【図10】従来の抽出濾過装置の上部開口の密閉不完全状
態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ブルワーユニット 3 フィルター受け 4 抽出室 5 上部開口 6 弁体 19 シャフト 21 圧縮ばね 25,26 歯車 27 モータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブルワーユニットの抽出室の上部開口か
    ら原料と熱湯を抽出室に投入し、投入後に抽出室の内側
    から弁体を弁座に押し当てて前記上部開口を閉塞し、抽
    出室を加圧して湯と原料との混合液をフィルタで強制濾
    過し、抽出濾過液を払い出す調理工程において、抽出室
    の上部開口から原料と熱湯を抽出室に投入する工程に次
    いで、前記弁体を回転させるとともに前記上部開口から
    熱湯を注ぎ、この工程の後に弁体を弁座に押し当てて強
    制濾過する自動販売機の抽出濾過方法。
  2. 【請求項2】 ブルワーユニットの抽出室の上部開口か
    ら原料と熱湯を抽出室に投入し、投入後に抽出室の内側
    から弁体を弁座に押し当てて前記上部開口を閉塞し、抽
    出室を加圧して湯と原料との混合液をフィルタで強制濾
    過し、抽出濾過液を払い出す自動販売機において、弁体
    が取り付けられたシャフトを回転自在に支持するととも
    に、シャフトをその軸心回りに回転駆動する駆動源を設
    けた自動販売機の抽出濾過装置。
JP5400992A 1992-03-13 1992-03-13 自動販売機の抽出濾過方法とその装置 Pending JPH05258172A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01255092A (ja) * 1988-04-04 1989-10-11 Toshiba Electric Appliance Co Ltd 飲料抽出装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01255092A (ja) * 1988-04-04 1989-10-11 Toshiba Electric Appliance Co Ltd 飲料抽出装置

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