JPH05248557A - 電磁弁 - Google Patents
電磁弁Info
- Publication number
- JPH05248557A JPH05248557A JP4049872A JP4987292A JPH05248557A JP H05248557 A JPH05248557 A JP H05248557A JP 4049872 A JP4049872 A JP 4049872A JP 4987292 A JP4987292 A JP 4987292A JP H05248557 A JPH05248557 A JP H05248557A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- armature
- solenoid valve
- frame
- pressure oil
- housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K31/00—Actuating devices; Operating means; Releasing devices
- F16K31/02—Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic
- F16K31/06—Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic using a magnet, e.g. diaphragm valves, cutting off by means of a liquid
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T15/00—Construction arrangement, or operation of valves incorporated in power brake systems and not covered by groups B60T11/00 or B60T13/00
- B60T15/02—Application and release valves
- B60T15/025—Electrically controlled valves
- B60T15/028—Electrically controlled valves in hydraulic systems
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
- B60T8/32—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
- B60T8/34—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition
- B60T8/36—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition including a pilot valve responding to an electromagnetic force
- B60T8/3615—Electromagnetic valves specially adapted for anti-lock brake and traction control systems
- B60T8/363—Electromagnetic valves specially adapted for anti-lock brake and traction control systems in hydraulic systems
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
- B60T8/32—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
- B60T8/34—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition
- B60T8/36—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition including a pilot valve responding to an electromagnetic force
- B60T8/3615—Electromagnetic valves specially adapted for anti-lock brake and traction control systems
- B60T8/3675—Electromagnetic valves specially adapted for anti-lock brake and traction control systems integrated in modulator units
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Magnetically Actuated Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明に係わる電磁弁は、構造を簡単化さ
れ、これにより小型化、並びにコストの低下を可能にし
ている。 【構成】 ハウジング2には第1の圧油流出入孔14
と、第2の圧油流出入孔15が形成され、第1の圧油流
出入孔14には電磁弁本体1と組み合わせられることに
より電磁弁を構成する弁座3が圧入され、電磁弁本体1
とハウジング2間はOリング13によって封止され、電
磁弁本体1内の圧油室16には弁座3を開閉する弁体1
8と一体にされたアーマチュアが挿入されている。
れ、これにより小型化、並びにコストの低下を可能にし
ている。 【構成】 ハウジング2には第1の圧油流出入孔14
と、第2の圧油流出入孔15が形成され、第1の圧油流
出入孔14には電磁弁本体1と組み合わせられることに
より電磁弁を構成する弁座3が圧入され、電磁弁本体1
とハウジング2間はOリング13によって封止され、電
磁弁本体1内の圧油室16には弁座3を開閉する弁体1
8と一体にされたアーマチュアが挿入されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば車両のブレー
キのアンチロック装置において圧力流体を制御するため
に用いられる電磁弁に関する。
キのアンチロック装置において圧力流体を制御するため
に用いられる電磁弁に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の電磁弁は、圧油の流路に設けら
れ、コンピュータからの指令に応じて該流路を開閉する
ために用いられる。
れ、コンピュータからの指令に応じて該流路を開閉する
ために用いられる。
【0003】図2は、従来の電磁弁の一例を示してい
る。この電磁弁では、円筒状のフレーム21の上部に形
成された小径孔22に弁座23を嵌入し、小径孔22の
下側に形成された中径孔24にアーマチュア25を挿入
し、中径孔24の下側に形成された大径孔26の内壁に
電磁コイル27を配設し、アーマチュア25の径よりも
やや大きな内径を有するスリーブ28を中径孔24に嵌
入し、スリーブ28にヨーク29を嵌入して構成され
る。
る。この電磁弁では、円筒状のフレーム21の上部に形
成された小径孔22に弁座23を嵌入し、小径孔22の
下側に形成された中径孔24にアーマチュア25を挿入
し、中径孔24の下側に形成された大径孔26の内壁に
電磁コイル27を配設し、アーマチュア25の径よりも
やや大きな内径を有するスリーブ28を中径孔24に嵌
入し、スリーブ28にヨーク29を嵌入して構成され
る。
【0004】小径孔22と弁座23間(図中にaで示
す)、中径孔24とスリーブ28間(図中にbで示
す)、スリーブ28とヨーク29間(図中にcで示す)
は、例えば溶接によって封止されている。したがって、
アーマチュア25が設置されている圧油室31は、弁座
23中央に形成されている圧油の流出入孔、およびフレ
ーム21の側壁を貫通する孔32を除いて、封止状態と
なる。
す)、中径孔24とスリーブ28間(図中にbで示
す)、スリーブ28とヨーク29間(図中にcで示す)
は、例えば溶接によって封止されている。したがって、
アーマチュア25が設置されている圧油室31は、弁座
23中央に形成されている圧油の流出入孔、およびフレ
ーム21の側壁を貫通する孔32を除いて、封止状態と
なる。
【0005】アーマチュア25は、圧油室31内で上下
に移動可能であり、コイルバネ45によって上方に押し
上げられている。このため、通常は、アーマチュア25
の上側に突設されている弁体33が弁座23の圧油流出
入孔を塞いでいる。
に移動可能であり、コイルバネ45によって上方に押し
上げられている。このため、通常は、アーマチュア25
の上側に突設されている弁体33が弁座23の圧油流出
入孔を塞いでいる。
【0006】また、アーマチュア25、ヨーク29は磁
性体であり、これらの磁性体部分と、電磁コイル27と
から磁気回路が構成されている。電磁コイル27を励磁
すると、アーマチュア25が降下して、弁体33が弁座
23から離れ、弁座23の圧油流出入孔が開かれる。
性体であり、これらの磁性体部分と、電磁コイル27と
から磁気回路が構成されている。電磁コイル27を励磁
すると、アーマチュア25が降下して、弁体33が弁座
23から離れ、弁座23の圧油流出入孔が開かれる。
【0007】一方、フレーム21は例えばアンチロック
装置の構成部材であるハウジング34に形成されている
穴35に嵌入され、またヨーク29はハウジングカバー
36に接している。これにより、この電磁弁はアンチロ
ック装置に装着される。
装置の構成部材であるハウジング34に形成されている
穴35に嵌入され、またヨーク29はハウジングカバー
36に接している。これにより、この電磁弁はアンチロ
ック装置に装着される。
【0008】ハウジング34には、フレーム21の小径
孔22に通じる第1の圧油流出入孔37と、フレーム2
1の孔32に通じる第2の圧油流出入孔38が形成され
ている。したがって、第1の圧油流出入孔37と第2の
圧油流出入孔38間に油圧室31を介在してなる圧油流
路が形成され、この圧油流路は、弁座23の圧油流出入
孔が塞がれている通常時には閉じられ、また電磁コイル
27が励磁され、弁座23の圧油流出入孔が開かれた時
には開かれる。
孔22に通じる第1の圧油流出入孔37と、フレーム2
1の孔32に通じる第2の圧油流出入孔38が形成され
ている。したがって、第1の圧油流出入孔37と第2の
圧油流出入孔38間に油圧室31を介在してなる圧油流
路が形成され、この圧油流路は、弁座23の圧油流出入
孔が塞がれている通常時には閉じられ、また電磁コイル
27が励磁され、弁座23の圧油流出入孔が開かれた時
には開かれる。
【0009】また、フレーム21の外壁周面には2つの
溝41,42が形成されており、これらの溝41,42
には各Oリング43,44がそれぞれ取り付けられてい
る。一方のOリング43は第1の圧油流出入孔37と小
径孔22間を封止し、両者のOリング43,44は第2
の圧油流出入孔38と孔32間を封止し、他方のOリン
グ44は第2の圧油流出入孔38並びに孔32と外部間
を封止する。
溝41,42が形成されており、これらの溝41,42
には各Oリング43,44がそれぞれ取り付けられてい
る。一方のOリング43は第1の圧油流出入孔37と小
径孔22間を封止し、両者のOリング43,44は第2
の圧油流出入孔38と孔32間を封止し、他方のOリン
グ44は第2の圧油流出入孔38並びに孔32と外部間
を封止する。
【0010】なお、この種の電磁弁の他の例としては、
この発明の出願人が先に出願した実開昭63−9908
1号公報に記載の「高圧ソレノイドバルブ」がある。
この発明の出願人が先に出願した実開昭63−9908
1号公報に記載の「高圧ソレノイドバルブ」がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電磁弁では、その構造上液封箇所が多数必要とな
る。即ち、上記a)b)c)の各封止箇所および各Oリ
ング43,44の部分である。このため、液封のための
Oリング等の部材、溶接等の工程、あるいは圧入のみで
十分な液封性を確保できるようにするための仕上加工な
どが必要となり、コスト高となっているのみならず、小
型化するための障害ともなっていた。
来の電磁弁では、その構造上液封箇所が多数必要とな
る。即ち、上記a)b)c)の各封止箇所および各Oリ
ング43,44の部分である。このため、液封のための
Oリング等の部材、溶接等の工程、あるいは圧入のみで
十分な液封性を確保できるようにするための仕上加工な
どが必要となり、コスト高となっているのみならず、小
型化するための障害ともなっていた。
【0012】そこで、この発明は、構造を簡単化し、こ
れにより小型化、並びにコストの低下を可能にした電磁
弁を提供することを目的とする。
れにより小型化、並びにコストの低下を可能にした電磁
弁を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる電磁弁
では、ハウジングに形成されている圧力流体の流路に取
り付けられた弁座と、前記弁座を開閉する弁体と一体に
されたアーマチュアと、励磁および消磁されることによ
り、前記アーマチュアを移動させて前記弁座を開閉させ
る電磁コイルを内蔵し、前記アーマチュアを囲むように
して、前記ハウジングに液密に取り付けられることによ
り、前記アーマチュアが収納される圧力流体室を形成す
る電磁弁本体とからなる。
では、ハウジングに形成されている圧力流体の流路に取
り付けられた弁座と、前記弁座を開閉する弁体と一体に
されたアーマチュアと、励磁および消磁されることによ
り、前記アーマチュアを移動させて前記弁座を開閉させ
る電磁コイルを内蔵し、前記アーマチュアを囲むように
して、前記ハウジングに液密に取り付けられることによ
り、前記アーマチュアが収納される圧力流体室を形成す
る電磁弁本体とからなる。
【0014】
【作用】この発明によれば、ハウジングに形成されてい
る圧力流体の流路に弁座を独立させて取り付けているの
で、この流路の回りを封止する必要はなく、電磁弁本体
を液密に取り付ける部位を封止するだけで済む。しか
も、その封止手段として、唯一のOリング等のシール部
品で液封させる構造が実現できる。
る圧力流体の流路に弁座を独立させて取り付けているの
で、この流路の回りを封止する必要はなく、電磁弁本体
を液密に取り付ける部位を封止するだけで済む。しか
も、その封止手段として、唯一のOリング等のシール部
品で液封させる構造が実現できる。
【0015】
【実施例】以下、この発明の実施例について図面を参照
して説明する。
して説明する。
【0016】図1は、この発明に係わる電磁弁の一実施
例を示す断面図である。この実施例の電磁弁は、例えば
ブレーキのアンチロック装置に適用されるものであっ
て、電磁弁本体1と、アンチロック装置のハウジング2
側に設けられる弁座3とからなる。
例を示す断面図である。この実施例の電磁弁は、例えば
ブレーキのアンチロック装置に適用されるものであっ
て、電磁弁本体1と、アンチロック装置のハウジング2
側に設けられる弁座3とからなる。
【0017】電磁弁本体1では、円筒状のフレーム4の
上部に形成された中径孔5にスリーブ6を嵌入し、中径
孔5の下側に形成された大径孔7の内壁に電磁コイル8
を配設し、スリーブ6の内径よりも少し小さな外径を有
するアーマチュア9を挿入し、スリーブ6にヨーク10
を嵌入して構成される。
上部に形成された中径孔5にスリーブ6を嵌入し、中径
孔5の下側に形成された大径孔7の内壁に電磁コイル8
を配設し、スリーブ6の内径よりも少し小さな外径を有
するアーマチュア9を挿入し、スリーブ6にヨーク10
を嵌入して構成される。
【0018】また、フレーム4はハウジング2に形成さ
れている穴11に挿入され、ヨーク10はハウジングカ
バー12に接しており、これにより、この電磁弁がアン
チロック装置に装着される。
れている穴11に挿入され、ヨーク10はハウジングカ
バー12に接しており、これにより、この電磁弁がアン
チロック装置に装着される。
【0019】さらに、スリーブ6先端と、ハウジング2
の穴11間には、Oリング13が取り付けられている。
の穴11間には、Oリング13が取り付けられている。
【0020】一方、ハウジング2には、第1の圧油流出
入孔14と、第2の圧油流出入孔15が形成されてい
る。そして、第1の圧油流出入孔14には、電磁弁本体
1と組み合わせられることにより電磁弁を構成する弁座
3が圧入されている。
入孔14と、第2の圧油流出入孔15が形成されてい
る。そして、第1の圧油流出入孔14には、電磁弁本体
1と組み合わせられることにより電磁弁を構成する弁座
3が圧入されている。
【0021】ここで、弁座3を第1の圧油流出入孔14
に圧入することにより、弁座3と第1の圧油流出入孔1
4間(図中にAで示す)が封止されている。また、スリ
ーブ6とフレーム1間(図中にBで示す)、およびスリ
ーブ6とヨーク10間(図中にCで示す)は、溶接、圧
入等によって封止されている。さらに、スリーブ6とハ
ウジング2間、およびフレーム4とハウジング2間は、
Oリング13によって封止されている。したがって、ア
ーマチュア9が設置されている圧油室16は、ハウジン
グ2側の第1の圧油流出入孔14に設けられた弁座3、
および第2の圧油流出入孔15を除いて、封止状態とな
る。
に圧入することにより、弁座3と第1の圧油流出入孔1
4間(図中にAで示す)が封止されている。また、スリ
ーブ6とフレーム1間(図中にBで示す)、およびスリ
ーブ6とヨーク10間(図中にCで示す)は、溶接、圧
入等によって封止されている。さらに、スリーブ6とハ
ウジング2間、およびフレーム4とハウジング2間は、
Oリング13によって封止されている。したがって、ア
ーマチュア9が設置されている圧油室16は、ハウジン
グ2側の第1の圧油流出入孔14に設けられた弁座3、
および第2の圧油流出入孔15を除いて、封止状態とな
る。
【0022】さて、通常は、アーマチュア9がコイルバ
ネ17によって上方に押し上げられているので、アーマ
チュア9の上側に突設されている弁体18が弁座3の圧
油流出入孔を塞いでいる。また、電磁コイル8と、アー
マチュア9と、ヨーク10とから磁気回路が構成されて
おり、電磁コイル8を励磁すると、アーマチュア9が降
下して、弁体18が弁座3から離れ、弁座3の圧油流出
入孔が開かれる。したがって、第1の圧油流出入孔14
と第2の圧油流出入孔15間に圧油室16を介在させて
なる圧油流路は、通常時に閉じられ、電磁コイル8が励
磁された時に開かれる。
ネ17によって上方に押し上げられているので、アーマ
チュア9の上側に突設されている弁体18が弁座3の圧
油流出入孔を塞いでいる。また、電磁コイル8と、アー
マチュア9と、ヨーク10とから磁気回路が構成されて
おり、電磁コイル8を励磁すると、アーマチュア9が降
下して、弁体18が弁座3から離れ、弁座3の圧油流出
入孔が開かれる。したがって、第1の圧油流出入孔14
と第2の圧油流出入孔15間に圧油室16を介在させて
なる圧油流路は、通常時に閉じられ、電磁コイル8が励
磁された時に開かれる。
【0023】なお、弁座3の開閉に際し、圧油室16内
の油圧が高くなっても、ヨーク10がハウジングカバー
12に接しているので、電磁弁本体1がハウジング2か
ら外れるようなことはない。
の油圧が高くなっても、ヨーク10がハウジングカバー
12に接しているので、電磁弁本体1がハウジング2か
ら外れるようなことはない。
【0024】このような構成の電磁弁では、弁座3をハ
ウジング2側に設けているので、図2に示す従来の電磁
弁におけるOリング43に該当するものを必要とせず、
かつその位置での封止を行う必要がない。このため、図
1に示す実施例の電磁弁と、図2に示す従来の電磁弁を
比較しても明らかなように、この実施例の電磁弁は構成
が簡単で、かつ小型である。したがって、電磁弁を低い
コストで提供することが可能となる。また、図2に示す
従来の電磁弁におけるOリング43を省略することがで
きたので、第2の圧油流出入孔15の配置についての自
由度が高くなる。例えば、第2の圧油流出入孔15を第
1の圧油流出入孔14に沿って縦に配置することもでき
る。
ウジング2側に設けているので、図2に示す従来の電磁
弁におけるOリング43に該当するものを必要とせず、
かつその位置での封止を行う必要がない。このため、図
1に示す実施例の電磁弁と、図2に示す従来の電磁弁を
比較しても明らかなように、この実施例の電磁弁は構成
が簡単で、かつ小型である。したがって、電磁弁を低い
コストで提供することが可能となる。また、図2に示す
従来の電磁弁におけるOリング43を省略することがで
きたので、第2の圧油流出入孔15の配置についての自
由度が高くなる。例えば、第2の圧油流出入孔15を第
1の圧油流出入孔14に沿って縦に配置することもでき
る。
【0025】さらに、この実施例の電磁弁では、弁座3
をフレーム4に設けていないので、このフレーム4の最
小内径は、アーマチュア9の外径よりも、少し大きい程
度となる。したがって、その最小内径と適宜の外径を有
するパイプ材を利用すれば、このパイプ材を切削するだ
けで、フレーム4を形成することができ、コストの低減
に結びつく。
をフレーム4に設けていないので、このフレーム4の最
小内径は、アーマチュア9の外径よりも、少し大きい程
度となる。したがって、その最小内径と適宜の外径を有
するパイプ材を利用すれば、このパイプ材を切削するだ
けで、フレーム4を形成することができ、コストの低減
に結びつく。
【0026】
【効果】以上のように、この発明に係わる電磁弁は、ハ
ウジングに形成されている圧力流体の流路に弁座を独立
させて取り付けているので、この流路の回りを封止する
必要はなく、電磁弁本体を液密に取り付ける部位を封止
するだけで済む。また、フレームとハウジングとの間を
封止するOリングをフレームとスリーブとの間の封止に
兼用させることもできるので、フレームやスリーブに圧
入だけで封止するための仕上加工を施す必要がなくな
る。このため、電磁弁の構造を簡単化することができ、
これにより小型化およびコストの低減を実現することが
できる。
ウジングに形成されている圧力流体の流路に弁座を独立
させて取り付けているので、この流路の回りを封止する
必要はなく、電磁弁本体を液密に取り付ける部位を封止
するだけで済む。また、フレームとハウジングとの間を
封止するOリングをフレームとスリーブとの間の封止に
兼用させることもできるので、フレームやスリーブに圧
入だけで封止するための仕上加工を施す必要がなくな
る。このため、電磁弁の構造を簡単化することができ、
これにより小型化およびコストの低減を実現することが
できる。
【図1】この発明に係わる電磁弁の一実施例を示す断面
図
図
【図2】従来の電磁弁を例示する断面図
1 電磁弁本体 2 ハウジング 3 弁座 4 フレーム 5 中径孔 6 スリーブ 7 大径孔 8 電磁コイル 9 アーマチュア 10 ヨーク 11 穴 12 ハウジングカバー 13 Oリング 14 第1の圧油流出入孔 15 第2の圧油流出入孔 16 圧油室 17 コイルバネ 18 弁体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年11月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】また、フレーム21、アーマチュア25、
ヨーク29は磁性体であり、これらの磁性体部分と、電
磁コイル27とから磁気回路が構成されている。電磁コ
イル27を励磁すると、アーマチュア25が降下して、
弁体33が弁座23から離れ、弁座23の圧油流出入孔
が開かれる。
ヨーク29は磁性体であり、これらの磁性体部分と、電
磁コイル27とから磁気回路が構成されている。電磁コ
イル27を励磁すると、アーマチュア25が降下して、
弁体33が弁座23から離れ、弁座23の圧油流出入孔
が開かれる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】ここで、弁座3を第1の圧油流出入孔14
に圧入することにより、弁座3と第1の圧油流出入孔1
4間(図中にAで示す)が封止されている。また、スリ
ーブ6とフレーム4間(図中にBで示す)、およびスリ
ーブ6とヨーク10間(図中にCで示す)は、溶接、圧
入等によって封止されている。さらに、スリーブ6とハ
ウジング2間、およびフレーム4とハウジング2間は、
Oリング13によって封止されている。したがって、ア
ーマチュア9が設置されている圧油室16は、ハウジン
グ2側の第1の圧油流出入孔14に設けられた弁座3、
および第2の圧油流出入孔15を除いて、封止状態とな
る。
に圧入することにより、弁座3と第1の圧油流出入孔1
4間(図中にAで示す)が封止されている。また、スリ
ーブ6とフレーム4間(図中にBで示す)、およびスリ
ーブ6とヨーク10間(図中にCで示す)は、溶接、圧
入等によって封止されている。さらに、スリーブ6とハ
ウジング2間、およびフレーム4とハウジング2間は、
Oリング13によって封止されている。したがって、ア
ーマチュア9が設置されている圧油室16は、ハウジン
グ2側の第1の圧油流出入孔14に設けられた弁座3、
および第2の圧油流出入孔15を除いて、封止状態とな
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】さて、通常は、アーマチュア9がコイルバ
ネ17によって上方に押し上げられているので、アーマ
チュア9の上側に突設されている弁体18が弁座3の圧
油流出入孔を塞いでいる。また、電磁コイル8と、フレ
ーム4と、アーマチュア9と、ヨーク10とから磁気回
路が構成されており、電磁コイル8を励磁すると、アー
マチュア9が降下して、弁体18が弁座3から離れ、弁
座3の圧油流出入孔が開かれる。したがって、第1の圧
油流出入孔14と第2の圧油流出入孔15間に圧油室1
6を介在させてなる圧油流路は、通常時に閉じられ、電
磁コイル8が励磁された時に開かれる。
ネ17によって上方に押し上げられているので、アーマ
チュア9の上側に突設されている弁体18が弁座3の圧
油流出入孔を塞いでいる。また、電磁コイル8と、フレ
ーム4と、アーマチュア9と、ヨーク10とから磁気回
路が構成されており、電磁コイル8を励磁すると、アー
マチュア9が降下して、弁体18が弁座3から離れ、弁
座3の圧油流出入孔が開かれる。したがって、第1の圧
油流出入孔14と第2の圧油流出入孔15間に圧油室1
6を介在させてなる圧油流路は、通常時に閉じられ、電
磁コイル8が励磁された時に開かれる。
Claims (2)
- 【請求項1】 ハウジングに形成されている圧力流体の
流路に取り付けられた弁座と、前記弁座を開閉する弁体
と一体にされたアーマチュアと、励磁および消磁される
ことにより、前記アーマチュアを移動させて前記弁座を
開閉させる電磁コイルを内蔵し、前記アーマチュアを囲
むようにして、前記ハウジングに液密状態で取り付けら
れることにより、前記アーマチュアが収納される圧力流
体室を形成する電磁弁本体とからなる電磁弁。 - 【請求項2】 フレームと、 前記フレームに内挿されるコイルと、 前記フレームの前記コイル内挿端を塞ぐとともに前記コ
イルに内挿されるヨークと、 弁体と一体になっているアーマチュアと、 弁座と、 前記アーマチュアを内挿するとともに前記ヨークの前記
コイル内挿部分と前記フレーム内面との2カ所で液封す
るスリーブとを有し、 前記ヨークと前記フレームと前記アーマチュアとで磁気
回路を構成し、 ハウジングに液密に取り付けられる電磁弁であって、 前記ハウジングと前記フレームとの間を液封するシール
部品の内周に前記スリーブが接し、 前記シール部品の液圧負荷側端面に前記フレームが接
し、 前記シール部品の外周に前記ハウジングが接してなる電
磁弁。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4049872A JPH05248557A (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | 電磁弁 |
EP93102883A EP0559067A1 (en) | 1992-03-06 | 1993-02-24 | Solenoid valve |
KR1019930002683A KR0134618B1 (ko) | 1992-03-06 | 1993-02-25 | 솔레노이드 밸브 |
US08/026,803 US5328151A (en) | 1992-03-06 | 1993-03-05 | Solenoid valve |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4049872A JPH05248557A (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | 電磁弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05248557A true JPH05248557A (ja) | 1993-09-24 |
Family
ID=12843142
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4049872A Pending JPH05248557A (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | 電磁弁 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5328151A (ja) |
EP (1) | EP0559067A1 (ja) |
JP (1) | JPH05248557A (ja) |
KR (1) | KR0134618B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006118629A (ja) * | 2004-10-22 | 2006-05-11 | Denso Corp | 電磁弁モジュール |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4406777A1 (de) * | 1994-03-02 | 1995-09-07 | Teves Gmbh Alfred | Elektromagnetventil, insbesondere für schlupfgeregelte Kraftfahrzeugbremsanlagen |
US5435519A (en) * | 1994-03-31 | 1995-07-25 | Stemens Electric Limited | EGR system having fast-acting EGR valve |
AU6459198A (en) * | 1997-03-11 | 1998-09-29 | Kelsey-Hayes Company | Sleeve and armature subassembly for control valves of vehicular braking systems and method of forming |
US5918635A (en) * | 1997-10-08 | 1999-07-06 | Vickers, Incorporated | Low pressure solenoid valve |
JP2005061624A (ja) * | 2003-08-08 | 2005-03-10 | Carl Freudenberg Kg | 電磁弁 |
KR20140045676A (ko) * | 2012-10-09 | 2014-04-17 | 주식회사 만도 | 브레이크 시스템용 솔레노이드밸브 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0429171Y2 (ja) * | 1987-01-28 | 1992-07-15 | ||
ES2032655T5 (es) * | 1988-08-18 | 1996-10-01 | Eaton Sa Monaco | Valvula de fluidos accionada electricamente. |
US4917351A (en) * | 1989-03-15 | 1990-04-17 | Micro-Flo Technologies, Inc. | Metering valve |
US4896860A (en) * | 1989-05-08 | 1990-01-30 | Eaton Corporation | Electrically operated refrigerant valve |
DE4003606A1 (de) * | 1990-02-07 | 1990-12-20 | Bosch Gmbh Robert | Elektromagnetisch betaetigtes ventil, insbesondere hydraulisches hochdruckventil fuer fahrzeug-bremsanlag en |
US5127624A (en) * | 1991-04-30 | 1992-07-07 | Honeywell Inc. | Threaded sleeve assembly |
-
1992
- 1992-03-06 JP JP4049872A patent/JPH05248557A/ja active Pending
-
1993
- 1993-02-24 EP EP93102883A patent/EP0559067A1/en not_active Ceased
- 1993-02-25 KR KR1019930002683A patent/KR0134618B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1993-03-05 US US08/026,803 patent/US5328151A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006118629A (ja) * | 2004-10-22 | 2006-05-11 | Denso Corp | 電磁弁モジュール |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR930020061A (ko) | 1993-10-19 |
US5328151A (en) | 1994-07-12 |
EP0559067A1 (en) | 1993-09-08 |
KR0134618B1 (ko) | 1998-04-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8567755B2 (en) | Solenoid operated fluid control valve | |
US6318703B1 (en) | Electromagnetic valve and process for setting the stroke of an electromagnetic valve | |
KR930700795A (ko) | 유체 조절 밸브 | |
US6029704A (en) | Electromagnetic control valve | |
JPH10184976A (ja) | 圧力流体の圧力調整方法及び比例可変力ソレノイド圧力調整弁 | |
US6840499B2 (en) | Solenoid controlled valve of anti-lock brake system | |
JP4778204B2 (ja) | 電磁作動式の弁 | |
JP2002089734A (ja) | 電磁弁、特に圧力調節弁 | |
JPH10281310A (ja) | 弁 | |
KR20010080906A (ko) | 슬립 방지 유압식 차량 브레이크 시스템용 전자기 장치 | |
JP4366835B2 (ja) | 電磁弁 | |
JPH06241342A (ja) | 電磁弁装置 | |
JPH05248557A (ja) | 電磁弁 | |
JPH07279795A (ja) | 電磁作動式の燃料噴射弁 | |
KR100447349B1 (ko) | 전자밸브용 솔레노이드 | |
KR20010042237A (ko) | 전자 밸브 | |
JP3056093B2 (ja) | 電磁弁シール構造 | |
US4998561A (en) | Flow control valve | |
US4529166A (en) | Magnetic valve | |
JPH09119553A (ja) | 電磁弁装置 | |
JP2001330167A (ja) | 弁装置 | |
JPH0322605Y2 (ja) | ||
JPH078677U (ja) | 電磁スプール弁 | |
JPH09273653A (ja) | ソレノイドバルブ | |
JP3321520B2 (ja) | ソレノイド |