JPH0525061Y2 - - Google Patents

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JPH0525061Y2
JPH0525061Y2 JP1987066979U JP6697987U JPH0525061Y2 JP H0525061 Y2 JPH0525061 Y2 JP H0525061Y2 JP 1987066979 U JP1987066979 U JP 1987066979U JP 6697987 U JP6697987 U JP 6697987U JP H0525061 Y2 JPH0525061 Y2 JP H0525061Y2
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JP
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grating
adjustment
adjustment cam
chassis
end surface
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  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、オーデイオデイスク等の再生装置に
用いられる3ビーム方式の光学式ピツクアツプに
適用され、更に詳しくは、ビームの角度を調整す
るグレーテイングの設定角度を調整するのに供さ
れる光学式ピツクアツプにおけるグレーテイング
の姿勢調整装置に関するものである。
〔従来の技術〕
光学式ピツクアツプにおけるグレーテイングの
姿勢すなわちその設定角度を調整する装置として
は、例えば第3図に示す構造のものが従来より知
られている。
この調整装置は、グレーテイング14を保持す
るグレーテイングホルダー13がガイド軸15
に、支軸13cを支点としてA−B方向に回動可
能となるように片持ち状に取り付けられている。
また、グレーテイングホルダー13の遊動端13
aには、シヤーシ11に貫通した調整ビス10の
先端部10aが、グレーテイングホルダー13の
B方向への回動を阻止するように当接される一
方、ばね軸17に一端が取り付けられた板ばね1
6によつて、グレーテイングホルダー13が支軸
13cを支点としてB方向に付勢されるように構
成されている。そして、グレーテイング14の設
定角度を調整する場合には、調整ビス10をC方
向またはD方向に回動調節して、グレーテイング
ホルダー13の取り付け角度を調整するようにな
つている。
ところが、上記従来の姿勢調整装置では、調整
ビスが必要となるので、シヤーシ11にタツプ加
工を施す必要がありコスト高になるという問題が
あつた。
このような問題に対して、実開昭61−173909号
公報には、調整ビスを用いずにレンズ光軸の傾き
を調整する機構が提案されている。この機構で
は、ベースに回転可能に装着された回転カム軸の
端面が傾斜して形成されており、この端面とベー
ス支持板との間に追従子を介装させている。上記
のような機構によれば、回転カム軸を回転させる
と、追従子と上記端面との当接部分の高さが変化
してベースの傾きが変化し、ベース上に支持され
た対物レンズの光軸の傾きの調整が可能になる。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、上記の構成では、調整ビスが不要で
あるものの、追従子が必要となるため部品点数が
増加することになる。また、上記の構成では、ベ
ースは、ベースに取り付けられたピツクアツプ等
の部品の重量と自重により、回動カム軸を介して
追従子をベース支持板に押圧しているだけで、何
ら外力により拘束されていない。このため、振動
などによりベースが跳ねて光軸がぶれるおそれが
ある。しかも、回動カム軸が、ベースに設けられ
るとともにベ−ス支持板上に追従子により支持さ
れているだけであるので、回動カム軸をドライバ
等により回転させる際にかかる力によつてはベー
スに不要な振動が誘発されるおそれがあり、その
ような振動が生じた場合は安定した光軸の傾き調
整を行うことができなくなる。
〔課題を解決するための手段〕
本考案に係る光学式ピツクアツプにおけるグレ
ーテイングの姿勢調整装置は、上記の課題を解決
するために、シヤーシに回転可能に取り付けら
れ、回転軸に対し斜面した傾斜端面を有する調整
カムと、グレーテイングを保持し、上記調整カム
の傾斜端面に当接して上記調整カムの回動に応じ
て遊動する遊動端を有するとともに、この遊動端
が遊動することにより回動するようにシヤーシ上
に支持されるグレーテイング保持部材と、このグ
レーテイング保持部材の遊動端を上記調整カムの
斜面端面に弾性的に押圧する押圧手段とを備えて
いることを特徴としている。
〔作用〕
上記の構成では、調整カムを回すと、傾斜端面
における遊動端の当接部分の高さが変わつて遊動
端が遊動することにより、グレーテイング保持部
材が回動する。
上記の構成によれば、グレーテイング保持部材
が遊動端を有していることから、遊動端に相当す
る部品を別途設ける必要がなくなり、それだけ部
品点数が増加することもなくなる。さらに、押圧
手段により遊動端が弾性的に調整カムの斜面端面
に押圧されるので、グレーテイング保持部材は、
押圧手段により弾性的に保持されることになり、
振動の影響をほとんど受けなくなる。しかも、調
整カムがシヤーシに取り付けられることから、調
整カムを回転させる力がグレーテイング保持部材
に直接作用せず、グレーテイング保持部材の回動
を安定させることができる。
〔実施例〕
本考案に係るグレーテイングの姿勢調整装置を
第1図および第2図に基づいて説明すれば、以下
の通りである。
第1図に示すように、シヤーシ1には、その貫
通した丸孔部1aに調整カム2が取り付けられて
いる。この調整カム2は、他の成形部位とは独立
してシヤーシ1にアウトサート成形され、軸線l
−l′を中心線として回転可能となるように取り付
けられている。上記調整カム2は、第2図にも示
すように、その上端の円周に沿つた端面が傾斜端
面2aとなり、かつ、同端面の中心線上に突出軸
部2bが一体に突設され、その突出端部に、この
調整カム2をC方向またはD方向に回して調節す
るための調節操作部2cが形成されている。
一方、前記シヤーシ1にはガイド軸5が取り付
け固定され、このガイド軸5に、グレーテイング
保持部材としてのグレーテイング4を保持するグ
レーテイングホルダー3が、支軸3cを支点とし
てA−B方向に回動可能となるように片持ち状に
取り付けられている。このグレーテイングホルダ
ー3の遊動端3aは、前記調整カム2の傾斜端面
2a上に当接するように構成されている。
また、前記シヤーシ1にはばね軸7が取り付け
固定されており、このばね軸7の上端に、グレー
テイングホルダー3に対する押圧手段としての板
ばね6の一端が取り付けられている。この板ばね
6は、グレーテイングホルダー3の遊動端側上向
き突起部3bおよび前記支軸3cを上から押して
いる状態に設定され、この板ばね6によつてグレ
ーテイングホルダー3が支軸3cを支点としてB
方向に回動するように付勢され、これによつてグ
レーテイングホルダー3の遊動端3aが前記調整
カム2の傾斜端面2a上に押し付けられて圧接さ
れている。
上記の構成において、調整カム2の調節操作部
2cを利用して調整カム2をC方向またはD方向
に回動調節すると、この調整カム2の傾斜端面2
aに圧接しているグレーテイングホルダー3の遊
動端3aは、調整カム2の回動に伴つて上記傾斜
端面2a上に沿つて相対的に上下方向に変位する
ので、A方向またはB方向に回動し、これによつ
てグレーテイングホルダー3に保持されたグレー
テイング4の姿勢すなわちその設定角度が調整さ
れる。
本実施例では、グレーテイングホルダー3の遊
動端3aにおける調整カム2への当接部位から支
軸3cまでのE−F方向の距離と、前記調整カム
2の軸線l−l′から支軸3cまでのE−F方向の
距離とが等しくなるように設定されている。
このように構成することによつて、調整カム2
の回動に伴つてグレーテイングホルダー3に加わ
る摩擦力はE−F方向のみに働くこととなり、G
−H方向(紙面に対して垂直方向)には力が加わ
らない。したがつて、調整カム2を回動調節して
も、グレーテイングホルダー3はC−D方向への
姿勢変化を生じず、A−B方向のみの角度調整が
可能となる。
〔考案の効果〕
本考案に係る光学式ピツクアツプにおけるグレ
ーテイングの姿勢調整装置は、以上のように、シ
ヤーシに回転可能に取り付けられ、回転軸に対し
斜面した傾斜端面を有する調整カムと、グレーテ
イングを保持し、上記調整カムの傾斜端面に当接
して上記調整カムの回動に応じて遊動する遊動端
を有するとともに、この遊動端が遊動することに
より回動するようにシヤーシ上に支持されるグレ
ーテイング保持部材と、このグレーテイング保持
部材の遊動端を上記調整カムの斜面端面に弾性的
に押圧する押圧手段とを備えている構成である。
これにより、グレーテイング保持部材が遊動端
を有していることから、遊動端に相当する部品を
別途設ける必要がなくなり、部品点数の増加を抑
えることができる。さらに、押圧手段により遊動
端が弾性的に調整カムの斜面端面に押圧されるの
で、グレーテイング保持部材が振動の影響をほと
んど受けなくなり、グレーテイングのぶれを防止
することができる。しかも、調整カムがシヤーシ
に取り付けられることから、調整カムを回転させ
る力がグレーテイング保持部材に直接作用せず、
グレーテイング保持部材を安定して回動させるこ
とができる。
したがつて、本考案を採用すれば、低コストで
安定した動作のグレーテイングの姿勢調整装置を
提供することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の一実施例を示す
ものであつて、第1図は姿勢調整装置の要部破断
した正面図、第2図は同要部平面図、第3図は従
来例を示す姿勢調整装置の要部破断した正面図で
ある。 1はシヤーシ、2は調整カム、2aは傾斜端
面、2bは突出軸部、2cは調節操作部、3はグ
レーテイングホルダー(グレーテイング保持部
材)、3aは遊動端、3bは遊動端側上向き突起
部、3cは支軸、4はグレーテイング、5はガイ
ド軸、6は板ばね(押圧手段)、7はばね軸であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シヤーシに回転可能に取り付けられ、回転軸に
    対し斜面した傾斜端面を有する調整カムと、グレ
    ーテイングを保持し、上記調整カムの傾斜端面に
    当接して上記調整カムの回動に応じて遊動する遊
    動端を有するとともに、この遊動端が遊動するこ
    とにより回動するようにシヤーシ上に支持される
    グレーテイング保持部材と、このグレーテイング
    保持部材の遊動端を上記調整カムの斜面端面に弾
    性的に押圧する押圧手段とを備えていることを特
    徴とする光学式ピツクアツプにおけるグレーテイ
    ングの姿勢調整装置。
JP1987066979U 1987-05-01 1987-05-01 Expired - Lifetime JPH0525061Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987066979U JPH0525061Y2 (ja) 1987-05-01 1987-05-01

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987066979U JPH0525061Y2 (ja) 1987-05-01 1987-05-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63173718U JPS63173718U (ja) 1988-11-11
JPH0525061Y2 true JPH0525061Y2 (ja) 1993-06-24

Family

ID=30905476

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987066979U Expired - Lifetime JPH0525061Y2 (ja) 1987-05-01 1987-05-01

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61173909U (ja) * 1985-04-17 1986-10-29

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JPS63173718U (ja) 1988-11-11

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