JPH05236039A - 受信用agc回路 - Google Patents

受信用agc回路

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Publication number
JPH05236039A
JPH05236039A JP3252092A JP3252092A JPH05236039A JP H05236039 A JPH05236039 A JP H05236039A JP 3252092 A JP3252092 A JP 3252092A JP 3252092 A JP3252092 A JP 3252092A JP H05236039 A JPH05236039 A JP H05236039A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
signal
level
reception
data
Prior art date
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Pending
Application number
JP3252092A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Higashiyama
明広 東山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
Priority to JP3252092A priority Critical patent/JPH05236039A/ja
Publication of JPH05236039A publication Critical patent/JPH05236039A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】受信信号のレベル変動を一定レベルとする可変
減衰器1と、この一定レベルを入力し軟判定復調を行な
う同期検波PSK復調器(3,4)と、復調されたアナ
ログデータの出力信号をもとに可変減衰器1を制御する
AGC回路本体9と、アナログ信号をA/D変換した後
の軟判定データの誤りを訂正する誤り訂正回路8とを有
する受信用AGC回路において、通信路の受信信号の送
信1シンボル当りのエネルギーESと雑音電力密度比N
Oとの比ES/NOを推定し、求められたES/NOに
応じて誤り訂正回路8に入力される軟判定データが最適
値となる様にAGC回路本体9を制御するES/NO推
定器10とを有する。 【効果】通信路の状態により変化するES/NOに対し
常に最適なしきい値間隔となり、誤り訂正後のBERを
最小にする事が出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は受信用AGC回路に関
し、特にディジタル通信に用いられる軟判定PSK復調
器の復号データの誤り率特性を改良する受信用AGC回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の受信用AGC回路は受信
信号レベル変動を吸収するためであり、図2に示す構成
となっている。図2の従来例は、帯域フィルタ1、受信
信号レベルを後述する制御信号で一定の出力レベルとす
る可変減衰器2、さらにPSK復調器の構成回路である
受信信号のキャリア再生回路3、同期検波回路5、復調
アナログ信号を取り出す低域フィルタ5、ディジタルデ
ータのクロックを取り出すクロック再生回路7、A/D
変換器6、この出力である軟判データの誤り訂正回路
8、また、低域フィルタのアナログベースバンド信号を
もとに可変減衰器2を制御するAGC回路9から構成さ
れる。この従来例の動作は、受信信号が帯域フィルタ1
において帯域外の信号が除去された後に、可変減衰器2
を通りキャリア再生回路3において再生されたキャリア
信号により同期検波回路(ミキサ)4において同期検波
される。同期検波された信号は低減フィルタ5で不要波
を除去した後、A/D変換器6において、クロック再生
回路7により再生されたクロック信号によりA/D変換
される。A/D変換された軟判定データは、誤り訂正回
路8に入力され、誤り訂正復号化されたデータが復号デ
ータとして外部へ出力される。AGC回路本体9は、受
信信号のレベル変動に対しA/D変換器6に入力するベ
ースバンド信号のレベルが一定のレベルとなる様に可変
減衰器2の減衰量を制御している。
【0003】次にベースバンド信号レベルと送信1シン
ボル当りのエネルギーESと雑音電力密度との比である
ES/NOとの関係を図3により説明する。このAGC
回路は、受信信号のレベル変動を吸収する事のみに使わ
れているので、A/D変換器に入力されるベースバンド
信号は通信路のES/NOにかかわらず常にある一定の
振幅となり、図3に示すA/D変換器の軟判定しきい値
によりQ個(図3ではQ=4)の軟判定領域に分割され
る。但しQは軟判定レベル数である。送信1シンボル当
りのエネルギーをES,ガウス雑音の片側電力密度をN
Oとすると、i番目の送信シンボルXiに対する受信信
号同期検波後のベースバンド信号レベルViは(1)式
で表わされる。但しデータを“0”,“1”の2値と
し、データ“0”に対してはXi=−1データ“1”に
対してはXi=1とし、nは平均0で分散NO/2のラ
ンダム変数である。
【0004】ri=√ESXi+n…(1) 受信信号レベルriはガウス雑音の大きさにより、図3
に示す領域1〜4の内の1つの領域に定まりA/D変換
器において、それぞれの領域に応じた軟判定値が誤り訂
正回路へ出力される。しかしながら誤り訂正回路の復号
ビット誤り率(BER)は、しきい値間隔の値により変
化し、あるES/NOに対して最適なしきい値間隔が存
在する事が知られている。図4(a)は、復号ビット誤
り率対しきい値間隔特性を示したものであり、図4
(b)は図4(a)において、あるES/NOでBER
が最小となるしきい値間隔(最適しきい値間隔)対ES
/NO特性を示したものである。図4によりES/NO
が高くなるにつれて最適なしきい値間隔は狭くなる事が
わかる。一般にはA/D変換器のしきい値Tはある値に
固定されているために、しきい値間隔T/√ESはA/
D変換器に入力するレベルが大きくなると狭くなり、レ
ベルが小さくなると広くなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来のAGC回路
では、しきい値間隔をある値に固定してあるので、その
しきい値間隔が最適となるES/NOではBERが最小
となるが、ES/NOが変動すると最適なしきい値間隔
ではなくなりBERが最適値から劣化するという欠点を
有していた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の受信用AGC回
路は、受信信号のレベル変動を一定レベルとする可変減
衰器と、前記一定レベルを入力し軟判定復調を行なう同
期検波PSK復調器と、復調されたアナログデータの出
力信号をもとに前記可変減衰器を制御するAGC回路本
体と、前記アナログ信号をA/D変換した後の軟判定デ
ータの誤りを訂正する誤り訂正回路とを有する受信用A
GC回路において、通信路の受信信号の送信1シンボル
当りのエネルギーESと雑音電力密度比NOとの比ES
/NOを推定し、求められたES/NOに応じて前記誤
り訂正回路に入力される軟判定データが最適値となる様
に前記AGC回路本体を制御するES/NO推定器とを
有する事により前記誤り訂正回路で復号されたデータの
誤り率特性を最小とする事を特徴とする。
【0007】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は、本発明の一実施例のブロック図である。図
1において図2の従来例と同一の符号は同一構成であ
る。受信信号は帯域フィルタ1において帯域外の信号が
除去された後、可変減衰器2を通り、キャリア再生回路
3において再生されたキャリア信号によりミキサー4に
おいて同期検波される。同期検波された信号は低域フィ
ルタ5で不要波を除去した後に、A/D変換器6におい
てクロック再生回路7により再生されたクロック信号に
よりA/D変換される。A/D変換された軟判定データ
は誤り訂正回路8に入力され、誤り訂正復号されたデー
タが復号データとして外部へ出力される。ここで本実施
例ではES/NO推定器10を追加している。ES/N
O推定器10は復号データを再符号化した信号とA/D
変換器6より出力される軟判定データのMSBを誤り訂
正回路8の復号遅延分だけ遅延させた信号とを比較す
る。すなわち誤り訂正回路8の訂正前と訂正後のデータ
から通信路のBERを求めES/NOを推定し、その結
果をAGC回路9へ出力する。AGC回路9はあらかじ
め図4(b)に示す最適しきい値間隔対ES/NOの特
性を記憶しておき、A/D変換器6に入力されるベース
バンド信号のレベルとES/NO推定器から出力される
ES/NOとを比較ししきい値間隔が最適値となる様に
可変減衰器2の減衰量を制御する。すなわち、推定され
たES/NOに対しベースバンド信号のレベルが低い、
すなわちA/D変換器6のしきい値が固定されているの
で、しきい値間隔が広い時には可変減衰器2の減衰量を
減らし、最適なしきい値間隔となる様、制御しベースバ
ンド信号のレベルが高い(しきい値間隔が狭い)場合に
は逆の制御を行なう。
【0008】
【発明の効果】以上説明した様に本発明は、通信路のE
S/NOを推定し、A/D変換器のしきい値間隔Tが推
定されたES/NOに対して最適となる様にAGC回路
本体を動作させる事により、通信路の状態により変化す
るES/NOに対し、常に最適なしきい値間隔となり、
誤り訂正後のBERを最小にする事が出来るという効果
がある。また、従来の回路における受信信号のレベル変
動を吸収するという効果も合わせ持っている事は言うま
でもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】従来の受信用AGC回路のブロック図である。
【図3】本実施例および従来例を説明する特性説明図で
ある。
【図4】本実施例および従来例を説明する特性説明図で
ある。
【符号の説明】
1 帯域フィルタ 2 可変減衰器 3 キャリア再生回路 4 ミキサー 5 低域フィルタ 6 A/D変換器 7 クロック再生回路 8 誤り訂正回路 9 AGC回路本体 10 ES/NO推定器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信信号のレベル変動を一定レベルとす
    る可変減衰器と、前記一定レベルを入力し軟判定復調を
    行う同期検波PSK復調器と、復調たれたアナログデー
    タの出力信号をもとに前記可変減衰器を制御するAGC
    回路本体と、前記アナログ信号をA/D変換した後の軟
    判定データの誤りを訂正する誤り訂正回路とを有する受
    信用AGC回路において、通信路の受信信号の送信1シ
    ンボル当りのエネルギーESと雑音電力密度比NOとの
    比ES/NOを推定し、求められたES/NOに応じて
    前記誤り訂正回路に入力される軟判定データが最適値と
    なる様に前記AGC回路本体を制御するES/NO推定
    器とを有する事により前記誤り訂正回路で復号されたデ
    ータの誤り率特性を最小とする事を特徴とする受信用A
    GC回路。
  2. 【請求項2】 前記可変減衰器は前記ES/NO推定器
    により推定されたES/EOに対してベースバンド信号
    のレベルが低い場合には減衰量を減らし、逆にベースバ
    ンド信号のレベルが高い場合には減衰量を増加するよう
    に作用することを特徴とする請求項1記載の受信用AG
    C回路。
JP3252092A 1992-02-20 1992-02-20 受信用agc回路 Pending JPH05236039A (ja)

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JP3252092A JPH05236039A (ja) 1992-02-20 1992-02-20 受信用agc回路

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JPH05236039A true JPH05236039A (ja) 1993-09-10

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ID=12361242

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3252092A Pending JPH05236039A (ja) 1992-02-20 1992-02-20 受信用agc回路

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JP (1) JPH05236039A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0814569A1 (en) * 1996-06-21 1997-12-29 Lucent Technologies Inc. Receiver with dynamic attenuation control for adaptive intermodulation performance enhancement
US6414776B1 (en) * 1998-01-30 2002-07-02 Nec Corporation Infrared signal receiver with attenuating circuit
US7197090B1 (en) 1999-01-29 2007-03-27 Northrop Grumman Corporation Adaptive decision regions and metrics

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0814569A1 (en) * 1996-06-21 1997-12-29 Lucent Technologies Inc. Receiver with dynamic attenuation control for adaptive intermodulation performance enhancement
US6414776B1 (en) * 1998-01-30 2002-07-02 Nec Corporation Infrared signal receiver with attenuating circuit
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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20021001