JPH05242514A - 光記録方法 - Google Patents

光記録方法

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JPH05242514A
JPH05242514A JP4078877A JP7887792A JPH05242514A JP H05242514 A JPH05242514 A JP H05242514A JP 4078877 A JP4078877 A JP 4078877A JP 7887792 A JP7887792 A JP 7887792A JP H05242514 A JPH05242514 A JP H05242514A
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JP
Japan
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optical
spot
recording track
track
light spot
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Pending
Application number
JP4078877A
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English (en)
Inventor
Koichi Date
浩一 伊達
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Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Publication date
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Publication of JPH05242514A publication Critical patent/JPH05242514A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 レーザーダイオードからの楕円ビームを、整
形プリズムで真円に整形することなく、または整形率を
近く抑えて楕円ビームのまま、光(磁気)ディスクの記
録トラック33に照射する。このとき、目的する記録ト
ラック33aに隣接する記録トラック33b,33cに
楕円形の光スポット35が入射しないように、レーザー
ダイオードの軸を傾け光スポット35を傾けて入射せし
める。 【効果】 整形プリズムを省略あるいは簡略化しても、
トラッキングサーボやリード・ライト動作が確実に行な
え、しかも読出し時の分解能も悪化しないため、部品の
コストダウン、組立工数の低減、光学ヘッドの小型・軽
量化が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク、光磁気デ
ィスク、光カードなどの光記録媒体に、レーザービーム
をスポット照射して、光学的に情報の読出し、書込みを
行なう光記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来の光磁気記録システムにお
ける光学ヘッドの光学系を示す説明図である。
【0003】レーザーダイオード11からのレーザービ
ームはコリメータレンズ13により平行光束とされ、整
形プリズム15、偏光子17を経てビームスプリッタ1
9を透過し、対物レンズ21により収束され、光磁気デ
ィスク31に入射し、情報を含んだ情報光として反射し
(読出し時)、ビームスプリッタ19で反射され、検光
子23を経て検出系25に入射し、検出系25で情報信
号が検出される。さらに検出系25では、トラッキング
方向、フォーカシング方向のエラー信号を検出すること
により、対物レンズ21をアクチュエータ(図示せず)
でトラッキング方向Trおよびフォーカシング方向に駆
動し、図4(A)に示すようにレーザービームを、光磁
気ディスク31の目的とする記録トラック33a上に真
円の光スポット35として結像させる。いま、一例を挙
げれば、記録トラック33a,33b,33cのトラッ
ク幅は1.2μm程度であり、ピッチ幅は1.6μm程
度である。
【0004】ところで、半導体レーザー11からのレー
ザービームは、半導体レーザー11の接合面に平行な方
向と垂直な方向とで異なる広がりをもった発散ビームと
して出力されており、ビーム形状は楕円となっている。
そこで、図2の光学系では、この楕円ビームを、整形プ
リズム15により真円に整形している。仮に、図2の光
学系で整形プリズム15を用いないと仮定すると、光磁
気ディスク31に照射される光スポット35は、図4
(B)のようになる。また、図4(C)は、トラッキン
グ方向の記録トラック33の断面図を示す。
【0005】図4(B)に示したような楕円状の光スポ
ット35が照射されると、目的とする記録トラック33
aに隣り合う記録トラック33b,33cまでもがスポ
ット照射され、この部分(図中に斜線で表示)がクロス
トークとなり、トラッキングサーボやリード・ライト動
作に悪影響が現われる。また、仮に、図4(B)の楕円
状の光スポット35が90度傾いてジッター方向に細長
くなると、トラッキングサーボは問題はないが、リード
時に分解能が悪化し、特にディスクの内周でC/N比が
確保できなくなる。このような事情から従来の光記録方
式では、ビーム整形プリズムを使用し、半導体レーザー
が本来具えている楕円特性を真円に補正して、トラッキ
ングサーボやリード、ライト操作を行なっていた。
【0006】しかしながら、ビーム整形用プリズムは以
下のような欠点を有しており、問題があった。 (1) 複雑で高価である。 (2) 微妙な位置調整が必要であり、組立作業性が悪
い。 (3) 光学ヘッドに占める面積が大きく、また重量も
大きいため、光学ヘッドの小型化・転量化の障害とな
る。
【0007】なお、レーザービームの整形素子として
は、図2に示した斜め入射の1プリズム方式の他に、2
つのプリズムを組み合わせる方式、シリンドリカルレン
ズを用いた水平入射方式などがあるが、いずれも事情は
同じである。
【0008】また、光学情報処理装置におけるレーザー
ビームの補正のための整形プリズムを、安価に製造する
ことも報告されているが(実公昭61−18492号公
報)、真円補正のための整形プリズムを必須とする点に
おいて、基本的な解決にはなっていない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、整形プリズ
ムを使用しなくとも、レーザービームを用いて優れたト
ラッキングサーボやリード・ライト特性が得られる光記
録方法を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の光記録方法は、
情報が記録された記録トラック上に、レーザーダイオー
ドからのレーザービームを光学系によりスポット照射し
て情報の読出し・書込みを行なう光記録方法において、
レーザーダイオードからの楕円ビームを真円に補正する
とことなく、そのままあるいは低い補正率で楕円率を補
正し、トラッキング方向の中立点において、スポット照
射された楕円状の光スポットが、隣り合う記録トラック
に実質上入射しないように、楕円の短軸を記録トラック
の走査方向に対して傾けて、記録トラック上に楕円状の
光スポットを照射することを特徴とする。
【0011】
【実施例】図1は、本発明の実施例で使用する光学系の
実施例を示す説明図であり、図2において整形プリズム
15を省略し、レーザーダイオード11から射出される
レーザービームの光軸とコリメータレンズ13の光軸と
を一致させている以外は、図2と同じである。
【0012】図1の光学系では、整形プリズム15(図
2参照)を用いていないので、図3(A),(B)に示
すように光磁気ディスク31の記録トラック33上には
楕円状の光スポット35が入射、結像される。図3
(A),(B)は光スポット35が記録トラック33a
の中央に入射している状態、すなわちトラッキング方向
中立点にある状態を示しているが、この状態で光スポッ
ト35が、隣り合う記録トラック33b,33cに対し
て実質上入射しないように、光スポット35の楕円の短
軸を記録トラック33aの走査方向Tsに対して傾けて
スポット照射する。隣り合う記録トラック33b,33
cへの入射光量が大きくなると、図4(B)に示したよ
うにクロストークを生じる。なお、図2(A)は光スポ
ット35を右へ45度傾けた状態を、また、図2(B)は
左へ45度傾けた状態を示している。
【0013】このように光スポット35を傾けるには、
図1に矢印Rで示したように、レーザーダイオード11
を、射出ビームの光軸方向に回転させることにより行な
うことができ、傾き角度の大きさも簡単に調整できる。
楕円状の光スポット35を傾けることにより、クロスト
ークやジッター方向への広がりを抑えて、トラッキング
やリード、ライト動作を問題なく行なうことができる。
なお、一般にレーザービームの楕円率は、レーザーダイ
オードによっても異なるが1:2〜1:3程度であり、
個々の状況に応じて傾きを調整することにより、クロス
トークのないようにすることができる。
【0014】また、楕円率が大きい、記録トラックのピ
ッチ幅が狭いなどの事情がある場合は、本発明において
も整形プリズムを使用してもよい。しかしこの場合も、
完全に真円にするのではなく低い補正率に抑え、レーザ
ーダイオードを調整し楕円の傾きを制御して、楕円状の
光スポットを光磁気ディスクに照射する。この場合に
は、整形プリズムの構造、組合わせ、配置が簡略化で
き、それだけ、低コスト化、小型化、軽量化などに寄与
する。
【0015】本発明の光記録方法は、レーザーダイオー
ドを用い、目的とする記録トラックをシークして情報の
読出し、書込みを行なう光磁気ドライブ装置、光ディス
ク装置などに好適である。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、レーザーダイオード特
有のビームの楕円性を補正するために使用する高価な整
形プリズムを省略したり、補正率を少なくして整形プリ
ズムを簡略化し、楕円状の光スポットを記録トラックに
対して傾けて照射することにより、トラッキングサーボ
やリード、ライト動作が確実に行なえ、しかも、読出し
時の分解能の悪化もない。
【0017】また、整形プリズムの使用を省略ないし簡
略化できるので、以下の作用効果が得られる。 (1) 複雑で高価なビーム補正用の整形プリズムを使
用しないですみ、部品コストの低減が可能となる。
【0018】(2) 整形プリズムの微妙な位置調整が
必要なく、また、角度調整はレーザーダイオードのみで
簡単に行なえるので、組立工数の低減が可能となる。 (3) 整形プリズムを省略することにより、光学ヘッ
ドの小型化、軽量化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光記録方式の実施例で用いられる光学
系の一例を示す説明図である。
【図2】従来の光学記録方式における光学系を示す説明
図である。
【図3】(A)および(B)は、本発明における光スポ
ットの照射状態を示す説明図である。(C)は、トラッ
キング方向Trの記録トラックの断面図である。
【図4】(A)は従来における光スポットの照射状態を
示す説明図である。(B)はレーザービームを整形しな
い場合の光スポットの照射状態を示す説明図である。
(C)は、トラッキング方向Trの記録トラックの断面
図である。
【符号の説明】
11 レーザーダイオード 13 コリメータレンズ 15 整形プリズム 17 偏光子 19 ビームスプリッタ 21 対物レンズ 23 検光子 25 検出系 31 光磁気ディスク 33a,33b,33c 記録トラック 35 光スポット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報が記録された記録トラック上に、レ
    ーザーダイオードからのレーザービームを光学系により
    スポット照射して情報の読出し・書込みを行なう光記録
    方法において、 レーザーダイオードからの楕円ビームを真円に補正する
    とことなく、そのままあるいは低い補正率で楕円率を補
    正し、 トラッキング方向の中立点において、スポット照射され
    た楕円状の光スポットが、隣り合う記録トラックに実質
    上入射しないように、楕円の短軸を記録トラックの走査
    方向に対して傾けて、記録トラック上に楕円状の光スポ
    ットを照射することを特徴とする光記録方式。
JP4078877A 1992-02-28 1992-02-28 光記録方法 Pending JPH05242514A (ja)

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JP4078877A JPH05242514A (ja) 1992-02-28 1992-02-28 光記録方法

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JP4078877A JPH05242514A (ja) 1992-02-28 1992-02-28 光記録方法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005088626A1 (ja) * 2004-03-15 2005-09-22 Sony Corporation 光ピックアップ及びディスクドライブ装置
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JP2014207040A (ja) * 2013-04-15 2014-10-30 船井電機株式会社 光ピックアップ装置および光ディスク装置

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