JPH05183450A - ディジタル無線通信装置 - Google Patents

ディジタル無線通信装置

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JPH05183450A
JPH05183450A JP4000812A JP81292A JPH05183450A JP H05183450 A JPH05183450 A JP H05183450A JP 4000812 A JP4000812 A JP 4000812A JP 81292 A JP81292 A JP 81292A JP H05183450 A JPH05183450 A JP H05183450A
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digital
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JP4000812A
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Inventor
Hironori Fujii
啓仙 藤井
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 復調信号レベルが変動しても常に十分な軟判
定利得が得られるようにする。 【構成】 軟判定復号器56に設定される軟判定しきい
値を可変制御するための軟判定しきい値制御手段41a
を設け、1フレームごとにディジタル復調信号の誤り推
定ビット数を計数し、その計数値CONT2と1フレー
ム前の誤り推定ビット数の計数値CONT1とを比較し
て、この比較の結果誤り推定ビット数が常に最小となる
ように、軟判定復号器56に設定される軟判定しきい値
NT1,NT2を可変制御するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル変復調方式
を採用した自動車・携帯電話システムやコードレス電話
システムなどのディジタル移動無線通信システムで使用
されるディジタル無線通信装置に係わり、特にディジタ
ル復調回路において復調信号を軟判定復号する手段を備
えた装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車・携帯電話システムやコー
ドレス電話システムなどの移動無線通信システムでは、
ディジタル変復調方式を採用したシステムが提唱されて
いる。この種のシステムは、例えば基地局と移動局との
間で無線通信を行なう際に、制御信号だけでなく通話音
声信号などの通信内容もディジタル化して伝送するもの
で、秘話性の確保、データとの親和性の向上、無線周波
数の有効利用などが可能となる。
【0003】ところで、自動車・携帯電話システムをは
じめとする移動無線通信システムでは、マルチパスフェ
ージングなどによる符号誤りの発生が避けられない。そ
こで、一般にこの種のシステムでは、例えば通話音声信
号を伝送する際に、送信側の装置でこの通話音声信号を
音声符号化するとともに例えば畳込み符号を用いて誤り
訂正符号化したのち、例えばπ/4シフトDQPSK方
式によりディジタル変調して送信している。一方受信側
の装置では、受信された被変調搬送波を先ず中間周波信
号またはベースバンド信号に周波数変換したのち上記π
/4シフトDQPSK方式に従って復調する。そして、
このディジタル復調信号を軟判定復号したのちその軟判
定データを例えばビタビ復号により誤り訂正復号し、さ
らにこの誤り訂正復号後のディジタル信号を音声復号し
て基の通話音声信号を再生するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この種のシ
ステムで使用される従来のディジタル無線通信装置で
は、軟判定復号のためのしきい値NT1,NT2を、例
えば図6のアイパターンに示すごとく標準的な復調信号
レベルの0.7(70%)程度の値に固定的に設定して
いる。このため、例えば通信環境の変化により受信電界
強度が変化し、これによりディジタル復調信号のレベル
が例えば図6の破線イに示すように変動すると、上記軟
判定しきい値NT1,NT2がディジタル復調信号のレ
ベルに対し適切な値ではなくなり、この結果十分な軟判
定利得が得られなくなるという問題点があった。
【0005】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、復調信号レベルが変動し
ても常に十分な軟判定利得を得ることができ、これによ
り常に最良の誤り訂正復号を行ない得るディジタル無線
通信装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、ディジタル変調信号を検波したのちその検
波出力を軟判定しきい値に従って軟判定するためのディ
ジタル復調手段と、このディジタル復調手段から出力さ
れた軟判定データを誤り訂正復号するための誤り訂正復
号手段とに加えて、誤り推定手段と、軟判定しきい値制
御手段とを備えている。そして、誤り推定手段により、
上記誤り訂正復号手段で誤り訂正復号されたデータを再
符号化したデータと上記誤り訂正復号前の軟判定データ
とを比較して誤り推定データを得、この誤り推定データ
に基づいて符号誤りを減少させるべく上記軟判定しきい
値制御手段により上記ディジタル復調手段における軟判
定しきい値を可変制御するようにしたものである。
【0007】また本発明は、軟判定しきい値制御手段に
より、誤り推定手段で得られた誤り推定データに基づい
て符号誤り率を算出し、この符号誤り率を減少させるべ
くディジタル復調手段における軟判定しきい値を可変制
御することも特徴とする。
【0008】
【作用】この結果本発明によれば、誤り推定結果にも基
づいて軟判定しきい値が可変制御されるので、通信環境
の変化などにより受信電界強度が変化し、これにより復
調信号レベルが変動しても、その時々で最適な軟判定し
きい値を設定することが可能となる。このため、常に十
分な軟判定利得を得ることが可能となり、これにより常
に最良の誤り訂正復号を行なうことができる。
【0009】また、誤り推定データに基づいて符号誤り
率を算出し、この符号誤り率が最小になるように軟判定
しきい値を可変制御することにより、軟判定しきい値の
可変制御が例えば各フレームごとの平均的な符号誤りの
発生状況に応じて行なわれることになる。このため、ノ
イズなどによる瞬時的な符号誤りに応じて軟判定しきい
値が変化してしまう不具合を防止して、軟判定しきい値
の制御を安定に行なうことが可能となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施例におけるディジタル無線通信装
置の構成を示す回路ブロック図である。
【0011】同図において、マイクロホン11により入
力された通話音声信号は音声回路12を介して先ず音声
符号化回路13に入力され、ここで音声符号化される。
この音声符号化された通話音声信号は次に誤り訂正符号
化回路14に入力される。そして、この誤り訂正符号化
回路14で例えば畳込み符号化により誤り訂正符号化が
行なわれ、さらにインタリーブが施されたのちモデム変
調部15に入力される。このモデム変調部15では、上
記誤り訂正符号化回路14から入力された符号化通信デ
ータが例えばπ/4シフトDQPSK方式により差分符
号化され、この差分符号化された信号により送信中間周
波信号が直交変調される。そして、このモデム変調部1
5から出力された被変調波信号は、ディジタル・アナロ
グ変換器(D/A)16でアナログ信号に変換されたの
ち送信部17に入力され、この送信部17で 800〜900M
Hz帯の送信信号に変換されたのち、共用器(DUP)1
8を介してアンテナ19から送信される。
【0012】一方、アンテナ19により受信された無線
信号は、共用器18を介して受信部21に入力され、こ
こでベースバンド信号に周波数変換される。この受信ベ
ースバンド信号は、アナログ・ディジタル変換器(A/
D)22でディジタル信号に変換されたのちモデム復調
部23に入力される。このモデム復調部23は、直交復
調器51、低域通過フィルタ(LPF)52、同期・ク
ロック再生回路53、切替スイッチ54、遅延検波器5
5および軟判定復号器56を備えたもので、このモデム
復調部23は前記モデム変調部15とともに単一のLS
Iデバイスによって実現される。
【0013】このモデム復調部23において、上記ディ
ジタル化された受信ベースバンド信号は、先ず直交復調
器51で直交復調されたのち低域通過フィルタ(LP
F)52を通り、切替スイッチ54の接続状態に応じ
て、等化器27を介して、または等化器27を介するこ
となく遅延検波器55に入力される。遅延検波器55で
は、上記直交復調されたベースバンド信号がπ/4シフ
トDQPSK方式に応じて遅延検波される。この遅延検
波器56により復調されたディジタル通話音声信号は軟
判定復号器56により軟判定復号され、その軟判定デー
タNHDは誤り訂正復号化回路24に入力される。この
誤り訂正復号化回路24では、上記軟判定データNHD
がデインタリーブされたのち、例えばビタビ復号により
誤り訂正復号される。そして、この誤り訂正復号された
ディジタル通話音声信号は、続いて音声復号化回路25
により通話音声信号に復号されたのち、音声回路12を
介してスピーカ26から拡声出力される。
【0014】なお、上記同期・クロック再生回路53で
は、受信信号から同期ワードおよび指定スロット情報を
取り出し、同期確立およびスロットの識別を行なうため
の処理が行なわれる。
【0015】また本実施例の装置は、マイクロコンピュ
ータを主制御部として備えた制御回路(CPU)41を
有しており、このCPU41にはバス42を介して、制
御プログラムなどを記憶したROM43および各種デー
タを記憶するためのRAM44がそれぞれ接続されてい
る。また、上記バス42にはインタフェース45が接続
されており、このインタフェース45を介して、CPU
41と、上記モデム復調部23、誤り訂正符号化回路1
4および誤り訂正復号化回路24との間で、所定の制御
データの授受が行なわれる。尚、受信部21には受信電
界強度検出器が設けられており、この受信電界強度検出
器の検出値はアナログ・ディジタル変換器(A/D)2
8でディジタル化されたのち上記インタフェース45を
介してCPU41に取り込まれる。
【0016】ところで、前記軟判定復号器56は例えば
図2に示すごとく構成されている。すなわち、この軟判
定復号器56は2つの全加算器61,62を有してい
る。これらの全加算器61,62には、それぞれCPU
41から出力された軟判定しきい値データNTD、およ
びこのしきい値データNTDをインバータ63で論理反
転したデータが入力される。そして全加算器61,62
では、それぞれオフセット発生器64により発生された
オフセット値(フルスケールの中心で「1000……0
0」なる値を有する)OSに、上記軟判定しきい値デー
タNTDおよびその反転データが加算され、これにより
軟判定しきい値NT1,NT2が生成される。そして、
これらの軟判定しきい値NT1,NT2は3つの比較器
65,66,67にそれぞれに入力される。これらの比
較器65,66,67では、それぞれ上記軟判定しきい
値NT1、オフセット値OSおよび軟判定しきい値NT
2をしきい値として、遅延検波器55から出力されたデ
ィジタル復調信号DMSのレベル判定が行なわれ、その
各判定データはエンコーダ68に入力される。このエン
コーダ68では、上記各判定データが図3に示す変換論
理にしたがって2ビットの軟判定データNHDに変換さ
れる。
【0017】また前記誤り訂正復号化回路24には、図
4に示すごとくビタビ復号器71に加えて誤り推定回路
72が設けられている。この誤り推定回路72は、畳込
み符号化器73と、遅延回路74と、排他的論理和回路
75とを有している。そして、ビタビ復号器71により
誤り訂正復号された後のディジタル復調信号RCSを上
記畳込み符号化器73で再符号化し、この再符号化され
たデータと、誤り訂正復号前の軟判定データNHDの最
上位ビットとを、排他的論理和回路75でビットごとに
それぞれ比較し、その一致・不一致を表わすデータ列を
誤り推定データCSDとして出力する。尚、遅延回路7
4は、畳込み符号化器73における処理遅延に相当する
時間だけ軟判定データNHDのビット列を遅延させ、こ
れにより排他的論理和回路75に対する再符号化データ
および軟判定データNHDの入力ビットタイミングを一
致させるものである。
【0018】上記誤り推定回路72から出力された誤り
推定データCSDは、インタフェース45を介してCP
U41に取り込まれる。CPU41は、その制御機能と
して新たに軟判定しきい値制御手段41aを有してい
る。この軟判定しきい値制御手段41aは、上記誤り推
定回路72から出力された誤り推定データCSDを基に
誤り推定ビット数をフレームごとに計数し、この誤り推
定ビット数を減少させるべく軟判定しきい値データNT
Dを可変制御するものである。次に、以上のように構成
された装置における軟判定しきい値の可変制御動作をC
PU41の制御手順に従って説明する。
【0019】受信に先立ちCPU41は、図5に示すご
とくステップ5aで軟判定しきい値の初期値を設定し、
そのデータNTDをインタフェース45を介して軟判定
復号器56に与える。このため、軟判定復号器56の各
比較器65,66,67には、上記軟判定しきい値デー
タNTDに応じた軟判定しきい値NT1,NT2の初期
値が設定される。したがって、以後軟判定復号器56で
は、上記軟判定しきい値NT1,NT2の初期値に従っ
て、遅延検波器55から出力されたディジタル復調信号
DMSの軟判定が開始される。また、誤り訂正復号化回
路24では、上記軟判定復号器56から出力された軟判
定データNHDがビタビ復号器71で誤り訂正復号され
てディジタル復調信号RCSとなり、後段の音声復号化
回路25に供給されるとともに誤り推定回路72に入力
される。この誤り推定回路72では、上記ディジタル復
調信号RCSを畳込み符号化器73で再符号化したデー
タと、ビタビ復号器71により誤り訂正復号する前の軟
判定データNHDの上位ビットとが排他的論理和回路7
5で比較され、その一致・不一致を表わすデータ列が誤
り推定データCSDとしてCPU41に供給される。
【0020】この状態でCPU41は、ステップ5bに
より上記誤り推定データCSDを基に1フレーム分の誤
り推定ビット数CONT1を計数する。すなわち、1フ
レーム受信期間におけるビット誤り率を求める。そし
て、ステップ5cでは軟判定しきい値を一定量増加させ
るための軟判定しきい値データNTDを生成し、このデ
ータNTDをインタフェース45を介して軟判定復号器
56に供給する。このため、軟判定復号器25では、上
記軟判定しきい値データNTDに従って一定量増加され
た軟判定しきい値NT1,NT2が設定され、これによ
り次のフレームの受信期間ではこのしきい値NT1,N
T2に応じてディジタル復調信号DMSの軟判定が行な
われる。
【0021】またこの状態で誤り推定回路72では、上
記一定量増加された軟判定しきい値NT1,NT2に応
じて軟判定されたデータについての誤り推定データCS
Dが得られる。CPU41は、ステップ5dでこの誤り
推定データCSDを基に誤り推定ビット数CONT2を
計数し、1フレーム分が計数し終わった時点でステップ
5eによりこの計数値CONT2を前フレームにおける
計数値CONT1と比較する。そして、CONT2≦C
ONT1であれば、軟判定しきい値NT1,NT2をさ
らに増加させることが可能であると判断し、ステップ5
cに移行してここで軟判定しきい値をさらに一定量増加
させるための軟判定しきい値データNTDを生成し、軟
判定復号器56に供給する。以後同様に、1フレームの
ビット誤り率が最小となる最も大きい軟判定しきい値が
得られるまで、1フレームごとにステップ5c〜ステッ
プ5eの制御が繰り返される。
【0022】これに対し、上記ステップ5eによる判定
の結果、最新の受信フレームの誤り推定ビット数の計数
値CONT2が、一つ前の受信フレームにおける誤り推
定ビット数の計数値CONT1よりも大きくなると、つ
まりCONT2>CONT1になると、軟判定しきい値
NT1,NT2を減少させるべきであると判断して、ス
テップ5fに移行してここで軟判定しきい値を一定量減
少させるための軟判定しきい値データNTDを生成し、
軟判定復号器56に供給する。このため、軟判定復号器
56に設定される軟判定しきい値NT1,NT2は一定
量減少され、これにより次の1フレーム受信期間におい
て軟判定復号器56では、この一定量減少されたしきい
値NT1,NT2に従ってディジタル復調信号DMSの
軟判定が行なわれる。
【0023】この様に本実施例であれば、1フレームご
とにその誤り推定ビット数を計数し、その計数値CON
T2と1フレーム前の誤り推定ビット数の計数値CON
T1とを比較して、この比較の結果誤り推定ビット数が
常に最小となるように、軟判定復号器56に設定される
軟判定しきい値NT1,NT2を可変制御するようにし
たので、各フレームごとに常に最適な軟判定しきい値N
T1,NT2を設定することができる。したがって、通
信環境の変化などによりディジタル復調信号レベルが変
動しても、その時々で最適な軟判定を行なうことができ
る。つまり、常に十分に大きな軟判定利得を得ることが
できる。
【0024】また本実施例であれば、1フレームごとの
誤り推定ビット数、つまりビット誤り率を求めて軟判定
しきい値を可変制御するようにしたので、ノイズなどの
影響によるディジタル復調信号の瞬時的な振幅変化に応
動することなく、軟判定しきい値の制御を安定に行なう
ことができる。
【0025】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではない。例えば、上記実施例では1フレームごとに
誤り推定ビット数を求めて軟判定しきい値を可変制御す
るようにしたが、数フレームごとに、あるいは反対に1
スロットごとまたは数ビットごとに、誤り推定ビット数
を求めて軟判定しきい値を可変制御するようにしてもよ
い。また、誤り推定ビット数を計数する期間は、通信環
境などのディジタル復調信号のレベルを変化させる要因
の状態に応じて可変するようにしてもよい。
【0026】その他、軟判定復号器および誤り推定回路
の構成や、CPUによる軟判定しきい値制御手段の制御
手順および制御内容、畳込み符号の符号化率や拘束長、
適用するシステムの種類やディジタル無線通信装置の構
成などについても、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々変形して実施できる。
【0027】
【発明の効果】以上詳述したように本発明は、ディジタ
ル変調信号を検波したのちその検波出力を軟判定しきい
値に従って軟判定するためのディジタル復調手段と、こ
のディジタル復調手段から出力された軟判定データを誤
り訂正復号するための誤り訂正復号手段とに加えて、誤
り推定手段と、軟判定しきい値制御手段とを備え、誤り
推定手段により、上記誤り訂正復号手段で誤り訂正復号
されたデータを再符号化したデータと上記誤り訂正復号
前の軟判定データとを比較して誤り推定データを得、こ
の誤り推定データに基づいて符号誤りを減少させるべく
上記軟判定しきい値制御手段により上記ディジタル復調
手段における軟判定しきい値を可変制御するようにした
ものである。
【0028】したがって本発明によれば、復調信号レベ
ルが変動しても常に十分な軟判定利得を得ることがで
き、これにより常に最良の誤り訂正復号を行ない得るデ
ィジタル無線通信装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わるディジタル無線通信
装置の構成を示す回路ブロック図。
【図2】図1に示した装置の軟判定復号器の構成を示す
回路ブロック図。
【図3】図2に示した軟判定復号器のエンコーダの変換
論理を示す図。
【図4】図1に示した装置の誤り訂正復号過回路の要部
構成を示す回路ブロック図。
【図5】図1に示した装置のCPUの軟判定しきい値制
御の制御手順および制御内容を示すフローチャート。
【図6】従来の問題点を説明するために使用するディジ
タル復調信号のアイパターンを示す図。
【符号の説明】
11…マイクロホン、12…音声回路、13…音声符号
化回路、14…誤り訂正符号化回路、15…モデム変調
部、16…ディジタル・アナログ変換器、17…送信
部、18…共用器、19…アンテナ、21…受信部、2
2,28…アナログ・ディジタル変換器、23…モデム
復調部、24…誤り訂正復号化回路、25…音声復号化
回路、26…スピーカ、27…等化器、41…制御回路
(CPU)、41a…軟判定しきい値制御手段、42…
バス、43…ROM、44…RAM、45…インタフェ
ース、51…直交復調器、52…低域通過フィルタ(L
PF)、53…同期・クロック再生回路、54…切替ス
イッチ、55…遅延検波器、56…軟判定復号器、6
1,62…全加算器、63…インバータ、64…オフセ
ット発生器、65,66,67…比較器、68…エンコ
ーダ、71…ビタビ復号器、72…誤り推定回路、73
…畳込み符号化器、74…遅延回路、75…排他的論理
和回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル変調信号を検波したのちその
    検波出力を軟判定しきい値に従って軟判定するためのデ
    ィジタル復調手段と、 このディジタル復調手段から出力された軟判定データを
    誤り訂正復号するための誤り訂正復号手段と、 この誤り訂正復号手段により得られた復号データを再符
    号化したデータと前記誤り訂正復号前の軟判定データと
    を比較して誤り推定データを得るための誤り推定手段
    と、 この誤り推定手段により得られた誤り推定データに基づ
    いて、符号誤りを減少させるべく前記ディジタル復調手
    段における軟判定しきい値を可変制御するための軟判定
    しきい値制御手段とを具備したことを特徴とするディジ
    タル無線通信装置。
  2. 【請求項2】 軟判定しきい値制御手段は、誤り推定手
    段により得られた誤り推定データに基づいて符号誤り率
    を算出し、この符号誤り率を減少させるべくディジタル
    復調手段における軟判定しきい値を可変制御することを
    特徴とする請求項1に記載のディジタル無線通信装置。
JP4000812A 1992-01-07 1992-01-07 ディジタル無線通信装置 Pending JPH05183450A (ja)

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