JPH05251011A - カラー受像管 - Google Patents

カラー受像管

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Publication number
JPH05251011A
JPH05251011A JP4744392A JP4744392A JPH05251011A JP H05251011 A JPH05251011 A JP H05251011A JP 4744392 A JP4744392 A JP 4744392A JP 4744392 A JP4744392 A JP 4744392A JP H05251011 A JPH05251011 A JP H05251011A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
sides
electron beam
accelerating
beam passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4744392A
Other languages
English (en)
Inventor
延昭 ▲廣▼光
Nobuaki Hiromitsu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electronics Corp filed Critical Matsushita Electronics Corp
Priority to JP4744392A priority Critical patent/JPH05251011A/ja
Publication of JPH05251011A publication Critical patent/JPH05251011A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 両サイドのプリフォーカスレンズ電界によっ
て両サイドの電子ビームを内側へ振らせるコンバーゼン
ス構成のものにおいて、集束電極の加速電極側端面の両
サイドの電子ビーム通過孔を横長形状にした場合の解像
度低下を防ぐ。 【構成】 加速電極9の集束電極側端面14に補助電極
板17を重ね合わせる。補助電極板17は、加速電極9
の3個の電子ビーム通過孔16を望見できる比較的大き
い通孔18を有し、この通孔18は両サイド領域におい
て水平方向に長軸を置く横長形状を有し、両サイド領域
での垂直径がセンター領域での垂直径よりも小さい。 【効果】 電極組立精度を高め得るのみならず、両サイ
ドの電子ビームの垂直径の広がりを抑え得、蛍光面の全
域で高い解像度を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、両サイドのプリフォー
カスレンズ電界によって両サイドの電子ビームを内側へ
振らせるコンバーゼンス構成のインライン型カラー受像
管に関するものである。
【0002】
【従来の技術】両サイドの電子ビームを両サイドのプリ
フォーカスレンズ電界で内側へ振らせるコンバーゼンス
構成のカラー受像管は、特公平1−29299号公報等
に開示されている。このように構成されたカラー受像管
では、両サイドの電子ビームを両サイドのメインレンズ
電界で内側へ振らせる在来構成(特公昭52−4905
号公報)のものと異なり、センターおよび両サイドの3
つのメインレンズ電界を軸対称ならしめ得、とくにメイ
ンレンズ電界生成部における電極の組立精度を高めるこ
とができる。
【0003】集束電極の加速電極側端面における3個の
電子ビーム通過孔のうち、両サイドのものを水平方向に
長軸を置く横長形状にすると、とくにプリフォーカスレ
ンズ電界生成部における電極の組立精度をも高めること
ができる。この場合、図5に示すように加速電極1の3
個の電子ビーム通過孔2a,2b,2cが円形であるの
に対し、集束電極3の加速電極側端面4における両サイ
ドの電子ビーム通過孔5a,5cが水平方向に長軸を置
く横長形状となされ、かつ、その中心軸相互間隔Aが加
速電極1の両サイドの電子ビーム通過孔2a,2cの中
心軸相互間隔Bよりも大きく設定される。このため、電
子銃組立治具の1対の円柱状ピン6a,6bを集束電極
3の両サイドの電子ビーム通過孔5a,5cおよび加速
電極1の両サイドの電子ビーム通過孔2a,2cに挿通
でき、精度よく電極組立ができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、加速電極1の
両サイドの電子ビーム通過孔2a,2cが円形であるの
に対し、集束電極3の加速電極側端面4における両サイ
ドの電子ビーム通過孔5a,5cが横長形状であると、
両サイドのメインレンズ電界を通過する電子ビームの垂
直径が、センターのメインレンズ電界を通過する電子ビ
ームの垂直径よりも大きくなってしまい、蛍光面のとく
に周辺部に生成されるビームスポットが径大化して解像
度に低下をきたす。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、前述のよう
に構成されたカラー受像管において、加速電極の集束電
極側端面に補助電極板を重ね合わせる。この補助電極板
は、前記加速電極に形成された3個の円形の電子ビーム
通過孔を望見できる比較的大きい通孔を有し、この通孔
は両サイド領域において水平方向に長軸を置く横長形状
となされ、前記両サイド領域での垂直径がセンター領域
での垂直径よりも小さく設定される。
【0006】
【作用】このように構成すると、両サイドのプリフォー
カスレンズ電界によるビーム集束作用が、前記補助電極
板の両サイド領域における通孔のために垂直方向で強め
られる結果、両サイドのメインレンズ電界を通過する電
子ビームの垂直径が縮小されて蛍光面全域で高い解像度
を得ることができる。
【0007】
【実施例】つぎに、本発明を図示した実施例とともに説
明する。図1に示すインライン型電子銃は、水平方向へ
インライン配列された3個の陰極7a,7b,7cと、
制御格子電極8と、加速電極9と、この加速電極9とと
もに3つのプリフォーカスレンズ電界10a,10b,
10cを生成する箱型の集束電極11と、この集束電極
11とともにメインレンズ電界12a,12b,12c
を生成する陽極13とを備える。集束電極11の加速電
極側端面14における両サイドの電子ビーム通過孔15
a,15cは、水平方向に長軸を置く横長形状となさ
れ、センターの電子ビーム通過孔15bは円形である。
そして、両サイドの電子ビーム通過孔15a,15cの
中心軸相互間隔は、加速電極9の両サイドの電子ビーム
通過孔16a,16cの中心軸相互間隔よりも大きく設
定されている。なお、図中のBは電子ビームを示す。
【0008】加速電極9の集束電極11側の端面に溶着
された補助電極板17は、図2に示すように加速電極9
の3個の円形の電子ビーム通過孔16a,16b,16
cをそれぞれ望見できる3個の比較的大きい通孔18
a,18b,18cを有している。両サイドの通孔18
a,18cは水平方向に長軸を置く横長形状となされ、
両サイドの通孔18a,18cの垂直径hは、センター
の通孔18bの垂直径Hよりも小さく設定されている。
【0009】図3に示す補助電極板17も、加速電極9
の3個の円形の電子ビーム通過孔16a,16b,16
cをそれぞれ望見できる3個の比較的大きい通孔18
a,18b,18cを有し、両サイドの通孔18a,1
8cは水平方向に長軸を置く横長形状となされている。
また、両サイドの通孔18a,18cの垂直径hは、セ
ンターの通孔18bの垂直径Hよりも小さく設定されて
いる。
【0010】図4に示す補助電極板17は、加速電極9
の3個の円形の電子ビーム通過孔16a,16b,16
cを望見できる1個の比較的大きい通孔18dを有し、
通孔18dの両サイド領域は水平方向に長軸を置く横長
形状となされている。そして、両サイド領域での垂直径
hはセンター領域での垂直径Hよりも小さく設定されて
いる。
【0011】要するに、加速電極の集束電極側端面に付
設された補助電極板が、加速電極の3個の電子ビーム通
過孔を望見できる比較的大きい通孔を有し、この通孔の
両サイド領域が水平方向に長軸を置く横長形状となさ
れ、かつ、両サイド領域での垂直径がセンター領域での
垂直径よりも小さく設定される、このため、補助電極板
の両サイド領域の通孔は両サイドのプリフォーカスレン
ズ電界に作用し、両サイドの電子ビームに対する集束が
垂直方向で強められるのであり、集束電極の加速電極側
端面に形成された両サイドの電子ビーム通過孔が横長形
状であっても、3つのメインレンズ電界を通過する3電
子ビームの垂直径をほぼ同一に揃えることが可能とな
る。なお、加速電極の制御格子電極側端面における電子
ビーム通過孔は、在来どおりの孔形状を保つので、三極
部に与える影響はほとんどない。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明によると、メインレ
ンズ電界生成部における電極組立精度およびプリフォー
カスレンズ電界生成部における電極組立精度をともに高
め得るのみならず、集束電極の加速電極側端面における
両サイドの電子ビーム通過孔を横長形状ならしめること
による弊害、つまり、両サイドの電子ビームの垂直径の
広がりを抑え得て、蛍光面の全域において高い解像度を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したカラー受像管の電子銃の側断
面図
【図2】同電子銃の要部の斜視図
【図3】本発明の他の実施例の要部の斜視図
【図4】本発明の他の実施例の要部の斜視図
【図5】従来のカラー受像管の電子銃電極と組立治具と
の関係を示す斜視図
【符号の説明】
7a〜7c 陰極 8 制御格子電極 9 加速電極 11 集束電極 13 陽極 15a〜15c 電子ビーム通過孔 16a〜16c 電子ビーム通過孔 17 補助電極板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平方向にインライン配列された3個の陰
    極と、制御格子電極と、加速電極と、この加速電極とと
    もにプリフォーカスレンズ電界を生成する箱型の集束電
    極と、この集束電極とともにメインレンズ電界を生成す
    る陽極とを備え、前記集束電極の加速電極側端面におけ
    る両サイドの電子ビーム通過孔が水平方向に長軸を置く
    横長形状となされ、その中心軸相互間隔が前記加速電極
    の両サイドの電子ビーム通過孔の中心軸相互間隔よりも
    大きく設定されたカラー受像管において、前記加速電極
    はその集束電極側端面に重ね合わされた補助電極板を有
    し、この補助電極板は前記加速電極に形成された3個の
    電子ビーム通過孔を望見できる比較的大きい通孔を有
    し、この通孔は両サイド領域において水平方向に長軸を
    置く横長形状となされ、前記両サイド領域での垂直径が
    センター領域での垂直径よりも小さく設定されてなるこ
    とを特徴とするカラー受像管。
JP4744392A 1992-03-05 1992-03-05 カラー受像管 Pending JPH05251011A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4744392A JPH05251011A (ja) 1992-03-05 1992-03-05 カラー受像管

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JP4744392A JPH05251011A (ja) 1992-03-05 1992-03-05 カラー受像管

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Publication Number Publication Date
JPH05251011A true JPH05251011A (ja) 1993-09-28

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ID=12775289

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4744392A Pending JPH05251011A (ja) 1992-03-05 1992-03-05 カラー受像管

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JP (1) JPH05251011A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020072866A (ko) * 2001-03-13 2002-09-19 삼성에스디아이 주식회사 칼라 음극선관용 전자총

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020072866A (ko) * 2001-03-13 2002-09-19 삼성에스디아이 주식회사 칼라 음극선관용 전자총

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