JPH0524150Y2 - - Google Patents

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JPH0524150Y2
JPH0524150Y2 JP1988144135U JP14413588U JPH0524150Y2 JP H0524150 Y2 JPH0524150 Y2 JP H0524150Y2 JP 1988144135 U JP1988144135 U JP 1988144135U JP 14413588 U JP14413588 U JP 14413588U JP H0524150 Y2 JPH0524150 Y2 JP H0524150Y2
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JP
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heater
holder
heating
heated
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  • Resistance Heating (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は加熱装置に関し、特に、被加熱体に
容易に取付けることができるとともに、加熱効率
が向上した加熱装置に関するものである。
〔従来技術および解決しようとする課題〕
従来、ビデオ、回転ヘツド式デジタルオーデイ
オテープレコーダ等の回転ヘツド式デツキに用い
られて、それらに付着する露を除去するための結
露防止用の加熱装置としては、セラミツク製の
PTCヒーターが広く用いられている。
そして、これらのヒーターはねじによつて被加
熱体、すなわち、磁気記録再生用ドラムの周辺に
固定されている。
しかし、前記セラミツク製のPTCヒーターは
可撓性を有していないのでねじによる固定の際
に、損傷を与える恐れがあり、取付け時に神経を
使うとともに、ねじによる取付けのために取付け
に手間がかかるという問題点を有していた。
また、放熱板を被加熱体の周面に合致した形状
に形成し、この放熱板にPTCヒーターを埋設し
て、この放熱板を介して加熱させる手段が提案さ
れている(実公昭58−1864号公報)。
しかしながら、PTCヒーターから発生した熱
が放熱板に伝熱され、この放熱板を介して被加熱
体が加熱されるため、加熱効率が悪いという問題
点も有していた。
この考案は前記のような従来のもののもつ問題
点を解決したものであつて、非常に簡単に被加熱
体に取付けることができるとともに、加熱効率が
向上した加熱装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するためにこの考案は、自己
温度制御機能を有する加熱ヒーターと、被加熱体
の外周に沿つた内周面を有し、内部に被加熱体を
位置し得るとともに、前記加熱ヒーターを取付け
可能なスリツトを有し、さらに、前記加熱ヒータ
ーの最高温度よりも高い融点を有するホルダーと
を具え、前記加熱ヒーターは、前記ホルダーに取
付けられ、かつ、前記ホルダーの内周面の一部を
形成する構成を有している。
〔作用〕
この考案は上記の手段を採用したことにより、
ホルダーのスリツトに加熱ヒーターを挿入して取
付けると、この加熱ヒーターがホルダーの内周面
を形成し、被加熱体をホルダーに填め込むだけ
で、被加熱体に取付けることができ、加熱ヒータ
ーが被加熱体との間になにも介在させることなく
対向して位置する。
〔実施例〕
以下、図面に示すこの考案の実施例について説
明する。
第1図はこの考案による加熱装置の実施例が示
されていて、この加熱装置はプラスチツク製の
PTCサーミスタからなる加熱ヒーター1と、こ
の加熱ヒーター1が取付けられるとともに、被加
熱体を保持するホルダー2とから構成されてい
る。
前記加熱ヒーター1は、結晶性プラスチツクに
グラフアイト、カーボンブラツク等の導電性カー
ボンを添加して均一に混合した後、成形すること
によつて得られるプラスチツク性の発熱体3と、
この発熱体3の端部に、銅箔、ニツケル箔、銀箔
等からなる電極を接合し、さらに、これらの電極
に、ハンダによつてリード線4,4を接続して構
成したものである。
前記ホルダー2は、前記加熱ヒーター1の最大
温度よりも高い融点を有する熱可塑性樹脂で形成
され、円筒状をなし、円筒部5の周面の2箇所
が、他端部から切欠されて開口部6,6が形成さ
れ、さらに、この開口部6,6を形成する両壁部
には前記加熱ヒーター1を受け入れるスリツト
7,7がそれぞれ形成されている。
そして、前記加熱ヒーター1をホルダー2に取
付ける場合には、前記ホルダー2の開口部6,6
の両壁に設けたスリツト7,7に、前記加熱ヒー
ター1の端部を挿入する。
すると、加熱ヒーター1は、その両端部が前記
スリツト7,7内に挿入された状態で保持され、
しかも、加熱ヒーター1の内面は円筒状のホルダ
ー2の内周面からわずかに外方に位置した状態に
保持されることになり、これによつて加熱装置の
組立てが終了する。
上記のように組立てられた加熱装置を被加熱体
に取付ける場合、前記ホルダー2の円筒部5の内
径を磁気記録再生用ドラム10のうちの非回転部
10aの外径とほぼ同一か僅かに小さく形成し、
しかも、高さを非回転部10aよりも低くしてお
けば、磁気記録再生用ドラム10のうちの非回転
部10aをホルダー2に押し込むだけで確実に取
付けることができる(第2図参照)。
したがつて、上記のように磁気記録再生用ドラ
ム10のうちの非回転部10aをホルダー2に押
し込むだけで、加熱装置を被加熱体に取付けるこ
とができ、従来のもののようにねじ止め等の作業
がいつさい必要とせずに取付け作業を行うことが
できるものであり、取付けた後には前記加熱ヒー
ター1は磁気記録再生用ドラム10の外面とわず
かな隙間を保つている。
第3図にはこの考案による加熱装置の他の実施
例が示されていて、この実施例に示す加熱装置
は、加熱ヒーター1は前記実施例に示すものと同
様であり、また、ホルダー12は、一端が閉塞し
た円筒状をなし、この円筒部15の周面の一部が
他端側から切欠されて開口部16が形成され、そ
して、その開口部16を覆うように円筒部15の
外側に湾曲部18を、円筒部15と一体に設けた
構成を有しており、前記円筒部15の外面と、湾
曲部18の内面の間でスリツト17,17が形成
され、さらに、このスリツト17に開口する開口
部19が前記湾曲部18に形成されている。
上記のように構成したホルダー12に加熱ヒー
ター1を取付ける場合には、前記実施例に示すも
のと同様に、加熱ヒーター1の両端部を、それぞ
れ、円筒部15の外面と湾曲部18の内面との間
で形成したスリツト17,17に填め込めば、ホ
ルダー12に対する加熱ヒーター1の取付けが終
了し、加熱ヒーター1のリード線4,4は、湾曲
部18に設けた開口部19を介して外方に導くよ
うになつている。
したがつて、上記のように構成した加熱装置に
あつても、前記実施例に示すものと同様に、ホル
ダーの内部に被加熱体を位置するだけで、被加熱
体に生じた結露を除去することができるものであ
る。
なお、前記両実施例においては、磁気記録再生
用ドラムに生じる結露を除去するためにホルダー
の形状を円筒状としたが、被加熱体の形状に応じ
てホルダーの形状を定めるものである。
〔考案の効果〕
この考案は前記のように構成したことにより、
加熱ヒーターをホルダーのスリツトに挿入するだ
けで取付けることができるので、組み立て作業が
非常に簡単であるとともに、被加熱体に取付ける
場合にもホルダーに被加熱体を位置する作業だけ
で被加熱体に加熱装置を取付けることができて作
業効率が著しく向上する。
しかも、ホルダーに被加熱体を取付けた場合に
は、加熱ヒーターがホルダーの内周面の一部を形
成しているので、加熱ヒーターが直接に被加熱体
に対向し、これによつて、加熱効率が非常に向上
するという効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による加熱装置の実施例を示
す概略分解斜視図、第2図は第1図に示すものを
被加熱体である磁気記録再生用ドラムに取付けた
状態を示す概略図、第3図はこの考案による加熱
装置の他の実施例を示す概略分解斜視図である。 1……加熱ヒーター、2,12……ホルダー、
3……発熱体、4……リード線、5,15……円
筒部、6,16,19……開口部、7,17……
スリツト、10……磁気記録再生用ドラム,18
……湾曲部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自己温度制御機能を有する加熱ヒーター1と、
    被加熱体10の外周に沿つた内周面を有し、内部
    に被加熱体10を位置し得るとともに、前記加熱
    ヒーター1を取付け可能なスリツト7,17を有
    し、さらに、前記加熱ヒーター1の最高温度より
    も高い融点を有するホルダー2,12とを具え、
    前記加熱ヒーター1は、前記ホルダー2,12に
    取付けられ、かつ、前記ホルダー2,12の内周
    面の一部を形成することを特徴とする加熱装置。
JP1988144135U 1988-11-04 1988-11-04 Expired - Lifetime JPH0524150Y2 (ja)

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JPH0264189U JPH0264189U (ja) 1990-05-14
JPH0524150Y2 true JPH0524150Y2 (ja) 1993-06-18

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JPH0264189U (ja) 1990-05-14

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