JPH05228064A - パン製造機 - Google Patents

パン製造機

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JPH05228064A
JPH05228064A JP3910392A JP3910392A JPH05228064A JP H05228064 A JPH05228064 A JP H05228064A JP 3910392 A JP3910392 A JP 3910392A JP 3910392 A JP3910392 A JP 3910392A JP H05228064 A JPH05228064 A JP H05228064A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bread
yeast
container
kneading
ingredients
Prior art date
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Pending
Application number
JP3910392A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Oshita
孝博 大下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP3910392A priority Critical patent/JPH05228064A/ja
Publication of JPH05228064A publication Critical patent/JPH05228064A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 練り羽根にイースト容器を併設して、ばらつ
きなく安定的に出来ばえの良いパンを焼き上げるパン製
造機を提供することを目的とする。 【構成】 練り羽根6に取り付ける支持軸23の先端に
イースト容器22を設けることにより、部品点数を増す
ことなく、混練工程が始まるまでイーストと水等のパン
材料が触れるのを防ぎながら、混練時にイーストを他の
パン材料上に投下し混ぜ合わすことができるため、タイ
マー使用の有無にかかわらず、安定的に出来ばえの良い
パンを焼き上げるパン製造機が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は容器内に練り羽根を有す
るパン製造機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パン製造機は部品点数の少ない安
定的に出来ばえの良いものが要望されるようになってき
た。
【0003】以下に従来のパン製造機について説明す
る。図5は従来のパン製造機の構成を示すものである。
図5において、1はシャーシ、2は本体上、3は本体下
で、シャーシ1には焼成室4とモータ5が取り付けら
れ、焼成室4内にはパン材料を混練する練り羽根6を具
備し着脱自在なパン容器7と、ヒータ8と、パン容器7
の温度を検知する温度検知部9が配設されている。10
は焼成室4を開閉する内蓋、11は本体上2に回動自在
に軸支される外蓋、12は内蓋10と外蓋11の間に配
設されイーストがセットされるイースト容器、13はレ
バー14を介してソレノイド15により開閉される弁で
ある。16は前記温度検知部9により検知された温度情
報や時間等に基づいてモータ5,ヒータ8,ソレノイド
15の通電を制御し、混練,ねかし,イースト落下,発
酵,焼成の各工程を自動的に行う操作部材を内蔵し、焼
き上げ時間の設定や調理のスタート等を行う制御装置で
ある。17はモータ5を駆動するコンデンサ、18はモ
ータ5の回転力を練り羽根6に伝達するベルト、19は
電源コードである。
【0004】以上のように構成されたパン製造機につい
て、以下その動作について説明する。パン容器7にイー
スト以外のパン材料をセットして運転をスタートする
と、まず、モータ5が練り羽根6を駆動しパン材料を混
練する混練工程が始まるとともに、パン生地の温度に応
じ混練を停止してパン生地をねかした後、ソレノイド1
5を動作させてイースト容器12にセットしたイースト
をパン生地上に落下し、再度混練を行う。次に、混練さ
れたパン生地をヒータ8と温度検知部9と制御装置によ
り所定の時間発酵温度に保ちつつ、途中モータ5により
複数回のガス抜きを行う発酵工程、さらに形を整えなが
らパン生地を仕上げる整形発酵工程を経て、最後にパン
生地を焼き上げる焼成工程を行い、パンを焼き上げてい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、イーストが水等のパン材料と別にセット
され、混練工程が始まるまでイーストと水が混じり合う
ことがないため、タイマー使用の有無にかかわらず、ば
らつきなく安定的に出来ばえの良いパンを焼き上げるこ
とができるが、イースト容器12,弁13,レバー1
4,ソレノイド15等の部品が必要で、部品点数が多く
なるとともに組立工数も増加していた。
【0006】一方、上記に示したイースト容器12,弁
13,レバー14,ソレノイド15等の部品を持たず、
パン容器7の中にすべてのパン材料をセットする簡単な
構成を有するものもあったが、この場合就寝前にセット
して朝に焼き上がるタイマー運転を行うと、すべてのパ
ン材料はパン容器7の中にいっしょに入れられたままの
状態で、夜間9時間にわたって放置されるため、その間
に水がパン材料中に染み込んでいきイースト,水,小麦
粉,砂糖等が混じり合って、発酵が進行したりイースト
が変質したりすることにより、パンのふくらみが悪かっ
たり、パンの天面がへこんだり、パンの発酵臭が強くな
ったりして、パンの出来ばえが悪くばらつきが大きいと
いう問題点を有していた。
【0007】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、タイマー使用時においてもソレノイド等の多くの部
品点数を使うことなく、イーストと水等のパン材料が混
じり合うのを防止し、タイマー使用の有無にかかわら
ず、ばらつきなく安定的に出来ばえの良いパンを焼き上
げるパン製造機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のパン製造機は、第1の手段として、練り羽根
の軸嵌合部に取り付けられる支持軸の先端に、イースト
をセットするイースト容器を着脱自在に設けた構成を有
している。
【0009】また、第2の手段は、練り羽根にイースト
がセットされるイースト収納部を一体的に設けた構成を
有している。
【0010】また、第3の手段は、練り羽根の下部にパ
ン容器底面の一部を覆い隠すようなリブを一体的に設け
た構成を有している。
【0011】
【作用】この構成によって、第1の手段では、イースト
が水等のパン材料と別にセットされるため、混練工程が
始まるまでイーストと水等のパン材料が混じり合うのを
防ぐことができるとともに、混練工程が始まるとイース
ト容器がパン容器の軸または練り羽根とともに回転する
ため、その遠心力でイーストは自動的にパン材料上に投
下される。したがって、タイマー使用の有無にかかわら
ず、ばらつきなく安定的に出来ばえの良いパンを焼き上
げることができる。また上記イースト容器を着脱自在に
設けることにより、パンにイースト容器の跡が残るのを
防ぎ、イーストセット時の使い勝手も良くできる。
【0012】また、第2の手段では、第1の手段と同様
な作用により、混練工程が始まるまでイーストと水等の
パン材料が混じるのを防ぐとともに、混練工程が始まる
と遠心力でイーストは自動的にパン材料上に投下される
ため、パンの出来ばえを向上することができるととも
に、練り羽根にイースト収納部を一体的に設けることに
より、イースト容器のセット忘れや紛失を防ぐこともで
きる。
【0013】さらに第3の手段では、パン容器底面にセ
ットされたイーストを、練り羽根の下部に設けたリブに
より覆い隠せるため、混練工程が始まるまでイーストと
水等のパン材料が混じり合うのを防ぎ、混練工程が始ま
ると練り羽根と上記リブの覆いが回転し、イーストは水
等のパン材料と混練される。したがって、上記手段と同
様に安価にパンの出来ばえを向上することができる。
【0014】
【実施例】
(実施例1)以下本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。なお、従来例と同一構成部品には同
じ符号で示し説明は省略する。
【0015】図1,図2において、パン容器7はモータ
5によりベルト18を介して駆動される軸20を具備
し、練り羽根6は軸20に着脱される軸嵌合部21を具
備している。22はイーストをセットするイースト容器
で、イーストが水等の他のパン材料と触れないよう高所
に配置されるとともに、パン材料混練時に練り羽根6と
ともに回転し、その遠心力でイーストが落下するような
皿状に形成され、下方に突設された支持軸23を介して
軸嵌合部21に着脱自在に取り付けられている。
【0016】以上のように構成されたパン製造機につい
て、図1および図2を用いてその動作を説明する。ま
ず、パン材料をセットする前に、イースト容器22の支
持軸23を練り羽根6の軸嵌合部21に挿着し、その後
で小麦粉,砂糖,塩,ドライミルク,バター,水等のイ
ースト以外のパン材料をパン容器7にセットし、イース
トは高所に配設されたイースト容器22の上にセットさ
れる。そのため、混練工程が始まるまでイーストが水等
の他のパン材料と触れるのを容易に防止することがで
き、タイマー運転時にイーストが水と触れないよう材料
セットに気を使わなくても、出来ばえの良いパンを焼き
上げることができる。つぎに、混練工程が始まると、イ
ースト容器22が練り羽根6とともに回転され、その遠
心力でイーストは自動的にパン容器7中のパン材料上に
投下される。
【0017】以上のように本実施例によれば、ソレノイ
ド等の部品点数を増すことなく、イーストと水等のパン
材料が触れるのを防ぐことにより、過発酵による発酵臭
の強いパンやふくらみの悪いパンが焼き上がるのを防止
し、タイマー使用の有無にかかわらず、ばらつきなく安
定的に出来ばえの良いパンを焼き上げることができる。
また、上記イースト容器22を着脱自在に設けることに
より、図2(b)に示すように、パンがふくらんでいく
につれてパン生地が皿状のイースト容器22を徐々に押
し上げ、支持軸23を軸嵌合部21より外すため、パン
の中にイースト容器22の跡が残るのを防ぐとともに、
パンの取り出し性も良くすることができ、お手入れ等の
使い勝手も良くできる。
【0018】(実施例2)以下本発明の第2の実施例に
ついて図面を参照しながら説明する。なお、実施例1と
同一構成部品には同じ符号で示し説明は省略する。
【0019】図3において、24はパン容器7の軸20
に着脱自在に取り付けられパン材料を混練する練り羽根
で、軸20に着脱される軸嵌合部25と、軸嵌合部25
に固定して設けられる羽根至26とで構成され、軸嵌合
部25の上部にはイーストをセットするイースト収納部
27が、イーストと水等の他のパン材料が触れないよう
に一体的に配設され、パン材料混練時の回転による遠心
力でイーストが落下するような皿状に形成されている。
【0020】以上のように構成されたパン製造機につい
て、図3を用いてその動作を説明する。イースト以外の
パン材料はパン容器7にセットされ、イーストのみ水等
の他のパン材料が触れないよう配設されたイースト収納
部27にセットされるため、混練工程が始まるまでイー
ストが水等の他のパン材料と触れるのを容易に防止する
ことができる。つぎに、混練工程が始まると、イースト
収納部27が練り羽根24とともに回転され、その遠心
力でイーストは自動的にパン容器7中のパン材料上に投
下されるため、イーストと他のパン材料を混練すること
ができる。
【0021】以上のように本実施例によれば、実施例1
と同じように、タイマー使用の有無にかかわらず、ばら
つきなく安定的に出来ばえの良いパンを焼き上げること
ができる。また、実施例1と異なり、イースト収納部2
7を練り羽根24に一体的に設けることにより、イース
ト収納部27のセット忘れや紛失を防ぐこともでき、使
い勝手を向上することもできる。
【0022】(実施例3)以下本発明の第3の実施例に
ついて図面を参照しながら説明する。なお、実施例1と
同一構成部品には同じ符号で示し説明は省略する。
【0023】図4において、28はパン容器の軸20に
着脱自在に取り付けられパン材料を混練する練り羽根
で、軸20に着脱される軸嵌合部29と、軸嵌合部29
に固定して設けられる羽根板30とで構成され、羽根板
30の下部にはパン容器底面の一部を覆い隠すようなリ
ブ31が一体的に設けられている。
【0024】以上のように構成されたパン製造機につい
て図4を用いてその動作を説明する。まず、材料セット
はイーストのみを最初にパン容器7底面にセットし、そ
のイーストを上記リブ31で覆い隠すように練り羽根2
8をパン容器7の軸20に取り付けた後、水以外のパン
材料をパン容器7にセットし、最後に水をセットするこ
とにより、リブ31がイーストと他のパン材料を遮断す
るため、イーストが水等の他のパン材料と触れるのを容
易に防止することができる。つぎに、混練工程が始まる
と、リブ31は練り羽根28とともに回転し、イースト
は自動的にパン容器7中の他のパン材料と混練される。
【0025】以上のように本実施例によれば、実施例1
と同じように、部品点数を増すことなくタイマー使用の
有無にかかわらず、ばらつきなく安定的に出来ばえの良
いパンを焼き上げることができる。
【0026】なお、実施例1では支持軸23を練り羽根
6の軸嵌合部21に取り付けたが、パン容器7の軸20
に取り付けてもよい。また、実施例2ではイースト収納
部27を軸嵌合部23の上部に設けたが、羽根板26に
設けてもよい。
【0027】
【発明の効果】以上の実施例の説明より明らかなように
本発明は、第1の手段では、練り羽根に、イーストをセ
ットするイースト容器を着脱自在に設けることにより、
ソレノイド等の駆動部品を使うことなく、混練工程が始
まるまでイーストと水等のパン材料が触れるのを防ぎな
がら、混練工程が始まるまでイーストと水等のパン材料
が触れるのを防ぎながら、混練時にイーストを他のパン
材料上に投下できるため、タイマー使用の有無にかかわ
らず、安定的に出来ばえの良いパンを焼き上げることが
できるとともに、パン中にイースト容器の跡が残るのを
防ぎ、パンの取り出し性も向上できるものである。
【0028】また、第2の手段では練り羽根にイースト
をセットするイースト収納部を一体的に設けることによ
り、部品点数を増すことなく、混練時にイーストを他の
パン材料上に投下できるため、タイマー使用の有無にか
かわらず、安定的に出来ばえの良いパンを焼き上げるこ
とができるとともに、イースト収納部のセット忘れや粉
失を防ぎ、使い勝手も向上できるものである。
【0029】さらに、第3の手段では、練り羽根の下部
にパン容器底面を覆い隠すようなリブを一体的に設ける
ことにより、部品点数を増すことなく、混練工程が始ま
るまでイーストと水等のパン材料が触れるのを防ぎなが
ら、混練時にイーストを他のパン材料と混ぜ合わすこと
ができるため、タイマー使用の有無にかかわらず、安定
的に出来ばえの良いパンを焼き上げるパン製造機を実現
できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるパン製造機の正
面断面図
【図2】(a)同パン容器の材料混練前の断面図 (b)同パン容器のパン焼き上げ後の断面図
【図3】本発明の第2の実施例におけるパン容器の断面
【図4】本発明の第3の実施例におけるパン容器の断面
【図5】従来のパン製造機の正面断面図
【符号の説明】
4 焼成室 5 モータ 6 練り羽根 7 パン容器 16 制御装置 21 軸嵌合部 22 イースト容器 23 支持軸 27 イースト収納部 31 リブ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 焼成室と焼成室内に設けられるパン容器
    と、パン容器内の材料を混練する練り羽根と、前記練り
    羽根を駆動するモータと、モータを制御する制御装置を
    備え、前記練り羽根の軸嵌合部に取り付けられる支持軸
    の先端に、イーストをセットするイースト容器を設けた
    パン製造機。
  2. 【請求項2】 練り羽根にイーストがセットされるイー
    スト収納部を一体的に設けた請求項1記載のパン製造
    機。
  3. 【請求項3】 練り羽根の下部にパン容器底面を覆い隠
    すようなリブを一体的に設けた請求項1記載のパン製造
    機。
JP3910392A 1992-02-26 1992-02-26 パン製造機 Pending JPH05228064A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3910392A JPH05228064A (ja) 1992-02-26 1992-02-26 パン製造機

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JP3910392A JPH05228064A (ja) 1992-02-26 1992-02-26 パン製造機

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JPH05228064A true JPH05228064A (ja) 1993-09-07

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ID=12543737

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JP3910392A Pending JPH05228064A (ja) 1992-02-26 1992-02-26 パン製造機

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