JPH05226918A - アンテナ内蔵型測位装置 - Google Patents

アンテナ内蔵型測位装置

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JPH05226918A
JPH05226918A JP2928492A JP2928492A JPH05226918A JP H05226918 A JPH05226918 A JP H05226918A JP 2928492 A JP2928492 A JP 2928492A JP 2928492 A JP2928492 A JP 2928492A JP H05226918 A JPH05226918 A JP H05226918A
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JP
Japan
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cover member
housing
positioning device
antenna
built
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Pending
Application number
JP2928492A
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English (en)
Inventor
Masahiro Higami
雅弘 日上
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製品としての容積の減少が図れかつ使用時に
常に測位動作を行うことが可能なアンテナ内蔵型測位装
置を提供する。 【構成】 開閉可能なカバー部材(34、63、73)
と、このカバー部材に組み込まれた平面アンテナ(3
5)とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ナビゲーションシステ
ム等に用いられるアンテナ内蔵型の測位装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ナビゲーション用測位装置の多くは船舶
用や車載用であり、そのアンテナは測位装置とは別個の
部品で構成されている。しかしながら、携帯用のナビゲ
ーションシステムでは、測位装置自体にアンテナを内蔵
することが必要となる。
【0003】図12及び図13は従来のアンテナ内蔵型
測位装置の一例の外観構造をそれぞれ示す斜視図であ
る。図12の測位装置においては、ハウジング10の上
面にキー部11及び表示部12と並んでアンテナ部13
が設けられている。また、図13の測位装置において
は、ハウジング20の上面にキー部21及び表示部22
が設けられており、このハウジング20の側部に回動式
のヘリカルアンテナ部23が設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したごとき従来の
アンテナ内蔵型測位装置によると、CD(コンパクトデ
ィスク)メモリドライバを付加的に設けかつ小型化を図
ろうとした場合、アンテナ収納部を確保することが大き
な問題となる。これは、アンテナが電波を受信するとい
う性質上、その上面に他の構成部品を配置することがで
きないためである。このため、表示部の面積を小さくす
る、ハウジングの表面の面積を大きくする、又はアンテ
ナを裏面に配置する等が考えられるが、いずれも操作性
の低下を招いてしまう。
【0005】従って本発明は、製品としての容積の減少
が図れかつ使用時に常に測位動作を行うことが可能なア
ンテナ内蔵型測位装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、開閉可
能なカバー部材と、このカバー部材に組み込まれた平面
アンテナとを備えたアンテナ内蔵型測位装置が提供され
る。
【0007】カバー部材がCD収納部用のカバー部材で
あってもよいし、表示部用のカバー部材であってもよ
い。
【0008】この表示部用のカバー部材が回転により開
閉するように構成されているかもしれない。
【0009】さらに、平面アンテナ及び電子部品間を電
気的に接続するケーブルと、電子部品を囲繞する筐体と
を備えており、この筐体に上述のケーブルを嵌装するた
めの凹部が設けられているかもしれない。
【0010】
【作用】通常はデッドスペースであるカバー部材に平面
アンテナが組み込まれているため、製品としての容積の
減少が図れかつ使用時に常に測位動作を行うことが可能
となる。
【0011】
【実施例】以下図面を用いて本発明の実施例を詳細に説
明する。
【0012】図1は本発明の一実施例としてアンテナ内
蔵型のナビゲーション用測位装置の外観構造を概略的に
示す斜視図である。
【0013】同図に示すように、ハウジング30の上面
にはキー部31及び表示部32が並んで設けられてお
り、さらにこれらキー部31及び表示部32の隣の上面
にはCD(コンパクトディスク)メモリ33の収納部カ
バー部材34が配置されている。この収納部カバー部材
34は非金属製であり、その内側にはマイクロストリッ
プパッチアンテナである平面アンテナ35が組み込まれ
ている。収納部カバー部材34は、矢印36に示す方向
に回動して開閉できるように構成されている。収納部カ
バー部材34の隣にはCDメモリドライバ制御用のキー
部37が設けられている。
【0014】このように、通常はデッドスペースである
収納部カバー部材34に平面アンテナ35が組み込まれ
ているため、ナビゲーション用測位装置の容積の減少が
図れる。しかも、平面アンテナ35が上面に位置するた
め、使用時に常に測位動作を行うことが可能となる。
【0015】図2は収納部カバー部材34の部分の構造
を明らかにするために図1をII−II線で切断した断面図
である。従って、収納部カバー部材34以外の部分の構
成は図2では省略されている。
【0016】平面アンテナ35は収納部カバー部材34
の裏面に固着されており、その出力端子はコネクタ38
を介して通信ケーブル39に接続されている。収納部カ
バー部材34には、さらに、装着されたCDメモリ33
を固定するためのCD押え部材40が取り付けられてい
る。
【0017】周知のごとく、ナビゲーションシステムに
おいては、CDメモリ33内にマップデータ等の多量の
データを格納しておくことが行われている。
【0018】図3は本実施例によるナビゲーション用測
位装置の内部構成を説明するための分解図である。
【0019】ハウジング30の内側には、前述したキー
部31におけるキーボード41、表示部32における表
示プレート42、及びCDメモリドライバ制御用のキー
部37におけるキーボード43の他に、CDメモリドラ
イバ45、制御基板46、各種電子部品が内蔵されてい
る金属製の筐体47、及び電池48が基板49上に載置
されている。筐体47内の電子部品と平面アンテナ35
とは同軸の通信ケーブル39により接続されている。
【0020】図4は筐体47内の構成を説明するための
図である。
【0021】筐体47内には、同軸ケーブル39を介し
て平面アンテナ35に接続されたアナログ回路47a
と、このアナログ回路47aからのアナログ信号をデジ
タル信号に変換するA/D変換回路47bと、デジタル
回路47cとが順次直線状に配置されており、デジタル
回路47cの出力端子はデジタル信号線50を介して制
御基板46に接続されている。
【0022】同図からも明らかのように、本実施例で
は、アナログ入力端子とデジタル出力端子とが筐体47
の互いに反対側の側面に位置するように構成されてい
る。これにより、信号47dは直線状に流れることとな
ってノイズの影響が軽減される。逆に、図14に示すよ
うに、アナログ入力端子とデジタル出力端子とが筐体5
1の同一側面に位置するように配置された従来技術で
は、信号51dがループ状に流れることとなってアナロ
グ回路51aがデジタル回路51cからノイズを受けて
しまうのである。
【0023】アナログ入力端子とデジタル出力端子とが
筐体47の互いに反対側の側面に位置することにより、
アナログ入力用の同軸ケーブル39を反対側の面に取り
回すこととなるが、この場合のケーブル39の曲り部の
曲率半径R(図5参照)は、ケーブル39の容量の影響
を避けるため、R≦5rとすることが好ましい。ただ
し、rはケーブル39の直径である。
【0024】同軸ケーブル39を筐体47の反対側面へ
取り回す方法としては、図6に示すように単にケーブル
を筐体47の側壁に沿って回し込んでもよいが、これに
よるとケーブルを保持する保持部材が必要となると共に
同軸ケーブルの直径分だけ全体の形状が大きくなってし
まう。このため、図7に示すように筐体52の上面の辺
部(少なくとも一辺部)を切り欠いてケーブルの直径分
を見込んだ凹部53を設けこの凹部53に同軸ケーブル
54を嵌装するか、又は図8に示すように筐体55の上
面の一部にケーブルの直径分を見込んだ凹部56を設け
この凹部56に同軸ケーブル57を嵌装することが好ま
しい。これによって同軸ケーブルの引き回しにより占め
られるスペースを削減することが可能となり、ナビゲー
ション用測位装置の容積のさらなる減少を図ることがで
きる。
【0025】図9は本発明の他の実施例としてアンテナ
内蔵型のナビゲーション用測位装置の外観構造を概略的
に示す斜視図であり、図10はそのナビゲーション用測
位装置のカバー部材を回転させて開いた状態を示す斜視
図である。
【0026】両図に示すように、ハウジング60の上面
にはキー部61及び表示部62が並んで設けられてい
る。非使用時にこの表示部62の上を覆うように表示部
用カバー部材63が配置されている。このカバー部材6
3は軸63aを中心にハウジング60の上面と平行に回
動できるように構成されたおり、使用時は図10に示す
ように回転せしめられて開かれ表示部62が見えるよう
にする。カバー部材62の内側にはマイクロストリップ
パッチアンテナである平面アンテナが組み込まれてい
る。
【0027】このように、通常はデッドスペースである
表示部用カバー部材63に平面アンテナが組み込まれて
いるため、ナビゲーション用測位装置の容積の減少が図
れる。もちろん、非使用時における表示部62の保護に
も有利である。しかも、この平面アンテナが上面に位置
するため、使用時に常に測位動作を行うことが可能とな
る。
【0028】図11は本発明のさらに他の実施例として
アンテナ内蔵型のナビゲーション用測位装置の外観構造
を概略的に示す斜視図である。
【0029】同図に示すように、ハウジング70の上面
にはキー部71及び表示部72が並んで設けられてい
る。非使用時にこの表示部72の上を覆うように表示部
用カバー部材73が設けられている。このカバー部材7
3は軸73aを中心に回動できるように構成されたお
り、使用時は同図に示すように回転させて開かれ表示部
72が見えるようにする。カバー部材73の内側にはマ
イクロストリップパッチアンテナである平面アンテナが
組み込まれている。
【0030】このように、通常はデッドスペースである
表示部用カバー部材63に平面アンテナが組み込まれて
いるため、ナビゲーション用測位装置の容積の減少が図
れる。もちろん、非使用時における表示部72の保護に
も有利である。しかも、この平面アンテナが上面に位置
するため、使用時に常に測位動作を行うことが可能とな
る。
【0031】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、開閉可能なカバー部材と、このカバー部材に組み込
まれた平面アンテナとを備えているため、製品としての
容積の減少が図れかつ使用時に常に測位動作を行うこと
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としてアンテナ内蔵型のナビ
ゲーション用測位装置の外観構造を概略的に示す斜視図
である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図1の実施例によるナビゲーション用測位装置
の分解図である。
【図4】図1の実施例における筐体内の構成を説明する
ための図である。
【図5】同軸ケーブルの曲り部の曲率半径を説明する図
である。
【図6】同軸ケーブルを筐体の反対側面へ取り回す方法
の一例を示す斜視図である。
【図7】同軸ケーブルを筐体の反対側面へ取り回す方法
の一例を示す斜視図である。
【図8】同軸ケーブルを筐体の反対側面へ取り回す方法
の一例を示す斜視図である。
【図9】本発明の他の実施例としてアンテナ内蔵型のナ
ビゲーション用測位装置の外観構造を概略的に示す斜視
図である。
【図10】図9のナビゲーション用測位装置のカバー部
材を回転させて開いた状態を示す斜視図である。
【図11】本発明のさらに他の実施例としてアンテナ内
蔵型のナビゲーション用測位装置の外観構造を概略的に
示す斜視図である。
【図12】従来の測位装置の一例の外観構造を示す斜視
図である。
【図13】従来の測位装置の他の例の外観構造を示す斜
視図である。
【図14】筐体内の電子回路の従来の配置を説明する図
である。
【符号の説明】
30、60、70 ハウジング 31、37、61、71 キー部 32、62、72 表示部 33 CDメモリ 34、63、73 カバー部材 35 平面アンテナ 39、54、57 通信ケーブル 47、52、55 筐体 53、56 凹部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉可能なカバー部材と、該カバー部材
    に組み込まれた平面アンテナとを備えたことを特徴とす
    るアンテナ内蔵型測位装置。
  2. 【請求項2】 CD収納部を備えており、前記カバー部
    材が該CD収納部用のカバー部材である請求項1に記載
    のアンテナ内蔵型測位装置。
  3. 【請求項3】 表示部を備えており、前記カバー部材が
    該表示部用のカバー部材である請求項1に記載のアンテ
    ナ内蔵型測位装置。
  4. 【請求項4】 前記表示部用のカバー部材が回転により
    開閉するように構成されている請求項3に記載のアンテ
    ナ内蔵型測位装置。
  5. 【請求項5】 前記平面アンテナ及び電子部品間を電気
    的に接続するケーブルと、前記電子部品を囲繞する筐体
    とを備えており、該筐体に前記ケーブルを嵌装するため
    の凹部が設けられている請求項1に記載のアンテナ内蔵
    型測位装置。
JP2928492A 1992-02-17 1992-02-17 アンテナ内蔵型測位装置 Pending JPH05226918A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2928492A JPH05226918A (ja) 1992-02-17 1992-02-17 アンテナ内蔵型測位装置

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JP2928492A JPH05226918A (ja) 1992-02-17 1992-02-17 アンテナ内蔵型測位装置

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JPH05226918A true JPH05226918A (ja) 1993-09-03

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JP2928492A Pending JPH05226918A (ja) 1992-02-17 1992-02-17 アンテナ内蔵型測位装置

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JP (1) JPH05226918A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006271688A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Olympus Corp 内視鏡装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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