JPH05246327A - リニアモータカー用ガスタービンエジェクタ換気装置 - Google Patents
リニアモータカー用ガスタービンエジェクタ換気装置Info
- Publication number
- JPH05246327A JPH05246327A JP4082754A JP8275492A JPH05246327A JP H05246327 A JPH05246327 A JP H05246327A JP 4082754 A JP4082754 A JP 4082754A JP 8275492 A JP8275492 A JP 8275492A JP H05246327 A JPH05246327 A JP H05246327A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas turbine
- enclosure
- air passage
- ejector
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 軽量、小型化、且つ設置スペースが小さくで
きるリニアモータカー用ガスタービンエジェクタ換気装
置を提供すること。 【構成】 換気入口３及び排気口４を有するエンクロー
ジャ１内に、発電機を駆動するガスタービン２を収納す
ると共に、該エンクロージャ１内に先端が換気入口３に
連通する風路５を設け、ガスタービン２の排気口にエジ
ェクタノズル９を取付け、該エジェクタノズル９の出口
をエンクロージャの排気口に向け、風路５内に冷却を必
要とする各種機器類６，７，８を配置し、且つ風路５の
換気入口３の近傍からエンクロージャ１内に空気を取り
込む分岐口１１を設け、該分岐口１１に風量調整用の按
分ダンパー１０を設けた。
きるリニアモータカー用ガスタービンエジェクタ換気装
置を提供すること。 【構成】 換気入口３及び排気口４を有するエンクロー
ジャ１内に、発電機を駆動するガスタービン２を収納す
ると共に、該エンクロージャ１内に先端が換気入口３に
連通する風路５を設け、ガスタービン２の排気口にエジ
ェクタノズル９を取付け、該エジェクタノズル９の出口
をエンクロージャの排気口に向け、風路５内に冷却を必
要とする各種機器類６，７，８を配置し、且つ風路５の
換気入口３の近傍からエンクロージャ１内に空気を取り
込む分岐口１１を設け、該分岐口１１に風量調整用の按
分ダンパー１０を設けた。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はリニアモータカーに搭載
されるガスタービン発電装置が収納されたエンクロージ
ャ内等の換気を行うリニアモータカー用ガスタービンエ
ジェクタ換気装置に関するものである。
されるガスタービン発電装置が収納されたエンクロージ
ャ内等の換気を行うリニアモータカー用ガスタービンエ
ジェクタ換気装置に関するものである。
【０００２】
【従来技術】リニアモータカーには停電等の緊急時に対
処するためにガスタービンで駆動されるガスタービン発
電装置が設けられている。従来この種のガスタービン発
電装置が収納されているエンクロージャの換気装置にお
いて、例えば油クーラ等の機器の冷却にはエンクロージ
ャ換気用ファンとは別に冷却用ファンを設けるように構
成されている。
処するためにガスタービンで駆動されるガスタービン発
電装置が設けられている。従来この種のガスタービン発
電装置が収納されているエンクロージャの換気装置にお
いて、例えば油クーラ等の機器の冷却にはエンクロージ
ャ換気用ファンとは別に冷却用ファンを設けるように構
成されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うにエンクロージャ換気用ファンとは別に冷却用ファン
を設けるというように、複数のファンを設ける方法は、
装置の重量が増加すると共に、大きな設置スペースを必
要とするという問題があった。特にリニアモータカーに
搭載されるガスタービン発電装置は車体内の限られたス
ペース内に配置することから、その換気装置及び機器の
冷却装置も軽量、小型化が要求されるのに、従来のこの
種のガスタービンの換気装置は軽量、小型化に適する配
置構造ではなかった。
うにエンクロージャ換気用ファンとは別に冷却用ファン
を設けるというように、複数のファンを設ける方法は、
装置の重量が増加すると共に、大きな設置スペースを必
要とするという問題があった。特にリニアモータカーに
搭載されるガスタービン発電装置は車体内の限られたス
ペース内に配置することから、その換気装置及び機器の
冷却装置も軽量、小型化が要求されるのに、従来のこの
種のガスタービンの換気装置は軽量、小型化に適する配
置構造ではなかった。
【０００４】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、軽量、小型化、且つ設置スペースが小さくできるリ
ニアモータカー用ガスタービンエジェクタ換気装置を提
供することを目的とする。
で、軽量、小型化、且つ設置スペースが小さくできるリ
ニアモータカー用ガスタービンエジェクタ換気装置を提
供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、リニアモータカー用ガスタービンエジェクタ
換気装置を、換気口及び排気口を有するエンクロージャ
内に、ガスタービン発電装置の少なくともガスタービン
部分を収納すると共に、該エンクロージャ内に先端が換
気入口に連通する風路を設け、ガスタービンの排気口に
エジェクタノズルを取付け、該エジェクタノズル出口を
エンクロージャの排気口に向け、風路内に冷却を必要と
する各種機器類を配置し、且つ風路の換気入口近傍から
エンクロージャ内に空気を取り込む分岐口を設け、該分
岐口に風量調整用の按分ダンパーを設けた。
本発明は、リニアモータカー用ガスタービンエジェクタ
換気装置を、換気口及び排気口を有するエンクロージャ
内に、ガスタービン発電装置の少なくともガスタービン
部分を収納すると共に、該エンクロージャ内に先端が換
気入口に連通する風路を設け、ガスタービンの排気口に
エジェクタノズルを取付け、該エジェクタノズル出口を
エンクロージャの排気口に向け、風路内に冷却を必要と
する各種機器類を配置し、且つ風路の換気入口近傍から
エンクロージャ内に空気を取り込む分岐口を設け、該分
岐口に風量調整用の按分ダンパーを設けた。
【０００６】
【作用】本発明は上記のように、ガスタービン発電装置
を収納したエンクロージャ内に冷却を必要とする各種機
器類を配置した風路を設け、ガスタービンの排気口にエ
ジェクタノズルを取付け、風路の換気入口近傍からエン
クロージャ内に空気を取り込む分岐口を設け、該分岐口
に風量調整用の按分ダンパーを設ける構成としたので、
風路やエンクロージャに流れる空気はエジェクタノズル
から噴出される燃焼ガスにより導かれるから、従来のよ
うなエンクロージャ換気用ファンや油クーラ冷却ファン
が不必要になり、軽量、小型化が可能であると同時に設
置スペースも小さくできる。
を収納したエンクロージャ内に冷却を必要とする各種機
器類を配置した風路を設け、ガスタービンの排気口にエ
ジェクタノズルを取付け、風路の換気入口近傍からエン
クロージャ内に空気を取り込む分岐口を設け、該分岐口
に風量調整用の按分ダンパーを設ける構成としたので、
風路やエンクロージャに流れる空気はエジェクタノズル
から噴出される燃焼ガスにより導かれるから、従来のよ
うなエンクロージャ換気用ファンや油クーラ冷却ファン
が不必要になり、軽量、小型化が可能であると同時に設
置スペースも小さくできる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図１は本発明のリニアモータカー用ガスタービン
エジェクタ換気装置の概略構成を示す図である。図１に
おいて、１は図示しない発電機を駆動するガスタービン
２を収納するエンクロージャであり、エンクロージャ１
には換気入口３及び排気口（煙道）４が設けられてい
る。
する。図１は本発明のリニアモータカー用ガスタービン
エジェクタ換気装置の概略構成を示す図である。図１に
おいて、１は図示しない発電機を駆動するガスタービン
２を収納するエンクロージャであり、エンクロージャ１
には換気入口３及び排気口（煙道）４が設けられてい
る。
【０００８】前記エンクロージャ１内に先端が換気入口
３に連通する風路５が設けられ、該風路５内には冷却を
必要とするオイルクーラや制御装置等の各種機器６，
７，８が配置されている。ガスタービン２の排気口には
先端が排気口（煙道）４に向けられたエジェクタノズル
９を取付けられている。風路５の換気入口３の近傍から
エンクロージャ１内に空気を取り込む分岐口１１を設
け、該分岐口１１に風量調整用の按分ダンパー１０を設
けている。
３に連通する風路５が設けられ、該風路５内には冷却を
必要とするオイルクーラや制御装置等の各種機器６，
７，８が配置されている。ガスタービン２の排気口には
先端が排気口（煙道）４に向けられたエジェクタノズル
９を取付けられている。風路５の換気入口３の近傍から
エンクロージャ１内に空気を取り込む分岐口１１を設
け、該分岐口１１に風量調整用の按分ダンパー１０を設
けている。
【０００９】上記構成のリニアモータカー用ガスタービ
ンエジェクタ換気装置において、エジェクタノズル９か
ら排気口（煙道）４に向かって燃焼ガスを高速で噴出さ
せることにより、エジェクタノズル９の出口近傍の圧力
が低下し、換気入口３に矢印に示すように、空気が流れ
る。その結果、風路５内に配置された機器６，７，８が
冷却されると同時に、分岐口１１からエンクロージャ１
内に導入される空気により、該エンクロージャ１内が換
気される。また、このエンクロージャ１内に導入される
空気量は按分ダンパー１０で調整させる。
ンエジェクタ換気装置において、エジェクタノズル９か
ら排気口（煙道）４に向かって燃焼ガスを高速で噴出さ
せることにより、エジェクタノズル９の出口近傍の圧力
が低下し、換気入口３に矢印に示すように、空気が流れ
る。その結果、風路５内に配置された機器６，７，８が
冷却されると同時に、分岐口１１からエンクロージャ１
内に導入される空気により、該エンクロージャ１内が換
気される。また、このエンクロージャ１内に導入される
空気量は按分ダンパー１０で調整させる。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、エ
ンクロージャ内に冷却を必要とする各種機器類を配置し
た風路を設け、ガスタービンの排気口にエジェクタノズ
ルを取付け、風路の換気入口近傍からエンクロージャ内
に空気を取り込む分岐口を設け、該分岐口に風量調整用
の按分ダンパーを設ける構成としたので、風路やエンク
ロージャに流れる空気はエジェクタノズルにより導かれ
るから、従来のようなエンクロージャ換気用ファンや油
クーラ冷却ファンが不必要になり、軽量、小型化が可能
であると同時に設置スペースも小さくできるという優れ
た効果が得られる。
ンクロージャ内に冷却を必要とする各種機器類を配置し
た風路を設け、ガスタービンの排気口にエジェクタノズ
ルを取付け、風路の換気入口近傍からエンクロージャ内
に空気を取り込む分岐口を設け、該分岐口に風量調整用
の按分ダンパーを設ける構成としたので、風路やエンク
ロージャに流れる空気はエジェクタノズルにより導かれ
るから、従来のようなエンクロージャ換気用ファンや油
クーラ冷却ファンが不必要になり、軽量、小型化が可能
であると同時に設置スペースも小さくできるという優れ
た効果が得られる。
【図１】本発明のリニアモータカー用ガスタービンエジ
ェクタ換気装置の概略構成を示す図である。
ェクタ換気装置の概略構成を示す図である。
１ エンクロージャ ２ ガスタービン ３ 換気入口 ４ 排気口（煙道） ５ 風路 ６ 機器 ７ 機器 ８ 機器 ９ エジェクタノズル １０ 按分ダンパー １１ 分岐口
Claims (1)
- 【請求項１】 換気口及び排気口を有するエンクロージ
ャ内に、 ガスタービン発電装置の少なくともガスタービン部分を
収納すると共に、該エンクロージャ内に先端が前記換気
入口に連通する風路を設け、 前記ガスタービンの排気口にエジェクタノズルを取付
け、該エジェクタノズル出口を前記エンクロージャの排
気口に向け、前記風路内に冷却を必要とする各種機器類
を配置し、且つ前記風路の前記換気入口近傍から前記エ
ンクロージャ内に空気を取り込む分岐口を設け、該分岐
口に風量調整用の按分ダンパーを設けたことを特徴とす
るリニアモータカー用ガスタービンエジェクタ換気装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08275492A JP3341849B2 (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | リニアモータカー用ガスタービンエジェクタ換気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08275492A JP3341849B2 (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | リニアモータカー用ガスタービンエジェクタ換気装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05246327A true JPH05246327A (ja) | 1993-09-24 |
| JP3341849B2 JP3341849B2 (ja) | 2002-11-05 |
Family
ID=13783231
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08275492A Expired - Lifetime JP3341849B2 (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | リニアモータカー用ガスタービンエジェクタ換気装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3341849B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01158529U (ja) * | 1988-04-15 | 1989-11-01 |
-
1992
- 1992-03-04 JP JP08275492A patent/JP3341849B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01158529U (ja) * | 1988-04-15 | 1989-11-01 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3341849B2 (ja) | 2002-11-05 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR960005531B1 (ko) | 기관차의 리어스탯 및 유체 라디에이터 환기 장치 | |
| JP3843472B2 (ja) | 車両用換気装置 | |
| US5515816A (en) | Electrical generator set | |
| EP1094288A3 (de) | Kühlanlage | |
| US5472378A (en) | Ventilation system for the crew cabin of a combat vehicle | |
| HUP0203828A2 (en) | Electric ventilator especially for vehicles | |
| EP1211426A3 (de) | Lüftergehäuse, insbesondere für Axiallüfter | |
| US5692467A (en) | Ventilation apparatus for an enclosure | |
| CA2143796A1 (en) | Fireplace ventilation system | |
| FR2450169A1 (fr) | Installation de chauffage ou climatisation pour vehicules automobiles | |
| JPH05246327A (ja) | リニアモータカー用ガスタービンエジェクタ換気装置 | |
| CA2427440A1 (en) | Method and apparatus for providing fresh air to a truck sleeper box | |
| JPH07139369A (ja) | エンクロージャの防音冷却換気構造 | |
| JPS55121335A (en) | Indoor ventilating method which use jet generator | |
| JPH06147027A (ja) | 排気再循環装置 | |
| JP2860557B2 (ja) | ガスタービン発電装置のパッケージ | |
| WO2019006949A1 (zh) | 一种船艉推进器舱通风装置 | |
| JPH0530129Y2 (ja) | ||
| CN112431661B (zh) | 一种超静音柴油发电机组的分区散热降噪结构 | |
| JPH0727365A (ja) | 天吊カセット形空気調和機 | |
| SU896335A1 (ru) | Устройство дл вентил ции помещени | |
| JPS5634041A (en) | Ductless device for discharging factory exhaust gas | |
| CN212838038U (zh) | 一种超静音柴油发电机组的分区散热降噪结构 | |
| JPH0920240A (ja) | 圧力防護された換気システム | |
| JPH0245259A (ja) | 車両用換気装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080823 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080823 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090823 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090823 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100823 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110823 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110823 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120823 Year of fee payment: 10 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120823 Year of fee payment: 10 |