JP2976264B2 - 三層構造成形品の射出成形方法およびその金型 - Google Patents

三層構造成形品の射出成形方法およびその金型

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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/16Making multilayered or multicoloured articles
    • B29C45/1635Making multilayered or multicoloured articles using displaceable mould parts, e.g. retractable partition between adjacent mould cavities

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、第1層と、第3層と、
これらの層の間の中間層とからなる三層構造成形品を射
出成形により成形する、三層構造成形品の射出成形方法
およびその金型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プラスチック製品は、多種多用にわたっ
ており、その物理的性質あるいは色彩が部分的に異なっ
た三層構造成形品も必要とされている。このような三層
構造の成形品Sは、一般には図4の(イ)、(ロ)に示
されているように、第1層Aと、中間層Bと、第3層C
とをそれぞれ異なる別の金型により射出成形し、そして
これらの層A、B,Cの接触面を接着剤で接合あるいは
溶着して三層構造の成形品Sが形成されている。
【0003】これに対し、図5の(イ)、(ロ)、
(ハ)に各工程が示されているように、一対の金型4
0、42を使用して第3層Cを2次射出成形により成形
する方法も知られている。すなわち第1工程で可動型4
0に、予め別の金型で成形した第1層Aと中間層Bとを
案内棒あるいは位置決め棒41を利用して順次インサー
トし、第2工程で中間型42と型締めし、そして第3工
程で(ロ)に示されているように、インサートされてい
る中間層Bの上方空間にノズル43から取付板46のラ
ンナー44を介して溶融樹脂を射出して第3層Cを成形
し、そして冷却固化を待ってエジェクト装置45で三層
構造の成形品Sを取り出す方法も知られている。
【0004】さらには、図6に示されているように、同
じように金型を使用して、中間層Bを射出成形する方法
も知られている。この方法によると、可動型50のキャ
ビテイ51に、予め成形した第3層Cをインサートし、
その上方に同様に予め成形しておいた第1層Aをインサ
ートし、(ロ)に示されているように中間型54と型締
めする。この時第1層Aは、そのフランジA’がキャビ
テイ51の段部52に係止され、第3層Cの上面と第1
層Aの下面との間に、中間層Bを成形するための空間が
確保される。したがって、射出ノズル53から溶融樹脂
を射出すると、樹脂は中間型54のランナー55および
ゲート56を通って第3層Cの上面と第1層Aの下面と
の間の空間に射出され、中間層Bが成形される。冷却固
化を待って、図6の(ハ)に示されているように、型を
開いてエジェクト装置57で三層構造の成形品Sを取り
出す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
方法によっても三層構造の成形品Sを形成することはで
きるが、色々な欠点がある。例えば、第1層A、中間層
Bおよび第3層Cをそれぞれ異なる別の金型により成形
し、そしてこれらの各層A、B、Cの接触面を接着剤で
接合あるいは溶着して三層構造の成形品を形成する方法
では、これらの各層A、B、Cを成形するために3種類
の金型を必要とし、金型の経費が嵩む欠点がある。また
接着剤、溶着装置等も必要とし、処理工程も、また成形
サイクルも長くなる。したがって、人件費も高くなる欠
点がある。
【0006】これに対して、金型を使用した従来の成形
法にも同様な欠点がある。すなわち図5によって説明し
た、第3層Cを射出成形する方法によると、第1層Aと
中間層Bとを予め成形するための2個の金型を必要と
し、さらに第3層Cを射出成形するための金型も要る。
しかも第3層Cを成形しても、第1層Aと中間層Bは融
着されないので、第3層Cを射出成形する前か、後に第
1層Aと中間層Bを接着あるいは溶着する必要がある。
また、第1層Aと中間層Bを金型40にインサートする
のに手間がかかり、成形サイクルが長くなる。さらには
金型を閉じる工程で、インサートの位置すなわち第1層
Aと中間層Bの位置がずれたり、金型から外れたりして
成形上トラブルが生じ易い欠点もある。また、最後に説
明した中間層Bを射出成形する方法によると、中間層B
を射出成形するときに、中間層Bと第1層Aおよび第3
層Cは溶着されるので、接着の問題はなくなるが、第1
層Aと第3層Cとをそれぞれ成形し、そして中間層Bを
成形するため、計3種類の金型が必要で、同様に金型の
経費が嵩む欠点がある。金型の数が多いと、成形サイク
ルが長くなり、コスト高にもなる点においても変わらな
い。さらには、インサート上のトラブルの問題もある。
以上のように、従来の方法には共通して、成形サイクル
が長くなり、生産性が落ちる欠点がある。したがって、
本発明は短いサイクルで安価に成形することのできる三
層構造成形品の射出成形方法およびその金型を提供する
ことを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に射出成形方法の発明は、第1層Aを成形する第1金型
1と、第3層Cを成形する第3金型5と、これらの金型
1、5の間にスライド可能に設けられ、中間層Bを成形
する第2のスライド金型10とを使用して、一次射出成
形では、第2のスライド金型10のキャビテイ11を塞
いだ状態で溶融樹脂を第1金型1のキャビテイ2と第3
金型5のキャビテイ6とに射出して第1層Aと第3層C
とを成形し、二次射出成形では、第2のスライド金型1
0をそのキャビテイ11が、第1金型1のキャビテイ2
と第3金型5のキャビテイ6とに整合する位置へスライ
ドさせて、溶融樹脂を第2のスライド金型10のキャビ
テイ11に射出して中間層Bを成形するように構成され
る。また、請求項2記載の発明は、第1金型1と、第3
金型5と、これらの金型1、5の間にスライド可能に設
けられている第2のスライド金型10とからなり、前記
第1金型1には第1層Aを成形するための第1キャビテ
イ2が、第3金型5には第3層Cを成形するための第3
キャビテイ6が、そして第2のスライド金型10には中
間層Bを成形するための中間キャビテイ11と透孔12
とがそれぞれ設けられており、前記第2のスライド金型
10は、そのキャビテイ11が、前記第1金型1のキャ
ビテイ2と第3金型5のキャビテイ6とに整合する位置
と、透孔12が整合する位置とにスライド可能であるよ
うに構成される。
【0008】
【作用】第2のスライド金型10をスライドさせて、第
1金型1のキャビテイ2と第3金型5のキャビテイ6と
に第2のスライド金型10の透孔12を整合させる。そ
して型締めする。型締めすると、第1金型1のキャビテ
イ2と第3金型5のキャビテイ6は、第2のスライド金
型10で遮断された形になっている。溶融樹脂を第1金
型1のキャビテイ2と第3金型5のキャビテイ6とに例
えばランナーを挿入して射出する。そうすると、第1金
型1のキャビテイ2で第1層Aが、第3金型5のキャビ
テイ6で第3層Cが成形される。冷却固化を待って型を
緩め、必要に応じてランナーを取り出して、第2のスラ
イド金型10をそのキャビテイ11が、第1金型1のキ
ャビテイ2と第3金型5のキャビテイ6とに整合する位
置までスライドさせる。同様に型締めしてランナーを介
して溶融樹脂を射出する。第1金型1のキャビテイ2と
第3金型5のキャビテイ6には、既に第1層Aと第3層
Cとが射出成形されているので、溶融樹脂は第2のスラ
イド金型10のキャビテイ11のみに射出されて中間層
Bが成形される。冷却固化を待って型を開き、三層構造
成形品Sを取り出す。以下同様な操作を繰り返して成形
する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。本実施例
により成形される三層構造成形品Sは、図3に示されて
いるように、比較的大径の第1層Aと、一番小径の第3
層Cと、これらの層A、Cの間の中間層Bとから成形さ
れている。そしてこの三層構造成形品Sの中央部には透
孔が成形されている。射出成形するための金型の例は、
図1の(イ)に示されている。
【0010】本実施例に係わる金型は、第1層Aを成形
するための第1金型1と、第3層Cを成形するための第
3金型5と、第1金型1と第3金型5との間にスライド
可能設けられ、中間層Bを成形するための第2のスライ
ド金型10と、中間金型20、取付板30、ロケートリ
ング31等から構成されている。そしてこれらの金型
1、5、10、20は、図には示されていないが、従来
周知の手段により型開き方向あるいは型締め方向に適宜
駆動されるようになっている。第1金型1は、第1層A
を成形するためのキャビテイ2を有する。このキャビテ
イ2は透孔状を呈し、その上方には第1層Aのフランジ
部A’を成形するための拡径された段部3が形成されて
いる。第3金型5には、第3層Bを成形するため凹状の
キャビテイ6が設けられ、このキャビテイ6の略中心部
に上向きの棒状突起3が形成されている。この棒状突起
3は、第3層Cの中心孔を成形すると共に、後述する中
間金型20のランナーを位置決めするようにもなってい
る。なお、これらのキャビテイ2、6は全体としてテー
パ状になっている。
【0011】第2のスライド金型10は、中間層Bと同
じ厚みを有し、第1金型1と第3金型5との間に位置し
ている。そして図には示されていないが、例えばダイス
ライド油圧機構で水平方向にスライド的に左右方向に駆
動されるようになっている。第2のスライド金型10に
は、中間層Bを成形するための透孔状のキャビテイ11
が形成され、またこのキャビテイ11と干渉しない位置
に透孔12が設けられている。この透孔12には、一次
射出成形時に後述するランナーが挿通される。中間金型
20には、型締めしたとき第1金型1のキャビテイ2、
第3金型5のキャビテイ6および第2のスライド金型1
0のキャビテイ11あるいは透孔12に挿通されるラン
ナー21が設けられている。このランナー21には、同
様に型締めしたとき、第1金型1のキャビテイ2、第3
金型5のキャビテイ6および第2のスライド金型10の
キャビテイ11にそれぞれ開口するゲート22、23、
24が形成されている。また取付板30には、ランナー
21に連通したスプルー32が形成され、外側にはロケ
ートリング31が取り付けられている。
【0012】次に、上記金型を使用した三層構造成形品
Sの射出成形方法を説明する。図1の(イ)、(ロ)に
示されているように、第2のスライド金型10の透孔1
2が、第1金型1のキャビテイ2と第3金型5のキャビ
テイ6とに整合する位置へ例えばダイスライド油圧機構
でスライドさせる。そして図には示されていない型締め
装置で型締めする。型締めすると、ランナー21の先端
部は、第3金型5のキャビテイ6の略中心部に上向きに
設けられている棒状突起3に係合して位置決めされる。
このように位置決めされるので、バリ取り等の後処理の
少ない射出成形品を得ることができる。従来周知の方法
により射出ノズル33から溶融樹脂Jを射出する(一次
射出成形)。そうすると、樹脂は取付板30のスプルー
32から中間金型20のランナー21を通ってゲート2
2から第1金型1のキャビテイ2に射出される。同時に
ゲート24から第3金型5のキャビテイ6にも射出され
る。ゲート23は第2のスライド金型10の透孔12の
周壁で塞がれているので、このゲート23からは射出さ
れない。この一次射出成形で、第1層Aと第3層Cとを
成形する。
【0013】冷却固化を待って、図2の(イ)に示され
ているように、第1金型1、第3金型5および取付板3
0を適当に離し、ランナー樹脂Rを取り出す。また第2
のスライド金型10のキャビテイ11が、第1金型1の
キャビテイ2と第3金型5のキャビテイ6とに整合する
位置へスライドさせる。そして同様に型締め装置で型締
めする。このときも、ランナー21の先端部は、第3金
型5のキャビテイ6の略中心部に上向きに設けられてい
る棒状突起3に係合して位置決めされる。図2の(ロ)
に示されているように、射出ノズル33’から溶融樹脂
Jを射出する(二次射出成形)。そうすると、樹脂は取
付板30のスプルー32から中間金型20のランナー2
1を通ってゲート23から第2のスライド金型10のキ
ャビテイ11に射出される。ゲート22、24は、既に
成形されている第1層Aと第3層Cとでそれぞれ塞がれ
ているので、これらのゲート22、24からは溶融樹脂
は射出されない。この二次射出成形で、中間層Bを成形
する。
【0014】冷却固化を待って、図3に示されているよ
うに、第1金型1、第3金型5および中間金型20を開
き、エジェクタ装置35で三層構造成形品Sを取り出
す。以下同様な操作を繰り返し射出成形する。
【0015】
【発明の効果】以上のように、本発明によると、第1層
を成形する第1金型と、第3層を成形する第3金型と、
これらの金型の間にスライド可能に設けられ、中間層を
成形する第2のスライド金型とを使用して、一次射出成
形では、第2のスライド金型のキャビテイを塞いだ状態
で溶融樹脂を第1金型のキャビテイと第3金型のキャビ
テイとに射出して第1層と第3層とを成形し、二次射出
成形では、第2のスライド金型をそのキャビテイが、第
1金型のキャビテイと第3金型のキャビテイとに整合す
る位置へスライドさせて、溶融樹脂を第2のスライド金
型のキャビテイに射出して中間層を成形するので、第1
金型と第3金型と第2のスライド金型の1組の金型で、
三層構造成形品を成形することができる。このように金
型の数が少ないので、金型のコストが低く、また射出サ
イクルは短く生産性が向上する。さらには、本発明によ
ると、二次射出成形において中間層が射出成形されるの
で、第1層と第3層は中間層に融着され、従来のように
コスト高になる接着工程が不要となる。請求項2の発明
は、第1金型と、第3金型と、これらの金型の間にスラ
イド可能に設けられている第2のスライド金型とから構
成され、第1金型には第1層を成形するための第1キャ
ビテイが、第3金型には第3層を成形するための第3キ
ャビテイが、そして第2のスライド金型には中間層を成
形するための中間キャビテイと透孔とがそれぞれ設けら
れ、そして第2のスライド金型は、そのキャビテイが、
第1金型のキャビテイと第3金型のキャビテイとに整合
する位置と、透孔が整合する位置とにスライド可能であ
るので、一次射出成形では透孔が整合する位置にスライ
ドさせ、二次射出成形ではそのキャビテイが整合する位
置にスライドさせるだけで、一、二次射出成形による三
層構造成形品を、短いサイクルで安価に成形することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施例を示す図で、その
(イ)は一次射出成形をするために金型を型締めした状
態で示す模式的な断面図であり、(ロ)は一次射出成形
状態を示す模式的な断面図である。
【図2】本実施例の金型により一次射出成形を終わった
状態を示す図であり、その(イ)は金型を開いて第2の
スライド金型をスライドさせた状態を模式的に示す断面
図であり、(ロ)は二次射出成形状態を示す模式的な断
面図である。
【図3】本実施例の金型を開いて三層構造成形品を取り
出している状態を示す模式的な断面図である。
【図4】従来の接着による、三層構造成形品の成形法を
示す図で、その(イ)は各層を分解して、そして(ロ)
は接合して示す斜視図である。
【図5】従来の金型による、三層構造成形品の成形法を
示す図で、その(イ)は一次射出成形品を金型にインサ
ートした状態を、(ロ)は二次射出成形状態を、そして
(ハ)は型開きして三層構造成形品を取り出している状
態をそれぞれ示す、模式的な断面図である。
【図6】従来の金型による他の、三層構造成形品の成形
法を示す図で、その(イ)は一次射出成形品を金型にイ
ンサートしている状態を、(ロ)は二次射出成形状態
を、そして(ハ)は型開きして三層構造成形品を取り出
している状態をそれぞれ示す、模式的な断面図である。
【符号の説明】
1 第1金型 2 第1層を成形するキャビテイ 5 第2金型 6 第3層を成形するキャビテイ 10 第2のスライド金型 11 中間層を成形するキャビテイ 12 透孔 A 第1層 B 中間層 C 第3層 S 三層構造成形品

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1層Aを成形する第1金型1と、第3
    層Cを成形する第3金型5と、これらの金型1、5の間
    にスライド可能に設けられ、中間層Bを成形する第2の
    スライド金型10とを使用して、 一次射出成形では、第2のスライド金型10のキャビテ
    イ11を塞いだ状態で溶融樹脂を第1金型1のキャビテ
    イ2と第3金型5のキャビテイ6とに射出して第1層A
    と第3層Cとを成形し、 二次射出成形では、第2のスライド金型10をそのキャ
    ビテイ11が、第1金型1のキャビテイ2と第3金型5
    のキャビテイ6とに整合する位置へスライドさせて、溶
    融樹脂を第2のスライド金型10のキャビテイ11に射
    出して中間層Bを成形することを特徴とする三層構造成
    形品Sの射出成形方法。
  2. 【請求項2】第1金型1と、第3金型5と、これらの金
    型1、5の間にスライド可能に設けられている第2のス
    ライド金型10とからなり、前記第1金型1には第1層
    Aを成形するための第1キャビテイ2が、第3金型5に
    は第3層Cを成形するための第3キャビテイ6が、そし
    て第2のスライド金型10には中間層Bを成形するため
    の中間キャビテイ11と透孔12とがそれぞれ設けられ
    ており、 前記第2のスライド金型10は、そのキャビテイ11
    が、前記第1金型1のキャビテイ2と第3金型5のキャ
    ビテイ6とに整合する位置と、透孔12が整合する位置
    とにスライド可能であることを特徴とする三層構造成形
    品Sの射出成形用金型。
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