JPH05231435A - 等速自在継手 - Google Patents
等速自在継手Info
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- JPH05231435A JPH05231435A JP4036009A JP3600992A JPH05231435A JP H05231435 A JPH05231435 A JP H05231435A JP 4036009 A JP4036009 A JP 4036009A JP 3600992 A JP3600992 A JP 3600992A JP H05231435 A JPH05231435 A JP H05231435A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide groove
- twisted
- radial
- guide grooves
- outer ring
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D3/00—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
- F16D3/16—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
- F16D3/20—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members
- F16D3/22—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members the rolling members being balls, rollers, or the like, guided in grooves or sockets in both coupling parts
- F16D3/223—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members the rolling members being balls, rollers, or the like, guided in grooves or sockets in both coupling parts the rolling members being guided in grooves in both coupling parts
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16D2003/22306—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members the rolling members being balls, rollers, or the like, guided in grooves or sockets in both coupling parts the rolling members being guided in grooves in both coupling parts having counter tracks, i.e. ball track surfaces which diverge in opposite directions
-
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- F16D2003/22309—Details of grooves
Landscapes
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 クロスグルーブ型の等速自在継手における作
動角を増大させる。 【構成】 外輪１の案内溝１ａは周方向および径方向に
ねじれた形状をなし、軸線Ｘに対して、周方向の一方に
ねじれ、かつ、紙面右側に向かって内径方向に径方向交
差角βをもってねじれた形状の案内溝１ａ１と、周方向
の他方にねじれ、かつ、外径方向に径方向交差角βをも
ってねじれた形状の案内溝１ａ２とからなる。内輪の案
内溝２ａも、外輪１の案内溝１ａと同様に、周方向およ
び径方向にねじれた形状をなし、案内溝１ａ１と対をな
す案内溝２ａ２と、案内溝１ａ２と対をなす案内溝２ａ
２とからなる。案内溝２ａ１、２ａ２は、それぞれ、対
になる案内溝１ａ１、１ａ２に対して、周方向および径
方向に相反した向きにねじれている。
動角を増大させる。 【構成】 外輪１の案内溝１ａは周方向および径方向に
ねじれた形状をなし、軸線Ｘに対して、周方向の一方に
ねじれ、かつ、紙面右側に向かって内径方向に径方向交
差角βをもってねじれた形状の案内溝１ａ１と、周方向
の他方にねじれ、かつ、外径方向に径方向交差角βをも
ってねじれた形状の案内溝１ａ２とからなる。内輪の案
内溝２ａも、外輪１の案内溝１ａと同様に、周方向およ
び径方向にねじれた形状をなし、案内溝１ａ１と対をな
す案内溝２ａ２と、案内溝１ａ２と対をなす案内溝２ａ
２とからなる。案内溝２ａ１、２ａ２は、それぞれ、対
になる案内溝１ａ１、１ａ２に対して、周方向および径
方向に相反した向きにねじれている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のプロペラシャ
フトやドライブシャフト等に使用されるクロスグルーブ
型の等速自在継手の改良に関する。
フトやドライブシャフト等に使用されるクロスグルーブ
型の等速自在継手の改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】クロスグルーブ型の等速自在継手は、対
をなす内輪の案内溝と外輪の案内溝とが周方向の相反し
た向きにねじれた形状をなし、両案内溝の交差したトラ
ック部分でトルク伝達ボールを保持制御するタイプのも
のであるが、その構造上、トルク伝達ボールと案内溝間
のガタツキを少なくすることができるため、特に、ガタ
ツキを嫌う自動車のプロペラシャフトやドライブシャフ
ト等に多用されている。外輪の内周面には、周方向の一
方にねじれた案内溝と他方にねじれた案内溝とが交互に
形成されており、内輪の外周面には、対になる外輪の案
内溝に対して、周方向に相反した向きにねじれた案内溝
が交互に形成されている。
をなす内輪の案内溝と外輪の案内溝とが周方向の相反し
た向きにねじれた形状をなし、両案内溝の交差したトラ
ック部分でトルク伝達ボールを保持制御するタイプのも
のであるが、その構造上、トルク伝達ボールと案内溝間
のガタツキを少なくすることができるため、特に、ガタ
ツキを嫌う自動車のプロペラシャフトやドライブシャフ
ト等に多用されている。外輪の内周面には、周方向の一
方にねじれた案内溝と他方にねじれた案内溝とが交互に
形成されており、内輪の外周面には、対になる外輪の案
内溝に対して、周方向に相反した向きにねじれた案内溝
が交互に形成されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】クロスグルーブ型の等
速自在継手においてトルク伝達ボールが保持制御される
のは、ボールトラックの交差部分にくさび角が形成さ
れ、トルク伝達ボールがこのくさび角によって保持器の
ポケット面に押しやられるためである。これにより、ト
ルク伝達ボールは、常に、ボールトラックの交差部分に
保持され、内・外輪間に角度変位が生じた場合でも、常
に、作動角の角度２等分面内に維持される。このよう
に、クロスグルーブ型の等速自在継手は等速性があり、
しかもガタツキの少ない優れたものであるが、内・外輪
の案内溝をオフセットすることによりトルク伝達ボール
を制御するタイプの等速自在継手に比べて、作動角をあ
まり大きく取ることができないという短所がある。これ
は、作動角を大きく取ると、上記くさび角が反転してし
まい、トルク伝達ボールから保持器に作用する力のバラ
ンスが崩れてしまうためである。そのため、保持器は力
のつりあいが保てなくなり、不安定になる。
速自在継手においてトルク伝達ボールが保持制御される
のは、ボールトラックの交差部分にくさび角が形成さ
れ、トルク伝達ボールがこのくさび角によって保持器の
ポケット面に押しやられるためである。これにより、ト
ルク伝達ボールは、常に、ボールトラックの交差部分に
保持され、内・外輪間に角度変位が生じた場合でも、常
に、作動角の角度２等分面内に維持される。このよう
に、クロスグルーブ型の等速自在継手は等速性があり、
しかもガタツキの少ない優れたものであるが、内・外輪
の案内溝をオフセットすることによりトルク伝達ボール
を制御するタイプの等速自在継手に比べて、作動角をあ
まり大きく取ることができないという短所がある。これ
は、作動角を大きく取ると、上記くさび角が反転してし
まい、トルク伝達ボールから保持器に作用する力のバラ
ンスが崩れてしまうためである。そのため、保持器は力
のつりあいが保てなくなり、不安定になる。
【０００４】一方、このような不都合を解消するための
手段として、内・外輪の案内溝のねじれ角を大きくと
り、くさび角の反転を防止するといった手段が考えられ
る。しかし、内輪および外輪の案内溝は周方向に向きを
変えて交互に形成されているため、隣り合った案内溝と
の干渉を考えると、ねじれ角をそう大きくすることはで
きない。
手段として、内・外輪の案内溝のねじれ角を大きくと
り、くさび角の反転を防止するといった手段が考えられ
る。しかし、内輪および外輪の案内溝は周方向に向きを
変えて交互に形成されているため、隣り合った案内溝と
の干渉を考えると、ねじれ角をそう大きくすることはで
きない。
【０００５】以上のように、クロスグルーブ型の等速自
在継手においては、作動角の増大化が一つの懸案になっ
ており、本発明の目的は、これを解決することにある。
在継手においては、作動角の増大化が一つの懸案になっ
ており、本発明の目的は、これを解決することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の等速自在継手
は、軸線に対して周方向の一方および径方向の一方にね
じれた案内溝と周方向の他方および径方向の他方にねじ
れた案内溝とを内周面に交互に設けた外輪と、外輪の各
案内溝と対をなしてボールトラックを形成し、対をなす
外輪の案内溝に対して、周方向および径方向に相反した
向きにねじれた案内溝を外周面に交互に設けた内輪と、
各ボールトラックに配されたトルク伝達ボールと、トル
ク伝達ボールを保持する保持器とを有する。
は、軸線に対して周方向の一方および径方向の一方にね
じれた案内溝と周方向の他方および径方向の他方にねじ
れた案内溝とを内周面に交互に設けた外輪と、外輪の各
案内溝と対をなしてボールトラックを形成し、対をなす
外輪の案内溝に対して、周方向および径方向に相反した
向きにねじれた案内溝を外周面に交互に設けた内輪と、
各ボールトラックに配されたトルク伝達ボールと、トル
ク伝達ボールを保持する保持器とを有する。
【０００７】
【作用】内・外輪の案内溝は周方向および径方向にねじ
れた形状をなし、対になってボールトラックを形成する
案内溝同士は、周方向および径方向に相反した向きにね
じれている。そのため、ボールトラックは周方向のみな
らず、径方向にも交差した形状になる。このようにし
て、ボールトラックに径方向の交差角を付与することに
より、限界作動角を増大させることができる。これは、
次の理由による。すなわち、トルク伝達ボールと案内溝
の接触角をα、軸線に対する、ボールトラック中心線の
径方向交差角をβ、周方向交差角をγとすると、限界作
動角２θのθは図４に示す式から求めることができる
が、この式において、β＝−π／２〜０の値を代入する
と、β＝０の場合に比べてｔａｎθの絶対値が大きくな
り、θの絶対値が増大するからである。
れた形状をなし、対になってボールトラックを形成する
案内溝同士は、周方向および径方向に相反した向きにね
じれている。そのため、ボールトラックは周方向のみな
らず、径方向にも交差した形状になる。このようにし
て、ボールトラックに径方向の交差角を付与することに
より、限界作動角を増大させることができる。これは、
次の理由による。すなわち、トルク伝達ボールと案内溝
の接触角をα、軸線に対する、ボールトラック中心線の
径方向交差角をβ、周方向交差角をγとすると、限界作
動角２θのθは図４に示す式から求めることができる
が、この式において、β＝−π／２〜０の値を代入する
と、β＝０の場合に比べてｔａｎθの絶対値が大きくな
り、θの絶対値が増大するからである。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従って説明す
る。
る。
【０００９】図１に示すように、この実施例の等速自在
継手は、内周面に案内溝１ａを設けた外輪１、外周面に
案内溝２ａを設けた内輪２、案内溝１ａと案内溝２ａと
の間に形成されるボールトラックに配されたトルク伝達
ボール３、トルク伝達ボール３を保持する保持器４で構
成される。
継手は、内周面に案内溝１ａを設けた外輪１、外周面に
案内溝２ａを設けた内輪２、案内溝１ａと案内溝２ａと
の間に形成されるボールトラックに配されたトルク伝達
ボール３、トルク伝達ボール３を保持する保持器４で構
成される。
【００１０】図２および図３に示すように、外輪１の案
内溝１ａは周方向および径方向にねじれた形状をなし、
図２において軸線Ｘから案内溝１ａをみた場合に、反時
計方向に周方向交差角γをもってねじれ、かつ、紙面裏
側に向かって内径方向に径方向交差角βをもってねじれ
た形状の案内溝１ａ１と、時計方向に周方向交差角γを
もってねじれ、かつ、紙面裏側に向かって外径方向に径
方向交差角βをもってねじれた形状の案内溝１ａ２とか
らなる。案内溝１ａ１と案内溝１ａ２とは外輪１の内周
面に交互に形成されており、それぞれの間で、周方向交
差角γおよび径方向交差角βの向きが相反した関係にな
る。内輪の案内溝２ａも、外輪１の案内溝１ａと同様
に、周方向および径方向にねじれた形状をなし、図３ｂ
に鎖線で示すように、案内溝１ａ１と対をなす案内溝２
ａ１と、案内溝１ａ２と対をなす案内溝２ａ２とからな
る。案内溝２ａ１、２ａ２は、それぞれ、対になる案内
溝１ａ１、１ａ２に対して、相反した向きの周方向交差
角γと、相反した向きの径方向交差角β（いずれの交差
角も軸線Ｘを基準とする。）とをもってねじれている。
案内溝２ａ１と案内溝２ａ２とは内輪２の外周面に交互
に形成され、それぞれの間で、周方向交差角γおよび径
方向交差角βの向きが相反した関係になる。
内溝１ａは周方向および径方向にねじれた形状をなし、
図２において軸線Ｘから案内溝１ａをみた場合に、反時
計方向に周方向交差角γをもってねじれ、かつ、紙面裏
側に向かって内径方向に径方向交差角βをもってねじれ
た形状の案内溝１ａ１と、時計方向に周方向交差角γを
もってねじれ、かつ、紙面裏側に向かって外径方向に径
方向交差角βをもってねじれた形状の案内溝１ａ２とか
らなる。案内溝１ａ１と案内溝１ａ２とは外輪１の内周
面に交互に形成されており、それぞれの間で、周方向交
差角γおよび径方向交差角βの向きが相反した関係にな
る。内輪の案内溝２ａも、外輪１の案内溝１ａと同様
に、周方向および径方向にねじれた形状をなし、図３ｂ
に鎖線で示すように、案内溝１ａ１と対をなす案内溝２
ａ１と、案内溝１ａ２と対をなす案内溝２ａ２とからな
る。案内溝２ａ１、２ａ２は、それぞれ、対になる案内
溝１ａ１、１ａ２に対して、相反した向きの周方向交差
角γと、相反した向きの径方向交差角β（いずれの交差
角も軸線Ｘを基準とする。）とをもってねじれている。
案内溝２ａ１と案内溝２ａ２とは内輪２の外周面に交互
に形成され、それぞれの間で、周方向交差角γおよび径
方向交差角βの向きが相反した関係になる。
【００１１】トルク伝達ボール３は、案内溝１ａ、２ａ
間の交差したトラック部分に位置して、内・外輪１、２
間のトルク伝達を行なう。そして、内・外輪１、２が作
動角を取った場合でも、トルク伝達ボール３は常に交差
したトラック部分に保持され、作動角の角度２等分面内
に維持される。
間の交差したトラック部分に位置して、内・外輪１、２
間のトルク伝達を行なう。そして、内・外輪１、２が作
動角を取った場合でも、トルク伝達ボール３は常に交差
したトラック部分に保持され、作動角の角度２等分面内
に維持される。
【００１２】この等速自在継手は、内・外輪１、２の案
内溝１ａ、２ａが周方向のみならず径方向にもねじれた
形状を有するため、前述したように、限界作動角２θが
従来のものに比べて増大する。例えば、周方向交差角γ
＝１０°の等速自在継手について比較してみると、径方
向交差角βを設けていない（β＝０）ものでは限界作動
角２θが１２．８２°であるのに対し、径方向交差角β
を設けた（β＝−２°とする。）ものでは限界作動角２
θが１５．９０°までアップする。
内溝１ａ、２ａが周方向のみならず径方向にもねじれた
形状を有するため、前述したように、限界作動角２θが
従来のものに比べて増大する。例えば、周方向交差角γ
＝１０°の等速自在継手について比較してみると、径方
向交差角βを設けていない（β＝０）ものでは限界作動
角２θが１２．８２°であるのに対し、径方向交差角β
を設けた（β＝−２°とする。）ものでは限界作動角２
θが１５．９０°までアップする。
【００１３】尚、本発明は、内・外輪の案内溝とトルク
伝達ボールの接触状態が、アンギュラコンタクト、サー
キュラコンタクトのいずれの場合でも適用可能である。
但し、アンギュラコンタクトの場合は、案内溝の径方向
交差角を図２に示すような向きに設ける必要がある。サ
ーキュラコンタクトの場合は、案内溝の径方向交差角を
図２に示すような向きに設けても良いし、あるいは、逆
向きに設けても良い。つまり、案内溝１ａ１を紙面裏側
に向かって外径方向にねじり、案内溝１ａ２を内径方向
にねじるようにしても良い。さらに、径方向交差角をす
べてのトラックについて同一の向き（ラッパ状）に設け
るようにしても良い。これは、サーキュラコンタクトの
場合、接触角の向きが案内溝間で逆になるため内部でう
まく釣り合いがとれるためであると考えられる。
伝達ボールの接触状態が、アンギュラコンタクト、サー
キュラコンタクトのいずれの場合でも適用可能である。
但し、アンギュラコンタクトの場合は、案内溝の径方向
交差角を図２に示すような向きに設ける必要がある。サ
ーキュラコンタクトの場合は、案内溝の径方向交差角を
図２に示すような向きに設けても良いし、あるいは、逆
向きに設けても良い。つまり、案内溝１ａ１を紙面裏側
に向かって外径方向にねじり、案内溝１ａ２を内径方向
にねじるようにしても良い。さらに、径方向交差角をす
べてのトラックについて同一の向き（ラッパ状）に設け
るようにしても良い。これは、サーキュラコンタクトの
場合、接触角の向きが案内溝間で逆になるため内部でう
まく釣り合いがとれるためであると考えられる。
【００１４】
【発明の効果】本発明によれば、内・外輪の案内溝を周
方向のみならず径方向にもねじれた形状としたので、ク
ロスグルーブ型の等速自在継手において、限界作動角を
従来のものに比べて増大させることができる。
方向のみならず径方向にもねじれた形状としたので、ク
ロスグルーブ型の等速自在継手において、限界作動角を
従来のものに比べて増大させることができる。
【図１】本発明の実施例に係わる等速自在継手を示す断
面図である。
面図である。
【図２】図１における外輪のＡ方向矢視図である。
【図３】図２における外輪の１−１断面図（図ａ）、外
輪の内周面を平面に展開した図（図ｂ）である。
輪の内周面を平面に展開した図（図ｂ）である。
【図４】限界作動角２θを求める式を示す図である。
１ 外輪 １ａ 案内溝 ２ 内輪 ２ａ 案内溝 ３ トルク伝達ボール ４ 保持器 β 周方向交差角 γ 径方向交差角 ２θ 限界作動角
Claims (1)
- 【請求項１】 軸線に対して周方向の一方および径方向
の一方にねじれた案内溝と周方向の他方および径方向の
他方にねじれた案内溝とを内周面に交互に設けた外輪
と、外輪の各案内溝と対をなしてボールトラックを形成
し、対をなす外輪の案内溝に対して、周方向および径方
向に相反した向きにねじれた案内溝を外周面に交互に設
けた内輪と、各ボールトラックに配されたトルク伝達ボ
ールと、トルク伝達ボールを保持する保持器とを有する
ことを特徴とする等速自在継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4036009A JPH05231435A (ja) | 1992-02-24 | 1992-02-24 | 等速自在継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4036009A JPH05231435A (ja) | 1992-02-24 | 1992-02-24 | 等速自在継手 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05231435A true JPH05231435A (ja) | 1993-09-07 |
Family
ID=12457766
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4036009A Pending JPH05231435A (ja) | 1992-02-24 | 1992-02-24 | 等速自在継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05231435A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6071195A (en) * | 1997-02-08 | 2000-06-06 | Gkn Automotive Ag | Constant velocity universal ball joint |
| JP2007092964A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-12 | Ntn Corp | クロスグルーブ型等速自在継手 |
| EP1947358A1 (en) * | 2005-10-19 | 2008-07-23 | Ntn Corporation | Cross groove type constant velocity universal joint |
| US7785205B2 (en) | 2005-03-24 | 2010-08-31 | Ntn Corporation | Cross groove constant velocity universal joint |
| DE10103550B4 (de) * | 2001-01-26 | 2013-01-31 | Volkswagen Ag | Kugelverschiebegelenk |
| WO2014173636A1 (de) * | 2013-04-22 | 2014-10-30 | Gkn Driveline International Gmbh | Kugelgleichlaufgelenk in form eines käfiglosen verschiebegelenks sowie verfahren zur herstellung eines gelenkinnenteils |
| WO2023037745A1 (ja) * | 2021-09-10 | 2023-03-16 | 日立Astemo株式会社 | プロペラシャフト用の等速ジョイントおよびプロペラシャフト |
-
1992
- 1992-02-24 JP JP4036009A patent/JPH05231435A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6071195A (en) * | 1997-02-08 | 2000-06-06 | Gkn Automotive Ag | Constant velocity universal ball joint |
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