JPH0523306Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0523306Y2 JPH0523306Y2 JP11909087U JP11909087U JPH0523306Y2 JP H0523306 Y2 JPH0523306 Y2 JP H0523306Y2 JP 11909087 U JP11909087 U JP 11909087U JP 11909087 U JP11909087 U JP 11909087U JP H0523306 Y2 JPH0523306 Y2 JP H0523306Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- plate
- molded product
- hole
- insert
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 9
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 9
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 7
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 11
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 3
- 238000012805 post-processing Methods 0.000 description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔概要〕
本考案は射出成形用金型に関し、
成形品のばりの発生を防止することを目的と
し、 型板に穿設した孔部と、孔部に嵌入した入子
と、子部の側壁部と入子との接合部に生じた間隙
部に目地材を埋込んで構成する。
し、 型板に穿設した孔部と、孔部に嵌入した入子
と、子部の側壁部と入子との接合部に生じた間隙
部に目地材を埋込んで構成する。
本考案は射出成形用金型に関する。
加熱溶融したプラスチツク材料を金型内に射出
充填し冷却後成形品として取出す射出成形が、複
雑な形状の製品を寸法精度良く、然も高能率で成
形出来る手法として欠くことの出来ないものとな
つている。
充填し冷却後成形品として取出す射出成形が、複
雑な形状の製品を寸法精度良く、然も高能率で成
形出来る手法として欠くことの出来ないものとな
つている。
この射出成形で使用される金型は、射出成形品
の品質や、生産性の良否に直接影響を与える。
の品質や、生産性の良否に直接影響を与える。
金型には、寸法精度が高いことは勿論、ばり取
り等の成形品の後加工が最小にとどめられ、出来
るだけ安価且つ短納期で製作出来ることが要望さ
れている。
り等の成形品の後加工が最小にとどめられ、出来
るだけ安価且つ短納期で製作出来ることが要望さ
れている。
金型は第２図ａの側面図に示す如く、固定側型
板（キヤビテイプレート）１と移動側型板３とに
分かれ、固定側型板１は成形機の固定側取付板２
に固定され、移動側は背板５を介して移動側取付
板４に取付けられる。
板（キヤビテイプレート）１と移動側型板３とに
分かれ、固定側型板１は成形機の固定側取付板２
に固定され、移動側は背板５を介して移動側取付
板４に取付けられる。
この２つの部分は、４本（１本のみ図示）のガ
イドピン６に依つて位置決め連結される。
イドピン６に依つて位置決め連結される。
中央のロケートリング７は、成形機のノズルと
金型のスプルーブツシユ８の心出しを行うもので
ある。
金型のスプルーブツシユ８の心出しを行うもので
ある。
移動側型板３には凸部３ａが設けられ成形品の
裏面の型彫込み部を構成し、固定側型板１には対
向位置に凹部１ａが設けられ成形品の表面の型彫
込み部を構成する。
裏面の型彫込み部を構成し、固定側型板１には対
向位置に凹部１ａが設けられ成形品の表面の型彫
込み部を構成する。
更に移動側には成形品を押出す為の押出機構を
備えている。
備えている。
押出機構は、押出板９に押出ピン１０とランナ
ー押出ピン１１及び押戻しピン１２が取付けられ
たもので、射出、冷却が終わつて同図ｂに示す如
く金型を開く為に移動側が後退限の付近迄後退す
ると、成形機に固定された押出ロツド１３に依り
押出板９だけが後退を阻止され、相対的に前面に
押出される。
ー押出ピン１１及び押戻しピン１２が取付けられ
たもので、射出、冷却が終わつて同図ｂに示す如
く金型を開く為に移動側が後退限の付近迄後退す
ると、成形機に固定された押出ロツド１３に依り
押出板９だけが後退を阻止され、相対的に前面に
押出される。
そして成形品１４は、押出ピン１０とランナー
押出ピン１１で図示の如く移動側型板３から突き
出される。
押出ピン１１で図示の如く移動側型板３から突き
出される。
そして成形品１４は除去され成形機は次ぎの成
形に入る。
形に入る。
先ず金型は型締工程に入り移動側は前進する。
型が閉じられる少し手前で押戻しピン１２の先
端が固定側の表面に当たると、同図ａに示す如く
押出板９は押し戻され、押出ピン１０は凸部３ａ
の面位置迄、ランナー押出ピン１１は移動側型板
側のランナー１５の底部迄後退する。
端が固定側の表面に当たると、同図ａに示す如く
押出板９は押し戻され、押出ピン１０は凸部３ａ
の面位置迄、ランナー押出ピン１１は移動側型板
側のランナー１５の底部迄後退する。
型が締まると、図示の如く溶融プラスチツクが
射出されてスプルーブツシユ８からランナ１５を
通つてゲート１６と呼ばれる断面積を小さく絞つ
た部分を経て成形品１４を形成する空間（キヤビ
テイ）に入る。
射出されてスプルーブツシユ８からランナ１５を
通つてゲート１６と呼ばれる断面積を小さく絞つ
た部分を経て成形品１４を形成する空間（キヤビ
テイ）に入る。
キヤビテイ内に入つた溶融プラスチツクは、空
気を金型各部の合わせ面の間隙から追出し、充満
し、その後金型の冷却が行われて成形は完了す
る。
気を金型各部の合わせ面の間隙から追出し、充満
し、その後金型の冷却が行われて成形は完了す
る。
以上の如く成形品の成形は行われるが、型彫り
に多くの工数と、熟練を要し金型が高価になる
為、型板に所定形状の穿孔をし、この孔部に入子
を嵌入して金型を作る方法がとられている。
に多くの工数と、熟練を要し金型が高価になる
為、型板に所定形状の穿孔をし、この孔部に入子
を嵌入して金型を作る方法がとられている。
然し乍ら、この方法は孔部と入子の嵌合精度を
高くしなければ、相互の接合部に生じる間隙部に
溶融プラスチツクが流入してばりを生じる問題点
があつた。
高くしなければ、相互の接合部に生じる間隙部に
溶融プラスチツクが流入してばりを生じる問題点
があつた。
第１図ａは本考案の射出成形用金型の側面図で
ある。
ある。
本考案に於ける金型は、型板１７に穿設した孔
部１９と、孔部１９に嵌入した入子２１と、孔部
１９と入子２１との接合部に生じた間隙部２３に
目地材２４を埋込んで成るものである。
部１９と、孔部１９に嵌入した入子２１と、孔部
１９と入子２１との接合部に生じた間隙部２３に
目地材２４を埋込んで成るものである。
型板の孔部側壁部と入子の接合部の間隙は目地
材で埋められて間隙は無くなり、間隙に溶融プラ
スチツクの流入が防止される。
材で埋められて間隙は無くなり、間隙に溶融プラ
スチツクの流入が防止される。
第１図は本考案の一実施例である。
全図を通じて同一部分には同一符号を付して示
した。
した。
同図ａの側面図に示す如く、本考案に於いては
固定側の型板１７に穿設した孔部１９、並びに必
要に応じて同様に穿設した移動側の型板１８の孔
部２０に入子２１及び２２を夫々嵌入し、同図ｂ
のＡ部拡大図に示す如く孔部１９及び２０と入子
２１及び２２との接合部に生じた間隙部２３に例
えば半田等の目地材２４を流し込んで埋込み、刃
物等で平滑に仕上げて、溶融プラスチツクの間隙
への流入を防止するようにしたものである。
固定側の型板１７に穿設した孔部１９、並びに必
要に応じて同様に穿設した移動側の型板１８の孔
部２０に入子２１及び２２を夫々嵌入し、同図ｂ
のＡ部拡大図に示す如く孔部１９及び２０と入子
２１及び２２との接合部に生じた間隙部２３に例
えば半田等の目地材２４を流し込んで埋込み、刃
物等で平滑に仕上げて、溶融プラスチツクの間隙
への流入を防止するようにしたものである。
以上説明したように、本考案の射出成形用金型
を使用することで、成形品にばり発生が無くな
り、ばり取り等の後加工が不要となる。
を使用することで、成形品にばり発生が無くな
り、ばり取り等の後加工が不要となる。
又、孔加工及び入子の高精度の加工は不要とな
り、金型の低価格化が実現する等、経済上及び産
業上に多大の効果を奏する。
り、金型の低価格化が実現する等、経済上及び産
業上に多大の効果を奏する。
第１図ａは本考案の射出成形用金型の側面図、
第１図ｂは同図ａのＡ部拡大図、第２図ａは従来
の射出成形用金型の側面図、第２図ｂは同図ａの
射出成形用金型を開いた状態を示す側面図であ
る。 図に於いて、１は固定側型板（キヤビテイプレ
ート）、２は固定側取付板、３は移動側型板、４
は移動側取付板、５は背板、６はガイドピン、７
はロケートリング、８はスプルーブツシユ、９は
押出板、１０は押出ピン、１１はランナー押出ピ
ン、１２は押戻しピン、１３は押出ロツド、１４
は成形品、１５はランナー、１６はゲード、１
７，１８は型板、１９，２０は孔部、２１，２２
は入子、２３は間隙部、２４は目地材である。
第１図ｂは同図ａのＡ部拡大図、第２図ａは従来
の射出成形用金型の側面図、第２図ｂは同図ａの
射出成形用金型を開いた状態を示す側面図であ
る。 図に於いて、１は固定側型板（キヤビテイプレ
ート）、２は固定側取付板、３は移動側型板、４
は移動側取付板、５は背板、６はガイドピン、７
はロケートリング、８はスプルーブツシユ、９は
押出板、１０は押出ピン、１１はランナー押出ピ
ン、１２は押戻しピン、１３は押出ロツド、１４
は成形品、１５はランナー、１６はゲード、１
７，１８は型板、１９，２０は孔部、２１，２２
は入子、２３は間隙部、２４は目地材である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 型板１７に穿設した孔部１９と、 前記孔部１９に嵌入した入子２１と、 前記孔部１９と前記入子２１との接合部に生じ
た間隙部２３に目地材２４を埋込んだことを特徴
とする射出成形用金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11909087U JPH0523306Y2 (ja) | 1987-08-03 | 1987-08-03 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11909087U JPH0523306Y2 (ja) | 1987-08-03 | 1987-08-03 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6425113U JPS6425113U (ja) | 1989-02-10 |
| JPH0523306Y2 true JPH0523306Y2 (ja) | 1993-06-15 |
Family
ID=31364017
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11909087U Expired - Lifetime JPH0523306Y2 (ja) | 1987-08-03 | 1987-08-03 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0523306Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7209428B2 (en) | 2003-06-05 | 2007-04-24 | Pentax Corporation | Optical system of optical pick-up |
| CN100412967C (zh) | 2003-12-18 | 2008-08-20 | 宾得株式会社 | 用于光盘的光学*** |
-
1987
- 1987-08-03 JP JP11909087U patent/JPH0523306Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6425113U (ja) | 1989-02-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0100603B1 (en) | Stabilised core injection molding | |
| JPH0712632B2 (ja) | 金型内振動仕上げ抜き方法 | |
| EP0172536A2 (en) | Injection molding process for molten plastic | |
| JPH0523306Y2 (ja) | ||
| CN214645411U (zh) | 一种微流控离心式测试卡盘镜面模具 | |
| JP3913896B2 (ja) | 射出成形容器及び射出成形金型 | |
| JPH0643083B2 (ja) | ゲート切断方法 | |
| CN208359345U (zh) | 一种汽车前灯罩成型模中的斜顶机构 | |
| JP3713452B2 (ja) | 射出成形用金型 | |
| JP2976264B2 (ja) | 三層構造成形品の射出成形方法およびその金型 | |
| JP2003053784A (ja) | 射出成形方法および射出成形用金型装置 | |
| JP3311685B2 (ja) | 中空体製品の成形方法および成形用金型 | |
| JPH069826Y2 (ja) | 射出圧縮成形用金型の逆流防止装置 | |
| CN221089816U (zh) | 一种多行位结构的注塑模具 | |
| JP2520666B2 (ja) | 射出成形用金型 | |
| JPH0516179A (ja) | 射出成形品 | |
| CN211137944U (zh) | 用于制作汽车格栅注塑模的无熔接痕多点进胶机构 | |
| CN212826615U (zh) | 无接痕汽车内饰立柱模具 | |
| CN212385908U (zh) | 有金属嵌件塑件的注塑模具 | |
| JP3643820B2 (ja) | 異種／異色材一体形の射出成形方法およびその装置 | |
| CN211640801U (zh) | 一种具有凸块缓冲式塑胶模具 | |
| JP4070833B2 (ja) | 中空成形品の射出成形方法および射出成形用金型 | |
| JPH0418834Y2 (ja) | ||
| JP2806447B2 (ja) | 成形方法及び成形装置 | |
| JPH09225967A (ja) | 射出成形金型 |