JPH0523078Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0523078Y2 JPH0523078Y2 JP6948888U JP6948888U JPH0523078Y2 JP H0523078 Y2 JPH0523078 Y2 JP H0523078Y2 JP 6948888 U JP6948888 U JP 6948888U JP 6948888 U JP6948888 U JP 6948888U JP H0523078 Y2 JPH0523078 Y2 JP H0523078Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- frame
- tip
- support piece
- support frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Chairs Characterized By Structure (AREA)
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は事務用椅子の座盤と背当盤の傾斜角度
が相対的に変るリクライニング装置に関するもの
である。
が相対的に変るリクライニング装置に関するもの
である。
従来の技術
座盤の傾斜角度に対応して背当盤の傾斜角度が
自動的に変わるリクライニング装置は、例えば、
実開昭60−117742号公報所截の通り公知である。
自動的に変わるリクライニング装置は、例えば、
実開昭60−117742号公報所截の通り公知である。
この従来例は、脚杆の上端に固定した基枠の後
端にくの字状の長孔を設け、該長孔に移動可能に
貫通させた枢軸に、基枠先端に一端を取付けたガ
ススプリングの他の一端と背当盤支持枠の先端と
を回動可能に取付け、背当盤支持枠には、先端側
を前記基枠に回動可能に取付けた座盤支持枠を回
動可能に枢着した構造になつている。
端にくの字状の長孔を設け、該長孔に移動可能に
貫通させた枢軸に、基枠先端に一端を取付けたガ
ススプリングの他の一端と背当盤支持枠の先端と
を回動可能に取付け、背当盤支持枠には、先端側
を前記基枠に回動可能に取付けた座盤支持枠を回
動可能に枢着した構造になつている。
考案が解決しようとする問題点
従来構造のものは、ガススプリングの伸縮によ
つてくの字状の長孔に貫通させた枢軸が該長孔に
添つて移動して座盤および背当盤の傾斜角度が相
対的に変わるようになつている。
つてくの字状の長孔に貫通させた枢軸が該長孔に
添つて移動して座盤および背当盤の傾斜角度が相
対的に変わるようになつている。
従つて、ガススプリングの伸縮量に対応して長
孔の形態を決めねばならないので加工精度上問題
があるのみならず、前記の枢軸はガススプリング
の伸縮によつて長孔のくの字形に沿つて強制的に
移動するため、長孔縁部が摩耗し、枢軸と長孔間
がガタつき、延いては座盤等の傾斜角度を一定に
保てなくなる。
孔の形態を決めねばならないので加工精度上問題
があるのみならず、前記の枢軸はガススプリング
の伸縮によつて長孔のくの字形に沿つて強制的に
移動するため、長孔縁部が摩耗し、枢軸と長孔間
がガタつき、延いては座盤等の傾斜角度を一定に
保てなくなる。
本考案は斯様な従来例の欠点を除去することを
目的として案出したものである。
目的として案出したものである。
問題点を解決するための手段
脚杆の上端に中間部を固定した基枠の後端に支
持片を前後方向に移動可能に摺嵌し、該支持片と
前記基枠の先端との間に、操作材によつて伸縮す
るガススプリングを架設すると共に、支持片に先
端を回動可能に枢着した背当盤支持枠の後端と、
前記基枠の先端に先端を回動可能に枢着した座盤
支持枠の後端とを互いに回動可能に枢着して構成
するものである。
持片を前後方向に移動可能に摺嵌し、該支持片と
前記基枠の先端との間に、操作材によつて伸縮す
るガススプリングを架設すると共に、支持片に先
端を回動可能に枢着した背当盤支持枠の後端と、
前記基枠の先端に先端を回動可能に枢着した座盤
支持枠の後端とを互いに回動可能に枢着して構成
するものである。
実施例
図面は本考案に係る事務用椅子のリクライニン
グ装置の一実施例を示し、図示１は脚杆、２は脚
杆１の上端に中間部を固定して横設した基枠であ
る。
グ装置の一実施例を示し、図示１は脚杆、２は脚
杆１の上端に中間部を固定して横設した基枠であ
る。
基枠２の後端上面には一対のＬ形片３，３を相
対設して案内溝４，４を設け、該案内溝４，４に
下端両側を摺嵌して支持片５を前後方向に移動可
能に前記基枠２に組付けてある。この支持片５の
中央部には伸縮杆６ａを固定し、該伸縮杆６ａを
出入自在にしたシリンダ６ｂの端部を支持部片７
に固定して、ガススプリング６を支持片５と基枠
２の先端との間に架設してある。
対設して案内溝４，４を設け、該案内溝４，４に
下端両側を摺嵌して支持片５を前後方向に移動可
能に前記基枠２に組付けてある。この支持片５の
中央部には伸縮杆６ａを固定し、該伸縮杆６ａを
出入自在にしたシリンダ６ｂの端部を支持部片７
に固定して、ガススプリング６を支持片５と基枠
２の先端との間に架設してある。
図示８は背当盤支持枠で、背当盤支持枠８は前
記支持片５を挟持するようにして配した一対の先
部片８′，８′において枢支ピン９によつて支持片
５に回動可能に枢着され、先部片８′，８′を連絡
する後部片８″に図示省略した背当盤の支持杆１
０を取付けてある。
記支持片５を挟持するようにして配した一対の先
部片８′，８′において枢支ピン９によつて支持片
５に回動可能に枢着され、先部片８′，８′を連絡
する後部片８″に図示省略した背当盤の支持杆１
０を取付けてある。
１１は座盤支持枠で、座盤支持枠１１は一対の
後部片１１′，１１′の後端において第一枢軸１２
によつて前記背当盤支持枠８の先部片８′，８′の
基端と回動可能に枢着され、該支持枠１１の先端
側は前記基枠２の先端に設けた側部片２′，２′に
第二枢軸１３によつて回動可能に枢着してある。
後部片１１′，１１′の後端において第一枢軸１２
によつて前記背当盤支持枠８の先部片８′，８′の
基端と回動可能に枢着され、該支持枠１１の先端
側は前記基枠２の先端に設けた側部片２′，２′に
第二枢軸１３によつて回動可能に枢着してある。
図示１４は座盤支持枠に取付けた座盤枠で、こ
の座盤枠１４によつてリクライニング装置Ａを構
成する前記各部材は套装されている。
の座盤枠１４によつてリクライニング装置Ａを構
成する前記各部材は套装されている。
図示１５は座盤枠１４より導出した操作材（図
面では一部省略してある）で、この操作材１５を
操作することによつてリクライニング装置は作動
するようになつており、第１図および第２図の状
態において操作材１５を操作してガススプリング
６を伸長すなわち伸縮杆６ａをシリンダ６ｂより
突出させると、伸縮杆６ａを取付けた支持片５は
案内溝４に沿つて後退し、支持片５に枢着した背
当盤支持枠８は枢支ピン９を支点に立ち上り方向
に回動して座盤支持枠１１（座盤枠１４）は相対
的に後方上りに傾斜角度を変える（第３図）。
面では一部省略してある）で、この操作材１５を
操作することによつてリクライニング装置は作動
するようになつており、第１図および第２図の状
態において操作材１５を操作してガススプリング
６を伸長すなわち伸縮杆６ａをシリンダ６ｂより
突出させると、伸縮杆６ａを取付けた支持片５は
案内溝４に沿つて後退し、支持片５に枢着した背
当盤支持枠８は枢支ピン９を支点に立ち上り方向
に回動して座盤支持枠１１（座盤枠１４）は相対
的に後方上りに傾斜角度を変える（第３図）。
また、第１図および第２図の状態から、ガスス
プリング６を縮小させると、支持片５は案内溝４
に沿つて前進し、背当盤支持枠８は降下方向に回
動し、座盤支持枠１１は相対的に後方下りに傾斜
角度を変えるのである（第４図）。
プリング６を縮小させると、支持片５は案内溝４
に沿つて前進し、背当盤支持枠８は降下方向に回
動し、座盤支持枠１１は相対的に後方下りに傾斜
角度を変えるのである（第４図）。
考案の効果
本考案は前記の通りの構成であるから、ガスス
プリングの伸縮方向と同方向に支持片が移動し、
該支持片の移動によつて、背当盤支持枠と座盤支
持枠の傾斜角度を相対的に無理なく変えることが
できる。
プリングの伸縮方向と同方向に支持片が移動し、
該支持片の移動によつて、背当盤支持枠と座盤支
持枠の傾斜角度を相対的に無理なく変えることが
できる。
従来例のごとく、特定個所に無理な力が負荷さ
れないから、永年使用によるガタつきが生じるこ
とがない耐久的な製品を提供できる。
れないから、永年使用によるガタつきが生じるこ
とがない耐久的な製品を提供できる。
図面は本考案に係る事務用椅子のリクライニン
グ装置の一実施例を示し、第１図は平面図、第２
図は縦断面図、第３図は座盤を後方上りにした状
態の縦断面図、第４図は同後方下りにした状態の
縦断面図である。 １……脚杆、２……基枠、５……支持片、６…
…ガススプリング、８……背当盤支持枠、１１…
…座盤支持枠。
グ装置の一実施例を示し、第１図は平面図、第２
図は縦断面図、第３図は座盤を後方上りにした状
態の縦断面図、第４図は同後方下りにした状態の
縦断面図である。 １……脚杆、２……基枠、５……支持片、６…
…ガススプリング、８……背当盤支持枠、１１…
…座盤支持枠。
Claims (1)
- 脚杆の上端に中間部を固定した基枠の後端に支
持片を前後方向に移動可能に摺嵌し、該支持片と
前記基枠の先端との間に、操作材によつて伸縮す
るガススプリングを架設すると共に、支持片に先
端を回動可能に枢着した背当盤支持枠の後端と、
前記基枠の先端に先端を回動可能に枢着した座盤
支持枠の後端とを互いに回動可能に枢着した事務
椅子のリクライニング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6948888U JPH0523078Y2 (ja) | 1988-05-26 | 1988-05-26 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6948888U JPH0523078Y2 (ja) | 1988-05-26 | 1988-05-26 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01177550U JPH01177550U (ja) | 1989-12-19 |
| JPH0523078Y2 true JPH0523078Y2 (ja) | 1993-06-14 |
Family
ID=31294766
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6948888U Expired - Lifetime JPH0523078Y2 (ja) | 1988-05-26 | 1988-05-26 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0523078Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006346272A (ja) * | 2005-06-17 | 2006-12-28 | Family Co Ltd | 椅子型マッサージ機 |
-
1988
- 1988-05-26 JP JP6948888U patent/JPH0523078Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01177550U (ja) | 1989-12-19 |
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