JPH05257072A - 二次元光スキャニング装置 - Google Patents

二次元光スキャニング装置

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JPH05257072A
JPH05257072A JP4087998A JP8799892A JPH05257072A JP H05257072 A JPH05257072 A JP H05257072A JP 4087998 A JP4087998 A JP 4087998A JP 8799892 A JP8799892 A JP 8799892A JP H05257072 A JPH05257072 A JP H05257072A
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light
vibrating member
vibrating
sphere
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JP4087998A
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Yoshitada Ishizuka
嘉忠 石束
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Nidec Copal Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 二次元光スキャニング装置の高速化及び小型
化を図る。 【構成】 スキャニング専用の平面鏡12は第一の軸4
を中心にして双方向に回転振動しスキャン光14をY−
Z平面に沿って角的に走査する。平面鏡12は同時に第
一の軸4に対して傾斜変位しスキャン光14をX−Z平
面に沿って角的に走査する。スキャン光14と平行な戻
り光15は固定配置された凹面鏡1により反射集光され
受光素子9により受光される。球中心点5と受光素子9
を結ぶ第三の軸10は常にスキャン光14と平行になる
様に設定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーザ光線を二次元的に
スキャニング投光し標的から反射された散乱光あるいは
戻り光を受光検出する二次元光スキャニング装置に関す
る。かかる装置は物品に付されたバーコードを読み取る
為のバーコードリーダや遠隔物を識別する為のレーザレ
ーダ等に組み込まれる。
【0002】
【従来の技術】従来の二次元光スキャニング装置として
は、平面ミラーを取り付けた一対のガルバノメータをレ
ーザ光路に配置し、一方を水平方向に回転振動させ他方
を垂直方向に回転振動させる事によりレーザ光を二次元
的にスキャニングする方式がある。
【0003】別の従来方式として、1枚の平面ミラーを
2個のガルバノメータで水平方向及び垂直方向に回転さ
せ二次元スキャニングを行なう構造が知られている。本
発明の背景を明らかにする為に、図8を参照して後者の
従来構造を簡潔に説明する。略コの字型の振動部材10
1は図示しないガルバノメータにより水平軸102を中
心として回転振動する。振動部材101にはガルバノメ
ータ103が取り付けられている。ガルバノメータ10
3のシャフトには平面ミラー104が固着されており垂
直軸105を中心として回転振動する。レーザ光源10
6から放射されたレーザ光107は集光ミラー108の
中央部に設けられた開口109を介して、水平方向及び
垂直方向に回転振動する平面ミラー104に入射し反射
されて二次元的にスキャニングされた投光110が得ら
れる。標的からの戻り光111は平面ミラー104を介
して集光ミラー108まで逆進し、レンズ112で集光
された後受光素子113で受光検出される。この後者の
従来方式は前者の従来方式に比べて平面ミラーが1枚で
済み構造が簡略化されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】いずれの従来例におい
ても平面ミラーは出射用と受光用を兼ねている。平面ミ
ラーの面積寸法が大きい程受光量が増加し検出感度が向
上する。出射用としては大面積を必要としないにもかか
わらず、所定の受光量を確保する為平面ミラーの面積寸
法は大きくせざるを得ない。一方、高性能化を図る為に
平面ミラーの高速駆動が要求されている。高速回転振動
によって生じる平面ミラーの機械的な歪みを抑制する為
に厚み寸法を大きくして剛性を持たせなければならな
い。所定の面積寸法及び厚み寸法を確保すると平面ミラ
ーの質量が必然的に増加し、高出力のガルバノメータが
必要になる為小型化に限界が生じる。
【0005】この様に、ガルバノメータと出射用及び受
光用を兼ねた平面ミラーとの組み合わせからなる従来の
二次元光スキャニング装置では受光量を確保する為に面
積寸法を縮小できず、高速化と小型化を同時に達成する
事が困難であるという課題がある。高速化の為には平面
ミラーの厚み寸法を増やし且つ高出力のガルバノメータ
を用いなければならず小型化に相反する事となる。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した従来の技術の課
題に鑑み、本発明は二次元光スキャニング装置の高速化
及び小型化を同時に達成可能な構造を提供する事を目的
とする。かかる目的を達成する為にミラーを分割し、ス
キャニング専用の平面鏡と受光専用の球面凹面鏡とを用
いる構造とした。これによりスキャニング専用の平面鏡
を極力小型化するとともに、受光専用の凹面鏡で戻り光
を集光し十分な受光量を確保する様にした。又、集光が
常に受光面に当る様に、受光素子をスキャニング専用の
平面鏡と連動させる様にしている。
【0007】あるいは上述した構造の変形として、平面
鏡を回転振動させる代りに、レーザ光源自体を回転振動
駆動する様にしても良い。
【0008】図1を参照して本発明にかかる二次元光ス
キャニング装置の基本的な構成を説明する。固定配置さ
れた凹面鏡1は球面の一部を切り取った形状の反射面2
を有する。凹面鏡1の上方には第一の振動部材3が配置
されている。この振動部材3は第一の軸4(X軸)を中
心として双方向に回転振動する。第一の軸4は球中心点
5を含み凹面鏡1と対向した平面上にある球直径に一致
している。
【0009】第一の振動部材3には第二の振動部材6が
取り付けられている。この振動部材6は第二の軸7(Y
軸)を中心として双方向に回転振動可能である。第二の
軸7は前述した球中心点5で第一の軸4(X軸)に直交
し、紙面に対して垂直である。第二の振動部材6には腕
部8を介して受光素子9が取り付けられており、その受
光面は凹面鏡の反射面2に対面している。この受光素子
9は第三の軸10上において球半径の略中点部分に配置
されている。第三の軸10は第二の振動部材6に固定さ
れており、球中心点5で第二の軸7に直交する球半径に
一致している。従って、第三の軸10は第二の振動部材
6の回転振動に伴なって移動する。
【0010】第一の振動部材3と第二の振動部材6との
間に変換機構11が介在している。この変換機構11は
第二の振動部材6の角変位の1/2に相当する角変位を
生み出す為のものである。この変換機構11上には平面
鏡12が搭載されている。平面鏡12は第一の軸4に沿
って入射されたレーザ光線13を前述した第三の軸10
に平行に反射する様に設置されている。反射された光は
スキャン光14として標的に向って投光される。スキャ
ン光14とZ軸とのなす角φは変換機構11の減速され
た角変位に依存して変化する。なお図示しないが、第一
の振動部材3を第一の軸4を中心にして回転振動駆動す
る為の第一の駆動部と、前記第二の振動部材6を第二の
軸7を中心にして回転振動駆動する第二の駆動部とを備
えている。第二の駆動部は第一の振動部材の上に搭載さ
れる。第三の軸10に平行な戻り光15は凹面鏡1によ
り反射された後集光されて受光素子9により受光検出さ
れる。
【0011】
【作用】引き続き図1を参照して本発明の作用を詳細に
説明する。変換機構11に搭載された平面鏡12は第一
の軸4に対して傾斜配置されておりその傾斜角が変化す
る。従って、スキャン光14はX−Z平面に沿って角的
に走査される。一方、標的から反射した光のうち第三の
軸10に平行な戻り光15は凹面鏡1により反射集光さ
れる。この集光が受光素子9によって受光される為の幾
何学的な条件は第三の軸10とスキャン光14が常に平
行を保つ事である。ところで、入射光即ちレーザ光線1
3と平面鏡12の法線とを含む平面即ちX−Z平面内で
法線が角変位すると、出射光即ちスキャン光14の角変
位は二倍に増幅される。そこで、機械的角変位を逓倍す
る機構即ち変換機構11を用いて受光素子9の角変位と
スキャン光14の角変位が同一になる様に設定する。こ
の様にして、スキャン光14と第三の軸10との平行度
が常に保たれる。
【0012】図示の例では第二の振動部材6は扇歯車か
らなりその回転軸は第一の振動部材3に固着されており
第二の軸7と一致する。この扇歯車に腕部8を介して受
光素子9が取り付けられている。一方、変換機構11も
扇歯車からなりその回転軸16は第一の振動部材3に固
着されている。この外側の扇歯車(11)の内周に形成
された歯は前述した内側の扇歯車(6)の外周に形成さ
れた歯と噛み合っている。外側の歯車は内側の歯車に比
べて2倍の歯数を有する。なお外側の歯車には逃げ溝1
7が形成されている。平面鏡12は外側の歯車即ち変換
機構11に取り付けられており、第一の軸4(X軸)に
平行なレーザ光線13を反射して、スキャン光14が球
中心点5と受光素子9を通る第三の軸10に平行になる
様に設置されている。第二の振動部材6即ち内側の扇歯
車を第二の軸7を中心として回転振動させると、平面鏡
12の角変位は常に受光素子9の角変位の1/2とな
り、スキャン光14と第三の軸10は常に平行を保つ。
従って、戻り光15は常に受光素子9の受光面に集光す
る。
【0013】以上はX−Z平面に沿った光スキャニング
であるが、次にこれと直交するY−Z平面に沿った光ス
キャニングを説明する。図2は図1に示す二次元光スキ
ャニング装置の斜視図である。但し図面を見易くする為
に第二の振動部材及び変換機構は図示を省略している。
前述した平面鏡12は第一の振動部材3の端面部におい
て第一の軸4即ちX軸に例えば45°の傾斜姿勢で配置
されている。第一の振動部材3は第一の駆動手段即ちガ
ルバノメータ19によりX軸を中心にして双方向に回転
振動駆動される。レーザ光源18からX軸に沿って放射
されたレーザ光線13は回転振動する平面鏡12で反射
されY−Z平面内で角的に走査される。スキャン光14
の走査角θはガルバノメータ19の回転角と等しい。こ
の時第三の軸10上に位置する受光素子9も同一の回転
角で変位する。従ってスキャン光14と腕部8の平行度
は常に保たれており、戻り光15は凹面鏡1により反射
集光された後受光素子9により受光される。この様に、
スキャン光14はY−Z平面及びX−Z平面に沿って同
時に走査されるので二次元スキャニングが可能になる。
なお、Y−Z平面に沿ってスキャニングする場合には、
平面鏡12の法線は第一の軸4即ちX軸に対して一定に
保たれているので、X−Z平面におけるスキャニングと
異なり何ら角変位変換機構を必要としない。
【0014】図3はZ軸を含む任意の平面上における幾
何光学図である。図において外側の円20は凹面鏡の球
反射面に沿って描かれたものである。又、内側の円21
は受光素子9の移動軌跡に沿って描かれたものである。
球中心点5を通る第三の軸10に平行な戻り光15は凹
面鏡により反射され第三の軸10上において球半径の中
点に位置する受光素子9に集光される。この幾何光学的
な関係は戻り光15が第三の軸10の近傍にある場合に
成立する。戻り光15が第三の軸10から離れるに従っ
て集光点は受光素子9より凹面鏡の反射面に近い方へず
れていく。しかしながら、この誤差は実際上問題にはな
らず、受光素子9の受光面積寸法に余裕をもたせる事に
より解決できる。
【0015】
【実施例】以下図面を参照して本発明の好適な実施例を
詳細に説明する。図4は本発明にかかる二次元光スキャ
ニング装置の第一実施例を示す模式図である。球状の反
射面31を有する凹面鏡32が固定設置されている。凹
面鏡32に対向した球直径軸即ち第一の軸33を中心と
して回転振動する板状の振動部材34が設けられてい
る。この第一の振動部材34はシャフト35を介して図
示しない第一の駆動部例えばガルバノメータに連結され
ている。板状振動部材34の表面には第二の振動部材3
6が搭載されている。この第二の振動部材36は、第一
の振動部材34に固定され且つ球中心点で第一の軸33
に直交する第二の軸37(紙面に垂直)を中心として回
転振動する。この振動部材36は扇型の外歯を有する。
さらに、角変位変換部材38が搭載されている。この変
換部材38は第一の振動部材34に固定された回動軸3
9を中心として回転可能である。この変換部材38は扇
型の内歯を備えており、前述した第二の振動部材36の
外歯と噛み合っている。内歯は外歯の2倍の歯数を有す
る。受光素子40は腕部41を介して第二の振動部材3
6に取り付けられている。この受光素子40は、球中心
において第二の軸37と直交する第三の軸42上で球半
径の中点位置に配置されている。その受光面は凹面鏡3
2に対面している。平面鏡43が変換部材38に取り付
けられており、発光源44から第一の軸33に平行に放
射されたレーザ光45を反射して、第三の軸42に平行
なスキャン光46を生成できる様に調節配置されてい
る。標的からの戻り光47は第三の軸42に略平行にな
るので、常時受光素子40の受光面に集光される。受光
素子40からの電気出力はフレキシブルなリード線を介
して電子回路(図示せず)へ導かれる。
【0016】角変位変換部材38には中空コイル48が
固着されており、第一の振動部材34にはフォーク型マ
グネット49が固着されている。マグネット49の一方
の極が中空コイル48の内部に挿入されており、第二の
駆動部を構成する。コイル48の端末はフレキシブルな
リード線を介して電子回路に結線されている。
【0017】中空コイル48に交番電流を流すとフォー
ク型マグネット49の極ギャップ間に生じる磁束とコイ
ル48の電流との作用でコイル48は上下方向の駆動力
を受ける。従って、角変位変換部材38は上下方向に回
転振動しトルクを第二の振動部材36に伝達する。第二
の振動部材36の角変位は変換部材38の角変位の2倍
に設定されており、スキャン光46と第三の軸42は常
に平行を保つ。同時に、第一の振動部材34は第一の軸
33を中心にして双方向に回転振動される。この様にし
て、スキャン光46の二次元的な走査が行なわれる。な
お、図4においては第一の振動部材34に搭載された各
構成要素が戻り光47を部分的に遮っている様に描かれ
ているが、実際は小型且つ薄型に作成されており且つ各
構成要素の配置を工夫する事により、遮光面積を十分小
さくできる。
【0018】上述した実施例に加えて、角変位変換機構
には様々な構造のものがあり、以下に例示する。図5は
梃子の原理を応用した構成である。ガルバノメータのシ
ャフト51には板状の第一の振動部材52が取り付けら
れている。この第一の振動部材52の上にL字型の第二
の振動部材53が搭載されている。このL字型振動部材
53は板状振動部材52に固着された第二の軸54を中
心にして双方向に回転可能である。L字型振動部材53
の先端部には作動ピン55が植設されている。又、板状
振動部材52の先端部には支点ピン56が植設されてい
る。作動ピン55及び支点ピン56は第二の軸54と平
行に植設されており且つ第二の軸54を中心とする同一
円周上に配置されている。レバー部材57が組み込まれ
ており、支点ピン56を回転中心とする。このレバー部
材57の先端には滑動スリット58が設けられており作
動ピン55と係合してこの動きに従動する。レバー部材
57の角変位は梃子の原理に従いL字型振動部材53の
角変位の1/2になる。レバー部材57の頂部に平面ミ
ラー59が搭載されている。
【0019】図6はプーリを用いた角変位変換機構を示
す。ガルバノメータのシャフト61には板状の第一の振
動部材62が取り付けられている。振動部材62は第一
の軸63を中心にして双方向に回転振動する。振動部材
62に固着された第二の軸64に小径プーリ65が固着
されている。これに隣接して大径プーリ66も搭載され
ている。大径プーリ66の半径は小径プーリ65の2倍
である。これら一対のプーリはベルト67を介して連結
されている。小径プーリ65には第三の軸68に沿って
受光素子69が取り付けられている。一方、大径プーリ
66には平面鏡70が取り付けられている。スキャン光
71と第三の軸68は互いに平行であるとともに、角変
位量も等しい。
【0020】図7は本発明にかかる二次元光スキャニン
グ装置の第二実施例を示す模式図であり、スキャニング
用平面鏡を用いず直接レーザダイオード等の発光源自体
を回転振動させて二次元スキャニングを行なう構造とな
っている。ガルバノメータのシャフト73の先端には板
状の第一の振動部材74が取り付けられている。この振
動部材74は第一の軸75を中心にして双方向に回転振
動する。第一の振動部材74に固着された第二の軸76
には第二の振動部材77が回転可能に取り付けられてい
る。第二の振動部材77の頂部には直接発光源78が搭
載されている。この発光源78はレーザダイオード79
とコリメータレンズ80とこれらを収納する鏡筒81と
から構成されており、フレキシブルなリード線82を介
して外部の駆動回路へ接続される。第二の振動部材77
の側部には中空コイル83が固着されている。又、第一
の振動部材74の上にはU字型のマグネット84が固着
されている。これらコイル83とマグネット84の相互
作用により、第二の振動部材77は第二の軸76を中心
として回転振動する。発光源78からの出力光85が第
三の軸86と平行になる様に調節すると、戻り光87は
凹面鏡88の反射面89により反射集光され常時受光素
子90によって受光検出される。
【0021】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、ス
キャニング用平面鏡と受光用凹面鏡を分離して設け、ス
キャニング用平面鏡を小型化する事により二次元光スキ
ャニングを高速化する事ができるという効果がある。
又、受光用として集光効率に優れた凹面鏡を用いている
ので、従来の様に集光レンズを用いる必要がなくなると
いう効果がある。さらには、レーザダイオードとコリメ
ータレンズ等からなる発光源自体を回転振動させる事に
より、スキャニング用平面ミラーも不要とする事がで
き、構造の簡略化が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる二次元光スキャニング装置の基
本的な構造を示す模式図である。
【図2】図1に示す二次元光スキャニング装置の動作を
説明する為の斜視図である。
【図3】同じく動作を説明する為の幾何光学図である。
【図4】本発明にかかる二次元光スキャニング装置の一
実施例を示す模式図である。
【図5】図4に示す実施例に用いられる角変位変換機構
の変形例を示す模式図である。
【図6】同じく別の変形例を示す模式図である。
【図7】本発明にかかる二次元光スキャニング装置の第
二実施例を示す模式図である。
【図8】従来の二次元光スキャニング装置の一例を示す
模式的な斜視図である。
【符号の説明】
1 凹面鏡 2 球反射面 3 第一の振動部材 4 第一の軸 5 球中心点 6 第二の振動部材 7 第二の軸 9 受光素子 10 第三の軸 11 変換機構 12 平面鏡 13 レーザ光線 14 スキャン光 15 戻り光 18 レーザ光源 19 ガルバノメータ 48 中空コイル 49 フォーク型マグネット 78 発光源

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1個の平面鏡を二次元的に回転振動させ
    て光線をスキャニング投光し標的から反射された散乱光
    を受光検出する二次元光スキャニング装置において、 球面の一部を切り取った形状の反射面を持つ凹面鏡と、 球中心点を含み前記凹面鏡と対向した平面上にある球直
    径を第一の軸とし、該第一の軸の周りを回転振動する第
    一の振動部材と、 該第一の振動部材に固定され、前記球中心点で前記第一
    の軸に直交する第二の軸を有し、該第二の軸の周りを回
    転振動する第二の振動部材と、 該第二の振動部材に固定され、前記球中心点で前記第二
    の軸に直交する球半径を第三の軸とし、該第三の軸上に
    おいて前記球半径の略中点で前記第二の振動部材に取り
    付けられ、その受光面を前記凹面鏡の方向に向けて設置
    された受光素子と、 前記第一の振動部材と前記第二の振動部材との間に連結
    して設けられ、前記第二の振動部材の角変位の1/2の
    角変位を得る変換機構と、 該変換機構上に設けられ、前記第一の軸に沿って入射さ
    れた光線を前記第三の軸に平行に反射する様に設置され
    た平面鏡と、 前記第一の振動部材を前記第一の軸を中心にして回転振
    動駆動する第一の駆動部と、 前記第二の振動部材を前記第二の軸を中心にして回転振
    動駆動する第二の駆動部とからなる事を特徴とする二次
    元光スキャニング装置。
  2. 【請求項2】 光線を二次元的にスキャニング投光し標
    的から反射された散乱光を受光検出する二次元光スキャ
    ニング装置において、 球表面の一部を切り取った形状の反射面を持つ凹面鏡
    と、 球中心点を含み前記凹面鏡と対向した平面上にある球直
    径を第一の軸とし、該第一の軸の周りを回転振動する第
    一の振動部材と、 該第一の振動部材に固定され、前記球中心点で前記第一
    の軸に直交する第二の軸を有し、該第二の軸の周りを回
    転振動する第二の振動部材と、 該第二の振動部材に固定され、前記球中心点で前記第二
    の軸に直交する球半径を第三の軸とし、該第三の軸上に
    おいて前記球半径の略中点で前記第二の振動部材に取り
    付けられ、その受光面を前記凹面鏡の方向に向けて設置
    された受光素子と、 前記第二の振動部材に取り付けられ、その出射光軸が前
    記第三の軸に平行に設定され且つ受光素子と反対の方向
    へスキャニング光を出射する様に設置された発光部と、 前記第一の振動部材を前記第一の軸を中心として回転駆
    動する第一の駆動部と、 前記第二の振動部材を前記第二の軸を中心にして回転駆
    動する第二の駆動部とからなる事を特徴とする二次元光
    スキャニング装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009069003A (ja) * 2007-09-13 2009-04-02 Denso Wave Inc レーザレーダ装置
JP2014071030A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Denso Wave Inc レーザレーダ装置

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JP2009069003A (ja) * 2007-09-13 2009-04-02 Denso Wave Inc レーザレーダ装置
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