JPH05249637A - カラー写真記録材料 - Google Patents

カラー写真記録材料

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JPH05249637A
JPH05249637A JP4351558A JP35155892A JPH05249637A JP H05249637 A JPH05249637 A JP H05249637A JP 4351558 A JP4351558 A JP 4351558A JP 35155892 A JP35155892 A JP 35155892A JP H05249637 A JPH05249637 A JP H05249637A
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halide emulsion
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emulsion layer
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 少なくとも1種のイエローカプラーを含有す
る少なくとも1つの青感性ハロゲン化銀乳剤層、少なく
とも1種のマゼンタカプラーを含有する少なくとも1つ
の緑感性ハロゲン化銀乳剤層および少なくとも1種のシ
アンカプラーを含有する少なくとも1つの赤感性ハロゲ
ン化銀乳剤層および分光感度が異なる感光性ハロゲン化
銀乳剤層の間の中間層を、支持体上に有するカラー写真
ハロゲン化銀材料であって、赤感性ハロゲン化銀乳剤層
と緑感性ハロゲン化銀乳剤層の間に位置する中間層が少
なくとも1種のEOPアクセプターを0.06〜0.6
ミリモル/m2の合計量で含有し、そして少なくとも1
種のホワイトカプラーを0.01〜0.08m2の合計
量で含有するカラー写真ハロゲン化銀材料。 【効果】 カラー分離が改良されかつ露光および処理後
の暗及び光に対する安定性が改良される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、カラー分離が改良されかつ露光
および処理後の暗および光に対する安定性が改良された
カラー写真記録材料に関する。
【0002】カラー写真記録材料を現像するとき、現像
剤の酸化生成物(EOP)が露光された区域に生成し、
そして同一層においてそこに存在するカプラーとカップ
リングして所望の色素を形成する(層に依存して、通常
イエロー、マゼンタまたはシアン)。しかしながら、E
OPは、また、隣接する層の中に拡散し、こうしてそれ
がこれらの層中の他のカラーカプラーと直面するとき、
偽カラー化(falsification)を生ずる傾
向がある。
【0003】これを防止するために、ゼラチンの中間層
を感光度が異なる感光性、カプラー含有ハロゲン化銀ゼ
ラチン層の間に塗布する。中間層の効果は、通常、EO
Pを還元しそしてそれら自体酸化される化合物である、
いわゆるEOPアクセプターまたはスカベンジャーを添
加することによって増強される。これらの化合物は、ほ
とんどの場合において、ジアルキル置換ハイドロキノ
ン、例えば、2,5−ジオクチルハイドロキノンであ
り、それらのアルキル基は材料の他の層の中への拡散を
防止すると同時にそれらのOH基はEOPにより酸化さ
れそして現像剤物質は再びEOPから形成され、そして
写真処理の過程において現像剤の残部とともに洗浄除去
される。
【0004】制限された量のみのEOPアクセプターが
使用され、そうでなければ、望ましいよりかなり多くの
中間層を塗布することが必要であり、そしてこれは層の
機械的性質ならびに一番下のカラー層の現像の反応速度
に悪影響を及ぼしそして、また、光の散乱が増加するた
めに材料の鮮鋭度を障害するであろうからである。
【0005】したがって、ことに急速に現像するカラー
写真ハロゲン化銀材料の場合において、中間層の中のE
OPアクセプターの使用にかかわらず、すぐれた現像反
応速度をもつ材料において、カラー分離は十分ではな
い。これらの材料は、例えば、次のものを包含する:高
い塩化物含量をもつハロゲン化銀乳剤に基づくカラーネ
ガフィルム、カラーネガペーパーおよびディスプレー材
料、これらは実質的に短い現像時間を提供し、それゆえ
従来普通に使用されてきている高い臭化物含量をもつハ
ロゲン化銀乳剤より、EOP濃度をより急速に増加す
る。高い臭化物含量を有するハロゲン化銀乳剤は、ま
た、現像時間をより短くする十分に活性な現像剤を使用
する場合、カラー再現性の問題を生ずることがある。
【0006】したがって、本発明の目的は、鮮鋭度また
は他の必要な写真性質を損失しないで、よりすぐれたカ
ラー分離を有するカラー写真材料を提供することであ
る。
【0007】この問題は、本発明によれば、ある量のE
OPアクセプターおよびある量のホワイトカプラーの組
み合わせを赤感性ハロゲン化銀乳剤層と緑感性ハロゲン
化銀乳剤層の間に位置する中間層において使用すること
によって解決される。
【0008】ホワイトカプラーは、付加反応によりEO
Pと反応して、スペクトルの可視領域における光を吸収
せず、したがって無色である生成物を形成する化合物で
ある。
【0009】驚くべきことには、本発明による組み合わ
せを使用するとき、非常に少ない量のみの組み合わせの
2つの成分を必要とし、その結果中間層の厚さを使用す
るゼラチンの量の減少のために減少できることが発見さ
れた。EOPアクセプターを単独で使用した場合、匹敵
するカラー分離を生成するために、実質的により大きい
量のEOPアクセプターを必要とするであろう。本発明
による組み合わせは、露光および処理後に、暗および光
に対する安定性において驚くべき利点を提供する。
【0010】したがって、本発明は、少なくとも1種の
イエローカプラーを含有する少なくとも1つの青感性ハ
ロゲン化銀乳剤層、少なくとも1種のマゼンタカプラー
を含有する少なくとも1つの緑感性ハロゲン化銀乳剤層
および少なくとも1種のシアンカプラーを含有する少な
くとも1つの赤感性ハロゲン化銀乳剤層および分光感度
が異なる感光性ハロゲン化銀乳剤層の間の中間層を、支
持体上に有するカラー写真ハロゲン化銀材料であって、
赤感性ハロゲン化銀乳剤層と緑感性ハロゲン化銀乳剤層
の間に位置する中間層は少なくとも1種のEOPアクセ
プターを0.06〜0.6ミリモル/m2の合計量で含
有し、そして少なくとも1種のホワイトカプラーを0.
01〜0.08m2の合計量で含有することを特徴とす
るカラー写真ハロゲン化銀材料に関する。
【0011】所定の量で使用するEOPアクセプター
は、また、一緒に量について要求される条件を満足する
2またはそれ以上のEOPアクセプターの混合物である
ことができる。
【0012】好ましいホワイトカプラーは次の式(I)
に相当する:
【0013】
【化1】
【0014】式中、R1はバラスト機能を有するアルキ
ル基であり、R2はC1−C6アルキルであり、そしてR3
はC1−C3アルキルである。
【0015】このようなホワイトカプラーの例は次の通
りである:
【0016】
【化2】
【0017】
【化3】
【0018】好ましい実施態様において、ホワイトカプ
ラーは、また、ポリマーのホワイトカプラーであること
ができる。好ましいポリマーホワイトカプラーは次の式
の反復単位IIおよびIIIを有する:
【0019】
【化4】
【0020】式中、R8およびR9は、同一であるか、あ
るいは異なることができる、そして水素、1〜4個の炭
素原子またはハロゲン、とくにを有するアルキルであ
り、Y1およびY2は、同一であるか、あるいは異なるこ
とができる、そして2価の官能基、とくにCONH、N
HCONH、NHCOOまたは化学的結合であり、A1
およびB2は、同一であるか、あるいは異なることがで
きる、そして2価の有機結合メンバー、とくに置換され
ていてもよいアルキレン、アリーレンまたはアラルキレ
ンまたは化学的結合であり、Z1およびZ2は、同一であ
るか、あるいは異なることができる、そして2価の官能
基、とくにO、S、SO、SO、CONH、COOま
たは化学的結合であり、B1およびB2は、同一である
か、あるいは異なることができる、そして2価の有機結
合メンバー、とくに置換されていてもよいアルキレンま
たは化学的結合であり、Xは2価の官能基、とくにCO
NH、NHCONH、NHCOOまたはOCONHであ
り、そしてKuは5−ピラゾロンのホワイトカプラーの
基である。
【0021】とくに好ましい実施態様において、5−ピ
ラゾロンのホワイトカプラーの基Kuは次の式に相当す
る:
【0022】
【化5】
【0023】式中、R10はピラゾロンのホワイトカプラ
ーにおいて普通に見いだされる置換基、とくに1〜4個
の炭素原子を有するアルキルであり、そしてArは置換
されていてもよいアリール基、とくにフェニル基であ
る。
【0024】とくに好ましい実施態様において、ポリマ
ーはさらに重合した、エチレン系不飽和の化合物Mを含
有する。
【0025】とくに好ましいポリマーは、重量%の量
で、次のものを含有する: 反復単位II 10〜30% 反復単位III 3〜20% 重合したエチレン系 不飽和化合物M 87〜50%。
【0026】適当なポリマーのホワイトカプラーを下に
示す:
【0027】
【化6】
【0028】
【化7】
【0029】本発明によるポリマーは、好ましくは、2
0℃以下のガラス転移温度を有する。ガラス転移温度は
示差熱分析および示差カロリー測定から既知の方法によ
り決定し、これらの方法は、例えば、次の文献に記載さ
れている:「ポリメルアナリティク(Polymera
nalytik)II」、ホフマン(Hoffman
n)、クレマー(Kraemer)およびクーン(Ku
hn)、チエメ・フェルラーグ(Thieme Ver
lag)、スツッツガルト(Stuttgart)、1
977。写真材料におけるポリマーの使用は、また、機
械的性質、とくに破壊強さを改良するという驚くべき効
果を有する。
【0030】好ましいEOPアクセプターは、次の式に
相当する:
【0031】
【化8】
【0032】式中、R4、R5、R6およびR7は、互いに
独立に、水素、ハロゲン、置換されていてもよいアルキ
ル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていて
もよいアリール、置換されていてもよいシクロアルキ
ル、置換されていてもよいアルコキシ、置換されていて
もよいアルキルチオ、置換されていてもよいアリールチ
オ、置換されていてもよいヘテロサイクル−チオ、置換
されていてもよいアリールオキシ、置換されていてもよ
いアシル、置換されていてもよいアシルアミノ、置換さ
れていてもよいアルコキシカルボニル、置換されていて
もよいアリールオキシカルボニル、アルキルまたはアリ
ールカルバモイル、アルキルスルファモイル、スルホま
たはカルボキシである。
【0033】R5およびR7は、好ましくは、水素であ
り、R4は好ましくはC1−C20アルキルまたはC1−C8
アルコキシカルボニル−C1−C8アルキルであり、そし
てR6は水素、C1−C20アルキルまたはC1−C8アルコ
キシカルボニル−C1−C8アルキルである。
【0034】適当な化合物は次の通りである:
【0035】
【化9】
【0036】
【化10】
【0037】
【化11】
【0038】ここでt−C817およびt−C613は次
の式に相当する:
【0039】
【化12】 材料はさらに支持体層、それ以上の中間層、1または2
以上のイエローフィルターおよび1または2以上の保護
または被覆層を含有することができる。
【0040】赤感性および緑感性のハロゲン化銀乳剤層
の間に位置する中間層は、好ましくは、0.1〜0.8
ミリモル/m2のEOPアクセプターおよび0.01〜
0.08ミリモル/m2のホワイトカプラーを含有す
る。
【0041】カプラーを含有する異なるように増感され
たハロゲン化銀乳剤層は任意の順序で配置することがで
きる。カラーネガフィルムにおいて、層は普通に支持体
に最も近い層から出発して次の順序で配置される:赤感
性層または2または3の赤感性層、緑感性層または2ま
たは3の緑感性層、イエローフィルター層および青感性
層または2または3つの青感性層。層の他の順序は、と
くに多層の材料の場合において、使用することができ、
同一感光度の層は必ずしも互いに隣接することは必要で
はないが、ドイツ国特許出願(DE−A)第2,53
0,645号に記載されている交互する順序で配置する
ことができる。カラーネガペーパーにおいて、青感性ハ
ロゲン化銀乳剤層は一般に支持体に最も近くに配置さ
れ、そして引き続いて緑感性および赤感性のハロゲン化
銀乳剤層で被覆される。この場合において、イエローフ
ィルター層は存在しない。
【0042】ハロゲン化銀乳剤層のハロゲン化銀はAg
Br、AgBrCl、AgBrI、AgBrClIおよ
びAgClであることができる。
【0043】好ましい実施態様において、本発明による
組み合わせを含有する中間層は、カラーカプラーを含有
する緑感性ハロゲン化銀乳剤層より低い感光度を有す
る、青感性または緑感性のハロゲン化銀乳剤を、また、
含有することができる。これは高いデンシティの赤の色
合いの解像性を改良する。
【0044】他の好ましい実施態様において、マゼンタ
カプラーを含有する緑感性ハロゲン化銀乳剤層とシアン
カプラーを含有する赤感性ハロゲン化銀乳剤層との間に
位置する中間層は、カプラーを含有する緑感性ハロゲン
化銀乳剤層の感光度より低い感光度を有する緑または青
または青増感ハロゲン化銀乳剤を含有する。
【0045】マゼンタカプラーを含有する緑感性ハロゲ
ン化銀乳剤層とイエローカプラーを含有する赤感性ハロ
ゲン化銀乳剤層との間に位置する中間層は、緑感性ハロ
ゲン化銀乳剤を含有することができる。
【0046】これらの場合において、中間層の乳剤の感
光度は、また、カプラーを含有する層の乳剤の感光度よ
り低い。
【0047】すべての感光性層のハロゲン化銀は、好ま
しくは少なくとも80モル%の塩化物、とくに95〜1
00モル%の塩化物、0〜5モル%の臭化物および0〜
1モル%のヨウ化物を含有する。ハロゲン化銀乳剤は直
接のポジ乳剤または、好ましくは、ネガ乳剤であること
ができる。
【0048】ハロゲン化銀は、主として詰まった結晶か
ら成り、これらの結晶は、例えば、規則正しい立方体ま
たは八角形の形態または転移の形態を有することがで
き、これらを使用することができる。ハロゲン化銀は、
また、小板様結晶が存在することが好ましく、その平均
の直径対厚さの比は好ましくは少なくとも5:1であ
り、結晶の直径は結晶の投影した面積に相当する面積を
もつ円の直径として定義される。しかしながら、層は、
また、板状ハロゲン化銀を有することができ、ここで直
径対厚さの比は5:1より大きく、例えば、12:1〜
30:1である。
【0049】ハロゲン化銀粒子は、また、多層粒子の構
造を有し、最も簡単な場合において、内側および外側の
コア領域(コア/シェル)をもち、ハロゲン化物の組成
および/または他の変更、例えば、個々の粒子領域のド
ーピングは異なる。乳剤の平均の粒子サイズは好ましく
は0.2μm〜2.0μmであり、そして粒子サイズの
分布は均質分散および異質分散の両者であることができ
る。均質分散の粒子サイズの分布は、粒子の95%が平
均の粒子サイズが±30%以下で偏ることを意味する。
均質分散のハロゲン化銀乳剤またはそれらの混合物は好
ましい。ハロゲン化銀に加えて、乳剤は、また、有機銀
塩、例えば、銀ベンズトリアゾレートまたは銀ベヘネー
トを含有することができる。
【0050】別々に調製したハロゲン化銀乳剤の1また
はそれ以上のタイプを、また、混合物の形態で使用でき
る。
【0051】写真乳剤は、可溶性銀塩類および可溶性ハ
ロゲン化物から種々の方法によって調製できる[参照、
例えば、P.グラフキデス(Glafkides)、ヒ
ミー・エト・フィジク・フォトグラフィク(Chimi
e et PhysiquePhotographiq
ue)、パウル・モンテル(Paul Monte
l)、パリ(1967);G.F.ズフィン(Duff
in)、写真乳剤の化学(Photographic
Emulsion Chemistry)、ザ・フォウ
カル・プレス(The Focal Press)、ロ
ンドン(1966);V.L.ゼリクマン(Zelik
man)ら、写真乳剤の調製および被覆(Making
and Coating Photographic
Emulsion)、ザ・フォウカル・プレス(Th
e Focal Press)、ロンドン(196
6)]。
【0052】ハロゲン化銀は、好ましくは、結合剤、例
えば、ゼラチンの存在下に沈澱させ、そして酸性、中性
またはアルカリ性のpHの範囲で実施することができ、
ハロゲン化銀の錯化剤を好ましくはさらに使用する。ハ
ロゲン化銀錯化剤は、例えば、アンモニア、チオエーテ
ル、イミダゾール、アンモニウムチオシアネートまたは
過剰のハライドである。水溶性銀塩類およびハライドを
順次に単一の噴射法により、あるいは同時に二重噴射法
により、あるいは両者の方法の組み合わせによって、一
緒にする。計量添加は好ましくは流入速度を増大させて
実施するが、新しい核がそれ以上ちょうど形成しない
「臨界的」供給速度を越えるべきではない。pAg範囲
は沈澱の間広い限界内で変化させることができる。いわ
ゆるpAgコントロール法を適用することが好ましく、
ここであるpAg値を一定に保持するか、あるいはpA
g値はない沈澱の間定めたプロフィルを通過する。しか
しながら、過剰のハライドの存在下の沈澱に加えて、過
剰の銀イオンの存在下のいわゆる逆沈澱も可能である。
ハロゲン化銀結晶は沈澱によってのみならず、かつまた
過剰のハライドおよび/またはハロゲン化銀錯化剤の存
在下に物理的熟成[オストワルド(Ostwald)の
熟成]によって成長させることができる。乳剤粒子は、
オストワルドの熟成によって、主に沈澱させることさえ
でき、微細な粒子のいわゆるリップマン(Lippma
nn)乳剤を、好ましくは、容易には可溶性でない乳剤
と混合し、そしてその中に溶解しかつ後者の上に結晶化
させる。ハロゲン化銀粒子の沈澱はいわゆる成長変更
剤、すなわち、成長に影響を及ぼし、こうして粒子の特
定の形態および表面(例えば、AgClの場合において
111表面)が得られようにする材料の存在下に起こす
ことができる。
【0053】沈澱は、また、増感色素の存在下に実施す
ることができる。錯化剤および/または色素は、任意の
時間に、例えば、pH値を変化させることによって、あ
るいは酸化的処理によって不活性化することができる。
【0054】ゼラチンは結合剤として使用することが好
ましいが、それを他の合成ポリマー、半合成ポリマーま
たはなおさらに天然に産出するポリマーによって、部分
的にあるいは完全に置換することができる。合成ゼラチ
ン置換体は、例えば、ポリビニルアルコール、ポリ−N
−ビニルピロリドン、ポリアクリルアミド、ポリアクリ
ル酸およびそれらの誘導体、とくにコポリマーである。
天然に産出するゼラチン置換体は、例えば、他のタンパ
ク質、例えば、アルブミンまたはカゼイン、セルロー
ス、糖、澱粉またはアルギネートである。半合成ゼラチ
ン置換体は、一般に、変性した天然生成物である。セル
ロース誘導体、例えば、ヒドロキシアルキルセルロー
ス、カルボキシメチルセルロースおよびフタリルセルロ
ースであり、そして、また、アルキル化剤またはアシル
化剤との反応によって、あるいは重合可能なモノマーの
グラフト化によって得られたゼラチン誘導体はこのよう
な変性天然生成物の例である。
【0055】結合剤は、適当な硬膜剤との反応によって
十分に抵抗性の層を生成できるように、十分な量の官能
基を有するべきである。このような官能基は、とくに、
アミノ基およびまたカルボキシル基、ヒドロキシル基お
よび活性メチレン基である。ゼラチンは、好ましくは、
酸性またはアルカリ性の消化によって得ることができ
る。酸化されたゼラチンを、また、使用することができ
る。このようのゼラチンの製造は、例えば、「ゼラチン
の科学および技術(The Scienceand T
echnology of Gelatine)」、
A.G.ワード(Ward)およびA.コーツ(Cou
rts)編、アカデミック・プレス(Academic
Press)、1977、295ページ以降。使用す
る特定のゼラチンは、できるだけわずかの写真的に活性
な不純物(不活性ゼラチン)を含有すべきである。高い
粘度および低い膨潤性のゼラチンは、とくに有利であ
る。ゼラチンは部分的または完全に酸化することができ
る。
【0056】結晶の形成が完結した後、あるいはより早
い段階においてさえ、可溶性塩類は、例えば、シュレッ
ディング(shredding)および洗浄によって、
凝集および洗浄によって、限外濾過によって、あるいは
イオン交換によって乳剤から除去する。
【0057】写真乳剤は、カブリを防止するための化合
物、あるいは製造、貯蔵および写真処理の間の写真機能
を安定化するための化合物を含有することができる。
【0058】アザインデンとくに適当であり、ことにテ
トラインデンおよびペンタインデン、とくにヒドロキシ
ル基またはアミノ基で置換されたものは適当である。こ
れらのような化合物は、例えば、ビル(Birr)、
Z.Wiss.Phot.47(1952)、pp.2
−58、に記載されている。他の適当なカブリ防止剤
は、金属、例えば、水銀またはカドミウムの塩類、芳香
族スルホン酸またはスルフィン酸、例えば、ベンゼンス
ルフィン酸、または窒素含有複素環式化合物、例えば、
ベンズイミダゾール、ニトロインダゾール、置換されて
いてもよいベンズトリアゾールまたはベンズチアゾリウ
ム塩である。メルカプト基を含有するヘテロサイクル化
合物はとくに適当であり、このような化合物の例はメル
カプトベンズチアゾール、メルカプトベンズイミダゾー
ル、メルカプトテトラゾール、メルカプトチアジアゾー
ル、メルカプトピリミジンである;これらのメルカプト
アゾールは、なお、水可溶化基、例えば、カルボキシル
基またはスルホ基を含有することができる。他の適当な
化合物は、リサーチ・ディスクロージャー(Resea
ch Disclosure)No.17643(19
78)、節VIに発表されている。
【0059】安定剤は、熟成の前、間または後にハロゲ
ン化銀乳剤に添加することができる。化合物は、もちろ
んまた、ハロゲン化銀層に関連する他の写真層に添加す
ることができる。
【0060】2種またはそれ以上の前述の化合物の混合
物を、また、使用できる。
【0061】本発明に従って製造する感光性材料の写真
乳剤層または他の親水性コロイド層は、種々の目的で、
塗布促進のため、帯電を防止するために、すべり性質を
改良するため、分散液を乳化するため、接着を防止する
ため、および写真特性(例えば、現像の加速、高いコン
トラスト、増感など)を改良するために、表面活性剤を
含有することができる。
【0062】次の色素はとくに適当である(スペクトル
領域の順序で記載する): 1、赤増感剤として 9−エチルカルボシアニン類、塩基性末端基としてベン
ゾチアゾール、ベンゾセレノアゾールまたはナフトチア
ゾールを有し、そして必要に応じて5−および/または
6−位置においてハロゲン、メチル、メトキシ、カルボ
キシまたはアリールにより置換されることができる;お
よびまた、9−エチル−ナフトキサチア−または−セレ
ノカルボシアニン類および9−エチル−ナフトチアオキ
サ−または−ベンズイミダゾカルボシアニン類、ただし
色素は複素環族窒素上に少なくとも1つのスルホアルキ
ル基を含有する。
【0063】2、緑増感剤として 9−エチルカルボシアニン類、これらは塩基性末端基と
してベンゾキサゾール、ナフトキサゾールまたはベンゾ
キサゾールを有する、およびベンズイミダゾカルボシア
ニン類、これらは、また、さらに置換されることができ
そして、また、複素環族の窒素上に少なくとも1つのス
ルホアルキル基を含有しなくてはならない。
【0064】3、青増感剤 複素環の窒素上に少なくとも1つスルホアルキル基およ
び、必要に応じて、芳香族核上に他の置換基を有する、
対称および非対称のベンズイミダゾ−、オキサ−、チア
−またはセレナシアニン類、およびローダニン基を含有
するアポメロシアニン類。
【0065】ハロゲン化銀の固有の感光度がスペクトル
領域の所定の領域、例えば、臭化銀の青感性のために適
切である場合、増感剤は省略することができる。
【0066】同一層またはそれに隣接する層中に位置す
ることができる非拡散性モノマーまたはポリマーのカラ
ーカプラーを、異なる感光度の乳剤層を関連させる。
【0067】シアン成分の色素画像を生成するカラーカ
プラーは、一般に、フェノールまたはα−ナフトールタ
イプのカプラーである。
【0068】マゼンタ成分の部分的色素画像を生成する
カラーカプラーは、一般に、5−ピラゾロン、インダゾ
ロンまたはピラゾロンの系列のカプラーである。
【0069】イエロー成分の部分的色素画像を生成する
カラーカプラーは、一般に、開鎖ケトメチレン基を含有
するカラー、ことにα−アセチルアセトアミド系列のカ
プラーである。これらの適当な例はα−ベンゾイルアセ
トアニリドカプラーおよびα−ピバロイルアセトアニリ
ドである:カラーカプラーは、4当量のカプラーまたは
2当量のカプラーであることができる。後者は、知られ
ているように、カプリング反応において切り放される置
換基を、カプリング位置に、有する4当量のカプラーか
ら誘導される。
【0070】カプラーは、通常、バラスト残基基(ba
llast residue)を含有して、材料内、す
なわち、層内または1つの層から他の層への拡散を防止
することができるが、バラスト残基を有するカプラーの
代わりに高分子量のカプラーを使用するすることができ
る。
【0071】適当なカラーカプラーのリストおよびそれ
らを記載する参考文献は、リサーチ・ディスクロージャ
ー(Research Disclosure)176
43(1978)、VIIの中に見いださすことができ
る。
【0072】高分子量のカラーカプラーは、例えば、次
の特許に記載されている:ドイツ国特許出願(DE−
C)1 297 417号、ドイツ国特許出願(DE−
A)24 07 569号、ドイツ国特許出願(DE−
A)31 48 125号、ドイツ国特許出願(DE−
A)32 17 200号、ドイツ国特許出願(DE−
A)33 20 079号、ドイツ国特許出願(DE−
A)33 24 932号、ドイツ国特許出願(DE−
A)33 31 743号、ドイツ国特許出願(DE−
A)33040 376号、欧州特許出願(EP−A)
0 027 284号および米国特許(US−A)4
080 211号。高分子量カラーカプラーは、一般
に、エチレン系不飽和モノマーのカラーカプラー重合す
ることによって調製される。しかしながら、それらは、
また、ポリ付加またはポリ縮合によって得ることができ
る。
【0073】カプラーまたは他の化合物は、最初に特定
の化合物の溶液、分散液または乳濁液を調製し、次いで
それを特定の層のための塗布溶液に添加することによっ
て、ハロゲン化銀乳剤層に混入することができる。適当
な溶媒または分散剤の選択は、化合物の特定の溶解度に
依存する。
【0074】水中に実質的に不溶性の化合物を粉砕法に
よって導入する方法は、例えば、ドイツ国特許出願(D
E−A)2 609 741号およびドイツ国特許出願
(DE−A)2 609 742号に記載されている。
【0075】疎水性化合物は、また、塗布溶液に、高沸
点溶媒、いわゆる油形成剤を使用して導入できる。対応
する方法は、例えば、米国特許(US−A)2,32
2,027号、米国特許(US−A)2,801,17
0号、米国特許(US−A)2,801,171号およ
び欧州特許出願(EP−A)0 043 037号に記
載されている。
【0076】高沸点溶媒の代わりに、また、オリゴマー
またはポリマー、いわゆる油形成剤を使用することが可
能である。
【0077】化合物は、また、塗布溶液に、帯電した格
子の形態で導入することができる、参照、例えば、ドイ
ツ国特許出願(DE−A)2 541 230号、ドイ
ツ国特許出願(DE−A)2 541 274号、ドイ
ツ国特許出願(DE−A)2835 856号、欧州特
許出願(EP−A)0 014 921号、欧州特許出
願(EP−A)0 069 671号、欧州特許出願
(EP−A)0 130 115号および米国特許(U
S−A)4,291,113号。
【0078】アニオン性水溶性化合物(例えば、色素)
を、また、カチオン性ポリマー、いわゆる媒染ポリマー
の助けにより、非拡散形態で混入することができる。
【0079】適当な油形成剤は、例えば、フタル酸アル
キルエステル、リン酸エステル、クエン酸エステル、安
息香酸エステル、アミド、脂肪酸エステル、トリメシン
酸エステル、アルコール、フェノール、アニリン誘導体
および炭化水素である。
【0080】適当な油形成剤の例は、次のとおりであ
る:ジブチルフタレート、ジシクロヘキシルフタレー
ト、ジ−2−エチルヘキシルフタレート、デシルフタレ
ート、トリフェニルホスフェート、トリクレシルホスフ
ェート、2−エチルヘキシルジフェニルホスフェート、
トリシクロヘキシルホスフェート、とり−2−エチルヘ
キシルホスフェート、トリデシルホスフェート、トリブ
トキシエチルホスフェート、トリクロロプロピルホスフ
ェート、ジ−2−エチルヘキシルフェニルホスフェー
ト、2−エチルヘキシルベンゾエート、ドデシルベンゾ
エート、2−エチルヘキシル−p−ヒドロキシベンゾエ
ート、ジエチルドデカンアミド、N−テトラデシルピロ
リドン、イソステアリルアルコール、2,4−ジ−t−
アミルフェノール、ジオクチルアセテート、グリセロー
ルトリブチレート、イソステアリルラクテート、トリオ
クチルシトレート、N,N−ジブチル−2−ブトキシ−
5−t−オクチルアニリン、パラフィン、ドデシルベン
ゼンおよびジイソプロピルナフタレン。
【0081】写真材料は、また、紫外線吸収剤、ホワイ
トナー、スペーサー、フィルター色素、ホルマリンスカ
ベンジャー、光安定剤、酸化防止剤、Dmin色素、色
素、カプラーおよび白色の安定化のための添加剤、カラ
ーカブリ減少剤、可塑剤(ラテックス)、殺生物剤およ
び他の添加剤含有することができる。
【0082】紫外線吸収化合物は、一方において、紫外
線に富んだ日光の影響下に退行に対して画像色素を保護
し、そして、他方において、フィルター色素として、露
光時の日光の紫外線成分を吸収し、こうしてフィルムの
色再現を改良する。異なる構造の化合物は、通常、2つ
の機能で使用する。例は次のとおりである:アリール置
換ベンゾトリアゾール[米国特許(US−A)3,53
3,794号]、4−チアゾリドン化合物[米国特許
(US−A)3,314,794号および米国特許(U
S−A)3,352,781号]、ベンゾフェノン化合
物[日本国特許出願(JP−A)2784/71号]、
桂皮酸エステル化合物[米国特許(US−A)3,70
5,805号および米国特許(US−A)3,707,
375号]、ブタジエン化合物[米国特許(US−A)
4,045,229号]またはベンゾキサゾール化合物
[米国特許(US−A)3,700,455号]。
【0083】紫外線吸収カプラー(例えば、α−ナフト
ール型のシアンカプラー)および紫外線吸収ポリマーを
使用することが可能である。これらの紫外線吸収剤は特
別の層中に媒染によって固定することができる。
【0084】可視光のために適当なフィルター色素は、
オキソノール色素、ヘミオキソノール色素、スチリル色
素、メロシアニン色素、シアニン色素およびアゾ色素を
包含する。これらの色素のうちで、オキソノール色素、
ヘミオキソノール色素およびメロシアニン色素をとくに
有利に使用することができる。
【0085】適当な白色トナーは、例えば、1978年
12月のリサーチ・ディスクロージャー(Reseac
h Disclosure)No.17643のV章、
米国特許(US−A)2,632,701号および米国
特許(US−A)3,269,840号および英国特許
出願(GB−A)852,075号および英国特許出願
(GB−A)1,319,763号に記載されている。
【0086】ある種の結合剤層、とくに支持体最も遠い
層であるが、場合によって同様に中間層は、とくにそれ
らが製造の間支持体から最も遠い層である場合、無機ま
たは有機の写真的に不活性の粒子を、例えば、艶消し剤
またはスペーサーとして、含有することができる[ドイ
ツ国特許出願(DE−A)3 331 542号、ドイ
ツ国特許出願(DE−A)3 424 893号、19
78年12月のリサーチ・ディスクロージャー(Res
each Disclosure)No.17643の
XVI章、22ページ以降]。
【0087】スペーサーの平均の粒子直径はとくに0.
2〜10μmの範囲である。スペーサーは水中に不溶性
であり、そしてアルカリ中に不溶性または可溶性である
ことができ、アルカリ可溶性スペーサーは、一般に、ア
ルカリ性現像剤浴中の写真材料から除去される。適当な
ポリマーの例は、ポリメチルメタクリレート、アクリル
酸およびメチルメタクリレートのコポリマーおよびまた
ヒドロキシプロピルメチルセルロースヘキサヒドロフタ
レートである。
【0088】色素、カプラーおよび白色の安定性を改良
しかつカラーカブリの減少するための添加剤[リサーチ
・ディスクロージャー(Research Discl
osure)No.17643/1978章VII]
は、化合物の次のクラスに属すことができる:ハイドロ
キノン、6−ヒドロキシクロマン、5−ヒドロキシクマ
ロン、スピロクマロン、スピロインダン、p−アルコキ
シフェノール、立体障害フェノール、没食子酸誘導体、
メチレンジオキシベンゼン、アミノフェノール、立体障
害アミン、エステル化間エーテル化したフェノール性ヒ
ドロキシル基を含有する誘導体、金属錯塩。
【0089】立体障害アミンの部分的構造およびまた立
体障害フェノールの部分的構造の両者を1つのかつ同一
分子中にを含有する化合物[米国特許(US−A)4,
268,593号]は、熱、湿気および光の発生の結
果、イエロー色素の画像の障害[劣化(deterio
rationまたはdegradation)]の防止
するためにとくに有効である。スピロインダン類[日本
国特許出願(JP−A)159 644/81号]およ
びハイドロキノンジエーテルまたはモノエーテルにより
置換されたクマロン類[日本国特許出願(JP−A)8
9 835/80号]は、マゼンタ−赤画像の障害(劣
化)、とくに光の作用の結果の障害の防止に特に有効で
ある。
【0090】写真材料の層は、通常の硬膜剤で硬膜する
ことができる。適当な硬膜剤は、例えば、次のとおりで
ある:ホルムアルデヒド,グルタルアルデヒドおよび同
様なアルデヒド化合物、ジアセチル、シクロペンタジオ
ンおよび同様なケトン化合物、ビス−(2−クロロエチ
ル尿素)、2−ヒドロキシ−4,6−ジクロロ−1,
3,5−トリアジンおよび活性ハロゲンを含有する他の
化合物[米国特許(US−A)3,288,775号、
米国特許(US−A)2,732,303号、英国特許
出願(GB−A)974,723号および英国特許出願
(GB−A)1,167,207号]、ジビニルスルホ
ン化合物、5−アセチル−1,3−ジアクリロイルヘキ
サヒドロ−1,3,5−トリアジンおよび反応性オレフ
ィン結合を含有する他の化合物[米国特許(US−A)
3,635,718号、米国特許(US−A)3,23
2,763号および英国特許出願(GB−A)994,
869号];N−ヒドロキシメチルフタルイミドおよび
他のN−メチロール化合物[米国特許(US−A)2,
732,316号および米国特許(US−A)2,58
6,168号];イソシアネート[米国特許(US−
A)3,103,437号];アジリジン化合物[米国
特許(US−A)3,017,280号および米国特許
(US−A)2,983,611号];および酸誘導体
[米国特許(US−A)2,725,294号および米
国特許(US−A)2,725,295号];カーボジ
イミドタイプの化合物[ドイツ国特許出願(DE−A)
22 25230号およびドイツ国特許出願(DE−
A)24 39 551号];カルバモイルオキシプリ
ジニウム化合物[ドイツ国特許出願(DE−A)24
39814号];リン−ハロゲン結合を含有する化合物
[日本国特許出願(JP−A)113 929/83
号;N−カルボニルオキシイミド化合物[日本国特許出
願(JP−A)43353/81号];N−スルホニル
オキシイミド化合物[米国特許(US−A)4,11
1,926号]、ジヒドロキノリン化合物[米国特許
(US−A)4,013,468号、2−スルホニルオ
キシピリジニウム塩類[日本国特許出願(JP−A)1
10 762/81号]、ホルムアミジニウム塩類[欧
州特許出願(EP−A)0 162 308号]、2ま
たはそれ以上のN−アシルオキシイミノ基を含有する化
合物[米国特許(US−A)4,052、373号]、
エポキシ化合物[米国特許(US−A)3,091、5
37号]、イソキゾールタイプの化合物[米国特許(U
S−A)3,321,313号および米国特許(US−
A)3,543,292号];ハロカルボキシアルデヒ
ド、例えば、ムココール酸;ジオキサン誘導体、例え
ば、ジヒドロキシジオキサンおよびジクロロジオキサ
ン;および無機硬膜剤、例えば、クロム明礬および硫酸
ジルコニウム。
【0091】硬膜は、既知の方法において、硬膜剤を硬
膜すべき層のための流延溶液に添加することによるか、
あるいは硬膜すべき層を拡散性硬膜剤を含有する層でカ
バーすることにより実施することができる。
【0092】前述のクラスは、遅く作用する硬膜剤およ
び速く作用する硬膜剤およびとくに有利であるいわゆる
インスタント硬膜剤が存在する。用語「インスタント硬
膜剤」は、塗布直後であるが、一番遅くて24時間にお
いて、そして、好ましくは、塗布後8時間に、交差反応
の結果、センシトメトリーがそれ以上変化せずかつ層の
組み合わせの膨潤が存在しないような程度に、硬膜が進
行してしまうような方法で、適当な結合剤を架橋する化
合物であると理解すべきである。膨潤とは、フィルムの
水性処理の間の差を意味する[フォトグラフィック・サ
イエンス・エンジニアリング(Photogr.Sc
i.Eng.)8(1964)、275;フォトグラフ
ィック・サイエンス・エンジニアリング(Photog
r.Sci.Eng.)(1972)、449]。
【0093】ゼラチンと急速に反応するこれらの硬膜剤
は、例えば、ゼラチンの遊離カルボキシル基と反応する
ことができるカルバモイルピリジニウム塩類であり、こ
うしてこれらの基はゼラチンの遊離アミノ基と反応し
て、ペプチド結合を形成しかつゼラチンを架橋する。
【0094】層の組成物のすべての層に対して同一の硬
膜効果を有する拡散性硬膜剤が存在する。しかしなが
ら、また、その効果がある層に限られる、非拡散性の、
低分子量および高分子量の硬膜剤が存在する。このタイ
プの硬膜剤では、個々の層、例えば、保護層はとくに高
度に華僑することができる。これは、ハロゲン化銀層が
最小に硬膜して、銀の被覆力を増加し、そして機械的性
質を保護層を通して改良しなくてはならない場合、重要
である[欧州特許出願(EP−A)0 114699
号]。
【0095】適当な発色現像化合物は、それらの酸化生
成物の形態でカラーカプラーと反応してアゾメチンまた
はインドフェノール色素を形成することができる現像剤
化合物である。適当な発色現像剤化合物は、次の通りで
ある:p−フェニレンジアミン型の少なくとも1つの第
一アミン基結晶芳香族化合物、例えば、N,N−ジアル
キル−p−フェニレンジアミン、例えば、N,N−ジエ
チル^p−フェニレンジアミン、1−(N−エチル−N
−メタンスルホニルアミドエチル)−3−メチル−p−
フェニレンジアミン、1−(N−エチル−N−ヒドロキ
シエチル)−3−メチル−p−フェニレンジアミンおよ
び1−(N−エチル−N−メトキシエチル)−3−メチ
ル−p−フェニレンジアミン。他の有用な発色現像剤
は、例えば、ジャーナル・オブ・アメリカン・ケミカル
・ソサイアティー(J.Am.Chem.Soc.)、
73、3106(1951)およびG.ハイスト(Ha
ist)、現代の写真処理(Modern Photo
graphic Processing)、1979、
ジョン・ウィリー・アンド・サンズ(John Wie
ly and Sons)、p.545以降、に記載さ
れている。
【0096】発色現像に引き続いて、酸性の短い停止液
または洗浄が存在することができる。
【0097】発色現像後、材料は通常漂白および定着す
る。適当な漂白剤は、例えば、Fe(III)塩類およ
びFe(III)錯塩類、例えば、フェリシアニド、ジ
クロメート、水溶性コバルト錯塩類である。とくに好ま
しい漂白剤は、アミノポリカルボン酸の鉄(III)錯
塩、よりとくに、例えば、エチレンジアミン四酢酸、プ
ロピレン四酢酸、ジエチレントリアミンペンタ酢酸、ニ
トリロトリ酢酸、イミノ二酢酸、N−ヒドロキシエチル
エチレンジアミントリ酢酸、アルキルイミノジカルボン
酸、および対応するリン酸の鉄(III)錯塩である。
他の適当な漂白剤は過硫酸塩類および過酸化物、例え
ば、過酸化水素である。
【0098】漂白定着浴または定着浴に引き続いて、一
般に、洗浄を実施し、これは向流で実施するか、あるい
は水の供給もついくつかの槽から成る。
【0099】最も好適な結果は、ホルムアルデヒドほと
んどまたは全く含有しない仕上げ浴を引き続いて使用す
るとき、得ることができる。
【0100】しかしながら、洗浄は安定化浴で完全に置
換することができ、この安定化浴は通常向流で使用す
る。ホルムアルデヒドを添加する場合、この安定化浴
は。また、仕上げ浴の機能を実施する。
【0101】本発明によるカラー写真材料は、また、反
転現像することができる。その場合において、発色現像
の前に、カプラーと色素を形成しない現像剤でまず現像
し、そして拡散第2露光または化学的カブリを行う。そ
の場合において、少なくとも1つの色生成ハロゲン化銀
乳剤層に隣接して位置し、カラーカプラーを含有しない
層のために選択したハロゲン化銀乳剤は、感光度が色生
成層の感光度より大きい、とくに0.6〜2.5log
H単位だけ大きいものである。
【0102】しかしながら、本発明による材料は、好ま
しくは、ネガ材料として処理すべきものである。
【0103】
【実施例】急速処理に適当なカラー写真記録材料は、次
の層を、記載する順序で、両側をポリエチレンで塗布し
たペイパーに塗布することによって調製した。記載する
量は1m2に基づく。塗布したハロゲン化銀の量はAg
NO3の対応する量で与える。
【0104】実施例1 層の配置1 第1層(支持体層) 0.2gのゼラチン 第2層(青感性層) 1.38gのゼラチン 0.60gのイエローカプラーY−1および 0.48gのトリクレシルホスフェート(TCP) を含有する、0.50gのAgNO3からの青感性ハロ
ゲン化銀乳剤(99.5モル%の塩化物、0.5モル%
臭化物、平均粒子直径0.78μm) 第3層(中間層) 1.18gのゼラチン 0.24ミリモルの2,5−ジオクチルハイドロキノン
および 0.08gのジブチルフタレート(DBP) 第4層(緑感性層) 1.02gのゼラチン 0.37gのマゼンタカプラーM−1および 0.40gのDBP を含有する、0.40gのAgNO3からの緑感性ハロ
ゲン化銀乳剤(99.5モル%の塩化物、0.5モル%
の臭化物、平均粒子直径0.37μm) 第5層(中間層) 1.20gのゼラチン 0.66gの次の式に相当する紫外線吸収剤
【0105】
【化13】
【0106】0.16ミリモルの2,5−ジオクチルハ
イドロキノン 0.36gのTCP 第6層(赤感性層) 0.84gのゼラチン 0.39gのシアンカプラーC−1および 0.39gのTCP を含有する、0.28gのAgNO3からの赤感性ハロ
ゲン化銀乳剤(99.5モル%の塩化物、0.5モル%
の臭化物、平均粒子直径0.35μm) 第7層(紫外線保護層) 0.65gのゼラチン 0.21gの紫外線吸収剤、第5層におけるような、お
よび 0.11gのTCP 第8層(保護層) 0.65gのゼラチンおよび 0.39gの次の式に相当する硬膜剤
【0107】
【化14】
【0108】実施例2(比較) ジオクチルハイドロキノンの量を第3層において0.6
0ミリモルにそして第5層において0.36ミリモルに
増加したことにおいて実施例1と異なる、カラー写真記
録材料を調製した。実施例1と比較して、第3層の層厚
さは10%だけ、そして第5層は4%だけ増加した。
【0109】実施例3(比較) ジオクチルハイドロキノンの量を第3層において0.9
0ミリモルにそして第5層において0.72ミリモルに
増加したことにおいて実施例1と異なる、カラー写真記
録材料を調製した。実施例1と比較して、第3層の層厚
さは20%だけ、そして第5層は12%だけ増加した。
【0110】実施例4(比較) 第3層および第5層において、2,5−ジオクチルハイ
ドロキノンを0.1ミリモルのW1で置換したことにお
いて実施例1と異なる、カラー写真記録材料を調製し
た。層厚さは増加しなかった。
【0111】実施例5(比較) 第3層および第5層において、2,5−ジオクチルハイ
ドロキノンを各場合において0.15ミリモルのW1で
置換したことにおいて実施例1と異なる、カラー写真記
録材料を調製した。層厚さは増加しなかった。
【0112】実施例6 第3層および第5層において、わずかに0.12ミリモ
ルの2,5−ジオクチルハイドロキノンを使用し、そし
てさらに0.08ミリモルのW1を使用しそして、第5
層において、わずかに0.08ミリモルの2,5−ジオ
クチルハイドロキノンを使用し、そしてさらに0.05
ミリモルのW1を使用したことにおいて実施例1と異な
る、カラー写真記録材料を調製した。層厚さは増加しな
かった。 実施例7 ゼラチンの量を第3層において0.6gにそして第5層
において1.0gに減少したことにおいて実施例1と異
なる、カラー写真記録材料を調製した。実施例1と比較
して、第3層の層厚さは40%だけ、そして第5層は8
%だけ減少した。
【0113】
【化15】
【0114】実施例1〜7の試料を下に記載する方法に
より緑のフィルターおよび段階ウェッジを通して処理し
た。得られたマゼンタのカラー分解において、イエロー
(gb)デンシティおよびシアン(bg)デンシティの
含量%をマゼンタ(pp)デンシティ1.5において決
定して色純度を決定した:
【0115】
【数1】
【0116】上の式において、 Dgb :イエローデンシティ Dmingb :イエロー最小デンシティ Dbg :シアンデンシティ Dminbg :シアン最小デンシティ Dminpp :マゼンタ最小デンシティ。
【0117】 a) 発色現像液 45秒 35℃ トリエタノールアミン 9.0g/l N,N−ジエチルヒドロキシルアミン 4.0g/l ジエチレングリコール 0.05g/l 3−メチル−4−アミノ−N−エチル−N−メタ ンスルホンアミドエチル−アニリンサルフェート 亜硫酸カリウム 0.2g/l トリエチレングリコール 0.05g/l 炭酸カリウム 22g/l 水酸化カリウム 0.4g/l エチレンジアミン四酢酸、2ナトリウム塩 2.2g/l 塩化カリウム 2.5g/l 1,2−ジヒドロキシベンゼン−3,4,6− トリスルホン酸、3ナトリウム塩 0.3g/l 水で1000mlとする、pH10.0。
【0118】 b) 漂白定着液 45秒 35℃ チオ硫酸アンモニウム 75g/l 亜硫酸水素ナトリウム 13.5g/l 酢酸アンモニウム 2.0g/l エチレンジアミン四酢酸(鉄−アンモニウム塩) 57g/l アンモニア25重量% 9.5g/l 酢酸 9.0g/l 水で1000mlとする、pH10.0。
【0119】 c) 洗浄 2分 33℃
【0120】
【表1】
【0121】本発明による試料は比較試料より大きい色
純度を示す。
【0122】
【表2】
【0123】本発明による実施例は比較試料より大きい
暗さに対する安定性を示す。
【0124】
【表3】
【0125】本発明の主な特徴および態様は次の通りで
ある。
【0126】1、少なくとも1種のイエローカプラーを
含有する少なくとも1つの青感性ハロゲン化銀乳剤層、
少なくとも1種のマゼンタカプラーを含有する少なくと
も1つの緑感性ハロゲン化銀乳剤層および少なくとも1
種のシアンカプラーを含有する少なくとも1つの赤感性
ハロゲン化銀乳剤層および分光感度が異なる感光性ハロ
ゲン化銀乳剤層の間の中間層を、支持体上に有するカラ
ー写真ハロゲン化銀材料であって、赤感性ハロゲン化銀
乳剤層と緑感性ハロゲン化銀乳剤層の間に位置する中間
層は少なくとも1種のEOPアクセプターを0.06〜
0.6ミリモル/m2の合計量で含有し、そして少なく
とも1種のホワイトカプラーを0.01〜0.08m2
の合計量で含有することを特徴とするカラー写真ハロゲ
ン化銀材料。
【0127】2、赤感性ハロゲン化銀乳剤層と緑感性ハ
ロゲン化銀乳剤層の間に位置する中間層は、また、0.
1〜0.8ミリモル/m2のEOPアクセプターおよび
0.03〜0.1ミリモル/m2のホワイトカプラーを
含有することを特徴とする上記第1項記載のカラー写真
ハロゲン化銀材料。
【0128】3、ハロゲン化銀乳剤層のハロゲン化銀は
少なくとも80モル%の塩化銀を含有することを特徴と
する上記第1項記載のカラー写真ハロゲン化銀材料。
【0129】4、ハロゲン化銀乳剤層のハロゲン化銀は
95〜100モル%の塩化銀、0〜5モル%の臭化銀お
よび0〜1モル%のヨウ化銀を含有することを特徴とす
る上記第1項記載のカラー写真ハロゲン化銀材料。
【0130】5、ハロゲン化銀乳剤層のハロゲン化銀は
ネガに働くことを特徴とする上記第1項記載のカラー写
真ハロゲン化銀材料。
【0131】6、マゼンタカプラーを含有する緑感性ハ
ロゲン化銀乳剤層とシアンカプラーを含有する赤感性ハ
ロゲン化銀乳剤層との間に位置する中間層は、カプラー
を含有する緑感性ハロゲン化銀乳剤層の感光度より低い
感光度を有する緑または青または青増感ハロゲン化銀乳
剤を含有することを特徴とする上記第1項記載のカラー
写真ハロゲン化銀材料。
【0132】7、反射性支持体を含有する上記第1項記
載のカラー写真材料を現像、漂白、定着および洗浄の工
程にかけ、洗浄を必要に応じて安定化と置換し、そして
漂白および定着を必要に応じて単一の工程に組み合わせ
ることを特徴とする反射した光により見るカラー写真画
像の調製方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヨハネス・ゾベル ドイツ連邦共和国デー5090レーフエルクー ゼン1・ビリー−バウマイスター−シユト ラーセ9 (72)発明者 ハンス・フエツター ドイツ連邦共和国デー5000ケルン80・ゲル ステンカンプ19 (72)発明者 ギユンター・ヘリング ドイツ連邦共和国デー5068オーデンタール −グレーブツシユ・インデルヒルトシヤイ ト16

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1種のイエローカプラーを含
    有する少なくとも1つの青感性ハロゲン化銀乳剤層、少
    なくとも1種のマゼンタカプラーを含有する少なくとも
    1つの緑感性ハロゲン化銀乳剤層および少なくとも1種
    のシアンカプラーを含有する少なくとも1つの赤感性ハ
    ロゲン化銀乳剤層および分光感度が異なる感光性ハロゲ
    ン化銀乳剤層の間の中間層を、支持体上に有するカラー
    写真ハロゲン化銀材料であって、赤感性ハロゲン化銀乳
    剤層と緑感性ハロゲン化銀乳剤層の間に位置する中間層
    は少なくとも1種のEOPアクセプターを0.06〜
    0.6ミリモル/m2の合計量で含有し、そして少なく
    とも1種のホワイトカプラーを0.01〜0.08m2
    の合計量で含有することを特徴とするカラー写真ハロゲ
    ン化銀材料。
  2. 【請求項2】 反射性支持体を含有する請求項1記載の
    カラー写真材料を現像、漂白、定着および洗浄の工程に
    かけ、洗浄を必要に応じて安定化と置換し、そして漂白
    および定着を必要に応じて単一の工程に組み合わせるこ
    とを特徴とする、反射した光により見るカラー写真画像
    の調製方法。
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