JPH05231018A - 立体駐車場 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【構成】 管理装置に、車両を入庫する日時を棚情報と
関連付けて記憶する記憶手段と、その記憶手段の記憶情
報を表示する表示手段と、車両を出庫するときに管理装
置に対して棚情報を指定する棚情報指定手段とが設けら
れ、管理装置が、車両を出庫するときには、棚情報指定
手段により指定された棚情報に基づいて出庫すべき車両
の棚を判別できるように構成されている立体駐車場。 【効果】 ドライバーが、各棚に入庫されている車両の
入庫された日時を見ることによって、自分が入庫した車
両がどの棚に収納されているかを知ることができるか
ら、例えばドライバーが駐車券を紛失した場合など、車
両を出庫するときに管理装置に駐車券を提供することが
できない事態が起こった場合にも、所望の車両が出庫で
きなくなるという不都合を解消した立体駐車場を提供す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、車両を収納する複数の
棚を上下方向に並べて備える車両収納ラックと、車両の
入庫又は出庫のための外部連通部と、外部連通部と複数
の棚との間にわたり車両を搬送する昇降式の車両搬送装
置と、車両搬送装置の動作を制御して車両の入出庫を管
理する管理装置とが設けられ、管理装置が、車両を入庫
するときには、その車両を収納する棚を識別する棚情報
が記録された駐車券を発券し、且つ、車両を出庫すると
きには、駐車券に記録されている棚情報に基づいて出庫
すべき車両の棚を判別するように構成されている立体駐
車場に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、この種の立体駐車場において、管
理装置は、車両を出庫するときには、駐車券に記録され
ている棚情報に基づいて出庫すべき車両の棚を判別する
ように構成されていた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術によれば、例えばドライバーが駐車券を紛失した
場合など、車両を出庫するときに管理装置に駐車券を提
供することができない事態が起こった場合には、所望の
車両が出庫できなくなるという不都合があった。本発明
の目的は、上述の従来欠点を解消する点にある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明による立体駐車場
の特徴構成は、管理装置に、車両を入庫する日時を棚情
報と関連付けて記憶する記憶手段と、その記憶手段の記
憶情報を表示する表示手段と、車両を出庫するときに管
理装置に対して棚情報を指定する棚情報指定手段とが設
けられ、管理装置が、車両を出庫するときには、棚情報
指定手段により指定された棚情報に基づいて出庫すべき
車両の棚を判別できるように構成されている点にある。

【０００５】

【作用】本発明の特徴構成によれば、ドライバーは、ま
ず、記憶手段に記憶されている記憶情報を表示手段に表
示することによって、各棚に入庫されている車両の入庫
された日時を見ることができるから、その入庫日時から
自分が入庫した車両がどの棚に収納されているかを知る
ことができる。そして、ドライバーが、棚情報指定手段
により、自分が入庫した車両が収納されている棚の棚情
報を管理装置に対して指定することができるから、管理
装置は出庫すべき車両の棚を判別することができる。

【０００６】

【発明の効果】本発明の特徴構成によれば、管理装置
が、棚情報指定手段によって指定された棚情報により出
庫すべき車両の棚を判別することができるから、車両を
出庫するときに管理装置に駐車券を提供することができ
ない事態が起こった場合であっても、所望の車両が出庫
できなくなるという不都合を解消した立体駐車場を提供
することができる。

【０００７】

【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図１に示す立体駐車場は、複数個の棚１を
上下方向に並べたラック部分に車両Ｇを収納する車両収
納ラックＡと、その地上階部分に形成され、外部連通口
２有し、ドライバーによって前記車両Ｇが進入され、且
つドライバーによって前記車両Ｇが退出される外部連通
部Ｂと、昇降部３を備え前記車両収納ラックＡと前記外
部連通部Ｂとの間にわたり前記車両Ｇの搬送を行う車両
搬送装置Ｃとを備えて成る。

【０００８】以後、本実施例において、外部連通口２よ
り外部連通部Ｂの奥を臨む方向を立体駐車場の奥行方向
とし、前記奥行方向と直交し外部連通口２の開口の横幅
にわたる方向を立体駐車場の横幅方向とする。

【０００９】前記車両収納ラックＡは、その内部におい
て前記奥行方向の両側に一対のラック部分を備え、その
夫々が複数個の棚１を上下方向に並べて備えている。そ
して、前記棚１は、車両搭載用のパレットＰと、パレッ
トＰの長手方向両端縁部を載架支持する一対の受け枠１
ａ，１ａを並置して構成され、車両Ｇは、パレットＰに
搭載された状態で収納される。前記一対のラック部分の
間には、昇降用通路Ｓが、各ラック部分の側脇に沿い且
つその下端は外部連通部Ｂに突入するように形成されて
いる。

【００１０】前記外部連通部Ｂは、外部連通口２を有
し、車両Ｇの入庫のとき及び出庫のときにはその内部に
前記昇降部３が位置する状態となり、下部には昇降用通
路Ｓの下端に連設するようにピット４が設けられ、ピッ
ト４内に昇降操作及び旋回操作可能なターンテーブル５
ａを備えた旋回装置５が備えられて成る。パレットＰ
は、外部連通部Ｂにおいてその長手方向が外部連通口２
を向くように載置され、車両Ｇが自走することによって
積み降ろしされる。入庫作業において車両Ｇが積み込ま
れたパレットＰは、旋回装置５のターンテーブル５ａが
上昇されることによってターンテーブル５ａ上に担持さ
れ、９０度旋回され、昇降部３の上昇に伴って昇降部３
上に移載される。出庫作業においては、パレットＰは、
昇降部３が下降するに伴って前記上げ位置にあるターン
テーブル５ａ上に移載され、９０度旋回されて外部連通
部Ｂに載置される。また、外部連通口２には、開閉駆動
装置（図示しない）によって自動開閉される外部連通扉
２ａが設けられている。

【００１１】前記車両搬送装置Ｃは、前述の旋回装置５
と、図２に示す、パレットＰを搭載して昇降用通路Ｓ内
を昇降する昇降部３と、昇降部３を昇降させる昇降駆動
機構Ｄとから構成されている。前記昇降部３は、フレー
ム３ａと、パレットＰを載置支持し且つ棚１との間での
移載を行う２本の伸縮フォーク３ｂと、フレーム３ａの
長手方向両側端部にそれぞれ垂直に立設する側板３ｃ
と、その側板３ｃの上部に屋根状に取り付けられた遮蔽
体３ｄと、床板３ｅとから構成されている。前記昇降駆
動機構Ｄは、２系統の索状体６により昇降部３及びバラ
ンスウェイト７を接続し、索状体６を、吊下プーリー８
ａ，８ｂ，８ｃ，８ｄ及び昇降駆動装置９の駆動プーリ
ー９ａに巻回することによって構成されている。従っ
て、昇降部３は、その長手方向が前記横幅方向を向き、
昇降用通路Ｓ内に索状体６により吊下支持され、昇降駆
動装置９の作動によって昇降移動させられる。

【００１２】図３には、車両搬送装置Ｃの動作を制御し
て車両Ｇの入出庫を管理する管理装置Ｈが示されてい
る。管理装置Ｈは、マイクロコンピュータによる制御部
１０を主要部とし、駐車券Ｋの発券を行い、且つ、駐車
券Ｋに記録された情報の読み取りを行う駐車券処理装置
１１が備えられ、インターフェイス１２を介して外部連
通扉２ａと昇降部３と旋回装置５とが接続され、外部連
通扉２ａの自動開閉、駐車券Ｋの処理、及び、車両搬送
装置Ｃによる車両Ｇの搬送などを制御すべく構成されて
いる。駐車券Ｋは、例えば磁気的手段などにより、少な
くとも車両Ｇを収納する棚１を識別する棚情報としての
棚番号Ｎが記録され、且つ、記録された棚番号Ｎが駐車
券処理装置１１によって読み取り自在なように構成され
ている。従って、管理装置Ｈは、車両Ｇを入庫するとき
には、棚番号Ｎが記録された駐車券Ｋを発券し、車両Ｇ
を出庫するときには、駐車券処理装置１１に提供される
駐車券Ｋに記録されている棚番号Ｎに基づいて出庫すべ
き車両Ｇの棚１を判別して、車両Ｇを出庫するように構
成されており、通常、立体駐車場を使用する者が車両Ｇ
を出庫するためには、入庫の際に発券された駐車券Ｋを
駐車券処理装置１１に提供することが必要となる。

【００１３】また、制御部１０には、カレンダー機能付
の時計１３と、車両Ｇの入庫日時、出庫日時などを棚情
報Ｎと関連付けて記憶する記憶手段１４と、その記憶手
段１４の記憶情報を表示する表示手段１５と、車両Ｇを
出庫するときに管理装置Ｈに対して棚情報Ｎを指定する
棚情報指定手段１６とが接続されている。制御部１０
は、車両Ｇの入庫作業及び出庫作業が行われる度に、時
計１３によって計測される入庫日時、又は、出庫日時
を、各棚に対応させて記憶手段１４に記憶させる。さら
に制御部１０は、記憶手段１４の記憶情報を検索整理し
て種々の画面を構成し、表示手段１５に表示させること
ができる。また、制御部１０は、車両Ｇを出庫するとき
には、棚情報指定手段１６により指定された棚情報とし
ての棚番号Ｎに基づいて出庫すべき車両Ｇの棚１を判別
できるように構成されている。

【００１４】尚、制御部１０には、カード処理装置１７
が接続され、会員カード１８のアクセスができるように
構成されている。会員カード１８は、例えば磁気的手段
などにより、会員ナンバー、及び、会員の氏名などが記
録されており、それらの記録情報が、カード処理装置１
７によって読み取り自在なように構成されている。車両
Ｇの入庫作業及び出庫作業において会員カード１８のア
クセスがあった場合には、制御部１０は、時計１３によ
って計測される入庫日時又は出庫日時、及び、会員カー
ド１８から読み取られた会員ナンバー及び会員の氏名
を、各棚に対応させて記憶手段１４に記憶させる。

【００１５】図４には、外部連通口２の側脇に備えられ
た、管理装置Ｈの操作パネル１９が示されている。操作
パネル１９には、入庫作業又は出庫作業に係る手順や利
用情報などを立体駐車場を使用する者に対して示すべ
く、種々の画面が表示される表示部２０と、駐車券処理
装置１１の駐車券挿入口１１ａが備えられている。表示
部２０は、いわゆるタッチパネル式の入力装置としての
機能も備えており、画面上に表示されたスイッチ部分を
指でタッチすることによって、管理装置Ｈに対して種々
の情報を入力できるように構成されている。前述の表示
手段１５及び棚情報指定手段１６は、すべてこの表示部
２０の表示画面として構成される。駐車券挿入口１１ａ
は、車両Ｇの入庫のときには、駐車券Ｋが吐出され、出
庫のときには、駐車券Ｋが挿入されるべく構成されてい
る。尚、本実施例の場合には、駐車券挿入口１１ａは、
カード処理装置１７のカード挿入口１７ａとしての機能
も果たすように構成されている。

【００１６】本発明による立体駐車場の、車両Ｇの入庫
作業及び出庫作業は以下の様に行う。ドライバーは車両
Ｇを運転して、外部連通部Ｂの外部連通口２の前にやっ
て来る。立体駐車場が、車両Ｇを入庫可能な状態にある
場合には、外部連通部Ｂには昇降部３が位置し、パレッ
トＰが載置され、外部連通扉２ａが開かれている。入庫
作業を連続して行う使用形態（以下、「入庫優先モー
ド」と言う。）においては、この状態がホーム・ポジシ
ョンとなる。出庫作業を連続して行う使用形態（以下、
「出庫優先モード」と言う。）で使用されている場合に
は、外部連通扉２ａは通常閉じられており、ドライバー
が管理装置Ｈに入庫を指示することによって、前記入庫
可能状態にすることができる。この指示も上述のタッチ
パネル式の表示部２０によって行う。車両Ｇは、自走し
て外部連通部Ｂ内に進入し、パレットＰ上に搭載され、
エンジンを停止してサイドブレーキで固定され、ドライ
バーが下車する。車両Ｇの搬入を終えたドライバーは、
管理装置Ｈの前にやって来る。このとき管理装置Ｈの表
示部２０には、図５に示す画面が表示されている。ドラ
イバーは、外部連通部Ｂ内の安全を確認したのち、画面
上のスイッチ部分２１に指で触れることによって、管理
装置Ｈに車両Ｇの入庫を指示する。尚、このときドライ
バーが会員カード１８を所持している場合には、カード
処理装置１７によって、会員カード１８のアクセスを行
う。管理装置Ｈは、車両搬送装置Ｃを制御して、車両Ｇ
の入庫操作を開始する。同時に制御部１０は、時計１３
による車両Ｇの入庫日時を、棚番号Ｎに対応させて記憶
手段１４に記憶させ、駐車券処理装置１１によって駐車
券Ｋを発券する。ドライバーは、駐車券Ｋを受け取り入
庫作業を終了する。

【００１７】出庫作業は、以下の様に行う。ドライバー
は、入庫の際に受け取った駐車券Ｋを持って管理装置Ｈ
の前にやって来る。表示部２０には、図５に示す表示画
面が表示されており、ドライバーは、スイッチ表示部分
２２によって出庫作業の開始を指示し、続いて駐車券挿
入口１１ａに駐車券Ｋを挿入することによって、車両Ｇ
を出庫することができる。尚、このときドライバーが会
員カード１８を所持している場合には、カード処理装置
１７によって、会員カード１８のアクセスを行う。立体
駐車場が入庫作業や他の出庫作業を行っている状態にあ
る場合には、表示部２０には図５に示す表示画面が表示
されておらず、ドライバーは表示されるまで待つことに
なる。出庫作業が開始された後、車両搬送装置Ｃによっ
て車両Ｇが外部連通部Ｂに搬出されると、外部連通扉２
ａが開かれる。同時に制御部１０は、時計１３による車
両Ｇの出庫日時を、棚番号Ｎに対応させて記憶手段１４
に記憶する。ドライバーは、車両Ｇに乗り込み、車両Ｇ
を運転して外部連通部Ｂから走り去り、車両Ｇの出庫作
業を終了する。

【００１８】さて、例えばドライバーが駐車券Ｋを紛失
してしまった場合など、駐車券処理装置１１に駐車券Ｋ
が提供されない場合には、以下の様に出庫作業を行うこ
とができる。管理装置Ｈの前にやって来たドライバー
は、図５に示す表示画面における運転実績キー表示部分
２３を押す。表示部２０には、図６に示す表示画面が表
示される。図中の、全明細キー表示部分２４を押すと、
表示部２０には、記憶手段１４の記憶情報を表示する表
示手段１５としての、図７に示す表示画面が表示され
る。図７に示す表示画面には、管理装置Ｈが行った入庫
作業及び出庫作業の日時２５が、その作業に係る棚番号
Ｎと共に経時的に示されている。ドライバーは、自分の
車両Ｇを入庫しただいたいの日時を覚えていさえすれ
ば、図７に示す表示画面から、自分の車両Ｇが収納され
ている棚番号Ｎを知ることができる。そして、終了キー
表示部分２６により、図５に示す表示画面にもどる。次
に、ドライバーは、図中の指定出庫キー表示部分２７を
押す。表示部２０には、車両Ｇを出庫するときに管理装
置Ｈに対して棚情報Ｎを指定する棚情報指定手段１６と
しての、図８に示す表示画面が表示される。ドライバー
は、数字キー表示部分２８により、棚番号Ｎを入力す
る。管理装置Ｈは、入力された棚番号Ｎに基づいて出庫
すべき車両Ｇの棚１を判別し、車両Ｇを出庫する。従っ
て、ドライバーは、駐車券Ｋを駐車券処理装置１１に提
供しなくても、車両Ｇを出庫することができる。

【００１９】尚、表示部２０には、図６に示す表示画面
の棚別累積キー表示部分２９を操作することによって、
図９に示す表示画面、及び、図１０に示す表示画面を表
示することができる。図９に示す表示画面には、車両Ｇ
を収納する各棚１のそれぞれの入庫回数３０及び出庫回
数３１が、棚番号Ｎに対応させて表示してある。図中の
棚番号欄の５番の棚番号にかかっているマーカー３２
（斜線部分）は、上下移動キー３３，３４により棚番号
欄において移動させることができる。そして、セットキ
ー３５により、図１０に示す表示画面を表示させること
ができる。図１０に示す表示画面は、上述のマーカー３
２により指定された棚番号５番の棚についての、車両Ｇ
の入庫及び出庫の日時３６の記録が経時的に示されてい
る。

【００２０】さらに、表示部２０には、図６に示す表示
画面の会員別累積キー表示部分３７を操作することによ
って、図１１に示す表示画面、及び、図１２に示す表示
画面を表示することができる。図１１に示す表示画面に
は、各会員についての、会員番号３８、会員の氏名３
９、立体駐車場の使用回数４０、及び、使用時間４１が
示されている。この表示画面においても、マーカー４２
によって会員番号３８を選択することができ、図１２に
示す表示画面を表示することができる。図１２に示す表
示画面は、上述のマーカー４２により指定された会員
「ヤマモト タロウ」についての、車両Ｇの入庫及び出
庫の日時４３の記録が経時的に示されている。

【００２１】〔別実施例〕表示画面の構成、種類、及
び、数は例示にすぎず、適宜変更可能である。

【００２２】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。

【図面の簡単な説明】

【図１】立体駐車場の全体構造を示す側面図

【図２】車両搬送装置の構造を示す斜視図

【図３】管理装置の構成を示すブロック線図

【図４】管理装置の操作パネルを示す正面図

【図５】表示部の表示画面

【図６】表示部の表示画面

【図７】表示部の表示画面

【図８】表示部の表示画面

【図９】表示部の表示画面

【図１０】表示部の表示画面

【図１１】表示部の表示画面

【図１２】表示部の表示画面

【符号の説明】

Ａ 車両収納ラック Ｂ 外部連通部 Ｃ 車両搬送装置 Ｇ 車両 Ｈ 管理装置 Ｋ 駐車券 Ｎ 棚情報 １ 棚 １４ 記憶手段 １５ 表示手段 １６ 棚情報指定手段

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 車両（Ｇ）を収納する複数の棚（１）を
   上下方向に並べて備える車両収納ラック（Ａ）と、前記
   車両（Ｇ）の入庫又は出庫のための外部連通部（Ｂ）
   と、前記外部連通部（Ｂ）と前記複数の棚（１）との間
   にわたり前記車両（Ｇ）を搬送する昇降式の車両搬送装
   置（Ｃ）と、前記車両搬送装置（Ｃ）の動作を制御して
   前記車両（Ｇ）の入出庫を管理する管理装置（Ｈ）とが
   設けられ、 前記管理装置（Ｈ）が、前記車両（Ｇ）を入庫するとき
   には、その車両（Ｇ）を収納する前記棚（１）を識別す
   る棚情報（Ｎ）が記録された駐車券（Ｋ）を発券し、且
   つ、前記車両（Ｇ）を出庫するときには、前記駐車券
   （Ｋ）に記録されている前記棚情報（Ｎ）に基づいて出
   庫すべき車両（Ｇ）の棚（１）を判別するように構成さ
   れている立体駐車場であって、 前記管理装置（Ｈ）に、前記車両（Ｇ）を入庫する日時
   を前記棚情報（Ｎ）と関連付けて記憶する記憶手段（１
   ４）と、その記憶手段（１４）の記憶情報を表示する表
   示手段（１５）と、前記車両（Ｇ）を出庫するときに前
   記管理装置（Ｈ）に対して前記棚情報（Ｎ）を指定する
   棚情報指定手段（１６）とが設けられ、 前記管理装置（Ｈ）が、前記車両（Ｇ）を出庫するとき
   には、前記棚情報指定手段（１６）により指定された棚
   情報（Ｎ）に基づいて出庫すべき車両（Ｇ）の棚（１）
   を判別できるように構成されている立体駐車場。