JPH05241624A - 情報処理方法及び装置 - Google Patents

情報処理方法及び装置

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JPH05241624A
JPH05241624A JP4140592A JP4140592A JPH05241624A JP H05241624 A JPH05241624 A JP H05241624A JP 4140592 A JP4140592 A JP 4140592A JP 4140592 A JP4140592 A JP 4140592A JP H05241624 A JPH05241624 A JP H05241624A
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JP
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signal
output
data
input
mpu
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JP4140592A
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Satoru Egawa
哲 江川
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 LED,LCD、キースイッチ等を有する操
作パネルの制御信号を本体と送受信するための信号線を
削減する。 【構成】 LCD123,LED112,113、ブザ
ー116、等の制御データの受信とキースイッチ11
9,120のデータ送信を時分割で行なう。このため操
作パネル側に制御データ等のデコーダ105及びバッフ
ァ117,118,103を設け、タイミングを合わせ
てデータの送受信を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数種類の制御信号を入
力し、各種制御を行う情報処理方法及び装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図16は従来の構成例を示すブロック図
である。1601、1602、1603は信号の論理を
反転するインバータ、1604は発光ダイオード(以下
LEDと記す)、1605は上記LEDに流れる電流を
制限する抵抗、1606はキースイッチ、116は入力
にLowレベルを加えると発音する自励式ブザー、12
3は液晶表示器(以下LCDと記す)、124は上記L
CDを駆動するためのLCDドライバ、1607は上記
LEDを駆動するためのバッファ、1608は上記ブザ
ーを駆動するためのバッファ、1609はプルアップ抵
抗、125は上記操作パネル全体の制御を行うシングル
チップマイクロプロセッサ(以下MPUと記す)であ
る。
【0003】図16に示す従来の構成においてMPU1
25が操作パネルの制御を行う場合には、LCD制御、
LED制御、ブザー制御、キースイッチ読み取りは各々
専用の信号線を用いる。各々説明すると、LCD制御に
はLCD3〜LCD0信号1651(4本)、LCDR
S信号1652(1本)、LCDE信号1653(1
本)の各信号(合計6本)を用い、LED制御には、L
ED7〜LED0信号1654(8本)を用い、ブザー
制御にはBZRON信号1655(1本)を用い、キー
スイッチの読み取りを行うには、SWD7〜SWD0信
号1656(8本)を用いる。よって、全部で23本の
信号線を用いていた。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来例では、液晶表示器制御信号、発光ダイオード駆
動信号、キースイッチ読み取り信号、ブザー制御信号等
をそれぞれ別々の信号線を使って送受信しているため、
多数の信号線が必要であり、コストがかかり、また、接
続部やケーブル部が大きくなってしまっていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記従来の課題を解決す
るために、本発明は、複数種類の制御信号を入力し、前
記入力される制御信号を保持し、前記保持される制御信
号の種類を解析することを特徴とする情報処理方法を提
供する。上記従来の課題を解決するために、本発明は、
複数種類の制御信号を入力する制御信号入力手段と、前
記入力される制御信号を保持する制御信号保持手段と、
前記保持される制御信号の種類を解析する制御信号解析
手段とを有することを特徴とする情報処理装置を提供す
る。従来の課題を解決するために、好ましくは前記複数
種類の制御信号は制御対象が異なるものとする。
【0006】従来の課題を解決するために、好ましくは
前記複数種類の制御信号は同一信号線により入力される
ものとする。
【0007】従来の課題を解決するために、好ましくは
前記制御対象は液晶表示器を含む。
【0008】従来の課題を解決するために、好ましくは
前記制御対象は発光ダイオードを含む。
【0009】従来の課題を解決するために、好ましくは
前記制御対象はキースイッチを含む。
【0010】従来の課題を解決するために、好ましくは
前記制御信号は、コマンドとデータを含む。
【0011】
【実施例】
〔実施例1〕図1〜図7は本発明の第1の実施例を説明
するためのものであり、図1は本実施例の特徴とする構
成を最もよく表わすブロック図であり、図2〜図6は、
図1のブロック図中の各信号の動作タイミングを示すタ
イミングチャート、図7はMPUから操作パネルの送ら
れるコマンドの種類と機能をまとめた表である。本実施
例では、操作パネルと操作パネルを制御する本体ボード
とは分離しており、両者はケーブル等で接続されている
例について説明する。
【0012】図1において、101、102、106は
信号の論理を反転するインバータ、103は非反転バッ
ファ、104はコマンドを保持するためのデータフリッ
プフロップ(以下D−FFと記す)、105はコマンド
を解読するためのデコーダであり、例えば、LS138
等の3入力8出力デコーダを使用する。107a、10
7b、108はデータを保持するためのD−FF、10
9、110は発光ダイオード(以下LEDと記す)を駆
動するためのバッファ、111はブザーを駆動するため
のバッファ、112、113はLED(LED7〜LE
D0の合計8個)、114、115はLEDに流れる電
流を制限するための抵抗、116は入力にLowレベル
を加えると発音する自励式のブザー、117、118は
キースイッチのON−OFF状態を読み取るためのスリ
ーステートバッファ、119、120はキースイッチ
(SW7〜SW0の合計8個)、121、122はプル
アップ抵抗、123は液晶表示器(以下LCDと記
す)、123はLCDを駆動するためのLCDドライバ
(例えば、日立製HD44780A〔登録商標〕等)、
125は操作パネル全体の制御を行うシングルチップマ
イクロプロセッサ(以下MPUと記す)である。
【0013】以下、図2〜図6に示すタイミングチャー
トに沿い、LCD制御コマンドデータ出力時、LCD文
字データ出力時、LED制御データ出力時、ブザー制御
出力時、スイッチデータ入力時の各動作について説明す
る。
【0014】前記図1に示す構成において、MPUと操
作パネル間のコマンド及びデータの送受信は4ビットの
並列バス信号、PD3、PD2、PD1、PD0(以下
PD3〜PD0と記す)151、及びMPUから出力さ
れたコマンドを操作パネル側で保持するためのクロック
信号COMWR信号152、MPUから出力されたデー
タ(LCD制御用またはLED制御用)を操作パネル側
で保持するためのクロック信号(但し、スイッチデータ
入力時は、スリーステートバッファ117または118
の出力を有効にするためのストローブ信号)DENB信
号153の合計6本の信号で行われる。
【0015】〔LCD制御コマンドデータ出力〕図2の
タイミングチャートを用いて、LCD制御コマンドデー
タが本体側から出力される場合の説明をする。
【0016】図1の構成において、MPU125は、L
CDドライバ124に制御コマンドを出力する際、始め
に4ビットのバス信号PD3〜PD0(151)を通じ
てコマンドPD3〜PD0=〔0、0、1、1〕を出力
する(TC1)。上記MPUから出力されたコマンドは
インバータ101により反転されて操作パネル内のバス
信号D3〜D0(154)としてD−FF104に入力
される。この時D3〜D0の値はC(H)である(Hは
16進数であることを示す。以下同様)。次にMPU1
25は、COMWR信号152に、Lowレベルを出力
する(TC2)。上記COMWR信号152は、インバ
ータ102により反転されて前記D−FF104のクロ
ック入力に接続されており、このTC2のタイミングに
おいて上記D3〜D0154の値C(H)がD−FF1
04に保持される。この時、D−FF104の出力Q
3、Q2、Q1、Q0の出力レベルは〔Q3、Q2、Q
1、Q0〕=〔1、1、0、0〕となる。上記D−FF
104の出力Q0はLCDドライバ124のRS入力
(制御コマンドデータか文字データかを選択する信号)
に接続されており、Q0=0であるから制御コマンドデ
ータの方を選択することになる。また、Q1、Q2、Q
3の出力はそれぞれデコーダ105のA、B、C入力に
接続されており、〔Q3、Q2、Q1〕=〔1、1、
0〕であるから、上記デコーダ105の出力はY6が選
択される。次にMPU125は、COMWR信号152
をHighレベルに戻す。
【0017】次にMPU125はPD3〜PD0(15
1)を通じてLCD制御コマンドデータの上位4ビット
分を出力する(TC3)。上記、LCD制御コマンドデ
ータはインバータ101により反転されてバス信号D3
〜D0(154)としてLCDドライバ124に入力さ
れる。次にMPU125はDENB信号153にLow
レベルを出力する(TC4)。上記DENB信号153
はバッファ103を通して前記デコーダ105のG入力
に接続されており、このTC4のタイミングにおいてデ
コーダ105の出力の中でY6出力だけがLowレベル
を出力する。上記Y6出力はインバータ106により反
転されてLCDドライバ124のEクロック信号158
となる。従って、TC4のタイミングにおいて上記Eク
ロック信号158はLowレベルからHighレベルに
変化し、このEクロック信号158の立ち上がりエッジ
に同期して前記LCD制御コマンドデータの上位4ビッ
ト分がLCDドライバ124の中に取り込まれる。次に
MPU125は、DENB信号153をHighレベル
に戻す。この時、デコーダ105のY6出力はHigh
レベルとなり、前記Eクロック信号158はLowレベ
ルとなる。
【0018】次にMPU125はPD3〜PD0(15
1)を通じてLCD制御コマンドデータの下位4ビット
分を出力する(TC5)。このLCD制御コマンドデー
タは、前記TC3のタイミングの時と同様、インバータ
101により反転されてLCDドライバ124に入力さ
れる。次にMPU125は、DENB信号153にLo
wレベルを再度出力する(TC6)。前記TC4のタイ
ミングの時と同様、このTC6のタイミングにおいて
も、前記Eクロック信号158は、LowレベルからH
ighレベルに変化する。このEクロック信号158の
立ち上がりエッジに同期して、前記TC5のタイミング
においてMPU125より出力されたLCD制御コマン
ドデータの下位4ビット分がLCDドライバ124の中
に取り込まれる。次にMPU125はDENB信号15
3をHighレベルに戻す。この時、Eクロック信号1
58は、Lowレベルに戻る。以上により、LCD制御
コマンドデータ(合計8ビット分)を出力するための一
連のシーケンスを終了する。
【0019】〔LCD文字データ出力〕図3のタイミン
グチャートを用いて、LCD文字データが本体側から出
力される場合について説明する。
【0020】図1の構成において、MPU125は、L
CDドライバ124に文字コードデータを出力する際、
始めに4ビットのバス信号PD3〜PD0(151)を
通じてコマンドPD3〜PD0=〔0、0、1、0〕を
出力する(TD1)。上記MPUから出力されたコマン
ドはインバータ101により反転されて操作パネル内の
バス信号D3〜D0(154)としてD−FF104に
入力される。この時D3〜D0の値はD(H)である
(Hは16進数であることを示す。以下同様)。次にM
PU125はCOMWR信号152にLowレベルを出
力する(TD2)。上記COMWR信号152はインバ
ータ102により反転されて前記D−FF104のクロ
ック入力に接続されており、このTD2のタイミングに
おいて上記D3〜D0(154)の値D(H)がD−F
F104に保持される。この時D−FF104の出力Q
3、Q2、Q1、Q0の出力レベルは〔Q3、Q2、Q
1、Q0〕=〔1、1、0、1〕となる。上記D−FF
104の出力Q0はLCDドライバ124のRS入力
(制御コマンドデータか文字データかを選択する信号)
に接続されており、Q0=1であるから文字コードデー
タの方を選択することになる。また、Q1、Q2、Q3
の出力はそれぞれデコーダ105のA、B、Cの入力に
接続されており、〔Q3、Q2、Q1〕=〔1、1、
0〕であるから、上記デコーダ105の出力はY6が選
択される。次にMPU125は、COMWR信号152
をHighレベルに戻す。
【0021】次にMPU125はPD3〜PD0(15
1)を通じてLCD文字コードデータ上位4ビット分を
出力する(TD3)。上記、LCD文字コードデータは
インバータ101により反転されてバス信号D3〜D0
(154)としてLCDドライバ124に入力される。
次にMPU125はDENB信号153にLowレベル
を出力する(TD4)。上記DENB信号153はバッ
ファ103を通して前記デコーダ105のG入力に接続
されており、このTD4のタイミングにおいてデコーダ
105の出力の中でY6出力だけがLowレベルを出力
する。上記Y6出力はインバータ106により反転され
てLCDドライバ124のEクロック信号158とな
る。従って、TD4のタイミングにおいて上記Eクロッ
ク信号158はLowレベルからHighレベルに変化
し、このEクロック信号158の立ち上がりエッジに同
期して前記LCD文字コードデータの上位4ビット分が
LCDドライバ124の中に取り込まれる。次にMPU
125は、DENB信号153をHighレベルに戻
す。この時、デコーダ105のY6出力はHighレベ
ルとなり、前記Eクロック信号158はLowレベルと
なる。
【0022】次にMPU125はPD3〜PD0(15
1)を通じてLCD文字コードデータの下位4ビット分
を出力する(TD5)。このLCD文字コードデータ
は、前記TD3のタイミングの時と同様、インバータ1
01により反転されてLCDドライバ124に入力され
る。次にMPU125はDENB信号153にLowレ
ベルを再度出力する(TD6)。前記TD4のタイミン
グの時と同様、このTD6のタイミングにおいても、前
記Eクロック信号158は、LowレベルからHigh
レベルに変化する。このEクロック信号158の立ち上
がりエッジに同期して、前記TD5のタイミングにおい
てMPU125より出力されたLCD文字コードデータ
の下位4ビット分がLCDドライバ124の中に取り込
まれる。次にMPU125はDENB信号153をHi
ghレベルに戻す。この時、Eクロック信号158は、
Lowレベルに戻る。以上により、LCD文字コードデ
ータ(合計8ビット分)を出力するための一連のシーケ
ンスを終了する。
【0023】〔LED制御データ出力〕図4のタイミン
グチャートを用いて、LED制御データが本体側から出
力される場合について説明する。
【0024】図1の構成において、MPU125は、L
ED7〜LED4(112)の点灯データを出力する
際、始めに4ビットのバス信号PD3〜PD0(15
1)を通じてコマンドPD3〜PD0=〔0、1、0、
1〕を出力する(TA1)。上記MPUから出力された
コマンドは、インバータ101により反転されて操作パ
ネル内のバス信号D3〜D0(154)としてD−FF
104に入力される。この時D3〜D0の値はA(H)
である。(Hは16進数であることを示す。以下同
様)。次にMPU125は、COMWR信号152に、
Lowレベルを出力する(TA2)。上記COMWR信
号152はインバータ102により反転されて前記D−
FF104のクロック入力に接続されており、このTA
2のタイミングにおいて上記D3〜D0(154)の値
A(H)がD−FF104に保持される。この時D−F
F104の出力Q3、Q2、Q1、Q0の出力レベルは
〔Q3、Q2、Q1、Q0〕=〔1、0、1、0〕とな
る。Q1、Q2、Q3の出力は、それぞれデコーダ10
5のA、B、C入力に接続されており、〔Q3、Q2、
Q1〕=〔1、0、1〕であるから、上記デコーダ10
5の出力はY5が選択される。次にMPU125は、C
OMWR信号152をHighレベルに戻す。
【0025】次にMPU125はPD3〜PD0(15
1)を通じて、LED点灯データ上位4ビット分を出力
する(TA3)。上記、LED点灯データは、インバー
タ101により反転されてバス信号D3〜D0(15
4)としてD−FF107aに入力される。
【0026】次にMPU125は、DENB信号153
に一時Lowレベルを出力した後、再びHighレベル
を出力する(TA4)。上記DENB信号153はバッ
ファ103を通して前記デコーダ105のG入力に接続
されており、DENB信号153がLowレベルの間、
デコーダ105の出力の中でY5出力だけがLowレベ
ルを出力する。すなわち、TA4のタイミングにおい
て、LEDWRH信号159は、LowレベルからHi
ghレベルに変化し、この立ち上がりエッジに同期して
上記D−FF107aの入力の値が保持され出力され
る。D−FF107aの出力はバッファ109を通して
LED7〜LED4(112)に接続されており、上記
TA4のタイミングでLED7〜LED4(112)の
点灯状態が変化する。尚、前記TA3のタイミングで出
力したLED点灯データ上位4ビット分の中でHigh
レベルのビットに対応するLEDが点灯し、Lowレベ
ルのビットに対応するLEDは非点灯となる。以上によ
り、LED7〜LED4のLEDを制御する際の一連の
シーケンスを終了する。
【0027】次に、LED3〜LED0(113)の点
灯制御データを出力するには、MPU125がバス信号
PD3〜PD0(151)にコマンドPD3〜PD0=
〔0、1、1、1〕(すなわちD3〜D0=8H)を出
力した(T81)後、前記、LED7〜LED4(11
2)の点灯制御データを出力させた時と同じタイミング
で、MPU125がLED点灯データ下位4ビット分及
びCOMWR信号152、DENB信号153を出力す
ることにより行うことができる。
【0028】〔ブザー制御出力〕図5のタイミングチャ
ートを用いて、ブザー制御が行われる場合について説明
する。
【0029】図1の構成において、MPU125は、ブ
ザーをON(発音)するためのデータを出力する際、始
めに4ビットのバス信号PD3〜PD0(151)を通
じてコマンドPD3〜PD0=〔1、0、0、1〕を出
力する(T61)。上記MPUから出力されたコマンド
はインバータ101により反転されて操作パネル内のバ
ス信号D3〜D0(154)としてD−FF104に入
力される。この時D3〜D0の値は6(H)である(H
は16進数であることを示す。以下同様)。次にMPU
125はCOMWR信号152に、Lowレベルを出力
する(T62)。上記COMWR信号152はインバー
タ102により反転されて前記D−FF104のクロッ
ク入力に接続されており、このT62のタイミングにお
いて上記D3〜D0(154)の値6(H)がD−FF
104に保持される。この時、D−FF104の出力Q
3、Q2、Q1、Q0の出力レベルは〔Q3、Q2、Q
1、Q0〕=〔0、1、1、0〕となる。上記D−FF
104の出力Q0は、D−FF108の入力に接続され
ており、Q0=0であるからD−FF108の入力レベ
ルはLowレベルとなっている。また、Q1、Q2、Q
3の出力は、それぞれデコーダ105のA、B、C入力
に接続されており、〔Q3、Q2、Q1〕=〔0、1、
1〕であるから、上記デコーダ105の出力はY3が選
択される。次にMPU125は、COMWR信号152
をHighレベルに戻す。
【0030】次にMPU125は、DENB信号153
に一時Lowレベルを出力した後、再びHighレベル
を出力する(T63)。上記DENB信号153はバッ
ファ103を通して前記デコーダ105のG入力に接続
されており、DENB信号153がLowレベルの間、
デコーダ105の出力の中でY3出力だけがLowレベ
ルを出力する。すなわち、T63のタイミングにおいて
BZRWR信号161は、LowレベルからHighレ
ベルに変化し、この立ち上がりエッジに同期して上記D
−FF108の入力の値が保持され出力される。今、D
−FF108の入力はLowレベルであるからT63の
タイミングにおいてD−FF108の出力はLowレベ
ルとなる。D−FF108の出力はバッファ111を通
してブザー116に接続されているから上記T63のタ
イミングでブザーは発音する。以上により、ブザーを鳴
らす時の一連のシーケンスを終了する。
【0031】次に、ブザーの発音を止めるには、MPU
125がバス信号PD3〜PD0(151)にコマンド
PD3〜PD0=〔1、0、0、0〕(すなわちD3〜
D0=7H)を出力した(T71)後、前記ブザーを発
音させた時と同じタイミングでMPU125がCOMW
R信号152とDENB信号153にLowレベルを出
力することにより、ブザーの発音を止めることができる
(T73)。
【0032】〔スイッチデータ入力〕図6のタイミング
チャートを用いて、スイッチデータを入力する場合につ
いて説明する。
【0033】図1の構成において、MPU125は、S
W7〜SW4のキースイッチ119のデータを入力する
際、始めに4ビットのバス信号PD3〜PD0(15
1)を通じてコマンドPD3〜PD0=〔1、0、1、
1〕を出力する(T41)。上記MPUから出力された
コマンドはインバータ101により反転されて操作パネ
ル内のバス信号D3〜D0(154)としてD−FF1
04に入力される。この時D3〜D0の値は4(H)で
ある(Hは16進数であることを示す。以下同様)。次
にMPU125は、COMWR信号152に、Lowレ
ベルを出力する(T42)。上記COMWR信号152
はインバータ102により反転されて前記D−FF10
4のクロック入力に接続されており、このT42のタイ
ミングにおいて上記D3〜D0(154)の値4(H)
がD−FF104に保持される。この時D−FF104
の出力Q3、Q2、Q1、Q0の出力レベルは〔Q3、
Q2、Q1、Q0〕=〔0、1、0、0〕となる。Q
1、Q2、Q3の出力は、それぞれデコーダ105の
A、B、C入力に接続されており、〔Q3、Q2、Q
1〕=〔0、1、0〕であるから、上記デコーダ105
の出力はY2が選択される。次にMPU125は、CO
MWR信号152をHighレベルに戻す。
【0034】次に、MPU125はPD3〜PD0(1
51)を出力している端子を入力に切りかえた後、DE
NB信号153にLowレベルを出力する(T43)。
上記DENB信号153はバッファ103を通して前記
デコーダ105のG入力に接続されており、このT43
のタイミングにおいてデコーダ105の出力の中でY2
出力だけがLowレベルを出力する。すなわちMPU1
25がDENB信号153にLowレベルを出力してい
る間、SWRDH信号162がLowレベルとなり、ス
リーステートバッファ117の出力を有効にする。これ
により、SW7〜SW4 119のON/OFFの状態
(ONのスイッチに対応したビットがLowレベルとな
る)が前記スリーステートバッファ117を通してバス
信号PD3〜PD0(151)に出力される。次に、M
PU125は上記バス信号PD3〜PD0(151)よ
りスイッチデータを入力する(T44)。次にMPU1
25は前記DENB信号153をHighレベルに戻
す。これにより、SWRDH信号162がHighレベ
ルとなり、スリーステートバッファ117の出力はハイ
−インピーダンス状態となる。以上により、SW7〜S
W4のキースイッチのデータを入力する際の一連のシー
ケンスを終了する。
【0035】次に、SW3〜SW0のキースイッチ12
0のデータを入力するには、MPU125がバス信号P
D3〜PD0(151)にコマンドPD3〜PD0=
〔1、1、0、1〕(すなわちD3〜D0=2H)を出
力した(T21)後、前記SW7〜SW4のキースイッ
チ119のデータを入力した時と同じタイミングで、M
PU125がCOMWR信号152及びDENB信号1
53を出力し、PD3〜PD0のバス信号151を読み
取ることにより、SW3〜SW0のスイッチデータを入
力することができる。
【0036】〔実施例2〕図8〜図14は本発明の第2
の実施例を説明するための図であり、図8は本実施例の
構成を示すブロック図、図9〜図13は図6のブロック
図中の各信号の動作タイミングを示すタイミングチャー
ト、図14はコマンドの種類と機能をまとめた表であ
る。本実施例では、操作パネルと操作パネルを制御する
本体ボードとは分離しており、両者はケーブル等で接続
されている例について説明する。図8において、601
はORゲート、602はクロックに同期して入力された
直列データを並列データに変換する直並列変換器(以下
SPレジスタと記す)、603は入力された並列データ
を直列データに変換後、クロックに同期して出力する並
直列変換器(以下PSレジスタと記す):604は信号
の論理を反転するインバータ、605は非反転バッファ
である。他の構成要素は第1の実施例と同じであり、説
明は省略する。
【0037】以下、図9〜図13に示すタイミングチャ
ートに沿い、LCD制御コマンドデータ出力時、LCD
文字データ出力時、LED制御データ出力時、ブザー制
御出力時、スイッチデータ入力時の各動作について説明
する。上記構成において、MPU125と操作パネル間
のコマンド及びデータの送受信は、直列出力信号である
SOUT651、直列入力信号であるSIN657、同
期クロック信号SCLK653、クロックが有効である
ことを示すSCEN652、及びCOMWR信号15
2、DENB信号153の合計6本の信号で行われる。
【0038】〔LCD制御コマンドデータ出力〕図9の
タイミングチャートを用い、LCD制御コマンドデータ
本体側から出力される場合の動作について説明する。
【0039】図8の構成において、MPU125はLC
Dドライバ124にLCD制御コマンドを出力する際、
始めにSCEN信号652にLowレベルを出力する
(TC1S)。次にMPU125は同期クロック信号S
CLK653に同期して、8ビットの直列データ(〔b
it7〜bit0〕=〔1、1、1、1、0、0、1、
1〕)をbit7から順にSOUT651に出力する。
上記SOUT信号651はインバータ101により論理
反転されてSPレジスタ602のD入力に入力され、ま
た上記SCLK信号653は、前記SCEN信号652
と共にORゲート601を通してSPレジスタのクロッ
ク入力に接続されている。従って前記8ビットの直列デ
ータは、SCLK信号653に同期してSPレジスタ6
02の中に取り込まれ、直並列変換されて、8ビットの
並列データD7〜D0(654)として出力され、この
中の下位4ビット(D3〜D0)はD−FF104に入
力される。この時D3〜D0の値はC(H)である。次
にMPU125はSCEN信号652をHighレベル
に戻した後、COMWR信号152にLowレベルを出
力する(TC2S)。第1の実施例の場合と同様に、こ
のTC2Sのタイミングにおいて前記D3〜D0の値C
(H)がD−FF104に保持され、Q3、Q2、Q
1、Q0の出力レベルは〔Q3、Q2、Q1、Q0〕=
〔1、1、0、0〕となる。上記D−FF104の出力
Q0は、LCDドライバ124のRS入力に接続されて
おり、Q0=0であるからLCD制御コマンドデータの
方を選択することになる。またQ1、Q2、Q3の出力
はそれぞれデコーダ105のA、B、C入力に接続され
ており、〔Q3、Q2、Q1〕=〔1、1、0〕である
から、上記デコーダ105の出力はY6が選択される。
次にMPU125はCOMWR152をHighレベル
に戻す。次にMPU125はSCEN信号652にLo
wレベルを出力した(TC3S)後、SCLK信号65
3に同期してLCD制御コマンドデータを8ビットの直
列データとしてbit7から順にSOUT信号651に
出力する。上記SOUT信号651はインバータ101
により論理反転され、SCLK信号653に同期してS
Pレジスタ602に取り込まれる。前記LCD制御コマ
ンドデータは直並列変換され8ビットの並列データD7
〜D0(654)として出力され、LCDドライバ12
4に入力される。次にMPU125はSCEN信号をH
ighレベルに戻した後、DENB信号153にLow
レベルを出力する(TC4S)。このTC4Sのタイミ
ングにおいてデコーダ105の出力の中で既に選択され
ているY6出力だけがLowレベルを出力し、この時L
CDドライバ124のEクロック信号158はLowレ
ベルからHighレベルに変化する。このEクロック信
号158の立ち上がりエッジに同期して前記8ビットの
並列データD7〜D0(654)がLCDドライバ12
4の中に取り込まれる。次にMPU125は、DENB
信号153をHighレベルに戻す。この時Eクロック
信号158はLowレベルに戻る。以上によりLCD制
御コマンドデータを出力するための一連のシーケンスを
終了する。
【0040】〔LCD文字データ出力〕図10のタイミ
ングチャートを用い、LCD文字データが本体側から出
力される場合の動作について説明する。
【0041】図8の構成において、MPU125はLC
Dドライバ124に文字コードデータを出力する際、始
めにSCEN信号652にLowレベルを出力する(T
D1S)。次にMPU125は同期クロック信号SCL
K653に同期して、8ビットの直列データ(〔bit
7〜bit0〕=〔1、1、1、1、0、0、1、
0〕)をbit7から順にSOUT651に出力する。
上記SOUT信号651はインバータ101により論理
反転されてSPレジスタ602のD入力に入力され、ま
た上記SCLK信号653は、前記SCEN信号652
と共にORゲート601を通してSPレジスタのクロッ
ク入力に接続されている。従って前記8ビットの直列デ
ータは、SCLK信号653に同期してSPレジスタ6
02の中に取り込まれ、直並列変換されて8ビットの並
列データD7〜D0(654)として出力され、この中
の下位4ビット(D3〜D0)はD−FF104に入力
される。この時D3〜D0の値はD(H)である。次に
MPU125はSCEN信号652をHighレベルに
戻した後COMWR信号152にLowレベルを出力す
る(TD2S)。第1の実施例の場合と同様に、このT
D2Sのタイミングにおいて前記D3〜D0の値D
(H)がD−FF104に保持され、Q3、Q2、Q
1、Q0の出力レベルは〔Q3、Q2、Q1、Q0〕=
〔1、1、0、1〕となる。上記D−FF104の出力
Q0は、LCDドライバ124のRS入力に接続されて
おり、Q0=0であるから、文字コードデータの方を選
択することになる。また、Q1、Q2、Q3の出力はそ
れぞれデコーダ105のA、B、C入力に接続されてお
り、〔Q3、Q2、Q1〕=〔1、1、0〕であるか
ら、上記デコーダ105の出力はY6が選択される。次
にMPU125はCOMWR152をHighレベルに
戻す。次にMPU125はSCEN信号652にLow
レベルを出力した(TD3S)後:SCLK信号653
に同期してLCD文字コードデータを8ビットの直列デ
ータとしてbit7から順にSOUT信号651に出力
する。上記SOUT信号651はインバータ101によ
り論理反転され、SCLK信号653に同期してSPレ
ジスタ602に取り込まれる。前記LCD文字コードデ
ータは直並列変換され8ビットの並列データD7〜D0
(654)として出力され、LCDドライバ124に入
力される。次にMPU125はSCEN信号をHigh
レベルに戻した後、DENB信号153にLowレベル
を出力する(TD4S)。このTD4Sのタイミングに
おいてデコーダ105の出力の中で既に選択されている
Y6出力だけがLowレベルを出力し、この時LCDド
ライバ124のEクロック信号158はLowレベルか
らHighレベルに変化する。このEクロック信号15
8の立ち上がりエッジに同期して前記8ビットの並列デ
ータD7〜D0(654)がLCDドライバ124の中
に取り込まれる。次にMPU125はDENB信号15
3をHighレベルに戻す。この時Eクロック信号15
8はLowレベルに戻る。以上によりLCD文字コード
データを出力するための一連のシーケンスを終了する。
【0042】〔LED制御データ出力〕図11のタイミ
ングチャートを用い、LED制御データが本体側から出
力される場合の動作について説明する。
【0043】図8の構成においてMPU125は、LE
D(LED7〜LED0)112、113の点灯データ
を出力する際、始めにSCEN信号652にLowレベ
ルを出力する(T81S)。次にMPU125は同期ク
ロック信号SCLK653に同期して、8ビットの直列
データ(〔bit7〜bit0〕=〔1、1、1、1、
0、1、1、1〕)をbit7から順にSOUT651
に出力する。上記SOUT信号651はインバータ10
1により論理反転されてSPレジスタ602のD入力に
入力され、また上記SCLK信号653は、前記SCE
N信号652と共にORゲート601を通してSPレジ
スタのクロック入力に接続されている。従って前記8ビ
ットの直列データは、SCLK信号653に同期してS
Pレジスタ602の中に取り込まれ、直並列変換され
て、8ビットの並列データD7〜D0(654)として
出力され、この中の下位4ビット(D3〜D0)はD−
FF104に入力される。この時、D3〜D0の値は8
(H)である。次にMPU125はSCEN信号652
をHighレベルに戻した後、COMWR信号152に
Lowレベルを出力する(T82S)。第1の実施例の
場合と同様に、このT82Sのタイミングにおいて前記
D3〜D0の値8(H)が、D−FF104に保持さ
れ、Q3、Q2、Q1、Q0の出力レベルは〔Q3、Q
2、Q1、Q0〕=〔1、0、0、0〕となる。
【0044】Q1、Q2、Q3の出力は、それぞれデコ
ーダ105のA、B、C入力に接続されており、〔Q
3、Q2、Q1〕=〔1、0、0〕であるから、上記デ
コーダ105の出力はY4が選択される。次にMPU1
25はCOMWR152をHighレベルに戻す。次に
MPU125はSCEN信号652にLowレベルを出
力した(T83S)後、SCLK信号653に同期して
LED点灯制御データを8ビットの直列データとしてb
it7から順にSOUT信号651に出力する。上記S
OUT信号651はインバータ101により論理反転さ
れSCLK信号653に同期してSPレジスタ602に
取り込まれる。前記、LED点灯制御データは直並列変
換され8ビットの並列データD7〜D0(654)とし
て出力され、上位4ビット(D7〜D4)がD−FF1
07aに、下位4ビット(D3〜D0)がD−FF10
7bに入力される。次にMPU125はSCEN信号を
Highレベルに戻した後、DENB信号153に一時
Lowレベルを出力し、再びHighレベルを出力する
(T84S)。上記DENB信号153がLowレベル
の間、デコーダ105の出力の中で既に選択されている
Y4出力だけがLowレベルを出力する。すなわち、T
84SのタイミングにおいてLEDWR信号655は、
LowレベルからHighレベルに変化する。この立ち
上がりエッジに同期して前記8ビットの並列データD7
〜D0(654)がD−FF107a及び107bに保
持され、出力される。上記D−FF107a及び107
bの出力はバッファ109及び110を通してLED1
12及び113に接続されており、T84Sのタイミン
グでLEDの点灯状態が変化する。以上によりLED制
御データを出力する際の一連のシーケンスを終了する。
【0045】〔ブザー制御出力〕図12のタイミングチ
ャートを用いてブザー制御動作について説明する。
【0046】図8の構成においてMPU125はブザー
をON(発音)するためのデータを出力する際、始めに
SCEN信号652にLowレベルを出力する(T61
S)。次にMPU125は同期クロック信号SCLK6
53に同期して、8ビットの直列データ(〔bit7〜
bit0〕=〔1、1、1、1、1、0、0、1〕)を
bit7から順にSOUT651に出力する。上記SO
UT信号651はインバータ101により論理反転され
てSPレジスタ602のD入力に入力され、また上記S
CLK信号653は、前記SCEN信号652と共にO
Rゲート601を通してSPレジスタのクロック入力に
接続されている。従って前記8ビットの直列データは、
SCLK信号653に同期してSPレジスタ602の中
に取り込まれ、直並列変換されて、8ビットの並列デー
タD7〜D0(654)として出力され、この中の下位
4ビット(D3〜D0)はD−FF104に入力され
る。この時D3〜D0の値は6(H)である。次にMP
U125はSCEN信号652をHighレベルに戻し
た後、COMWR信号152にLowレベルを出力する
(T62S)。第1の実施例の場合と同様にこのT62
Sのタイミングにおいて前記D3〜D0の値6(H)が
D−FF104に保持され、Q3、Q2、Q1、Q0の
出力レベルは〔Q3、Q2、Q1、Q0〕=〔0、1、
1、0〕となる。上記D−FF104の出力Q0は、D
−FF108の入力に接続されており、Q0=0である
からD−FF108の入力レベルはLowレベルとなっ
ている。また、Q1、Q2、Q3の出力は、それぞれデ
コーダ105のA、B、C入力に接続されており、〔Q
3、Q2、Q1〕=〔0、1、1〕であるから、上記デ
コーダ105の出力はY3が選択される。
【0047】次にMPU125はCOMWR152をH
ighレベルに戻す。
【0048】次にMPU125は、DENB信号153
に一時Lowレベルを出力した後、再びHighレベル
を出力する(T63S)。上記DENB信号153はバ
ッファ103を通して前記デコーダ105のG入力に接
続されており、DENB信号153がLowレベルの
間、デコーダ105の出力の中で既に選択されているY
3出力だけがLowレベルを出力する。すなわち、T6
3Sのタイミングにおいて、BZRWR信号159は、
LowレベルからHighレベルに変化し、この立ち上
がりエッジに同期して上記D−FF108の入力の値が
保持され出力される。今、D−FF108の入力はLo
wレベルであるからT63のタイミングにおいてD−F
F108の出力はLowレベルとなる。D−FF108
の出力はバッファ111を通してブザー116に接続さ
れているから、上記T63Sのタイミングでブザーは発
音する。以上により、ブザーを鳴らす時の一連のシーケ
ンスを終了する。
【0049】次に、ブザーの発音を止めるには、MPU
125がSOUT信号に8ビットの直列データ〔bit
7〜bit0〕=〔1、1、1、1、1、0、0、0〕
を発音させた時と同じタイミングで出力した後、COM
WR信号152とDENB信号153に、やはり発音さ
せた時と同じタイミングでLowレベルを出力すること
により、ブザーの発音を止めることができる。
【0050】〔スイッチデータ入力〕図13のタイミン
グチャートを用いてスイッチデータ入力の際の動作を説
明する。
【0051】図8の構成においてMPU125はスイッ
チ(SW7〜SW0)119、120のデータを入力す
る際、始めにSCEN信号652にLowレベルを出力
する(T41S)。次にMPU125は同期クロック信
号SCLK653に同期して、8ビットの直列データ
(〔bit7〜bit0〕=〔1、1、1、1、1、
0、1、1、〕)をbit7から順にSOUT651に
出力する。上記SOUT信号651はインバータ101
により論理反転されてSPレジスタ602のD入力に入
力され、また上記SCLK信号653は、前記SCEN
信号652と共にORゲート601を通してSPレジス
タのクロック入力に接続されている。従って前記8ビッ
トの直列データはSCLK信号653に同期してSPレ
ジスタ602の中に取り込まれ、直並列変換されて、8
ビットの並列データD7〜D0(654)として出力さ
れ、この中の下位4ビット(D3〜D0)はD−FF1
04に入力される。この時、D3〜D0の値は4(H)
である。次にMPU125はSCEN信号652をHi
ghレベルに戻した後、COMWR信号152にLow
レベルを出力する(T42S)。第1の実施例の場合と
同様に、このT42Sのタイミングにおいて前記D3〜
D0の値4(H)がD−FF104に保持され、Q3、
Q2、Q1、Q0の出力レベルは〔Q3、Q2、Q1、
Q0〕=〔0、1、0、0〕となる。
【0052】Q1、Q2、Q3の出力は、それぞれデコ
ーダ105のA、B、C入力に接続されており、〔Q
3、Q2、Q1〕=〔0、1、0〕であるから、上記デ
コーダ105の出力はY2が選択される。
【0053】次にMPU125はCOMWR152をH
ighレベルに戻す。
【0054】次にMPU125はDENB信号153に
一時Lowレベルを出力した後、再びHighレベルを
出力する(T43S)。上記DENB信号153がLo
wレベルの間、デコーダ105の出力の中で既に選択さ
れているY2出力だけが、Lowレベルを出力する。す
なわち、T43SのタイミングにおいてSWLD信号6
56はLowレベルからHighレベルに変化する。P
Sレジスタ603のLOAD入力には上記SWLD信号
が接続されており、一方DH〜DE入力及びDD〜DA
入力には、それぞれキースイッチ119(SW7〜SW
4)及び120(SW3〜SW0)が接続されている。
従って、前記T43Sのタイミングにおいてスイッチデ
ータがPSレジスタ603に保持される。次にMPU1
25はSCEN信号652にLowレベルを出力した
(T44S)後、同期クロック信号SCLK653を8
ビット分出力する(T45Sから始まる)。上記SCL
K信号653は、SCEN信号652と共にORゲート
601を通った後、インバータ604により論理反転さ
れてPSレジスタ603のクロック入力に接続されてい
る。従って、上記スイッチデータ(DH〜DA=SW7
〜SW0)は、並直列変換されて、SCLK信号653
の立ち下がりに同期して、DH(=SW7)から順にP
Sレジスタ603のQH出力より出力される。
【0055】上記PSレジスタ603のQH出力より出
力されたスイッチデータは、バッファ605を通してS
IN信号657によりMPU125に入力される。この
時SIN信号657の論理レベルは、閉状態のスイッチ
に対応するビットがLowレベルとなり、開状態のスイ
ッチに対応するビットがHighレベルとなる。MPU
125は8ビットのスイッチデータを入力後、SCEN
信号652をHighレベルに戻す。
【0056】以上によりスイッチデータを入力する際の
一連のシーケンスを終了する。
【0057】〔実施例3〕図15〜図21は、本発明の
第3の実施例を説明するための図であり、図15は本実
施例の構成を示すブロック図、図16〜図20は、図1
5のブロック図中の各信号の動作タイミングを示すタイ
ミングチャート、図21はコマンドの種類と機能をまと
めた表である。本実施例では、操作パネルと操作パネル
を制御する本体ボードとは分離しており、両者はケーブ
ル等で接続されている。
【0058】図15において、1101はインバータ、
1102は8ビットのデータフリップフロップ(以下D
−FFと記す)、1103、1104、1105、11
06はNANDゲートである。他の構成要素は先に述べ
た実施例と同様であり、同じ番号を付し、ここでは説明
を省略する。
【0059】本実施例は、図21に示すようにコマンド
のコードが実施例2と異なるが、LCD制御コマンドデ
ータ出力時、LCD文字データ出力時、LED制御デー
タ出力時、ブザー制御出力時、スイッチデータ入力時の
動作タイミングは図16〜図20に示すように、実施例
2(図9〜図13)と同様であり、ここでの説明は省略
する。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。 1、液晶表示器の制御及び発光ダイオードの駆動制御、
ブザーの駆動制御、キースイッチの読み取り等を同一の
信号線を用いて送受信することが可能となり、信号線の
数を大幅に削減できる。例えば、従来23本の信号線を
使っていたものを6本に削減可能である。 2、操作パネル側に設けた回路は、ゲートアレー等によ
り容易に高集積化可能であり、コストを削減できると共
に操作パネルを小型化しやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成を示すブロック
図。
【図2】LCD制御コマンドデータ出力時の動作を示す
第1のタイミングチャート。
【図3】LCD文字データ出力時の動作を示す第1のタ
イミングチャート。
【図4】LED制御データ出力時の動作を示す第1のタ
イミングチャート。
【図5】ブザー制御出力時の動作を示す第1のタイミン
グチャート。
【図6】スイッチデータ入力時の動作を示す第1のタイ
ミングチャート。
【図7】コマンドと機能を示す第1の図。
【図8】本発明の第2の実施例の構成を示すブロック
図。
【図9】LCD制御コマンドデータ出力時の動作を示す
第2のタイミングチャート。
【図10】LCD文字データ出力時の動作を示す第2の
タイミングチャート。
【図11】LED制御データ出力時の動作を示す第2の
タイミングチャート。
【図12】ブザー制御出力時の動作を示す第2のタイミ
ングチャート。
【図13】スイッチデータ入力時の動作を示す第2のタ
イミングチャート。
【図14】コマンドと機能を示す第2の図。
【図15】本発明の第3の実施例の構成を示すブロック
図。
【図16】LCD制御コマンドデータ出力時の動作を示
す第3のタイミングチャート。
【図17】LCD文字データ出力時の動作を示す第3の
タイミングチャート。
【図18】LED制御データ出力時の動作を示す第3の
タイミングチャート。
【図19】ブザー制御出力時の動作を示す第3のタイミ
ングチャート。
【図20】スイッチデータ入力時の動作を示す第3のタ
イミングチャート。
【図21】コマンドと機能を示す第3の図。
【図22】従来例の構成を示すブロック図。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類の制御信号を入力し、 前記入力される制御信号を保持し、 前記保持される制御信号の種類を解析することを特徴と
    する情報処理方法。
  2. 【請求項2】 前記複数種類の制御信号は制御対象が異
    なるものであることを特徴とする請求項1に記載の情報
    処理方法。
  3. 【請求項3】 前記複数種類の制御信号は同一信号線に
    より入力されることを特徴とする請求項1に記載の情報
    処理方法。
  4. 【請求項4】 前記制御対象は液晶表示器を含むことを
    特徴とする請求項2に記載の情報処理方法。
  5. 【請求項5】 前記制御対象は発光ダイオードを含むこ
    とを特徴とする請求項2に記載の情報処理方法。
  6. 【請求項6】 前記制御対象はキースイッチを含むこと
    を特徴とする請求項2に記載の情報処理方法。
  7. 【請求項7】 前記制御信号は、コマンドとデータを含
    むことを特徴とする請求項1に記載の情報処理方法。
  8. 【請求項8】 複数種類の制御信号を入力する制御信号
    入力手段と、 前記入力される制御信号を保持する制御信号保持手段
    と、 前記保持される制御信号の種類を解析する制御信号解析
    手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記複数種類の制御信号は制御対象が異
    なるものであることを特徴とする請求項8に記載の情報
    処理装置。
  10. 【請求項10】 前記複数種類の制御信号は同一信号線
    により入力されることを特徴とする請求項8に記載の情
    報処理装置。
  11. 【請求項11】 前記制御対象は液晶表示器を含むこと
    を特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  12. 【請求項12】 前記制御対象は発光ダイオードを含む
    ことを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  13. 【請求項13】 前記制御対象はキースイッチを含むこ
    とを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  14. 【請求項14】 前記制御信号は、コマンドとデータを
    含むことを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7116321B2 (en) 2002-11-26 2006-10-03 Seiko Epson Corporation Display driver, electro-optical device and method of controlling display driver

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