JPH052382Y2 - - Google Patents

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JPH052382Y2
JPH052382Y2 JP9644687U JP9644687U JPH052382Y2 JP H052382 Y2 JPH052382 Y2 JP H052382Y2 JP 9644687 U JP9644687 U JP 9644687U JP 9644687 U JP9644687 U JP 9644687U JP H052382 Y2 JPH052382 Y2 JP H052382Y2
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turntable
support
rail
rails
dimensional vehicle
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、電車の車両を収容し、内部で洗浄、
点検、補修等の種々の作業を行なうことができる
立体操車場に関する。
従来の技術 従来、電車の車両の洗浄、点検、補修、再編成
などを行なう場合、駅の近くに設置された操車場
に車両を引き込み、この操車場で上記作業を行な
つている。
考案が解決しようとする問題点 しかし、従来の操車場はさら地上に設置されて
いるため、広い土地を要し、土地の有効利用とい
う面で問題がある。特に、地価の高騰が社会問題
となつている今日、都市部近傍ににある膨大な面
積の操車場の有効利用は急務となつている。
本考案は、上記事情に鑑みなされたもので、操
車場に要する土地の面積を小さくし得、このため
現在操車場として使われている膨大な量の土地を
有効利用することが可能な立体操車場を提供する
ことを目的とする。
問題点を解決するための手段 即ち、本考案は上記目的を達成するため、上面
に径方向に沿つて電車車両の車輪用のレールを配
設したターンテーブルと、このターンテーブルの
周囲に所定間隔離間して配置した円弧状又はリン
グ状の壁体と、上記ターンテーブルと壁体との間
にターンテーブルの周方向に沿つて配置された複
数個の立体車両収容装置とを備え、上記立体車両
収容装置が、上下に配置した一対の歯車間にチエ
ーンを張設してなる一対の駆動体を互いに対向状
態で配設し、かつ上記両駆動体のチエーン間に複
数本の連結棒を互に所定間隔離間させて水平に取
り付けると共に、これら連結棒にそれぞれ上面に
電車車両の車輪用の一対のレールを配置した支持
台を連結し、上記歯車を回転してチエーンを上下
動させることにより支持台を所定位置に昇降及び
停止させるようにしたものであり、かつ上記壁体
の内面に上記各立体車両収容装置の各支持台の停
止位置にそれぞれ対応する複数の作業ステーシヨ
ンを突設して、上記ターンテーブルを回転するこ
とによりターンテーブルのレールと上記立体車両
収容装置の支持台のレールとを接続し、ターンテ
ーブルのレール上に搬入した電車車両を上記支持
台のレール上に乗り入れさせて支持台上に電車車
両を保持し、かつ上記立体車両収容装置の作動で
支持台を車庫本体内の上下方向所定位置に停止さ
せると共に、上記作業ステーシヨンにてこの車両
に対する作業を行なうようにしたことを特徴とす
る立体操作場を提供する。
作 用 本考案においては、ターンテーブルの周囲に上
述した構成の複数個の立体車両収容装置を設置し
たことにより、操車場内に多数の車両を立体的に
収容できると共に、作業ステーシヨンを設けたの
で、操車場内で洗浄、点検、補修等の作業を容易
に行なうことができるものである。
次に実施例を示し、本考案を具体的に説明する
が、本考案は下記実施例に限定されるものではな
い。
実施例 第1図は本考案の一実施例を示す。
図中1は円形ターンテーブルで、このターンテ
ーブル1上には三対の電車車両の車輪用レール2
a,2b,2cが公叉して配設されている。ま
た、このターンテーブル1の周囲には所定間隔離
間して円弧状の鉄或いはコンクリート等からなる
壁体3が設置されていると共に、上記ターンテー
ブル1と壁体3との間にはターンテーブル1の周
方向に沿つて複数(本例では5個)の立体車両収
容装置4が配設されている。なお、上記壁体3の
上端内縁には、図示してないが車両収容装置4の
上方を覆う円弧状屋根体が突設されている。
ここで、上記立体車両収容装置は第2,3図に
示す構造を有する。即ち、図中5は駆動装置で、
この駆動装置は上下に配置した一対の歯車6,7
間にチエーン8を張設してなる一対の駆動体9,
9を互に対向状態で配設したものである。なお、
両駆動体9,9の歯車6,6,7,7には図示し
ていないが回転機構が配設され、この回転機構の
作動で歯車6,6,7,7が回転し、これにより
チエーン8,8が同起動で上下動するようになつ
ている。
また、上記チエーン8,8間には複数(本例で
は10本)の連結棒10が互に所定間隔離間して水
平状態で取り付けられていると共に、これら連結
棒10には支持台11と支持枠12とからなる収
容体13の上記支持枠12上部がそれぞれ取り付
けられ、上記チエーン8,8を上下動させること
により収容体13を適宜位置に昇降及び停止させ
ることができるようになつている。
ここで、上記支持台11上には、第4図に示す
ように電車車両の車輪用の一対のレール14a,
14bが配設され、このレール14a,14b上
に電車車両の車輪を乗り入れさせて支持台11上
に電車車両を保持することができるようになつて
いる。なお、支持台11には図示していないが車
両をレール14a,14b上に固定するためのス
トツパが設けられている。
また、上記壁体3の内面には、第1,5図に示
すように、上記各立体車両収容装置4の各支持台
11の停止位置にそれぞれ対応して複数の作業ス
テーシヨン15が突設されている。なお、壁体3
にはエレベータ及び連絡通路が配置され、このエ
レベータ及び連絡通路を利用して入が各作業ステ
ーシヨンに行くことができるようになつている。
上記実施例の立体操車場に電車車両を収容する
場合、第1図に示すようにターンテーブル1のレ
ール2a,2b又は2cに引き込みレール16
a,16b又は16cを接続し、引き込みレール
16a,16b又は16cを走行してきた車両を
ターンテーブル1のレール2a,2b又は2c上
に移動させた後、ターンテーブル1を回転してタ
ーンテーブル1のレール2a,2b又は2cと収
容装置4の支持台13上のレール14a及び14
bとを接続すると共に、ターンテーブル1上の車
両を支持台11上に押し込んで収容体13内に収
容し、その後この収容体13を上昇又は下降させ
て適宜位置に停止させ、他の収容体13に同様に
して車両を搬入する。
また、収容した車両の洗浄、点検、補修等を行
なう場合、作業ステーシヨン15上から上記作業
を行なう。
更に、電車の再編成を行なう場合、コンピユー
タの制御によつて所望の順番で出庫させるもので
ある。
従つて、本実施例の操車場によれば、多数の車
両を立体的に収納できると共に、種々の作業を簡
単かつスピーデイーに行なうことができる。
本考案において、車両収容装置の支持台、レー
ルの長さは特に制限されず、車両の収容台数に応
じて適宜設定し得るが、通常1台を収容し得る長
さ乃至4台を収納し得る長さに形成することが好
ましい。また、支持台の数にも制限はないが、通
常10〜20個程度とすることが好適である。
また、本考案においては壁体及び車両収容装置
の下側半分を地下に設置し、車両収容装置の高さ
方向中間部に車両入口部(ターンテーブル)を設
けることにより、支持台に車両を載置してこの支
持台を下降、上昇させるときに車両の重量を利用
することができ、運転エネルギーの底滅を図るこ
とができる。
なお、上記実施例においては壁体3を円弧状に
形成したが、リング状に形成してもよい。また、
壁体や作業ステーシヨンの構造も目的に応じて
種々設定できる。更に、上記実施例ではターンテ
ーブルに三対のレールを配設したが、一対、二対
或いは四対以上にしてもよく、作業ステーシヨン
を車両収容装置内の支持板間に突設させるように
してもよく、その他の構成についても本考案の要
旨を逸脱しない範囲で種々変更して差支えない。
考案の効果 以上説明したように、本考案の立体操車場は、
多数の電車車両を立体的に収容すると共に、これ
ら車両に対する作業を容易かつスピーデイーに行
なうことができ、従つて車両の収容及び洗浄、点
検、補修等の作業に要するスペースを縮小し、現
在操車場に使用している土地の有効利用を図るこ
とができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す概略平面図、
第2図は同例の立体車両収容装置を示す概略正面
図、第3図は同立体車両収容装置の概略側面図、
第4図は同立体車両収容装置の支持台を示す拡大
断面図、第5図は同実施例の作業ステーシヨンを
示す一部省略概略正面図である。 1……ターンテーブル、2a,2b,2c……
レール、3……壁体、4……立体車両収容装置、
6……上側歯車、7……下側歯車、8……チエー
ン、9……駆動体、10……連結棒、11……支
持台、14a,14b……レール、15……作業
ステーシヨン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面に径方向に沿つて電車車両の車輪用のレー
    ルを配設したターンテーブルと、このターンテー
    ブルの周囲に所定間隔離間して配置した円弧状又
    はリング状の壁体と、上記ターンテーブルと壁体
    との間にターンテーブルの周方向に沿つて配置さ
    れた複数個の立体車両収容装置とを備え、上記立
    体車両収容装置が、上下に配置した一対の歯車間
    にチエーンを張設してなる一対の駆動体を互いに
    対向状態で配設し、かつ上記両駆動体のチエーン
    間に複数本の連結棒を互に所定間隔離間させて水
    平に取り付けると共に、これら連結棒にそれぞれ
    上面に電車車両の車輪用の一対のレールを配置し
    た支持台を連結し、上記歯車を回転してチエーン
    を上下動させることにより支持台を所定位置に昇
    降及び停止させるようにしたものであり、かつ上
    記壁体の内面に上記各立体車両収容装置の各支持
    台の停止位置にそれぞれ対応する複数の作業ステ
    ーシヨンを突設して、上記ターンテーブルを回転
    することによりターンテーブルのレールと上記立
    体車両収容装置の支持台のレールとを接続し、タ
    ーンテーブルのレール上に搬入した電車車両を上
    記支持台のレール上に乗り入れさせて支持台上に
    電車車両を保持し、かつ上記立体車両収容装置の
    作動で支持台を車庫本体内の上下方向所定位置に
    停止させると共に、上記作業ステーシヨンにてこ
    の車両に対する作業を行なうようにしたことを特
    徴とする立体操車場。
JP9644687U 1987-06-23 1987-06-23 Expired - Lifetime JPH052382Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9644687U JPH052382Y2 (ja) 1987-06-23 1987-06-23

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9644687U JPH052382Y2 (ja) 1987-06-23 1987-06-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS641162U JPS641162U (ja) 1989-01-06
JPH052382Y2 true JPH052382Y2 (ja) 1993-01-21

Family

ID=30962202

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9644687U Expired - Lifetime JPH052382Y2 (ja) 1987-06-23 1987-06-23

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JPS641162U (ja) 1989-01-06

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