JPH05252087A - 通信システム - Google Patents

通信システム

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JPH05252087A
JPH05252087A JP4480092A JP4480092A JPH05252087A JP H05252087 A JPH05252087 A JP H05252087A JP 4480092 A JP4480092 A JP 4480092A JP 4480092 A JP4480092 A JP 4480092A JP H05252087 A JPH05252087 A JP H05252087A
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Jiro Iimura
二郎 飯村
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丹一 安藤
Takuji Hori
卓司 堀
Michio Nakanishi
道雄 中西
Katsuyuki Ishii
克幸 石井
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数個のローカルマシンに対するデータのサ
イクリックな一斉同報伝送を、通信コストを高騰させる
ことなく、また各ローカルマシンのトラヒック量を増大
させることなく効率よく行うこと。 【構成】 ローカルマシン9にはホストマシン1よりの
送信データについて誤り検出符号を用いて伝送誤りの有
無を検出する伝送誤り検出手段と、この伝送誤り検出手
段により伝送誤り検出が行われた場合には伝送誤り情報
を地上回線によりホストマシンに送信する伝送誤り情報
送信手段とを設け、ホストマシン1にはローカルマシン
9よりの伝送誤り情報に基づいてデータを正常に受信で
きなかったローカルマシンの個数を集計する伝送誤り情
報集計手段と、この伝送誤り情報集計手段により集計さ
れたローカルマシンの個数に基づいてローカルマシンに
対するデータの送信時期を制御する送信時期制御手段と
を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信システムに関し、
特にホストマシンより複数個のローカルマシンに対する
データ送信を衛星回線により単方向に一斉に同報伝送
し、各ローカルマシンよりホストマシンに対する処理結
果等の報告を地上回線により離散的に伝送する通信シス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一つのホストマシンと広域に分散配置さ
れた複数個のローカルマシンとの間のデータ通信の一つ
の通信システムとして、ホストマシンより複数個のロー
カルマシンに対するデータ送信を、通信衛星を中継機と
する衛星回線により一斉同報伝送し、各ローカルマシン
よりホストマシンに対する処理結果等の報告をアナログ
電話網、ISDN、DDX等の通信網による地上回線に
より離散的に伝送する通信システムが知られている。
【0003】上述の如き通信システムに於いて、衛星回
線によるデータ伝送にて発生する伝送誤りの検出を各ロ
ーカルマシンが行い、伝送誤り検出時には再送要求を各
ローカルマシンが地上回線による送信によりホストマシ
ンに対して行うよう構成された通信システムが既に知ら
れており、これは、例えば特開昭63−194426
号、特開平3−62630号の各公報に示されている。
【0004】地上回線を用いた再送要求機能を有する衛
星通信システムは、同報伝送性に優れた衛星回線と個別
通信性に優れた地上回線の双方の長所が活用され、優れ
たものであり、この衛星通信システムに於いては、複数
個のローカルマシンのうちの一つでもが伝送誤りにより
ホストマシンに対してデータの再送要求をすると、ホス
トマシンは衛星回線により全ローカルマシンに対してデ
ータの一斉同報伝送を行うことになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の如き衛
星通信システムが、住宅売買情報等の売買情報通信、交
通機関等の予約通信、ニュース、電子会議等のメール情
報の伝送に用いられる如く、最新情報をホストマシンよ
り複数個のローカルマシンに対してサイクリックに一斉
同報伝送する通信システムとして用いられる場合には、
ホストマシンは自律した所定の周期にて各ローカルマシ
ンに対してデータをサイクリックに一斉同報伝送するか
ら、この通信システムに於いて、上述の如き再送要求制
御により一つのローカルマシンにて伝送誤りが生じたこ
とによってホストマシンが衛星回線により全ローカルマ
シンに対して直ちにデータの再送を行ことは、通信コス
トをいたずらに高騰させる原因になり、また各ローカル
マシンのトラヒック量を実用上の必要性以上に増大させ
ることになる。
【0006】本発明は、従来の通信システムに於ける上
述の如き問題点に着目してなされたものであり、複数個
のローカルマシンに対するデータのサイクリックな一斉
同報伝送を、通信コストをいたずらに高騰させることな
く、また各ローカルマシンのトラヒック量を実用上の必
要性以上に増大させることなく効率よく、しかも各ロー
カルマシンが最新データを可及的に早期に獲得できるよ
うに行う通信システムを提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の如き目的は、本発
明によれば、ホストマシンより誤り検出符号付きのデー
タを衛星回線により複数個のローカルマシンに対してサ
イクリックに一斉同報伝送し、各ローカルマシンより処
理結果等の報告を地上回線によりホストマシンに対して
個別に伝送する通信システムに於いて、ローカルマシン
は、ホストマシンよりの送信データについて誤り検出符
号を用いて伝送誤りの有無を検出する伝送誤り検出手段
と、前記伝送誤り検出手段により伝送誤り検出が行われ
た場合には伝送誤り情報を地上回線によりホストマシン
に送信する伝送誤り情報送信手段とを有し、ホストマシ
ンは、ローカルマシンよりの伝送誤り情報に基づいてデ
ータを正常に受信できなかったローカルマシンの個数を
集計する伝送誤り情報集計手段と、前記伝送誤り情報集
計手段により集計されたローカルマシンの個数に基づい
てローカルマシンに対するデータの送信時期を制御する
送信時期制御手段とを有していることを特徴とする通信
システムによって達成される。
【0008】
【作用】上述の如き構成によれば、伝送誤り検出時にロ
ーカルマシンは地上回線によりホストマシンに対して伝
送誤り検出の情報を通知するだけで、ローカルマシンは
ホストマシンに対して個別には再送要求を行わない。ホ
ストマシンはローカルマシンよりの伝送誤り情報により
伝送誤り状態のローカルマシンの個数を監視し、ホスト
マシンは、これに基づいてローカルマシンに対するデー
タの再送の必要性を判断し、ローカルマシンに対するデ
ータのサイクリック一斉同報伝送の周期の設定を自ら行
う。
【0009】
【実施例】以下に添付の図を参照して本発明を実施例に
ついて詳細に説明する。
【0010】図1は本発明による通信システムの全体構
成の一例を示している。ホストマシン1は、シリアルイ
ンタフェース3を介して地上の衛星通信送信局5と接続
され、誤り検出符号付きのデータを衛星通信送信局5よ
り宇宙の通信衛星7へサイクリックに送信するように構
成されている。
【0011】広域に分散配置された複数個のローカルマ
シン9は各々シリアルインタフェース11を介して地上
の衛星通信受信局13と接続され、各衛星通信受信局1
3は通信衛星7よりの誤り検出符号付きのデータを同時
受信し、これをローカルマシン9へ伝送するように構成
されている。
【0012】これによりホストマシン1より複数個のロ
ーカルマシン9に対するデータ送信が通信衛星7を中継
機とする衛星回線により一斉同報伝送の形態にて行われ
るようになる。
【0013】尚、一つの衛星通信受信局13に対して複
数個のローカルマシン9がLANによる構内伝送路15
により相互に通信可能に接続されていてもよく、またこ
れはサーバ・クライアント方式のLANであっもよく、
サーバ・クライアント方式のLANの場合、衛星通信受
信局13と直接的に接続されるローカルマシン9はサー
バマシンであってよい。
【0014】各ローカルマシン9は、アナログ電話網、
ISDN、DDX等の地上通信網17により各々個別に
ホストマシン1に通信可能に接続されている。
【0015】これにより各ローカルマシン9よりホスト
マシン1に対する処理結果等の報告が地上通信網17に
よる地上回線により各々個別に離散的に行われるように
なる。 尚、一つの衛星通信受信局13にLANにより
複数個のローカルマシン9が接続されている場合は、一
つのゲートウェイマシン19、あるいはサーバマシンと
しての一つのローカルマシン9が地上通信網17により
ホストマシン1に通信可能に接続されていればよい。
【0016】図2はホストマシン1とこれに接続された
衛星通信送信局5の具体的構成を示している。ホストマ
シン1は、各種の送信用のデータを読み出し書換え可能
の記憶したデータ記憶部21と、データ記憶部21が記
憶しているデータの読み出し、書換えを行うデータマネ
ージメント部23と、送信するデータに誤り検出符号を
付加する誤り検出符号付加部25と、地上通信網17に
よる通信情報を受信する地上通信網用通信部27と、伝
送誤り情報の集計を行う伝送誤り情報集計部29と、デ
ータ送信のサイクリック送信周期を設定するサイクリッ
ク送信周期設定部31と、データの再送を制御する再送
自己制御部33とを有している。
【0017】データマネージメント部23は、地上通信
網用通信部27よりデータ処理結果情報を入力すること
により、必要に応じてデータ記憶部21が記憶している
データの書換えを行い、サイクリック送信周期設定部3
3よりデータ送信指令を受けることにより、データ記憶
部21が記憶しているデータを所定単位毎に読み出し、
その読み出しデータ毎に連続したシーケンス番号を付加
してこれを誤り検出符号付加部25へ転送し、また再送
自己制御部29よりデータ再送指令を受けることによ
り、指定のシーケンス番号のデータを読み出し、これに
対応するシーケンス番号を付加して当該データを誤り検
出符号付加部25へ転送するようになっている。
【0018】誤り検出符号付加部25は所定単位の各デ
ータに対してCRC等による誤り検出符号を付加するよ
うになっている。
【0019】地上通信網用通信部27は、ローカルマシ
ン9が地上通信網17によりホストマシン1に送信した
データ処理結果情報と伝送誤り情報とを受信し、データ
処理結果情報をデータマネージメント部23へ転送し、
伝送誤り情報を伝送誤り情報集計部29へ転送するよう
になっている。
【0020】伝送誤り情報集計部29は、地上通信網用
通信部27より伝送誤り情報を入力し、シーケンス番号
毎に伝送誤りの回数を集計し、また伝送誤り情報を送信
した受信局の個数を集計するようになっている。
【0021】サイクリック送信周期設定部31は、伝送
誤り情報集計部29より伝送誤り情報を発信した受信局
数に関する情報を入力し、この受信局数に応じてデータ
送信のサイクリック送信周期を設定するようになってお
り、この場合、受信局数の増大に応じてデータ送信のサ
イクリック送信周期を短くするようになっている。
【0022】再送自己制御部33は、伝送誤り情報集計
部29よりシーケンス番号毎の伝送誤りの回数に関する
情報を入力し、伝送誤り回数が所定回以上になったシー
ケンス番号が発生すれば、そのシーケンス番号のデータ
再送指令をデータマネージメント部23へ出力するよう
になっている。
【0023】衛星通信送信局5は、誤り訂正符号付加部
35と、インタリーブ部37と、衛星通信用の送信部3
9とを含んでいる。誤り訂正符号付加部35は一回の送
信データをまとめて処理計算して誤り訂正符号を付加す
るようになっており、この後にインタリーブ部37はす
べての送信情報をインリーブするようになっている。
【0024】これにより衛星通信送信局5は、送信デー
タに誤り訂正が可能な誤り訂正符号を付けて冗長性をも
たせ、更にバースト誤り時にも誤り訂正が可能なよう
に、冗長ビットを含んだデータをインタリーブして全て
の衛星通信受信局13に対してHDLC等のフォーマッ
トにて放送型のデータ配送を行うことになる。
【0025】図3はローカルマシン9とこれに接続され
た衛星通信受信局13の具体的構成を示している。ロー
カルマシン9は、受信したデータの処理を行うデータ処
理部43と、受信データを記憶いるデータ記憶部43
と、受信データの処理のための情報入力を行うキーボー
ドの如き入力部45と、受信したデータに付加されてい
る誤り検出符号に基づいて伝送誤りを検出する伝送誤り
検出部47と、伝送誤り検出部47が検出した伝送誤り
に基づく伝送誤り情報を記憶し、また処理する伝送誤り
情報記憶処理部49と、データ処理部41よりのデータ
処理結果情報と伝送誤り情報記憶処理部49よりの伝送
誤り情報を地上通信網17によりホストマシン1へ送信
するための地上通信網用通信部51を有している。
【0026】衛星通信受信局13は、衛星通信用の受信
部53と、デインタリーブ部55と、誤り訂正部57と
を含んでいる。衛星通信受信局13は、受信部53がデ
ータを受信すると、これをデインタリーブ部55にてデ
インリーブ処理し、誤り訂正部57により誤り訂正処理
してシーケンス番号とデータと誤り検出符号とによるフ
レームをローカルマシン9へ転送する。
【0027】図4はホストマシン1によるデータ送信の
処理フローを示している。このデータ送信処理フローは
所定時間毎に繰り返し実行され、サイクリック送信時期
が到来したことの監視を行う(ステップ10)。サイク
リック送信時期が到来すると、データマネージメント部
23がデータ記憶部21よりデータを所定単位毎に読み
出してその所定単位毎のデータに連続したシーケンス番
号を順に付け(ステップ20)、誤り検出符号付加部2
5が、その読み出しデータ毎に、換言すれば所定単位の
データ毎に誤り検出符号を付加し(ステップ30)、こ
れをシリアルインタフェース3へ伝送する(ステップ4
0)。以降、一回の送信に際する全データのシリアルイ
ンタフェース3への伝送が完了するまで(ステップ5
0)、所定単位毎にデータを読み出し、これにシーケン
ス番号と誤り検出符号を付加してシリアルインタフェー
ス3へ伝送することを繰り返し実行する。
【0028】シリアルインタフェース3へ伝送されたシ
ーケンス番号とデータと誤り検出符号とは衛星通信送信
局5へ転送され、衛星通信送信局5にて誤り訂正符号を
付加され、その後にインタリーブされて全ての衛星通信
受信局13に対して送信される。
【0029】図7は上述の如き送信処理に於けるインタ
リーブ前の送信フレーム構造例を示している。図7に於
いて、S0 〜Snはシーケンス番号部を、Dはデータ部
を、CKは誤り検出符号部を、COは誤り訂正符号部を
各々示している。
【0030】図5は各ローカルマシン9が行うデータ受
信の処理フローを示している。このデータ受信処理フロ
ーはデータ受信検出により実行され、ローカルマシン9
が衛星通信受信局13よりシリアルインタフェース3を
介してシーケンス番号とデータと誤り検出符号とのフレ
ームを入力すると、伝送誤り検出部47が、その各所定
単位のデータ毎に付加されている誤り検出符号に基づい
て伝送誤り検出を行う(ステップ100)。伝送誤りが
検出されない場合、即ち正常受信時には伝送誤り情報記
憶処理部49が、この正常受信のシーケンス番号を記憶
し(ステップ110)、またこのシーケンス番号を変数
Rの値に入れる(ステップ120)。そしてこのシーケ
ンス番号のデータをデータ処理部41を介してデータ記
憶部43に取り込み、データ記憶部43の記憶データを
更新する(ステップ130)。
【0031】これに対し伝送誤りが検出された場合は、
現在の変数Rに1を加えて変数Rをインクリメントし
(ステップ140)、この変数Rが現在入力したデータ
のシーケンス番号と一致するか否かを判別する(ステッ
プ150)。R=シーケンス番号である場合は、シーケ
ンス番号自体は伝送誤りを生じていないとして、現在の
シーケンス番号と受信誤り検出時刻とを伝送誤り情報と
して伝送誤り情報記憶処理部49が記憶する(ステップ
160)。
【0032】上述の如き処理は受信して所定単位のデー
タ毎に繰り返し行われ、全データの受信が完了すると
(ステップ170)、次に伝送誤り情報記憶処理部49
が記憶している正常受信シーケンス番号より欠落してい
るシーケンス番号を検索検出する(ステップ180)。
そして検索検出した欠落シーケンス番号のうち伝送誤り
情報記憶処理部49が既に伝送誤り情報として記憶して
いるシーケンス番号を排除し(ステップ190)、残り
の欠落シーケンス番号と受信誤り検出時刻とを伝送誤り
情報として伝送誤り情報記憶処理部49が記憶する(ス
テップ200)。
【0033】次に伝送誤り情報記憶処理部49が記憶し
ているすべての伝送誤り情報を図8に示されている如く
フォーマットし、これを地上通信網通信部51よりホス
トマシン1に対して送信する(ステップ210)。
【0034】図8に示された伝送誤り情報の伝送フレー
ムは、伝送誤り情報識別コード部Fと、受信局ID番号
部IDと、受信誤り個数部Nと、受信誤りのシーケンス
番号部S0 〜Snと、受信誤り検出時刻部Tとを有して
いる。
【0035】各ローカルマシン9はデータ記憶部43が
記憶している正常受信のデータよりローカルなデータベ
ースを構築することが可能であり、また入力部45より
入力される情報によりデータ処理を行い、そのデータ処
理結果情報を必要に応じて地上通信網通信部51よりホ
ストマシン1に対して個別送信する。
【0036】ホストマシン1は、ローカルマシン9より
のデータ処理結果情報を受信することにより、必要に応
じてデータ記憶部21が記憶しているデータを更新す
る。この更新されたデータは次のサイクリック送信によ
り全ローカルマシン9に一斉同報伝送される。
【0037】図6はホストマシン1に於ける送信制御の
処理フローを示している。この送信制御の処理フローは
所定時間毎に繰り返し実行され、ローカルマシン9より
の地上通信網通信部33による伝送誤り情報の受信を監
視する(ステップ300)。地上通信網通信部33が伝
送誤り情報を受信すると、伝送誤り情報集計部37がシ
ーケンス番号毎に伝送誤りの回数、即ち頻度を集計する
(ステップ310)。このシーケンス番号毎の伝送誤り
回数に関する情報は再送自己制御部33へ転送され、再
送自己制御部33は伝送誤り回数が所定値以上に達した
シーケンス番号を検索し、このシーケンス番号のデータ
の再送指令をデータマネージメント部23へ出力する。
【0038】データマネージメント部23は再送指令を
受けると、該当するシーケンス番号のデータをデータ記
憶部21より読み出し、これに該当シーケンス番号と誤
り検出符号とを付加してシリアルインタフェース3へ伝
送する。
【0039】また伝送誤り情報集計部37は伝送誤り情
報を送信した衛星通信受信局13の個数を集計を集計す
る(ステップ330)。伝送誤り情報を送信した衛星通
信受信局13の個数に関する情報はサイクリック伝送周
期設定部31へ転送され、サイクリック送信周期設定部
31は伝送誤り情報を送信した衛星通信受信局13の個
数に応じて図9に示されている如き特性をもってサイク
リック送信周期を設定する(ステップ340)。
【0040】これにより伝送誤り情報を送信した衛星通
信受信局13の個数が多い時ほど、即ち衛星通信の状態
が天候等の影響により悪かった時ほどデータのサイクリ
ック伝送周期が短くなる。これによりローカルマシン9
は衛星通信の状態が悪い時も最新データを可及的に早期
に獲得するようなる。
【0041】図10は上述の如きホストマシン1とロー
カルマシン9との交信シーケンス例を示している。図1
0に示されている例に於いては、ローカルマシンAは、
データを衛星回線により受信し、それのデータ処理を行
い、ホストマシン1が必要とするデータ処理結果情報を
地上回線によりホストマシン1へ送信する。ローカルマ
シンBは、データを衛星回線により受信し、この受信デ
ータの一部に伝送誤りがあったことを検出して伝送誤り
情報を地上回線によりホストマシン1へ送信し、またホ
ストマシン1が必要とするデータ処理結果情報を地上回
線によりホストマシン1へ送信する。ローカルマシンC
は、データを衛星回線により受信し、この受信データの
一部に伝送誤りがあったことを検出して伝送誤り情報を
地上回線によりホストマシン1へ送信する。ローカルマ
シンDは、データを衛星回線により受信し、それのデー
タ処理を行ったが、ホストマシン1が必要とするデータ
処理結果情報を生ぜず、また伝送誤りもなかったので、
地上回線によるホストマシン1に対する送信を行わな
い。
【0042】多数のローカルマシンが存在する場合は、
ローカルマシンDの如き状態のローカルマシンが多く存
在することになるから、ホストマシン1は全ローカルマ
シンより応答情報を受けることは通常はなく、これによ
りホストマシン1の応答処理は簡素化され、また地上通
信網の使用による通信コストも削減されるようになる。
【0043】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、本発明
による通信システムによれば、伝送誤り検出時にローカ
ルマシンは地上回線によりホストマシンに対して伝送誤
り検出の情報を通知するだけで、ローカルマシンはホス
トマシンに対して個別には再送要求を行わず、ホストマ
シンがローカルマシンよりの伝送誤り情報に基づく伝送
誤り情報のローカルマシンの個数を監視し、ホストマシ
ンが、これに基づいてローカルマシンに対するデータの
再送の必要性を判断し、ローカルマシンに対するデータ
のサイクリック一斉同報伝送の周期を設定を自ら行うか
ら、複数個のローカルマシンに対するデータのサイクリ
ックな一斉同報伝送が通信コストをいたずらに高騰させ
ることなく、また各ローカルマシンのトラヒック量を実
用上の必要性以上に増大させることなく効率よく行われ
るようになり、しかも各ローカルマシンは最新データを
可及的に早期に獲得するようなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による通信システムの全体構成の一例を
示すブロック線図。
【図2】本発明による通信システムに於けるホストマシ
ンとこれに接続された衛星通信送信局の具体的構成を示
すブロック線図。
【図3】本発明による通信システムに於けるローカルマ
シンとこれに接続された衛星通信受信局の具体的構成を
示すブロック線図。
【図4】本発明による通信システムに於けるホストマシ
ンによるデータ送信の処理フローを示すフローチャー
ト。
【図5】本発明による通信システムに於けるローカルマ
シンが行うデータ受信の処理フローを示すフローチャー
ト。
【図6】本発明による通信システムに於けるホストマシ
ンに於ける送信制御の処理フローを示すフローチャー
ト。
【図7】本発明による通信システムに於けるインタリー
ブ前の送信フレーム構造例を示すフレーム図。
【図8】本発明による通信システムに於ける伝送誤り情
報の伝送フレーム構造例を示すフレーム図。
【図9】本発明による通信システムに於ける伝送誤り情
報発信の受信局数に対するサイクリック送信周期の設定
特性例を示すグラフ。
【図10】本発明による通信システムに於けるホストマ
シンとローカルマシンとの交信シーケンス例を示す交信
シーケンス図。
【符号の説明】
1 ホストマシン 5 衛星通信送信局 9 ローカルマシン 7 通信衛星 13 衛星通信受信局 17 地上通信網 23 データマネージメント部 25 誤り検出符号付加部 27 地上通信網用通信部 29 伝送誤り情報集計部 31 サイクリック送信周期設定部 33 再送自己制御部 43 データ処理部 47 伝送誤り検出部 49 伝送誤り情報記憶処理部 51 地上通信網用通信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀 卓司 京都市右京区花園土堂町10番地 オムロン 株式会社内 (72)発明者 中西 道雄 東京都千代田区丸の内2丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 石井 克幸 東京都千代田区丸の内2丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストマシンより誤り検出符号付きのデ
    ータを衛星回線により複数個のローカルマシンに対して
    サイクリックに一斉同報伝送し、各ローカルマシンより
    処理結果等の報告を地上回線によりホストマシンに対し
    て個別に伝送する通信システムに於いて、 ローカルマシンは、ホストマシンよりの送信データにつ
    いて誤り検出符号を用いて伝送誤りの有無を検出する伝
    送誤り検出手段と、前記伝送誤り検出手段により伝送誤
    り検出が行われた場合には伝送誤り情報を地上回線によ
    りホストマシンに送信する伝送誤り情報送信手段とを有
    し、 ホストマシンは、ローカルマシンよりの伝送誤り情報に
    基づいてデータを正常に受信できなかったローカルマシ
    ンの個数を集計する伝送誤り情報集計手段と、前記伝送
    誤り情報集計手段により集計されたローカルマシンの個
    数に基づいてローカルマシンに対するデータの送信時期
    を制御する送信時期制御手段とを有している、 ことを特徴とする通信システム
JP4480092A 1992-03-02 1992-03-02 通信システム及び通信方法 Expired - Fee Related JP2807590B2 (ja)

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