JPH05238551A - 段重ねシート送り出し装置 - Google Patents

段重ねシート送り出し装置

Info

Publication number
JPH05238551A
JPH05238551A JP4076411A JP7641192A JPH05238551A JP H05238551 A JPH05238551 A JP H05238551A JP 4076411 A JP4076411 A JP 4076411A JP 7641192 A JP7641192 A JP 7641192A JP H05238551 A JPH05238551 A JP H05238551A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
seat
conveyor
lifting
sheets
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4076411A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2869247B2 (ja
Inventor
Toshio Arai
俊夫 新居
Shinji Kawabe
慎二 川邉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanto Jidosha Kogyo KK
Daifuku Co Ltd
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Jidosha Kogyo KK
Daifuku Co Ltd
Kanto Auto Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanto Jidosha Kogyo KK, Daifuku Co Ltd, Kanto Auto Works Ltd filed Critical Kanto Jidosha Kogyo KK
Priority to JP7641192A priority Critical patent/JP2869247B2/ja
Publication of JPH05238551A publication Critical patent/JPH05238551A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2869247B2 publication Critical patent/JP2869247B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Assembly (AREA)
  • Discharge Of Articles From Conveyors (AREA)
  • Special Conveying (AREA)
  • Specific Conveyance Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】コンベヤ上で段重ね状態で搬送される自動車用
リヤシート(シート座部とシート背もたれ部)を、段重
ね状態を崩すことなくコンベヤから送り出すことの出来
る装置を提案する。 【構成】段重ねリヤシート搬送用コンベヤ1の終端部
に、当該コンベヤ1のシート支持面より下側の待機位置
と当該シート支持面より上方前方でシート排出方向に傾
斜するシート排出位置Bとの間で上下揺動自在なシート
持ち上げ台35a〜35cと、これを上下揺動させる駆
動手段36とを配設し、前記コンベヤ1上で送られてく
る段重ねシート7a,7bを前記待機位置Aにあるシー
ト持ち上げ台35a〜35cの真上で受け止める昇降可
能なストッパー37と、前記シート持ち上げ台35a〜
35cに対して昇降可能なシート押圧固定盤38とを、
前記シート持ち上げ台35a〜35cに連設した点に特
徴を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車組立工場におい
て、コンベヤ上で段重ね状態で搬送される自動車用リヤ
シート(シート座部とシート背もたれ部)を、段重ね状
態を崩すことなくコンベヤから送り出すために使用され
る、段重ねシート送り出し装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】自動車用リヤシートは、
そのシート座部とシート背もたれ部とをセットにして段
重ね状態で搬送するのが常である。而して、段重ね状態
でシートを搬送するコンベヤの終端から当該シートを、
例えばシート組み付け用ロボットが所定位置でシートを
受け取るために使用される受け箱内に送出するとき、シ
ートの段重ね状態が崩れてバラバラになり、シートの並
び順が変わったり、シートの姿勢が不当に変化してしま
い、前記ロボットでの正常なシート取り上げが行えなく
なることがあった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような従
来の問題点を解決するために成されたものであって、そ
の特徴を後述する実施例の参照符号を付して示すと、本
発明の段重ねシート送り出し装置は、段重ねリヤシート
搬送用コンベヤ1の終端部に、当該コンベヤ1のシート
支持面より下側の待機位置Aと当該シート支持面より上
方前方でシート排出方向に傾斜するシート排出位置Bと
の間で上下揺動自在なシート持ち上げ台35a〜35c
と、これを上下揺動させる駆動手段36とを配設し、前
記コンベヤ1上で送られてくる段重ねシート7a,7b
を前記待機位置Aにあるシート持ち上げ台35a〜35
cの真上で受け止める昇降可能なストッパー37と、前
記シート持ち上げ台35a〜35cに対して昇降可能な
シート押圧固定盤38とを、前記シート持ち上げ台35
a〜35cに連設した点に特徴を有する。
【0004】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付の例示図に基
づいて説明すると、図1において、1は段重ねリヤシー
ト搬送用コンベヤであり、2は当該コンベヤ1の始端部
上方に直交方向に配設された吊下搬送装置である。この
吊下搬送装置2は、ガイドレール3に吊り下げられた自
走式搬送用電車4から複数本の昇降駆動用ベルト5で昇
降体6を吊り下げ、この昇降体6の下側に、2枚のシー
ト(シート座部とシート背もたれ部)7a,7bを斜め
に立て掛けて支持する正面形状がL形のハンガー8を取
付けたものである。9は固定の昇降ガイドレールであっ
て、前記コンベヤ1の始端部上方所定位置で停止した電
車4からベルト5の繰り出しにより下降する前記昇降体
6を、この昇降体6に取付けられたガイドローラユニッ
ト10を介して案内する。
【0005】11は前記コンベヤ1の搬送方向中間位置
に配設されたシート段重ね状態矯正装置であり、12は
前記コンベヤ1の終端部に配設された段重ねシート送り
出し装置である。図3に示すように前記コンベヤ1は、
2列のコンベヤチェン1a,1bを備えたチェンコンベ
ヤであって、前記コンベヤチェン1a,1bのチェンリ
ンクには、シートを傷めないようにプラスティック製支
持板が取付けられている。また、図6に一部が示される
ように、2列のコンベヤチェン1a,1bの間と左右両
側には、前記コンベヤチェン1a,1bの支持レベルよ
りも適当に低いレベルで、シートが摺接移動する固定プ
レート1c〜1eが架設されている。
【0006】図2および図3に詳細を示すように、前記
シート段重ね状態矯正装置11は、送られてくるシート
を受け止める作用位置(図2に示す下降限位置)と退避
位置(上昇限位置)との間で昇降自在なストッパー13
と、このストッパー13で受け止められたシートの後方
位置でシート後押し位置(図2に示す下降限位置)と退
避位置(上昇限位置)との間で昇降自在なシート後押し
具14と、当該シート後押し具14をシート搬送方向前
後に往復移動させる駆動手段15と、前記ストッパー1
3で受け止められたシートを前記コンベヤ1のシート支
持面、すなわちコンベヤチェン1a,1bのシート支持
面より持ち上げる昇降自在なシート支持板16a〜16
cと、前記ストッパー13で受け止められたシートの真
上で昇降自在なシート押さえ具17と、前記ストッパー
13で受け止められたシートをセンタリングする、互い
に接近離間移動自在な左右一対のシート寄せ具18a,
18bを備えている。
【0007】前記ストッパー13は、固定フレームFに
取付けられた昇降駆動用シリンダーユニット19のピス
トンロッド19aに連結支持され、当該シリンダーユニ
ット19により昇降駆動される。なお、このストッパー
13には、左右両端部をガイドする昇降ガイドを併設す
ることが出来るが、図では省略している。前記シート後
押し具14の駆動手段15は、固定フレームFに取付け
られた左右一対の固定ガイドレール20a,20bにス
ライドガイド21を介して左右両端部が前後移動可能に
支持された可動台22と、この可動台22を前後往復駆
動するために固定フレームFに取付けられたロッドレス
シリンダーユニット23とから成り、前記シート後押し
具14は、前記可動台22に取付けられた左右一対の昇
降ガイドレール24a,24bに左右両端部がガイドロ
ーラ25を介して昇降可能に支持されている昇降フレー
ム26の下端前側に取付けられ、当該昇降フレーム26
は、前記可動台22に取付けられた昇降駆動用シリンダ
ーユニット27のピストンロッド27bに連結されてい
る。
【0008】前記シート支持板16a〜16cは、先に
説明した固定プレート1c〜1eと同様に、コンベヤチ
ェン1a,1bの中間と左右両外側とに分割されてお
り、中央のシート支持板16aは、固定フレームFに支
持された複数本の昇降ガイドロッド28の上端に取付け
られると共に、前記固定フレームFに据え付けられた昇
降駆動用シリンダーユニット29のピストンロッド29
aに連結され、両側のシート支持板16b,16cは、
前記複数本の昇降ガイドロッド28の下端に連結された
左右横方向の連結材30の左右両端に支持杆31を介し
て取付けられており、前記シリンダーユニット29によ
り全体が一体に昇降駆動される。
【0009】前記シート押さえ具17は、固定フレーム
Fに取付けられた昇降駆動用シリンダーユニット32の
ピストンロッド32aに連結支持され、当該シリンダー
ユニット32により昇降駆動される。前記左右一対のシ
ート寄せ具18a,18bは、各々固定フレームFに支
持された前後一対の横動ガイドロッド33と、両ガイド
ロッド33の中間位置で前記固定フレームFに据え付け
られたシリンダーユニット34のピストンロッド先端と
で支持され、前記シリンダーユニット34により各別に
左右横方向に出退駆動される。
【0010】図1および図5〜図7に示す前記段重ねシ
ート送り出し装置12は、前記段重ねリヤシート搬送用
コンベヤ1の終端部に、図5に示すようにコンベヤチェ
ン1a,1bのシート支持面より下側の待機位置Aと図
7に示すように前記シート支持面より上方前方でシート
排出方向に傾斜するシート排出位置Bとの間で上下揺動
自在なシート持ち上げ台35a〜35cと、これを上下
揺動させる駆動手段36とを配設し、前記コンベヤ1上
で送られてくる段重ねシート7a,7bを前記待機位置
Aにあるシート持ち上げ台35a〜35cの真上で受け
止める昇降可能なストッパー37と、前記シート持ち上
げ台35a〜35cに対して昇降可能なシート押圧固定
盤38とを、前記シート持ち上げ台35a〜35cに連
設して成るものである。
【0011】前記シート持ち上げ台35a〜35cは、
先に説明した固定プレート1c〜1eと同様に、コンベ
ヤチェン1a,1bの中間と左右両外側とに分割されて
いるが、1本の水平回転軸39により基部を一体に連結
すると共に当該水平回転軸39を中心に上下揺動可能に
支承されている。勿論、独立した3つのシート持ち上げ
台35a〜35cを前記水平回転軸39により一体に連
結するのではなく、シート持ち上げ台35a〜35cに
共通の基部を設けて平面形状をフォーク状とし、これを
水平支軸で上下揺動自在に支承しても良い。前記駆動手
段36は、両端のシート持ち上げ台35a,35cどう
しを互いに連結する門形フレーム40の上端部にピスト
ンロッド41a,42aが連結された2本のシリンダー
ユニット41,42により構成されている。この両シリ
ンダーユニット41,42は、固定フレームFに前記水
平回転軸39と平行な同心状の水平支軸43により上下
揺動自在に支承されている。
【0012】前記ストッパー37は、前記門形フレーム
40に取付けられた昇降駆動用シリンダーユニット44
のピストンロッド44aに連結支持され、当該シリンダ
ーユニット44により前記シート持ち上げ台35a〜3
5cに対し昇降駆動される。また前記シート押圧固定盤
38は、前記門形フレーム40に取付けられた昇降駆動
用シリンダーユニット45のピストンロッド45aに連
結支持され、当該シリンダーユニット45により前記シ
ート持ち上げ台35a〜35cに対し昇降駆動される。
これらストッパー37およびシート押圧固定盤38に
は、図6に示すように各々の左右両端部に突設した昇降
ガイドローラ46,47と、前記門形フレーム40に取
付けられ且つ前記昇降ガイドローラ46,47が係合す
る昇降ガイドレール48,49とから成る昇降ガイドを
併設することが出来る。
【0013】なお、図1および図7に示すように、前記
段重ねリヤシート搬送用コンベヤ1の終端部外側には、
前記段重ねシート送り出し装置12によって排出される
段重ねシート7a,7bを受け入れる受け箱50が配置
される。
【0014】次に上記設備の使用方法について説明する
と、図1に示すように、吊下搬送装置2の自走式搬送用
電車4を前記段重ねリヤシート搬送用コンベヤ1の始端
部上方所定位置で停止させたならば、当該電車4の昇降
体6をベルト5の繰り出しにより下降限所定レベルまで
下降させる。この結果、ハンガー8の水平支持部8aが
前記コンベヤ1のコンベヤチェン1a,1bよりも下方
まで下降し、当該ハンガー8上で斜めに立て掛けられて
いる2枚のシート7a,7bが、前記コンベヤ1のコン
ベヤチェン1a,1b上に乗り移る。このとき上側にな
るシート7bが前方に滑って図示のように、下側になる
シート7aの上面前端とコンベヤチェン1a,1bとの
間で斜めに支持されたとする。勿論、2枚のシート7
a,7bがハンガー8の水平支持部8a上で水平に段積
みされているとしても、コンベヤチェン1a,1bが回
動している状態のところへ降ろされた場合、下側になる
シート7aが先行し、上側になるシート7bがシート7
aの上面後端とコンベヤチェン1a,1bとの間で斜め
に支持されることもある。
【0015】何れにしても、ハンガー8上からコンベヤ
1上に乗り移ったシート7a,7bは、当該コンベヤ1
のコンベヤチェン1a,1bによって搬送されるが、当
該シート7a,7bが次段のシート段重ね状態矯正装置
11に到着する前に、当該装置11のストッパー13を
シリンダーユニット19により下降限位置(作用位置)
まで下降させておく。勿論、シート後押し具14は後退
上昇限位置まで戻して待機させ、シート支持板16a〜
16cはコンベヤチェン1a,1bのシート支持面より
下降させておくと共に、シート押さえ具17は上昇限位
置で待機させ、そして左右一対のシート寄せ具18a,
18bは夫々後退限位置で待機させておく。
【0016】コンベヤ1で搬送されてくるシート7a,
7bの内、先行するシート(図示例の場合はシート7
b)の先端がストッパー13に当接した後、若干の時間
遅れをもって前記コンベヤチェン1a,1bを停止さ
せ、次にシート後押し具14、シート支持板16a〜1
6c、シート押さえ具17、およびシート寄せ具18
a,18bを夫々待機位置から作用位置に運動させる。
すなわち、図4に示すようにシート支持板16a〜16
cをシリンダーユニット29により上昇限位置まで上昇
させ、コンベヤチェン1a,1bのシート支持面よりも
上方へシート7a,7bを持ち上げさせた後、左右一対
のシート寄せ具18a,18bをシリンダーユニット3
4により各々後退限位置から互いに接近移動させて、シ
ート支持板16a〜16c上のシート7a,7bをセン
タリングする作用と、シート後押し具14をシリンダー
ユニット27により下降限位置(シート後押し位置)ま
で下降させた後にロッドレスシリンダーユニット23に
より前進移動させて、シート支持板16a〜16c上の
シート7a,7bの内、遅れ位置にあるシート(図示例
の場合はシート7a)をシート後押し具14で後押しし
て、シート7a,7bを正常な段重ね状態に矯正する作
用とを行わせる。このシート後押し具14でシート7a
を後押しする前に、シート押さえ具17をシリンダーユ
ニット32により下降限位置まで下降させておくと、斜
めになっているシート7bが立ち上がるのを防止し、後
押しされるシート7aを確実にシート7bの下側に進入
させることが出来る。
【0017】上記のシート段重ね状態矯正装置11によ
る作用が完了したならば、ストッパー13、シート後押
し具14、シート支持板16a〜16c、シート押さえ
具17、およびシート寄せ具18a,18bを各々元の
待機位置まで戻し、シート支持板16a〜16c上の段
重ね状態のシート7a,7bを元のコンベヤチェン1
a,1b上に戻すことにより、正常な段重ね状態に矯正
されたシート7a,7bを再びコンベヤ1により搬送す
ることが出来るが、このシート7a,7bがコンベヤ終
端の段重ねシート送り出し装置12に到着する前に、図
1に示すように当該装置12のシート持ち上げ台35a
〜35cを待機位置Aに戻すと共に、ストッパー37を
シリンダーユニット44により下降限位置(シートを受
け止める作用位置)まで下降させておく。勿論、シート
押圧固定盤38は、シリンダーユニット45により上昇
限位置まで上昇させて待機させておく。
【0018】前記段重ね状態のシート7a,7bが、図
1に示すように段重ねシート送り出し装置12のストッ
パー37で受け止められたならば、若干の時間遅れをも
ってコンベヤチェン1a,1bを停止させる。次に、シ
ート押圧固定盤38をシリンダーユニット45により下
降させると共に、シート持ち上げ台35a〜35cを駆
動手段36のシリンダーユニット41,42によりシー
ト排出位置Bに向けて水平回転軸39の周りで回動させ
る。
【0019】この結果、コンベヤ1上の段重ね状態のシ
ート7a,7bは、上昇するシート持ち上げ台35a〜
35cに乗り移り、このシート持ち上げ台35a〜35
cにより持ち上げられると同時に、当該シート持ち上げ
台35a〜35cに対して下降する前記シート押圧固定
盤38によりシート持ち上げ台35a〜35c側へ押圧
固定される。そして図7に示すように、シート持ち上げ
台35a〜35cがシート排出位置Bに到着して停止し
たならば、ストッパー37をシリンダーユニット44に
より上昇開放させるが、このとき段重ね状態のシート7
a,7bは前記シート押圧固定盤38とシート持ち上げ
台35a〜35cとの間で挟持されているので、ストッ
パー37が開放されるに伴って、シート7a,7bが下
側のものから順次シート持ち上げ台35a〜35c上か
ら滑り落ちることはない。
【0020】ストッパー37が上昇限位置に達して完全
に開放されたならば、シート押圧固定盤38をシリンダ
ーユニット45により上昇させることにより、固定を解
除された段重ね状態のシート7a,7bは、一挙にシー
ト持ち上げ台35a〜35c上から滑り落ちて受け箱5
0内に収納されるので、2枚のシート7a,7bがバラ
バラになって姿勢が崩れる恐れはない。
【0021】
【発明の作用及び効果】以上のように本発明の段重ねシ
ート送り出し装置によれば、コンベヤ上で段重ね状態で
搬送されてくるシートをストッパーで受け止めた後、上
方へ回動するシート持ち上げ台によりコンベヤ上から持
ち上げて傾動させるのであるが、このとき、前記シート
持ち上げ台と一体に運動するシート押圧固定盤を下降さ
せて前記シート持ち上げ台との間で段重ね状態のシート
を挟持固定することが出来る。
【0022】従って、前記シート持ち上げ台がシート排
出位置に達して前記ストッパーを開動させたとき、当該
ストッパーの開動に伴って、段重ね状態のシートが下側
のものから順次シート持ち上げ台上から滑り落ちること
はなく、前記ストッパーが完全に開動した後に前記シー
ト押圧固定盤を上昇させることにより、固定を解除され
た段重ね状態のシートが一挙にシート持ち上げ台上から
滑り落ちて送出されるので、2枚のシートがバラバラに
なって並び順が変わってしまったり姿勢が大幅に崩れる
恐れはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 設備全体の概略側面図である。
【図2】 シート段重ね状態矯正装置の一部縦断側面図
である。
【図3】 同装置の背面図である。
【図4】 同装置の作動状態を示す一部縦断側面図であ
る。
【図5】 段重ねシート送り出し装置の一部切り欠き側
面図である。
【図6】 同装置の平面図である。
【図7】 同装置の作動状態を示す一部切り欠き側面図
である。
【符号の説明】
1 段重ねリヤシート搬送用コンベヤ 1a,1b コンベヤチェン 2 吊下搬送装置 4 自走式搬送用電車 7a,7b リヤシート(シート座部とシート背もたれ
部) 8 ハンガー 11 シート段重ね状態矯正装置 12 段重ねシート送り出し装置 35a〜35c シート持ち上げ台 36 シート持ち上げ台駆動手段 37 ストッパー 38 シート押圧固定盤 39 水平回転軸 41,42,44,45 シリンダーユニット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】段重ねリヤシート搬送用コンベヤの終端部
    に、当該コンベヤのシート支持面より下側の待機位置と
    当該シート支持面より上方前方でシート排出方向に傾斜
    するシート排出位置との間で上下揺動自在なシート持ち
    上げ台と、これを上下揺動させる駆動手段とを配設し、
    前記コンベヤ上で送られてくる段重ねシートを前記待機
    位置にあるシート持ち上げ台の真上で受け止める昇降可
    能なストッパーと、前記シート持ち上げ台に対して昇降
    可能なシート押圧固定盤とを、前記シート持ち上げ台に
    連設して成る段重ねシート送り出し装置。
JP7641192A 1992-02-26 1992-02-26 段重ねシート送り出し装置 Expired - Fee Related JP2869247B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7641192A JP2869247B2 (ja) 1992-02-26 1992-02-26 段重ねシート送り出し装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7641192A JP2869247B2 (ja) 1992-02-26 1992-02-26 段重ねシート送り出し装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05238551A true JPH05238551A (ja) 1993-09-17
JP2869247B2 JP2869247B2 (ja) 1999-03-10

Family

ID=13604497

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7641192A Expired - Fee Related JP2869247B2 (ja) 1992-02-26 1992-02-26 段重ねシート送り出し装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2869247B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016074563A1 (zh) * 2014-11-13 2016-05-19 中车青岛四方机车车辆股份有限公司 一种用于轨道车辆座椅的输送设备

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58196312U (ja) * 1982-06-21 1983-12-27 大森機械工業株式会社 物品倒立取出装置
JPS6283013U (ja) * 1985-11-12 1987-05-27
JPH0398839A (ja) * 1989-09-08 1991-04-24 Daifuku Co Ltd 箱出し設備

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58196312U (ja) * 1982-06-21 1983-12-27 大森機械工業株式会社 物品倒立取出装置
JPS6283013U (ja) * 1985-11-12 1987-05-27
JPH0398839A (ja) * 1989-09-08 1991-04-24 Daifuku Co Ltd 箱出し設備

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016074563A1 (zh) * 2014-11-13 2016-05-19 中车青岛四方机车车辆股份有限公司 一种用于轨道车辆座椅的输送设备
GB2542062A (en) * 2014-11-13 2017-03-08 Crrc Qingdao Sifang Co Ltd Conveying apparatus for rail vehicle seat
GB2542062B (en) * 2014-11-13 2017-08-09 Crrc Qingdao Sifang Co Ltd Conveying apparatus for rail vehicle seat

Also Published As

Publication number Publication date
JP2869247B2 (ja) 1999-03-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN113060514B (zh) 一种印制线路板半成品输送及隔板上料一体式装置
CN218319190U (zh) 一种自动上下料装置
CN110395578B (zh) 一种液晶面板自动上料机
US5951238A (en) Auto pallet stacking/loading device
CN111769064A (zh) 上下料装置
US4929147A (en) Process for conveying a transport platform to a lifting table of a stacking station
KR0141351B1 (ko) 트레이의 운반 방법 및 장치
CN112811198B (zh) 一种智能堆垛及分离装置
KR100813312B1 (ko) 액정 디스플레이 패널 안착시스템
CN116588622A (zh) 一种加工件的下料轨道
CN216996423U (zh) 一种翻砖运输装置
JP2954776B2 (ja) 自動車用リヤシート段重ね搬送装置
JPH05238551A (ja) 段重ねシート送り出し装置
JP3317280B2 (ja) 基板の整列移載システム及び整列移載方法
JP2727911B2 (ja) パレット搬送装置
JPH09328227A (ja) 板状体段積み装置
JP3389759B2 (ja) 物品移載装置
CN113291810A (zh) 一种玻璃板批量转料机
JP2000118755A (ja) 給紙機
CN220684027U (zh) 一种自动上下料码垛装置
CN110526128B (zh) 一种钢结构桁架
JPH0228401A (ja) 物品搬送システム
JPH09136718A (ja) パレット出し入れ装置
CN214455114U (zh) 一种智能堆垛及分离装置
FI130923B1 (en) Grouping station for grouping pallets

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19981208

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees