JPH05235665A - 増幅回路 - Google Patents

増幅回路

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JPH05235665A
JPH05235665A JP4213995A JP21399592A JPH05235665A JP H05235665 A JPH05235665 A JP H05235665A JP 4213995 A JP4213995 A JP 4213995A JP 21399592 A JP21399592 A JP 21399592A JP H05235665 A JPH05235665 A JP H05235665A
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JP
Japan
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mosfet
output
capacitor
voltage
gate
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Application number
JP4213995A
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English (en)
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Tatsuhisa Fujii
達久 藤井
Kayao Takemoto
一八男 竹本
Atsushi Hasegawa
長谷川  篤
Kenji Kitajima
賢二 北島
Tetsuro Izawa
哲朗 伊沢
Katsumi Matsumoto
克巳 松本
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Hitachi Ltd
Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
Japan Display Inc
Original Assignee
Hitachi Device Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
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Publication date
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C19/00Digital stores in which the information is moved stepwise, e.g. shift registers
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    • G11C19/282Digital stores in which the information is moved stepwise, e.g. shift registers using semiconductor elements with charge storage in a depletion layer, i.e. charge coupled devices [CCD]
    • G11C19/285Peripheral circuits, e.g. for writing into the first stage; for reading-out of the last stage
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C27/00Electric analogue stores, e.g. for storing instantaneous values
    • G11C27/04Shift registers
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
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    • H03K5/01Shaping pulses
    • H03K5/02Shaping pulses by amplifying
    • H03K5/023Shaping pulses by amplifying using field effect transistors
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/70SSIS architectures; Circuits associated therewith
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成で実質適な高感度を実現する。 【構成】 信号電荷を受ける第1のキャパシタC1と、
この第1のキャパシタC1の電圧を受けるソースフォロ
ワ回路と、このソースフォロワ回路の出力信号が第2の
キャパシタC2を介してゲートに供給されるソース接地
形態の増幅MOSFETQ5を含む反転増幅回路と、前
記増幅MOSFETQ5のゲートとドレインとの間に設
けられた帰還用の第3のキャパシタC3と、上記第1の
キャパシタC1の信号電荷をリセットさせる間において
上記増幅MOSFETQ5のゲートに所定のバイアス電
圧を供給するスイッチ素子Q6とからなるものであり、
上記増幅MOSFETQ5のドレインには、ゲートとソ
ースとが接続されたディプレッション型MOSFETQ
4が負荷手段として設けられ、かつこのディプレッショ
ン型MOSFETQ4のソースはその基板電位と同電位
になっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、増幅回路に係り、た
とえばCCD(電荷結合素子)用の増幅回路に関する。
【0002】
【従来の技術】CCD用の増幅回路として、たとえば図
22に示すような回路が用いられている。同図におい
て、信号電荷はCCDにより出力拡散層(構造上等価的
にダイオードDの形態で示される)に転送され、その接
合容量およびリセットMOSFETQ1やソースフォロ
ワ回路のドライバMOSFETQ2における寄生容量か
らなるキャパシタC1により信号電圧の形態に変換され
る。
【0003】この信号電圧は増幅MOSFETQ2と負
荷MOSFETQ3からなるソースフォロワ回路を介し
て出力される。このような増幅回路は、浮遊拡散層型増
幅器(FDA;Floating Diffusion Amplifier)と呼ばれ
る。MOSFETQ1は、上記信号電荷に対応した信号
電圧が増幅されて出力されると、言い替えるならば、次
の信号電荷が転送される前にリセットパルスφRにより
上記キャパシタC1に保持された信号電荷を基準電圧V
Rによりリセットさせる。
【0004】このようなFDAに関しては、たとえばラ
ジオ技術社昭和61年11月3日発行『CCDカメラ技
術』頁64がある。
【0005】上記FDAの感度は、リセットMOSFE
TQ1や増幅MOSFETQ2における寄生容量を含め
たキャパシタC1の容量値と、ソースフォロワ回路のゲ
イン(As<1)の積(As/C1)で与えられる。上
記ゲインの向上にはAs<1の限界があり、FDAの感
度向上にはいかにキャパシタC1の容量値を小さくする
かにかかっている。このため、従来のFDAにおいて
は、キャパシタC1の容量値を小さくするためにダイオ
ードD1や増幅MOSFETの寄生容量等を如何に小さ
くするかに心血が注がれている。
【0006】しかしながら、増幅MOSFETQ2のサ
イズを小さくすると必然的に出力電力も小さくなり、後
段の負荷駆動能力が無くなるという矛盾を含んでいる。
このため、ソースフォロア回路を複数段縦列接続して上
記初段での駆動能力不足を補うようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】現状のFDAでは、上
記キャパシタC1の容量値が10-14Fを割り、電圧感
度は1電子当り10μVを越すまでになっている。しか
し、応用面では1信号当り高々数十電子を扱うようにな
っており、出力信号増幅のさらなる増大が望まれてい
る。そして、真の感度は雑音とのS/N(信号対雑音
比)により決まり、このS/Nを高めるためには、雑
音、特にランダムに発生する熱雑音の低減が不可欠とな
る。
【0008】CCD自体で発生する熱雑音は各種工夫に
より非常に小さくなっており、CCD撮像素子の熱雑音
はFDAにおいて発生する熱雑音で決定される。FDA
における雑音の主な成分は、キャパシタC1のリセット
雑音と増幅MOSFETの1/f雑音である。前者のリ
セット雑音はキャパシタC1の平方に比例し、寸法縮小
とともに減少する。後者の1/f雑音は逆に概略寸法に
逆比例する。
【0009】このようなランダム雑音は、暗出力(リセ
ット電圧)と明出力(信号電荷出力)の双方に含まれる
ため、外部に設けられた相関二重サンプリング(CD
S)回路によりその差分を求めて信号とすることにより
相殺できる。しかしながら、上記CDS回路に到るまで
の波形の歪み、配線の引き回しによる各種飛込みパルス
による波形の乱れによりCDS回路による雑音低減にも
限界がある。
【0010】それ故、本発明はこのような事情に基づい
てなされたものであり、その目的とするところのもの
は、簡単な構成で実質的な高感度を実現した増幅回路を
提供することにある。
【0011】また、本発明の他の目的は、CCDに適し
た高感度の増幅回路を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は、基本的には、信号電荷を受ける第
1のキャパシタと、この第1のキャパシタの電圧を受け
るソースフォロワ回路と、このソースフォロワ回路の出
力信号が第2のキャパシタを介してゲートに供給される
ソース接地形態の増幅MOSFETを含む反転増幅回路
と、前記増幅MOSFETのゲートとドレインとの間に
設けられた帰還用の第3のキャパシタと、上記第1のキ
ャパシタの信号電荷をリセットさせる間において上記増
幅MOSFETのゲートに所定のバイアス電圧を供給す
るスイッチ素子とからなるものであり、上記増幅MOS
FETのドレインには、ゲートとソースとが接続された
ディプレッション型MOSFETが負荷手段として設け
られ、かつこのディプレッション型MOSFETのソー
スはその基板電位と同電位になっていることを特徴とす
るものである。
【0013】
【作用】上記した手段によれば、まず、第2のキャパシ
タにより信号成分のみを伝達し、それを反転増幅回路に
おいて第2のキャパシタと第3キャパシタに対応してリ
ニアリティのよい増幅出力信号を得ることができるとと
もに、第1のキャパシタのリセット期間にスイッチ素子
により増幅MOSFETを最適動作点にバイアスでき
る。
【0014】そして、前記増幅MOSFETのドレイン
に設けられている負荷手段としてのディプレッション型
MOSFETは、そのソースが基板電位と同電位となっ
ていることから、そのドレインコンダクタンスを小さく
でき、定電流特性を良好とすることができることから、
増幅MOSFETのオープンゲインを高く、帰還ゲイン
を高くすることができるようになる。
【0015】このことから、簡単な構成で実質的な高感
度を実現した増幅回路を得ることができるようになる。
【0016】
【実施例】以下、本発明による増幅回路が適用されるラ
インセンサの一実施例を図面を用いて説明する。
【0017】全体概略説明 図5は、カラーラインセンサを構成する半導体チップ1
を示した平面図で、その大きさは、たとえば、縦51.
3mm、横1.82mmとなっている。そして、縦方向に延
在する三個のストライプ状のフィルタが横方向に並設さ
れて形成され、上から順次、青色フィルタ2、緑色フィ
ルタ3、赤色フィルタ4となっている。
【0018】青色フィルタ2、緑色フィルタ3、赤色フ
ィルタ4のそれぞれの下部には、図6に示すように、そ
れぞれ、青色フィルタ2を通過した青色光が照射される
受光部7と、この受光部7に発生した電荷を転送するた
めのCCD素子8A、8B、緑色フィルタ3を通過した
緑色光が照射される受光部9と、この受光部9に発生し
た電荷を転送するためのCCD素子10A、10B、赤
色フィルタ4を通過した赤色光が照射される受光部11
と、この受光部11に発生した電荷を転送するためのC
CD素子12A、12Bが形成されている。
【0019】各受光部7、9、11は、それぞれ並設さ
れた複数の金属膜遮光フォトダイオード7A、9A、1
1Aから形成されたものとなっている。そして、たとえ
ば図中最左側に位置付けられるフォトダイオード7Aの
電荷は、CCD素子8Aが読みだすようになっており、
次の隣接するフォトダイオード7Aの電荷は、CCD素
子8Bが読みだすようになっている。
【0020】このようにして、奇数番目に位置付けられ
るフォトダイオード7Aの電荷はCCD素子8Aが、偶
数番目に位置付けられるフォトダイオード7Aの電荷は
CCD素子8Bが読みだすようになっている。このよう
なことは、受光部9とCCD素子10A、10Bとの関
係、受光部11とCCD素子12A、12Bとの関係に
おいて同様である。このようにした理由は、電荷の転送
速度を速めるためとフォトダイオードあたりのCCD転
送路の構造を大きくとりプロセス加工裕度をとるためで
ある。
【0021】そして、各CCD素子8A、8B、10
A、10B、12A、12Bにより転送された電荷は、
該各CCD素子の同方向の一端側に形成された出力検出
器14A、14B、15A、15B、16A、16Bに
入力され、ここでたとえば電圧信号に変換されるように
なっている。
【0022】図7および図8は、ラインセンサを組み込
んだ半導体装置の主表面を示した具体的構成図である。
なお、図7および図8はそれらが一体となって一つの図
面を構成しているものである。各同図は、一チップの半
導体基板の主表面に図示のような配列で各素子が形成さ
れたものとなっている。
【0023】また、青色、緑色、赤色をそれぞれ担当す
るフォトダイオード、CCD素子、および出力検出器
は、それぞれ同様の構成をとることから、ここでは、青
色を担当するフォトダイオード7、CCD素子8A、8
B、および出力検出器14A、14Bについて説明す
る。
【0024】フォトダイオード 図7および図8に示すように、一方向に並設されたフォ
トダイオード7があり、このうち、後述する遮光膜によ
ってフォトダイオードの機能を有さないいわゆるOB
(オプテカルブラック)7Aと称されるものが出力検出
器側に複数個あり、また前記遮光膜から露呈されている
が、ダミーとして用いられるフォトダイオードが前記O
B側に二個また逆の方向端部に一個あり、それらの間に
位置付けられるN個のフォトダイオード1、2、3、
…、Nにて光電変化によって発生する各電荷が検出信号
として用いられるようになっている。なお、前記電荷
は、その量が照射される光の強度に比例するようになっ
ている。
【0025】そして、このフォトダイオードは、図9
(a)に示すように、N型半導体基板41面のPウェル
層42の主表面に濃度の低いN型拡散層43が形成され
て構成され、前記Pウェル層42とN型拡散層43との
接合部に電荷が蓄積されるようになっている。なお、同
図では、N型拡散層43の主表面に濃度の高いP型拡散
層44が形成されているが、このP型拡散層はいわゆる
暗電流防止のための拡散層となっている。
【0026】フォトダイオードの電荷読みだし部 図7および図8において、並設されたフォトダイオード
7の上下両脇部に位置付けられるそれぞれのCCD素子
8A、8Bとの間にゲート電極30が配置され、このゲ
ート電極30には、端子φTGBを通してゲート電圧が
印加されるようになっている。このゲート電極30は、
フォトダイオード7における電荷をCCD素子側に読み
だすための電極であり、その断面構成図は図9(a)の
ようになっている。図9(a)において、フォトダイオ
ード7の構成部材であるN型拡散層43とCCD素子8
Aの構成部材である電荷転送路(N型拡散層)45との
間に図示せぬゲート酸化膜を介して配置されたものとな
っている。
【0027】ゲート電極30にゲート電圧が印加される
ことにより、ポテンシャル分布が図9(b)における点
線から実線のように変化し電荷がCCD素子8A(電荷
転送路45)側に移動するようになる。
【0028】CCD素子部 図7および図8に示したCCD素子8A、8Bの説明を
する前に、このCCD素子8A、8Bにおける転送電極
と、この転送電極に印加する印加電圧の関係を図10
(a)および(b)を用いて説明をする。CCD素子8
Aと8Bはともに同様の構成からなっていることから、
ここではCCD素子8Aのみについて説明する。
【0029】図10(a)は、電荷転送方向に沿って切
断した断面図を示すものであり、電荷転送路であるN型
拡散層45上において、図示しないゲート酸化膜を介し
て転送電極が前記N型拡散層45に沿って並設されてい
る。転送電極は、一層目の転送電極FGと二層目の転送
電極SGとから構成されており、二層目の転送電極SG
は、その両端部において一層目の転送電極FGに重畳さ
れて形成されたものとなっている。
【0030】そして、このようにして並設された各転送
電極は、出力ゲート電極OGに隣接する一層目の転送電
極FGと次に隣接する二層目の転送電極が共通接続され
ており、図7に示す端子φ1Bから電圧φ1が印加され
るようになっている。また、次に隣接する一層目の転送
電極FGと次に隣接する二層目の転送電極が共通接続さ
れており、図8に示す端子φ2Bから電圧φ2が印加さ
れるようになっている。さらに隣接する一層目の転送電
極FGと次に隣接する二層目の転送電極が共通接続され
ており、図8に示す端子φ1Bから電圧φ1が印加され
るようになっている。そして、さらに隣接する一層目の
転送電極FGと次に隣接する二層目の転送電極が共通接
続されており、図8に示す端子φ2Bから電圧φ2が印
加されるようになっている。
【0031】このような構成において、端子φ1Bには
たとえば9Vから0V、0Vから9Vへと変化するパル
ス電圧が印加され、この際同時に、端子φ2Bには0V
から9V、9Vから0Vへと変化するパルス電圧が印加
されるようになっている。
【0032】このようにして、端子φ1Bに9V、端子
φ2Bに0Vが印加されている場合、図10(b)の実
線に示すようなポテンシャル分布が電荷転送路(N型拡
散層)45内に形成され、また、端子φ1Bに0V、端
子φ2Bに9Vが印加されている場合、図10(b)の
点線に示すようなポテンシャル分布に変化するようにな
る。この場合、電荷が順次ポテンシャル分布の変化に応
じて出力検出器14A側に移動していくことがわかる。
【0033】前記出力検出器14Aについては、後にさ
らに詳述するが、図10(a)において、出力ゲート電
極OGにおける電圧印加により転送される電荷が、リセ
ットMOSFETQ1および増幅MOSFETQ2の寄
生容量であるコンデンサC1によって電圧値に変換さ
れ、MOSFETQ2のゲート電極に印加されるように
なる。これにより該MOSFETQ2のソースの変位電
圧が出力として送出されるようになる。
【0034】なお、図10(a)において、出力ゲート
電極OGにおける電圧印加により出力拡散層50へ転送
される電荷をリセットMOSFETQ1へのリセットパ
ルスφRの印加によって電源VDDに出力させているの
は、出力拡散層50への蓄積電荷を掃き出させるためで
ある。
【0035】図7および図8において、フォトダイオー
ド7の並設部の上下両脇部にそれぞれ形成されたCCD
素子8A、8Bは、この実施例では、特に、一方のCC
D素子に対して他方のCCD素子が共通接続した転送電
極一個分ずれて配置されたものとなっている。
【0036】すなわち、OB用およびダミー用を除く一
番目のフォトダイオード7(図中1で示す)が奇数用の
CCD素子8A側に転送され、そこから出力検出器14
Aに到達するまでのビットを単位とする転送段数と、二
番目のフォトダイオード7(図中2で示す)が偶数用の
CCD素子8B側に転送され、そこから出力検出器14
Bに到達するまでのビットを単位とする転送段数とが同
じになるようになっている。
【0037】同様に、三番目のフォトダイオード7(図
中3で示す)が奇数用のCCD素子8A側に転送され、
そこから出力検出器14Aに到達するまでのビットを単
位とする転送段数と、四番目のフォトダイオード7(図
中4で示す)が偶数用のCCD素子8B側に転送され、
そこから出力検出器14Bに到達するまでのビットを単
位とする転送段数とが同じになるようになっている。
【0038】本実施例では、特にこのように構成するこ
とにより、すなわち、n番目のフォトダイオードからの
電荷を読出した前記CCD素子の部位から出力検出器に
至るまでの転送段数と(n+1)番目のフォトダイオー
ドからの電荷を読出した前記CCD素子の部位から出力
検出器に至るまでの転送段数とが同じになるように構成
することにより、次に示すような技術的効果を有するよ
うになる。
【0039】すなわち、このようにすることにより、図
11に示すように、CCD素子8A、8Bにおけるリセ
ットパルスφRの印加は同タイミングで(図11
(a))、かつ各出力検出器14A、14Bの出力検知
を同相で行うことができる(図11(b))。なお、図
11(b)に示した出力信号は、リセットレベルを基準
にしてリセットパルスφRによるフィードスルー分Fと
その後に出力される信号成分Sで構成されている。
【0040】こうした場合、該リセットパルスφRの印
加後の各CCD素子8A、8Bからの信号成分Sの出力
検知期間内において、前記リセットパルスφRによる影
響が及ぶことは全くなくなる。このため、ノイズに影響
されない信号取出有効期間(図中斜線部で示す)を従来
よりも大幅に長くとることができるようになる。
【0041】この場合、各出力検出器14A、14Bか
らの出力のタイミングは従来と異なるものとなるが、半
導体チップ外にてFIFOからなるラインメモリを介し
て画像処理構成されることから特に問題となることはな
い。
【0042】なお、本実施例では、このような構成に限
定されず、図12に示すように、CCD素子8A、8B
における各リセットパルスのタイミングを異ならしめる
ようにしてもよいことはいうまでもない。同図に示すよ
うに、リセットパルスφRA(図12(a))、リセッ
トパルスφRB(図12(c))のそれぞれの印加のタ
イミングが異なっており、奇数ビット出力(図11
(b))はリセットパルスφRAの印加にともなって出
力され、偶数ビット出力(図11(d))はリセットパ
ルスφRBの印加にともなって出力されるようになって
いる。
【0043】さらに、図7および図8において、CCD
素子8A、8Bはそのいずれも、その両端においてOB
用およびダミー用を含むフォトダイオード7よりも長く
構成され、いわゆる空送り用のビットを構成するように
なっている。
【0044】CCD素子部上の遮光膜 この実施例では、各CCD素子8A、8B、10A、1
0B、12A、12B上の遮光膜において特別の工夫が
なされたものとなっている。
【0045】図13は、フォトダイオード7と、このフ
ォトダイオード7の上下両脇に位置付けられるCCD素
子8A、8Bの形成領域における電極パターンを示す平
面図である。そして、図14は図13の一部を拡大した
平面図である。図14において、まず、フォトダイオー
ドの構成部材であるN型拡散層N(80)があり、この
N型拡散層N(80)に近接してCCD素子の構成部材
で電荷転送路であるN型拡散層BC1(18)がある。
【0046】前記N型拡散層N(80)とこのN型拡散
層N(80)が形成されている図示しないP型ウェル層
との接合部に発生した電荷は、読出しゲートである一層
目のゲート電極FG(30)、および二層目のゲート電
極SG(60)によって前記電荷転送路であるN型拡散
層BC1(18)に転送され、その後は、該電荷転送路
に沿って並設されているゲート電極によって図示しない
出力検出回路側に転送されるようになっている。
【0047】ここで、前記図10に示した結線図のよう
に、前記二層目のゲート電極SG(60)と隣接する一
層目のゲート電極FG(30)を共通接続する一層目の
アルミ配線層Al1(70)が前記電荷転送路と並行に
位置付けられて配置されている。
【0048】また、さらに隣接する三層目のゲート電極
TG(50)とこの三層目のゲート電極TG(50)に
隣接する一層目のゲート電極FG(30)を共通接続す
る一層目のアルミ配線層Al1(70)が前述したアル
ミ配線層Al1(70)と並行に位置付けられて配置さ
れている。
【0049】そして、前述したそれぞれのアルミ配線層
Al1(70)の間隙を覆うようにして二層目のアルミ
配線層Al2(40)が形成され、このアルミ配線層A
l2(40)は、前記アルミ配線層Al1(70)のう
ちゲート電極SG(60)、FG(30)およびTG
(50)、FG(30)と接続されたものと図示しない
コンタクトを通してそれぞれ導通されている。
【0050】なお、図14において、XV−XV線における
断面図を図15に、XVI−XVI線における断面図を図16
に示している。
【0051】図7および図8のいずれにおいても、N型
拡散層43の形成領域がP型ウェル層との間でフォトダ
イオードを構成する領域となっている。この上面には透
光性のSOG、あるいはPSGの積層膜が形成され、最
上層の周辺において三層目のアルミニュウム膜Al3と
しての遮光膜が形成されている。
【0052】そして、このフォトダイオード7の形成領
域から離れて、CCD素子8B形成領域上、さらに離れ
た領域上にはCCD素子の電荷転送電極FG、SG、あ
るいはTGに接続される一層目のアルミ配線層Al1が
形成されている。この場合の一層目のアルミ配線層Al
1は電荷転送電極FGに接続されるものと電荷転送電極
TGに接続されるものとは異なるものであり、それら
は、互いに離間されて図中紙面表から裏にかけて延在す
るものとなっている。
【0053】また、二層目のアルミ配線層Al2が形成
され、このアルミ配線層Al2は、少なくとも各アルミ
配線層Al1の分離領域を完全に覆うようにして形成す
るとともに、互いに分離されているアルミ配線層Al1
のうちの一方に図示しないコンタクトを介して電気的に
導通されている。
【0054】このような構成にすることにより、次に示
す技術的効果を有するようになる。
【0055】すなわち、上述した実施例では、各電荷転
送電極を接続する一層目のアルミ配線層Al1の間の領
域を少なくとも覆い被せるようにして二層目のアルミ配
線層Al2を形成し、かつこれら一層目のアルミ配線層
Al1と二層目のアルミ配線層Al2とをたとえばスル
ーホール等を介して電気的に導通させるようにし、これ
ら一層目のアルミ配線層Al1と二層目のアルミ配線層
Al2とで遮光膜を構成するようにしたものである。
【0056】このようにすれば、従来のように配線層と
遮光膜とがそれぞれの独自の機能を有するということが
なくなる。このためアースされた遮光膜に重畳して配置
される配線層に対グランド容量が付加されるというよう
なことはなくなる。したがって、前記配線層を介して入
力させるクロック信号においてその高速駆動を行うこと
ができる。
【0057】出力検出器の回路 図1に出力検出器の一実施例を示している。
【0058】同図において、転送パルスφ1とφ2によ
りCCD転送回路を通して転送された信号電荷は、等価
的にダイオードDの形態で示された出力拡散層に入力さ
れる。この出力拡散層のPN接合容量や、リセットMO
SFETQ1や増幅MOSFETQ2における寄生容量
からなるキャパシタC1により、入力された信号電荷が
電圧信号に変換される。このキャパシタC1の電圧信号
は、増幅MOSFETQ2と負荷MOSMOSFETQ
3からなるソースフォロワ回路により電力増幅される。
ここで、上記負荷MOSFETQ3は、ディプレッショ
ン型MOSFETから構成され、そのゲートとソースが
共通化されることによって定電流負荷として作用する。
【0059】このソースフォロワ回路により電力増幅さ
れた電圧信号を、電圧増幅するためにソース接地増幅M
OSFETQ5のゲートに伝えられる。この場合、ソー
スフォロワ回路の電圧信号に含まれる直流電圧に対して
無関係にソース接地増幅MOSFETQ5の動作点を最
適に設定するため、ソースフォロワ回路の出力とソース
接地増幅MOSFETQ5のゲートとの間には、結合容
量としてのキャパシタC2が設けられる。そして、増幅
MOSFETQ5のゲートにはスイツチMOSFETQ
6を介して間欠的にバイアス電圧VBが与えられる。す
なわち、スイッチMOSFETQ6は、そのゲートにタ
イミングパルスφCRが供給され、後述するように上記
出力拡散層(キャパシタC1)をリセットするタイミン
グにほぼ同期して、言い換えるならば、信号電荷の出力
期間以外の期間においてスイッチMOSFETQ6がオ
ン状態にされてソース接地増幅MOSFETQ5のゲー
トにバイアス電圧VBを供給する。
【0060】特に、制限されないが、ソース接地増幅M
OSFETQ5のドレインには、反転増幅回路のオープ
ン利得を高くするためにゲートとソースとが接続される
ことにより定電流源として作用するデプレッション型M
OSFETQ4が負荷として設けられる。ここで、この
デプレッション型MOSFETQ4は、後に詳述するよ
うに、二個のMOSFETQ4A、Q4Bとからなり、
それらは前記増幅MOSFETQ5のドレインと接続さ
れた接続部において基板電位と同電位を有するいわゆる
カスコード接続がなされたものとなっている。
【0061】上記増幅MOSFETQ5とQ4による反
転増幅回路は、高いオープン利得を持つようにされる。
この反転増幅回路により、増幅MOSFETQ5のゲー
トに供給された電圧信号VSが電圧増幅されて出力信号
Voutとして出力される。そして、反転増幅回路の入
力と出力と、言い換えるならば、増幅MOSFETQ5
のゲートとドレインとの間に利得設定用のキャパシタC
3が設けられる。すなわち、反転増幅器は、上記キャパ
シタC2を入力キャパシタとし、キャパシタC3を帰還
キャパシタとして、その比C2/C3に対応して利得を
持つようにされる。
【0062】この実施例のようにキャパシタC2を介し
てソースフォロワ回路の出力とソース接地増幅MOSF
ETQ5を用いた反転増幅回路の入力とを直流的に分離
したのは、次のような理由による。ソースフォロワ出力
回路の出力と反転増幅回路の入力とを直結すると、反転
増幅回路の動作点が合わなくなる。CCDの性能を保っ
て信号電荷を効率よく引き出すためには出力拡散層(N
層)を約10V以上の高い電圧Vddにリセットする必
要がある。このため、ソースフォロワ回路の出力電圧
は、電圧VRよりソースフォロワ増幅MOSFETQ2
のしきい値電圧だけレベル低下した電圧を基準にして低
下するものとなる。そこで、ソースフォロワ増幅MOS
FETQ2のしきい値を高くして、反転増幅回路に入力
される電圧レベルを低下させることも考えられる。しか
しながら、このようにすると、ソースフォロワ増幅MO
SFETQ2の動作としては、電源電圧Vddに対して
出力電圧が約半分以下になるような条件では特性が劣化
してしまう。
【0063】一方、反転増幅回路において、出力電圧V
outは、例えばその電圧利得を5倍に設定しようとす
ると電源電圧Vodの1/6以下の電圧になる。当然に
ソース接地増幅MOSFETQ5のゲート電圧VSは、
それ以下にする必要がある。これに対してもソース接地
増幅MOSFETQ5のしきい値電圧を極端に高くして
電源電圧Vodの約半分近くまで動作点を高めることは
理論的には可能であるが、MOSFETの特性上好まし
いことではない。それでなくても、ソースフォロワ増幅
MOSFETQ2等は高感度化のために極力小さく加工
されており、その加工バラツキに対応して、出力電圧は
非常に大きくバラツキ易く、素子毎に1V以上も変動す
ることさえ珍しいことではない。これに対して、反転増
幅回路は、その電圧利得が大きいことから入力のダイナ
ミックレンジは狭く、上記のバラツキを吸収することは
極めて困難である。
【0064】さらに、上記のようにソースフォロワ回路
と反転増幅回路を直結したのでは、リセットパルスφR
をハイレベルからロウレベルにしてリセットMOSFE
TQ1をオフ状態にするときのフィードスルー成分(キ
ャパシタC1における電圧信号の落ちこみ)も反転増幅
回路が増幅してしまい、信号成分に使える電圧範囲を狭
くしてしまう。また、熱雑音もそのまま増幅してしまう
など実用上難点が多くとうてい実用に供し得ない。
【0065】そこで、この実施例では上述のようにキャ
パシタC2を介してソースフォロワ回路の出力とソース
接地増幅MOSFETQ5を用いた反転増幅回路の入力
とを直流的に分離し、それぞれ2つの増幅回路を最適な
条件で動作させるようするものである。すなわち、ソー
スフォロワ回路側では、CCDの性能を保って信号電荷
を効率よく引きだすために出力拡散層(N層)を約10
V以上の高い電圧Vddにリセットし、それに対応した
比較的高いレベル電圧信号を出力させる。これに対し
て、反転増幅回路側ではスイッチMOSFETQ6を設
けて、ソース接地増幅MOSFETQ5のゲートに最適
動作条件でのバイアス電圧VBを供給するものである。
【0066】そして、前記増幅MOSFETQ5のドレ
インに設けられている負荷手段としてのディプレッショ
ン型MOSFETQ4は(上述した実施例ではMOSF
ETQ4AとQ4Bとがいわゆるカスコード接続されて
いる)、そのソースが基板電位と同電位となっているこ
とから、そのドレインコンダクタンス(gmd=∂ID
/∂VDS)を小さくでき、定電流特性を良好とするこ
とができることから、増幅MOSFETのオープンゲイ
ンを高くでき、帰還ゲインを高くすることができる。
【0067】なお、図1において、前記MOSFETQ
5の後段には、さらに、増幅MOSFET7および負荷
MOSFET8からなる増幅回路が備えられている。
【0068】この実施例の増幅回路の動作を図2に示し
た波形図を参照して次に説明する。
【0069】転送パルスφ1がロウレベルで転送パルス
φ2がハイレベルのときには、CCD側から出力拡散層
(キャパシタC1)には信号電荷は出力されない。この
ときリセットパルスφRとタイミングパルスφCRがハ
イレベルにされる。リセットパルスφRのハイレベルに
応じてリセットMOSFETQ1がオン状態されて、出
力拡散層(キャパシタC1)にリセット電圧Vddを与
える。タイミングパルスφCRのハイレベルに応じてス
イッチMOSFETQ6がオン状態にされて、反転増幅
回路の増幅MOSFETQ5のゲートにはバイアス電圧
VBを与えられる。この状態ではソースフォロワ回路か
らリセット電圧Vddに対応した電圧が出力されている
が、反転増幅回路の入力はVSで示すように上記バイア
ス電圧VBに固定されている。それ故、キャパシタC2
にはその両端に印加される2つの直流電圧の差電圧に対
応した直流電圧が蓄積される。
【0070】リセットパルスφRがハイレベルからロウ
レベルに変化すると、スイッチMOSFETQ1がオン
状態からオフ状態に変化し、出力拡散層(キャパシタC
1)はフローティング状態で上記リセット電圧VRを保
持することになる。このとき、リセットMOSFETQ
1がオン状態からオフ状態に切り換わるときのフィード
スルー成分(F)によってリセットレベルが若干低下す
る。しかし、このタイミングではタイミングパルスφC
Rがハイレベルを維持してスイッチMOSFETQ6を
オン状態にしている。これにより、上記リセットMOS
FETQ1をオン状態からオフ状態にするときに生じる
フィードスルー成分を反転増幅回路が実質的に受け付け
なくすることができる。次に、タイミングパルスφCR
がロウレベルに変化し、スイッチMOSFETQ6はオ
フ状態にされる。このとき、前記同様にフィードスルー
が生じるが、スイッチMOSFETQ6のゲート・ソー
ス間の寄生容量に比べ、ソース接地増幅MOSFETQ
5のゲート・ノードのインピーダンスおよびキャパシタ
C2および負荷MOSFETQ5により決定される容量
が大きいため上記出力拡散層の場合に比べて約2桁程度
小さくなり、これに比例してフィードスルーによる電位
変化が小さくなり実用上問題にはならなくなる。
【0071】したがって、転送パルスφ1がハイレベル
に、転送パルスφ2がロウレベルにされる期間におい
て、CCDから上記出力拡散層に入力された信号電荷に
対応した電圧が、ソースフォロワ回路とキャパシタC2
を介して反転増幅回路に伝えられて電圧信号出力Vou
tとして出力される。このとき、キャパシタC2によっ
て上記リセットレベルと信号電荷に対応した明出力との
差分(S)が反転増幅回路により増幅されることとな
り、CDS回路と等価な動作を行なう。すなわち、この
実施例のソースフォロワ回路で発生する熱雑音が除かれ
て反転増幅回路により電圧増幅されるものとなる。これ
により、高S/Nで、しかも大きな電圧振幅の電圧信号
Voutを得ることができる。この実施例の増幅回路で
は、外部に設けられた相関二重サンプリング(CDS)
回路により同様にリセットレベルと明出力との差分
(S)を求める場合に比べて、上記CDS回路に到るま
での波形の歪み、配線の引き回しによる各種飛び込みパ
ルスによる波形の乱れの影響を受けなくできるという利
点がある。
【0072】また、ソースフォロワ回路の高感度化のた
めにソースフォロワMOSFETQ2を微細化した場
合、その加工バラツキによるしきい値電圧等の変動によ
り、ソースフォロワ回路側での直流的な電圧信号に変動
があっても、キャパシタC2がそれを吸収してしまうた
め、反転増幅回路側ではその影響を受けることなく、バ
イアス電圧VBにより設定された最適動作点で安定した
電圧増幅動作を行なうことができる。そして、反転増幅
回路は、上記キャパシタC2とキャパシタC3の容量比
のみによって利得が設定されるので、直線性(リニアリ
ティ)のよい増幅出力信号Voutを得ることができ
る。
【0073】すなわち、反転増幅回路の利得Avは、次
式(1)により求められる。
【0074】
【数1】 Av=−Av0/〔1+(C3/C2)A
0〕 ・・・・・(1) ここで、Av0は、反転増幅回路のオープン利得であ
り、上記のようにAv0≒∞に設定されているから、次
式(2)のように変形することができる。
【0075】
【数2】 Av=−C3/C2 ・・・・・(2) 上記式(2)から明らかなように、反転増幅回路により
増幅される信号は、キャパシタC2とC3の容量比にの
みによって決定されるから、入力電圧に対してリニアリ
ティのよい出力信号Voutを得ることができる。
【0076】図3は出力検出回路の他の実施例を示す回
路図である。
【0077】図1と同符号のものは同一部品を示してお
り、図1と異なる構成は、増幅MOSFETQ5と接続
される負荷手段にある。すなわち、この負荷手段は一個
のディプレッション型MOSFETQ4からなり、その
ゲートとソースとが接続され、かつ該ソースはその基板
電位と同電位になっている。
【0078】図4は、このように構成した場合のVDS
(ソース・ドレイン電圧)に対するID(ドレイン電
流)の特性を示したものであり、図中Aに示す特性は図
3に示すMOSFETQ4の場合を示し、図中Bに示す
特性は図1に示したカスコード接続されたMOSFET
Q4AおよびQ4Bの場合を示している。
【0079】このことから明らかなように、複数のMO
SFETのカスコード接続構成において、その個数が多
ければドレインコンダクタンス(gmd=∂ID/∂V
DS)をより小さくでき、定電流特性を良好とすること
ができるようになる。
【0080】なお、同図において、図中Cに示す特性
は、負荷手段となるディプレッション型MOSFETに
おいて、そのソースと基板との電位が同電位になってい
ない場合(基板電位が回路のGNDレベルに接続されて
いる場合)の特性で、極めて定電流特性が悪いことを示
している。
【0081】また、上述した実施例では、スイッチMO
SFETQ6は反転増幅回路の入力と出力、換言すれ
ば、ソース接地増幅MOSFETQ5のゲートとドレイ
ンとの間に設けられている。このように反転増幅回路の
入力と出力とを短絡することにより、反転増幅回路にお
ける入力出力伝達特性において、入力電圧と出力電圧と
が等しくなる直線との交点にバイアス電圧VBを設定す
ることができる。これにより、特別のバイアス電源を不
要とし、かつMOSFETQ4、Q5のプロセスバラツ
キに対して常に最適条件でのバイアス設定が可能にな
る。なお、上述した実施例では、特に制限されないが、
出力部にソースフォロワ増幅MOSFETQ7と負荷抵
抗Q8からなるソースフォロワ出力回路が設けられるも
のである。
【0082】このように反転増幅回路の入力と出力とを
短絡してバイアス電圧VBを決める回路は、次のような
利点も生じる。
【0083】従来のFDAにあっては、大きな信号電荷
が出力されたとき、リセットパルスφRにより出力拡散
層をリセットする場合、ソースフォロワ出力電圧の電圧
変化幅が大きくその回復に要する時間、換言すれば、リ
セットに要する時間が長くなる。このことは、次のよう
な問題を含んでいる。固体撮像素子の多画素化にともな
い信号の読みだし周波数を高くする必要がある。また、
多画素化にともない高感度化を必要としてソースフォロ
ワ増幅MOSFETQ2のサイズは益々小さく加工形成
することになる。これにより、MOSFETQ2の電流
供給能力が小さくなり、負荷MOSFETQ3に流れる
電流との差分によってソース出力における寄生容量のチ
ャージアップを行なうこととなりその回復に時間がかか
る。
【0084】これに対して、この実施例のようにキャパ
シタC2を設けるとともに、リセットパルスφRに同期
してタイミングパルスφCRをハイレベルにしてスイッ
チMOSFETQ6をオン状態にすると、反転増幅回路
の入力電圧VSはバイアス電圧源または反転増幅回路の
一種の増幅作用によって急激に持ち上げられる。この電
圧上昇は、キャパシタC2を介してソースフォロワ増幅
MOSFETQ2のソース電位の回復を助長するように
作用して回路のリセット回復時間を短時間に行なうこと
ができる。これにより、CCD固体撮像素子の多画素化
や高速化に適した増幅回路を得ることができる。
【0085】以上、出力検出回路をその実施例に基づき
具体的に説明したが、該実施例に限定されるものではな
い。たとえば、ソースフォロワ回路は複数段縦列接続し
たものであってもよい。同様に反転増幅回路も複数段縦
列接続したものであってもよい。
【0086】出力検出器の素子構造 図17は、図1に示した出力検出器の回路のうち、MO
SFETQ1ないしQ3、およびキャパシタC3が形成
されている領域を中心とした半導体基板表面を示す平面
図である。
【0087】同図において、8B,8Aで示した領域は
CCD素子の電荷転送路を含むN型拡散層となってい
る。図示しない並設されたフォトダイオードの偶数番目
のものからの電荷を転送するCCD素子8Aの出力部と
奇数番目のものからの電荷を転送するCCD素子8Bの
出力部とが示されている。
【0088】この図では、各CCD素子における最終段
クロックφ1Fを入力するゲート電極が共通になってい
る。図11に示したように、各CCD素子からの電荷を
同時に出力させるためである。
【0089】図18は、前記MOSFETQ1ないしQ
3を含んだ出力検出回路の全体が組み込まれた半導体基
板表面を示す平面図である。同図は、図中上下対称とな
っているものであり、それぞれにおいて図1に示した回
路が組み込まれている。図1におけるMOSFETQ1
ないしQ8はそれぞれQ1ないしQ8に示す位置に位置
付けられて配置されている。
【0090】また、キャパシタC2、C3、において
も、図中C2、C3に示す位置に位置づけられて配置さ
れている。
【0091】さらに、増幅MOSFETQ5と接続され
る負荷手段となるカスコード接続されたMOSFETQ
4AとQ4Bは、図中点線で示す枠内に配置されたもの
となっている。
【0092】コンデンサ構造 図20は、図14に示したキャパシタC2の断面図であ
る。断面を示す切断線は図18に示す一点鎖線枠内の拡
大図である図19のXX−XX線である。
【0093】図20において、半導体基板主表面の絶縁
膜70上に一層目の導電層71が形成されている。この
一層目の導電層71は、たとえば上述したCCD素子8
Aの一層目の電荷転送電極FGと同材料でしかも同工程
で形成されるようになっている。次に、絶縁膜72を介
して二層目の導電層73が形成されている。この二層目
の導電層73は、たとえば上述したCCD素子8Aの二
層目の電荷転送電極SGと同材料でしかも同工程で形成
されるようになっている。さらに、絶縁膜74を介して
三層目の導電層75が形成されている。この三層目の導
電層75は、たとえば上述したCCD素子8Aの三層目
の電荷転送電極TGと同材料でしかも同工程で形成され
るようになっている。さらに、前記導電層75の形成さ
れていない領域で、前記導電層71と重畳される領域に
は、前記導電層75と同工程で形成される導電層75A
が形成されている。
【0094】また、絶縁膜76を介してアルミ配線層7
9が形成され、このアルミ配線層79はコンタクト78
を介して前記三層目の導電層75と接続されているとと
もに、図示しない他のコンタクトを介して前記一層目の
導電層71と接続されている。
【0095】このような構成において、アルミ配線層7
9に接続された導電層71、75と導電層73とでコン
デンサC2が形成され、前記導電層73は増幅MOSF
ETQ5のゲートに接続されている。また、前記導電層
73と導電層75AとでコンデンサC3が形成され、そ
の導電層75Aは図示しない箇所で前記増幅MOSFE
TQ5のドレインに接続されている。
【0096】コンデンサC2に重畳させた状態でコンデ
ンサC3を形成することによって、それらの占有面積を
小さくする効果を奏することができるようになる。
【0097】また、このように構成されたコンデンサC
2は、その入力側において対基板容量が大きく付加され
るようになっている。
【0098】すなわち、入力側の寄生容量をCf、出力
側の寄生容量をCbとした場合、伝達特性A(ω)は、
【0099】
【数3】
【0100】となり、ソースホロア出力抵抗Rが小さい
場合(R⇒0)、寄生容量Cfの影響が抑えられ、前記
伝達特性A(ω)は、次のようになる。
【0101】
【数4】
【0102】このため、寄生容量Cb⇒0とすれば、伝
達特性A(ω)の絶対値⇒1(すなわち減衰0)にでき
るようになる。
【0103】したがって、上述した構成のコンデンサC
2によれば、信号減衰を回避でき、大きな結合容量を構
成することができるようになる。
【0104】上述した実施例では、コンデンサC2のサ
イズを小さくするため、一層目の導電層71と三層目の
導電層75とが電気的に接続され、また、二層目の導電
層73とアルミ導電層79とが電気的に接続された多層
構造となっているものであるが、これに限定されず、通
常の二層構造であってもよいことはいうまでもない。
【0105】アースを兼ねた遮光膜 このように各素子が形成された半導体の主表面には、受
光部7、9、11の形成領域以外の領域に光が照射され
ないようにするため、たとえばアルミニゥムからなる遮
光膜が形成されたものとなっている。そして、この遮光
膜はアースを兼ねた導電体となっているが、この実施例
では、図21に示すように、特に、出力検出器の形成領
域上における遮光膜90と、該出力検出器の形成領域外
の領域上の遮光膜91とが各CCD素子の出力拡散層の
個所で互いに分離された構成となっている。
【0106】また、出力検出器の形成領域上に形成され
ている遮光膜90は端子Vss4に接続され、また、該
出力検出器の形成領域外の他の領域に形成されている遮
光膜91は端子Vss3に接続されている。
【0107】そして、各端子Vss4およびVss3
は、前記各遮光膜を互いに同電位のアースに保持するた
め、半導体基板の外部で互いに電気的に接続されたもの
となっている。
【0108】なお、図21においては、CCD素子上の
遮光膜が図13に示したように工夫がなされていること
から、ここでいうアースを兼ねた遮光膜は形成されてい
ないものとなっている。しかし、図21に示す構成にお
いて、CCD素子上にアースを兼ねた遮光膜が形成され
ていてもよいことはいうまでもない。
【0109】本実施例で、特にこのような構成としたの
は次に説明する技術的効果を図るためにある。
【0110】すなわち、たとえ各CCD素子の電荷電送
電極に印加する駆動クロックパルスの高周波成分が前記
遮光膜91を介して出力検出器の出力に飛び込もうとし
ても、前記遮光膜91の分離個所でそのことが妨げられ
てしまうことになる。
【0111】なお、これら分離された各遮光膜90、9
1は互いに同電位に保つために半導体基板の外部で電気
的に接続されているが、前記駆動クロックパルスの高周
波成分がこのような接続回線を通じて回り込むようなこ
とはない。
【0112】したがって、CCD素子を駆動させるクロ
ックパルスによるノイズが出力検出器の出力に及ぼすこ
とのないようにすることができる。
【0113】以上説明した本発明による増幅回路は、ラ
インセンサやエリヤセンサを構成するCCD固体撮像素
子のほかに、単に受光量に応じた信号電荷を形成する光
ダイオードと、その信号電荷を増幅する増幅回路等から
なる微弱光モニタ素子または光センサ素子にも適用でき
る。すなわち、この発明に係る増幅回路は、微小な信号
電荷を増幅して出力させる回路に広く利用できる。
【0114】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明による増幅回路によれば、簡単な構成で実質適な
高感度を実現することができる。また、CCDに適する
ものが得られるようにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による増幅回路が適用される出力検出回
路の一実施例を示す回路図である。
【図2】図1に示す回路の動作説明図である。
【図3】本発明による増幅回路が適用される出力検出回
路の他の実施例を示す回路図である。
【図4】本発明の効果を示す説明図である。
【図5】本発明による増幅回路が適用される半導体装置
の一実施例を示した外観平面図である。
【図6】本発明による増幅回路が適用される半導体装置
の一実施例であるラインセンサに組み込まれる各素子を
示した平面図である。
【図7】本発明による増幅回路が適用されるラインセン
サの一実施例を示した平面構成図で、図8と一体になっ
て完成する図面である。
【図8】本発明が適用されるラインセンサの一実施例を
示した平面構成図で、図7と一体になって完成する図面
である。
【図9】(a)および(b)は本発明が適用されるライ
ンセンサにおけるフォトダイオードからCCD素子への
電荷読みだしを説明するための説明図である。
【図10】(a)および(b)は本発明が適用されるラ
インセンサにおけるCCD素子の電荷転送を説明するた
めの説明図である。
【図11】(a)および(b)は本発明が適用されるラ
インセンサにおける出力検出回路の一実施例による出力
信号を説明するためのタイムチャートである。
【図12】(a)ないし(d)は本発明が適用されるラ
インセンサにおける出力検出回路の他の実施例による出
力信号を説明するためのタイムチャートである。
【図13】本発明が適用されるラインセンサにおけるC
CD素子の電荷転送電極に接続される配線層とそれら上
層に形成される導電層との関係を示した平面図である。
【図14】図13の一部を拡大した平面図である。
【図15】図14のXV−XV線における断面図である。
【図16】図14のXVI−XVI線における断面図である。
【図17】本発明が適用されるラインセンサの出力検出
器の一部の素子構造の一実施例を示す平面図である。
【図18】本発明が適用されるラインセンサの出力検出
器の全部の素子構造の一実施例を示す平面図である。
【図19】図18の一部を拡大した図である。
【図20】図19のX−X線における断面を示した断面図
である。
【図21】本発明が適用されるラインセンサにおける遮
光膜の配置の一実施例を示した平面図である。
【図22】従来の増幅回路の一例を示す回路図である。
【符号の説明】
C1 第1のキャパシタ C2 第2のキャパシタ Q5 増幅MOSFET C3 第3のキャパシタ Q6 スイッチ素子 Q4 ディプレッション型MOSFET
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 篤 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社日立 製作所茂原工場内 (72)発明者 北島 賢二 千葉県茂原市早野3681番地 日立デバイス エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 伊沢 哲朗 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社日立 製作所茂原工場内 (72)発明者 松本 克巳 千葉県茂原市早野3681番地 日立デバイス エンジニアリング株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号電荷を受ける第1のキャパシタと、
    この第1のキャパシタの電圧を受けるソースフォロワ回
    路と、このソースフォロワ回路の出力信号が第2のキャ
    パシタを介してゲートに供給されるソース接地形態の増
    幅MOSFETを含む反転増幅回路と、前記増幅MOS
    FETのゲートとドレインとの間に設けられた帰還用の
    第3のキャパシタと、上記第1のキャパシタの信号電荷
    をリセットさせる間において上記増幅MOSFETのゲ
    ートに所定のバイアス電圧を供給するスイッチ素子とか
    らなるものであり、上記増幅MOSFETのドレインに
    は、ゲートとソースとが接続されたディプレッション型
    MOSFETが負荷手段として設けられ、かつこのディ
    プレッション型MOSFETのソースはその基板電位と
    同電位になっていることを特徴とする増幅回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の増幅回路において、負荷
    手段として設けられたディプレッション型MOSFET
    は複数個設けられ、かつそれらはカスコード接続されて
    いることを特徴とする増幅回路。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2の増幅回路にお
    いて、上記信号電荷は、CCDを通して入力されるもの
    であることを特徴とする増幅回路。
JP4213995A 1991-09-04 1992-08-11 増幅回路 Pending JPH05235665A (ja)

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