JPH05233786A - 異なるデータ型のインテリジェント後処理が可能な方法及び装置 - Google Patents

異なるデータ型のインテリジェント後処理が可能な方法及び装置

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JPH05233786A
JPH05233786A JP4276788A JP27678892A JPH05233786A JP H05233786 A JPH05233786 A JP H05233786A JP 4276788 A JP4276788 A JP 4276788A JP 27678892 A JP27678892 A JP 27678892A JP H05233786 A JPH05233786 A JP H05233786A
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Kok Chen
コック・チェン
Randall G Guay
ランドル・ジイ・ガイ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、異なるデータ型のインテリ
ジェント後処理が可能な後処理装置を提供することにあ
る。 【構成】 異なるデータ型を異なる集合の値によってコ
ード化し、これによってデータ型を明確に識別してか
ら、各後処理に適する型のデータについてのみ後処理走
査を行う。 【効果】 本発明によれば、後処理装置に異なるデータ
型に対して異なる処理を実行する能力を与えることがで
き、その結果、最終出力画像の品質が大幅に改良され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般にデータ処理方法
及び情報コード化方法に関し、特にイメージングシステ
ムにおいて異なるデータ型のインテリジェント後処理を
可能にする方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ・イメージング装置、すな
わちモニタやプリンタの分野における技術の進歩と共
に、より明瞭でより高分解能の出力をより高い費用効果
性によって達成することに次第に大きな重点が置かれる
ようになって来た。この「より良い画質」に向けての潮
流によって高品質の印字技術及び表示技術が大規模に導
入され、比較的低品質の従来技術の装置は実際上削減す
るに至った。
【0003】従来のイメージングシステムは、通常明確
に異なる2つのステップを用いて最終出力画像を得る。
その第1のステップにおいては、イメージングデータが
共通にコード化され、フレーム記憶装置に入れられる。
第2のステップにおいては、フレーム記憶装置に少なく
とも部分的にデータが満たされると、そのコード化され
たデータが抽出され、マーキング装置、例えばプリンタ
へ転送される。従来技術においては、フレーム記憶装置
には、最終出力画像を発生させるときマーキング装置に
よって使用される正確なマーキングパターンが記憶され
る。
【0004】例えば、従来技術による通常の2−レベル
イメージングシステムにおいては、所与のスポットにマ
ークを形成するか、またはそこを空白のまま残すように
したマーキング装置を用いる場合、フレーム記憶装置
は、メモリ中の各ビットがマーキング装置の出力媒体上
のスポットを表わす2値メモリで構成されている。多色
または多数のグレイレベルによるイメージングが可能な
マーキング装置を具備したイメージングシステムの場
合、マーキング装置によって像形成される各スポット
は、フレーム記憶装置内でそれらの各特定スポットの色
または輝度を指定する対応する値によって表わされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】残念なことには、従来
のイメージング方法は、フレーム記憶データのそのまま
の簡単な後処理(CPUからマーキング装置へのイメー
ジングデータの転送後に行われる処理)しか可能ではな
い。これは、翻って、これらの装置から取り出すことの
できる出力の品質を制限する結果となる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の実施例による装
置及び方法は、従来技術の装置によって課される後処理
上の制約を、後処理装置が異なるデータ型の差を認識
し、明確化することができるようにすることによって解
消したものである。これによって、後処理装置に異なる
データ型に対して異なる処理を実行する能力を与えるこ
とができ、その結果、最終出力画像の品質が大幅に改良
される。
【0007】この実施例においては、互いに異なるデー
タ型は、フレーム記憶装置に入れる前に異なるやり方で
コード化される。例えば、テキスト(文字)及びグラフ
ィックス(図形)情報は、第1の集合の値を用いてコー
ド化されるのに対し、連続階調の画像情報は第1の集合
と異なる第2の集合の値を用いてコード化される。フレ
ーム記憶装置に記憶されたままの状態における互いに異
なるデータ型の識別情報によって、本発明の後処理装置
は個々のデータ型を識別し、その型に対してのみ処理を
行うことができる。例えば、後処理段階がエイリアス除
去装置を含む場合、その装置はテキストデータと画像デ
ータを区別することができることになろう。この場合
は、例えばテキストデータに対して処理を行い、画像デ
ータは修正なしで通過させるようにすることが可能であ
る。これによって、エイリアス除去装置は、実際上、プ
ロセス中における画像データの劣化を回避しつつテキス
トデータの外観を改善することができる。
【0008】
【実施例】一般に今日のイメージング分野で通常用いら
れている従来技術のイメージングシステム及び方法は、
フレーム記憶装置に接続された多数のデータソースまた
はデータジェネレータよりなる。フレーム記憶装置から
の出力は、データ変換装置を介して最終のビジュアル出
力画像を生じるマーキング装置に接続される。実際例の
説明においては、「データジェネレータ」という用語
は、ディジタル形式でイメージング情報を供給する装置
を表わすために使用されている。例えば、走査画像、フ
ォントのラスタ化データ、線画、及び文字「E」のデー
タを供給する装置は、全てデータジェネレータであると
見なされよう。「フレーム記憶装置」という用語は、一
般に、フレームバッファ、ビットマップ、ピクセルマッ
プ、バンドバッファ、FIFO等と通常呼ばれている装
置を表わすのに使用されている。「データ変換装置」と
いう用語は、フレーム記憶装置のデータをマーキング装
置が最終出力画像を得るために使用する正確なビット構
成に変換するよう動作する装置や回路等を表わすために
用いられている。
【0009】図1に示す従来技術の実施例においては、
2つの別個のデータジェネレータ、すなわちデータジェ
ネレータA10及びデータジェネレータB12は、1つ
のフレーム記憶装置14に接続されている。説明の便宜
上、データジェネレータA10からのデータはテキスト
データ(例えば文字「E」)であり、データジェネレー
タB12からのデータはグレイスケール画像データ(例
えばスキャナによってデジタル化された写真)であると
仮定する。フレーム記憶装置14の出力はデータ変換装
置16の入力に結合され、データ変換装置16の出力は
マーキング装置18に結合されている。ここでは、説明
の便宜上、マーキング装置18はプリンタであると仮定
する。
【0010】従来、非グレイスケール型システムにおい
て、データジェネレータからのデータをフレーム記憶装
置に記憶するために採られた方法は、1枚のプリンタ用
紙上の各対応出力位置(あるいは、より一般的には、例
えばコンピュータモニタ等のイメージング装置上の対応
出力位置)を表わす情報のビットをフレーム記憶装置に
記憶することが含まれている。比較的新しい装置では、
フレーム記憶装置の各記憶場所でより多くのビットを用
いて、各々対応する1つの出力位置において様々なグレ
イスケールレベルあるいは種々の色を表示することがで
きるようになっている。いずれの場合も、通常は、最終
出力画像とフレーム記憶データ間には1対1の(ピクセ
ル対ピクセル)対応関係がある。図1に示す従来技術の
システムにおいては、データジェネレータ10及び12
からのデータは、上に述べたように、最終ビジュアル出
力画像を得るのに用いられるビットパターンと正確に対
応させてフレーム記憶装置14にまず記憶される。次
に、フレーム記憶装置14に記憶されたデータは、通常
データに対して例えばエイリアス除去のような何らかの
形の後処理操作を行うよう動作するデータ変換装置16
に転送される。データ変換装置16で変換されたデータ
は、その後、実際に最終ビジュアル出力画像を生成する
マーキング装置18(この例ではプリンタ)に入力され
る。
【0011】この型のシステムにおける著しい不具合
は、データジェネレータからのデータが共通にコード化
されることより生じる。このコード化方法では、フレー
ム記憶装置から出力されたデータに対して共通の後処理
操作しか行うことができない。すなわち、いったんデー
タジェネレータ10及び12からのデータがフレーム記
憶装置14に入力されると、データの発生源の識別性は
失われる。従って、上記の例についてさらに詳しく述べ
ると、テキストデータ(データジェネレータA10から
出力)とグレイスケール画像データ(データジェネレー
タB12から出力)は同じ仕方でコード化され、いった
んフレーム記憶装置に記憶されると、同じに見える。そ
の結果、データ変換装置16にとってはフレーム記憶装
置14からの記憶データ出力は全て同じであるように見
え、データ変換装置16は最初のテキストデータと画像
データとの相違を明確にすることはできない。残念なこ
とには、このコード化法では、フレーム記憶装置14か
らの出力データに対して行われる後処理は、全てテキス
トデータ及びグレイスケール画像データの両方に対して
実行しなければならないという結果になる。このような
情況は、結果的に最終出力画像の品質を相当低下させ
る。
【0012】このような画像品質低下の主な理由は、大
部分の後処理手順がデータ型依存性であることである。
言い換えると、ある後処理は1つのデータ型、例えばテ
キストデータには適切であっても、他のデータ型、例え
ばグレイスケール画像には不適切かも知れない。この
「データ型依存性」後処理の一つの形態の具体例がエイ
リアス除去である。エイリアス除去は、当技術分野にお
ける周知技術であり、簡単に言うと、テキストまたはグ
ラフィックス(図形)のエッジの品質を水平方向につい
て改良するものである。これは、通常最終出力画像の外
観を良くするためにテキストのエッジを滑らかにするの
に用いられる。しかしながら、エイリアス除去は、グレ
イスケール画像には通常不向きである。グレイスケール
画像は、所望のグレイスケールレベルに従ってピクセル
を結合してピクセル群にすることにより形成される。エ
イリアス除去パスを所与のピクセル群に対応するグレイ
スケール画像データに対して実行し、そのピクセル群に
おける「エッジ」を、「円滑化」すると、ピクセル群中
のグレーの比率が変化し、出力画像の最終のグレイスケ
ール部分はマイナスの影響を受ける。
【0013】本発明は、データ変換装置が異なるデータ
型の相違を認識し、明確化することができるようにする
ことによって従来技術の装置に固有の後処理問題を解消
するものである。一般に、これは、各データソースにイ
ンテリジェント番号を生成させ、それらを生成した特定
データソースに対応するインテリジェント番号をフレー
ム記憶装置に記憶することによって達成される。例え
ば、テキストデータは第1の集合の値を用いてコード化
し、グレイスケール画像データは第1と異なる第2の集
合の値を用いてコード化する。これは、テキストに適し
たデータ変換装置がテキストデータを認識して、それら
のテキストデータのみの処理を行うことを可能にすると
共に、同様に、グレイスケール画像のみに適したデータ
変換装置がグレイスケール画像データを認識して、それ
らのグレイスケール画像データのみに処理を行うことを
可能にする。その結果は、非常に高コントラストで、テ
キストが先鋭であり、かつ画像が連続的で滑らかであ
り、適正なグレイスレベルを有するように見える最終出
力画像が得られる。
【0014】次に、図2を参照すると、本発明により異
なるデータ型のインテリジェント後処理を可能にするた
めの装置及び方法の実施例のブロック図が示されてい
る。第1のデータジェネレータであるデータジェネレー
タA20及び第2のデータジェネレータであるデータジ
ェネレータB22は、弁別エンコーダ24に結合されて
いる。弁別エンコーダ24の出力はフレーム記憶装置2
6の入力に結合され、フレーム記憶装置の出力は後処理
弁別器28の入力に結合されている。後処理弁別器28
の出力は、フレーム記憶装置26に記憶されたデータの
発生源に従って分けられる。データジェネレータA20
から発生したデータはデータ変換装置A30の入力に結
合され、データジェネレータB22から発生したデータ
はデータ変換装置B32の入力に結合される。データ変
換装置A30及びデータ変換装置B32の出力はマーキ
ング装置34の入力に結合されている。
【0015】この実施例の長所をより解り易く説明する
ために、再度、データジェネレータA20から出力され
るデータはテキストデータであり、データジェネレータ
B22から出力されるデータはグレイスケール画像デー
タであると仮定する。同様にマーキング装置34はプリ
ンタであると仮定する。
【0016】データジェネレータからのデータが弁別エ
ンコーダ24に入力される場合、ジェネレータA20か
らのテキストデータは、第1の集合の“A”値、例えば
1〜10によってコード化され、ジェネレータB22か
らのグレイスケール画像データは第2の集合の“B”
値、例えば11〜20によってコード化される。次に、
弁別エンコーダ24から出力されるコード化されたデー
タはフレーム記憶装置26に順次記憶される。データジ
ェネレータからのデータのコード化及びフレーム記憶装
置へのデータの記憶は、いずれも当技術分野における周
知の方法を用いて行われる。フレーム記憶装置にマーキ
ング装置への転送を開始するだけの適切な量のデータが
入ると(通常フレーム記憶装置がいっぱいに書き込まれ
た後開始される)、データは後処理弁別器28に順次入
力される。弁別器28は、コード化されたデータを認識
すると共に、最初のテキストデータとグレイスケール画
像データとの相違を明確化するよう機能する。すなわ
ち、弁別器28は値1〜10をデータジェネレータA2
0からの“A”値のテキストデータであると認識し、値
11〜20をデータジェネレータB22からの“B”値
のグレイスケール画像データであると認識する。これに
よって、後処理弁別器はテキストデータをデータ変換装
置A30へ、またグレイスケール画像データをデータ変
換装置B32へ転送することができる。
【0017】このフレーム記憶データの後処理による分
離の大きな長所は、データ型に基づいた異なる後処理を
データに対して適用することができるということであ
る。例えば、データ変換装置A30は、前に詳細に説明
したように、テキストデータのみに適したエイリアス除
去チップデバイスとすることが可能である。データ変換
装置A30は“A”値のテキストデータしか受け取らな
いので、エイリアス除去はテキストデータに対してのみ
行われ、データは続いてマーキング装置34へ転送され
る。“B”値のグレイスケール画像データはグレイスケ
ール画像データのみに適した機能を遂行するデータ変換
装置B32に送られ、エイリアス除去プロセスには全く
影響されることなくマーキング装置34へ通される。そ
の結果、マーキング装置から高コントラストの先鋭なテ
キスト出力と視覚的に優れた連続グレイスケールの出力
が得られるという所期の効果が達成される。
【0018】もちろん、図2に示す実施例は本発明にお
いて可能な多数のシステム構成のほんの一例でしかな
い。例えば、多数のデータジェネレータを弁別エンコー
ダにつなぐこともできれば、種々の異なるモードで動作
する単一のデータジェネレータを用いることもできる。
例えば、透明、半透明または不透明な画像よりなる画像
オーバレイを種々の異なるモードで動作する単一のデー
タジェネレータによって生成することも可能である。し
かしながら、その場合、後処理目的のコード化に関する
限りは、各動作モードを別個のデータジェネレータと見
なし、異なるデータ型の値によってコード化する構成と
なろう。さらに、後処理弁別器の機能をデータ変換装置
に持たせることも可能である。例えば、データ変換装置
A30とデータ変換装置B32は1つの装置に統合して
もよい。その場合、例えば、この統合した装置がフレー
ム記憶装置26から単一のデータストリームを受け取る
ようにし、かつこの装置にフレーム記憶装置からのデー
タストリームを上記と同様の仕方でデータ型に基づき分
ける機能性を具備することになろう。その後、この装置
が各々適したデータ型に対して適切な後処理操作を行う
ようにすることもできる。
【0019】図2に示す実施例のもう一つの重要な代替
態様は、マーキング装置へ転送するデータの記憶をフレ
ーム記憶装置に依存しない構成のイメージングシステム
である。すなわち、具体的にいうと、本発明において
は、データ型に従ってデータをコード化し、しかもこの
コード化されたデータを直接データ変換装置へ転送する
単一または複数のデータジェネレータを具備した実施例
が構想される。図2により説明すると、データジェネレ
ータA20及びデータジェネレータB22は、上に述べ
たようにやはり弁別エンコーダ24と結合される。しか
しながら、この実施例においては、エンコーダ24の出
力が後処理弁別器28の入力に直接結合される。この実
施例のイメージングシステムの他の部分は、上に詳細に
説明したのと全く同様の機能及び相互関係を有する。
【0020】ここで、やはり重要なのは、上記実施例の
装置及び方法がカラーシステム環境にも適しているとい
うことである。例えば、我々は、青のテキストに対して
全てエイリアス除去を行いたいが、一方では青の画像が
滑らかで連続的に見えるままにしておきたい場合があ
る。このような場合においては、例えば、青のテキスト
データを第1の集合の値を用いてコード化し、青の画像
データを第1と異なる第2の集合の値を用いてコード化
する。その結果得られる最終出力画像は、上にグレイス
ケール画像との関連において詳細に説明したのと同じ好
ましい効果が発揮される。
【0021】次に、図3のブロック図に示す他の実施例
により本発明をさらに説明する。この図には、通信媒体
42を介してインタフェースコントローラ44に結合さ
れたコンピュータ40が示されている。インタフェース
コントローラ44は、ハードウェアでもソフトウェア装
置でもよいが、通常はイメージング装置、例えばプリセ
ンタによる使用に適したフォーマットでデータをコード
化するための言語プログラムである。図3における図示
説明の便宜上、コントローラ44は2つの別個のモジュ
ール、すなわちテキスト用のモジュールと、グレイスケ
ール画像用のモジュールに分割されている。このように
分割したのは、コード化されたデータをフレーム記憶装
置(図3ではフレーム記憶装置46)に出力する前に、
コントローラがデータ型に従って入力データをコード化
するということを強調するためである。フレーム記憶装
置46からの共通の出力データストリームは、エイリア
ス除去装置48を通して変調装置50に入力され、次い
でプリントエンジンに転送される。
【0022】この実施例においては、言語プログラム
(コントローラ44)が通信媒体からの入力データスト
リームを解釈し、それらのデータをデータ型に従ってコ
ード化する。テキストデータは、例えば“A”値によっ
てコード化され、他方グレイスケール画像データは、
“B”値によってコード化される。このように、言語プ
ログラムからの出力がフレーム記憶装置46に入力され
る際、フレーム記憶装置には元のデータ型を表わすイン
テリジェント番号が順次書き込まれる。フレーム記憶装
置がこのようにコード化されたデータをエイリアス除去
装置48へ出力するとき、エイリアス除去装置は、
“A”値データと“B”値データを弁別して、“A”値
データのみに対して処理を行うことができる。このよう
にして、“A”値のテキストデータは、エイリアス除去
プロセスによって円滑化することができる一方、“B”
値のグレイスケール画像データはエイリアス除去プロセ
スによって全く左右されることなく素通りする。変調装
置50はその入力でエイリアス除去装置により修正され
た“A”値データ及び元通りの“B”値データを調べ、
それらの情報に従ってプリントエンジンを変調する。そ
の結果、前述したように、はるかに良質の最終出力画像
が得られる。
【0023】次に、図4を参照しつつ説明すると、この
図には、本発明の実施例による装置及び方法の具体的な
使用形態の一例が描かれている。データブロック52
は、像形成するように言語プログラム(上述)から供給
される情報の一部を表わす。このブロックには、テキス
ト情報である文字“E”54及びグレイスケール情報で
ある“E”の周辺のグレイの境界エリア56が入ってい
る。図示のように、“E”54は“A”値1によってコ
ード化され、グレイの境界エリア56は“B”値11に
よってコード化される。これらの値はフレーム記憶装置
58に入力され、フレーム記憶装置58の出力はエイリ
アス除去装置60の入力に結合される。エイリアス除去
装置60の出力は、上記のようにプリントエンジンを駆
動する変調装置62の入力に結合される。
【0024】図示のように、フレーム記憶装置58に対
して入出力されるデータストリームは、データ型に従っ
て値を割り当てたデータブロック52から出力されたま
まの最初のデータ値を保持している。このようにして、
エイリアス除去装置60は入力値“1”(“A”値)と
入力値“11”(“B”値)を区別して、“1”のみに
対して処理を行うことができる。“11”の値は何ら影
響をうけることなくエイリアス除去装置60を通り抜け
る。このこと、エイリアス除去がテキストデータ“E”
54のみに作用し、グレイの境界エリア56のグレイス
ケールレベルには影響を及ぼさず、その結果、所期の高
品質の最終出力画像が得られるということを意味する。
【0025】以上、本発明を実施例により詳細に説明し
たが、当業者が上記の開示内容を読むことにより他の変
更態様及び修正態様が自明になり得ることは当然予想さ
れるところである。従って、特許請求の範囲は、本発明
の趣旨及び範囲内にあるそれらの変更態様及び修正態様
を全て包括するものとして解釈すべきものである。
【発明の効果】本発明によれば、後処理装置が異なるデ
ータ型に対して異なる後処理を行うことができるため、
最終出力画像の品質が大幅に改良される。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術のイメージングシステム及び方法を示
すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例によるイメージングシステム
及び方法を示すブロック図である。
【図3】本発明によるイメージングシステム及び方法の
他の実施例を示すブロック図である。
【図4】本発明によるイメージングシステム及び方法の
具体的な使用例を示すブロック図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ランドル・ジイ・ガイ アメリカ合衆国 95014 カリフォルニア 州・カッパチーノ・ロング オーク レイ ン・10053

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イメージングシステムにおける異なるデ
    ータ型のインテリジェント後処理を可能にする方法にお
    いて:複数の異なる型の各々のデータ型を個々のデータ
    型を表わす一意の集合の値によってコード化するステッ
    プと;上記の値をフレーム記憶手段に記憶するステップ
    と;上記のフレーム記憶手段から上記の値を読み出し
    て、上記の一意の集合の値を弁別するステップと;上記
    の個々のデータ型の1つのみに適した特定の後処理手順
    をその1つのデータ型にだけ適用し、上記の特定の後処
    理手順に適さない異なるデータ型は上記の後処理手順に
    影響されない状態に維持するように、上記のフレーム記
    憶手段から読み出された異なるデータ型を上記の一意の
    集合の値に従って後処理するステップと;からなる方
    法。
  2. 【請求項2】 イメージングシステムにおける異なるデ
    ータ型のインテリジェント後処理を可能にする装置にお
    いて:イメージングデータを各特定のデータ型に従って
    コード化するための手段と;上記コード化手段に結合さ
    れ、コード化されたデータを記憶するための記憶手段
    と;上記記憶手段から上記のコード化されたデータを読
    み出して、上記各特定のデータ型を上記のコード化に従
    って弁別すると共に、上記のコード化されたデータを上
    記各特定のデータ型に従って修正するための上記記憶手
    段に結合された後処理手段であって、少なくとも第1の
    上記各特定のデータ型を、他の上記各特定のデータ型に
    影響を及ぼすことなく修正することが可能な後処理手段
    と;からなる装置。
  3. 【請求項3】 イメージングシステムにおける異なるデ
    ータ型のインテリジェント後処理を可能にする方法にお
    いて:複数の異なる型の各々のデータ型を個々のデータ
    型を表わす一意の集合の値によってコード化するステッ
    プと;上記の値を後処理手段へ転送するステップと;上
    記の異なるデータ型を上記コード化手段から転送された
    上記の一意の集合の値に従って後処理するステップと;
    からなり、上記の個々のデータ型の1つのみに適した特
    定の後処理手順をその1つのデータ型にだけ適用し、上
    記の特定の後処理手順に適さない上記の異なるデータ型
    は上記の後処理手順に影響されない状態に維持するよう
    にする方法。
  4. 【請求項4】 イメージングシステムにおける異なるデ
    ータ型のインテリジェント後処理を可能にする装置にお
    いて:イメージングデータを各特定のデータ型に従って
    コード化するための手段と;上記コード化手段によるコ
    ード化に従って異なる型のデータを弁別するための上記
    コード化手段に結合された弁別手段と;上記弁別手段に
    より弁別されたデータをデータ型に従って処理するため
    の上記弁別手段に結合された後処理手段であって、少な
    くとも1つの上記各特定のデータ型を、他のデータ型に
    影響を及ぼすことなく修正することが可能な後処理手段
    と;からなる装置。
JP4276788A 1991-09-27 1992-09-22 異なるデータ型のインテリジェント後処理が可能な方法及び装置 Withdrawn JPH05233786A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
US768,134 1991-09-27
US07/768,134 US5270837A (en) 1991-09-27 1991-09-27 Method and apparatus for enabling intelligent post-processing of differing data types

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JP4276788A Withdrawn JPH05233786A (ja) 1991-09-27 1992-09-22 異なるデータ型のインテリジェント後処理が可能な方法及び装置

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